7173 東京きらぼしFG 2020-02-13 16:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月13日
上場会社名 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ 上場取引所 東
コード番号 7173 URL https://www.tokyo-kiraboshifg.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)味岡 桂三
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画部長 (氏名)澁谷 浩 TEL 03-5341-4301
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日 配当支払開始予定日 -
特定取引勘定設置の有無 無
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満、小数点第1位未満は切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
経常収益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 66,691 14.9 3,874 19.2 3,561 △5.0
2019年3月期第3四半期 57,996 △6.2 3,250 △56.6 3,751 △34.4
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 6,757百万円(46.4%) 2019年3月期第3四半期 4,614百万円(△53.7%)
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 113.31 59.30
2019年3月期第3四半期 119.19 72.19
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 5,664,213 297,653 5.2
2019年3月期 5,373,212 293,124 5.4
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 297,596百万円 2019年3月期 292,663百万円
(注)自己資本とは、期末純資産の部合計から期末新株予約権及び期末非支配株主持分を控除した金額であり、「自己資
本比率」は自己資本を期末資産の部合計で除して算出しております。なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率
告示(2006年金融庁告示第20号)に定める自己資本比率ではありません。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 30.00 - 30.00 60.00
2020年3月期 - 30.00 -
2020年3月期(予想) 30.00 60.00
(注1)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
(注2)上記「配当の状況」は、普通株式に係る配当の状況です。当社が発行する普通株式と権利関係の異なる種類株式
(非上場)の配当の状況については、後述の「種類株式の配当の状況」をご覧ください。
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,100 △61.1 6,500 27.4 206.09
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 1社 (社名)きらぼし証券準備株式会社、除外 -社 (社名)-
(注)詳細は、添付資料6ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記」の「(5)当四半期連結累計期間に
おける重要な子会社の異動」をご覧ください。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料6ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記」の「(6)四半期連結財務諸表の作
成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 30,650,115株 2019年3月期 30,650,115株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 283,994株 2019年3月期 276,867株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 30,371,039株 2019年3月期3Q 30,465,529株
(注)当社は、株式交付信託を導入しており、当該信託が所有する当社株式は自己株式に含めて記載しておりま
す。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
○種類株式の配当の状況
普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳は以下のとおりであります。
(第1回第一種優先株式)
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 円 円 円 円
2019年3月期 ─ 124.00 ─ 124.00 248.00
2020年3月期 ─ 124.00 ─
2020年3月期
124.00 248.00
(予想)
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2. 1株当たりの払込金額 20,000円
3.1株当たり配当金の算定の基礎となる計数及び算式
(1)2019年3月期
①算式
配当金=1株当たりの払込金額×配当年率
②配当年率(※)
配当年率=日本円TIBOR+1.1%
③日本円TIBOR
2018年3月30日における日本円TIBOR(12ヶ月物)= 0.13636%
④発行済株式数
750,000株
(2)2020年3月期(予想)
①算式
配当金=1株当たりの払込金額×配当年率
②配当年率(※)
配当年率=日本円TIBOR+1.1%
③日本円TIBOR
2019年4月1日における日本円TIBOR(12ヶ月物)= 0.13636%
④発行済株式数
750,000株
※ 配当年率は、%未満小数第3位まで算出し、その小数第3位を四捨五入
(第二種優先株式)
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 円 円 円 円
2019年3月期 ─ 13.636 ─ 13.636 27.272
2020年3月期 ─ 13.636 ─
