7095 M-MacbeeP 2020-06-12 17:00:00
2020年4月期 決算短信【日本基準】(非連結) [pdf]
2020年4月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年6月12日
上場会社名 株式会社Macbee Planet 上場取引所 東
コード番号 7095 URL https://macbee-planet.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 小嶋 雄介
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理本部長 (氏名) 千葉 知裕 TEL 03(3406)8858
定時株主総会開催予定日 2020年7月28日 配当支払開始予定日 ―
有価証券報告書提出予定日 2020年7月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (決算説明動画配信予定)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年4月期の業績(2019年5月1日∼2020年4月30日)
(1) 経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年4月期 6,466 38.0 374 88.5 364 86.0 263 89.2
2019年4月期 4,685 39.4 198 79.5 195 79.6 139 75.3
潜在株式調整後1株当た 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
り当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年4月期 98.70 89.85 32.4 19.9 5.8
2019年4月期 52.82 ― 61.6 17.2 4.2
(参考) 持分法投資損益 2020年4月期 ―百万円 2019年4月期 ―百万円
(注) 1. 2019年11月15日開催の取締役会決議により、2019年12月4日付で普通株式1株につき1,500株の割合で株式分割を行っておりますが、前
事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
2. 2019年4月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株予約権の残高がありますが、当社株式は非上場であったため、期中平均
株価が把握できないことから記載しておりません。
3.当社は、2020年3月31日に東京証券取引所マザーズ市場へ上場したため、2020年4月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新
規上場日から当事業年度末までの平均株価を期中平均株価とみなして算出しております。
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年4月期 2,316 1,331 57.5 429.58
2019年4月期 1,348 296 22.0 112.13
(参考) 自己資本 2020年4月期 1,330百万円 2019年4月期 296百万円
(注)2019年11月15日開催の取締役会決議により、2019年12月4日付で普通株式1株につき1,500株の割合で株式分割を行っておりますが、前事業年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産を算定しております。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フ 投資活動によるキャッシュ・フ 財務活動によるキャッシュ・フ
現金及び現金同等物期末残高
ロー ロー ロー
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年4月期 240 △21 584 1,370
2019年4月期 150 △27 4 566
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産配当
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 率
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年4月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2020年4月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2021年4月期(予想) ― 0.00 ― 0.00 0.00 ―
3. 2021年4月期の業績予想(2020年5月1日∼2021年4月30日)
2021年4月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、現時点では適正かつ合理的な算定が困難であることから未定とし
ております。なお、今後、業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年4月期 3,097,900 株 2019年4月期 2,640,000 株
② 期末自己株式数 2020年4月期 ― 株 2019年4月期 ―株
③ 期中平均株式数 2020年4月期 2,673,260 株 2019年4月期 2,640,000 株
(注)2019年11月15日開催の取締役会決議により、2019年12月4日付で普通株式1株につき1,500株の割合で株式分割を行っております。前事業
年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、期末発行済株式数及び期中平均株式数を算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
新型コロナウイルス感染症の拡大により、現時点では適正かつ合理的な算定が困難であることから、2021年4月期の業績予想を開示しておりません。詳
細につきましては、添付資料P3「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご参照ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算補足説明資料はTDnetにて同日に開示しております。また、当社ウェブサイトにて同日に掲載しております。
株式会社Macbee Planet(7095) 2020年4月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………2
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………3
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………4
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………4
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………6
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………7
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………8
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………9
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………9
(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………11
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………11
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………11
