7093 M-アディッシュ 2020-08-12 16:00:00
2020年12月期第2四半期連結業績予想と実績の差異及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                                    2020年8月12日
各     位


                                                   会 社 名          ア デ ィ ッ シ ュ 株 式 会 社
                                                   代表者名           代表取締役     江戸浩樹
                                                                  (コード番号:7093      東証マザーズ)
                                                   問合せ先           取締役    松田光希
                                                                  ( TEL.03-6869-3777)


     2020年12月期第2四半期連結業績予想と実績の差異及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ


    2020年3月26日に公表しました2020年12月期第2四半期累計期間(連結)の業績予想と本日公表の実績に
差異が生じましたので下記の通りお知らせいたします。
    また、本日開催の取締役会において、2020年3月26日に公表しました2020年12月期通期業績予想(連結)
を下記の通り修正することといたしましたので、併せてお知らせいたします。


                                                   記


1. 2020 年 12 月期第2四半期(累計)連結業績予想と実績の差異
①差異の内容(2020 年1月1日~2020 年 6 月 30 日)
                                                                        親会社株主に帰属        1株当たり
          (単位:百万円)                  売上高      営業利益           経常利益
                                                                        する四半期純利益        四半期純利益
                                                                                               円 銭
前 回 発 表 予 想 ( A )                    1,542             80          73              41          26.56
今     回    実   績           ( B )     1,373             18          13               5            3.70
増    減     額   (   B   -    A   )    △169          △62            △60            △36       -
増    減    率    (       %        )   △11.0%    △77.5%         △82.2%            △87.8%      -
(参考)前期第2四半期実績
                                     -         -              -            -               -
(2019 年 12 月期第2四半期)
※当社は、2019 年 12 月期第2四半期については四半期連結財務諸表を作成していないため、2019 年 12 月期
第2四半期の数値については記載しておりません。


②差異の理由
    売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛要請の影響により、一部取引
先において対応件数の大幅な減少が発生し、また当第2四半期連結累計期間に対応開始予定であった案件が複
数延期、中止となった結果、売上高が前回発表予想に比べ 169 百万円(△11.0%)下回る結果となりました。
主要サービス別売上高につきましては、ソーシャルアプリサポートにおいて 784 百万円、インターネットモニ
タリングにおいて 530 百万円を見込んでおりましたが、それぞれ 622 百万円(△20.7%)、501 百万円(△
5.5%)の結果となりました。
 営業費用につきましては、売上高の大幅な未達の影響を受け新規の人材採用を抑制したことにより、当第2
四半期連結累計期間における売上原価に占める労務費及び販売費及び一般管理費に占める人件費の合計額は、
当初見込みの 1,047 百万円に対し 949 百万円となりました。このうち、売上原価に占める労務費は当初見込の
803 百万円に対し 698 百万円、販売費及び一般管理費に占める人件費は当初見込みの 244 百万円に対し 250
百万円となりました。また、人員計画につきましては、当第2四半期連結累計期間において約 60 人の増員を
予定しておりましたが、人材採用の抑制の結果、前事業年度末日と比べ約 5 人の増員となりました。
 加えて、研究開発及び新規事業開発に対する積極的投資を継続した結果、営業利益、経常利益、親会社株主
に帰属する四半期純利益ともに前回発表予想を下回る結果となりました。


2. 2020 年 12 月期 通期連結業績予想の修正(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)
①修正の内容
                                                                親会社株主に帰属     1株当たり
        (単位:百万円)                   売上高      営業利益      経常利益
                                                                する当期純利益      当期純利益
                                                                                   円 銭
前 回 発 表 予 想 ( A )                   3,147       187       180          108         67.03
今 回 修 正 予 想 ( B )                   2,800        51        50           35         20.85
増   減    額   (    B    -   A   )    △347      △136      △130          △73      -
増   減   率    (         %       )   △11.0%    △72.7%    △72.2%       △67.6%     -
( 参 考 ) 前 期 実 績
                                    2,501       130       135           92         64.27
( 2 0 1 9    年   1 2   月 期 )


②修正の理由
 2020 年 12 月期の連結業績予想につきましては、5 月 14 日時点において、新型コロナウイルス感染症の収
束時期が不透明であり、また学校等の再開時期が定かではなく、その影響について合理的に予測することが困
難な状況であることから、新型コロナウイルス感染症の影響を織り込んでいない連結業績予想数値のまま修正
を行わず、据え置きとしておりました。
 5 月 25 日をもって日本国内における緊急事態宣言は解除され、経済活動は徐々に再開しておりますが、依
然として新型コロナウイルス感染症拡大の第2波への警戒が高まっており、外出自粛要請の長期化が予測され
ております。外出自粛要請の終了時期及び新型コロナウイルス感染症の収束時期を予測することは困難である
ことから、修正後の 2020 年 12 月期連結業績予想においては、2020 年 12 月末日まで引き続き外出自粛を要
する社会情勢が続くものと仮定しております。当社では、外出自粛に対応したオンライン商談の推奨やオンラ
インでのウェビナー開催等の施策を既に実施しておりますが、一定数存在する対面での商談による新規商談機
会の減少や既存取引先からの追加受注機会の減少が発生するものと見込んでおります。また、国内経済の見通
しの不透明さから、企業における外注費の抑制や見直しの動きが加速しており、短期的に取引の解約や縮小等
の影響が発生するものと予想しております。
 市場環境においては、当社グループの提供するカスタマーリレーション事業の主要顧客産業であるゲームア
プリ市場やソーシャルメディア市場が外出自粛による巣ごもり消費により盛り上がりを見せている一方で、外
出自粛の影響を受け国内小売市場、イベント市場等が落ち込んでおり、一部取引先の売上が減少傾向にありま
す。一方で、当社グループの注力産業であるシェアリングエコノミー市場や FinTech 市場においては需要が
拡大しており、売上は増加傾向にあります。
 上記の社会情勢、市場環境および足元の業績推移をふまえ、当期の連結業績予想につきましては、以下に記
載の下期6ヶ月分の仮定条件に基づく影響額を試算し、当初の業績予想に対し上期は実績を反映、下期は当該
影響額を加味する方法で算出いたしました。
(1) 売上高
  下期6ヶ月において月額約 30 百万円、通期 347 百万円の減少が発生すると見込んでおります。これによ
  り、2020 年 12 月期の売上高は 2,800 百万円(前年同期比 12.0%増)、主要サービス別売上高につきまして
  は、ソーシャルアプリサポートにおいて 1,302 百万円(前年同期比 10.9%増)、インターネットモニタリ
  ングにおいて 1,024 百万円(前年同期比 12.4%増)となる見込みです。
(2) 営業費用
  下期 6 ヶ月の売上高減少に伴う売上原価の減少に加え、各サービスにおける外注費の見直し等の経費削減
  を実施し、通期 211 百万円を削減する予定です。人員計画につきましては、当事業年度において約 90 人
  の増員を予定しておりましたが、約 30 人の増員といたしました。これにより、売上原価に占める労務費は
  当初見込みの 1,660 百万円に対して 1,405 百万円、販売費及び一般管理費に占める人件費は当初見込の
  511 百万円に対し 532 百万円となる見込みです。なお、中長期的な競争力及び成長性確保の観点より、効
  率化や自動化への研究開発費及び新規事業開発は継続して積極投資することとしております。


(注) 上記の予想は、本資料発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後
   様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
                                                          以   上