2021年3月期 中間決算の概要
2020年 11月 13日
中間決算サマリ―
21年3月期 2Q 前年同期（末）比
+ 212億円 【連結業績の状況】
（+ 15.0 %）
新契約の減少に伴う事業費等の減少等により、経常利益は
経常利益 1,627億円 通期業績予想 前年同期比15.0％の増加となる1,627億円、中間純利益は前
2,000億円
年同期比22.8％の増加となる936億円となった
進捗率81.4 %
+ 173億円 2021年3月期の業績予想の策定に当たっては、2020年3月
（+ 22.8 %） 末時点の経済前提を用いていたことから、株式の減損を相応
中間純利益 936億円 通期業績予想 に想定していたこと、また、保険金等支払いが想定よりも減少
1,240億円 していること等を背景に、経常利益、当期純利益ともに業績
進捗率75.5 % 予想対比で高い進捗率となった
（個人保険）
△ 1,165億円
新契約 150億円 （△ 88.6 %） 【契約の状況】
年換算保険料 （第三分野）
△ 204億円 2019年7月中旬以降、第2四半期においても積極的な営業活
6億円 （△ 96.7 %） 動を自粛していたことから、個人保険の新契約年換算保険料
は、前年同期比88.6％減の150億円、第三分野の新契約年
（個人保険）
換算保険料は、前年同期比96.7％減の6億円
△ 2,185億円
保有契約 4兆1,001億円 （△ 5.1 %）
年換算保険料 （第三分野）
△ 243億円
6,911億円 （△ 3.4 %）
【EVの状況】
EVは前期末から金利および株価の上昇等により、12.3%増
+ 4,098億円 加し、3兆7,341億円
ＥＶ 3兆7,341億円 （ + 12.3 % ）
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21年3月期 第2四半期の業績（前年同期比）
連結損益計算書（要約） 単体 経常利益の明細（要約）
（億円） （億円）
（参考） （参考）
20.3期 2Q 21.3期 2Q 増減額 20.3期 2Q 21.3期 2Q 増減額
20.3期 20.3期
経常収益 36,613 33,853 △ 2,759 72,114 基礎利益 2,057 2,265 208 4,006
保険料等収入 18,011 14,178 △ 3,833 32,455 保険関係損益 1,671 1,964 293 3,201
資産運用収益 5,740 5,203 △ 537 11,377 順ざや 385 301 △ 84 804
責任準備金戻入額 12,093 13,896 1,803 27,673
キャピタル損益 △ 574 △ 590 △ 16 △ 1,024
経常費用 35,198 32,226 △ 2,971 69,248
臨時損益 △ 63 △ 52 10 △ 113
保険金等支払金 31,438 29,302 △ 2,136 61,913
経常利益 1,419 1,622 202 2,868
資産運用費用 670 456 △ 214 1,240
事業費等1 3,088 2,467 △ 621 6,094
経常利益 1,415 1,627 212 2,866
特別損益 258 274 15 392
価格変動準備金戻入額 256 274 18 391
契約者配当準備金繰入額 545 472 △ 72 1,092
法人税等合計 364 491 127 659
親会社株主に帰属する
763 936 173 1,506
中間純利益
注：主な勘定科目を掲載
1. 事業費とその他経常費用の合計
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21年3月期 第2四半期の業績（前年同期からの変動要因：単体ベース）
順ざやが減少したものの、新契約の減少に伴う事業費等の減少、20年3月期に計上した保険金等支払引当金について、契約調査の進展等を
見積りに反映したことによる戻入等により保険関係損益が前年同期を大きく上回った結果、基礎利益は前年同期を上回る2,265億円となっ
た
キャピタル損に対しては、その相当額の価格変動準備金を取り崩す会計処理を継続して実施。基礎利益の増加に伴い、中間純利益は前
年同期を上回る933億円となった
経常利益 1,622 （+ 202）
（億円）
基礎利益 2,265 （ + 208） 933
（+ 164）
[連結：936]
△ 84 + 10 △ 16 + 15 + 72
768 △ 126
[連結：763]
+ 293
（＋）事業費等の減少1 601億円
（△）保有契約の減少等 379億円
（＋）引当金の影響2 71億円
1. 事業費等の減少については、損益計算書における事業費とその他経常費用の合計につき、前期との数値の差分を計算したもの。ただし、20.3期2Qにおける保険金等支払引当金の影響は、「引当金の影響」の項目
に調整している
2. 契約調査の進展等を見積りに反映したことによる、保険金等支払引当金の戻入等の保険関係損益への影響額。上記1の20.3期2Qにおける保険金等支払引当金の影響を加味している（21.3期2Q戻入額：60億円、
20.3期2Q繰入額：10億円）
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契約の状況〔新契約年換算保険料〕
