7157 M-ライフネット 2019-08-08 15:30:00
2019年度第1四半期決算参考資料 [pdf]
証券コード:7157
2019年度
第1四半期決算
参考資料
2019年8月8日
ライフネット生命とは
相互扶助という生命保険の原点を忘れない
お客さま一人ひとりの生き方を応援する
1
2019年度第1四半期の主な実績
保有契約年換算保険料1 新契約年換算保険料1
13,652 百万円 822 百万円
(対前年度末比104.3%) (対前年同期比143.7%)
修正利益2 EEV3(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)
1,181 百万円 64,222 百万円
(修正共同保険式再保険の影響額370百万円を含む) (修正EV増加額4745百万円)
主な取組み
コンタクトセンターとウェブサイトが最高評価を受賞5
ソーシャルログイン機能を導入し、利便性を向上
AIを活用し、ブランド訴求の動画を制作
1. 年換算保険料は、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出
2. 修正利益は、営業費用を除く経常損益。詳細は10ページ及び28ページを参照
3. 2019年6月末のEEVは、2019年3月末の保険関係の前提条件を用いて計算し、第三者の検証を受けていない
4. 修正EV増加額は、EEVの増加額のうち、当社の期間業績の成長を適切に表す要素で構成。詳細は29ページを参照
5. HDI-Japanが主催する「HDI 格付けベンチマーク(生命保険業界・2018/2019)」 2
保有契約年換算保険料/件数
:保有契約年換算保険料1(億円)
:保有契約件数(件) 136.5
着実に成長し、
321,829 件数は32万件を
115.2
102.6
89.1
95.5
272,830 突破
243,610
228,846
217,335
前年同期末比
年換算保険料
118.4%
件数
118.0%
2015/06 16/06 17/06 18/06 19/06 (月末)
1. 1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出 3
保有契約の内訳
保有契約者数は、20万人を突破
19/03 19/06 構成比
保有契約件数 308,854件 321,829件 100%
内訳:定期死亡保険1 150,808件 156,428件 49%
内訳:終身医療保険1 85,968件 89,084件 28%
内訳:定期療養保険1 9,493件 9,367件 3%
内訳:就業不能保険1 49,214件 50,521件 16%
内訳:がん保険1 13,371件 16,429件 5%
保有契約金額(保有契約高)2 (百万円) 2,289,567 2,351,117
保有契約者数 197,669人 205,741人
18/1Q 19/1Q
(参考)解約失効率3 6.3% 7.6%
1. 定期死亡保険は「かぞくへの保険」「au 定期ほけん」、終身医療保険は「じぶんへの保険」「新じぶんへの保険」「新じぶんへの保険レディース」「au 医療ほけん」「au 医療ほけんレディース」、定期療養保険は「じ
ぶんへの保険プラス」、就業不能保険は「働く人への保険」 「働く人への保険 2」「au 生活ほけん」、がん保険は「ダブルエール」「au がんほけん」を指す
2. 保有契約金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険(医療保障・生前給付保障等)の保障額を含まない
3. 解約失効率は、解約・失効の件数を月々の保有契約件数の平均で除した比率を年換算した数値 4
新契約年換算保険料/件数
822
:新契約年換算保険料1 (1Q)(百万円)
:新契約件数 (通期)(件)
:新契約件数 (1Q)(件) 2年連続の
過去最高更新に
572
向けて、力強く成長
前年同期比
64,435
341 343
279 年換算保険料
143.7%
39,175
29,741
25,150
19,117 件数
13,285
143.9%
5,756 7,307 7,793
2015 16 17 18 19/1Q (年度)
1. 1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出 5
新契約件数(四半期)
8四半期連続で増加し、過去最高を更新
19,117
:新契約件数(件)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度2019年度
6
営業費用効率
:新契約1件当たり営業費用(万円)
:営業費用/新契約年換算保険料1
7.8 成長投資を優先し、
6.7
6.5
1件当たり営業費用は
6.1
増加
5.1
1.5 1.5
1.8
1.3
1.0
