2019年８月９日
2019年度第１四半期決算のお知らせ
株式会社かんぽ生命保険（取締役兼代表執行役社長 植平 光彦）の2019年度第１四半期（2019年４
月１日∼2019年６月30日）の決算をお知らせいたします。
＜目 次＞
１．主要業績 …… １頁
２．資産運用の実績（一般勘定） …… ３頁
３．四半期貸借対照表 …… ６頁
４．四半期損益計算書 …… ７頁
５．経常利益等の明細（基礎利益） …… 10頁
６．ソルベンシー・マージン比率 …… 11頁
７．特別勘定の状況 …… 12頁
８．保険会社及びその子会社等の状況 …… 12頁
以 上
１．主要業績
（１）保有契約高及び新契約高
・保有契約高
(単位：千件、億円、％)
2019年度
2018年度末
第１四半期会計期間末
区 分 件 数 金 額
件 数 金 額
前年度末比 前年度末比
個人保険 18,095 530,018 18,144 100.3 530,222 100.0
個人年金保険 1,268 23,294 1,244 98.2 22,294 95.7
団体保険 − − − − − −
団体年金保険 − − − − − −
（注）個人年金保険の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始
後契約の責任準備金額を合計したものです。
・新契約高
(単位：千件、億円、％)
2018年度 2019年度
第１四半期累計期間 第１四半期累計期間
区 分 件 数 金 額 件 数 金 額
転換に 転換に
前年 前年
新契約 よる 新契約 よる
同期比 同期比
純増加 純増加
個人保険 451 14,404 14,404 − 426 94.7 12,187 84.6 12,187 −
個人年金保険 0 9 9 − 0 224.3 27 294.6 27 −
団体保険 − − − − − − − − − −
団体年金保険 − − − − − − − − − −
（注）個人年金保険の金額は、年金支払開始時における年金原資です。
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（２）年換算保険料
・保有契約
(単位：億円、％)
2019年度
区 分 2018年度末
第１四半期会計期間末 前年度末比
個人保険 33,639 33,711 100.2
個人年金保険 4,524 4,431 97.9
合計 38,164 38,143 99.9
うち医療保障・
4,109 4,190 102.0
生前給付保障等
・新契約
(単位：億円、％)
2018年度 2019年度
区 分
第１四半期累計期間 第１四半期累計期間 前年同期比
個人保険 946 935 98.9
個人年金保険 0 2 302.4
合計 947 938 99.0
うち医療保障・
170 166 97.8
生前給付保障等
（注）１．年換算保険料とは、１回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗
じ、１年あたりの保険料に換算した金額です（一時払契約等は、保険料を保険期間等で
除した金額）。
２．医療保障・生前給付保障等には、医療保障給付（入院給付、手術給付等）、生前給付
保障給付（特定疾病給付、介護給付等）、保険料払込免除給付（障がいを事由とするも
のは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む。）等に該当する部分の年換
算保険料を計上しています。
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２．資産運用の実績（一般勘定）
（１）資産の構成
(単位：億円、％)
2019年度
2018年度末
区 分 第１四半期会計期間末
金 額 占 率 金 額 占 率
現預金・コールローン 10,613 1.4 10,096 1.4
買現先勘定 − − − −
債券貸借取引支払保証金 27,922 3.8 28,573 3.9
買入金銭債権 3,549 0.5 2,047 0.3
商品有価証券 − − − −
金銭の信託 27,875 3.8 27,772 3.8
有価証券 584,525 79.1 584,715 79.6
公社債 511,287 69.2 511,395 69.6
株式 2,065 0.3 1,985 0.3
外国証券 52,849 7.2 53,701 7.3
公社債 51,087 6.9 51,890 7.1
株式等 1,761 0.2 1,810 0.2
その他の証券 18,323 2.5 17,632 2.4
貸付金 67,860 9.2 64,284 8.8
不動産 910 0.1 904 0.1
繰延税金資産 10,219 1.4 10,165 1.4
その他 5,572 0.8 5,987 0.8
