2021年3月期 決算の概要
2021年 5月 14日
決算サマリ―
21年3月期 前年同期（末）比
【連結業績の状況】
+ 591億円
経常利益 3,457億円 （+ 20.6 %） 保有契約の減少が続く厳しい状況の中、新契約の減少に伴う
事業費の減少や入院保険金等の支払いが減少したことによ
り基礎利益が増加、また、キャピタル損の改善等により、経常
利益は前年同期比20.6 ％の増加となる3,457億円
+ 154億円
当期純利益 1,661億円 （+ 10.2 %）
キャピタル損については価格変動準備金と相殺されるため、
当期純利益は前年同期比10.2 ％の増加となる1,661億円
（個人保険）
△ 1,163億円
新契約 306億円 （△ 79.1 %）
【契約の状況】
年換算保険料 （第三分野） 2021年3月期は積極的な営業活動を自粛していたことから、
△ 206億円 個人保険の新契約年換算保険料は、前年同期比79.1％減の
14億円 （△ 93.4 %） 306億円、第三分野の新契約年換算保険料は、前年同期比
93.4％減の14億円
（個人保険）
△ 4,205億円
保有契約 3兆8,981億円 （△ 9.7 %）
年換算保険料 （第三分野） 【EVの状況】
△ 464億円
6,691億円 EVは前期末から円金利および株価の上昇等により、21.1%
（△ 6.5 %）
増加し、4兆262億円
+ 7,019億円
ＥＶ 4兆262億円 （ + 21.1 % ）
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21年3月期の業績（前年同期比）
連結損益計算書（要約） 単体 経常利益の明細（要約）
（億円） （億円）
20.3期 21.3期 増減額 20.3期 21.3期 増減額
経常収益 72,114 67,862 △ 4,251 基礎利益 4,006 4,219 213
保険料等収入 32,455 26,979 △ 5,476
保険関係損益 3,201 3,456 254
資産運用収益 11,377 11,216 △ 161
順ざや 804 763 △ 41
責任準備金戻入額 27,673 28,954 1,280
キャピタル損益 △ 1,024 △ 171 853
経常費用 69,248 64,404 △ 4,843
臨時損益 △ 113 △ 598 △ 484
保険金等支払金 61,913 58,660 △ 3,252
経常利益 2,868 3,450 581
資産運用費用 1,240 708 △ 531
事業費等1 6,094 5,035 △ 1,058
経常利益 2,866 3,457 591
特別損益 392 △ 467 △ 859
価格変動準備金戻入額 391 △ 464 △ 856
契約者配当準備金繰入額 1,092 654 △ 437
法人税等合計 659 674 15
親会社株主に帰属する
1,506 1,661 154
当期純利益
注：主な勘定科目を掲載
1. 事業費とその他経常費用の合計
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21年3月期の業績（前年同期からの変動要因：単体ベース）
保有契約の減少が続く厳しい状況の中、新契約の減少に伴う事業費の減少や入院保険金等の支払いが減少したことにより、基礎利益は
前年同期を上回る4,219億円となった
キャピタル損益に対しては、その相当額の価格変動準備金を繰り入れる、または取り崩す会計処理を継続して実施。基礎利益の増加等
に伴い、当期純利益は前年同期を上回る1,655億円となった
経常利益 3,450 （+ 581）
（億円）
基礎利益 4,219 （ + 213）
+ 853
1,655
+ 254 （+ 144）
1,511 + 437 [連結：1,661]
[連結：1,506] △ 41
△ 15
△ 484 △ 859
（＋）事業費の減少等1 744億円
（△）保有契約の減少等 862億円
（＋）引当金の影響2 372億円
3
1. 事業費の減少等については、損益計算書における事業費とその他経常費用の合計につき、前年同期との数値の差分を計算したもの。ただし、保険金等支払引当金等の影響は、「引当金の影響」の項目に調整している
2. 契約調査の進展等を見積りに反映したことによる、保険金等支払引当金の戻入等の保険関係損益への影響額。20.3期における保険金等支払引当金等の影響を加味している（21.3期戻入額等：52億円、20.3期繰入額
等：319億円）
3. 旧区分において2021年3月末に危険準備金を財源とした追加責任準備金の積立てと、危険準備金の積立水準の回復を図るための基準額を超える繰入れを実施
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契約の状況〔新契約年換算保険料〕
新契約年換算保険料（個人保険）の推移 新契約年換算保険料（第三分野）の推移
（億円） （億円）
4,000 700
3,500
600
3,513 616
3,000
500
2,500
400
