7090 M-リグア 2020-05-12 15:00:00
令和2年3月期 決算説明資料 [pdf]
令和2年3月期 (2020年3月期) 決算説明資料
株式会社 リグア
東証マザーズ(7090)
2020年5月12日
1. 会社概要
2. 決算概要 2020年3月期
3. 今期目標 2021年3月期
4. 今後の成長方針
5. Appendix
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新型コロナウイルス感染症への対応
私たちは設立以来、代替医療業界の活性化に向けて
積極的なサポートやサービスの展開を行ってきました。
今こそ、問題解決型コンサルティングを実践。
WEB会議ツールによる商談 トランザクション社と業務提携
オンライン方式のセミナー等 常時マスクを必要とする
影響が最小限となるような取り組み 接骨院に対して安定的に供給
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会社紹介
経営理念
『良心の相互創生』
全従業員・家族の幸せを追求するとともに、
豊かな良心を育み、社会の発展進歩に貢献する。
グループビジョン
『健康寿命を延ばし、生きることを楽しむ社会へ』
接骨院などのヘルスケア産業の経営・運営を支援することで、
人々の健康意識を高め、健康で豊かな暮らしができる社会の実現を目指す。
接骨院などのヘルスケア産業の経営支援に貢献する
問題解決型コンサルティングカンパニー
※社名の由来は、LIFE GUARD≒健康を支援する<造語>
リ グア
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会社概要
株式会社リグア 代表取締役社長 川瀨 紀彦
社 名 取締役副社長 藤原 俊也
(LIGUA Inc.)
取締役副社長 石本 導彦
代 表 者 代表取締役社長 川瀨 紀彦 専務取締役 梅木 智史
取締役 大浦 徹也
役 員 構 成
大阪府大阪市中央区淡路町2丁目6-6 取締役 島 宏一(社外)
本社住所
淡路町パークビル2号館 取締役 村田 雅幸(社外)
常勤監査役 江澤 紳二郎(社外)
設立年月 2004年10月
監査役 粂野 聡史
監査役 吉田 憲史(社外)
資 本 金 424百万円(2020年3月末)
事 業 内 容 接骨院ソリューション事業、金融サービス事業
川瀨 紀彦
K&Pパートナーズ1号投資事業有限責任組合 売 上 規 模
2,167百万円(2020年3月期)
( 連 結 )
藤原 俊也
石本 導彦 従 業 員 数
85名(2020年3月末)
K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合 (グループ計)
大 株 主
(上位10名) みずほ成長支援投資事業有限責任組合 拠 点 大阪本社、東京事務所、福岡営業所
日本アジア投資株式会社
藤本 幸弘 総 資 産 1,608百万円(2020年3月期)
城守 和幸 株式会社FPデザイン
粂野 聡史 子 会 社
株式会社ヘルスケア・フィット
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沿革
2004年 ⚫ 株式会社リグアを設立
2007年 ⚫ 接骨院向け情報サイト「情報最前線」の運営を開始
2009年 ⚫ 患者情報管理システム「Ligoo POS&CRM」の運営を開始
⚫ 東京事務所を開設
2011年 ⚫ 幹部育成研修「GRAND SLAM」の運営を開始
2014年 ⚫ 電気的筋肉刺激装置EMS「-indepth-」の販売を開始
⚫ 株式会社FPデザインを子会社化
2015年 ⚫ 東京事務所を東京都港区虎ノ門に移転
2016年 ⚫ 株式会社FPデザインにおいて、保険代理店および金融商品仲介業を開始
2018年 ⚫ 株式会社ヘルスケア・フィットを子会社化
⚫ 低周波治療器「Inject Energy」および油圧電動式施術台「トムソンベッド」の販売を開始
2019年 ⚫ レセプト計算システム「レセONE」の運営を開始
2020年 ⚫ 3月13日東証マザーズ上場
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ビジネスモデル(事業系統図概要)
外注・仕入先
委託業務
商品仕入等 支払い
接骨院ソリューション事業 金融サービス事業
⚫ソフトウェア(患者情報管理/保険請求) ⚫ 保険代理店(生命・損害保険の募集)
⚫物販 ⚫教育研修・コンサルティング⚫請求代行 ⚫ IFA(金融商品仲介業)
手数料
支払い ソリューションの提供 サービスの提供 保険会社
証券会社
支払い
顧 客
接骨院関係 接骨院経営者等 その他
患
者 施術・物販
支払い
接骨院 一般企業・経営者
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事業内容
接骨院ソリューション事業 売上構成
⚫ 問題解決ツールの提供
(ソフトウェア、機材・消耗品等) 26%
⚫ 接骨院へのコンサルティング 金融サービス
(売上向上、組織マネジメント、経営管理、教育研修等)
2020年3月期
⚫ 療養費の請求代行 売上高
(レセプト請求業務の代行等)
74%
接骨院ソリューション
金融サービス事業 利益構成
⚫ 保険代理店、IFA*(金融商品仲介業)
⚫ 会社経営者・オーナーの資産形成サポート
10%
金融サービス
2020年3月期
*IFA:各証券会社の営業方針に縛られることなく、独立・中立的な 営業利益
立場から資産運用のアドバイスを行う専門家
90%
接骨院ソリューション
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当社のサービス領域
接骨院ソリューション事業
事業区分 分類 概要
• 接骨院向け患者情報管理システム
• 日々の施術内容をCRMに入力することで自院の課題を分析
