7157 M-ライフネット 2019-02-12 15:30:00
2018年度第3四半期決算参考資料 [pdf]

       証券コード:7157


    2018年度
    第3四半期
   決算参考資料


2019年2月12日
   ライフネット生命とは




 相互扶助という生命保険の原点を忘れない
 時代が求める届け方で、必要な保障を、
  必要とするお客さまに
                        1
 2018年度3Q累計期間の主な実績
     保有契約年換算保険料1                                         新契約年換算保険料1

        12,510                        百万円                     1,951               百万円
          (対前年度末比112.2%)                                      (対前年同期比163.8%)


                修正利益2                                  EEV3(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)

          1,906                   百万円                      62,240                   百万円
         (対前年同期比110.1%)                                  (修正EV増加額4 2,812 百万円)


     商品に対して外部から
     高い評価を多数獲得
1.   年換算保険料は、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出
2.   修正利益は、営業費用を除く経常利益。詳細は11ページ及び12ページを参照
3.   2018年12月末のEEVは、2018年9月末の保険関係の前提条件を用いて計算し、第三者の検証を受けていない
4.   修正EV増加額は、EV増加額のうち、当社の期間業績の成長を適切に表す要素で構成。詳細は15ページを参照                                    2
        保有契約年換算保険料/件数
  :保有契約件数(件)

                                       125.1
                                               3Q末時点
  :保有契約年換算保険料(億円)


                                               前年度末比
                               111.4
                                               12%増加
                                                        力強い成長
           93.7
                     100.8
                                  295,662                トレンドを継続
 87.9
                              263,847          前年度末比
                    239,800                    12%増加
          225,534
215,403



                                                        件数は
                                                         2019年1月に
                                                         30万件を突破


15/03 16/03 17/03 18/03 18/12              (月末)
                                                                    3
                            保有契約の内訳
                                                     18/03                  18/12               構成比
 保有契約件数                                             263,847件               295,662件               100%
     内訳:定期死亡保険1                                     131,256件               144,923件                 49%
     内訳:終身医療保険1                                       76,606件                82,982件                28%
     内訳:定期療養保険1                                         9,924件                 9,610件                 3%
     内訳:就業不能保険1                                       42,629件                47,780件                16%
     内訳:がん保険1                                           3,432件               10,367件                  4%
 保有契約金額(保有契約高)2 (百万円)                               2,059,703             2,221,734
 保有契約者数                                             169,532人               189,508人
                                                     17/3Q                  18/3Q
     (参考)解約失効率3                                             5.9%                   6.3%

1.   定期死亡保険は「かぞくへの保険」「au 定期ほけん」、終身医療保険は「じぶんへの保険」「新じぶんへの保険」「新じぶんへの保険レディース」「au 医療ほけん」「au 医療ほけんレディース」、定期療養保険は「じ
     ぶんへの保険プラス」、就業不能保険は「働く人への保険」 「働く人への保険 2」「au 生活ほけん」、がん保険は「ダブルエール」「au がんほけん」を指す
2.   保有契約金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険(医療保障・生前給付保障等)の保障額を含まない
3.   解約失効率は、解約・失効の件数を月々の保有契約件数の平均で除した比率を年換算した数値                                                                4
          新契約年換算保険料/件数
  : 新契約件数(通期) (件)
  : 新契約件数(第3四半期累計期間) (件)
  : 新契約年換算保険料(第3四半期累計期間) (百万円)



                               1,951                  3Q累計で
                                             前年同期比
                                             64%増加     前年度の
                                                       通期業績を突破
                           1,191     45,360
 996
         872
                  955       39,175           前年同期比
                                             68%増加    成長要因
27,982
                  29,741                              -ウェブサイト改善による
         25,150
                                                       申込完了率の向上
                                                      -広告宣伝費の投下に
                            26,997
21,095 18,267 20,599                                   よるブランド力強化
                                                      -チャネル多角化の効果
2014      15      16         17      18/3Q   (年度)
                                     (累計)                        5
     四半期ベースで過去最高業績を更新
 年度の過去最高業績に向けて順調に進捗
                                                                                    2018年第3四半期
                                                                                       契約件数 (件)
          : 新契約件数(件)                                                                  四半期ベース (百万円)
                                                                                                                17,312
                                                                                       契約年換算保険料
                                                                                        過去最高




                                                                                                                      6,497
                                                                                                    2019年1月
                                                                                                     月次ベース
                                                                                                     過去最高


