7177 J-GMOFHD 2020-02-05 13:30:00
2019年12月期決算説明資料 [pdf]
2019年12月期
決算説明会STOCK CODE:7177
代表執行役社長 グループCEO 鬼頭 弘泰
常務執行役 グループCFO 山本 樹
2020年2月5日
目次
決算概要
事業概況
Appendix
2
2019年12月期ハイライト
・ 第3四半期は過去最高の営業収益を記録も、
・ 低調なマーケット環境の影響を受け、通期では減収・減益の着地
・ 一方、注力分野の ①FX収益性、②CFD育成、③タイ王国 は
・ 堅調に推移し、営業利益200億円に向けて邁進中
① FX収益性 ② CFD育成 ③ 海外事業・タイ王国
・ 収益率※が大きく改善、 ・ 取引人数※が前年比 ・ 営業利益単月黒字化
・ 6月には過去最高となる ・ 約2倍に急成長 ・ 信用取引残高が開業
・ 68.9%を記録 ・ 18/12期 2,745名 ・ 2年で業界38社中、
・ 18/12期 46.9% ・ 19/12期 5,034名 ・ 第6位※に
・ 19/12期 55.7%
※スプレッド収益率、上記は全通貨ペア年間平均 ・※1日あたりの平均取引人数 ・ ※2019年6月末時点
3
通期決算(1-12月) |サマリー
2018年12月期 2019年12月期 前期比
(2018年1-12月) (2019年1-12月) 増減額 増減率
営業収益 347.8 億円 325.0 億円 △ 22.8 億円 △ 6.6 %
純営業収益 328.7 億円 303.1 億円 △ 25.6 億円 △ 7.8 %
営業利益 118.1 億円 97.6 億円 △ 20.5 億円 △ 17.4 %
経常利益 118.4 億円 96.8 億円 △ 21.6 億円 △ 18.3 %
最終利益 77.1 億円 60.7 億円 △ 16.4 億円 △ 21.3 %
4
通期決算(1-12月) |セグメント別の状況
( )内は前期比
2018年1-12月 2019年1-12月
営業収益 300.3 億円 279.7 億円 (△6.9%)
証券・FX事業
営業利益 109.0 億円 87.2 億円 (△20.0%)
営業収益 40.3 億円 39.4 億円 (△2.3%)
仮想通貨事業
営業利益 7.2 億円 8.8 億円 ( 22.9%)
5
通期決算(1-12月) |営業利益増減
・ 証券事業は、現物取引・信用取引ともに低調
・ 通貨関連店頭デリバティブ商品は、店頭FXの取引高が18.3%減少したものの、
・ 収益性改善の効果により減収幅は4.0%(△8.1億円)と限定的
・ 販売費及び一般管理費は、主に取引関係費の減少により2.4%減(△5.1億円)
(億円) 純営業収益 △25.6億円 △販管費 5.1億円
△6.2
△7.3
株式等・
△8.1 1.7 △4.0
118.1 先物OP 11.8 △4.5
金融 人件費
△0.8 △0.9 △2.1 事務費
収支
FX・ その他
CFD・ 仮想
外為OP 株BO 通貨 その他・ 取引 コスト 97.6
調整額 関係費
’18年1-12月 ’19年1-12月
営業利益 営業利益
6
四半期業績推移|営業収益(セグメント別/商品別)
(億円)
FX・外為OP
CFD・株BO 90.4
株式等 85.5 3 Q/Q
金融収益
仮想通貨
4 11 75.8
16.2%減収
10
10 3
その他
10 4 7
5 5 10
8 4
5
55 Y/Y
46 44
6.6%減収
Q1 Q2 Q3 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 2019年1月の外国為替相場
17/12期 18/12期 19/12期 急落による減収
7
四半期業績推移|営業利益
(億円)
33.4
Q/Q
25.4
21.3 36.3%減益
Y/Y
17.4%減益
Q1 Q2 Q3 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
17/12期 18/12期 19/12期
8
四半期業績推移|販売費及び一般管理費
Q/Q
(億円)
取引関係費
55.3 51.3
5.0%減
人件費
3
2 48.8
不動産関係費
事務費 2
減価償却費 7 2 3
その他 2 広告宣伝費 △2.4億円
8
7 7 事務費 △0.6億円
7
9 8
9
Y/Y
9
25
20
2.4%減
16
今後の見通し 50~55億円程度
証券・FX事業:40億円強
Q1 Q2 Q3 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
仮想通貨事業:10億円弱
17/12期 18/12期 19/12期