―1―
株式会社Macbee Planet(7095) 2020年4月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続き緩やかな回復基調で推移したものの、米中を中
心とした貿易摩擦問題や消費税率引き上げなどに加え、新型コロナウイルスの感染拡大が、国内外の経済に及ぼす
影響が大いに懸念されるなど、今後の経済動向は依然として不透明な状況が続いております。
当社が事業展開を行う国内インターネット関連市場におきましては、スマートフォンやタブレット端末をはじめ
とするインターネット利用端末の多様化等により、インターネット利用人口は2018年の1年間で13歳~59歳の各年
齢階層において9割を超えて利用され、人口普及率は79.8%と高い水準を維持しております。また、Facebookや
Twitter、LINEに代表されるソーシャルメディアの普及率は60.0%(前年比5.3%増)と上昇を続けております
(注)。消費者がインターネット及びスマートフォンを利用する時間の拡大とともに、インターネットやスマート
フォンに関連したサービスは更なる市場拡大が期待されております(注)。
こうした環境のもと、当社は、新規取引先の開拓や、プロダクトの開発に力を入れることによるRobeeの新規導入
先の拡大等の、事業拡大に向けた取組みを進めてまいりました。
(注)出所:総務省「平成30年通信利用動向調査の結果」
その結果、当事業年度の経営成績につきましては、売上高6,466,028千円(前年同期比38.0%増)、営業利益
374,269千円(前年同期比88.5%増)、経常利益364,076千円(前年同期比86.0%増)、当期純利益263,863千円(前年同
期比89.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①アナリティクスコンサルティング事業
当セグメントにおきましては、新規案件の受注が堅調に推移したことにより、売上高は6,349,163千円(前年同
期比37.7%増)となりました。セグメント利益は、売上高の増加に伴い、売上原価(外注費)等の諸費用が増加し
たものの、882,148千円(前年同期比104.3%増)となりました。
②マーケティングテクノロジー事業
当セグメントにおきましては、Robeeの新規導入先の増加に伴い、売上高は116,864千円(前年同期比54.7%増)
となりました。セグメント利益は、人員強化による人件費の増加や広告宣伝費の増加により、26,293千円(前年同
期比55.9%減)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当事業年度末の総資産は、前事業年度末と比較して967,974千円増加し、2,316,402千円となりました。その主な
要因は、現金及び預金が803,733千円、売掛金が134,345千円増加したことによるものです。
負債は前事業年度末と比較して66,809千円減少し、985,218千円となりました。その主な要因は、未払法人税等が
57,824千円増加したものの、借入金の返済により長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が178,750千円減少
したことによるものです。
純資産は前事業年度末と比較して、1,034,784千円増加し、1,331,184千円となりました。その主な要因は、新規
上場に伴う新株発行等による資本金及び資本剰余金の増加770,920千円、当期純利益を263,863千円計上したことに
よるものです。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,370,119千円となり、前事業年度末残
高に比べ803,733千円増加いたしました。なお、当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次
のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、240,684千円となりました。これは主に、売上債権の増加により134,345千円、
法人税等の支払により60,480千円の支出となった一方で、税引前当期純利益364,076千円、減価償却費7,969千円を
計上したことによるものであります。
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株式会社Macbee Planet(7095) 2020年4月期 決算短信
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、21,450千円となりました。これは主に、有形固定資産の取得により2,454千円、
無形固定資産の取得により18,990千円を支出したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、584,499千円となりました。これは主に、新規上場に伴う株式の発行による収入
763,249千円となった一方で、借入金の返済により、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)178,750千円
を支出したことによるものであります。
(4)今後の見通し
当社が事業展開を行う国内インターネット関連市場は、更なる市場拡大が期待されていることを背景に、当社は
新規取引先の開拓を進めるとともに、自社のプロダクトへの積極投資を行い、事業拡大に向けた取り組みを進めて
おります。
アナリティクスコンサルティング事業においては、データ解析プラットフォームである「ハニカム」のデータ領
域の拡大と深化を進めるとともに、マーケティングテクノロジー事業においては、Web接客ツールである「Robee」
の機能強化を積極的に行い、特に既存顧客との関係維持に着目した施策(リテンションマーケティング)の強化を
図ってまいります。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響拡大により、金融・美容などのクライアントの事業活動に影響
を与えており、緊急事態宣言が解除され、徐々に経済活動は回復しているものの、いまだ不透明な状況にありま
す。また、新型コロナウイルス感染症のさらなる拡大や長期化による不確実性がいまだ高い状況にあるため、当社
の事業活動への影響を現時点において合理的に算出することが困難であることから、2021年4月期の業績予想につ
いては、未定としております。
今後、業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表いたします。
(新型コロナウイルス感染症に係る事業等のリスク)
新型コロナウイルス感染症の拡大により、当社の役員及び従業員が感染する可能性があります。これにより、事
業活動に重大な支障が生じた場合、当社の業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
なお、当社では、新型コロナウイルス感染症拡大に合わせて、感染症対策の強化を図るとともに、リモートワー
クの導入など、柔軟に事業を継続できる体制整備に努めております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
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株式会社Macbee Planet(7095) 2020年4月期 決算短信
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年4月30日) (2020年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 566,385 1,370,119
売掛金 691,384 825,729
前払費用 6,434 16,575
その他 195 ―
貸倒引当金 △1,124 △4,782
流動資産合計 1,263,276 2,207,642
固定資産
有形固定資産
建物附属設備(純額) 15,104 14,069
工具、器具及び備品(純額) 6,279 6,042
有形固定資産合計 21,383 20,112