1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q

     2008年度   2009年度     2010年度      2011年度      2012年度      2013年度      2014年度      2015年度      2016年度      2017年度      2018年度

1.   2019年1月は速報値                                                                                                                  6
  営業費用効率(新契約の獲得効率)
        :新契約1件当たり営業費用(万円)
        :営業費用/新契約年換算保険料




                       6.1
                             6.7

                                   6.2           営業費用増加も、
                                                  引き続き
          5.9

                5.1


                             1.5
                                                  効率は維持
          1.2
                       1.3
                                       1.4
                1.0
                                                 2018年度は、
                                                  6万円台の推移を
                                                  予定
        2014    15    16     17    18/3Q (年度)
                                   (累計)
営業費用
(百万円)   1,672   1,302 1,822 2,627 2,850
                                                         7
                     営業費用を除く事業費率
      :保険料収入(百万円)
      :営業費用を除く事業費(百万円)
      :営業費用を除く事業費率1(%)


                                         10,421
                                                                   営業費用を除く
                 9,007
                             9,628
                                                                    事業費率1 23.0%
                                                     8,706
     8,372



      25.6 %                                                      規模の拡大及び
                  21.5 %
                              23.1 %
                                          22.2 %             23.0% 業務効率化により、
                                                                   改善を目指す
         2,142                   2,225       2,315
                     1,937                               1,999




      2014         15          16           17       18/3Q (年度)
                                                     (累計)
1.    営業費用を除く事業費を保険料で除した割合
                                                                              8
 現行法定会計では長期の収益性を表せず
 営業費用は初年度に計上も、収益は長期にわたり
  計上するため、利益が生じるまでに時間を要す構造
 イメージ:新契約1件の損益構造
                                        :保険料    :営業費用以外の事業費1
                                                :営業費用

                                                       損益の実態
           法定会計上
            の損益
               初年度          2年目   3年目          4年目      …      X年目



     収益
     費用
                                                     収益となる保険料は
              営業費用
                            新契約の獲得費用は                長期にわたって計上
                            負担大

1.   契約の管理や保険金・給付金の支払いにかかる費用など
                                                                     9
                              重要な経営指標
 実質的な収益性を示す指標として開示


          修正利益(営業費用を除く経常損益)
                            保有契約から生じる収益性を示す指標


          EEV(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー )                                          1

                            生命保険会社の長期的な収益性を示す指標



1.   EVの計算方法のひとつ。EVの計算手法、開示内容について一貫性及び透明性を高めることを目的に、欧州の大手保険会社のCFOから構成されるCFOフォーラムにより制定されたEEV原則及
     びそれに関するガイダンスに準拠するEVがEEV
                                                                                                 10
           修正利益
 修正利益は、保有契約から生じる収益性を示す指標
  「修正利益」開示の意義

 • 収益と費用の発生時期が一致していないため、
   法定会計上の経常損益は実質的な収益性を
   表していない
 • 発生時期が、収益とは大きく異なる営業費用を
   経常損益から除くことにより、保有契約から生じる利益
   を示す


          営業費用を除く経常損益
            修正利益               11
                           修正利益の推移
 経常損益1は、営業費用に影響を受けるが、
  修正利益は安定的に増加
(百万円)
                   経常損益1                          (百万円)
                                                                   修正利益
                                                           =営業費用を除く経常損益1

                                                     : 会計年度                2,429
                                                     : 第3四半期累計期間                   前年同期比
                                                                                   10%増加
            584
                                                           1,887   1,910


                     88
                                                   1,200

                            △ 197                                                   1,906
                                                                           1,730
                                                           1,500   1,438
 △ 472

                                                    839
                                      △ 944

     2014    15       16        17   18/3Q (年度)    2014     15      16      17     18/3Q(年度)
                                     (累計)                                          (累計)
1.   保険業法第113条繰延資産を考慮する前の経常損益
                                                                                            12
EV(エンベディッド・バリュー)の構造

                          保有契約の
EV    修正純資産
     (年度末純資産+調整額)        将来利益現価



      年度末純資産に、
      当年度の損益が
       反映されている


         収入         収入
                    費用

         費用

                     当年度末の保有契約から生じる
       当年度の損益          未実現の将来損益

                                      13
 EEV (ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー1)
 上場来の年平均成長率は、
  EEV20%2、将来利益現価39%
                    62,240
 低金利環境下においても安定的に成長
(百万円)