9
目次
決算概要
事業概況
Appendix
10
事業概況ハイライト|2019年12月期(1-12月)
取引高 取引高シェア 預り証拠金残高
FX 759 兆円 21.8 % 1,920 億円
前期 929兆円 前期22.9% 1,726
前年同月末 億円
売買代金 売買代金シェア 信用取引残高
株 10.6 兆円 4.5 % 984 億円
前期 17.3兆円 前期 5.8% 前年同月末 910億円
売買代金 口座数 預り資産残高
仮想
通貨 9.3 兆円 29.9 万口座 261 億円
前期 5.1兆円 前年同月末 22.5万口座 211
前年同月末 億円
FX取引高シェア、株式売買代金シェアは金融先物取引業協会、日本取引所グループ公表資料より当社作成
FX(店頭FX)のデータは、GMOクリック証券及びFXプライムbyGMOの合計値
株式売買代金シェアは、2市場の株式等個人委託売買代金(ETF・REIT含む)に占めるシェア
11
店頭FX|グループ取引高シェアの推移
・ 8月の一時的な復調を除き、年間を通してボラティリティは低調に推移
・ 年間のグループシェアは20%以上の水準をキープ
(兆円)
200 グループ取引高* 30%
グループ・シェア**
USDJPYボラティリティ 20.6% 19.8%
150
20%
100
10%
50
0 0%
2012年1月 2013年1月 2014年1月 2015年1月 2016年1月 2017年1月 2018年1月 2019年1月
金融先物取引業協会「店頭FX月次速報」より当社作成
* 2015年2月以前の店頭FX取引高はGMOクリック証券単体数値。2015年3月以降は、GMOクリック証券とFXプライムbyGMOの合計値
** グループ・シェアは、金融先物取引業協会「店頭FX月次速報」を市場全体として算出
12
店頭FX|預り証拠金残高シェアの推移
• 預り証拠金残高シェアは堅調に推移、国内トップの確固たる地位を確立
(10億円)
1,800 11.4% 12%
業界全体の預り証拠金残高(左軸)
預り証拠金残高シェア(右軸) 10.4%
1,600 9.8%
9.2% 9.4% 10%
1,400 8.7%
8.1%
1,200 8%
1,000
6%
800
600 4%
400
2%
200
0 0%
3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
※ 金融先物取引業協会「四半期統計データ」とGMOクリック証券の預り証拠金残高より当社作成
13
店頭FX|主要KPI比較
店頭FX取引高 店頭FX預り証拠金残高
GMOクリック証券 DMM.com証券 ワイジェイFX GMOクリック証券 DMM.com証券 ワイジェイFX
(兆円) (億円)
ヒロセ通商 外為どっとコム マネーパートナーズ ヒロセ通商 外為どっとコム マネーパートナーズ
FXプライムbyGMO 1,800
100 FXプライムbyGMO
90 1,600
80 1,400
70
1,200
60
1,000
50
800
40
600
30
400
20
10 200
0 0
2017年11月 2018年5月 2018年11月 2019年5月 2019年11月 2017年11月 2018年5月 2018年11月 2019年5月 2019年11月
矢野経済研究所月次調査有力FX企業月間データランキング(2016年4月~2019年11月)より当社作成(取引高は百万通貨は1億円として換算)
14
店頭FX|スプレッド収益率※の推移
全通貨ペア
80.0%
70.0% 2017年3月
ビッグデータ解析 引き続き
高水準で推移
60.0% 運用開始
50.0%
40.0%
2017年8月 2018年 2019年
30.0% 11通貨ペアの
スプレッド縮小 12月期 12月期
2019年1月
20.0%
外国為替相場 取引高 857兆円 719兆円
急落
10.0%
営業収益 142億円 147億円
0.0%
*GMOクリック証券の店頭FXに関する数値
※ スプレッドに対して何%の収益が出ているかの比率
15
CFD|売買代金・収益の推移
(億円) (兆円)
8 CFD売買代金(右軸) 8
CFD収益(左軸)
7.3
7 7 Q/Q
13.7%減収
6 6
5.5
5 4.7 5
4 4
7.0
5.1 原油等のボラティリティの
3 3
4.3
影響を受け売買代金は減少も、
2 2
引き続き高い収益を確保
1 1
0 0
Q1 Q2 Q3 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
17/12期 18/12期 19/12期
16
CFD|口座数・預り証拠金残高の推移