新契約年換算保険料（個人保険）の推移 新契約年換算保険料（第三分野）の推移
4-9 月 10-3 月 4-9 月 10-3 月
（億円） （億円）
4,000 700
3,513 616
3,500
600
1,668 285
3,000
500
2,500
400
2,000
1,469
1,845
300
330 221
1,500 153
9
1,316 200
1,000
211
150 100
500 6
△ 88.6 %
△ 96.7 %
0 0
19.3期 20.3期 21.3期 19.3期 20.3期 21.3期
注1：年換算保険料とは、１回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、１年当たりの保険料に換算した金額（一時払契約等は、保険料を保険期間等で除した金額）
第三分野は医療保障・生前給付保障等に該当する部分。年換算保険料（個人保険）には、個人保険に係る第三分野を含む
注2：20.3期および21.3期の実績は2019年7月中旬以降の積極的な営業活動の自粛および2020年1月∼3月の業務停止による影響を含む
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契約の状況〔保有契約年換算保険料〕
保有契約年換算保険料（個人保険）の推移 保有契約年換算保険料（第三分野）の推移
（億円） 新区分 旧区分 （億円） 新区分 旧区分
50,000 46,771 9,000
43,186
45,000 41,001 8,000 7,531
13,132 7,155
△ 5.1 % 6,911
40,000 11,740 △ 3.4 %
11,168 7,000 3,421
3,216
35,000 3,132
6,000
30,000 33,639
31,446 5,000
29,833
25,000
4,000
20,000 4,109 3,938 3,779
3,000
15,000
2,000
10,000
5,000 1,000
0 0
19.3末 20.3末 20.9末 19.3末 20.3末 20.9末
注： 「新区分」は、当社が引き受けた個人保険を示し、「旧区分」は、当社が独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構から受再している簡易生命保険契約（個人保険は
簡易生命保険契約の保険に限る）を示す
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資産運用の状況〔資産構成〕
資産構成 順ざや・利回り
（億円） （億円）
20.3末 20.9末 （参考）
増減額 20.3期 2Q 21.3期 2Q
金額 占率 金額 占率 20.3期
公社債 488,306 68.1 % 485,431 69.0 % △ 2,874 順ざや 385 301 804
国債 367,307 51.3 % 370,925 52.7 % 3,617
平均予定利率1 1.69 % 1.69 % 1.69 %
地方債 67,287 9.4 % 62,281 8.8 % △ 5,006
利子利回り2 1.81 % 1.79 % 1.82 %
社債 53,711 7.5 % 52,224 7.4 % △ 1,486
1
収益追求資産 99,386 13.9 % 104,739 14.9 % 5,353
キャピタル損益 △ 574 △ 590 △ 1,024
2
国内株式 17,651 2.5 % 20,838 3.0 % 3,186
2
外国株式 3,235 0.5 % 3,948 0.6 % 712
1. 平均予定利率は、予定利息の一般勘定経過責任準備金に対する利回り
2 2. 利子利回りは、基礎利益上の運用収支等の一般勘定経過責任準備金に対する利回り
外国債券 64,451 9.0 % 65,432 9.3 % 981
3
その他 14,048 2.0 % 14,520 2.1 % 472
貸付金 56,627 7.9 % 53,456 7.6 % △ 3,170
その他 72,327 10.1 % 60,344 8.6 % △ 11,982
うち現預金・ｺｰﾙﾛｰﾝ 17,902 2.5 % 14,828 2.1 % △ 3,074
うち債券貸借取引 31,917 4.5 % 24,805 3.5 % △ 7,111
支払保証金
総資産 716,647 100.0 % 703,972 100.0 % △ 12,674
1. 収益追求資産は、貸借対照表上「金銭の信託」および「有価証券」に計上している資産のうち、資産運用目的で保有する国内外の株式、外貨建債券、投資信託等を対象としている
2. 「国内株式」、「外国株式」および「外国債券」には、個別銘柄の株式・債券のほか、それぞれの資産のみを投資対象とする投資信託を含む
3. バンクローン、マルチアセット、不動産ファンド等
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資産運用の状況〔有価証券の時価情報〕
有価証券の時価情報
（億円）
20.3末 20.9末 増減額
帳簿価額 時価 差損益 帳簿価額 時価 差損益 帳簿価額 時価 差損益