   : 保有契約の将来利益現価                                                              44,440
   : 修正純資産

                                                                  36,261
                                                                                          47,177
                                                     31,284
                                                                               28,427
                                        25,248
                            22,907                                20,240
                                                     15,198
  18,547       18,746
                                         14,152
   5,122                    11,831
                6,668


   13,425      12,078
                                                     16,086       16,021       16,012    15,062
                            11,075       11,095


  12/03       13/03        14/03        15/03       16/03        17/03        18/03       18/12     (月末)
1. 当社では、EVの算出に当たって、EEV原則に従っているが、リスクの反映方法などについては部分的にMCEV (市場整合的エンベディッド・バリュー)原則を参考にしている。2016年度より、超長期の金利
   水準について、終局金利を用いた方法を適用。2015年度末におけるEEVについても同様の評価により再評価。また、2018年12月末のEEVは、2018年9月末の保険関係の前提条件を用いて計算し、
   第三者の検証を受けていない
2. 2015年5月の第三者割当増資額30億4,000万円を含み算出                                                                      14
      修正EV増加額
 EEVの増加額のうち、当社の期間業績の成長を
 適切に表す指標

 修正EV増加額
  以下の要素で構成したものとして定義
     - 当年度の新契約価値
     - 将来利益現価の割り戻し
     - 保険関係の前提条件と実績の差異



                           15
                EEV1の変動要因分析
 期間成長を表す修正EV増加額は、2,812百万円

    (百万円)
                                                                                         62,240
                                                                                経済的
                                                                               前提条件と
                                                               保険関係の
                                                                               実績の差異
                                                              前提条件の変更
                              修正EV増加額                           15,194          △207

                                                  保険関係の
                                 将来利益現価           前提条件と
                     当年度
                                  の割り戻し           実績の差異
                    新契約価値
                     1,926           683            202
  44,440
                        合計    2,812            百万円
                                                                  前提変更は2Q末に実施
                                                                   (3Q末は変更なし)




     18/03                                                                                   18/12         (月末)

                                                                                                            16
1. 当社では、EVの算出に当たって、EEV原則に従っているが、リスクの反映方法などについては部分的にMCEV (市場整合的エンベディッド・バリュー)原則を参考にしている。また、2018年12月末のEEVは、
   2018年9月末の保険関係の前提条件を用いて計算し、第三者の検証を受けていない
                 財務状況
(百万円)        18/03       18/12
総資産          35,541      37,334
 現金及び預貯金        926         960
 買入金銭債権       1,999       1,199    保有債券の
 金銭の信託        2,567       3,015
                                    修正デュレーションは
 有価証券        28,303      30,239
  国債          8,398       8,022     11.7年
  地方債         1,505       1,381
  社債         13,892      16,086
  株式1           346         341
                                   SM比率は、
  外国証券               -       45
   その他の証券2    4,161       4,362     充分な水準を確保
負債合計         22,153      25,027
 保険契約準備金     21,186      24,055
純資産          13,387      12,306

ソルベンシー・                           1.   生命保険のインターネット販売における協業等を目的とした業務提携による関係強化のため、
             2,455%      2,191%        株式会社アドバンスクリエイトなどの株式を保有
マージン(SM)比率                        2.   外国債券及び株式等を含む投資信託への投資
                                                                                17
                                 商品への評価
 保険の専門家などから高い評価を獲得




1. 価格.com保険アワードは総合保険比較サイト「価格.com保険」に掲載されている保険商品を対象に、2017年1月1日~2017年12月31日の期間に最も申し込みの多かった商品として選出
2. 保険市場「2018年版 昨年最も選ばれた保険ランキング」は、保険市場にて、対象期間中の申込件数(2017年1月1日~2017年12月31日)をもとに選出
3. 株式会社日経BP発行の雑誌「日経トレンディ」2018年5月号「得する 銀行・保険」特集
4. 雑誌「MONOQLO the MONEY」(2018年12月号)の企画
5. 2019年オリコン顧客満足度調査は、調査期間2018 年 8 月 20 日~2018 年 9 月 12 日、ファイナンシャルプランナー30 名が10商品の中から選出             18
                    2018年度業績予想
 11月開示の業績予想から変更なし
 単年度で過去最高の新契約業績を目指す
                                                                                    (百万円)

                                         2018年度                    (参考)
                                         業績予想                    2017年度実績
           経常収益                              12,600                     10,962
           経常損益                            △1,600                          △197
           当期純損益                           △1,600                          △249