(千口座) (億円)
118.6
120 CFD預り証拠金残高(右軸) 350
113.1
CFD取引口座数 (左軸)
顧客基盤は
300
100 92.6
250
順調に拡大
80 71.4 332
200
60 294
150
40
211
預り証拠金残高
100
138 年平均成長率55.2%
20
50
0 0
Q1 Q2 Q3 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
17/12期 18/12期 19/12期
17
CFD|国内取引高シェア
証券CFDシェア※ 商品CFDシェア※※
日本225、米国30など 金・原油・コーンなど
国内シェア
約71% 約67%
211
圧倒的No.1
138
※ 日本証券業協会統計情報より当社調べ、情報開示が年2回のため2018年9月~2019年9月の年間平均シェア(集計対象:個別株・株価指数先物・債券・その他有価証券)
※※ 日本商品先物取引協会統計情報より当社調べ、2019年1月~12月の年間平均シェア(集計対象:エネルギー、貴金属、農産物)
18
国内株式|株式売買代金
• 2019年10月-12月の2市場個人株式等委託売買代金は前年同期比14.4%減
主要ネット証券株式等売買代金推移 2市場に占める個人株式等委託売買代金シェア
GMOクリック証券 SBI証券 楽天証券
(2019年10-12月)
(兆円)
松井証券 カブドットコム証券 マネックス証券
35
30
4.3%
(前四半期: 4.4%)
25
20 2.7兆円
(前四半期: 3.9兆円)
15
10
5
0
10-12月
7-9月
10-12月
10-12月
10-12月
1-3月
4-6月
7-9月
1-3月
4-6月
1-3月
4-6月
7-9月
1-3月
4-6月
7-9月 日本取引所グループ、各社公表資料より当社作成
株式売買代金シェアは、2市場の株式等個人委託売買代金(ETF・REIT含む)に占めるシェア
2016年 2017年 2018年 2019年
19
国内株式|株式委託手数料・委託手数料率の推移
(億円) (bp)
株式委託手数料(左軸)
7 1.600
株式委託手数料率(右軸)
6
1.398
1.400 Q/Q
1.130
1.7%増収
5 1.272 1.200
1.000
4
0.800
3 他社手数料無料化
0.600
4.4
2
3.3
の影響は軽微
3.4 0.400
1 0.200
0 0.000
Q1 Q2 Q3 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
17/12期 18/12期 19/12期
20
国内株式|金融収支の推移
(億円)
8
億
7
6.4 Q/Q
5.4%増
6
5 4.6
4.4
4
貸借取引の収支改善に伴い
3
金融収益が微増
2
1
0
Q1 Q2 Q3 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
17/12期 18/12期 19/12期
21
国内株式|貸株残高の推移
(億円)
500
456
450
400 370
貸株残高は
350
310
300
250
200
150
堅調に推移
100
50
0
22
国内株式|証券コネクト口座数・残高の推移
(千口座) 証券コネクト口座残高(右軸) (億円)
40 証券コネクト口座数(左軸) 220
200
35
180 銀行・証券の口座連携サービス
30
口座数・残高とも
160
25 140
120
20
堅調に推移
100
15 80
10 60
40
5
20
0 0
23
海外株式(タイ王国)|信用取引残高の推移
(百万TBH)
5,500
5,000
4,500
当初の狙い通り
大きく伸長
4,000
3,500
3,000
2,500
2,000
単月黒字化
1,500
1,000
500
2020年度は
0
3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月
通期黒字を見込む
2018年 2019年
24
仮想通貨|売買代金・セグメント収益の推移
7月末よりレバレッジ倍率を4倍に引き下げるも、
前期比で増益を達成
(10億円)
仮想通貨売買代金の推移 (百万円)
仮想通貨セグメント収益の推移
2,000 1,000
1,800
800
1,600 $10,221 $7,194
BTC価格※
1,400 (月末終値) 600
486
1,200
1,000 400 348 295
218 258 244
800
589 604 550 200
600 447451
400 0
10月
11月