合計 590,841 666,758 75,916 586,868 663,350 76,482 △ 3,973 △ 3,407 565
満期保有目的の債券 357,357 419,533 62,176 354,725 411,821 57,096 △ 2,631 △ 7,712 △ 5,080
責任準備金対応債券 95,746 105,785 10,038 95,784 104,694 8,910 37 △ 1,090 △ 1,128
その他有価証券 137,737 141,439 3,701 136,358 146,834 10,476 △ 1,379 5,395 6,775
有価証券等 111,025 113,996 2,970 109,792 115,209 5,417 △ 1,233 1,213 2,447
公社債 37,004 37,421 417 35,955 36,465 510 △ 1,048 △ 955 93
国内株式 3,220 2,812 △ 408 3,188 3,321 132 △ 31 508 540
外国証券 42,216 45,893 3,676 42,278 46,600 4,321 62 706 644
その他の証券 20,068 19,332 △ 735 19,110 19,545 434 △ 958 212 1,170
預金等 8,515 8,535 20 9,258 9,277 18 742 741 △1
金銭の信託 26,712 27,443 730 26,566 31,625 5,058 △ 145 4,181 4,327
1
国内株式 13,879 14,839 959 13,650 17,517 3,866 △ 228 2,677 2,906
1
外国株式 2,972 3,235 262 3,003 3,948 944 31 712 681
1
外国債券 7,360 6,984 △ 375 7,394 7,638 243 34 653 618
2
その他 2,500 2,383 △ 116 2,516 2,521 4 16 137 120
注： 本表には、時価のある有価証券のみを記載。また、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含む
1. 「国内株式」、「外国株式」および「外国債券」には、個別銘柄の株式・債券のほか、それぞれの資産のみを投資対象とする投資信託を含む
2. 現預金、バンクローン、不動産ファンド
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経費の状況
事業費（委託手数料1等）
（億円）
20.3期 2Q 21.3期 2Q 増減額 （参考） 20.3期
事業費 2,535 1,962 △ 573 4,738
委託手数料 1,410 953 △ 457 2,487
新契約手数料 624 245 △ 379 1,009
維持・集金手数料 786 707 △ 78 1,478
2
拠出金 287 280 △7 575
その他 836 728 △ 108 1,674
減価償却費 280 304 24 574
1. 日本郵便株式会社に対する委託手数料
2. 独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構法に基づき、郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構に支払う拠出金
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健全性の状況
内部留保等の積立状況 連結ソルベンシー・マージン比率
（億円） （億円）
当期
20.3末 20.9末 20.3末 20.9末
繰入額
危険準備金 17,973 18,026 52 連結ソルベンシー・
1,070.9 % 1,138.0 %
マージン比率
旧区分 13,206 13,235 28
ソルベンシー・
51,616 57,934
新区分 4,766 4,791 24 マージン総額
価格変動準備金 8,583 8,309 △ 274 リスクの合計額 9,638 10,181
旧区分 6,319 6,049 △ 270
新区分 2,263 2,259 △3
追加責任準備金 58,303 57,247 △ 1,055
旧区分 58,202 57,162 △ 1,040
新区分 100 85 △ 15
注： 「旧区分」は簡易生命保険契約区分を源泉とする金額、「新区分」はかんぽ生命全体から「旧区分」を差し引いた金額
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EVの状況
EV EVの推移
（億円） （億円）
修正純資産 保有契約価値
増減額 45,000
20.3末 20.9末1
(前期末比)
39,257
40,000 37,341
4,098
EV 33,242 37,341 22,371
(+ 12.3 %) 35,000 33,242 23,028
904 22,124
修正純資産 22,124 23,028 30,000
(+ 4.1 %)
3,194 25,000
保有契約価値 11,118 14,312
(+ 28.7 %)
20,000
新契約価値 15,000 16,886
14,312
