7093 M-アディッシュ 2020-03-26 08:00:00
成長可能性に関する説明資料 [pdf]

 成長可能性に関する説明資料
 2020年3月
 アディッシュ株式会社




© adish Co., Ltd. All rights reserved.   1
目次
1. 会社概要

2. 当社の事業について

3. 市場環境

4. 当社の優位性

5. 成長戦略




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            1. 会社概要
            COMPANY INFORMATION




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会社概要




会社名                                      従業員数
アディッシュ株式会社                               773名(2020年1月末現在・連結)


事業概要                                     役員
カスタマーリレーション事業                            代表取締役    江戸 浩樹
                                         取締役      杉之原 明子
所在地                                      取締役      池谷 昌大
東京都品川区西五反田1-21-8
                                         取締役      石川 琢磨
ヒューリック五反田山手通ビル8階
                                         取締役      吉川 敏広
設立                                       社外取締役    谷井 等
2014年10月1日                               常勤監査役    秋場 修
                                         社外監査役    飯塚 隆
拠点・子会社
                                         社外監査役    馬渕 泰至
東京本社、仙台センター、福岡センター
アディッシュプラス(沖縄)
adish International Corporation(フィリピン)

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ミッション




ソーシャルメディアやコミュニケーションサービス等の発展によって

もたらされた”つながり”は、ときに新たな課題を生みます。

私たちは”つながり”から生じる課題を解決することを通じて、

”つながり”が”よろこび”であり続けられる世の中の実現を目指します。




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沿革
      - 2013                       2014              2015             2016              2017                 2018                 2019


           2007.09          株式会社ガイアックスの一部門として投稿監視サービス「コミュニティパトロール(現インターネットモニタリング)」を提供開始



            2007.11          学校非公式サイト・ネットいじめ対策コンサルティングサービス「スクールガーディアン」を提供開始



                  2010.08          ソーシャルアプリのカスタマーサポート代行サービス「ソーシャルアプリサポート」を提供開始



                                          2014.10   アディッシュ株式会社設立(株式会社ガイアックスからの会社分割)


                                                                  アディッシュ仙台株式会社、アディッシュ福岡株式会社、
                                                        2015.01
                                                                  株式会社GaiaX Interactive Solutions(現アディッシュプラス株式会社)を子会社化


                                                                        2016.04   Web集客・Web接客サービス「フロントサポート」を提供開始



                                                                              2016.10    チャットボットサービス「hitobo」を提供開始



                                                                                        2017.08    adish International Corporationを子会社化



                                                                                         2018.01    株式会社ガイアックスの連結範囲から除外




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経営陣
                        江戸 浩樹 えど ひろき                                     谷井 等 たにい ひとし
                        代表取締役                                            社外取締役
                        2004年に株式会社ガイアックス入社後、インターネットモニタリング事業、学校非公式サイト     2000年に株式会社インフォキャスト(現シナジーマーケティング株式会社)を設立。
                        対策事業、ソーシャルアプリサポート事業の立ち上げ及び関連会社(現アディッシュプラス、       2019年に同社取締役会長に就任。 2017年に当社社外取締役に就任。
                        adish International Corporation)の経営に携わる。
                        2014年にアディッシュ株式会社を設立、代表取締役に就任。


                                                                         秋場 修 あきば おさむ
                        杉之原 明子 すぎのはら あきこ                                 常勤監査役
                        取締役 管理本部長
                                                                         2012年より情報セキュリティコンサルタントとして独立。 2015年に当社入社後、 2017
                        2010年に株式会社ガイアックスに入社。学校非公式サイト対策事業スクールガーディアンの      年に常勤監査役に就任。
                        立ち上げを経て、 2014年に当社取締役に就任。




                                                                         飯塚 隆 いいづか たかし
                        池谷 昌大 いけや まさお                                    社外監査役
                        取締役
                                                                         NTT入社、青山監査法人(現 PwCあらた)、 BNPパリバ銀行を経て、 2005年独立開
                        ソニー系半導体商社、海外半導体商社、外資系半導体メーカーを経て、 2009年に株式会社      業。2017年に当社社外監査役に就任。公認会計士・税理士。
                        ガイアックスに入社。 2014年に当社取締役に就任。