12月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
200 89
(200)
0
2018年 2019年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
(400)
2018年 2019年
(600)
*CoinMarketCap
25
仮想通貨|口座数と預り資産の推移
(千口座) (億円)
預り資産(右軸) 296 299
口座数は
300 293
仮想通貨口座数(左軸)
350
329
250
堅調に推移
225
217 278 300
208
261
200 250
224
211
203
200
スプレッド引き下げの効果により
150
150
100 顧客基盤が順調に拡大
100
50
50 レバレッジ規制(2倍)に対しては
0 0
顧客基盤拡大によって対応
2月
1月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
10月
11月
2018年 2019年 12月
26
今後の展望|目指す姿
企業理念
金融サービスをもっとリーズナブルに
もっと楽しく自由に
あらゆる金融サービスを
もっと便利に利用できる世界の実現に向けて
既存事業のさらなる強化とともに
新たな金融領域での事業創出に挑戦し、
「インターネット総合金融グループ」 を目指す
27
今後の展望|目標と施策
2021年12月期
営業利益目標
200 億円
(参考)2018年12月期 118億円、2019年12月期 97.6億円
主力商品・店頭FX 成長分野・CFD
・ 収益性改善プロジェクト進捗中 ・ 口座数・取引人数が堅調に推移
さらなる収益率向上に向け、リテール、 マーケット拡大とシェアNo.1を確固たる
BtoB双方の改善施策を着実に遂行 ものにすべく、積極的な投資を継続
海外事業・タイ王国 新規事業
・ 営業利益が単月黒字化 ・ 社会的なニーズが高く、今後成長が
・ 信用取引残高が業界第6位/38社、 見込まれる領域において、新規事業の
優位な外部環境を生かしNo.1へ 立ち上げを検討
28
株式売買手数料等 無料化競争について|当社方針
無料化によるマイナスを補う事業モデルの構築を試みつつ静観
・ 当社の主力商品はFXをはじめとする店頭デリバティブ商品であり、株式委託手数
・ 料の収益割合は小さい
・ 現時点では単純な減益を回避すべく、下表のとおりリスク・影響ともに最小を選択
パターン リスク 影響 (現状)
・ 長期的には顧客流出の懸念があるものの
顧客流出 ・ 12月末時点では顧客流出は見られず
無料化せず 小
による減益
無料化 (対策)
手数料収益ゼロ 中 ・ 徹底的なコスト削減
顧客変動なし
・ 顧客増=収益増となる事業モデルの構築
無料化 手数料収益ゼロ ►クロスセル促進、ダークプールの活用…
大
顧客増加 変動費増 ・ 他の収益源の模索
29
株式売買手数料等 無料化競争について|各社比較
2019年1月~12月の営業利益および「委託手数料」控除後の営業利益
営業利益 委託手数料控除後 減少率
2019年1月~12月 2019年1月~12月
SBI証券(連結) 40,018 百万円 12,123 百万円 △69 %
楽天証券(連結) 11,299 百万円 △2,799 百万円 ー
GMOクリック証券 10,018 百万円 7,882 百万円 △21 %
松井証券 8,455 百万円 △3,485 百万円 ー
auカブコム証券 1,969 百万円 △3,981 百万円 ー
マネックス証券 1,886 百万円 △7,476 百万円 ー
※各社公表資料より当社作成。委託手数料控除後は営業利益から「委託手数料」すべてを差し引いた金額
30
株主還元|配当および配当性向の見直し
目標連結配当性向 50% (年4回配当)
1株当たり
Q1 Q2 Q3 期末 年間
配当金
2019年
12月期 2.59円 8.03円 9.02円 6.14円 25.78円
2018年
12月期 7.46円 8.98円 9.54円 6.27円 32.25円
2020年12月期
目標連結配当性向を 60% (年4回配当)へ引き上げ
31
目次
決算概要
事業概況
Appendix
32
第4四半期決算(10-12月) |サマリー(前四半期比)
2019年12月期Q3 2019年12月期Q4 前期比
(2019年7-9月) (2019年10-12月) 増減額 増減率
営業収益 90.4 億円 75.8 億円 △ 14.6 億円 △ 16.2 %
純営業収益 84.8 億円 70.1 億円 △ 14.6 億円 △ 17.3 %
営業利益 33.4 億円 21.3 億円 △ 12.1 億円 △ 36.3 %