無形固定資産
ソフトウエア 12,873 27,620
無形固定資産合計 12,873 27,620
投資その他の資産
長期前払費用 1,078 205
繰延税金資産 14,210 32,303
その他 35,606 28,519
投資その他の資産合計 50,894 61,027
固定資産合計 85,151 108,760
資産合計 1,348,428 2,316,402
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年4月30日) (2020年4月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 552,431 566,637
1年内返済予定の長期借入金 159,460 104,864
未払金 44,040 52,428
未払費用 38,135 68,544
未払法人税等 42,412 100,237
前受金 ― 19
預り金 9,928 5,665
その他 32,817 38,174
流動負債合計 879,226 936,570
固定負債
長期借入金 172,802 48,648
固定負債合計 172,802 48,648
負債合計 1,052,028 985,218
純資産の部
株主資本
資本金 8,800 394,260
資本剰余金
資本準備金 ― 385,460
資本剰余金合計 ― 385,460
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 287,221 551,085
利益剰余金合計 287,221 551,085
株主資本合計 296,021 1,330,806
新株予約権 378 378
純資産合計 296,399 1,331,184
負債純資産合計 1,348,428 2,316,402
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年5月1日 (自 2019年5月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
売上高 4,685,217 6,466,028
売上原価 3,960,036 5,292,494
売上総利益 725,181 1,173,534
販売費及び一般管理費 526,630 799,264
営業利益 198,550 374,269
営業外収益
受取利息 4 6
助成金収入 ― 475
その他 53 18
営業外収益合計 58 499
営業外費用
支払利息 2,777 2,820
株式交付費 ― 7,670
その他 77 200
営業外費用合計 2,855 10,691
経常利益 195,754 364,076
税引前当期純利益 195,754 364,076
法人税、住民税及び事業税 60,871 118,305
法人税等調整額 △4,565 △18,092
法人税等合計 56,306 100,212
当期純利益 139,447 263,863
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)
(単位:千円)
株主資本
利益剰余金
その他利益 新株予約権 純資産合計
資本金 剰余金 利益剰余金 株主資本合計
繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 8,800 147,774 147,774 156,574 378 156,952
当期変動額
当期純利益 139,447 139,447 139,447 139,447
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 ― ―
額)
当期変動額合計 ― 139,447 139,447 139,447 ― 139,447
当期末残高 8,800 287,221 287,221 296,021 378 296,399
当事業年度(自 2019年5月1日 至 2020年4月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益 新株予約権 純資産合計
資本金 資本剰余金合 剰余金 利益剰余金 株主資本合計
資本準備金
計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 8,800 ― ― 287,221 287,221 296,021 378 296,399
当期変動額
新株の発行 385,460 385,460 385,460 770,920 770,920
当期純利益 263,863 263,863 263,863 263,863
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 ― ―
額)
当期変動額合計 385,460 385,460 385,460 263,863 263,863 1,034,784 ― 1,034,784
当期末残高 394,260 385,460 385,460 551,085 551,085 1,330,806 378 1,331,184
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(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年5月1日 (自 2019年5月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 195,754 364,076
減価償却費 4,953 7,969
貸倒引当金の増減額(△は減少) △1,092 3,658
受取利息 △4 △6
支払利息 2,777 2,820
株式交付費 ― 7,670
売上債権の増減額(△は増加) △272,984 △134,345
前払費用の増減額(△は増加) △113 △10,141
仕入債務の増減額(△は減少) 244,856 14,205
未払金の増減額(△は減少) △13,190 8,387
未払費用の増減額(△は減少) 27,514 30,408
その他 8,572 9,275
小計 197,043 303,980
利息の受取額 4 6
利息の支払額 △2,777 △2,820
法人税等の支払額 △43,990 △60,480
営業活動によるキャッシュ・フロー 150,279 240,684
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △10,223 △2,454
無形固定資産の取得による支出 △9,927 △18,990
その他 △7,386 △6
投資活動によるキャッシュ・フロー △27,537 △21,450
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △15,000 ―
長期借入れによる収入 150,000 ―
長期借入金の返済による支出 △130,301 △178,750
株式の発行による収入 ― 763,249
財務活動によるキャッシュ・フロー 4,699 584,499
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 127,440 803,733
現金及び現金同等物の期首残高 438,944 566,385
現金及び現金同等物の期末残高 566,385 1,370,119
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(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社は、サービス別セグメントを構成単位とした「アナリティクスコンサルティング事業」「マーケティングテ
クノロジー事業」の2事業を報告セグメントの区分としております。
アナリティクスコンサルティング事業は、データ解析プラットフォームである「ハニカム」を活用することで、
複数のメディアにまたがって出稿しているWeb広告の一元管理を行い、CPAマーケティングにおいて、当社が連携し
ている多くのメディア(広告を掲載する媒体。アフィリエイト広告の配信会社であるASPを含む)から、クライアント
のマーケティング目標に合致した適切な出稿先を選定し、クライアントのマーケティング活動の戦略立案や運用支