          (参考)
          新契約                                  2,600                       1,714
          年換算保険料1


                                                                                            19
1.   1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出
          新経営方針
    正直に経営し、
経
営   わかりやすく、安くて便利な
理
念   商品・サービスを提供することで、
    お客さま一人ひとりの生き方を応援する
目
指   オンライン生保市場の拡大を
す
姿   力強く牽引するリーディングカンパニー
    • 顧客体験の革新
重   デジタルテクノロジーを活用し、全てのサービスを質的に高め進化させる
点
領
域
    • 販売力の強化
    積極的プロモーション及び代理店・ホワイトレーベルの拡大により、
    圧倒的な集客を実現する
                                        20
                                   経営目標
 契約業績の成長で早期にEEV1,000億円へ
    EEV1の推移
                                                                                      100,000
    (百万円)


        : 保有契約の将来利益現価
        : 修正純資産




                                                         44,440
                                                36,261
                                      31,284
                    22,907 25,248
 18,547 18,746




  12/03 13/03 14/03 15/03 16/03 17/03 18/03 19/03                                                    (月末)
1. 当社では、EVの算出に当たって、EEV原則に従っているが、リスクの反映方法などについては部分的にMCEV (市場整合的エンベディッド・バリュー)原則を参考にしている。2016年度より、超長期
   の金利水準について、終局金利を用いた方法を適用。2015年度末におけるEEVについても同様の評価により再評価
                                                                                                       21
   ライフネットの生命保険マニフェスト
                    「正直に わかりやすく、安くて、便利に。」
第1章   私たちの行動指針                           第2章   生命保険を、もっと、わかりやすく
(1) 私たちは、生命保険の未来をつくる。生命保険は生活者の「ころばぬ先     (1) 私たちは、「生命保険がわかる」情報を提供する。お客さまが自分にあっ
    の杖がほしい」という希望から生まれてきたという原点を忘れずに。          た保障を納得して、選べるように。
(2) 私たちは、お客さまの声に耳を傾け、お客さまに何が必要かを常に考え     (2) 私たちは、誰もが読んで理解できる「約款」(保険契約書)をつくる。
    行動する。
                                         (3) 私たちは、お申し込みだけでなく、保険金・給付金を請求するときにこ
(3) 私たちは、自分たちの友人や家族に自信をもってすすめられる商品・サー        そ、わかりやすいと思ってもらえる商品やサービスを届ける。
    ビスだけを届ける。
(4) 顔の見える会社にする。私たちは、経営のこと、商品のこと、社員のこと、
    どんな会社なのか、正直に伝える。
(5) 私たちは、多様性を尊重し、協力しあうことで、変化に対応しつづける。
    100年後もお客さまに安心を届けられる会社であるために。
(6) 私たちは、常に誠実に行動する。コンプライアンスを遵守し、倫理を大切
    にする。

第3章   生命保険料を、安くする                        第4章   生命保険を、もっと、便利に
(1) 私たちは、保障内容を過剰にしない。必要な備えを、適正な生命保険      (1) 私たちは、ご契約の検討から保険金・給付金の受け取りまで、あらゆる
    料で提案する。                                  場面でお客さまの便利を追求する。
(2) 私たちは、よい商品を安く提供するための工夫を怠らない。          (2) 私たちは、私たちの考えに共鳴してくれたパートナーと協力して、お客さ
                                             まに商品やサービスを届ける手段を増やす。
(3) 私たちは、生命保険料を抑え、その分をお客さまの人生の楽しみに使っ
    てほしいと考える。                            (3) 私たちは、生命保険の枠を超えて、「生きていく」ことを支える情報とサー
                                             ビスに触れる機会を増やす。
                                         (4) 私たちは、お客さまの期待の先にある「便利な生命保険」を通して、次
                                             の時代の当たり前をつくる。

              お客さま一人ひとりの生き方を応援する企業でありたい。
                  そのために、これからも挑戦を続けます。                                        22
                本資料に記載されている計画、見通し、戦略
               及びその他の歴史的事実以外は、作成時点に
               おいて入手可能な情報に基づく将来に関する
               見通しであり、さまざまなリスク及び不確実性が
               内在しています。実際の業績は経営環境の変
               動などにより、これら見通しと大きく異なる可能
               性があります。
                また、本資料に記載されている当社及び当社
               以外の企業などに係る情報は、公開情報などか
               ら引用したものであり、情報の正確性などについ
               て保証するものではありません。


