7102 日車輌 2019-11-22 15:00:00
減損損失ならびに個別決算における関係会社貸倒引当金戻入額の計上の見込みに関するお知らせ [pdf]

                                                      2019年11月22日
各     位
                              会 社 名       日 本 車 輌 製 造 株 式 会 社
                              代表者名        代表取締役社長 五十嵐 一弘
                                       (コード:7102 東証、名証第1部)
                              問合せ先       執行役員総務部長 深 谷 道 一
                                            ( ℡ 052 - 882 - 3316 )


                  減損損失ならびに
    個別決算における関係会社貸倒引当金戻入額の計上の見込みに関するお知らせ

 当社は、下記の通り、2020年3月期第3四半期(累計)の決算において、減損損失ならびに関係会社
貸倒引当金戻入額を計上する見込みになりましたので、お知らせいたします。

                               記

1.減損損失の内容
      当社は、2018年7月24日に公表しました「子会社の米国工場における生産終了に関するお知ら
    せ」のとおり、米国子会社であるNIPPON SHARYO U.S.A., INC.(以下、「日車USA」という。)
    の米国工場について第三者への売却等を進めてまいりました。また、その資産のうち一部は2019年
    10月25日に公表しました「個別決算における関係会社貸倒引当金戻入額の計上に関するお知らせ」
    (以下、「2019年10月25日付開示」という。)のとおり売却が完了しましたが、残りの資産につい
    ても引き続き売却等を進めてまいりました。
      このたび、日車USAの取締役会において、残りの資産すべてを売却することを決議いたしまし
    た。これに伴い、売却見込額を反映した回収可能価格が資産の帳簿価格を下回ったため、2020年3
    月期第3四半期(累計)の連結決算において特別損失として減損損失を11億15百万円計上する見込
    みです。
      なお、上述の金額は現在の売却見込額に基づいて算出しており、今後の交渉の進捗状況により変
    動する可能性があります。

2.関係会社貸倒引当金戻入額の内容
     当社は、2018年1月29日に公表しました「個別決算における関係会社貸倒引当金繰入額の計上に
    関するお知らせ」のとおり、2018年3月期第3四半期(累計)の個別決算以降、日車USAへの貸
    付金に関して貸倒引当金を計上しておりました。この貸付金の一部については、2019年10月25日付
    開示のとおり回収可能な状態になったため、2020年3月期第2四半期(累計)の個別決算において
    特別利益として貸倒引当金戻入額を20億82百万円計上いたしましたが、残りの貸付金については引
    き続き貸倒引当金を計上しておりました。
     このたび、上述の通り日車USAにおいて米国工場の残りの資産の売却を決議したことなどから、
    貸付金のうち一部について追加で回収可能な状態になる見込みのため、2020年3月期第3四半期
    (累計)の個別決算において特別利益として貸倒引当金戻入額を追加計上する見込みです。
     具体的な金額については、上述の売却見込額に加えて今後の資金需要動向等を勘案して判断する
    ため、現在精査中です。判明次第、あらためてお知らせいたします。

3.業績への影響および今後の見通し
     減損損失は、連結決算において計上されるものであり、個別業績に与える影響はありません。
     また、関係会社貸倒引当金戻入額は、個別決算において計上されるものであり、連結決算におい
    ては相殺消去されるため連結業績に与える影響はありません。
     通期業績への影響については、現在、足元の業績動向等も勘案して精査中です。重要な影響があ
    ると判明した場合は、あらためてお知らせいたします。

                                                         以 上