7181 かんぽ生命保険 2019-11-14 15:00:00
通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年 11 月 14 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 か ん ぽ 生 命 保 険
代 表 者 名 取締役兼代表執行役社長 植平 光彦
(コード番号:7181 東証第一部)
問 合 せ 先 広報部( T E L . 0 3 - 3 4 77-2357 )
通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、最近の業績の動向等を踏まえ、2019 年8月9日の 2020 年3月期第1四半期決算発表時
に開示した 2020 年3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の連結業績予想を下記のとおり修
正することとしましたので、お知らせいたします。
記
1.通期連結業績予想数値の修正の内容
2020 年3月期連結業績予想数値(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
(単位:百万円)
親会社株主に帰属する 1株当たり
経常収益 経常利益
当期純利益 当期純利益
前回発表予想(A) 7,180,000 190,000 93,000 165 円 03 銭
今回発表予想(B) 7,180,000 270,000 134,000 237 円 79 銭
増減額(B-A) ― 80,000 41,000 ―
増減率(%) ― 42.1 44.1 ―
(参考)前期実績
7,916,655 264,870 120,480 200 円 86 銭
(2019 年3月期)
2.修正の理由
当社の通期連結業績予想につきまして、2020 年3月期第2四半期決算の結果を踏まえ、また、2020
年3月期第3四半期以降の業務運営の影響を勘案し、業績予想を修正します。
2019 年7月中旬以降、お客さまからのお問い合わせ、ご訪問依頼に最優先で対応し、郵便局・か
んぽ生命支店による積極的なかんぽ商品のご提案を控えていることから、年度を通じた新契約は前
期に比べて大きく減少するものと見込んでいます。
前回公表した業績予想からの主な変動要因は、以下のとおりです。
① 保険料収入の減少
② 責任準備金積立負担の減少
③ 資産運用収益の増加
④ お客さま対応に伴う費用の増加
⑤ 新契約の減少に伴う販売費用の減少
⑥ 契約者配当準備金繰入額の増加
⑦ 法人税等支払の増加
【経常収益】
経常収益は、
「①保険料収入の減少」が見込まれるものの、それに伴う「②責任準備金積立負担の
減少」が同時に見込まれること、加えて「③資産運用収益の増加」が見込まれることから、業績予
想を据え置きとします。
【経常利益】
経常利益は、
「④お客さま対応に伴う費用の増加」が見込まれるものの、一方で「⑤新契約の減少
に伴う販売費用の減少」および「③資産運用収益の増加」がそれを上回ることを踏まえ、業績予想
を上方修正します。
【親会社株主に帰属する当期純利益】
親会社株主に帰属する当期純利益は、上記の理由による経常利益の上方修正に、
「⑥契約者配当準
備金繰入額の増加」および「⑦法人税等支払の増加」の影響を加味して、業績予想を上方修正しま
す。
なお、新契約の減少は、短期的には、保険料収入(予定新契約費)の減少を経費支出(新契約手
数料)の減少が上回るため、業績にプラスの影響を及ぼしますが、中長期的には、業績にマイナス
の影響を及ぼすものであるため、お客さまの信頼回復に全力で取り組み、企業価値の向上を目指し
てまいります。
今回の業績予想の修正理由による、当社の健全性を示す連結ソルベンシー・マージン比率への影
響は軽微であり、引き続き問題のない水準にあると認識しております。 (2019 年9月末時点の連結
ソルベンシー・マージン比率:1,189.5%、ソルベンシー・マージン総額:5 兆 6,985 億円。
)
3.配当予想
当社は、2019 年5月 15 日に 2020 年3月期配当予想を公表しておりますが、第2四半期末(中間
配当)につきましては、1株当たり配当金 38 円といたします。期末配当につきましては、当該公表
数値(1株当たり配当金 期末:38 円)から変更はございません。
(注)上記の各数値は、本資料発表時現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいてお
り、実際の業績は様々な要因により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。
以上