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補足資料
要約損益計算書及び基礎利益(3Q累計)
             (百万円)   2017/3Q累計 2018/3Q累計    増減                        増減理由
    保険料等収入              7,867     8,949     1,082
    その他                   203       409       205
    経常収益                8,071     9,359     1,288   保有契約の伸長による保険料収入の増加

    保険金等支払金             1,426     1,950       524   保有契約伸長に伴い増加。保険料に対する保険金及び給付金の割合は18.4%

      保険金                 761     1,105       344   保険金の支払件数は、2017/3Q累計の55件から2018/3Q累計は71件へ増加
                                                    給付金の支払い件数は、 2017/3Q累計の4,604件から2018/3Q累計は5,136
      給付金                 434       498        64   件へ増加
要
                                                    標準責任準備金の移行により微増。保険料に対する責任準備金繰入額(2,962
約   責任準備金等繰入額           2,737     2,962       224   百万円)の割合は34.0%
損   事業費                 3,484     4,850     1,366   広告宣伝費を中心とした営業費用が増加
益     営業費用              1,741     2,850     1,108
計
      保険事務費用              509       578        68
算
書
      システム・その他費用        1,232     1,421       189
    その他                   434       540       106
    経常費用                8,082    10,303     2,221
    経常損益                 △11      △944      △933
    特別損失・法人税等合計            31        12      △18
    四半期純損益               △42      △957      △914

     危険差損益              1,941    2,075        134
基
礎    費差損益              △1,875   △2,998     △1,123   広告宣伝費を中心とした営業費用が増加

利    利差損益                   1     △13        △15
益
    基礎利益                   67    △936      △1,004
                                                                                             25
                     EV感応度分析1
前提条件を変更した場合の影響額
                                                   2018年12月末現在              新契約価値の
(百万円)                                                 のEEVの変動                 変動
2018年12月末におけるEEV及び新契約価値                                      62,240               1,926
感応度1a (リスクフリー・レート1.0%上昇)                                    △ 2,626                  47
感応度1b (リスクフリー・レート1.0%低下)                                      2,477               △ 171
感応度1c (リスクフリー・レート0.5%上昇)                                    △ 1,307                  35
感応度1d (リスクフリー・レート0.5%低下)                                      1,271                △ 66
感応度1e(金利に国債利回りを使用)                                              468                  62
感応度2 (株式・不動産価値等10%下落)                                        △ 427                    -
感応度3(事業費率10%減少)                                               2,423                 344
感応度4(解約失効率10%低下)                                                273                  22
感応度5(生命保険の保険事故発生率5%低下)                                        2,975                 293
感応度6(年金保険の死亡率5%低下)                                                -                   -
感応度7(必要資本を法定最低水準に変更)                                             76                   9
1. 感応度は、一度に1つの前提のみを変化させることとしており、同時に2つの前提を変化させた感応度の影響は、それぞれ単独に前提を変化させた感応度を2つ合計したものと計算結果が異なる可
   能性がある。なお、責任準備金は日本の法令に基づいて計算されるため、各感応度計算においては、評価日時点の責任準備金は変わらない。また、新契約価値のうち、修正純資産の計算に実
   績を用いた部分については、感応度の結果に含めていない。また、2018年12月末のEEVは、2018年9月末の保険関係の前提条件を用いて計算し、第三者の検証を受けていない
                                                                                              26
        基礎利益の利源分析の図解
2018年度第3四半期累計
                                                                  (百万円)
         損益計算書                                  利源分析
         保険料等収入(8,949)
    経      保険料(8,706)       純保険料     付加保険料
    常     再保険収入(243)       再保険収入
                                                 利息配当    有価証券
    収    資産運用収益(292)
                                                  収入等    売却益等
    益                       支払備金      その他の
         その他経常収益(117)
                            戻入額       経常収益
         保険金等支払金(1,950)
          保険金・給付金(1,603)   保険金・給付金
           再保険料(347)        再保険料
    経
           責任準備金等          責任準備金等    責任準備金                       危険準備金
    常                                            予定利息
           繰入額(2,962)        の変動      の変動                         繰入額
    費     資産運用費用(0)                              支払利息等   有価証券
                                                         売却損等
    用      事業費(4,850)                 事業費