21.3期第2四半期の新契約価値1,2 △ 15億円 10,000
11,118
新契約マージン1,3 △ 1.2 ％
5,000
当社は当該期間において積極的な保険商品のご提案を控えさせていただい
1
ている一方、新契約獲得にはその多寡によらない一定の事業費等が必要と
0
なるため、新契約価値はマイナスになっている 1
19.3末 20.3末 20.9末
1. 第三者の検証を受けていない試算値
2. 2020年4月から2020年9月までの新契約をベースに2020年9月末の経済前提を使用。特約の切替加入および条件付解約による価値の増減分を含む
3. 新契約価値を将来の保険料収入の現在価値で除したもの
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21年3月期 連結業績予想
連結業績予想 1株当たり当期純利益の推移
2020年5月15日に公表している2021年3月期の業績予想の策定 （円）
に当たっては、2020年3月末時点の経済前提を用いていたこ
とから、株式の減損を相応に想定していたこと、また、保険 267.40
金等支払いが想定よりも減少していること等を背景に、経常
利益、当期純利益ともに業績予想対比で高い進捗率となって
いる
220.47
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響が不透明で 200.86
あり、今後も引き続き、株価の低下や保険金等支払いの増加
の可能性があり、その場合における経常利益、当期純利益へ
の影響を考慮し、2021年3月期の業績予想の修正は、現時点 155円
では行わない
21.3期
（億円） （中計最終年度）
の目標
1
21.3期 21.3期 2Q 進捗率
（予想） 174.21
141.50 147.71
経常収益 68,500 33,853 49.4 %
経常利益 2,000 1,627 81.4 %
2
当期純利益 1,240 936 75.5 %
16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3 期（予想）
1株当たり当期純利益 220.47 円 166.55 円 75.5 % Z前中計期間 現中計期間
1. 新型コロナウイルスの感染拡大による影響につきましては、当社ホームページにてお知らせしております2020年3月19日付けの「新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う特別取扱い」（普通貸付
利率の減免等）および2020年4月15日付けの「新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う保険金の倍額支払のお取り扱い」に加え、世界的に景気が悪化していることを踏まえた資産運用収益の減
少および資産運用費用の増加を考慮しております。今後、業績予想の修正が必要になった場合には速やかに公表いたします
2. 親会社株主に帰属する当期純利益
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株主還元
株主還元方針 株主還元の推移
（総還元性向）
39.6 % 40.6 % 39.0 % 118.9 %2 28.4 % 34.5 % （円）
（予想）
株主に対する利益の還元を経営上重要な施策の一つ
自己株式
として位置づけ 取得1
約1,000億円
今後の利益見通し、財務の健全性を考慮しつつ、安
定的な1株当たり配当を目指す 76円
普通配当 普通配当
+ 11.8 %
21.3期
76.00 76.00
特別配当 （中計最終年度）
+ 6.3 % 4.00 の目標
特別配当
4.00 普通配当
21年3月期の株主還元等 68.00
期末
+ 6.7 % 普通配当
38.00
64.00
+ 7.1 % 普通配当
60.00 中間
38.00
普通配当を1株につき76円（予想）とする 普通配当
56.00
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を慎重に見極
める必要があるため、中間配当は行わず、期末配当
のみとする予定
（今後、新型コロナウイルスの感染拡大の影響等により、配当
予想の修正が必要になった場合には速やかに公表いたします） 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期（予想）
Z前中計期間 現中計期間
1. 2019年4月に自己株式の取得を実施
2. 1に記載の自己株式の取得を含めた総還元性向
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連結貸借対照表（要約）
連結貸借対照表（要約）
（億円）
20.3末 20.9末 増減額 20.3末 20.9末 増減額
負債 1 697,364 679,094 △ 18,269
資産 716,647 703,972 △ 12,674
責任準備金 622,931 609,034 △ 13,896
現金及び預貯金 14,102 13,428 △ 674 うち危険準備金 17,973 18,026 52
うち追加責任準備金 58,303 57,247 △ 1,055
金銭の信託 30,560 35,283 4,723