2020年3月期
13.636 27.272
(予想)
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2. 1株当たりの払込金額 20,000円
3.1株当たり配当金の算定の基礎となる計数及び算式
(1)2019年3月期
①算式
配当金=1株当たりの払込金額×配当年率
②配当年率
配当年率=日本円TIBOR+0.0%
③日本円TIBOR
2018年3月30日における日本円TIBOR(12ヶ月物)= 0.13636%
④発行済株式数
2,000,000株
(2)2020年3月期(予想)
①算式
配当金=1株当たりの払込金額×配当年率
②配当年率
配当年率=日本円TIBOR+0.0%
③日本円TIBOR
2019年4月1日における日本円TIBOR(12ヶ月物)= 0.13636%
④発行済株式数
2,000,000株
㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)2020年3月期第3四半期決算短信
【添付資料の目次】
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2)財政状態に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ・・・・・ 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ・・・ 4~5
(3)継続企業の前提に関する注記 ・・・・・・・・・・・・・ 6
(4)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 ・・・・ 6
(5)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ・・・・ 6
(6)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ・・・・ 6
3.2020 年3月期第3四半期決算説明資料
(1)損益の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7~8
(2)金融再生法開示債権 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
(3)自己資本比率(国内基準) ・・・・・・・・・・・・ 10
(4)貸出金・預金残高等の状況 ・・・・・・・・・・・・ 11
(5)時価のある有価証券の評価損益 ・・・・・・・・・・ 11
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㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)2020年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、 当社がグループ全体の経営資源配分の最適化やグループ間のシナジ
ーの最大化を目的として持分法適用関連会社を 100%子会社化したことに伴う子会社収益の連結決算への計上
や、その他業務収益が増加したこと等を主な要因として、経常収益が前期比 86 億円増加し 666 億円となりまし
た。一方、経常費用は当該連結子会社の費用の連結決算への計上や、 貸倒引当金が増加したこと等を主な要因と
して、前期比 80 億円増加し 628 億円となり、その結果、経常利益は前期比6億円増加し 38 億円となりました。
また、持分法適用関連会社を子会社化したこと等により特別利益が6億円増加した一方、法人税等が 15 億円増
加したことから、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期比1億円減少し 35 億円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末比 2,910 億円増加し5兆 6,642 億円となり、
純資産は前連結会計年度末比 45 億円増加し 2,976 億円となりました。
主要な勘定残高につきましては、 預金は前連結会計年度末比 1,145 億円増加し4兆 6,416 億円、 貸出金は前連
結会計年度末比 346 億円増加し3兆 7,310 億円、有価証券は前連結会計年度末比 271 億円減少し 1 兆 679 億円と
なりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019 年9月 13 日に公表いたしました 2020 年3月期の業績予想につきましては変更はありません。
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㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)2020年3月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
現金預け金 402,718 653,920
コールローン及び買入手形 2,308 2,673
買入金銭債権 59,326 65,813
商品有価証券 973 1,053
金銭の信託 - 467
有価証券 1,095,059 1,067,904
貸出金 3,696,398 3,731,028
外国為替 5,984 5,639
リース債権及びリース投資資産 - 17,196
その他資産 47,525 55,725
有形固定資産 60,266 62,687
無形固定資産 3,097 3,687
退職給付に係る資産 14,128 16,397
繰延税金資産 5,940 5,124
支払承諾見返 5,596 5,688
貸倒引当金 △ 26,112 △ 30,793
資産の部合計 5,373,212 5,664,213
負債の部
預金 4,527,089 4,641,611
譲渡性預金 16,100 12,560
コールマネー及び売渡手形 113,329 272,579
債券貸借取引受入担保金 344,918 356,512
借用金 43,566 43,079
外国為替 533 253
社債 - 2,000
信託勘定借 245 -
その他負債 24,561 29,490
賞与引当金 1,701 459
役員賞与引当金 158 57
株式報酬引当金 82 73
退職給付に係る負債 65 67
役員退職慰労引当金 20 23
ポイント引当金 39 43
利息返還損失引当金 8 9
睡眠預金払戻損失引当金 1,351 1,309
偶発損失引当金 656 613
繰延税金負債 61 128
支払承諾 5,596 5,688
負債の部合計 5,080,087 5,366,560
純資産の部
資本金 27,500 27,500
資本剰余金 150,473 150,685
利益剰余金 109,053 110,546
自己株式 △ 804 △ 811
株主資本合計 286,223 287,920