         その他経常費用(540)                  その他               キャピタル
                                      経常費用
                                                          損益     臨時損益
    経常損益(△944)                                            (98)   (△106)

                            危険差
        特別損益(△9)                     費差損益       利差損益       特別損益(△9)
                             損益
        法人税等合計(3)          (2,075)   (△2,998)    (△13)    法人税等合計(3)
        四半期純損益
         (△957)                          四半期純損益(△957)
   1. 金額微少の項目については、一部省略                                                   27
         ソルベンシー・マージン比率の図解
2018年度第3四半期末                                                    (R 1  R 8 )2  (R 2  R 3  R 7 )2  R 4  2
                                                                                                                (百万円)
       ソルベンシー・マージン比率
           2,191.7%           =         ソルベンシー・マージン総額
                                            (20,074)        ÷            リスクの合計額÷2
                                                                           (1,831÷2)

      預貯金等               その他の負債
       (960)               (792)                            保険リスク R1(1,151)
    買入金銭債権              支払備金(335)                          死亡率の変動リスク(保有契約金額に基づき計算)
     (1,199)             責任準備金
                                                            第三分野の保険リスクR8(426)
     金銭の信託               (23,719)
      (3,015)           危険準備金 (1,625)                      第三分野に関する発生率(入院率など)の変動リスク
                                         価格変動準備金
                         保険料積立金等         や危険準備金な
                         余剰部分(6,012)
                                         どの資本性の高い
                                                            予定利率リスク R2(2)
                      価格変動準備金(40)        負債を加算             責任準備金の算出の基礎となる予定利率を確保できな
                      その他有価証券に係る                           くなるリスク
      有価証券            繰延税金負債(124)1
      (30,239)          その他有価証券                             〔最低保証リスク〕R7(-)
                       評価差額金 (320) 1
                                                           変額年金などで最低保証のある商品に関するリスク

                                                            資産運用リスク R3(778)

    有形固定資産
                          資本金等                             【信用リスク】与信先の財務状況の悪化等により、資産価値
      (87)                (11,950)                         が低下するリスク
                                                           【価格変動等リスク】株式や債券等の市場価格が下落すること
    無形固定資産
                                                           により損失を被るリスク
      (642)

     その他の資産                純資産                              経営管理リスク R4(70)
      (1,188)             (12,306)                         他の5つのリスクの金額の合計の3%(当社の場合)

1. その他有価証券評価差額金・繰延ヘッジ損益(税効果控除前)(90%又は100%)
2. 当社で該当するものがない項目や金額が微少な項目については、 一部〔 〕で囲んで表記しているものを除き、省略                                                          28
  新経営方針
(2018年11月12日開示)
新経営方針策定の背景

                          開業来10年間の振返り
契約業績は成長が一時鈍化も再び成長軌道へ回帰
 (件)                                                                                                                                         (件)
         定期死亡保険と                                                募集代理店に                        KDDI株式会社と              定期死亡保険
                                    スマートフォン生命保険                                                                      をリニューアル
20,000   終身医療保険を                                                 支払う販売                        「auの生命ほけん」                                 300,000
                                     申込サービスを開始
          販売開始                                                  手数料率を開示                         を販売開始
18,000                                                                                                                                   270,000
                                                                          定期死亡保険と
             徹底した情報公開を目指し                                                                       就業不能保険
                                                                          終身医療保険
              保険料の内訳を公開                                                                         をリニューアル
16,000                                                                     をリニューアル                                                       240,000
                                                                                                                    がん保険
                    モバイル生命保険
14,000                                                                                                             を販売開始                 210,000
                    申込サービスを開始                                                        医療保険給付金
                                                                                     のオンライン請求
12,000                  就業不能保険                                                        サービスを開始                                            180,000
                         を販売開始
10,000                                                                                                                                   150,000


 8,000                                                                                                                                   120,000


 6,000                                                                                                                                   90,000


 4,000                                                                                                                                   60,000


 2,000                                                                                                                                   30,000


    0                                                                                                                                    0
         1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q

           FY2008      FY2009      FY2010     FY2011      FY2012      FY2013      FY2014      FY2015      FY2016      FY2017 FY2018
                                                保有契約件数(件、右軸) :保有契約件数(件、右軸)
                                                               新契約件数(件、左軸)
                                                                                                                                             30
                                               :新契約件数(件、左軸)
新経営方針策定の背景

