7157 M-ライフネット 2020-11-11 15:30:00
2020年度第2四半期決算説明資料 [pdf]

        証券コード:7157



     2020年度
     第2四半期
    決算説明資料


2020年11月11日
    ライフネット生命とは




◼ 相互扶助という生命保険の原点を忘れない
◼ お客さま一人ひとりの生き方を応援する

                        1
             2020年度上半期の主な実績
          保有契約年換算保険料1                                       新契約年換算保険料1

          17,234                   百万円                       2,158                百万円

              (前年度末比111.1%)                                    (前年同期比133.5%)

        EEV2(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)                               修正EV増加額3

         91,275                   百万円                        4,496                百万円

              (前年度末比124.3%)                                    (前年同期比329.2%)

     主な取組み

     ◼ 海外公募増資により、成長資本を調達
     ◼ コンタクトセンターとウェブサイトが最高評価
       業界最多記録を更新4
1.   年換算保険料は、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出
2.   2020年9月末のEEVは、2020年6月末の前提条件をアップデートして計算し、第三者の検証は受けていない
3.   修正EV増加額は、EEVの増加額のうち、当社の期間業績の成長を適切に表す要素で構成。詳細は13ページ及び33ページを参照
4.   HDI-Japanが主催する、2020年「HDI格付けベンチマーク公開格付け調査(生命保険業界)」                                      2
               保有契約年換算保険料/件数
       :保有契約年換算保険料1(億円)


                                     172.3億円
       :保有契約件数(件)




                                 142.0      405,403件
                        119.7    334,528                    ◼ 保有契約40万件
      96.9
              104.9
                       283,207                                を突破
             248,635
 231,538

                                                            ◼ 前年同期末比
                                                              年換算保険料
                                                              121.4%
                                                              件数
2016/09 17/09 18/09 19/09 20/09 (月末)
                                                              121.2%
 1.    1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出   3
                          保有契約の内訳
◼ 解約失効率が前年同期比で改善
                                             20/03        20/09       構成比
 保有契約件数                                      365,171件     405,403件    100%
     内訳:定期死亡保険                               175,713件     195,656件     48%
     内訳:終身医療保険                               100,280件     111,386件     27%
     内訳:定期療養保険                                  9,105件      9,006件     2%
     内訳:就業不能保険                                54,665件      57,526件     14%
     内訳:がん保険                                  25,408件      31,829件     8%
 保有契約金額(保有契約高)1 (百万円)                        2,565,269    2,800,116
 保有契約者数                                      232,537人     257,426人
                                              19/1H        20/1H

     解約失効率(年換算)2                                   7.3%       5.5%
1.   保有契約金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険(医療保障・生前給付保障等)の保障額を含まない
2.   解約失効率は、解約・失効の件数を月々の保有契約件数の平均で除した比率を年換算した数値                              4
                 新契約年換算保険料/件数
      :新契約年換算保険料1 (2Q累計)(百万円)
      :新契約件数(通期)(件)
      :新契約件数(2Q累計)(件)

                                    2,158百万円
                                            ◼ 半期での過去最高
                                80,911



                       64,435
                                1,616
                                              業績を達成
                                    51,505件
              39,175
                       1,209
                                            ◼ 前年同期比
     29,741                                   年換算保険料
      635
               730
                                              133.5%
                       28,048
                                37,912
                                              件数
     13,619   16,442
                                              135.9%
     2016      17       18       19      20/2Q(年度)
                                          累計
1.   1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出   5
                               営業費用効率
      :新契約1件当たり営業費用(万円)
      :営業費用/新契約年換算保険料1

                                        7.5

                      6.7
                               6.5
             6.1
                                              5.9万円 ◼ 新型コロナウイルスの
                                                 5.9



                                        1.7
                                                                  影響等により、効率
                      1.5      1.5
                                               1.4                改善
             1.3



                                                           ◼ 下半期の営業費用の
                                                             さらなる投下は、事業
                                                             環境を踏まえて判断
          2016       17       18       19 20/2Q累計          (年度)

営業費用
(百万円)     1,822    2,627    4,216     6,146    3,054
 1.   1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出   6
                       営業費用を除く事業費率
      :営業費用を除く事業費率1(%)
      :保険料収入(百万円)
      :営業費用を除く事業費(百万円)