2,000
300
1,500
1,469 200
1,000 221
306 100
500 △ 79.1 % 14
△ 93.4 %
0 0
19.3期 20.3期 21.3期 19.3期 20.3期 21.3期
注1：年換算保険料とは、１回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、１年当たりの保険料に換算した金額（一時払契約等は、保険料を保険期間等で除した金額）
第三分野は医療保障・生前給付保障等に該当する部分。年換算保険料（個人保険）には、個人保険に係る第三分野を含む
注2：20.3期および21.3期の実績は2019年7月中旬以降の積極的な営業活動の自粛および2020年1月～3月の業務停止による影響を含む
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契約の状況〔保有契約年換算保険料〕
保有契約年換算保険料（個人保険）の推移 保有契約年換算保険料（第三分野）の推移
（億円） 新区分 旧区分 （億円） 新区分 旧区分
50,000 46,771 9,000
43,186
45,000
13,132 8,000 7,531
38,981 7,155
40,000 11,740 △ 9.7 % 6,691
7,000 3,421 △ 6.5 %
10,580 3,216
35,000 3,044
6,000
30,000 33,639
31,446 5,000
25,000 28,400
4,000
20,000 4,109 3,938
3,000 3,646
15,000
2,000
10,000
5,000 1,000
0 0
19.3末 20.3末 21.3末 19.3末 20.3末 21.3末
注： 「新区分」は、当社が引き受けた個人保険を示し、「旧区分」は、当社が独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構から受再している簡易生命保険契約（個人保険は
簡易生命保険契約の保険に限る）を示す
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資産運用の状況〔資産構成〕
資産構成 順ざや・利回り
（億円） （億円）
20.3末 21.3末
増減額 20.3期 21.3期
金額 占率 金額 占率
公社債 488,306 68.1 % 480,882 68.5 % △ 7,424 順ざや 804 763
国債 367,307 51.3 % 373,456 53.2 % 6,148
平均予定利率1 1.69 % 1.69 %
地方債 67,287 9.4 % 55,839 8.0 % △ 11,447
利子利回り2 1.82 % 1.82 %
社債 53,711 7.5 % 51,585 7.4 % △ 2,125
収益追求資産1 99,386 13.9 % 111,812 15.9 % 12,425 キャピタル損益 △ 1,024 △ 171
国内株式2 17,651 2.5 % 25,142 3.6 % 7,490
1. 平均予定利率は、予定利息の一般勘定経過責任準備金に対する利回り
外国株式2 3,235 0.5 % 4,895 0.7 % 1,660 2. 利子利回りは、基礎利益上の運用収支等の一般勘定経過責任準備金に対する利回り
外国債券2 64,451 9.0 % 66,067 9.4 % 1,616
その他3 14,048 2.0 % 15,706 2.2 % 1,658
貸付金 56,627 7.9 % 49,640 7.1 % △ 6,986
その他 72,327 10.1 % 59,394 8.5 % △ 12,932
うち現預金・ｺｰﾙﾛｰﾝ 17,902 2.5 % 14,650 2.1 % △ 3,252
うち債券貸借取引
31,917 4.5 % 25,850 3.7 % △ 6,066
支払保証金
総資産 716,647 100.0 % 701,729 100.0 % △ 14,917
1. 収益追求資産は、貸借対照表上「金銭の信託」および「有価証券」に計上している資産のうち、資産運用目的で保有する国内外の株式、外貨建債券、投資信託等を対象としている
2. 「国内株式」、「外国株式」および「外国債券」には、個別銘柄の株式・債券のほか、それぞれの資産のみを投資対象とする投資信託を含む
3. バンクローン、マルチアセット、不動産ファンド等
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資産運用の状況〔有価証券の時価情報〕
有価証券の時価情報
（億円）
20.3末 21.3末 増減額
帳簿価額 時価 差損益 帳簿価額 時価 差損益 帳簿価額 時価 差損益
合計 590,841 666,758 75,916 582,853 656,662 73,809 △ 7,988 △ 10,095 △ 2,107
満期保有目的の債券 357,357 419,533 62,176 353,279 405,129 51,849 △ 4,077 △ 14,404 △ 10,327