貸倒引当金 △4 △0.0 △4 △0.0
合計 739,045 100.0 734,541 100.0
うち外貨建資産 55,131 7.5 55,953 7.6
（注）不動産については、土地・建物・建設仮勘定を合計した金額を計上しております。
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（２）有価証券の時価情報（売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの）
(単位：億円)
2018年度末 2019年度第１四半期会計期間末
区 分 帳簿 差 損 益 帳簿 差 損 益
時 価 時 価
価額 差 益 差 損 価額 差 益 差 損
満期保有目的の 363,912 431,134 67,221 67,225 4 363,850 435,683 71,832 71,832 0
債券
責任準備金対応 105,700 117,243 11,543 11,548 5 106,622 118,861 12,239 12,239 0
債券
子会社・ − − − − − − − − − −
関連会社株式
その他有価証券 141,911 148,246 6,334 7,766 1,431 138,453 145,687 7,233 8,503 1,269
公社債 41,973 42,654 680 697 17 41,033 41,902 868 870 1
株式 14,756 17,560 2,804 3,551 746 14,729 16,968 2,239 3,266 1,026
外国証券 55,032 57,786 2,753 3,263 509 55,048 58,655 3,607 3,814 207
公社債 48,266 50,107 1,841 2,309 467 48,195 50,910 2,714 2,893 178
株式等 6,765 7,678 912 954 42 6,852 7,744 892 920 28
その他の証券 22,571 22,645 74 232 157 21,568 22,063 495 529 34
買入金銭債権 3,527 3,549 21 21 − 2,024 2,047 22 22 −
譲渡性預金 4,050 4,050 − − − 4,050 4,050 − − −
その他 − − − − − − − − − −
合計 611,525 696,624 85,099 86,540 1,441 608,927 700,232 91,305 92,575 1,269
公社債 510,607 590,039 79,431 79,458 26 510,526 595,456 84,929 84,931 2
株式 14,756 17,560 2,804 3,551 746 14,729 16,968 2,239 3,266 1,026
外国証券 56,012 58,779 2,767 3,276 509 56,028 59,646 3,618 3,825 207
公社債 49,246 51,101 1,854 2,322 467 49,175 51,901 2,725 2,904 178
株式等 6,765 7,678 912 954 42 6,852 7,744 892 920 28
その他の証券 22,571 22,645 74 232 157 21,568 22,063 495 529 34
買入金銭債権 3,527 3,549 21 21 − 2,024 2,047 22 22 −
譲渡性預金 4,050 4,050 − − − 4,050 4,050 − − −
その他 − − − − − − − − − −
（注）金銭の信託のうち売買目的有価証券以外のものを含み、その帳簿価額、差損益は、それぞれ、
2018年度末が21,908億円、3,928億円、2019年度第１四半期会計期間末が21,949億円、3,501億円で
す。
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・時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は以下のとおりです。
(単位：億円)
区 分 2018年度末 2019年度
第１四半期会計期間末
満期保有目的の債券 − −
非上場外国債券 − −
その他 − −
責任準備金対応債券 − −
子会社・関連会社株式 59 59
その他有価証券 1,611 2,048
非上場国内株式 42 42
(店頭売買株式を除く)
非上場外国株式 − −
(店頭売買株式を除く)
非上場外国債券 − −
その他 1,569 2,006
合計 1,671 2,108
（注）１．金銭の信託のうち売買目的有価証券以外のものを含んでおります（2018年度末：1,569