2019年度は
7万円台の推移を
予定
2015 16 17 18 19/1Q (年度)
営業費用
(百万円) 1,302 1,822 2,627 4,216 1,502
1. 1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出 7
営業費用を除く事業費率
:営業費用を除く事業費率1(%)
:保険料収入(百万円)
:営業費用を除く事業費(百万円)
成長への投資を
11,845 優先しつつも改善
10,421
9,628
9,007
規模の拡大及び
23.1 % 業務効率化により、
21.3%
22.2 % 22.8 %
21.5 %
中期的に改善を
2,699
3,279 目指す
2,225 2,315
1,937
697
2015 16 17 18 19/1Q (年度)
1. 営業費用を除く事業費を保険料で除した割合 8
現行法定会計の収益構造
獲得費用は初年度に計上するが、収入は長期にわたり
計上し、収入と費用の発生時期が異なる構造
イメージ:新契約1件の損益構造 :保険料 :営業費用以外の事業費1
:営業費用
損益の実態
法定会計上
の損益
初年度 2年目 3年目 4年目 … X年目
保険料
収入
費用
収入である保険料は
営業費用
新契約の獲得費用は 長期にわたって計上
負担大
1. 契約の管理や保険金・給付金の支払いにかかる費用など
9
重要な経営指標
成長過程における指標として2項目を開示
修正利益(営業費用を除く経常損益)
収入と、新契約の獲得費用である営業費用の発生時期が
異なることから、営業費用を除いた利益水準を示す
EEV(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー1)
生命保険会社の長期的な収益性を示す
1. EVの計算方法のひとつ。EVの計算手法、開示内容について一貫性及び透明性を高めることを目的に、欧州の大手保険会社のCFOから構成されるCFOフォーラムにより制定されたEEV原則及び
それに関するガイダンスに準拠するEVがEEVである
10
修正利益の推移
獲得費用を除いた修正利益は増加
(百万円)
経常損益1 (百万円)
修正利益
=営業費用を除く経常損益1
:通期
:第1四半期
2,429 2,497
584
88 1,887 1,910
△ 197
△ 321 1,181
修正共同
370 保険式
再保険の
影響額
811
562 648
△ 1,719 440 478
2015 16 17 18 19/1Q(年度) 2015 16 17 18 19/1Q(年度)
1. 2015年度及び2016年度は、保険業法第113条繰延資産を考慮する前の経常損益 11
EV(エンベディッド・バリュー)の構造
修正純資産 保有契約の
EV (年度末純資産+調整額) 将来利益現価
年度末純資産に
当年度の損益が
反映されている
収入 収入
費用
費用
当年度末の保有契約から生じる
当年度の損益 未実現の将来損益
12
EEV (ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)
当社のEEVの特長は次のとおり
力強い成長
- 2012年3月の上場以来、増加を継続
- 低金利環境下においても安定的に成長
金利変動への耐性
- 金利・株価の変動に対する感応度は限定的
13
EEV1の力強い成長を実現
上場来の年平均成長率は、
EEV19%2、将来利益現価37% 64,222
63,378
(百万円)
: 保有契約の将来利益現価
: 修正純資産
48,518 49,508
18,547
5,122
13,425 14,860 14,713
12/03 13/03 14/03 15/03 16/03 17/03 18/03 19/03 19/06 (月末)
1. 当社では、EVの算出に当たって、EEV原則に従っているが、リスクの反映方法などについては部分的にMCEV(市場整合的エンベディッド・バリュー)原則を参考にしている。2016年度より、超長期の金利水
準について、終局金利を用いた方法を適用。2015年度末におけるEEVについても同様の評価により再評価。また、2019年6月末のEEVは、2019年3月末の保険関係の前提条件を用いて計算し、第三
者の検証を受けていない
2. 2015年5月の第三者割当増資額30億4,000万円を含み算出 14
EEV1の変動要因分析
期間成長を表す修正EV増加額は、745百万円
修正EV増加額
64,222
(百万円)
保険関係の 経済的
保険関係の
前提条件の変更 前提条件と
前提条件と
実績の差異 - 実績の差異
将来利益現価
56 98
当年度の の割り戻し
新契約価値 234
63,378 453
合計 745 百万円
19/03 19/06 (月末)