                        石川 琢磨 いしかわ たくま                                   馬渕 泰至 まぶち やすし
                        取締役                                              社外監査役
                        大手通信事業者等を経て、株式会社クレスコ・コミュニケーションズにてマーケティングソ        2014年にみなと青山法律事務所を開設。児童虐待、少年事件などの分野にも積極的
                        リューション事業部の立ち上げに参画。株式会社ガイアックスへの事業売却後、 2014年に当     に取り組む。 2017年に当社社外監査役に就任。弁護士・税理士。
                        社取締役に就任。アディッシュプラス代表取締役も務める。




                        吉川 敏広 よしかわ としひろ
                        取締役 オンラインコミュニティ事業部長
                        外資系記憶媒体のサポートセンター、ヤフー株式会社にてカスタマーサポートを経て、   2014
                        年に株式会社ガイアックス入社。 2018年4月に当社取締役に就任。




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財務ハイライト:売上高の推移
                                  売上高成長率10%超えで推移                     四半期毎に順調に積み上げ


       百万円                                                  百万円




                                                    CAGR
                                                    14.5%




                                                                  2018/12          2019/12
                                         連結売上高推移                        連結売上高推移
                                          (年度ベース)                       (四半期ベース)


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財務ハイライト:経常利益の推移
                                                        積み上げにより継続的に利益の出る状態に



        千円                                                         千円




                                                    前年対比
                                                    303%成長




                                                                              2018/12         2019/12

                                         連結経常利益推移                                 連結経常利益推移
                                          (年度ベース)                                  (四半期ベース)


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            2. 当社の事業について
            OUR SERVICE




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事業概要

                                                  カスタマーリレーション事業



                                             インターネット上で行われるコミュニケーションが、
                                                   健全で心地よいものとなるよう
                                         カスタマーリレーション向上のためのサービスを提供しています。




    利用者からのお問い合わせを顧客                      インターネットサービスで生じるリス   ネットいじめや個人情報流出をモニ   企業のソーシャルメディアの運用を
    企業に代わって対応するカスタマー                     クを監視するサービス          タリングし生徒指導に活かしていく   代行しファンコミュニティの形成を支
    サポートサービス                                                 コンサルティングサービス       援




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ビジネスモデル概要
                                                                   利用者


               投稿                        コミュニケーション           投稿             問い合わせ




                                                                           ソーシャルアプリ
                                                                            スマホアプリ

                             オウンド                                 公立学校    シェアリングエコノミー
                                                     教育委員会
                            メディア等                                 私立学校
                                                                          FinTech   MaaS      顧客企業




                                                       対応内容に応じた料金発生                        対応内容に応じた料金発生
                  対応内容に応じた料金発生                                           対応内容に応じた料金発生

                                                              案件対象監視
            案件対象監視                        SNS運用                             サポート対応
                                                                                              サポート対応
                                                             匿名通報サービス




                                            カスタマーリレーション事業の4つのサービス区分

                                                                                             連結子会社


                                                                            業務委託




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サービス概要:ソーシャルアプリサポート
利用者に寄り添い、エンゲージメントを高めるカスタマーサポートサービスを提供
得意とする市場領域に特化


                                               利用者


                                                     問い合わせ




              顧客企業




                                                      FinTech
                                         ゲーム                    MaaS
      対応内容に応じた料金




                                                     サービス提供



                                                 カスタマーサポート




             導入企業様
         ※過去導入企業様を含みます




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事例:ソーシャルアプリサポート
アプリの世界観を理解し、案件開始までの迅速な
カスタマーサポート体制の構築と寄り添い対応を実施