経常利益 32.2 億円 22.6 億円 △ 9.6 億円 △ 29.8 %
最終利益 21.2 億円 14.4 億円 △ 6.7 億円 △ 32.0 %
33
第4四半期決算(10-12月) |セグメント別の状況(前四半期比)
( )内は前四半期比
2019年7-9月 2019年10-12月
営業収益 78.0 億円 66.4 億円
(△14.9%)
証券・FX事業
営業利益 29.6 億円 19.1 億円
(△35.5%)
営業収益 11.0 億円 7.9 億円
(△27.8%)
仮想通貨事業
営業利益 3.4 億円 1.8 億円
(△46.8%)
34
第4四半期決算(10-12月) |営業利益増減(前四半期比)
• 店頭FX、証券事業ともに低調なボラティリティの影響を受けて取引高・収益ともに減少
(億円) 純営業収益 △14.6億円 販管費 △2.5億円
△0.3 0.7 △10.9
株式等・ 金融
先物OP 収支
33.4
4.2 0.6 △2.4
△0.6 △3.0
FX・ 事務費
外為OP
CFD・ △0.4 その他
株BO
仮想 コスト 21.3
その他・ 取引
通貨
調整額 関係費
’19年7-9月 ’19年10-12月
営業利益 営業利益
35
事業概況ハイライト|2019年第4四半期決算(10-12月)
取引高 取引高シェア 預り証拠金残高
FX 173 兆円 20.9 % 1,920 億円
前年同期206兆円 前年同期 21.2% 1,726
前年同月末 億円
売買代金 売買代金シェア 信用取引残高
株 2.7 兆円 4.3 % 984 億円
前年同期 3.9兆円 前年同期 5.4% 前年同月末 910億円
売買代金 口座数 預り資産残高
仮想
通貨 1.4 兆円 29.9 万口座 261 億円
前年同期 1.2兆円 前年同月末 22.5万口座 211
前年同月末 億円
FX取引高シェア、株式売買代金シェアは金融先物取引業協会、日本取引所グループ公表資料より当社作成
FX(店頭FX)のデータは、GMOクリック証券及びFXプライムbyGMOの合計値
株式売買代金シェアは、2市場の株式等個人委託売買代金(ETF・REIT含む)に占めるシェア
36
PLの四半期推移
(単位:百万円)
2018年12月期 2019年12月期
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
営業収益 8,346 9,007 8,882 8,551 6,905 8,965 9,048 7,581
受入手数料 1,129 956 1,086 913 918 766 838 647
トレーディング損益 5,808 6,755 6,568 6,417 4,896 7,055 7,030 5,675
金融収益 1,171 1,110 1,053 1,038 910 975 1,015 1,090
その他の営業収益 7 7 22 27 24 24 24 27
その他の売上高 230 177 150 153 156 143 138 140
金融費用 343 346 335 358 371 456 462 461
売上原価 172 140 104 110 117 108 102 105
純営業収益 7,830 8,520 8,442 8,083 6,416 8,400 8,483 7,014
販売費及び一般管理費 5,244 5,245 5,035 5,539 5,067 5,463 5,138 4,882
営業利益 2,586 3,275 3,406 2,543 1,348 2,936 3,345 2,132
営業外収益 0 22 141 △20 2 4 1 160
営業外費用 13 5 △13 101 36 65 117 24
経常利益 2,573 3,292 3,561 2,421 1,314 2,875 3,229 2,267
特別利益 81 82 124 77 88 88 88 88
特別損失 15 7 △10 0 398 0 0 115
税金等調整前四半期(当期)純利益 2,639 3,366 3,696 2,498 1,004 2,964 3,318 2,240
法人税等 1,173 1,027 1,113 952 468 914 1,113 768
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益 1,781 2,148 2,286 1,503 617 1,888 2,122 1,444
37
営業収益(セグメント別/商品別)の四半期推移
(単位:百万円)
2018年12月期 2019年12月期
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