責任準備金対応債券 95,746 105,785 10,038 93,824 101,585 7,761 △ 1,922 △ 4,199 △ 2,277
その他有価証券 137,737 141,439 3,701 135,748 149,947 14,198 △ 1,988 8,508 10,497
有価証券等 111,025 113,996 2,970 107,981 112,978 4,997 △ 3,044 △ 1,017 2,026
公社債 37,004 37,421 417 35,191 35,540 348 △ 1,812 △ 1,881 △ 68
国内株式 3,220 2,812 △ 408 3,228 3,988 760 7 1,176 1,168
外国証券 42,216 45,893 3,676 42,901 46,323 3,422 684 430 △ 254
その他の証券 20,068 19,332 △ 735 19,108 19,558 449 △ 959 225 1,185
預金等 8,515 8,535 20 7,551 7,567 15 △ 963 △ 968 △4
金銭の信託 26,712 27,443 730 27,767 36,969 9,201 1,055 9,526 8,470
国内株式 1 13,879 14,839 959 14,315 21,154 6,839 435 6,314 5,879
外国株式 1 2,972 3,235 262 3,033 4,895 1,861 61 1,660 1,598
外国債券 1 7,360 6,984 △ 375 7,427 7,799 372 67 814 747
その他 2 2,500 2,383 △ 116 2,991 3,119 128 490 735 245
注： 本表には、時価のある有価証券のみを記載。また、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含む
1. 「国内株式」、「外国株式」および「外国債券」には、個別銘柄の株式・債券のほか、それぞれの資産のみを投資対象とする投資信託を含む
2. 現預金、バンクローン、不動産ファンド
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経費の状況
事業費（委託手数料1等）
（億円）
20.3期 21.3期 増減額
事業費 4,738 4,030 △ 708
委託手数料 2,487 1,981 △ 506
新契約手数料 1,009 422 △ 586
維持・集金手数料2 1,478 1,558 80
拠出金3 575 560 △ 15
その他 1,674 1,488 △ 186
減価償却費 574 593 18
1. 日本郵便株式会社に対する委託手数料
2. 21.3期は、維持・集金手数料の単価の見直しを2021年1月に実施し、2020年4月に遡って計上
3. 独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構法に基づき、郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構に支払う拠出金
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健全性の状況
内部留保等の積立状況 ESR
（億円） （億円）
当期
20.3末 21.3末 20.3末 21.3末2
繰入額
危険準備金 17,973 16,113 △ 1,860 ESR 116 % 205 %
旧区分 1 13,206 11,296 △ 1,910
資本量 34,200 43,200
新区分 4,766 4,816 49
統合リスク量 29,500 21,100
価格変動準備金 8,583 9,048 464
旧区分 6,319 6,551 231
連結ソルベンシー・マージン比率
新区分 2,263 2,497 233 （億円）
20.3末 21.3末
追加責任準備金 58,303 58,580 276
連結ソルベンシー・
旧区分 1 58,202 58,508 305 1,070.9 % 1,121.2 %
マージン比率
新区分 100 71 △ 29 ソルベンシー・
51,616 62,162
マージン総額
リスクの合計額 9,638 11,087
注： 「旧区分」は簡易生命保険契約区分を源泉とする金額、「新区分」はかんぽ生命全体から「旧区分」を差し引いた金額
1. 旧区分において2021年3月末に危険準備金を財源とした追加責任準備金の積立てと、危険準備金の積立水準の回復を図るための基準額を超える繰入れを実施
2. 21.3末の値は試算値
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EVの状況
EV EVの推移
（億円） （億円）
修正純資産 保有契約価値
増減額 45,000
20.3末 21.3末1
(前期末比) 40,262