                                          専用サポートチームのアジャイル型立ち上げ事例




                     4カ月前                      3カ月前                運用開始                対応開始後


     ● 顧客企業とカスタマーサポートの                   ● 専用対応チーム組成のため、50名   ● スケジュールどおりの採用完了及   ● 問い合わせ増大に合わせた追加
       運用設計を構想                             の新規採用開始              び運用の開始              採用
     ● 対象アプリの特性理解                        ● 顧客企業に滞在し、カルチャーの    ● 日々、顧客企業の対応方針を協議   ● エンゲージメントチームによる寄り
                                           体験、研修受講              (アジャイル型の立ち上げ)       添い対応の開始
     ● 研修内容の設計
                                         ● カスタマーサポートの考え方、対応                       ● 頻繁なサービスアップデートに合
                                           方法に関する研修実施                               わせた情報更新体制、方針更新
                                                                                    のチーム体制




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サービス概要:インターネットモニタリング
企業に対してインターネット上で発生する
様々な投稿リスクの対策・対応を提供


                                                      利用者


                        投稿                                                           投稿




                                            運営
                       オウンド
                      メディア等                                      顧客企業

                                                                               掲示板 / ソーシャルメディア

                                         対応内容に応じた料金
                        監視                                  報告          情報利用


          オウンドメディアモニタリング                                     ソーシャルリスニング              抽出

    違法行為、誹謗中傷、自殺幇助、出会い                                  顧客の社名、商品名等のキーワードで
    目当て等、不適切投稿をモニタリング                                   投稿を抽出

                                          サービス提供



             導入企業様
         ※過去導入企業様を含みます




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事例:インターネットモニタリング

                                         商品レビューやQ&Aコミュニティでの誹謗中傷対応や
                                         お客様からのご要望への対応を強化するため導入




                                         導入背景
                                         担当者が一人で投稿に対応していたが、投稿件数が多くなるにつれて対処が間に合わなくなっ
                                         た。誹謗中傷を放置してしまったことでお客様に不満がでた。


                                         選定理由
                                         海外のQVCで導入しているシステムでは日本語特有の表現に対応できないことを実感。「ヤバ
                                         い」という表現は、良い意味でも、悪い意味でも使われる。そのため日本語の文脈を正しく理解
                                         することが重要。アディッシュの投稿監視サービスにはスピード感があり、お客様のストレスにな
                    株式会社                 らない。
                  QVC ジャパン様
                   通信販売業
                                         活用方法
                                         定期的な打ち合わせで認識を合わせるための議論を行い、そこで出た課題を反映させることで
                                         監視基準の質を向上させ、さらにはコメントの質を向上させることにつなげている。




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サービス概要:スクールガーディアン
子どもたちが健全にインターネットを活用できる環境を目指し、生徒のネットいじめや個人情報流出をモニタリング
生徒・保護者・学校向けの啓発活動も実施


                                                                生徒


                                               いじめ相談                                            投稿



                        講演                                       240校以上の私立学校が利用
                                          教育委員会          私立学校




                                            対応内容に応じた料金                                    掲示板 / ソーシャルメディア



                                                  相談受付                       報告


                     啓発活動                     スクールサイン                      モニタリング               抽出

    ソーシャルメディアやコミュニケーション                  各学校及び自治体用に匿名で通報がで           ネットいじめの可能性がある書き込みや
    サービスを健全かつ有効に活用できるよ                   きるサービス。いじめに関する通報や相          インターネットでの個人情報流出をモニ
    う、子ども(教員・保護者等を含む)へ講                  談を受付                        タリング
    演




             導入企業様
         ※過去導入企業様を含みます




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事例:スクールガーディアン
                                         生徒間でのトラブルや掲示板での誹謗中傷など
                                         ネットトラブルの質も量も増え、
                                         教員達だけで対応することに限界があったため、
                                         専門家であるアディッシュのスクールガーディアンを導入




                                         導入背景
                                         生徒間でのメールのトラブルや、インターネット上の掲示板等での学校や生徒に対する誹謗中
                                         傷が増えたことで、これらの対応に苦労していた。どのように検索すれば投稿を発見できるのか
                                         教員達で試行錯誤していたものの、ネットトラブルの質や量も増え、自分達だけで実施するのは
                                         限界になってきていた。