億円、2019年度第１四半期会計期間末：2,006億円）。
２．時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券のうち、外貨建資産の為替を評
価した差損益は、2018年度末が△14億円、2019年度第１四半期会計期間末が△49億円です。
（注）有価証券の時価情報には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められる
もの等を含んでおります。
（３）金銭の信託の時価情報
(単位：億円)
2018年度末 2019年度第１四半期会計期間末
貸 借 差 損 益 四半期 差 損 益
区 分 貸 借 時 価
対照表 時 価
計上額 差 益 差 損 対照表 差 益 差 損
計上額
金銭の信託 26,272 26,272 − − − 25,787 25,787 − − −
・運用目的の金銭の信託
運用目的の金銭の信託は保有しておりません。
・満期保有目的、責任準備金対応、その他の金銭の信託
(単位：億円)
2018年度末 2019年度第１四半期会計期間末
区 分 帳簿 差 損 益 帳簿 差 損 益
価額 時 価 価額 時 価
差 益 差 損 差 益 差 損
満期保有
目的の − − − − − − − − − −
金銭の信託
責任準備金
対応の − − − − − − − − − −
金銭の信託
その他の
金銭の信託 22,343 26,272 3,928 4,549 620 22,286 25,787 3,501 4,310 809
（注）金銭の信託の時価情報には、時価を把握することが極めて困難と認められるその他の金銭の信託
は、含んでおりません（2018年度末：1,603億円、2019年度第１四半期会計期間末：1,985億円）。
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３．四半期貸借対照表
(単位：百万円)
期 別 2018年度末 2019年度
要約貸借対照表 第１四半期会計期間末
(2019年３月31日現在) (2019年６月30日現在)
科 目 金 額 金 額
（資産の部）
現金及び預貯金 911,343 869,679
コールローン 150,000 140,000
債券貸借取引支払保証金 2,792,202 2,857,359
買入金銭債権 354,958 204,734
金銭の信託 2,787,555 2,777,286
有価証券 58,452,565 58,471,522
（うち国債） （ 38,041,414 ） （ 38,095,181 ）
（うち地方債） （ 7,524,415 ） （ 7,422,684 ）
（うち社債） （ 5,562,928 ） （ 5,621,722 ）
（うち株式） （ 206,568 ） （ 198,594 ）
（うち外国証券） （ 5,284,936 ） （ 5,370,137 ）
貸付金 6,786,074 6,428,414
保険約款貸付 144,566 145,795
一般貸付 991,309 1,026,862
機構貸付 5,650,198 5,255,756
有形固定資産 107,865 111,602
無形固定資産 158,574 149,462
代理店貸 21,960 32,882
再保険貸 3,872 3,898
その他資産 356,063 391,268
繰延税金資産 1,021,999 1,016,550
貸倒引当金 △459 △490
資産の部合計 73,904,576 73,454,169
（負債の部）
保険契約準備金 67,093,751 66,459,054
支払備金 519,568 482,758
責任準備金 65,060,549 64,491,815
契約者配当準備金 1,513,634 1,484,480
再保険借 6,470 6,527
社債 100,000 100,000
その他負債 3,605,644 3,852,091
債券貸借取引受入担保金 3,422,810 3,722,868
未払法人税等 44,161 29,734
リース債務 2,140 1,983
資産除去債務 5 5
その他の負債 136,525 97,498
退職給付引当金 68,450 69,404
役員株式給付引当金 203 192
価格変動準備金 897,492 881,822
負債の部合計 71,772,012 71,369,093
（純資産の部）
資本金 500,000 500,000
資本剰余金 500,044 405,044
資本準備金 405,044 405,044
その他資本剰余金 95,000 −
利益剰余金 676,242 661,745
利益準備金 47,569 56,209
その他利益剰余金 628,672 605,535
不動産圧縮積立金 5,805 5,740
繰越利益剰余金 622,867 599,795