39,257
40,000
7,019 23,768
EV 33,242 40,262 22,371
(+ 21.1 %) 35,000 33,242
1,644 22,124
修正純資産 22,124 23,768 30,000
(+ 7.4 %)
5,374 25,000
保有契約価値 11,118 16,493
(+ 48.3 %)
20,000
新契約価値 15,000 16,886 16,493
21.3期の新契約価値1,2 △ 127億円 10,000
11,118
新契約マージン1,2,3 △ 5.0 ％
5,000
2021年3月期は積極的な営業活動を自粛していた一方、新契約獲得にはそ
1
の多寡によらない一定の事業費等が必要となるため、新契約価値はマイナ
0
スになっている 1
19.3末 20.3末 21.3末
1. 第三者の検証を受けていない試算値。第三者の検証を受けたEVの詳細については、2021年5月25日公表予定
2. 2020年4月から2021年3月までの新契約をベースに2020年6月末の経済前提を使用。特約の切替加入および条件付解約による価値の増減分を含む
3. 新契約価値を将来の保険料収入の現在価値で除したもの
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22年3月期 連結業績予想
連結業績予想 1株当たり当期純利益の推移
（億円） （円）
22.3期 （参考）
21.3期 自己株式取得後3
（予想）
280.06
経常収益 67,862 63,800
209.80
経常利益 3,457 2,900
295.33
267.40
200.86
当期純利益1 1,661 1,180 174.21
147.71
2
1株当たり当期純利益 295.33 円 209.80 円
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期 22.3期
（予想）
Z前中計期間 新中計期間
1. 親会社株主に帰属する当期純利益
2. 当社は、2021年5月14日開催の取締役会において、自己株式の取得を決議した。連結業績予想の「１株当たり当期純利益」については、当該事項による影響は考慮していない
3. 2021年5月14日開催の取締役会において決議した、自己株式の取得の影響を考慮した金額
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株主還元
21年3月期の株主還元等 株主配当の推移
（配当性向） （予想）
40.6 % 39.0 % 35.8 % 28.4 % 25.7 % 42.9 %
今後の利益見通し、財務の健全性を考慮しつつ、安
【参考：自己株式取得後1】
定的な1株当たり配当を目指すという方針に基づき、
普通配当を1株当たり76円とする 32.1 %
（円）
普通配当
+ 18.4 %
新中計期間における配当方針等 90.00
+ 11.8 %
特別配当
+ 6.3 % 普通配当 普通配当
特別配当 4.00 76.00 期末
今後の利益見通し、財務の健全性を考慮しつつ、1株 76.00
4.00 45.00
普通配当
当たり配当について、2025年度までの中期経営計画 + 6.7 %
普通配当 68.00
期間においては原則として減配を行わず、増配を目 期末
中間
普通配当 38.00
指す 64.00 45.00
60.00 中間
22年3月期の配当については、1株当たり90円とする 38.00
予定
なお、22年3月期は中間配当、期末配当の年2回の剰
余金の配当を予定している
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期 22.3期
（予想）
Z前中計期間 新中計期間
1. 2021年5月14日開催の取締役会において決議した、自己株式の取得の影響を考慮した値
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連結貸借対照表（要約）
連結貸借対照表（要約）
（億円）
20.3末 21.3末 増減額 20.3末 21.3末 増減額
負債 697,364 673,315 △ 24,048
資産 716,647 701,729 △ 14,917
責任準備金 622,931 593,977 △ 28,954
現金及び預貯金 14,102 13,350 △ 752 うち危険準備金 17,973 16,113 △ 1,860
うち追加責任準備金 58,303 58,580 276
金銭の信託 30,560 41,892 11,332
社債 1,000 3,000 2,000
価格変動準備金 8,583 9,048 464
有価証券 558,705 552,736 △ 5,969
純資産 19,283 28,414 9,130
貸付金 56,627 49,640 △ 6,986 株主資本合計 16,612 18,060 1,447
資本金 5,000 5,000 -
有形固定資産 1,102 1,053 △ 48