                                         活用方法
                                         スクールガーディアンからの報告を学年主任、副主任、管理職で共有。各学年に関わるところ
                 東京女学館                   は担当の指導係に対象生徒の確認依頼をしている。
               中学校・高等学校様                 内容に問題があれば、「あなたはどのような使い方をしていますか?」という質問をしながら、生
                                         徒指導に報告書を活用している。




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サービス概要:フロントサポート
企業の公式アカウントを活用して
ソーシャルメディア利用者とのファンコミュニティ形成を支援


                                                   ソーシャルメディアの利用者



                                                             コミュニケーション



              顧客企業




                                                           顧客企業の公式アカウント
      対応内容に応じた料金




                                                             サービス提供




                                         公式アカウント運用代行     公式アカウント多言語運用代行   キャンペーン事務局運用代行




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サービス概要:チャットボット hitobo
利用者が抱える課題をすぐに解決するチャットボットツールを提供



                                                     利用者


                                                            問い合わせ




              顧客企業



                                         ゲーム                 FinTech               MaaS




            ツール利用料


             ツール提供                                         カスタマーサポート




                                                        チャットボット hitobo

                                               サイトに訪問したユーザーが質問を入力するとシステムが自動で回答してくれるツール。利用者
                                               への問題解決時間が短くなり、かつ、サポート対応の工数を削減


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各サービスが解決する課題



             ソーシャルゲーム/                       ソーシャルメディア/                                ソーシャルメディア/
            ソーシャルアプリ利用者                     オウンドメディア利用者               生徒              オウンドメディア利用者


    ● 問い合わせに回答がなく困る                      ● 不適切な投稿により不快な思いをす   ● ネットの掲示板などでいじめられる   ● 情報が多く、利用サービスが選択で
                                           る                                         きない
    ● 適切な回答が得られず、解決に至ら                                        ● 個人情報を流出してしまう
      ない                                 ● 誤って不適切な投稿を行い、炎上す                        ● 企業の声が分かる場が少ない
                                                              ● いじめに関して相談ができない
                                           る




                       企業                        企業                   学校                   企業


    ● 大量のお問い合わせを迅速に対応                    ● 不適切な投稿がされ、事件に発展    ● ネット上で起きる課題が把握できな   ● ソーシャルメディアをマーケティング
      しきれない                                する                   い                    に活用しきれない
    ● 自社で対応するための組織を整備                    ● 不正利用される            ● 生徒が個人情報を流出してしまう    ● 自社ソーシャルメディアに対する投
      できない                                                                           稿に対応しきれない
                                         ● 自社に関する投稿を確認しきれない   ● 生徒、保護者、教員の啓発に取り組
                                                                めない




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解決する課題
インターネットを介してこれまでにない新しいサービスやテクノロジーが
急激に普及する領域には、必ずコミュニケーションに関わる課題が発生




                                         法を含む業界スタンダードの未整備     コミュニケーション
                                          コミュニケーション設計の未整備      トラブルの発生

             新たな
           ビジネス領域の
            創出・成長




                                                               体制構築のための
                                           新規利用者の急激な増加
                                                            リソース及びノウハウの不足




                                              サービス提供        カスタマーリレーション事業



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多数の導入実績
各業界を代表するような企業や学校および自治体に対してサービスを提供
多数の導入実績




                                                          航空会社


                                                          金融会社


                                                          通信会社


                                                         スマホゲーム会社


                                                         ソフトウエア会社


                                                         動画配信会社




                                         ※過去導入企業様を含みます



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            3. 市場環境
            MARKET INSIGHT




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BPO市場の動向
カスタマーリレーション事業はBPOに該当
日本におけるBPO市場は拡大傾向




                                                                                               2022年
                                                                                              BPO市場

                                          2018年
                                         BPO市場

                                                                                     2兆7,246億円
                      2兆4,478億円
                                                                 CAGR2.7%




                                                          アディッシュのターゲット市場

                                           参照: 株式会社矢野経済研究所 BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場の実態と展望 2018-2019



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当社が重点を置く市場領域
たくさんの利用者が頻度高く利用している
以下のインターネットサービス領域を当社は得意とする