証券・FX事業 7,923 7,409 7,359 7,340 6,239 7,285 7,803 6,641
株式・ETF等※ 679 537 501 500 467 408 421 414
(内、株式・ETF等委託手数料) 613 485 445 457 419 366 369 373
先物・オプション 109 59 63 94 53 57 60 35
くりっく365 194 179 188 156 143 122 138 90
通貨関連店頭デリバティブ 5,218 5,095 5,052 4,661 4,093 5,124 5,549 4,449
CFD・株BO※ 541 418 474 857 537 554 586 525
金融収益 1,171 1,110 1,053 1,038 910 975 1,015 1,090
その他 9 8 25 31 33 43 31 35
仮想通貨事業 192 1,420 1,369 1,053 507 1,532 1,105 798
仮想通貨 192 1,420 1,369 1,053 507 1,532 1,105 798
その他 230 177 152 156 158 146 140 143
その他 230 177 152 156 158 146 140 143
調整額 △0 0 △0 0 △0 1 △0 △1
調整額 △0 0 △0 0 △0 1 △0 △1
営業収益合計 8,346 9,007 8,882 8,551 6,905 8,965 9,048 7,581
株式・ETF等は、株式・maneo・投資信託の取引から得られる受入手数料を含む
CFDは、一部海外子会社の店頭FXに係る収益を含む
38
販売費及び一般管理費の四半期推移
(単位:百万円)
2018年12月期 2019年12月期
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
取引関係費 2,346 2,112 2,248 2,513 2,049 2,287 2,062 1,634
(内、広告宣伝費) 1,214 1,154 1,310 1,485 1,134 1,208 1,087 840
人件費 983 1,104 992 970 921 996 979 973
不動産関係費 657 703 704 723 738 691 731 830
事務費 754 731 721 755 775 938 857 792
減価償却費 212 216 232 247 226 247 237 276
租税公課 177 177 173 240 155 193 186 214
貸倒引当金繰入額 18 115 △120 △0 114 △3 △7 △4
のれん償却額 40 40 40 40 40 40 40 40
その他 52 43 41 47 45 71 49 123
販売費及び一般管理費 5,244 5,245 5,035 5,539 5,067 5,463 5,138 4,882
39
主要KPIの四半期推移
2018年12月期 2019年12月期
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
GMOクリック証券
株式
株式売買代金 (百万円) 5,678,621 4,069,274 3,611,579 3,966,229 2,977,658 2,532,187 2,425,324 2,710,198
株式約定件数 (件) 4,320,315 3,151,309 2,925,308 3,161,666 2,701,263 2,269,341 2,231,480 2,353,249
信用取引残高 (百万円) 125,735 116,783 117,689 91,031 103,215 81,684 96,409 98,425
店頭FX
店頭FX売買代金 (億円) 2,728,500 2,224,861 1,695,106 1,925,921 1,916,955 1,662,821 1,956,117 1,660,877
店頭FX取引数量 (百万通貨) 2,443,742 2,002,842 1,652,383 1,763,248 1,731,425 1,549,229 1,851,568 1,490,629
店頭FX預り証拠金残高 (百万円) 149,599 150,679 148,217 154,409 155,938 167,526 173,763 174,638
CFD
CFD売買代金 (億円) 44,168 35,437 34,907 70,114 54,483 53,267 51,788 43,186
全商品