社債 1,000 1,000 -
価格変動準備金 8,583 8,309 △ 274
有価証券 558,705 556,600 △ 2,105
純資産 19,283 24,877 5,594
貸付金 56,627 53,456 △ 3,170 株主資本合計 16,612 17,336 723
資本金 5,000 5,000 -
有形固定資産 1,102 1,071 △ 30
資本剰余金 4,050 4,050 -
利益剰余金 7,566 8,289 722
無形固定資産 1,350 1,234 △ 115
自己株式 △4 △3 0
繰延税金資産 11,737 9,746 △ 1,991 その他の包括利益
2,670 7,541 4,870
累計額合計
注： 主な勘定科目を掲載
1. 保険金等支払引当金（20.3末 297億円、20.9末 78億円、増減額 △219億円）を含む
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契約の状況〔新契約件数〕
新契約件数（個人保険）の推移 新契約の内訳
（万件）
4-9月 10-3月
（万件）
20.3期 2Q 21.3期 2Q
180 171
件数 占率 件数 占率
82 個人保険 58 100.0 % 6 100.0 %
160
養老 30 51.9 % 4 73.9 %
140 普通養老 16 27.5 % 3 54.9 %
普通養老
（引受基準 3 5.5 % 0 1.3 %
120
緩和型）
特別養老 11 18.9 % 1 17.7 %
100
終身 24 41.7 % 0 9.4 %
普通終身
80 88 64 5 10.0 % 0 2.1 %
（定額型）
普通終身
60
6 （引受基準 6 10.9 % 0 0.5 %
58 緩和型）
普通終身
40 9 16.8 % 0 5.4 %
（倍型）
特別終身 2 4.1 % 0 1.5 %
20 6
学資 3 6.3 % 0 16.5 %
△ 89.7 %
その他 0 0.1 % 0 0.1 %
0
19.3期 20.3期 21.3期 注： 主な商品を掲載
注：20.3期および21.3期の実績は2019年7月中旬以降の積極的な営業活動の自粛および
2020年1月∼3月の業務停止による影響を含む
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契約の状況〔保有契約件数〕
保有契約件数（個人保険）の推移 保有契約の内訳
（万件）
新区分 旧区分
（万件） 20.3末 20.9末
3,500
件数 占率 件数 占率
個人保険 2,707 100.0 % 2,593 100.0 %
2,914
3,000 養老 1,041 38.5 % 970 37.4 %
2,707 2,593
1,104 △ 4.2 % 普通養老 668 24.7 % 623 24.0 %
2,500 990 普通養老
943 （引受基準 3 0.1 % 3 0.1 %
緩和型）
2,000 特別養老 363 13.4 % 340 13.1 %
終身 1,259 46.5 % 1,233 47.5 %
1,809 普通終身
1,500 1,716 1,650 393 14.5 % 383 14.8 %
（定額型）
普通終身
（引受基準 5 0.2 % 5 0.2 %
1,000 緩和型）
普通終身
273 10.1 % 267 10.3 %
（倍型）
500 特別終身 585 21.6 % 575 22.2 %
学資 393 14.5 % 376 14.5 %
0 その他 13 0.5 % 13 0.5 %
19.3末 20.3末 20.9末
注： 主な商品を掲載
注： 「新区分」は、当社が引き受けた個人保険を示し、「旧区分」は、当社が独立行政法人郵便
貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構から受再している簡易生命保険契約
（保険）を示す
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新契約年換算保険料の四半期推移
新契約年換算保険料（個人保険）の推移 新契約年換算保険料（第三分野）の推移
（億円） 1Q 2Q 3Q 4Q （億円） 1Q 2Q 3Q 4Q
4,000 700
3,762
816 3,513 616
3,500 592
776 600 129
155
3,000
856 500
891 156
2,500
400 157
2,000 1,043
898 1,469 300 160
30 221
1,500 146
122 1
8
380 200
44
1,000
1,045 △ 76.3 %
946 935 170 166 △ 91.0 %
100 132
500 150
90 6
△ 93.5 % 60 △ 98.3 % 4
2
0 0
18.3期 19.3期 20.3期 21.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期
注1： 年換算保険料とは、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額（一時払契約等は、保険料を保険期間等で除した金額）