資本剰余金 4,050 4,050 -
利益剰余金 7,566 9,013 1,447
無形固定資産 1,350 1,134 △ 215
自己株式 △4 △3 0
繰延税金資産 11,737 9,041 △ 2,696 その他の包括利益
2,670 10,354 7,683
累計額合計
注： 主な勘定科目を掲載
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契約の状況〔新契約件数〕
新契約件数（個人保険）の推移 新契約の内訳
（万件）
（万件）
20.3期 21.3期
180
件数 占率 件数 占率
171 個人保険 64 100.0 % 12 100.0 %
160
養老 34 53.5 % 9 73.1 %
140 普通養老 18 29.4 % 6 53.3 %
普通養老
120 （引受基準 3 5.3 % 0 1.2 %
緩和型）
100
特別養老 12 18.8 % 2 18.6 %
終身 25 39.3 % 1 9.8 %
80 普通終身
6 9.4 % 0 2.2 %
（定額型）
普通終身
60 （引受基準 6 10.0 % 0 0.5 %
64
緩和型）
40 普通終身
10 16.0 % 0 5.4 %
（倍型）
12 特別終身 2 3.9 % 0 1.7 %
20 △ 80.6 %
学資 4 7.2 % 2 17.0 %
0 その他 0 0.1 % 0 0.1 %
19.3期 20.3期 21.3期 注： 主な商品を掲載
注：20.3期および21.3期の実績は2019年7月中旬以降の積極的な営業活動の自粛および
2020年1月～3月の業務停止による影響を含む
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契約の状況〔保有契約件数〕
保有契約件数（個人保険）の推移 保有契約の内訳
新区分 旧区分 （万件）
（万件）
20.3末 21.3末
3,500
件数 占率 件数 占率
2,914 個人保険 2,707 100.0 % 2,483 100.0 %
3,000
2,707 養老 1,041 38.5 % 906 36.5 %
1,104 2,483 普通養老 668 24.7 % 582 23.5 %
△ 8.2 %
2,500 990 普通養老
894 （引受基準 3 0.1 % 3 0.1 %
緩和型）
2,000 特別養老 363 13.4 % 318 12.8 %
終身 1,259 46.5 % 1,206 48.6 %
1,809 普通終身
1,500 1,716 393 14.5 % 372 15.0 %
1,589 （定額型）
普通終身
（引受基準 5 0.2 % 5 0.2 %
1,000 緩和型）
普通終身
273 10.1 % 262 10.6 %
（倍型）
500 特別終身 585 21.6 % 565 22.8 %
学資 393 14.5 % 357 14.4 %
0 その他 13 0.5 % 12 0.5 %
19.3末 20.3末 21.3末 注： 主な商品を掲載
注： 「新区分」は、当社が引き受けた個人保険を示し、「旧区分」は、当社が独立行政法人郵便
貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構から受再している簡易生命保険契約
（保険）を示す
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新契約年換算保険料の四半期推移
新契約年換算保険料（個人保険）の推移 新契約年換算保険料（第三分野）の推移
（億円） （億円） 1Q 2Q 3Q 4Q
1Q 2Q 3Q 4Q
4,000 700
3,762
3,513 616
816 592
3,500 600
776 129
155
3,000
500
856
891 156
2,500
157
400
2,000 1,043
898 1,469 300 160
30 221
1,500 ＋ 168.0 % 146
122 1
8
380 △ 40.5 % 200 ＋ 257.9 %
44
1,000
1,045 △ 59.5 %
946 935 △ 76.3 % 170 166
306 83 △ 91.0 %
100 132 4
500 72 14
3
90
△ 93.5 % △ 98.3 % 4
60 2
0 0
18.3期 19.3期 20.3期 21.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期
注1： 年換算保険料とは、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額（一時払契約等は、保険料を保険期間等で除した金額）
第三分野は医療保障・生前給付保障等に該当する部分。年換算保険料（個人保険）には、個人保険に係る第三分野を含む
注2： 20.3期および21.3期の実績は2019年7月中旬以降の積極的な営業活動の自粛および2020年1月～3月の業務停止による影響を含む