その他有価証券評価差額金 7,923 10,484
土地再評価差額金 △ 242 △ 242
為替換算調整勘定 8 6
退職給付に係る調整累計額 △ 1,250 △ 571
その他の包括利益累計額合計 6,440 9,676
新株予約権 56 56
非支配株主持分 404 -
純資産の部合計 293,124 297,653
負債及び純資産の部合計 5,373,212 5,664,213
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
経常収益 57,996 66,691
資金運用収益 44,025 42,647
(うち貸出金利息) 32,390 32,818
(うち有価証券利息配当金) 10,694 8,910
信託報酬 67 110
役務取引等収益 12,118 12,492
その他業務収益 488 1,609
その他経常収益 1,296 9,829
経常費用 54,746 62,816
資金調達費用 2,713 1,904
(うち預金利息) 944 868
役務取引等費用 2,235 2,009
その他業務費用 639 821
営業経費 43,047 41,414
その他経常費用 6,111 16,666
経常利益 3,250 3,874
特別利益 0 659
固定資産処分益 0 0
段階取得に係る差益 - 523
負ののれん発生益 - 136
特別損失 65 41
固定資産処分損 65 41
税金等調整前四半期純利益 3,184 4,493
法人税等 △ 595 928
四半期純利益 3,779 3,564
非支配株主に帰属する四半期純利益 28 2
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,751 3,561
4
㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)2020年3月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 3,779 3,564
その他の包括利益 834 3,192
その他有価証券評価差額金 △ 754 2,561
為替換算調整勘定 △ 2 △ 2
退職給付に係る調整額 1,782 678
持分法適用会社に対する持分相当額 △ 190 △ 44
四半期包括利益 4,614 6,757
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,587 6,798
非支配株主に係る四半期包括利益 26 △ 40
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㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)2020年3月期第3四半期決算短信
(3)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(4)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
該当事項はありません。
(5)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
2019 年 12 月 27 日付で、当社が 100%出資するきらぼし証券準備株式会社を設立し、 当第3四半期連結会計期
間より連結の範囲に含めております。なお、2020 年8月に「きらぼしライフデザイン証券株式会社」に商号変
更の上、開業予定であります。
なお、 特定子会社の異動には該当しておりませんが、 当社の連結子会社である株式会社きらぼし銀行は持分法
適用関連会社である東京きらぼしリース株式会社について 2019 年5月 28 日に連結子会社にするとともに 2019
年6月 20 日に持分比率を 100%に引き上げました。
また、 株式会社きらぼし銀行の連結子会社である東京きらぼしリース株式会社及びきらぼしシステム株式会社、
きらぼし JCB 株式会社は 2019 年 8 月 1 日に当社が直接出資する完全子会社となりました。また、2019 年9月3
日付で、 ベトナム ホーチミンに株式会社きらぼし銀行が 100%出資する KIRABOSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM
・
COMPANY LIMITED を設立し、中間連結会計期間より連結の範囲に含めております。
(6)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
(税金費用の処理)
当社及び連結子会社の税金費用は、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対す
る税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じることにより
算定しております。
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㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)2020年3月期第3四半期決算短信
3.2020年3月期第3四半期決算説明資料
(1)損益の状況
① 東京きらぼしフィナンシャルグループ
【連結】
2020年3月期第3四半期の連結経常収益は、前期比8,695百万円増加の66,691百万円、連結経常利益は
前期比624百万円増加の3,874百万円となりました。また、持分法適用関連会社を子会社化したこと等に
より特別利益が659百万円増加した一方、法人税等が1,523百万円増加したことから、親会社株主に帰属
する四半期純利益は前期比190百万円減少の3,561百万円となりました。
(単位:百万円)
2019年 2018年
2018年
12月期 12月期
12月期比
連結経常収益 1 66,691 8,695 57,996
連結粗利益 2 52,125 1,013 51,112
(除く国債等債券損益(5勘定尻)) 3 (51,509) (160) (51,349)
資金利益 4 40,743 △ 569 41,312
信託報酬 5 110 43 67
役務取引等利益 6 10,483 600 9,883
その他業務利益 7 788 938 △ 150
経費(除く臨時処理分) 8 40,350 △ 1,720 42,070
与信関係費用 9 5,708 3,135 2,573
株式等関係損益 10 606 211 395
持分法による投資損益 11 13 △ 71 84
その他 12 △ 2,812 886 △ 3,698
経常利益 13 3,874 624 3,250
特別損益 14 618 683 △ 65
税金等調整前四半期純利益 15 4,493 1,309 3,184
法人税等 16 928 1,523 △ 595
四半期純利益 17 3,564 △ 215 3,779