第三分野は医療保障・生前給付保障等に該当する部分。年換算保険料（個人保険）には、個人保険に係る第三分野を含む
注2： 20.3期および21.3期の実績は2019年7月中旬以降の積極的な営業活動の自粛および2020年1月∼3月の業務停止による影響を含む
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営業実績が低迷することによる損益への影響
お客さまからいただく保険料のうち、かんぽ生命が事業を営むためにいただいている付加保険料は、毎月一定額をいただいている。こ
の付加保険料を原資として、毎月、日本郵便に募集手数料を支払っているが、その支払方法は、12回目までの水準が高いＬ型方式であ
るため、新規契約が増加するほど、かんぽ生命の損益は悪化する
新規契約が大幅に減少した場合、事業費等の減少が、かんぽ生命の損益の増加の一因となる。ただし、これは短期的な影響であり、中
長期的に見れば、新規契約の減少はかんぽ生命の損益にマイナスの影響を及ぼす
＜保険料の収納と募集手数料の支払のイメージ（契約1件のモデル）＞
保険料収入は毎月一定
純保険料
保険料収入
保険金等の支払いのために
・・・ ・・・ いただいている保険料
付加保険料
事業を営むために
いただいている保険料
募集手数料は12回目までの水準が高いＬ型方式
募集手数料 ※契約初年度は、付加保険料を
※原資は付加保険料収入 上回る募集手数料を支払ってい
・・・ るが、2年目以降は付加保険料
を下回る水準となっている
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
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利配収入およびキャピタル損益の状況
資産運用収益の内訳 キャピタル損益の内訳
（億円） （億円）
（参考） （参考）
20.3期 2Q 21.3期 2Q 20.3期 2Q 21.3期 2Q
20.3期 20.3期
資産運用収入 5,740 5,203 11,377 キャピタル収益 396 130 872
金銭の信託運用益 169 - 515
利息及び配当金等収入 5,340 5,066 10,498
有価証券売却益 227 104 356
預貯金利息 0 0 0
金融派生商品収益 - - -
有価証券利息・配当金 4,691 4,515 9,240
為替差益 - 26 -
公社債利息 3,847 3,677 7,620 その他キャピタル収益 - - -
株式配当金 31 36 76 キャピタル費用 △ 971 △ 721 △ 1,896
外国証券利息配当金 669 577 1,297 金銭の信託運用損 - △ 63 -
その他 142 223 246
有価証券売却損 △ 165 △ 169 △ 320
有価証券評価損 - - △ 26
貸付金利息 73 67 146
金融派生商品費用 △ 427 △ 139 △ 747
機構貸付利息 551 453 1,058
為替差損 △ 21 - △ 20
不動産賃貸料 - - -
その他キャピタル費用
1
△ 356 △ 349 △ 780
その他利息配当金 24 29 51 キャピタル損益 △ 574 △ 590 △ 1,024
1. 「その他キャピタル費用」には、金銭の信託に係るインカム・ゲインに相当する額を計上
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金利（EVの前提条件）1の変動
フォワード・レート（19.3-20.9） フォワード・レートの推移
1.5%
① ②
19.3末 20.3末 20.9末
20.9末
20.3末
10年 0.471 % 0.657 % 0.490 %
1.0%
19.3末
20年 1.017 % 0.466 % 0.918 %
0.5%
30年 0.683 % 0.422 % 0.930 %
注： EVおよび新契約価値の計算に用いた経済前提は以下のとおり
2020年3月末EV ： ①
0.0% 2021年3月期2Qの新契約価値 ： ②
2020年9月末EV ： ②
△0.5%
0 10 20 30
（年）
1. 金利（EV の前提条件）は、財務省公表の国債の流通利回りを基に作成したフォワード・レートを使用
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EVの変動要因
中長期のRoEV1目標 （億円）
6∼8%
+ 3,576 37,341
RoEV1 ： 4.5% （年換算後）
+ 177
+ 332
△ 153
+ 394
33,242
33,028
△ 213 円金利変動の影響 ＋ 1,485
△ 15
株価等の上昇の影響 ＋ 2,491
2020.3末 調整 調整後 期待収益 期待収益 非経済前提と 非経済前提 経済前提と 2020.9末
新契約価値 （リスクフリー
EV （株主配当） EV レート分）
（超過収益分） 実績の差異 の変更 実績の差異 EV
注1： 第三者の検証を受けていない試算値
注2： 将来の死亡率、失効解約率、事業費前提等について、 2020年3月末のEVと同じ前提を使用
1. EVの変動要因から「経済前提と実績の差異」を除いた値
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感応度分析