                                                            シェアリング
       ソーシャルメディア                            アプリ・ゲーム                          FinTech         MaaS
                                                             エコノミー




 創業より強い市場。モニタリ                           カスタマーサポートや      出品のモニタリングや      不正決済対策や        経路検索システム「駅すぱ
 ングで高シェア。                                モニタリング等で高いシェア   カスタマーサポート等で高    カスタマーサポートで決済   あと」を提供するヴァル研究
 プラットフォーマーから                             と多数の実績。         シェア。            フィンテック有力企業が顧   所とカスタマーサポートを行
 SNSで問題を抱えている企                                           プラットフォーマーの多数が   客。この1年で急拡大。    うため業務提携。
 業や学校など幅広く顧客が                                            クライアント。
 存在。




                                                                                           NEW DOMAIN




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マーケットの動向と関連サービス①
                    ソーシャルメディア                         アプリゲーム                              シェアリングエコノミー

                   日本における SNS利用者数               グローバルゲームマーケット市場                        シェアリングエコノミーサービス市場規模推移




   (株式会社 ICT総研 2018年度 SNS利用動向に関する調査       (Newzoo Global Games Market Reportより作成)   (情報通信総合研究所 シェアリングエコノミー市場関連調査
                  より作成)                                                                       結果 より作成)


   日本における SNS利用者数は鈍化しつつも毎年               スマートフォンゲーム市場はグローバルマーケット                    日本におけるシェアリングエコノミー市場も右肩上
   増加している。                               市場で大きく伸びている。                               がりに成長が予測されている。




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マーケットの動向と関連サービス②
                                         FinTech 関連                           MaaS 関連

                          FinTech系ベンチャー企業の国内市場規模推移予測                        国内MaaS市場規模予測




                   (矢野経済研究所  2019 FinTech 市場の実態と展望 より作成)   (矢野経済研究所  2019年度版 MaaS市場の実態と将来予測 -サービス化する自動車産業 1
                                                                              市場分析編 - より作成)

        日本における Fintech市場は右肩上がりに成長が予測されている。
                                                                    MaaS市場は大きく急拡大が見込まれている。




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            4. 当社の優位性
            OUR SPECIALTY




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当社事業の3つの強み



                      01                 柔軟でスピーディなサービスを提供する事業体制




                      02                 大規模案件に対応できる採用力・人材育成力




                      03                 顧客企業のグローバル展開におけるパートナー




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顧客企業のサービスの成長規模に合わせた対応                                                                             01
「初めての外部パートナー」から「付加価値提供」まで幅広いニーズに対応
                                                                 *当社定義 ナショナルクライアント=多数の利用者を抱える企業


                                         スタートアップ                        ナショナルクライアント*




                                   コミュニケーション設計                               課題発見



                                                                 既に整備されている事業運用の中から、見つけ出されていなかっ
               スピーディーなやり取りを求めるスタートアップに対し、Slackや                  た新たな課題を発見しソリューション提案
               Jiraなどスタートアップのコミュニケーションスタイルに合わせて対
               応



                                          運用設計                               運用設計

                                                                 顧客企業の業種、サービス属性、利用者属性、成長ペースに寄
                     顧客ごとに最適化した柔軟な運用設計                           りそった適切な設計を構築



                                                        サービス運用


                             採用                    教育            システム                  品質管理




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一社ごとに最適化した柔軟な運用設計                                                                              01
サービス提供開始前に、顧客企業のニーズと運用体制の架け橋となる
弊社独自の「ポリシーアーキテクト」の存在


                                                          顧客企業



                                     コミュニケーション
                                                                       暗黙知の明文化

                                                          事業目的・運用コスト・法的配慮など複数の観点からヒアリング、ご提案、
                             インターネットモニタリングの場合             基準書の作成




                                                                     対応メンバーへの教育
                                   ポリシーアーキテクト

                                                          顧客企業ごとに基準書を策定、対応メンバーへの教育をポリシーアーキテ
                                                          クトが担当
                          インターネット事業経験・知識豊富な
                       アディッシュ独自のスペシャリストのこと。