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利配収入およびキャピタル損益の状況
資産運用収益の内訳 キャピタル損益の内訳
（億円） （億円）
20.3期 21.3期 20.3期 21.3期
資産運用収入 11,377 11,216 キャピタル収益 872 1,157
金銭の信託運用益 515 875
利息及び配当金等収入 10,498 10,046
有価証券売却益 356 204
預貯金利息 0 0
金融派生商品収益 - -
有価証券利息・配当金 9,240 8,984
為替差益 - 77
公社債利息 7,620 7,332 その他キャピタル収益 - -
株式配当金 76 82 キャピタル費用 △ 1,896 △ 1,328
外国証券利息配当金 1,297 1,158 金銭の信託運用損 - -
有価証券売却損 △ 320 △ 327
その他 246 410
有価証券評価損 △ 26 -
貸付金利息 146 133
金融派生商品費用 △ 747 △ 216
機構貸付利息 1,058 869
為替差損 △ 20 -
不動産賃貸料 - -
その他キャピタル費用1 △ 780 △ 784
その他利息配当金 51 59 キャピタル損益 △ 1,024 △ 171
1. 「その他キャピタル費用」には、金銭の信託に係るインカム・ゲインに相当する額を計上
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金利（EVの前提条件）1の変動
フォワード・レート（19.3-21.3） フォワード・レートの推移
① ② ③
19.3末 20.3末 20.6末 21.3末
10年 0.471 % 0.657 % 0.495 % 0.539 %
20年 1.017 % 0.466 % 0.930 % 1.080 %
30年 0.683 % 0.422 % 0.743 % 1.126 %
注： EVおよび新契約価値の計算に用いた経済前提は以下のとおり
2020年3月末EV ： ①
2021年3月期の新契約価値 ： ②
2021年3月末EV ： ③
1. 金利（EVの前提条件）は、財務省公表の国債の流通利回りを基に作成したフォワード・レートを使用
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EVの変動要因
中長期のRoEV1目標 （億円）
6～8%
+ 5,597 40,262
RoEV1 ： 5.0 %
+ 352 + 40
+ 646
+ 722
33,242
33,028
△ 213
△ 127
円金利変動の影響 + 1,737
株価等の上昇の影響 + 4,118
2020.3末 調整 調整後 期待収益 期待収益 非経済前提と 非経済前提 経済前提と 2021.3末
新契約価値 （リスクフリー
EV （株主配当） EV レート分）
（超過収益分） 実績の差異 の変更 実績の差異 EV
注： 第三者の検証を受けていない試算値。第三者の検証を受けたEVの詳細については、2021年5月25日公表予定
1. EVの変動要因から「経済前提と実績の差異」を除いた値
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（参考）EVの感応度分析
経済前提に関する感応度
（億円）
前提条件 EV 増減額（増減率）
リスク・フリー・レート50bp上昇1,2 41,117 ＋ 855 （＋ 2.1 %）
リスク・フリー・レート50bp低下1,2 38,529 △ 1,732 （△ 4.3 %）
リスク・フリー・レート50bp低下（低下後の下限なし）1,2 38,223 △ 2,038 （△ 5.1 %）
株式・不動産価値30%下落1 36,178 △ 4,083 （△ 10.1 %）
非経済前提に関する感応度
（億円）
前提条件 EV 増減額（増減率）
将来の保有契約量が2021.3EVの計算上で想定している水準の1.05倍1 40,883 ＋ 621 （＋ 1.5 %）
事業費率（維持費）10％減少1,2 42,253 ＋ 1,991（＋ 4.9 %）
1. 第三者の検証を受けていない試算値
2. 第三者の検証を受けたEVの詳細については、2021年5月25日公表予定
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新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う取扱い（2021年3月末時点）
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が、個人の生活や企業経営等に多大な影響を与えている中、当社は生命保険会社としての社会的
使命を果たすため、金融機能の維持や顧客保護の観点から、保険金の支払い等、必要な業務を継続できる体制を維持するとともに、お
客さまを支える取り組みを実施
お客さまを支える主な取り組み 【参考】取扱い実施件数（3月末時点）
保険料の払込猶予期間の延伸（最長9か月）
保険料の 項目 件数 金額
