7096 M-ステムセル研究所 2021-08-05 15:30:00
2022年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](非連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年8月5日
上 場 会 社 名 株式会社ステムセル研究所 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7096 URL https://www.stemcell.co.jp/corporate/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 清水 崇文
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員管理本部長 (氏名) 乃一 進介 (TEL) 03-5408-5325
四半期報告書提出予定日 2021年8月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 424 30.4 50 119.3 37 49.8 23 51.4
2021年3月期第1四半期 325 - 22 - 25 - 15 -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 4.82 -
2021年3月期第1四半期 3.20 -
(注)当社は、2020年3月期については決算短信を作成していないため、2021年3月期第1四半期の対前年同四半期の増
減率については記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 4,651 1,993 42.9
2021年3月期 3,958 1,322 33.4
(参考) 自己資本 2022年3月期第1四半期 1,993百万円 2021年3月期 1,322百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年3月期の業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,706 21.1 200 130.2 196 113.0 136 118.9 26.96
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
1株当たり当期純利益については、2021年6月24日付で払込完了した公募(ブックビルディング方式による募集)に
よる新株式の発行に伴う公募増資分(256,200株)を考慮して算出しております。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 5,123,300株 2021年3月期 4,867,100株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q -株 2021年3月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 4,886,808株 2021年3月期1Q 4,867,100株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの状来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ステムセル研究所(7096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………6
1
株式会社ステムセル研究所(7096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、再生医療・細胞治療を目的とした、「さい帯血」や「さい帯」等の周産期組織由来の細胞のバンキング
事業及び、それらの細胞を利用した、新たな治療法、再生医療等製品の開発、そしてこれらの事業基盤をベースに
した再生医療・不妊治療領域等での投資等の事業展開を行っております。
当第1四半期累計期間においては、引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大が社会・経済活動に大きな影響を
与えましたが、当社におきましては、昨年度より実施している、デジタル・マーケティングの運用強化、そして、
本年4月より新たに開始した、日本初の「さい帯保管サービス」の立ち上げに注力致しました。
また、今後の検体数の増加に備えて、本年3月に横浜細胞処理センター、6月に第二細胞保管センターを新設し、
細胞処理・保管能力の増強を行っております。
再生医療分野での研究開発活動につきましては、高知大学医学部附属病院や大阪市立大学附属病院等における、
「さい帯血」による、小児神経疾患を対象とした臨床研究が着実に進展しており、また、東京大学医科学研究所及
び東京大学医学部附属病院との小児形態異常等の先天性疾患に対する「さい帯」を用いた治療法の開発、そして、
大阪大学大学院医学系研究科との「さい帯」を用いた新たな半月板治療法の開発等、再生医療分野でのアカデミア
との共同研究にも注力して参りました。
これらの活動の結果、当第1四半期累計期間の売上高は、第1四半期として過去最高の424,229千円(前年同期
比30.4%増)、営業利益は50,317千円(前年同期比119.3%増)となりました。また、当社は、2021年6月25日に
東京証券取引所マザーズ市場に上場し公募増資をおこないました。それに伴い株式交付費3,422千円、株式公開費
用9,202千円を営業外費用に計上した結果、経常利益は37,769千円(前年同期比49.8%増)、四半期純利益は
23,578千円(前年同期比51.4%増)となっております。
なお、当社は、当第1四半期会計期間期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年
3月30日)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日)を
適用しております。このため、以下に記載の前事業年度との増減比較数値は、当該会計基準適用前の前事業年度に
関する金額と当該会計基準を適用した後の当第1四半期会計期間末の金額を比較した数値となっております。詳細
は、「2.四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項 会計方針の変更」をご参照くだ
さい。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産合計は4,651,684千円となり、前事業年度末に比べ693,190千円増加いたし
ました。流動資産は3,844,435千円となり、前事業年度末に比べ694,123千円増加いたしました。これは主に当社が
2021年6月25日に東京証券取引所マザーズ市場への上場に伴う公募増資等により、現金及び預金が637,126千円増
加したこと、また、売上の増加に伴い売掛金が77,841千円増加したことによるものであります。固定資産は