自己株式 △450 △445
株主資本合計 1,675,836 1,566,344
その他有価証券評価差額金 456,694 518,696
繰延ヘッジ損益 33 35
評価・換算差額等合計 456,727 518,731
純資産の部合計 2,132,564 2,085,076
負債及び純資産の部合計 73,904,576 73,454,169
6 株式会社かんぽ生命保険
４．四半期損益計算書
(単位：百万円)
期 別 2018年度 2019年度
第１四半期累計期間 第１四半期累計期間
( 2018年４月１日から
2018年６月30日まで ) ( 2019年４月１日から
2019年６月30日まで )
科 目 金 額 金 額
経常収益 1,978,687 1,818,986
保険料等収入 1,014,865 935,876
（うち保険料） （ 1,011,376 ） （ 932,026 ）
資産運用収益 307,614 276,919
（うち利息及び配当金等収入） （ 280,454 ） （ 267,698 ）
（うち金銭の信託運用益） （ 20,471 ） （ 25 ）
（うち有価証券売却益） （ 6,625 ） （ 8,979 ）
その他経常収益 656,208 606,190
（うち支払備金戻入額） （ 32,997 ） （ 36,809 ）
（うち責任準備金戻入額） （ 621,392 ） （ 568,733 ）
経常費用 1,903,634 1,763,106
保険金等支払金 1,715,070 1,576,681
（うち保険金） （ 1,370,343 ） （ 1,268,765 ）
（うち年金） （ 100,952 ） （ 100,110 ）
（うち給付金） （ 20,222 ） （ 25,292 ）
（うち解約返戻金） （ 157,730 ） （ 137,282 ）
（うちその他返戻金） （ 60,141 ） （ 39,292 ）
責任準備金等繰入額 1 2
契約者配当金積立利息繰入額 1 2
資産運用費用 34,891 31,112
（うち支払利息） （ 233 ） （ 502 ）
（うち有価証券売却損） （ 18,952 ） （ 9,905 ）
（うち金融派生商品費用） （ 13,235 ） （ 18,601 ）
事業費 124,993 127,805
その他経常費用 28,677 27,504
経常利益 75,053 55,880
特別利益 − 15,669
価格変動準備金戻入額 − 15,669
特別損失 330 5
固定資産等処分損 63 5
価格変動準備金繰入額 267 −
契約者配当準備金繰入額 26,832 20,745
税引前四半期純利益 47,890 50,799
法人税及び住民税 38,459 36,022
法人税等調整額 △24,501 △18,895
法人税等合計 13,957 17,126
四半期純利益 33,933 33,672
7 株式会社かんぽ生命保険
注記事項
（四半期貸借対照表及び株主資本等の注記）
１．消費貸借契約により貸し付けている有価証券の四半期貸借対照表計上額は3,950,883百万円であ
ります。
２．契約者配当準備金の異動状況は、次のとおりであります。
当事業年度期首現在高 1,513,634百万円
当第１四半期累計期間契約者配当金支払額 49,820百万円
利息による増加等 2百万円
年金買増しによる減少 81百万円
契約者配当準備金繰入額 20,745百万円
当第１四半期会計期間末現在高 1,484,480百万円
３．配当金支払額は、次のとおりであります。
配当金の総額 １株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年５月15日
普通株式 43,200 72.00 2019年３月31日 2019年６月18日 利益剰余金
取締役会
（※１）配当金の総額には、株式給付信託（BBT）が保有する当社株式に対する配当金13百万円が
含まれております。
(※２) １株当たり配当額には、特別配当４円が含まれております。
４．当社は、2019年４月４日開催の取締役会決議に基づき、2019年４月８日付けで自己株式37,411千
株を取得したことにより、自己株式が99,999百万円増加しました。
また、2019年５月15日開催の取締役会決議に基づき、2019年５月31日付けで自己株式37,400千株
を消却したことにより、その他資本剰余金及び自己株式がそれぞれ99,970百万円減少しました。
自己株式の消却により、その他資本剰余金の当第１四半期会計期間末の残高が△4,970百万円と
なったため、「自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準」（企業会計基準第１号 平成
27年３月26日）に基づき、その他資本剰余金を零とし、当該負の値を繰越利益剰余金から減額して
おります。