払込猶予期間分の保険料の分割払込みの取扱い
非常取扱い
［2020年12月30日まで実施］
保険料の払込
新型コロナウイルスの影響等による医療機関の事情により 17,215件 ―
次のような場合も医師の証明書等をご提出いただくことで
猶予期間の延伸
入院保険金の支払い対象として取扱い
・ 都道府県が用意した宿泊施設等において療養した場合や自宅
療養した場合
保険金の ・ 入院による治療が必要であったにもかかわらず入院できなかった
非常取扱い等 場合、または当初の予定より早い退院を余儀なくされた場合 入院
14,039件 8億2,548万円
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた場 保険金
合、死亡保険金に加えて「保険金の倍額支払」の対象とす
る取扱いを実施 保険金の
請求時等の必要書類の一部省略 支払状況
普通貸付金に適用する利率の減免（利率0％）
死亡 1,456件 49億8,986万円
貸付利率の
非常取扱い 保険金 ※倍額支払は1,450件 ※倍額支払含む
［2020年6月30日まで実施］
非対面での請求ニーズの高まりを受け、お客さまからの要
望に応じて入院保険金請求の郵送受付（お客さまと郵便局
非対面での
・支店の間での郵送による書類の授受）およびマイページ
一部請求 からの請求受付を実施
普通貸付
31.4万件 1,345億円
受付の実施 （利息の減免）
保険料払込猶予期間の延伸について、かんぽWebサイト、
コールセンター、郵便局・支店での電話受付を実施
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新旧区分別 損益計算書（単体）
（億円）
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期
新区分 旧区分 新区分 旧区分 新区分 旧区分 新区分 旧区分 新区分 旧区分
経常収益 1 44,642 68,892 39,388 54,892 38,147 43,744 35,826 36,586 35,918 31,946
保険料等収入 40,390 10,028 34,812 7,552 33,695 5,903 27,863 4,591 23,337 3,641
資産運用収益 1 4,228 9,450 4,546 8,303 4,401 7,643 4,412 6,965 4,484 6,736
その他経常収益 1 23 49,413 30 39,037 49 30,198 3,549 25,030 8,097 21,568
経常費用 1 43,701 67,040 37,671 53,522 36,635 42,604 33,882 35,661 33,293 31,122
保険金等支払金 11,365 64,137 17,656 51,243 28,379 40,309 28,420 33,493 29,254 29,406
責任準備金等繰入額 1 26,940 - 14,747 - 2,725 - 299 - 0 -
資産運用費用 1 1,038 565 785 279 991 468 857 382 595 117
事業費 3,665 1,936 3,728 1,599 3,762 1,421 3,363 1,358 2,754 1,266
その他経常費用 690 400 752 398 777 404 942 427 689 332
経常利益 940 1,852 1,717 1,370 1,511 1,139 1,943 924 2,625 824
特別損益 2 57 △ 126 △ 272 △ 170 138 36 93 298 △ 236 △ 231
契約者配当準備金繰入額 156 1,370 216 961 196 921 154 937 187 467
税引前当期純利益 842 355 1,229 238 1,453 255 1,882 285 2,202 126
法人税等合計 217 95 354 69 411 87 549 107 611 60
当期純利益（又は当期純損失） 624 260 874 168 1,041 167 1,333 178 1,590 65
注：「旧区分」は簡易生命保険契約区分を源泉とする数値、「新区分」はかんぽ生命全体から「旧区分」を差し引いた数値
1. かんぽ生命全体から「旧区分」を差し引いた際に、「新区分」の実績がマイナスとなる場合、調整を実施していることから、「旧区分」と「新区分」の合計がかんぽ生命全体の数値と一致しない
（例： 21.3期 は、「資産運用収益」内の「為替差益」および「資産運用費用」内の「為替差損」に、それぞれ3億円を加算）
2. 特別損益には「価格変動準備金繰入額」、「価格変動準備金戻入額」を含む
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新旧区分別実績（単体）
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期