                                    13,982


                        11,845
                                                                 ◼ 保有契約の成長に
              10,421
                                                                   伴い改善
9,628

                                                 8,079 百万円
     23.1 %
               22.2 %
                           22.8 %                ◼ 規模の拡大及び
                                     21.6 %

                                            19.5% 業務効率化により、
                                         3,023
                                                   中期的に改善を
                                                   目指す
                             2,699
       2,225       2,315
                                                     1,578 百万円




 2016            17         18         19 20/2Q累計(年度)
1.   営業費用を除く事業費を保険料で除した割合                                                     7
                   現行法定会計の収益構造
◼ 獲得費用は初年度に計上するものの、収入は長期に
  わたり計上し、収入と費用の発生時期が異なる構造
     イメージ:新契約1件の損益構造                     :保険料     :営業費用以外の事業費1
                                                  :営業費用

                                                        損益の実態
           法定会計上
            の損益
               初年度           2年目   3年目          4年目      …       X年目



                保険料
     収入
     費用
                                                      収入である保険料は
               営業費用
                            新契約の獲得費用は                 長期にわたって計上
                            初年度に負担大

1.   契約の管理や保険金・給付金の支払いにかかる費用など                                         8
                           修正利益の推移
◼ 保有契約から生じる利益を着実に計上
     修正利益の計算式
     修正利益=①経常利益1+②営業費用 -③修正共同保険式 ±④標準責任準備金ベースへの調整額2
                         再保険の影響額

         百万円 / 年度            2016         2017         2018          2019     2020/1H

     ①経常利益                        88        △197      △1,719         △2,382    △1,128

     ②営業費用                     1,822        2,627        4,216        6,146     3,054

     ③再保険の影響額                       -            -            -      △1,526     △360

     ④調整額                        543          319          347          546       390

         修正利益                 2,454        2,748        2,844         2,784     1,956
1.   2016年度は、保険業法第113条繰延資産を考慮する前の経常利益
2.   責任準備金繰入額の調整額は、危険準備金の繰入の影響額の除外および保険料積立金の積立方式の標準責任準備金への修正による調整額                      9
EV(エンベディッド・バリュー)の構造

      修正純資産               保有契約の
EV   (年度末純資産+調整額)        将来利益現価



       年度末純資産に
       当年度の損益が
       反映されている


         収入         収入
                    費用

         費用

                     当年度末の保有契約から生じる
       当年度の損益          未実現の将来損益

                                      10
 EEV (ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)
◼ 当社のEEVの特長は次のとおり

  力強い成長
   - 2012年3月の上場以来、増加を継続
   - 低金利環境下においても安定的に成長


  金利変動への耐性
   - 金利・株価の変動に対する感応度は限定的


                             11
                   EEV1の力強い成長を実現
◼ 7月の海外公募増資により、修正純資産が増加
◼ 上場来の年平均成長率は、       91,275百万円
    EEV21%2、将来利益現価36%
                                                                              73,431
(百万円)

   : 保有契約の将来利益現価
   : 修正純資産
                                                                                       70,565

                                                                              60,878




 18,547
  5,122

                                                                                       20,709
  13,425                                                                      12,553


 12/03     13/03 14/03        15/03 16/03 17/03 18/03               19/03 20/03 20/09           (月末)
1. 当社では、EVの算出に当たって、EEV原則に従っているが、リスクの反映方法などについては部分的にMCEV(市場整合的エンベディッド・バリュー)原則を参考にしている。2016年度より、超長期の金利水
   準について、終局金利を用いた方法を適用。2015年度末におけるEEVについても同様の評価により再評価。また、2020年9月末のEEVは、2020年6月末の前提条件をアップデートして計算し、第三者の
   検証は受けていない
2. 2015年5月の第三者割当増資額30億4,000万円、2020年7月の海外公募増資による資本調達額90億542万円を含み算出                                       12
                      EEV1の変動要因分析
◼ 好調な新契約業績、事業費率等の改善及び、
  資金調達により大きく増加
    (百万円)          91,275
                                                                              2020年9月末
                                                                               EEVの調整2
                           修正EV増加額                                  経済的
                                                                   前提条件と        9,047
                                                      保険関係の
                                                                   実績の差異
                                                     前提条件の変更
                                                       3,663         636
                                           保険関係の
                                           前提条件と
                             将来利益現価
                   当年度の                    実績の差異
                              の割り戻し
                  新契約価値
                                657         563
                  3,274