当第１四半期会計期間末において、繰越利益剰余金は前事業年度末から23,072百万円減少し
599,795百万円、自己株式は５百万円減少し445百万円となりました。
8 株式会社かんぽ生命保険
５．当社では、お客さま本位の業務運営の徹底を最重要経営課題のひとつとして取り組んでおります。
しかしながら、お客さまが保障を見直される際の取り扱い等に関する社内調査を実施した結果、お
客さまのご意向に沿わず不利益が発生した可能性のある事例が判明したため、全ての当社のご契約
（過去５年間分の消滅契約を含む約３千万件、ご契約者数で約２千万人）を検証することとしまし
た。
このうち、当社において、お客さまのご意向に沿わず不利益が発生した可能性が特定可能な類型、
すなわち、契約乗換に際し、乗換前のご契約は解約されたが乗換後のご契約が引受謝絶となった場
合、契約乗換後、告知義務違反により乗換後のご契約が解除となり保険金が支払謝絶等となった場
合、特約切替や保険金額の減額により、より合理的なご提案が可能であった場合、契約乗換前後で
予定利率が低下しており、保障の内容・保障期間の変動がない等の場合、契約乗換の判定期間後
（乗換後のご契約の契約日の後７か月から後９か月）の解約により、保障の重複が生じた場合につ
いては、具体的にお客さまのご意向に沿わず不利益を生じさせたものがないか調査を行い、お客さ
まのご意向・ご都合に合わせて、契約の復元等を行ってまいります。
これらの取り組みによる業績に与える影響については、現時点で合理的に見積もることは困難で
あり、当第１四半期会計期間及び当第１四半期累計期間に係る四半期財務諸表にはこの影響を反映
しておりません。なお、取り組みの進捗状況等により、当社の将来の業績に影響を与える可能性が
あります。
（四半期損益計算書の注記）
１株当たり四半期純利益は59円40銭であります。
9 株式会社かんぽ生命保険
５．経常利益等の明細（基礎利益）
(単位：百万円)
2018年度 2019年度
第１四半期累計期間 第１四半期累計期間
基礎利益 Ａ 98,852 90,866
キャピタル収益 27,096 9,092
金銭の信託運用益 20,471 25
売買目的有価証券運用益 − −
有価証券売却益 6,625 8,979
金融派生商品収益 − −
為替差益 − 87
その他キャピタル収益 − −
キャピタル費用 42,731 40,744
金銭の信託運用損 − −
売買目的有価証券運用損 − −
有価証券売却損 18,952 9,905
有価証券評価損 − −
金融派生商品費用 13,235 18,601
為替差損 570 −
その他キャピタル費用 9,973 12,237
キャピタル損益 Ｂ △15,635 △31,652
キャピタル損益含み基礎利益 Ａ＋Ｂ 83,217 59,214
臨時収益 36,671 41,346
再保険収入 − −
危険準備金戻入額 36,671 41,346
個別貸倒引当金戻入額 − −
その他臨時収益 − −
臨時費用 44,835 44,679
再保険料 − −
危険準備金繰入額 − −
個別貸倒引当金繰入額 − −
特定海外債権引当勘定繰入額 − −
貸付金償却 − −
その他臨時費用 44,835 44,679
臨時損益 Ｃ △8,163 △3,333
経常利益 Ａ＋Ｂ＋Ｃ 75,053 55,880
（注）１．金銭の信託に係るインカム・ゲインに相当する額（2018年度第１四半期累計期間：
9,973百万円、2019年度第１四半期累計期間：12,237百万円）を「その他キャピタル費
用」に計上し、基礎利益に含めております。
２．「その他臨時費用」には、保険業法施行規則第69条第５項の規定により責任準備金を
追加して積み立てた額（2018年度第１四半期累計期間：44,835百万円、2019年度第１四
半期累計期間：44,679百万円）を記載しております。
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６．ソルベンシー・マージン比率
(単位：百万円)
2019年度
項 目 2018年度末 第１四半期
会計期間末
ソルベンシー・マージン総額 （Ａ） 5,649,027 5,594,191
資本金等 1,632,636 1,559,138
価格変動準備金 897,492 881,822
危険準備金 1,962,755 1,921,409
一般貸倒引当金 45 36
（その他有価証券評価差額金（税効果控除
前）・繰延ヘッジ損益（税効果控除前）） 568,785 646,495
×９０％（マイナスの場合１００％）
土地の含み損益×８５％
△2,336 △2,336
（マイナスの場合１００％）
全期チルメル式責任準備金相当額超過額 489,649 487,390
負債性資本調達手段等 100,000 100,000