総資産 百万円 80,336,414 76,832,508 73,904,576 71,667,398 70,173,857
旧区分 51,447,550 46,684,937 41,354,076 39,225,493 37,815,270
新区分 28,888,864 30,147,570 32,550,500 32,441,904 32,358,586
保有契約件数 千件 31,562 30,405 29,143 27,070 24,837
旧区分（保険） 14,411 12,484 11,048 9,907 8,944
新区分（個人保険） 17,150 17,921 18,095 17,163 15,893
保険料等収入 百万円 5,041,868 4,236,461 3,959,928 3,245,541 2,697,936
旧区分 1,002,816 755,221 590,340 459,151 364,196
新区分 4,039,051 3,481,240 3,369,588 2,786,389 2,333,740
経常利益 百万円 279,347 308,845 265,143 286,829 345,022
旧区分 185,250 137,074 113,981 92,490 82,454
新区分 94,097 171,771 151,162 194,338 262,568
当期純利益 百万円 88,520 104,309 120,958 151,132 165,586
旧区分 26,044 16,878 16,763 17,806 6,566
新区分 62,475 87,430 104,195 133,325 159,020
危険準備金繰入額 百万円 △ 120,819 △ 139,678 △ 151,592 △ 165,388 △ 186,023
旧区分 △ 172,881 △ 173,722 △ 173,590 △ 170,814 △ 191,014
新区分 52,061 34,043 21,997 5,425 4,991
価格変動準備金繰入額 百万円 6,444 128,031 △ 19,251 △ 39,152 46,477
旧区分 12,625 17,090 △ 3,686 △ 29,845 23,121
新区分 △ 6,181 110,940 △ 15,564 △ 9,306 23,355
追加責任準備金繰入額 百万円 △ 50,454 △ 30,648 △ 50,292 △ 49,750 27,652
旧区分 △ 50,454 △ 47,674 △ 46,698 △ 46,396 30,553
新区分 - 17,025 △ 3,594 △ 3,354 △ 2,901
注： 「旧区分」は簡易生命保険契約区分を源泉とする数値、「新区分」はかんぽ生命全体から「旧区分」を差し引いた数値
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主要業績の推移（連結）
（億円）
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期
保険料等収入 50,418 42,364 39,599 32,455 26,979
経常利益 2,797 3,092 2,648 2,866 3,457
契約者配当準備金繰入額 1,526 1,177 1,118 1,092 654
当期純利益 885 1,044 1,204 1,506 1,661
純資産 18,532 20,031 21,351 19,283 28,414
総資産 803,367 768,312 739,050 716,647 701,729
自己資本利益率（ROE） 4.7 % 5.4 % 5.8 % 7.4 % 7.0 %
RoEV1 4.9 % 9.9 % 8.6 % △ 2.8 % 5.0 %
株主配当 360 408 432 427 427
配当性向 40.6 % 39.0 % 35.8 % 28.4 % 25.7 %
EV 33,556 37,433 39,257 33,242 40,262
新契約価値 368 2,267 2,238 606 △ 127
基礎利益（単体） 3,900 3,861 3,771 4,006 4,219
保険関係損益 3,114 3,203 3,187 3,201 3,456
順ざや（利差益） 785 658 584 804 763
1. EVの変動要因から「経済前提と実績の差異」を除いた値
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＜免責事項＞
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現時点で合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、将来の業績は、経営環境に関する前提条件の変化等に伴い、予想と異なる
可能性があることにご留意ください。
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