    73,431
                      合計   4,496           百万円

      20/03                                                                                 20/09        (月末)
1. 当社では、EVの算出に当たって、EEV原則に従っているが、リスクの反映方法などについては部分的にMCEV(市場整合的エンベディッド・バリュー)原則を参考にしている。また、2020年9月末のEEVは、
   2020年6月末の前提条件をアップデートして計算し、第三者の検証は受けていない
2. 資本の増減による項目                                                                                             13
                     EVの金利変動への耐性
◼ 金利・株価の変動に対する感応度は限定的
     2020年9月末        (参考)2020年3月末1

 ライフネット生命             ライフネット生命             A社          B社            C社

                                                               11%

                                      7%          7%


         1.7%             1.5%


             △0.6%            △0.6%
     △1.8%            △1.7%
                                                                      △4%
                                            △5%
                                                         △7%
         金利0.5%上昇                      △10%            △9%
         金利0.5%下落
         株式・不動産価値等 10%下落
                                                                 △17%



1.    国内の上場生命保険会社各社の開示資料に基づき、当社作成                                           14
  【参考】 生涯顧客価値(LTV)と顧客獲得費用(CAC)
                                       SaaS企業の主要指標と当社のKPI


                                     用語解説             2019年度               2020年度上半期
          ARR                 ◼   契約1件当たりの年換算
                                                  保有契約1件当たり年換算保険料        保有契約1件当たり年換算保険料
(Annual Recurring Revenue)        売上高                42,486円                42,511円
     契約当たり売上
                                                         ×                      ×
                              ◼    顧客が契約してから解約す       平均保険期間                 平均保険期間
       Life Time                   るまでの期間
      顧客契約期間                      (解約率の逆数で算出)         14.3年      1
                                                                             18.2年      1


                                                         ×                      ×
Gross Margin Rate             ◼   売上高から売上原価を差し
         粗利率
                                  引き後の利益率              45%   2
                                                                              46%   2




                                                         =




                                                                                =
                                                  (保有契約1件当たり年換算保険料       (保有契約1件当たり年換算保険料
           LTV                ◼   契約の開始から終結までの      ×平均保険期間 ×粗利率)          ×平均保険期間 ×粗利率)
     (Life Time Value)            期間損益の累計
      生涯顧客価値                                         273,397円               355,902円
          CAC                                        1件当たり営業費用              1件当たり営業費用
(Customer Acquisition Cost)   ◼   顧客獲得のためのマーケティ

      顧客獲得費用
                                  ングコスト              75,970円         3
                                                                            59,309円         3



  1. 1 ÷ 解約失効率
  2. (保険料 – 保険金・給付金等の支払金 – 責任準備金等繰入額) ÷ 保険料
  3. 営業費用 ÷ 新契約件数                                                                               15
                 財務状況
(百万円)            20/03       20/09
総資産               41,144      52,270
 現金及び預貯金           1,377       2,143
 買入金銭債権             299        4,499
                                         ◼ ソルベンシー・
 金銭の信託             3,539       4,734
 有価証券             32,058      36,419       マージン比率は、
  国債               8,065       8,632
                                           2,957%
  地方債              1,391       1,388
  社債              18,119      20,611
  株式                313          393
  外国証券                   0           0   ◼ 資本調達により、
   その他の証券1
負債合計
                   4,167
                  31,744
                               5,394
                              34,736
                                           純資産が増加
 保険契約準備金          30,328      33,272
純資産                9,400      17,533

ソルベンシー・マージン比率2   2,117%      2,957%
                                         1.   外国債券及び株式等を含む投資信託への投資
保有債券の修正デュレーション    11.3年       11.6年      2.   通常の予測の範囲を超えて発生するリスクに対応できる
                                              「支払余力」を判断するための行政監督上の指標のひとつ
                                                                           16
   ホワイトレーベル事業を拡大
◼ セブン&アイグループの顧客基盤に向けて、
  ホワイトレーベル商品のプロモーションを展開




