7157 M-ライフネット 2021-08-31 16:00:00
海外募集による新株式発行に関する補足説明資料 [pdf]
海外募集による新株式発行に関する
補足説明資料
2021年8月31日
留意事項
本資料は、ライフネット生命保険株式会社(以下「当社」)の海外市場における募集による新株式発行に関して一般に公表することのみを目的として作成さ
れたものであり、国内外を問わず、当社の発行する株式その他の有価証券の投資勧誘又はそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。
本資料には、当社に関連する見通し、計画、目標などの将来に関する記述がなされています。これらの将来に関する記述は、当社が現在入手している情
報をもとに、本資料の作成時点における当社の判断に基づいて記載したものであり、また、一定の前提(仮定)の下になされています。そのため、これらの
記述又は前提(仮定)は、様々なリスクや不確定要素に左右され、実際の結果はこれと大幅に異なる可能性があります。したがって、これらの将来に関す
る記述に全面的に依拠することのないようご注意ください。
本資料における記述は本資料の日付(又はそこに別途明記された日付)時点のものであり、当社は、それらの情報を最新のものに随時更新するという義
務も方針も有していません。
本資料に記載されている当社以外の企業等に関する情報は、公開情報又は第三者が作成したデータ等から引用したものであり、かかる情報の正確性・適
切性等について、当社は何らの検証も行っておらず、また、これを保証するものではありません。
本資料は、米国における証券の募集又は販売を構成するものではありません。米国内においては、1933年米国証券法に基づいて証券の登録を行うか又
は登録義務からの適用除外を受ける場合を除き、証券の募集又は販売を行うことはできません。なお、当社普通株式について、米国において公募又は公
への販売は行われません。この文書の米国内での配布は禁止されています。
本資料に記載されている当社普通株式の募集は、いずれも欧州及びアジアを中心とする海外市場(但し、米国を除く。)においてのみ行われるものであり、
国内において当社普通株式の取得勧誘は行われません。
2
取引の概要
発行会社名 ⚫ ライフネット生命保険株式会社
証券コード ⚫ 7157
発行形態 ⚫ 海外募集 (Regulation S Only)
発行株式数
⚫ 普通株式 9,000,000株
(グリーンシューオプション含む)
グリーンシューオプション ⚫ 普通株式 800,000株を上限
⚫ 新契約獲得に伴うマーケティング費用を主とする営業費用
⚫ 新型コロナウイルス感染症などに伴う変化に対応した商品・サービスを提供するためのシステム開
資金使途 発費用
⚫ パートナー企業との取り組みを推進することに加え、オンライン生保のプラットフォームを構築する
ための新規事業への投資
⚫ 期間: 受渡期日より180日間
ロックアップ条項 ⚫ 対象者: auフィナンシャルホールディングス株式会社、Swiss Reinsurance Company Ltd、
株式会社セブン・フィナンシャルサービス、株式会社マーキュリア インベストメント
⚫ ゴールドマン・サックス証券株式会社 (単独アクティブ・ブックランナー)
主幹事証券会社
⚫ Daiwa Capital Markets Europe Limited (パッシブ・ブックランナー)
⚫ 発行決議日: 2021年8月31日
⚫ 条件決定日: 2021年9月8日 - 2021年9月10日
取引スケジュール
⚫ 株式払込日: 2021年9月15日
⚫ 株式受渡日: 2021年9月16日
3
資金調達の目的
◼ グロースとトランスフォーメーションを加速し、より一層の高い成長を目指す
‒ グロース: コロナによる一層のオンライン化への構造的な変化を背景に、オンライン生
保のリーディングカンパニーとしての確固たる地位を築く
‒ トランスフォーメーション: 高まるオンラインサービスへの重要性を踏まえて、オンライン
での保険プラットフォーマーへの変革を目指す
EEV1のさらなる成長を目指す 将来の収益基盤のための先行投資2
(イメージ)
2,000億円
LTV/CAC
4.6x
前年度比
+30%
公募増資
LTV5
2020年7月 951億円 305,451円
734億円 0年
CAC3 16.7年4
66,737円