経済前提に関する感応度
（億円）
前提条件 EV 増減額（増減率）
リスク・フリー・レート50bp上昇 39,378 ＋ 2,036 （＋ 5.5 %）
リスク・フリー・レート50bp低下 34,468 △ 2,873 （△ 7.7 %）
リスク・フリー・レート50bp低下（低下後の下限なし） 33,800 △ 3,540 （△ 9.5 %）
株式・不動産10%下落 36,141 △ 1,199 （△ 3.2 %）
非経済前提に関する感応度
（億円）
前提条件 EV 増減額（増減率）
将来の保有契約量が2020.9EVの計算上で想定している水準の1.05倍 38,151 ＋ 809 （＋ 2.2 %）
将来の保有契約量が2020.9EVの計算上で想定している水準の0.95倍 36,436 △ 904 （△ 2.4 %）
事業費率（維持費）10％減少 39,596 ＋ 2,254 （＋ 6.0 %）
注. 第三者の検証を受けていない試算値
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新旧区分別 損益計算書（単体）
新旧区分別 損益計算書（単体）
（億円）
17.3期 18.3 期 19.3期 20.3 期 20.3期 2Q 21.3期 2Q
新区分 旧区分 新区分 旧区分 新区分 旧区分 新区分 旧区分 新区分 旧区分 新区分 旧区分
1
経常収益 44,642 68,892 39,388 54,892 38,147 43,744 35,826 36,586 17,890 18,841 18,038 15,818
保険料等収入 40,390 10,028 34,812 7,552 33,695 5,903 27,863 4,591 15,589 2,422 12,268 1,910
1
資産運用収益 4,228 9,450 4,546 8,303 4,401 7,643 4,412 6,965 2,275 3,465 2,162 3,043
1
その他経常収益 23 49,413 30 39,037 49 30,198 3,549 25,030 26 12,954 3,607 10,864
1
経常費用 43,701 67,040 37,671 53,522 36,635 42,604 33,882 35,661 16,913 18,399 16,726 15,507
保険金等支払金 11,365 64,137 17,656 51,243 28,379 40,309 28,420 33,493 14,093 17,345 14,683 14,619
1
責任準備金等繰入額 26,940 - 14,747 - 2,725 - 299 - 119 - 0 -
1
資産運用費用 1,038 565 785 279 991 468 857 382 477 193 342 117
事業費 3,665 1,936 3,728 1,599 3,762 1,421 3,363 1,358 1,842 681 1,354 604
その他経常費用 690 400 752 398 777 404 942 427 381 178 346 166
経常利益 940 1,852 1,717 1,370 1,511 1,139 1,943 924 977 442 1,311 310
2
特別損益 57 △ 126 △ 272 △ 170 138 36 93 298 61 196 3 270
契約者配当準備金繰入額 156 1,370 216 961 196 921 154 937 75 470 92 379
税引前当期純利益 842 355 1,229 238 1,453 255 1,882 285 963 168 1,222 201
法人税等合計 217 95 354 69 411 87 549 107 281 81 355 133
当期純利益（又は当期純損失） 624 260 874 168 1,041 167 1,333 178 681 86 866 67
注：「旧区分」は簡易生命保険契約区分を源泉とする数値、「新区分」はかんぽ生命全体から「旧区分」を差し引いた数値
1. かんぽ生命全体から「旧区分」を差し引いた際に、「新区分」の実績がマイナスとなる場合、調整を実施していることから、「旧区分」と「新区分」の合計がかんぽ生命全体の数値と一致しない
（例： 21.3期2Q は、「資産運用収益」内の「為替差益」および「資産運用費用」内の「為替差損」に、それぞれ3億円を加算）
2. 特別損益には「価格変動準備金繰入額」、「価格変動準備金戻入額」を含む
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新旧区分別実績（単体）
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 20.3期 2Q 21.3期 2Q
総資産 百万円 80,336,414 76,832,508 73,904,576 71,667,398 73,036,599 70,398,249
旧区分 51,447,550 46,684,937 41,354,076 39,225,493 40,185,635 38,206,921
新区分 28,888,864 30,147,570 32,550,500 32,441,904 32,850,963 32,191,328