                          17
         海外公募増資及び売出し
◼ 7月の海外公募増資により、成長資本を調達

                          2020年9月末の株主構成比率

⚫   新株発行と売出しを合わせた案件総額は
    約138億円                          個人・その他
                                     9.55% 金融機関
                                           9.04%
⚫   欧州、アジアを中心とする海外市場から                  金融商品取引業者
    約90億円を新規調達            外国法人等
                                          1.09%

                           50.56%
⚫   上場前株主の売出しなどにより、
    市場流動性の向上を企図                         その他の法人
                                         29.76%


⚫   海外公募増資を経て、投資家の裾野が拡大

                            発行済株式数:60,595,136株
                                                   18
              外部からの高い評価
◼ 生命保険業界歴代最多記録となる外部評価

HDI格付けベンチマーク公開格付け調査(生命保険業界)
  ⚫ 当社の「コンタクトセンター」「ウェブサイト」が
    生命保険業界で歴代最多となる8回目の3つ星ダブル受賞1

  ⚫ 顧客体験の礎となる「ウェブサイト」は10年連続最高評価




PRIDE指標2020
  ⚫ LGBTQなどの性的マイノリティが働きやすい職場づくりを実現
    することを目的としたアワードにおいて、最高評価の「ゴールド」
    を5年連続受賞


1. 当社調べ                              19
   コロナ後の行動様式への適応
◼ 11月から、新クリエイティブのテレビCMを投入

 販売力の強化




                            20
       顧客体験への投資
◼ お客さまの各行動をデータで可視化し、
 パーソナライズされたコミュニケーションへ進化させる
 顧客体験の革新


                        Web



               アプリ               LINE




           パンフレット                  電話/チャット

                      潜在ニーズ



              比較サイト
                      属性/契約データ
                                 メール




                                             21
           今後の方向性

  2020年度

◼ 新型コロナウイルスの影響で、上半期の新契約業績は
  大きく増加

◼ 一時的な揺り戻しはあるものの、 「新たな生活様式」
  も追い風に、新契約業績の上積みを目指す

◼ 保有契約業績は、2桁%超の成長を実現する


    早期のEEV1,000億円到達に加え、
    2020年代半ばの経常損益の黒字化を目指す
                              22
                        2020年度業績予想
     ◼ 依然として不透明な事業環境を注視
     ◼ 従来の業績予想から変更なし
                                                                                     (百万円)
                                                                             (参考)
                              2020年度業績予想                               2019年度実績
                                                   うち再保険の                           うち再保険の
                                                     影響額                              影響額


     経常収益                    20,000                  2,700       16,850             2,034

     経常利益                    △3,200                     650      △2,382             1,526

     当期純利益                   △3,200                     650      △2,400             1,526


(参考)
新契約
年換算保険料1
                                  4,000                              3,425
1.   1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額。当社商品はすべて月払いのため、月額保険料×12として算出            23
                経営方針
経   正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な
営
理   商品・サービスを提供することで、
念
    お客さま一人ひとりの生き方を応援する
目
指   オンライン生保市場の拡大を
す
姿   力強く牽引するリーディングカンパニー
    • 顧客体験の革新
重    デジタルテクノロジーを活用し、全てのサービスを質的に高め進化させる
点
領   • 販売力の強化
域    積極的プロモーション及び代理店・ホワイトレーベルの拡大により、
     圧倒的な集客を実現する


経   EEV(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)を
営
目   企業価値を表す重要な経営指標とし、
標   早期の 1,000 億円到達を目指す
                                         24
      ライフネットの生命保険マニフェスト
                    「正直に わかりやすく、安くて、便利に。」
第1章   私たちの行動指針                           第2章   生命保険を、もっと、わかりやすく
(1) 私たちは、生命保険の未来をつくる。生命保険は生活者の「ころばぬ先     (1) 私たちは、「生命保険がわかる」情報を提供する。お客さまが自分にあっ
    の杖がほしい」という希望から生まれてきたという原点を忘れずに。          た保障を納得して、選べるように。
(2) 私たちは、お客さまの声に耳を傾け、お客さまに何が必要かを常に考え     (2) 私たちは、誰もが読んで理解できる「約款」(保険契約書)をつくる。
    行動する。
                                         (3) 私たちは、お申し込みだけでなく、保険金・給付金を請求するときにこ
(3) 私たちは、自分たちの友人や家族に自信をもってすすめられる商品・サー        そ、わかりやすいと思ってもらえる商品やサービスを届ける。
    ビスだけを届ける。
(4) 顔の見える会社にする。私たちは、経営のこと、商品のこと、社員のこと、
    どんな会社なのか、正直に伝える。
(5) 私たちは、多様性を尊重し、協力しあうことで、変化に対応しつづける。
    100年後もお客さまに安心を届けられる会社であるために。
(6) 私たちは、常に誠実に行動する。コンプライアンスを遵守し、倫理を大切
    にする。