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負
債性資本調達手段等のうち、マージンに算入さ − −
れない額
控除項目 − −
その他 − 235
リスクの合計額
（Ｂ） 950,952 934,937
保険リスク相当額 Ｒ1 142,209 141,059
第三分野保険の保険リスク相当額 Ｒ8 59,172 58,324
予定利率リスク相当額 Ｒ2 141,866 140,576
最低保証リスク相当額 Ｒ7 − −
資産運用リスク相当額 Ｒ3 764,830 750,517
経営管理リスク相当額 Ｒ4 22,161 21,809
ソルベンシー・マージン比率
1,188.0% 1,196.6%
（注）上記は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成８年大蔵省告示第50号の規定に基づい
て算出しております。ただし、一部の項目については、保険業法施行規則等の規定に準じて、
当社が合理的と判断する方法で算出しております。
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７．特別勘定の状況
該当する事項はありません。
８．保険会社及びその子会社等の状況
（１）主要な業務の状況を示す指標
(単位：百万円)
2018年度 2019年度
項 目 第１四半期 第１四半期
連結累計期間 連結累計期間
経常収益 1,978,688 1,818,987
経常利益 75,249 56,002
親会社株主に帰属する四半期純利益 34,087 33,778
四半期包括利益 76,920 95,676
2019年度
項 目 2018年度末 第１四半期
連結会計期間末
総資産 73,905,017 73,455,756
連結ソルベンシー・マージン比率 1,189.8% 1,198.5%
（２）連結範囲及び持分法の適用に関する事項
・連結される子会社及び子法人等数 １社
・持分法適用の非連結の子会社及び子法人等数 ０社
・持分法適用の関連法人等数 ０社
・期中における重要な子会社等の異動 なし
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（３）四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
期 別 2018年度末 2019年度
要約連結貸借対照表 第１四半期連結会計期間末
(2019年３月31日現在) (2019年６月30日現在)
科 目 金 額 金 額
（資産の部）
現金及び預貯金 917,708 875,611
コールローン 150,000 140,000
債券貸借取引支払保証金 2,792,202 2,857,359
買入金銭債権 354,958 204,734
金銭の信託 2,787,555 2,777,286
有価証券 58,451,581 58,470,538
貸付金 6,786,074 6,428,414
有形固定資産 108,422 112,155
無形固定資産 153,271 145,719
代理店貸 21,960 32,882
再保険貸 3,872 3,898
その他資産 355,776 390,978
繰延税金資産 1,022,091 1,016,668
貸倒引当金 △459 △490
資産の部合計 73,905,017 73,455,756
（負債の部）
保険契約準備金 67,093,751 66,459,054
支払備金 519,568 482,758
責任準備金 65,060,549 64,491,815
契約者配当準備金 1,513,634 1,484,480
再保険借 6,470 6,527
社債 100,000 100,000
債券貸借取引受入担保金 3,422,810 3,722,868
その他負債 183,889 131,248
退職給付に係る負債 65,262 66,391
役員株式給付引当金 203 192
価格変動準備金 897,492 881,822
負債の部合計 71,769,880 71,368,107
（純資産の部）
資本金 500,000 500,000
資本剰余金 500,044 405,044
利益剰余金 675,526 661,134
自己株式 △450 △445
株主資本合計 1,675,120 1,565,733
その他有価証券評価差額金 456,694 518,696
繰延ヘッジ損益 33 35
退職給付に係る調整累計額 3,289 3,183
その他の包括利益累計額合計 460,017 521,915
純資産の部合計 2,135,137 2,087,648
負債及び純資産の部合計 73,905,017 73,455,756
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（４）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書） (単位：百万円)