全商品預り資産 (百万円) 889,120 936,930 759,651 659,108 703,860 697,302 709,722 740,559
口座数
証券取引口座数 (口座) 339,320 346,422 358,247 372,589 385,558 397,061 407,232 415,980
FXネオ取引口座数 (口座) 529,044 543,436 559,791 577,691 598,758 618,611 636,147 649,160
CFD取引口座数 (口座) 75,936 79,789 85,885 92,620 99,749 106,430 113,178 118,638
FXプライムbyGMO
店頭FX売買代金 (億円) 235,910 220,669 126,931 139,039 139,182 77,426 104,338 74,237
店頭FX取引数量 (百万通貨) 216,528 204,871 122,560 128,212 131,399 74,333 103,074 68,251
店頭FX預り証拠金残高 (百万円) 17,750 17,817 17,500 18,209 17,980 18,991 19,622 17,368
取引口座数 (口座) 180,095 181,598 184,601 187,509 191,050 195,620 199,138 201,364
GMOコイン
仮想通貨売買代金 (百万円) 2,680,961 524,783 643,004 1,283,260 535,127 4,177,468 3,142,508 1,449,178
取引口座数 (口座) 144,376 169,888 197,315 225,426 245,639 271,122 289,970 299,333
40
GMOクリック証券顧客属性
証券取引口座
18.4%
女性
その他
20代 20代
男女比
8.2% 5.4%
8.0% 60代 8.5%
60代 10.0%
9.9%
50代
女性 30代
25.8% 50代 男性 30代
26.5%
19.7% 年齢別 男性 81.6% 19.7%
年齢別
40代 28.4% 40代 29.9%
2019年12月末日現在
41
GMOクリック証券顧客属性
FX専用取引口座
20.8%
女性
その他 その他
4.7% 20代 60代 2.5% 20代
60代
9.0%
10.1%
男女比 6.4% 14.1%
50代
15.8%
50代
19.0%
女性 30代
27.9%
男性
30代
年齢別 男性 79.2%
年齢別 32.3%
40代
28.9%
40代 29.3%
2019年12月末日現在
42
GMOコイン顧客属性
仮想通貨取引口座
18.3%
女性
その他 その他
60代 3.3% 60代 1.1%
8.3%
20代
17.8%
男女比 50代
4.1%
20代
12.5% 22.3%
50代
19.4%
女性 男性
30代 40代
年齢別 25.5%
男性 81.7%
27.0%
年齢別
30代
33.0%
40代
25.7%
2019年12月末日現在
43
ビジネスモデル(店頭デリバティブ取引)
• 効率的なマッチングと、ポジションの保有リスクをヘッジする徹底した管理を追求
• 新たなヘッジ方法として「BtoB」を試行中、これまでのカバーコストを収益へ
コスト 方法①
GMOクリック証券
許容値を超えた カバー取引 旧来からのカバー先
● ● ●
注文をヘッジ (外資系金融機関等)
為替リスク
● ● ●
● ● ●
レート提示
〇 〇 〇 ● ● ●
〇 〇 〇 ● ● ●
レート提示 〇 〇 〇 ● ● ● レート提示 収益
〇 マッチング
方法②
お
〇 〇 ● ● ●
お BtoB取引 BtoBマーケット
客 〇 〇 〇 ● ● ●
客
様 〇 〇 〇 ● ● ●
様
売注文 〇 〇 〇 ● ● ●
買注文 レート提示
(上記は概念図)
売注文 買注文
44
ボラティリティと収益の関係
収益 対顧客取引 カバー取引
構造 (対顧客スプレッド × 取引数量)-(カバースプレッド ×カバー数量)
取引量 カバーコスト
ボラの上昇 増加 増加
ボラの低下 減少 減少
(上記は概念図)
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免責事項
本資料には、2020年2月5日現在の将来に関する前提、見通し、計画等に基づく予測が含まれています。世界経済、
競合状況、為替の変動等にかかわるリスクや天変地異などの不確定要因により実際の業績が記載の予測と大きく異なる
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