第3章   生命保険料を、安くする                        第4章   生命保険を、もっと、便利に
(1) 私たちは、保障内容を過剰にしない。必要な備えを、適正な生命保険      (1) 私たちは、ご契約の検討から保険金・給付金の受け取りまで、あらゆる
    料で提案する。                                  場面でお客さまの便利を追求する。
(2) 私たちは、よい商品を安く提供するための工夫を怠らない。          (2) 私たちは、私たちの考えに共鳴してくれたパートナーと協力して、お客さ
                                             まに商品やサービスを届ける手段を増やす。
(3) 私たちは、生命保険料を抑え、その分をお客さまの人生の楽しみに使っ
    てほしいと考える。                            (3) 私たちは、生命保険の枠を超えて、「生きていく」ことを支える情報とサー
                                             ビスに触れる機会を増やす。
                                         (4) 私たちは、お客さまの期待の先にある「便利な生命保険」を通して、次
                                             の時代の当たり前をつくる。

              お客さま一人ひとりの生き方を応援する企業でありたい。
                  そのために、これからも挑戦を続けます。                                            25
                本資料に記載されている計画、見通し、戦略
               及びその他の歴史的事実以外は、作成時点に
               おいて入手可能な情報に基づく将来に関する
               見通しであり、さまざまなリスク及び不確実性が
               内在しています。実際の業績は経営環境の変
               動などにより、これら見通しと大きく異なる可能
               性があります。
                また、本資料に記載されている当社及び当社
               以外の企業などに係る情報は、公開情報などか
               ら引用したものであり、情報の正確性などについ
               て保証するものではありません。


https://ir.lifenet-seimei.co.jp/ja/
「IRメール配信」へのご登録でニュースリリースの
情報やIRサイトの更新情報を随時お届けします。
補足資料
                新契約件数の推移(半期)
◼ 半期ベースの過去最高業績を達成

          :新契約件数(件)
                                                                                                              51,505




1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H   2H   1H

2008年度    2009年度    2010年度    2011年度    2012年度    2013年度    2014年度    2015年度    2016年度    2017年度    2018年度    2019年度 2020
                                                                                                                        年度
                                                                                                                             28
             要約損益計算書及び基礎利益
(百万円)              FY2019/1H FY2020/1H   増減                        増減理由等
    保険料等収入             7,754    9,493    1,739     保有契約の伸長及び修正共同保険式再保険における再保険収入の増加

    その他                 199       356     157
    経常収益               7,953    9,849    1,896     修正共同保険式再保険の活用による1,153百万円を含む

                                                   修正共同保険式再保険における再保険料の増加。保険料に対する保険金及び給
    保険金等支払金            1,688    2,574     885      付金の割合は17.5%
                                                   支払件数は、59件(2019年度第2四半期累計)から81件(2020年度第2四
      保険金               832       879         47   半期累計)へ増加
                                                   支払件数は、4,055件(2019年度第2四半期)から4,600件(2020年度第2
      給付金               455       537         81   四半期)へ増加
要
                                                   標準責任準備金の移行により増加。保険料に対する責任準備金繰入額(3,029
約   責任準備金等繰入額          2,337    3,029     691      百万円)の割合は37.5%
損   事業費                4,604    4,633         29
益     営業費用             3,186    3,054    △132
計     保険事務費用            424       478         53
算
      システム・その他費用        993     1,100     107
書
    その他                 537       741     203
    経常費用               9,167   10,978    1,810