                                                 顧客企業が実現したいサービスの理想像と合致した
                                                    一貫性のあるサービス提供を実現



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自社開発システムにより業務処理スピードを向上                                                                         01
自社で開発したエスカレーションシステムやモニタリングシステムで業務を効率化
業務処理のスピードアップを実現




        カスタマーソリューション事業専用                       インターネットモニタリング事業             学校非公式サイト事業
          エスカレーションシステム                             専用システム                    専用システム



                導入数        600           以上       導入数   300   以上           導入数   200   以上


      複数サービスをシステム画面上で一括管理                     コミュニティサイトやソーシャルメディアとAPI   数多くの学校非公式サイトを1つずつ監視す
      し、すべてのサービスのエスカレーション状況                   連携を行い、監視対象のデータを取得し、オ      るのは非常に時間がかかるため、横断して1
      の確認や回答をすることができ、効率的な運                    ペレーターが内容の判断業務を効率的に行       つのシステムにて検出し、効率的に監視する
      用が可能なシステム。                              えるシステム。                   ことができるシステム。




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一気通貫の採用・教育体制                                                                                     02
                                         サービスのリリース予定・急激な成長に対応した人材育成・教育体制を整備



                                データドリブンの採用活動                             人材のスピード教育

         顧客企業ではなかなか人を集められない課題に対して、運用に適した人                   採用してから短期間で業務対応できるようにするための教育体制を整
         材を短期間で採用。                                          備。
         採用に関するデータを取得し改善を随時実行。




                                                                           システム
                                   上記の実現のために                            上記の実現のために

            ● 案件毎の採用状況を把握できる専用ダッシュボードを用意                      ● 初期研修に専任講師を置くことで統一化された教育を実行

            ● データに基づいた1日毎の対応改善                                ● 実務対応スタート後に段階的に対応幅を増やしていくことでの能力
                                                                ステップアップ
            ● 結果として無駄な広告費をかけず目標人数を効果的に採用
                                                              ● 社内Wikiによる対応方法の網羅化
                                                              ● サポート対応能力のステップアップに連動したキャリアプラン
                                                              ● 結果として短期間での業務対応力を取得可能に




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大型案件の受け入れ事例                                                                                 02
大人気ゲームタイトルのリリースから既存サービスの成長まで幅広くサポートし、人手不足の業界課題に対応




          国内大手ゲーム開発会社                           国内大手コンシューマ向け              県教育委員会へ
            大型新規タイトル                             サイト運営企業への            SNS相談・通報サービスを提供
        専属カスタマーサポートパートナー                          常駐モニタリング


                    採用期間        8        週間
                                                 24 365
                                                     時間      日稼働      県内学校数   1000    校以上


                    新規採用        46        名         80
                                                月間総稼働人数     名以上
                                                                        県内生徒数
                                                                                60   以上
                                                                                万人
       大型新規ゲームタイトルのリリースに合わ                    サービスの成長に合わせて常駐スタッフを確   自治体内の小学校・中学校・高等学校等に通
       せ、専属オペレーターを採用・教育。                      保。顧客企業からの要望に合わせてスタッフ   う小中高生対しサービスを提供。
                                              を増員。



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顧客企業のグローバル展開におけるパートナー                                                                  03
多言語運用センターとして子会社「adish International Corporation」を保有




                                                                        採用


                                                      ● 2011年にセンターを設立
                                                      ● 現地のネイティブオペレーターを採用
                                                      ● バイリンガル SVによるスムーズなコミュニケーション体制
                                                      (アディッシュ社員の 11%が外国籍)




                                                              複数言語もワンストップで対応


                                                      ● 英語、中国語、韓国語などのオペレーションチーム
                                                      ● 欧州言語やアジア言語のグローバルパートナーと提携




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多言語運用の実現                                                                   03
                                         10カ国語以上の言語に対応し、多くの企業様の海外進出をサポート




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            5. 成長戦略
            GROWTH STRATEGY