期 別 2018年度 2019年度
第１四半期連結累計期間 第１四半期連結累計期間
(2018年４月１日から
2018年６月30日まで ) (2019年４月１日から
2019年６月30日まで )
科 目 金 額 金 額
経常収益 1,978,688 1,818,987
保険料等収入 1,014,865 935,876
資産運用収益 307,614 276,919
（うち利息及び配当金等収入） （ 280,454 ） （ 267,698 ）
（うち金銭の信託運用益） （ 20,471 ） （ 25 ）
（うち有価証券売却益） （ 6,625 ） （ 8,979 ）
その他経常収益 656,209 606,191
（うち支払備金戻入額） （ 32,997 ） （ 36,809 ）
（うち責任準備金戻入額） （ 621,392 ） （ 568,733 ）
経常費用 1,903,439 1,762,984
保険金等支払金 1,715,070 1,576,681
（うち保険金） （ 1,370,343 ） （ 1,268,765 ）
（うち年金） （ 100,952 ） （ 100,110 ）
（うち給付金） （ 20,222 ） （ 25,292 ）
（うち解約返戻金） （ 157,730 ） （ 137,282 ）
責任準備金等繰入額 1 2
契約者配当金積立利息繰入額 1 2
資産運用費用 34,891 31,113
（うち支払利息） （ 233 ） （ 502 ）
（うち有価証券売却損） （ 18,952 ） （ 9,905 ）
（うち金融派生商品費用） （ 13,235 ） （ 18,601 ）
事業費 125,072 128,010
その他経常費用 28,403 27,177
経常利益 75,249 56,002
特別利益 − 15,669
価格変動準備金戻入額 − 15,669
特別損失 330 5
固定資産等処分損 63 5
価格変動準備金繰入額 267 −
契約者配当準備金繰入額 26,832 20,745
税金等調整前四半期純利益 48,086 50,921
法人税及び住民税等 38,460 36,022
法人税等調整額 △24,461 △18,878
法人税等合計 13,998 17,143
四半期純利益 34,087 33,778
非支配株主に帰属する四半期純利益 − −
親会社株主に帰属する四半期純利益 34,087 33,778
（四半期連結包括利益計算書） (単位：百万円)
期 別 2018年度 2019年度
第１四半期連結累計期間 第１四半期連結累計期間
(2018年４月１日から
2018年６月30日まで ) (2019年４月１日から
2019年６月30日まで )
科 目 金 額 金 額
四半期純利益 34,087 33,778
その他の包括利益 42,832 61,898
その他有価証券評価差額金 42,943 62,001
繰延ヘッジ損益 △3 2
退職給付に係る調整額 △106 △105
四半期包括利益 76,920 95,676
親会社株主に係る四半期包括利益 76,920 95,676
非支配株主に係る四半期包括利益 − −
14 株式会社かんぽ生命保険
注記事項
（四半期連結貸借対照表及び株主資本等の注記）
１．消費貸借契約により貸し付けている有価証券の四半期連結貸借対照表計上額は3,950,883百万円
であります。
２．契約者配当準備金の異動状況は、次のとおりであります。
当連結会計期間期首現在高 1,513,634百万円
当第１四半期連結累計期間契約者配当金支払額 49,820百万円
利息による増加等 2百万円
年金買増しによる減少 81百万円
契約者配当準備金繰入額 20,745百万円
当第１四半期連結会計期間末現在高 1,484,480百万円
３．配当金支払額は、次のとおりであります。
配当金の総額 １株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年５月15日
普通株式 43,200 72.00 2019年３月31日 2019年６月18日 利益剰余金
取締役会
（※１）配当金の総額には、株式給付信託（BBT）が保有する当社株式に対する配当金13百万円が
含まれております。
(※２) １株当たり配当額には、特別配当４円が含まれております。
４．当社は、2019年４月４日開催の取締役会決議に基づき、2019年４月８日付けで自己株式37,411千
株を取得したことにより、自己株式が99,999百万円増加しました。
また、2019年５月15日開催の取締役会決議に基づき、2019年５月31日付けで自己株式37,400千株
を消却したことにより、資本剰余金及び自己株式がそれぞれ99,970百万円減少しました。