    経常損益             △1,214    △1,128         86   修正共同保険式再保険の活用による360百万円の利益を含む

    特別損失・法人税等合計           8        10         1
    当期純損益            △1,223    △1,138         84   修正共同保険式再保険の活用による360百万円の利益を含む



基
     危険差損益             1,328    1,898     570
礎    費差損益            △2,580    △2,938    △357      修正共同保険式再保険の活用による467百万円の費差益を含む

利    利差損益                20        △9     △29
益
    基礎利益             △1,232    △1,049     183
                                                                                          29
                          EV感応度分析1
◼ 前提条件を変更した場合の影響額
                                                     2020年9月末現在             新契約価値の
(百万円)                                                  のEEVの変動                変動
2020年9月末におけるEEV及び新契約価値                                       91,275                3,274
感応度1a (リスクフリー・レート1.0%上昇)                                    △ 3,347                 △ 36
感応度1b (リスクフリー・レート1.0%低下)                                      2,833                △ 112
感応度1c (リスクフリー・レート0.5%上昇)                                    △ 1,635                  △3
感応度1d (リスクフリー・レート0.5%低下)                                      1,509                 △ 32
感応度1e (金利に国債利回りを使用)                                             763                  108
感応度2 (株式・不動産価値等10%下落)                                        △ 548                    -
感応度3 (事業費率10%減少)                                              3,389                  428
感応度4 (解約失効率10%低下)                                               261                   29
感応度5 (生命保険の保険事故発生率5%低下)                                       4,246                  365
感応度6 (必要資本を法定最低水準に変更)                                            67                    7
1. 感応度は、一度に1つの前提のみを変化させることとしており、同時に2つの前提を変化させた感応度の影響は、それぞれ単独に前提を変化させた感応度を2つ合計したものと計算結果が異なる可
   能性がある。なお、責任準備金は日本の法令に基づいて計算されるため、各感応度計算においては、評価日時点の責任準備金は変わらない。また、新契約価値のうち、修正純資産の計算に実
   績を用いた部分については、感応度の結果に含めていない。なお、2020年9月末のEEVは、2020年6月末の保険関係の前提条件をアップデートして計算し、第三者の検証は受けていない
                                                                                              30
      基礎利益の利源分析の図解
2020年度第2四半期累計
                                                                  (百万円)
     損益計算書                                       利源分析
      保険料等収入(9,493)
 経      保険料(8,079)             純保険料    付加保険料
 常    再保険収入(1,414)         再保険金等
                                        その他の
                                       再保険収入
 収    資産運用収益(237)
                                                 利息配当    有価証券
                                                  収入等    売却益等
 益    その他経常収益(119)
                                       その他の
                                       経常収益
      保険金等支払金(2,574)
       保険金・給付金(1,416)     保険金・給付金
       再保険料(1,157)             再保険料   その他の再保険料
 経
        責任準備金等            責任準備金等      責任準備金                      危険準備金
 常     繰入額(3,029)           の変動        の変動
                                                 予定利息
                                                                  繰入額
 費                                                       有価証券
       資産運用費用(0)                                 支払利息等
                                                         売却損等
 用      事業費(4,633)                      事業費
                                        その他
      その他経常費用(741)
                                       経常費用
                                                         キャピタル
                                                          損益     臨時損益
  経常損益(△1,128)                                            (75)   (△154)

                            危険差
     特別損益(△8)                                    利差損益      特別損益(△8)
                             損益       費差損益
     法人税等合計(1)                                             法人税等合計(1)
                           (1,898)    (△2,938)    (△9)
      当期純損益
      (△1,138)                             当期純損益(△1,138)
  1. 金額微少の項目については、一部省略しています。                                              31
         ソルベンシー・マージン比率の図解
2020年度第2四半期末                                                          (R 1 + R 8 )2 + (R 2 + R 3 + R 7 )2 + R 4  2
                                                                                                                      (百万円)
       ソルベンシー・マージン比率
           2,957.1%            =        ソルベンシー・マージン総額
                                            (28,731)              ÷            リスクの合計額÷2
                                                                                 (1,943÷2)