保有契約件数 千件 31,562 30,405 29,143 27,070 28,365 25,938
旧区分（保険） 14,411 12,484 11,048 9,907 10,469 9,437
新区分（個人保険） 17,150 17,921 18,095 17,163 17,896 16,500
保険料等収入 百万円 5,041,868 4,236,461 3,959,928 3,245,541 1,801,184 1,417,826
旧区分 1,002,816 755,221 590,340 459,151 242,264 191,003
新区分 4,039,051 3,481,240 3,369,588 2,786,389 1,558,920 1,226,822
経常利益 百万円 279,347 308,845 265,143 286,829 141,945 162,203
旧区分 185,250 137,074 113,981 92,490 44,202 31,067
新区分 94,097 171,771 151,162 194,338 97,743 131,135
当期純利益 百万円 88,520 104,309 120,958 151,132 76,865 93,362
旧区分 26,044 16,878 16,763 17,806 8,692 6,735
新区分 62,475 87,430 104,195 133,325 68,173 86,627
危険準備金繰入額 百万円 △ 120,819 △ 139,678 △ 151,592 △ 165,388 △ 82,306 5,295
旧区分 △ 172,881 △ 173,722 △ 173,590 △ 170,814 △ 85,575 2,871
新区分 52,061 34,043 21,997 5,425 3,268 2,423
価格変動準備金繰入額 百万円 6,444 128,031 △ 19,251 △ 39,152 △ 25,637 △ 27,439
旧区分 12,625 17,090 △ 3,686 △ 29,845 △ 19,674 △ 27,046
新区分 △ 6,181 110,940 △ 15,564 △ 9,306 △ 5,962 △ 392
追加責任準備金繰入額 百万円 △ 50,454 △ 30,648 △ 50,292 △ 49,750 △ 24,350 △ 105,579
旧区分 △ 50,454 △ 47,674 △ 46,698 △ 46,396 △ 22,636 △ 104,063
新区分 - 17,025 △ 3,594 △ 3,354 △ 1,713 △ 1,515
注： 「旧区分」は簡易生命保険契約区分を源泉とする数値、「新区分」はかんぽ生命全体から「旧区分」を差し引いた数値
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主要業績の推移（連結）
（億円）
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 20.3期 2Q 21.3期 2Q
保険料等収入 50,418 42,364 39,599 32,455 18,011 14,178
経常利益 2,797 3,092 2,648 2,866 1,415 1,627
契約者配当準備金繰入額 1,526 1,177 1,118 1,092 545 472
当期純利益 885 1,044 1,204 1,506 763 936
純資産 18,532 20,031 21,351 19,283 22,401 24,877
総資産 803,367 768,312 739,050 716,647 730,341 703,972
自己資本利益率 4.7 % 5.4 % 5.8 % 7.4 % - -
株主資本利益率 5.9 % 6.7 % 7.4 % 9.0 % - -
株主配当 360 408 432 427 213 -
1
総還元性向 40.6 % 39.0 % 118.9 % 28.4 % - -
EV 33,556 37,433 39,257 33,242 34,789 37,341
新契約価値 368 2,267 2,238 606 667 △ 15
基礎利益（単体） 3,900 3,861 3,771 4,006 2,057 2,265
保険関係損益 3,114 3,203 3,187 3,201 1,671 1,964
順ざや（利差益） 785 658 584 804 385 301
1. 19.3期の値については、2019年4月の自己株式の取得（約 1,000億円）を含めた総還元性向
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＜免責事項＞
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現時点で合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、将来の業績は、経営環境に関する前提条件の変化等に伴い、予想と異なる
可能性があることにご留意ください。
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