807,249千円となり、前事業年度末に比べ932千円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は2,657,849千円となり、前事業年度末に比べ21,565千円増加いたしま
した。流動負債は2,609,695千円となり、前事業年度末に比べ20,792千円増加いたしました。これは主に前受金が
85,623千円増加したものの、賞与引当金が21,392千円減少したことによるものであります。固定負債は48,154千円と
なり、前事業年度末に比べ772千円増加いたしました。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は1,993,834千円となり、前事業年度末に比べ671,625千円増加いた
しました。これは主に東京証券取引所マザーズ市場への上場に伴う公募増資及び四半期純利益の計上等による利益
剰余金の増加によるものであります。
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株式会社ステムセル研究所(7096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期累計期間においては、2021年6月25日公表の「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情
報等のお知らせ」を上回るペースで推移しておりますが、現時点において2022年3月期の業績予想につきまして、
変更はありません。
なお、通期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症による影響が2022年3月期末まで継続すると仮定し、策定
しております。
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株式会社ステムセル研究所(7096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,743,484 3,380,611
売掛金 280,090 357,932
原材料及び貯蔵品 32,116 34,421
前払費用 29,706 21,950
未収還付法人税等 18,538 12,947
未収消費税等 46,452 36,453
その他 774 763
貸倒引当金 △851 △646
流動資産合計 3,150,311 3,844,435
固定資産
有形固定資産 576,590 574,995
無形固定資産 15,942 16,719
投資その他の資産 215,648 215,534
固定資産合計 808,181 807,249
資産合計 3,958,493 4,651,684
負債の部
流動負債
買掛金 20,999 19,249
前受金 2,395,871 2,481,494
賞与引当金 43,508 22,115
その他 128,523 86,835
流動負債合計 2,588,902 2,609,695
固定負債
役員退職慰労引当金 5,906 6,645
資産除去債務 41,474 41,508
固定負債合計 47,381 48,154
負債合計 2,636,284 2,657,849
純資産の部
株主資本
資本金 374,820 704,805
資本剰余金 259,820 589,805
利益剰余金 687,569 699,223
株主資本合計 1,322,209 1,993,834
純資産合計 1,322,209 1,993,834
負債純資産合計 3,958,493 4,651,684
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株式会社ステムセル研究所(7096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
当第1四半期累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年6月30日)
売上高 424,229
売上原価 164,658
売上総利益 259,570
販売費及び一般管理費 209,253
営業利益 50,317
営業外収益
助成金収入 77
営業外収益合計 77
営業外費用
株式交付費 3,422
株式公開費用 9,202
営業外費用合計 12,625
経常利益 37,769
税引前四半期純利益 37,769
法人税、住民税及び事業税 5,782
法人税等調整額 8,409
法人税等合計 14,191
四半期純利益 23,578
5
株式会社ステムセル研究所(7096) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2021年6月25日をもって東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。上場にあたり、2021年6
月24日を払込期日とする公募(ブックビルディング方式による募集)により新株式256,200株の発行をしておりま
す。当該増資により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ329,985千円増加しております。
この結果、当第1四半期会計期間末において資本金が704,805千円、資本剰余金が589,805千円となっておりま
す。
(会計方針の変更)
・収益認識に関する会計基準等の適用
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、
当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、分割払いに係る分割手数料について従来細胞分離時に収益を認識しておりましたが、分割契約期
間にわたり収益を認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、当第1四半会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半期
会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。また、収益認識
会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、当第1四半期会計期間の期首より前までに行われた契約変更
について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を当第1四
半期会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
この結果、当第1四半期累計期間の売上高、営業利益、経常利益及び税引前四半期純利益がそれぞれ2,946千円
増加しております。また、利益剰余金の当期首残高は11,923千円減少しております。
・時価の算定に関する会計基準等の適用
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準
等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期財務諸表に与える影
響はありません。
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