1. 当社では、EVの算出に当たって、EEV原則に従っているが、リスクの反映方法などについては部分的にMCEV(市場整合的エンベディッド・バリュー)原則を参考にしている。また、2019年6月末のEEVは、
2019年3月末の保険関係の前提条件を用いて計算し、第三者の検証を受けていない
15
EVの金利変動への耐性
金利・株価の変動に対する感応度は限定的
2019年3月末1
ライフネット生命 A社 B社 C社 D社
13%
8%
4%
1.9% 3%
-0.7% -1%
-2.0% -2%
-5%
-6%
-8% -7%
-10%
-17%
金利0.5%上昇 金利0.5%下落 株式・不動産価値等 10%下落
1. 国内の上場生命保険会社各社の開示資料に基づき、当社作成
16
財務状況
(百万円) 19/03 19/06
総資産 38,247 39,002
現金及び預貯金 1,192 1,086
買入金銭債権 999 799
金銭の信託 3,114 3,305
有価証券
国債
30,989
8,071
31,351
8,102
ソルベンシー・
地方債 1,394 1,403 マージン比率2は
社債 16,763 17,023
株式 363 345 充分な水準を
外国証券
その他の証券1
45
4,352
43
4,433
確保
負債合計 26,474 27,464
保険契約準備金 25,256 26,233
純資産 11,773 11,538
ソルベンシー・マージン比率 2,085% 2,216% 1. 外国債券及び株式等を含む投資信託への投資
2. 通常の予測の範囲を超えて発生するリスクに対応できる
保有債券の修正デュレーション 12.0年 12.1年
17
「支払余力」を判断するための行政監督上の指標のひとつ
主な取組み
コンタクトセンターとウェブサイトが最高評価を受賞
コンタクトセンターの新規顧客及びご契約者向け対応とウェブサイトが「HDI格付けベンチマーク」で
最高評価の三ツ星を受賞1
問合せ窓口(新規電話・チャット対応) モニタリング(契約者電話対応) Webサポート(ウェブサイト)
ソーシャルログイン機能を導入し、利便性を向上
お客さまが申し込みやマイページのログイン時に外部IDを利用できる環境を整備
AIを活用し、ブランド訴求の動画を公開
11周年特別ムービー
「ライフネット生命は、人ひとりの生き方を応援します」
1. HDI-Japanが主催する「HDI 格付けベンチマーク(生命保険業界・2018/2019)」
18
2019年度業績予想
5月13日に開示した業績予想から修正なし
より高い企業価値を目指して、成長投資を優先
(百万円)
(参考)
2019年度業績予想
2018年度
うち再保険の
影響額 実績
経常収益 16,200 2,000 12,560
経常利益 △2,000 1,400 △1,719
当期純利益 △2,000 1,400 △1,735
(参考)
新契約 3,000 2,773
年換算保険料1
1. 1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出 19
経営方針
経 正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な
営
理 商品・サービスを提供することで、
念
お客さま一人ひとりの生き方を応援する
目
指 オンライン生保市場の拡大を
す
姿 力強く牽引するリーディングカンパニー
• 顧客体験の革新
重 デジタルテクノロジーを活用し、全てのサービスを質的に高め進化させる
点
領 • 販売力の強化
域 積極的プロモーション及び代理店・ホワイトレーベルの拡大により、
圧倒的な集客を実現する
経 EEV(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)を
営
目 企業価値を表す重要な経営指標とし、
標 早期の 1,000 億円到達を目指す
20
ライフネットの生命保険マニフェスト
「正直に わかりやすく、安くて、便利に。」
第1章 私たちの行動指針 第2章 生命保険を、もっと、わかりやすく
(1) 私たちは、生命保険の未来をつくる。生命保険は生活者の「ころばぬ先 (1) 私たちは、「生命保険がわかる」情報を提供する。お客さまが自分にあっ
の杖がほしい」という希望から生まれてきたという原点を忘れずに。 た保障を納得して、選べるように。
(2) 私たちは、お客さまの声に耳を傾け、お客さまに何が必要かを常に考え (2) 私たちは、誰もが読んで理解できる「約款」(保険契約書)をつくる。
行動する。
(3) 私たちは、お申し込みだけでなく、保険金・給付金を請求するときにこ
(3) 私たちは、自分たちの友人や家族に自信をもってすすめられる商品・サー そ、わかりやすいと思ってもらえる商品やサービスを届ける。
ビスだけを届ける。
(4) 顔の見える会社にする。私たちは、経営のこと、商品のこと、社員のこと、
どんな会社なのか、正直に伝える。