援を行っております。
当社は成果に連動した報酬をクライアントから受け取り、その一部を同じく成果に連動してメディアに対して支
払います。CPAマーケティングにおいては、アフィリエイト広告に加え、アドテクノロジーを活用した広告運用やオ
フライン広告を併用するとともに、自社のプロダクトを開発・活用することにより、より効率的かつ効果的なマー
ケティングを実施しております。
マーケティングテクノロジー事業は、Web接客ツールである「Robee」を活用し、データと機械学習により、消費
者のWebサイトへの流入経路、行動パターンを収集し、消費者行動を予測することで、クライアントのWebサイトへ
の流入数を高めるとともに、成果につながるマーケティングを実施しております。また、クライアントのWebサイト
における文言や画像、動画等のいわゆるクリエイティブの改善を図り、またチャットボットや既存顧客との関係維
持に着目した施策(リテンションマーケティング)も併せて行うことにより、戦略の幅を広げるマーケティングを提
供しております。
これらの構成単位は、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配
分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「重要な会計方針」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
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株式会社Macbee Planet(7095) 2020年4月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 合計
アナリティクス マーケティング (注1) (注2)
コンサル テクノロジー 計
ティング事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 4,609,669 75,548 4,685,217 ― 4,685,217
セグメント利益 431,703 59,622 491,325 △292,774 198,550
セグメント資産 684,302 19,955 704,257 644,170 1,348,428
その他の項目
減価償却費 92 899 992 3,961 4,953
有形固定資産及び
― 10,140 10,140 10,223 20,364
無形固定資産の増加額
(注) 1.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額は、報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰
属しない一般管理費であります。
(2) セグメント資産の調整額は、主に全社及び管理部門等に係る資産であります。
(3) 減価償却費の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない全社資産に係る減価償却費用であります。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に全社資産及び管理部門に係る資産の増加であり
ます。
2.セグメント利益は、財務諸表の営業利益と調整を行っております。
当事業年度(自 2019年5月1日 至 2020年4月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 合計
アナリティクス マーケティング (注1) (注2)
コンサル テクノロジー 計
ティング事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 6,349,163 116,864 6,466,028 ― 6,466,028
セグメント利益 882,148 26,293 908,442 △534,172 374,269
セグメント資産 814,622 38,728 853,350 1,463,052 2,316,402
その他の項目
減価償却費 92 4,150 4,243 3,726 7,969
有形固定資産及び
2,578 16,662 19,240 2,204 21,444
無形固定資産の増加額
(注) 1.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額は、報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰
属しない一般管理費であります。
(2) セグメント資産の調整額は、主に全社及び管理部門等に係る資産であります。
(3) 減価償却費の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない全社資産に係る減価償却費用であります。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に全社資産及び管理部門に係る資産の増加であり
ます。
2.セグメント利益は、財務諸表の営業利益と調整を行っております
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株式会社Macbee Planet(7095) 2020年4月期 決算短信
(持分法損益等)
当社は関連会社を有していないため、該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年5月1日 (自 2019年5月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
1株当たり純資産額 112.13円 429.58円
1株当たり当期純利益 52.82円 98.70円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 ― 89,85円
(注) 1.前事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新株予約権の残高はありますが、当社株式
は非上場であったため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
2.当社は2019年12月4日付で普通株式1株につき1,500株の株式分割を行っております。前事業年度の期首に
当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。
3.当社は、2020年3月31日に東京証券取引所マザーズ市場へ上場したため、2020年4月期の潜在株式調整後1
株当たり当期純利益については、新規上場日から当事業年度末までの平均株価を期中平均株価とみなして算
出しております。
4.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年5月1日 (自 2019年5月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
1株当たり当期純利益
当期純利益(千円) 139,447 263,863
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る当期純利益(千円) 139,447 263,863
普通株式の期中平均株式数(株) 2,640,000 2,673,260
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
当期純利益調整額 ― ―
普通株式増加数 ^― 263,514
(うち新株予約権) ― (263,514)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり 新株予約権3種類(新株予約
―
当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要 権の数213個)。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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