7162 J-アストマックス 2020-05-01 16:00:00
2020年3月期連結業績速報値と2019年3月期連結業績との差異見込みおよび特別損失、法人税等調整額の計上に関するお知らせ [pdf]
2020年5月1日
各 位
会 社 名 アストマックス株式会社
代表者名 代表取締役社長 本多 弘明
(JASDAQ スタンダード・コード 7162)
問合せ先 常務取締役 小幡 健太郎
電話 03-5447-8400
2020年3月期連結業績速報値と2019年3月期連結業績との差異見込み
および特別損失、法人税等調整額の計上に関するお知らせ
2020年3月期の連結業績は、2020年5月15日(金)に開示の予定ですが、決算の概要がまとまりましたの
で、下記のとおり速報値としてお知らせいたします。なお、速報値につきましては、現時点で当社が合理
的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は速報値と異なる可能性があります。
この結果を受け2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)と2019年3月期(2018年4月1日~2019年3
月31日)の業績に差異が生じる見込みとなりましたのでお知らせいたします。
また、2020年3月期における特別損失および法人税等調整額の計上に関しまして、併せてお知らせいた
します。
なお、各セグメントの概要説明は、5月15日に開示する2020年3月期決算短信にてお知らせいたします。
記
1.2020 年 3 月期連結業績速報値と 2019 年 3 月期連結業績との差異見込み
2019年3月期 2020年3月期 増減率
単位:百万円 増減 増減の主要因ほか
連結累計期間 連結累計期間 (%)
①ASTAM社の非連結化(△1,873)
②ディーリング事業(△58)
営業収益 11,120 11,932 811 7.3 ③再生可能エネルギー関連事業の製品売上
高(+987)
④電力取引の増加(+1,655)
①ASTAM社の非連結化
②再生可能エネルギー関連事業の製品売上
営業費用 10,960 12,098 1,138 10.4 原価(+934)
③電力取引の増加(+1,634)
④ガス事業の先行投資(+10)
営業利益又は
160 △166 △326 -
営業損失(△)
①営業損失(△326)
②売却目的で保有している太陽光発電設備
経常利益又は の売電収入(+102)
130 △185 △316 -
経常損失(△) ③売却目的で保有している太陽光発電設備
の減価償却費(△56)
④持分法による投資損失(△21)
①ASTAM社株式の一部を追加譲渡(944)
特別利益(※) 144 1,028 883 610.9
②東京商品取引所への株式譲渡(68)
下記の減損処理等を実施
①地方創生関連事業(98)
特別損失(※) 68 229 160 233.4 ②2020年3月期に新規取得した株式(69)
③海外取引所の会員権(34)
④オフィスリニューアル費用(24)
税金等調整前
206 613 406 196.9
当期純利益
法人税等合計 ①法人税、住民税及び事業税(268)
△20 371 392 -
(※) ②法人税等調整額(103)
非支配株主に帰属
59 △2 △61 - ASTAM社の非連結化
する当期純利益
親会社株主に帰属
168 243 75 45.1
する当期純利益
※「法人税等合計」には、 「法人税、住民税及び事業税」と「法人税等調整額」を含みます。
※「ASTAM 社」はアストマックス投信投資顧問株式会社を表します。
※「特別利益」「特別損失」「法人税等合計」の「増減の主要因ほか」の数字は、増減ではなく、実数値を表して
、 、
います。
2.2020 年 3 月期セグメント別業績速報値
2019年3月期 2020年3月期 増減率
増減
連結累計期間 連結累計期間 (%)
営業収益 1,974 100 △1,873 △94.9%
アセット・マネジメント事業
セグメント損益 168 △27 △196 -
営業収益 485 426 △58 △12.1%
ディーリング事業
セグメント損益 10 △56 △66 -
営業収益 575 1,580 1,004 174.4%
再生可能エネルギー関連事業
セグメント損益 7 34 27 350.8%
営業収益 8,067 9,723 1,655 20.5%
電力取引関連事業
セグメント損益 △14 18 33 -
営業収益 31 117 85 267.2%
その他(※1)
セグメント損益 △33 △32 0 -
営業収益 △14 △16 △1 -
調整額(※2)
セグメント損益 △7 △122 △114 -
営業収益 11,120 11,932 811 7.3%
当期連結財務諸表計上額
セグメント損益 130 △185 △316 -
※1 「その他」は、地方創生事業など、報告セグメント化されていない事業を示しています。
※2 「調整額」のマイナスの増加は、ASTAM社の非連結化に伴い当社で負担する管理コスト等が増加する等、
全社費用が増加したことによります。
3.特別損失の計上について
2020 年 3 月期に主に以下のとおり減損処理等を行い、合計 229 百万円の特別損失を計上しました。
① 2018 年 3 月期以降出資している地方創生関連事業(その他事業) :98 百万円
地方創生関連で出資している設備の減価償却と将来の収益見込みが見合わないこと等により
減損処理をすべきと判断し、98 百万円の特別損失を計上いたしました。
② 2020 年 3 月期に新たに取得した株式(電力取引関連事業) :69 百万円
電力取引関連事業の今後の戦略の一環として 2019 年 12 月に一般事業会社に 200 百万円の出資
を行いましたが、今期末時点における将来見積もり可能なキャッシュ・フローを保守的に算出
の上、減損処理を行った結果、69 百万円の特別損失を計上いたしました。
③ 海外取引所の会員権(ディーリング事業) :34 百万円
ディーリング事業で使用している海外取引所の会員権の価格が簿価から 50%以上下落したた
め、評価損 34 百万円を特別損失として計上いたしました。
④ オフィスリニューアル費用(グループ全体) :25 百万円
ASTAM 社の事務所移転を契機に、コミュニケーションを取りやすく且つ働きやすいオフィスに
リニューアルいたしました。これに伴う残存設備の償却等により 25 百万円の特別損失を計上
いたしました。
4.法人税等調整額の計上について
主としてアストマックス株式会社における、ASTAM 社株式の一部譲渡が実現したこと等を受けて、繰
延税金資産 95 百万円を取り崩したこと等により、法人税等調整額を 103 百万円計上いたしました。
また、アストマックス連結納税グループとして法人税等 268 百万円が発生しております。
以上
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