(5) 私たちは、多様性を尊重し、協力しあうことで、変化に対応しつづける。
100年後もお客さまに安心を届けられる会社であるために。
(6) 私たちは、常に誠実に行動する。コンプライアンスを遵守し、倫理を大切
にする。
第3章 生命保険料を、安くする 第4章 生命保険を、もっと、便利に
(1) 私たちは、保障内容を過剰にしない。必要な備えを、適正な生命保険 (1) 私たちは、ご契約の検討から保険金・給付金の受け取りまで、あらゆる
料で提案する。 場面でお客さまの便利を追求する。
(2) 私たちは、よい商品を安く提供するための工夫を怠らない。 (2) 私たちは、私たちの考えに共鳴してくれたパートナーと協力して、お客さ
まに商品やサービスを届ける手段を増やす。
(3) 私たちは、生命保険料を抑え、その分をお客さまの人生の楽しみに使っ
てほしいと考える。 (3) 私たちは、生命保険の枠を超えて、「生きていく」ことを支える情報とサー
ビスに触れる機会を増やす。
(4) 私たちは、お客さまの期待の先にある「便利な生命保険」を通して、次
の時代の当たり前をつくる。
お客さま一人ひとりの生き方を応援する企業でありたい。
そのために、これからも挑戦を続けます。
21
本資料に記載されている計画、見通し、戦略
及びその他の歴史的事実以外は、作成時点に
おいて入手可能な情報に基づく将来に関する
見通しであり、さまざまなリスク及び不確実性が
内在しています。実際の業績は経営環境の変
動などにより、これら見通しと大きく異なる可能
性があります。
また、本資料に記載されている当社及び当社
以外の企業などに係る情報は、公開情報などか
ら引用したものであり、情報の正確性などについ
て保証するものではありません。
https://ir.lifenet-seimei.co.jp/ja/
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情報やIRサイトの更新情報を随時お届けします。
補足資料
要約損益計算書及び基礎利益(第1四半期)
(百万円) FY2018/1Q FY2019/1Q 増減 増減理由
保険料等収入 2,882 3,774 891 保有契約の伸長及び修正共同保険式再保険の活用により増加
その他 71 121 49
経常収益 2,954 3,895 941 修正共同保険式再保険の活用による387百万円の増加を含む
保険金等支払金 600 772 171 保有契約伸長に伴い増加。保険料に対する保険金及び給付金の割合は18.7%
支払件数は、22件(2018年度第1四半期)から26件(2019年度第1四半
保険金 334 386 52 期)へ増加
支払件数は、1,606件(2018年度第1四半期)から1,960件(2019年度第1
要
給付金 159 227 67 四半期)へ増加
標準責任準備金の移行により増加。保険料に対する責任準備金繰入額(1,015
約 責任準備金等繰入額 899 1,015 115 百万円)の割合は31.0%
損 事業費 1,380 2,199 819 広告宣伝費を中心とした営業費用が増加
益
営業費用 739 1,502 763
計
算
保険事務費用 188 211 22
書
システム・その他費用 453 486 32
その他 163 228 64
経常費用 3,045 4,216 1,171
経常損益 △90 △321 △230 修正共同保険式再保険の活用による370百万円の利益を含む
特別損失・法人税等合計 4 4 △0
当期純損益 △95 △325 △229 修正共同保険式再保険の活用による370百万円の利益を含む
危険差損益 681 757 76
基 広告宣伝費を中心とした営業費用が増加
礎 費差損益 △754 △1,180 △426 修正共同保険式再保険の活用による371百万円の費差益を含む
利 利差損益 △5 △5 0
益
基礎利益 △77 △428 △350
24
EV感応度分析1
前提条件を変更した場合の影響額
2019年6月末現在 新契約価値の
(百万円) のEEVの変動 変動
2019年6月末におけるEEV及び新契約価値 64,222 453
感応度1a (リスクフリー・レート1.0%上昇) △ 2,340 44
感応度1b (リスクフリー・レート1.0%低下) 1,965 △ 108
感応度1c (リスクフリー・レート0.5%上昇) △ 1,141 28
感応度1d (リスクフリー・レート0.5%低下) 1,050 △ 44
感応度1e (金利に国債利回りを使用) 344 15
感応度2 (株式・不動産価値等10%下落) △ 437 -
感応度3 (事業費率10%減少) 2,719 156
感応度4 (解約失効率10%低下) 25 △5
感応度5 (生命保険の保険事故発生率5%低下) 3,323 119
感応度6 (必要資本を法定最低水準に変更) 55 2