非支配株主に帰属する四半期純利益 18 2 △ 26 28
親会社株主に帰属する四半期純利益 19 3,561 △ 190 3,751
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② きらぼし銀行
【単体】
2020年3月期第3四半期のコア業務純益は、本部物件費の削減を中心とした施策による経費削減により、前期比
2,367百万円増加の11,945百万円となりました。
与信費用は、不良債権処理額の増加等により、前期比2,834百万円増加の5,395百万円となりました。
これらの結果、経常利益は前期比1,240百万円増加の4,719百万円となり、法人税等が前期比1,298百万円増加した
ことにより、四半期純利益は前期比32百万円減少の3,858百万円となりました。
(単位:百万円)
2019年 2018年 2018年
12月期 12月期比 12月期
経常収益 1 58,068 △ 17 58,085
業務粗利益 2 51,468 860 50,608
(除く国債等債券損益(5勘定尻)) 【コア業務粗利益】 3 (50,782) (△ 53) (50,835)
資金利益 4 42,162 △ 749 42,911
信託報酬 5 110 43 67
役務取引等利益 6 8,350 513 7,837
その他業務利益 7 843 1,051 △ 208
経費(除く臨時処理分) 8 38,837 △ 2,419 41,256
人件費 9 19,787 △ 664 20,451
物件費 10 15,874 △ 1,803 17,677
税金 11 3,175 48 3,127
業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 【実質業務純益】 12 12,630 3,279 9,351
(除く国債等債券損益(5勘定尻)) 【コア業務純益】 13 (11,945) (2,367) (9,578)
コア業務純益 (除く投資信託解約損益) 14 (11,765) (1,927) (9,838)
一般貸倒引当金繰入額 ① 15 977 623 354
業務純益 16 11,652 2,655 8,997
(うち国債等債券損益(5勘定尻)) 17 (685) (911) (△ 226)
臨時損益 18 △ 6,932 △ 1,415 △ 5,517
不良債権処理額 ② 19 4,417 2,211 2,206
貸出金償却 20 159 157 2
個別貸倒引当金繰入額 21 3,957 2,206 1,751
債権売却損 22 △ 17 △ 68 51
偶発損失引当金繰入額 23 △ 42 △ 57 15
信用保証協会責任共有制度負担金 24 348 △ 29 377
その他不良債権処理額 25 12 5 7
貸倒引当金戻入益 ③ 26 - - -
償却債権取立益 27 66 6 60
株式等関係損益 28 1,136 537 599
その他臨時損益 29 △ 3,718 253 △ 3,971
経常利益 30 4,719 1,240 3,479
特別損益 31 △ 39 26 △ 65
税引前四半期純利益 32 4,680 1,267 3,413
法人税等 33 822 1,298 △ 476
四半期純利益 34 3,858 △ 32 3,890
与信関係費用 ①+②-③ 35 5,395 2,834 2,561
【連結】 (単位:百万円)
経常収益 36 64,574 5,069 59,505
経常利益 37 5,510 1,048 4,462
親会社株主に帰属する四半期純利益 38 4,728 181 4,547
(注)2018年12月期のきらぼし銀行の計数については、適正な期間比較を行う観点から、消滅会社である旧東京都民銀行、
及び旧新銀行東京の2018年4月の計数を含んでおります。
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㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)2020年3月期第3四半期決算短信
(2)金融再生法開示債権
きらぼし銀行【単体】
(単位:百万円、%)
2019年 2019年 2018年 2019年 2018年
12月末 9月末比 12月末比 9月末 12月末
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 20,735 164 2,296 20,571 18,439
危険債権 62,269 2,930 △ 1,509 59,339 63,778
要管理債権 4,549 524 △ 198 4,025 4,747
小計 (A) 87,554 3,618 590 83,936 86,964
正常債権 3,736,343 58,058 66,218 3,678,285 3,670,125
総与信額 (B) 3,823,897 61,676 66,807 3,762,221 3,757,090
総与信額に占める割合 (A)÷(B) 2.28 0.05 △ 0.03 2.23 2.31
(参考)部分直接償却を実施した場合の金融再生法開示債権
(単位:百万円、%)
2019年 2019年 2018年 2019年 2018年
12月末 9月末比 12月末比 9月末 12月末
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 4,848 △ 925 △ 2,060 5,773 6,908
危険債権 62,269 2,930 △ 1,509 59,339 63,778
要管理債権 4,549 524 △ 198 4,025 4,747
小計 (A) 71,667 2,529 △ 3,767 69,138 75,434
正常債権 3,736,343 58,058 66,218 3,678,285 3,670,125
総与信額 (B) 3,808,010 60,587 62,451 3,747,423 3,745,559
総与信額に占める割合 (A)÷(B) 1.88 0.04 △ 0.13 1.84 2.01
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㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)2020年3月期第3四半期決算短信
(3)自己資本比率(国内基準)
① 東京きらぼしフィナンシャルグループ【連結】
(単位:百万円、%)
2019年 2019年
2019年
12月末 9月末
9月末比
(1) 自己資本比率 (2)÷(3) 8.50 △ 0.15 8.65
(2) 自己資本 278,949 520 278,429
(イ) うち普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る株主資本の額 287,920 168 287,752
