7105 三菱ロジスネクスト 2021-05-10 13:30:00
支配株主等に関する事項について [pdf]

                                                        2021年5月10日
   各 位
                               会 社 名 三菱ロジスネクスト株式会社
                               代 表 者 名 代表取締役社長 久 保 隆
                                        (コード番号 7105          東証第一部)
                               問 合 せ 先 管理本部 総務部長 公受 正道
                                        (T E L : 0 7 5 - 9 5 1 - 7 1 7 1)

                     支配株主等に関する事項について

当社の支配株主等に関する事項は、以下のとおりとなりますので、お知らせいたします。

1.親会社の商号等                                           (2021 年3月 31 日現在)
                        議決権所有割合(%)
                                                   発行する株券が上場されている
      名 称      属 性    直 接   合 算
                                   計                  金融商品取引所等
                      所有分   対象分
                                                   株式会社東京証券取引所
                                                   市場第一部
                                                   株式会社名古屋証券取引所
  三菱重工業株式会社    親会社     64.65        0      64.65
                                                   市場第一部
                                                   証券会員制法人 福岡証券取引所
                                                   証券会員制法人 札幌証券取引所

2.親会社のうち、上場会社に与える影響が最も大きいと認められる会社の商号及びその理由
   当社に与える影響が最も大きいと認められる会社           その理由
                           最終的な影響力を行使する立場にあり、企業グルー
   三菱重工業株式会社               プとしての方向性を決定できる資本上位会社である
                           ため。

3.親会社等の企業グループにおける上場会社の位置付けその他の上場会社と親会社等との関係
 ①三菱重工業㈱との事業統合およびその後の経過
  2013 年2月6日に当社と三菱重工業㈱が締結した三菱重工業㈱のフォークリフト事業を会社分割により
  当社が承継することについての吸収分割契約書及び統合契約書により、      2013 年4月1日に当社が本件会社
  分割の対価として、当社の普通株式 27,213,437 株を三菱重工業㈱に割当交付したことにより、三菱重工
  業㈱が当社の議決権の 49.47%(当時)を有する親会社となりました。
  また、2016 年3月1日に三菱重工業㈱は、フォークリフトを中心とした物流機器、エンジン及びターボチ
  ャージャの3事業を傘下に置く 100%出資の統括会社である三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボ
  ホールディングス㈱を発足させ、物流機器事業を担う当社はその傘下に置かれることとなり、三菱重工業
  ㈱が保有する当社の全株式も、統括会社である三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディン
  グス㈱に移管された結果、同社は新たに当社の議決権の 49.40%(当時)を有する親会社となりました。
  その後、三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス㈱は、2020 年4月1日付けで三菱
  重工業㈱に吸収合併され消滅しました。そのため、2020 年4月1日より三菱重工業㈱が当社の議決権の
  64.68%(当時)を有する直接の親会社となりました。



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  ②三菱重工業株式会社との関係
   当社は、三菱重工業㈱のグループ経営の観点から、当社および三菱重工業㈱が保有する経営資源を有効に
   活用し、連携を強化することにより、お互いの経営計画を一層、効率的かつ効果的に実現していくものの、
   当社の経営方針や事業展開等に係る意思決定にあたっては、当社取締役が独自の経営判断のもとに行って
   おり、独立性は確保されているものと認識しております。
   当社と三菱重工業㈱との人的関係につきましては、当社の取締役社長 久保 隆が同社の出身である他、非
   定期に同社から当社に人材の受入れを行っております。

 以上により、当社独自の経営判断を妨げられるものではなく、事業活動上の制約もありませんので、当社は三
 菱重工業㈱からの一定の独立性が確保されていると考えております。

4.親会社等との取引に関する事項
                                                   (単位:百万円)
                議決権等の
                         関連当事者
 種類   会社等の名称    被所有割合              取引内容    取引金額     科目    期末残高
                         との関係
                 (%)
                        製品及び製造部品                     長期
親会社 三菱重工業株式会社   64.65              利息の支払     440           76,778
                           の売買                      借入金
(注)取引条件及び取引条件の決定方針
    (1)資金の借入については、借入利率は市場金利を勘案し利率を合理的に決定しており、
      返済条件は期間 10 年としております。なお、担保は提供しておりません。

5.当該親会社との取引等を行う際における少数株主の保護の方策の履行状況
   三菱重工業㈱との取引につきましては、その取引条件等は、他の取引先との取引における契約条件や市場
  価格を参考に他の一般取引と同様に合理的に決定しております。
   また、取引の実施に当たっては、他の取引先各社と同様に社内規程等に基づく承認を経て、公正な取引を
  実施しており、三菱重工業㈱からの借入についても、借入利率は市場金利を勘案し利率を合理的に決定して
  おります。
   取締役会において、その取引の必要性、妥当性及び適法性を十分に審議し、意思決定を行っており、
  取締役会における三菱重工業㈱からの上記4の借入に関する議案は、利害関係を有しない取締役のみによっ
  て審議及び決議されております。あわせて、支配株主と利害関係のない社外取締役から、取引条件の決定が
  少数株主にとって不利益でないものと判断される旨の意見書を入手しております。
  以上のことから、三菱重工業㈱の影響力により、当該取引は少数株主の利益を害することはないものと判断
  しております。
                                             以 上




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