      預貯金等               その他の負債
      (2,143)             (1,117)                                 保険リスク R1(1,130)
    買入金銭債権              支払備金(552)                                死亡率の変動リスク(保有契約金額に基づき計算)
     (4,499)
                         責任準備金
                                                                  第三分野の保険リスクR8(345)
     金銭の信託               (32,719)
      (4,734)                                                    第三分野に関する発生率(入院率など)の変動リスク
                        危険準備金 (1,877)    価格変動準備金
                         保険料積立金等         や危険準備金な
                         余剰部分(9,073)
                                         どの資本性の高い
                                                                  予定利率リスク R2(3)
                      価格変動準備金(64)        負債を加算                   責任準備金の算出の基礎となる予定利率を確保できなくな
                      その他有価証券に係る                                 るリスク
      有価証券            繰延税金負債(254)1
      (36,419)          その他有価証券                                   〔最低保証リスク〕R7(-)
                       評価差額金 (654) 1
                                                                 変額年金などで最低保証のある商品に関するリスク

                                                                  資産運用リスク R3(1,135)

    有形固定資産
                          資本金等                                   【信用リスク】与信先の財務状況の悪化等により、資産価値が
      (92)                (16,806)                               低下するリスク
                                                                 【価格変動等リスク】株式や債券等の市場価格が下落すること
    無形固定資産
                                                                 により損失を被るリスク
      (873)

     その他の資産                純資産                                    経営管理リスク R4(78)
      (3,506)             (17,533)                               他の5つのリスクの金額の合計の3%(当社の場合)

1. その他有価証券評価差額金・繰延ヘッジ損益(税効果控除前)(90%又は100%)
2. 当社で該当するものがない項目や金額が微少な項目については、 一部〔 〕で囲んで表記しているものを除き、省略しています。                                                          32
       修正EV増加額
◼ EEVの増加額のうち、当社の期間業績の成長を
 適切に表す指標

 修正EV増加額
  以下の要素で構成したものとして定義
     - 当年度の新契約価値
     - 将来利益現価の割り戻し
     - 保険関係の前提条件と実績の差異


                           33
          修正利益

「修正利益」開示の意義

• 収入と費用の発生時期が異なるため、
  法定会計上の経常損益は実質的な期間損益を表していない


• 経常損益から、発生時期が収入とは異なる営業費用を除き、
  修正共同保険式再保険の効果、責任準備金の水準を調整し、
  保有契約から生じる利益を示す指標として開示




           修正利益
                                34
                             修正利益の解説
◼ 標準責任準備金をベースとした責任準備金繰入額に調整
修正利益の算出                                        責任準備金積み立て方式の違い
                          ④
              ②     ③
                                                 現在は移行期間中、2022年度末には全契約が標準責任準備金に移行
                       標準責任準
            営業費用   再保険 備金ベースへ
                        の調整額 修正利益


      ①
     経常利益




「④標準責任準備金ベースへの調整額」の算出方法(実額は2020年度第2四半期累計)

     標準責任準備金ベースへの調整額1                          責任準備金繰入額                標準責任準備金増加額2
          390百万円                                3,029百万円                  2,638百万円


1.    標準責任準備金ベースへの調整額は、責任準備金繰入額について、危険準備金の繰入額の除外および保険料積立金の積立方式の標準責任準備金への修正による調整額。なお、危険準備
      金の繰入額は、責任準備金繰入額には含まれるが、標準責任準備金増加額には含まれない。
2.    標準責任準備金増加額は標準責任準備金の当年度残高と前年度残高の増減。標準責任準備金は、実際に積み立てている責任準備金から危険準備金を除き、標準責任準備金との差額を
      加算した金額。2020年度第2四半期時点の差額は721百万円。                                                      35
     修正共同保険式再保険の仕組み
◼ 当年度の新契約の獲得費用の負担を軽減
◼ これにより、成長過程における資本の減少幅を緩和
 出再有無による収支構造の変化のイメージ1                           出再有無による純資産の変化のイメージ2
      :収入     :費用     :再保険の影響



                                                    11,773百万円
出
再
無
                                                                    出再有



          獲得費用の負担軽減

出                                                                   出再無
再
有
                                                 FY2018
                                               2019年3月末



    初年度 2年目   3年目   4年目   5年目   …   X年目   1.   収支構造の変化は、新契約を単年度のみ出再した場合のイメージ
                                          2.   純資産の変化は、新契約を複数年に渡り連続して出再した場合のイメージ   36