自己株式の消却により、資本剰余金のうちその他資本剰余金の当第１四半期連結会計期間末の残
高が△4,970百万円となったため、「自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準」（企業
会計基準第１号 平成27年３月26日）に基づき、その他資本剰余金を零とし、当該負の値をその他
利益剰余金から減額しております。
当第１四半期連結会計期間末において、資本剰余金は前連結会計年度末から95,000百万円減少し
405,044百万円、利益剰余金は14,392百万円減少し661,134百万円、自己株式は５百万円減少し445
百万円となりました。
15 株式会社かんぽ生命保険
５．当社では、お客さま本位の業務運営の徹底を最重要経営課題のひとつとして取り組んでおります。
しかしながら、お客さまが保障を見直される際の取り扱い等に関する社内調査を実施した結果、お
客さまのご意向に沿わず不利益が発生した可能性のある事例が判明したため、全ての当社のご契約
（過去５年間分の消滅契約を含む約３千万件、ご契約者数で約２千万人）を検証することとしまし
た。
このうち、当社において、お客さまのご意向に沿わず不利益が発生した可能性が特定可能な類型、
すなわち、契約乗換に際し、乗換前のご契約は解約されたが乗換後のご契約が引受謝絶となった場
合、契約乗換後、告知義務違反により乗換後のご契約が解除となり保険金が支払謝絶等となった場
合、特約切替や保険金額の減額により、より合理的なご提案が可能であった場合、契約乗換前後で
予定利率が低下しており、保障の内容・保障期間の変動がない等の場合、契約乗換の判定期間後
（乗換後のご契約の契約日の後７か月から後９か月）の解約により、保障の重複が生じた場合につ
いては、具体的にお客さまのご意向に沿わず不利益を生じさせたものがないか調査を行い、お客さ
まのご意向・ご都合に合わせて、契約の復元等を行ってまいります。
これらの取り組みによる業績に与える影響については、現時点で合理的に見積もることは困難で
あり、当第１四半期連結会計期間及び当第１四半期連結累計期間に係る四半期連結財務諸表にはこ
の影響を反映しておりません。なお、取り組みの進捗状況等により、当社の将来の業績に影響を与
える可能性があります。
（四半期連結損益計算書の注記）
１．１株当たり四半期純利益は59円59銭であります。
２．当第１四半期連結累計期間に係る減価償却費は13,913百万円であります。
16 株式会社かんぽ生命保険
（５）連結ソルベンシー・マージン比率
(単位：百万円)
2019年度
項 目 2018年度末 第１四半期
連結会計期間末
ソルベンシー・マージン総額 （Ａ） 5,647,874 5,593,031
資本金等 1,631,920 1,558,527
価格変動準備金 897,492 881,822
危険準備金 1,962,755 1,921,409
異常危険準備金 − −
一般貸倒引当金 45 36
（その他有価証券評価差額金（税効果控除
前）・繰延ヘッジ損益（税効果控除前）） 568,785 646,495
×９０％（マイナスの場合１００％）
土地の含み損益×８５％
△2,336 △2,336
（マイナスの場合１００％）
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費
4,569 4,422
用の合計額
全期チルメル式責任準備金相当額超過額 489,649 487,390
負債性資本調達手段等 100,000 100,000
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負
債性資本調達手段等のうち、マージンに算入さ − −
れない額
控除項目 △5,006 △4,971
その他 − 235
リスクの合計額
（Ｂ） 949,323 933,315
保険リスク相当額 Ｒ1 142,209 141,059
一般保険リスク相当額 Ｒ5 − −
巨大災害リスク相当額 Ｒ6 − −
第三分野保険の保険リスク相当額 Ｒ8 59,172 58,324
少額短期保険業者の保険リスク相当額 Ｒ9 − −
予定利率リスク相当額 Ｒ2 141,866 140,576
最低保証リスク相当額 Ｒ7 − −
資産運用リスク相当額 Ｒ3 763,194 748,888
経営管理リスク相当額 Ｒ4 22,128 21,776
ソルベンシー・マージン比率
1,189.8% 1,198.5%
（注）上記は、保険業法施行規則第86条の２、第88条及び平成23年金融庁告示第23号の規定に基
づいて算出しております。ただし、一部の項目については、保険業法施行規則等の規定に準
じて、当社が合理的と判断する方法で算出しております。
（６）セグメント情報
単一セグメントであるため、セグメント情報については記載をしておりません。
17 株式会社かんぽ生命保険