2019年度 2020年度 今後の目標
1. 2019年度末及び2020年度末におけるヨーロピアン・エンベディッド・バリュー。 2. 2020年度末。2021年度第1四半期における各数値は以下の通り。LTV/CAC: 3.7x、LTV: 271,540円、CAC: 73,811円、
顧客契約期間: 13.9年。当該数値については、2020年度における保険料払込猶予期間延長契約の失効契約一括計上分を除き算出。 3. 1件あたりの顧客獲得費用。営業費用を新契約件数で除して算出。
4. 顧客契約期間。解約失効率の逆数で算出。 5. 生涯顧客価値。(保有契約1件当たり年換算保険料×顧客契約期間×粗利率)にて算出。顧客契約期間は解約失効率の逆数で算出。解約失効率は既契約者
の保険解約失効率を示す。粗利率は(保険料 – 保険金・給付金等の支払金 – 責任準備金等繰入額) ÷ 保険料で算出。 4
ライフネット生命とは
◼ マニフェストに基づき、生命保険×テクノロジーを活用しながら生命保険の新しい価値を提供
生命保険 テクノロジー
オンライン保険プラットフォーム
ライフネットの生命保険マニフェスト: 正直に わかりやすく、安くて、便利に
売り手(保険会社)主導から
買い手(お客さま)主導への変革を目指す 5
グロースとトランスフォーメーションの軌跡
◼ 2008年の開業以来、業界の慣習にとらわれず革新的な取り組みを続け、お客さまの期待に
応えるために成長と変革を図る
生命保険会社 Industry First 2008
74年ぶりに戦後初の独立系生命保険会社として2008年5月に開業
2008 2010 2012 2016 2018
付加保険料 就業不能保険 スマートフォン ホワイト
新経営方針
開示1 発売² へのシフト³ レーベル開始
日本初・業界初
2021
ライフネットみらい
他社商品の提供
プラットフォーマー オンライン保険プラットフォーマーへ
1. 日本で初めて、生命保険料の内訳を開示。ライフネット生命調べ。 2. 生命保険では初となる本格的な個人向けの就業不能保険を発売。 3. 生命保険会社で初めて、スマートフォンでの申し込みを開始。 2012 6
年6月ライフネット生命調べ。
数字でわかるライフネット生命
TAM 成長率 収益性
1.9億件 1 +20.6% 4.6x
本邦生命保険市場 保有契約年換算保険料 LTV/CAC
(2020年度 保有契約件数) (2019年度‐2020年度) (2020年度)2
ユーザビリティ 若年層中心の顧客基盤 リーディングカンパニー4
50%+ 77% #1
UI/UX関連業務に 20代から40代までの割合 オンライン専業の
従事する社員3の割合 (2020年度 新契約件数) 生命保険会社
(2020年度)
1. 一般社団法人生命保険協会による生命保険事業概況「年次統計」2021年3月末時点データに基づく。「個人保険」における件数。 2. LTV/CAC(2021年度第1四半期): 3.7x。 3. マーケティング部門とシス
テム部門の従業員数の合計。 4. オンライン専業の生命保険会社は国内に2社存在し、2020年度新契約年換算保険料において、アクサダイレクト生命保険株式会社を上回る。J.D. パワー「2021年生命保険 7
契約満足度調査」 ダイレクト型チャネル部門ランキング1位。
巨大な市場の中の魅力的な成長機会
◼ 巨大な生命保険市場において、オンライン生保市場は、デジタル顧客体験に強い世代から
の需要により、更なる市場の拡大を見込む
新契約 保有契約
新契約件数
保険料等収入 生命保険の世帯加入率
11.4百万件 1
今後のインターネットを通じた加入意向2 31兆円1 88.7%2
全年代平均
生命保険市場全体及び当社保有契約件数
12.5%
3.3%
年代別傾向 本邦個人生命保険市場:
23.1% : 今後インターネットを通じて加入し
1.9 億件1
22.0% たいと回答した割合
: 実際にインターネットを通じて加入
した割合
当社保有契約件数:
12.5% 若年層による
高い加入意向
0.5 百万件3
5.3% 5.5%
4.4%
1 2 3 4 5 6
1. 一般社団法人生命保険協会による生命保険事業概況「年次統計」2021年3月末時点データに基づく。「個人保険」における件数。 2. 公益財団法人生命保険文化センター「平成30年度「生命保険に関する全 8
国実態調査」」(平成30年12月発行)。 3. 「ライフネット生命保険 2021年7月の業績速報」。