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成長戦略の軸



                                         01   拡大する得意市場に注力




                                         02   新しいビジネス領域の開拓




                                         03   自動化・効率化への投資




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得意とする市場領域                                                                                       01
新しい(新興市場)かつ、社会課題の起きやすい(ユーザー利用頻度が高い)
市場領域に重点を置き、最適なカスタマーリレーション各サービスを提供していく

                                                 ユーザー
                                                利用頻度 高                         アジャイルなサービス領域




                                                          ソーシャルメディア      アプリゲーム


                                                              シェアリングエコノミー


                                                             FinTech    MaaS


 既存市場                                                                                     新興市場
既存サービス
                                                IT系競合企業                                   新サービス



                                                           ※アジャイル
                                                           “Agile”は日本語で「素早い」や「敏捷」という意味です。つまりア
                                                           ジャイル開発とは、素早い開発の意味。
                                         大企業系
                                         競合企業
                                                           ※ウォーターフォール
                                                           上流工程から下流工程へ順次移行していく開発手法で、水が
         ウォーターフォールなサービス領域                                  下に落ちていく様を模した名前。


                                                  ユーザー
                                                 利用頻度 低
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ターゲット市場領域とともに拡大                                                  01
当社が得意とする市場は大きく拡大が見込まれており、
当該領域のスタートアップ企業も大企業に成長、連動して当社の売上も拡大




                                  重点市場領域             巨大産業



                          大きな成長が見込まれる
                                                   ソーシャルメディア
                          スタートアップ市場に注力


                                                     アプリゲーム
                                  ソーシャルメディア


                                     アプリゲーム        シェアリングエコノミー


                                シェアリングエコノミー
                                                      FinTech

                                         FinTech


                                                       MaaS
                                         MaaS




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顧客企業の拡大によりストック収益を積み上げ                                                                         01
売上が積み上がっていくストック型(対応件数×単価)のビジネスモデルであるため、安定的に成長


                                                                                        月次
                                                                                        売上高


                                                                                 新規

                                                                          新規     継続


                                                                   新規     継続


                                                            新規     継続


                                                     新規     継続


                                              新規     継続


                                         新規   継続



                                         n月   n+1月   n+2月   n+3月   n+4月   n+5月   n+6月



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重点市場領域で新たに発生する課題                                                                                        01



                                                               シェアリングエコノミーサービ
              動画配信サービス利用者                    決済アプリ利用者                                 MaaSサービス利用者
                                                                    ス利用者

       ● 不適切な動画を閲覧し、不快な思い                ● 登録した個人情報が不正に使用さ    ● どこに問い合わせをしたらよいか分   ● 新しいサービスであるため、どのよ
         をする                               れる                   からない                 うに使ったらいいか分からない
       ● 不適切な動画を投稿し、炎上する                 ● なりすましで個人情報が登録される   ● 問い合わせに回答がなく困る      ● どこに問い合わせをしたらよいか分
                                                                                     からない
                                                              ● 適切な回答が得られず、解決に至ら
                                                                ない




                          企業                     企業                   企業                   企業


       ● 不適切な動画が投稿され、事件に                 ● 個人情報の不正使用が発生する     ● 問い合わせの状況把握に時間がか    ● 複数社が連携して運営するため、サ
         発展する                                                   かる                   ポート体制の構築に時間がかかる
                                         ● 登録された個人情報を確認しきれな
       ● 投稿された動画をリアルタイムにモ                  い                  ● 自社で対応するための組織を整備    ● 立ち上げノウハウがない
         ニタリングすることができない                                         できない




                                                                                        NEW DOMAIN

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新たに発生する課題例① 不正決済                                                    01
スマホ決済アプリの普及に伴い、アプリ提供者やサービス利用者の脆弱性を利用して不正利用を行う人が増加



                                              利用者



                                                    アカウント情報等を不正取得
                                         利用
                                                        不正利用




                                                        決済アプリ




                                                不正決済監視サービスを運用




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新たに発生する課題例② 不適切な動画投稿                                                             01
動画配信サービスの提供にあたり、アプリ利用者による不適切動画の
投稿がされ、炎上あるいは事件に発展するリスクが内在