(ロ) うちコア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 7,241 278 6,963
うち適格旧資本調達手段の額のうち、経過措置によりコア資本に係る
(ハ)
基礎項目の額に含まれる額 - - -
(3) リスク・アセット 3,279,273 63,586 3,215,687
(4) 総所要自己資本額 (3)×4% 131,170 2,543 128,627
② きらぼし銀行【単体】
(単位:百万円、%)
2019年 2019年
2019年
12月末 9月末
9月末比
(1) 自己資本比率 (2)÷(3) 8.13 △ 0.24 8.37
(2) 自己資本 265,528 △ 2,477 268,005
(イ) うち普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る株主資本の額 274,378 △ 2,856 277,234
(ロ) うちコア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 6,426 226 6,200
うち適格旧資本調達手段の額のうち、経過措置によりコア資本に係る
(ハ)
基礎項目の額に含まれる額 - - -
(3) リスク・アセット 3,264,569 64,908 3,199,661
(4) 総所要自己資本額 (3)×4% 130,582 2,596 127,986
③ きらぼし銀行【連結】
(単位:百万円、%)
2019年 2019年
2019年
12月末 9月末
9月末比
(1) 自己資本比率 (2)÷(3) 8.30 △ 0.24 8.54
(2) 自己資本 271,092 △ 2,289 273,381
(イ) うち普通株式又は強制転換条項付優先株式に係る株主資本の額 279,764 △ 2,670 282,434
(ロ) うちコア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 6,666 222 6,444
うち適格旧資本調達手段の額のうち、経過措置によりコア資本に係る
(ハ)
基礎項目の額に含まれる額 - - -
(3) リスク・アセット 3,264,862 64,780 3,200,082
(4) 総所要自己資本額 (3)×4% 130,594 2,591 128,003
(注) 「自己資本比率」は、2006年金融庁告示第19号及び第20号に基づき算出しております。
また、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては
基礎的手法を採用しております。
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㈱東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)2020年3月期第3四半期決算短信
(4)貸出金・預金残高等の状況
きらぼし銀行【単体】
① 貸出金の状況
(単位:百万円、%)
2019年 2019年 2018年 2019年 2018年
12月末 9月末比 12月末比 9月末 12月末
貸出金(末残) 3,740,725 62,136 57,552 3,678,589 3,683,173
(除く特別国際金融取引勘定)(末残) (A) (3,740,725) (62,136) (57,552) (3,678,589) (3,683,173)
中小企業等貸出金 (B) 3,135,085 61,469 89,707 3,073,616 3,045,378
うち消費者ローン 773,639 △ 4,670 △ 20,806 778,309 794,445
中小企業等貸出比率 (B)÷(A) 83.80 0.25 1.12 83.55 82.68
② 預金の状況
(単位:百万円)
2019年 2019年 2018年 2019年 2018年
12月末 9月末比 12月末比 9月末 12月末
預金(末残) 4,657,690 65,201 122,235 4,592,489 4,535,455
個人預金 3,028,271 27,001 △ 31,983 3,001,270 3,060,254
法人預金 1,468,289 38,949 96,967 1,429,340 1,371,322
その他預金 161,129 △ 749 57,250 161,878 103,879
③ 預り資産残高
(単位:百万円)
2019年 2019年 2018年 2019年 2018年
12月末 9月末比 12月末比 9月末 12月末
預り資産 490,345 △ 3,069 16,611 493,414 473,734
投資信託 215,885 △ 1,276 16,556 217,161 199,329
生命保険 245,823 △ 153 10,259 245,976 235,564
公共債 28,636 △ 1,640 △ 10,203 30,276 38,839
④ 工事信託
(単位:百万円)
2019年 2019年 2018年 2019年 2018年
12月末 9月末比 12月末比 9月末 12月末
工事信託契約額 26,140 10,707 743 15,433 25,397
工事信託買取残高 5,831 1,246 1,407 4,585 4,424
(5)時価のある有価証券の評価損益
①東京きらぼしフィナンシャルグループ【連結】
(単位:百万円)
2019年12月末 2018年12月末
評価損益 2018年 評価損益
評価益 評価損 評価益 評価損
12月末比
満期保有目的の債券 10,876 △ 1,497 10,912 35 12,373 12,665 292
その他有価証券 14,784 7,601 18,707 3,922 7,183 13,923 6,740
株式 7,778 1,586 9,509 1,731 6,192 8,164 1,972
債券 1,563 △ 301 2,314 751 1,864 2,422 557
その他 5,443 6,316 6,883 1,440 △ 873 3,336 4,210
②きらぼし銀行【単体】
(単位:百万円)
2019年12月末 2018年12月末
評価損益 2018年 評価損益
評価益 評価損 評価益 評価損
12月末比
満期保有目的の債券 15,838 △ 2,768 15,863 25 18,606 18,893 286
その他有価証券 17,910 5,910 21,637 3,727 12,000 18,087 6,087
株式 7,989 485 9,819 1,830 7,504 9,025 1,521
債券 2,438 △ 790 3,117 678 3,228 3,733 505
その他 7,482 6,214 8,700 1,218 1,268 5,328 4,060
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