ビジネスモデルのキーポイント
◼ オンライン生保市場をリードする当社の競合優位性を支える優れたビジネスモデル
オンライン・プラットフォーム 顧客体験
高いトラフィック 洗練された顧客体験
協業パートナー 顧客
異業種との協業 若年層を中心とするユニークな
顧客基盤
商品 競争優位性
シンプルで価格競争力のある商品 生命保険 × テクノロジー
9
力強いEEV1の成長を実現
◼ 上場来のEEVの年平均成長率は20%2
◼ 1株当たりのEEVは着実に増加し、企業価値も向上
1,800
140,000
保有契約の将来利益現価(百万円) ¥1,570 ¥1,600
1,600
修正純資産(百万円) ¥1,430
1,400
1株当たりEEV(円)
¥1,239
1,200
95,140 97,015
1,000
¥869
73,431
2012年3月 ¥709 800
上場
70,000
¥623 63,378
¥599
¥543 78,702
600
76,149
¥441 ¥445
44,440 400
60,878
36,261 48,518
31,284
25,248 28,427 200
22,907 20,240
18,547 18,746 15,198
5,122 11,831 14,152
6,668 0
16,086 16,021 16,012 14,860 18,990 18,313
13,425 12,078 11,075 11,095 12,553
0 (200)
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
第1四半期
1. 当社では、EVの算出に当たって、EEV原則に従っているが、リスクの反映方法などについては部分的にMCEV(市場整合的エンベディッド・バリュー)原則を参考にしている。2016年度より、超長期の金利水準につ
いて、終局金利を用いた方法を適用。2015年度末におけるEEVについても同様の評価により再評価。また、2021年度第1四半期末のEEVは、2020年度末の保険関係の前提条件を用いて計算し、第三者の検証を受
けていない。 2. 2015年5月の第三者割当増資額30億4,000万円、2020年7月の海外公募増資による資本調達額90億542万円を含み算出。
10
オンライン保険プラットフォーム構想
◼ 当社は、一層高まるオンライン上の需要(お客さま)と供給(保険会社)のかけ橋になり、お
客さまの期待に応えるとともに、今後のオンライン生保市場の拡大を牽引する
オンライン商品・サービスの拡充
供給
当社の商品・サービス 他社の商品・サービス
お客さまと生命保険商品・サービスをつなぐ
「オンラインプラットフォーム」
お客さまが求める商品・サービスを、オンライン上で幅広く提供
検討 相談 加入 管理 見直し 請求
需要
お客さまのニーズの多様化
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グロースとトランスフォーメーションを実現する経営陣
◼ 多様な経験と能力を有する幅広い世代で構成された経営陣が、成長と変革を目指す
森亮介(もり りょうすけ) 木庭 康宏(こば やすひろ) 近藤 良祐(こんどう りょうすけ) 横澤 淳平(よこざわ じゅんぺい)
代表取締役社長 取締役副社長、執行役員 取締役、執行役員 取締役、執行役員
37
略歴: ゴールドマン・サックス証券
株式会社
42
略歴: 厚生労働省
担当領域: 営業・マーケティング
水越 豊(みずこし ゆたか)
40
略歴: パイオニア株式会社
担当領域: 経営企画
齊藤 剛(さいとう たけし)
41
略歴: NTTデータネッツ株式会社
担当領域: IT・オペレーション
社外取締役 社外取締役
65
現職: ボストン コンサルティンググループ
シニア・アドバイザー
54
現職: auフィナンシャルホールディングス株式会社
執行役員常務
山崎 隆博(やまさき たかひろ) 林 敬子(はやし けいこ) 山下 知之(やました ともゆき)
社外取締役(監査等委員) 社外取締役(監査等委員)
63 61 45
取締役(常勤監査等委員)
略歴: 日本生命保険相互会社 現職: 日本公認会計士協会常務理事 現職: エーオンソリューションズジャパン
略歴: 有限責任監査法人トーマツ 株式会社 代表取締役社長
パートナー
注: 背景の数字については各取締役の年齢を示す。 12