                                                 利用者




                                         投稿・閲覧           不適切な動画を投稿




                                                  動画配信
                                                  サービス
                                                                         炎上・事件




                                                 リアルタイム動画モニタリングサービスを運用




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新しいビジネス領域:MaaS                                                               02
MaaS(Mobility as a Service)とは、すべての交通手段による移動を1つのサービスとして捉え、
検索〜予約〜支払いを一度に行えるようにし、利用者の移動の利便性を高める新たな移動サービス




                                         これまで               MaaS




                                                                   MaaSアプリ




                       自分でそれぞれの移動手段を選択肢し         MaaSアプリで検索〜予約〜決済を一度に行
                            それぞれ決済                       うことができる




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MaaS市場におけるビジネスモデル                                                           02
MaaSアプリでは、複数の移動手段が連携され、また決済まで行うケースがあるため、問い合わせへの対応が高度化
利用者が問題なく満足して利用できるようなカスタマーサポートを提供していく


                                                      利用者


                                                     問い合わせ




                                                      MaaSアプリ




                                                     連携サービス




                                         鉄道・バス        カーシェア       シェアサイクル




                                                 カスタマーサポートアプリ運用



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MaaS市場での取り組み:ヴァル研究所と提携                                                                   02
MaaS向けのカスタマーサポートやアプリ運用を立ち上げるため、
経路検索システム「駅すぱあと」をベースに移動に関するサービスを提供する株式会社ヴァル研究所と業務提携




                                                第一弾




                                         小田急電鉄が開発したMaaSアプリEMotにヴァル研究所とともに、カスタマーサポート領域で
                                         参画。シェアバイク、カ―シェアなどのモビリティサービスやMaaSアプリの利用者からのお問合
                                         せを代行し、MaaS事業者の負担を軽減すること、利用者の満足度向上を目指します。




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新しいビジネス領域への参入企業とニーズ                                                                                    02
スタートアップまたナショナルクライアントのニーズに対応



                                          コミュニケーション領域に内包されると、サポート対応が発生することが多いため、カスタマーリレー
                                                         ション事業のニーズがセットで発生



              新しい
                                                 スタートアップの課題                    ナショナルクライアントの課題
            ビジネス領域

                                         ● 急激な成長に対して、リソースが確保できない         ● 急激な成長に対して、大規模なリソースが確保できない
                                         ● サポートに手が回らない                   ● 対応のノウハウがない
                                         ● 対応のノウハウがない




                                                                    サービス提供




                                                カスタマーリレーション事業                   カスタマーリレーション事業

                                                                               カスタマーリレーション事業
                                         ● 効率・統一化によるリーズナブルなサービス提供        ● 大規模採用の実施
                                         ● サービスの成長に応じて徐々に対応規模を拡大         ● 寄り添い対応の提供
                                                                         ● 複数サービスの提供による支援




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新しいビジネス領域における売上の拡大                                                         02


                                  ナショナルクライアントからの売上拡大
                                  新しいビジネス領域へ多数の利用者を持つナショナルクライアントが参入することで
                                  高単価の案件が増え売上が拡大




                                  リーズナブルな価格サービスの成長
                                  スタートアップなどへリーズナブルな価格でサービス提供
                                  こつこつと積み上げていく形で売上成長
        売上高




               時間



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新しいビジネス領域へ                                                                                02
        提供
       サービス




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     カスタマー
     サポート




        モニタ
        リング



                                                                                          領域
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収益力向上に向けた自動化・効率化への投資                                               03
カスタマーサポートやモニタリングの提供効率向上を目指し、研究開発に多額を投資
2020年以降も継続して研究開発を継続


                                          研究開発費




                                2017年       2018年        2019年


                     47,911千円            69,289千円     48,859千円
                          連結売上高に占める       連結売上高に占める    連結売上高に占める
                           研究開発費割合         研究開発費割合      研究開発費割合


                                 2.5%       3.2%         2.0%



                 メールサポートにおける             運用スタッフの      感情分析による
                   自動振り分け                稼働率アップ       対応精度向上


                                           and more
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