1. 感応度は、一度に1つの前提のみを変化させることとしており、同時に2つの前提を変化させた感応度の影響は、それぞれ単独に前提を変化させた感応度を2つ合計したものと計算結果が異なる可
能性がある。なお、責任準備金は日本の法令に基づいて計算されるため、各感応度計算においては、評価日時点の責任準備金は変わらない。また、新契約価値のうち、修正純資産の計算に実
績を用いた部分については、感応度の結果に含めていない。なお、2019年6月末のEEVは、2019年3月末の保険関係の前提条件を用いて計算し、第三者の検証を受けていない
25
基礎利益の利源分析の図解
2019年度第1四半期
(百万円)
損益計算書 利源分析
保険料等収入(3,774)
経 保険料(3,279) 純保険料 付加保険料
常 再保険収入(494) 再保険金等
その他の
再保険収入
収 資産運用収益(70)
利息配当 有価証券
収入等 売却益等
益 その他経常収益(50)
支払備金 その他の
戻入 経常収益
保険金等支払金(772)
保険金・給付金(613) 保険金・給付金
再保険料(159) 再保険料 その他の再保険料
経
責任準備金等 責任準備金等 責任準備金 危険準備金
常 繰入額(1,015) の変動 の変動
予定利息
繰入額
費 資産運用費用(0) 支払利息等
用 事業費(2,199) 事業費
その他
その他経常費用(228)
経常費用
キャピタル
損益 臨時損益
経常損益(△321) (0) (106)
危険差
特別損益(△3) 費差損益 利差損益 特別損益(△3)
損益
法人税等合計(0) (△1,180) 法人税等合計(0)
(757) (△5)
当期純損益
(△325) 当期純損益(△325)
1. 金額微少の項目については、一部省略しています。 26
ソルベンシー・マージン比率の図解
2019年度第1四半期末 (R 1 R 8 )2 (R 2 R 3 R 7 )2 R 4 2
(百万円)
ソルベンシー・マージン比率
2,216.0% = ソルベンシー・マージン総額
(19,938) ÷ リスクの合計額÷2
(1,799÷2)
預貯金等 その他の負債
(1,086) (916) 保険リスク R1(1,174)
買入金銭債権 支払備金(431) 死亡率の変動リスク(保有契約金額に基づき計算)
(799)
責任準備金
第三分野の保険リスクR8(308)
金銭の信託 (25,802)
(3,305) 第三分野に関する発生率(入院率など)の変動リスク
危険準備金 (1,573) 価格変動準備金
保険料積立金等 や危険準備金な
余剰部分(6,607)
どの資本性の高い
予定利率リスク R2(3)
価格変動準備金(45) 負債を加算 責任準備金の算出の基礎となる予定利率を確保できなくな
その他有価証券に係る るリスク
有価証券 繰延税金負債(241)1
(31,351) その他有価証券 〔最低保証リスク〕R7(-)
評価差額金 (621)1
変額年金などで最低保証のある商品に関するリスク
資産運用リスク R3(885)
有形固定資産
資本金等 【信用リスク】与信先の財務状況の悪化等により、資産価値が
(86) (10,846) 低下するリスク
【価格変動等リスク】株式や債券等の市場価格が下落すること
無形固定資産
により損失を被るリスク
(678)
その他の資産 純資産 経営管理リスク R4(71)
(1,693) (11,538) 他の5つのリスクの金額の合計の3%(当社の場合)
1. その他有価証券評価差額金・繰延ヘッジ損益(税効果控除前)(90%又は100%)
2. 当社で該当するものがない項目や金額が微少な項目については、 一部〔 〕で囲んで表記しているものを除き、省略しています。 27
修正利益
「修正利益」開示の意義
• 収入と費用の発生時期が異なるため、
法定会計上の経常損益は実質的な収益を
表していない
• そのため、発生時期が、収入とは異なる営業費用を
経常損益から除いた利益水準を示す指標として開示
営業費用を除く経常損益
修正利益 28
修正EV増加額
EEVの増加額のうち、当社の期間業績の成長を
適切に表す指標
修正EV増加額
以下の要素で構成したものとして定義
- 当年度の新契約価値
- 将来利益現価の割り戻し
- 保険関係の前提条件と実績の差異
29
修正共同保険式再保険の活用
当年度の新契約の獲得費用の負担を軽減
これにより、成長過程における資本の減少幅を緩和
出再有無による収支構造の変化のイメージ1 出再有無による純資産の変化のイメージ2
:収入 :費用 :再保険の影響
11,773百万円
出
再
無
出再有
獲得費用の負担軽減
出 出再無
再
有
FY2018
2019年3月
初年度 2年目 3年目 4年目 5年目 … X年目 1. 収支構造の変化は、新契約を単年度のみ出再した場合のイメージ
2. 純資産の変化は、新契約を複数年に渡り連続して出再した場合のイメージ 30