         オンライン生保市場の成長可能性
オンライン生保市場は上昇する加入意向を背景として
 構造的な成長可能性を見込む
14.0 %
                                                                                              12.5 %
              :ダイレクト自動車保険シェア
              ダイレクト自動車保険シェア 1
12.0 %        :オンライン生命保険シェア(加入)
              オンライン生命保険シェア(加入) 2                                      10.5 %
              オンライン生命保険シェア(加入意向) 3
              :オンライン生命保険シェア(加入意向)
10.0 %                                                                           9.1 %
                                                          7.9 %                             8.0 %
 8.0 %
                                              5.9 %
 6.0 %


 4.0 %
                                                                      4.5 %

 2.0 %                                                    2.9 %                                3.3 %
                                              1.8 %                              2.2 %
 0.0 %                   0.2 %    0.8 %
          97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
 出所:生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」及びソニーフィナンシャルホールディングス株式会社開示資料、より当社作成
 1.   「ダイレクト自動車保険シェア」は、元受正味保険料ベースの自動車保険市場全体に占めるダイレクトの割合
 2.   「オンライン生命保険シェア(加入)」は、直近加入契約の加入経路(加入チャネル)に占める「インターネットを通じた加入」の割合
 3.   「オンライン生命保険シェア(加入意向)」は、今後仮に生命保険や個人年金保険に加入する際に利用したい加入経路(加入チャネル)に占める「インターネットを通じた加入」の割合           31
新経営方針策定の背景

  開業来10年間の注力領域の変遷
 変化する顧客期待に適応し、持続的成長へ

  2008-2012   2013-2015   2016-2018
    創業期       前中期計画       現行中期計画

                電話相談        電話相談
                                       顧
               SPHチャネル     SPHチャネル     客
                                       体
                                       験
    PCチャネル     PCチャネル       PCチャネル

     ブランド       ブランド         ブランド      競    来   申
                                       争商
     商品          商品          商品        力品   訪   込

    広報PR        広報PR        広報PR
                                       販
   プロモーション     プロモーション     プロモーション     売
                                       力
                           ホワイトレーベル
                代理店
                          (KDDI)・代理店
                                                    32
          新経営方針
    正直に経営し、
経
営   わかりやすく、安くて便利な
理
念   商品・サービスを提供することで、
    お客さま一人ひとりの生き方を応援する
目
指   オンライン生保市場の拡大を
す
姿   力強く牽引するリーディングカンパニー
    • 顧客体験の革新
重   デジタルテクノロジーを活用し、全てのサービスを質的に高め進化させる
点
領   • 販売力の強化
域   積極的プロモーション及び代理店・ホワイトレーベルの拡大により、
    圧倒的な集客を実現する
                                        33
                                   経営指標
  エンベディッド・バリューの持続的な成長を目指す
                                                        ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー
     企業価値を表す                   エンベディッド・
                                                         (EEV)1
     重要な経営指標                   バリュー(EV)
                                                        修正EV増加額2




                                                        保有契約業績
                                 成長性指標
                                                        新契約業績
      企業価値の
                                                        修正利益(営業費用を除く経常利益)
     持続的な成長を
                                 収益性指標                    ➢ 営業費用を除く事業費率
     支える経営指標
                                                        営業費用効率

                                 健全性指標                  ソルベンシー・マージン比率

1.   EVの計算方法のひとつ。EVの計算手法、開示内容について一貫性及び透明性を高めることを目的に、欧州の大手保険会社のCFOから構成されるCFOフォーラムにより制定されたEEV原則及びそれに
     関するガイダンスに準拠するEVがEEV
2.   修正EV増加額は、EV増加額のうち、当社の期間業績の成長を適切に表す要素で構成。詳細は15ページを参照
                                                                                                     34
                                   経営目標
 契約業績の成長で早期にEEV1,000億円へ
    EEV1の推移
                                                                                      100,000
    (百万円)


        : 保有契約の将来利益現価
        : 修正純資産




                                                         44,440
                                                36,261
                                      31,284
                    22,907 25,248
 18,547 18,746




  12/03 13/03 14/03 15/03 16/03 17/03 18/03 19/03                                                    (月末)
1. 当社では、EVの算出に当たって、EEV原則に従っているが、リスクの反映方法などについては部分的にMCEV (市場整合的エンベディッド・バリュー)原則を参考にしている。2016年度より、超長期
   の金利水準について、終局金利を用いた方法を適用。2015年度末におけるEEVについても同様の評価により再評価
                                                                                                       35