Ligoo POS & CRM
• 複数の接骨院を展開するグループ院においては、本部が全体の運営状況をリアルタイムで
把握することが可能
ソフトウェア
• 健康保険組合等に対して、療養費支給申請書を提出する際に使用するレセプト計算シ
ステム
レセONE • レセONEに入力した情報をCRMとデータ連携することができる
• CRMと併用することにより、CRMの分析機能に反映できることが特徴
• 外部から身体に電気刺激を与えることにより筋肉を運動させる、電気的筋肉刺激装置
EMS-indepth- • 一般的に鍛えにくいとされるインナーマッスルを運動させることができる
• 全身運動が難しい方でも部分的なトレーニングが可能
• 骨盤や背骨の歪みが原因となる痛みへの対処法とした油圧電動式の施術台(一般医
トムソンベッド 療機器)
• 施術者と利用者の両方に負担が少なく、施術時間も短縮できる
機材・消耗品
• 150Vを超える高電圧を用いて身体の深部を刺激することで、疼痛の軽減や筋肉の萎縮
Inject Energy の改善等に用いられる低周波治療器(特定保守管理医療機器)
• 経営・運営・教育・組織等の各分野における当社のコンサルティングノウハウを集約した教
材や施術方法等の技術用DVDを販売
その他
• 接骨院向けECサイトである「LiGUA Market」等にて、接骨院で使用する消耗品等を販
売
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当社のサービス領域
接骨院ソリューション事業
事業区分 分類 概要
• 年単位など一定の契約期間を基本とした継続型のコンサルティング
各種コンサルティング • 業績の向上を目的としたもの、財務状況の改善を目的としたもの、組織体制の整備を目的としたもの等、主に接
骨院での経営面、運営面の課題解決を図る
• 接骨院の幹部又は幹部候補者のカテゴリ別で行う集合型の研修プログラム
教育研修
GRAND SLAM • 接骨院の業績を向上させることに主眼を置き、各参加者のリーダーシップ力・運営力・問題解決力・数値管理
コンサルティング 力・人材育成力・技術力等の向上を図る
その他 • 人材紹介サービスとして、柔道整復師等を主に接骨院に紹介する有料職業紹介「ジョブトス」等を展開
• 当社連結子会社の株式会社ヘルスケア・フィットは、接骨院等における事務負担の軽減を目的とした療養費請
請求代行 - 求代行サービスを展開
• 資金の早期支払いを希望する接骨院に対しては、提携会社による療養費早期支払いサービスを提供
金融サービス事業
事業区分 分類 概要
• 当社連結子会社の株式会社FPデザインにおいて、生命保険会社20社、及び損害保険会社5社(2020年3
保険代理店
月末)と業務委託契約を締結し、保険代理店として各種保険の募集を行っている
金融サービス
IFA • 当社連結子会社の株式会社FPデザインにおいて、金融商品取引業者(証券会社)3社(2020年3月末)
(金融商品仲介業) と業務委託契約を締結し、IFAとして金融商品の提案及び仲介を行っている
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1. 会社概要
2. 決算概要 2020年3月期
3. 今期目標 2021年3月期
4. 今後の成長方針
5. Appendix
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2020年3月期 決算ハイライト
増収・増益を達成。
売上・利益ともに過去最高額を達成。
売上高 営業利益 当期純利益
21.7 2.2 1.4
億円 億円 億円
+19.8% +242.7% +300.9%
(前年比) (前年比) (前年比)
接骨院ソリューション事業について
• 自費施術メニュー導入のための機材等の物販(機材・消耗品)が好調に推移
• 新規会員数および療養費請求額の増加により、請求代行が大幅に増加
• レセONEの通期販売および導入院数の増加により、ソフトウェアが順調に増加
• 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一部のプログラムやセミナーの開催を自粛または延期したことにより、教育研修
コンサルティングは減少
金融サービス事業について
• 委託IFAの増加に伴い、IFA(金融商品仲介業)が大幅に増加
• 保険会社各社による法人向け生命保険の販売見直しの影響により、保険代理店は減少
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EBITDA推移
2020/3期のEBITDAは3億円を突破。
(百万円)
400
306
300
200
100
0
-100
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
のれん償却額 0 0 0 3 3
減価償却費
減価償却費
21 38 53 52 79
(顧客関連資産償却含む)
営業利益 -51 54 162 65 224
EBITDA -30 91 215 121 306
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2020年3月期 損益計算書サマリー
2020/3期の実績は、前年比・業績予想を全項目でクリア。
利益面での前年比は大幅な増加。
前年比 達成率
2020/3期
2020/3期 2019/3期 増減額 増減額
(百万円) 増減率 業績予想 達成率
① ② ①-② ①-③
③
売上高 2,167 1,809 +358 +19.8% 2,101 +66 103.1%
売上総利益 1,233 1,051 +181 +17.3% 1,206 +26 102.2%
営業利益 224 65 +158 +242.7% 221 +2 101.1%
経常利益 203 64 +138 +214.3% 189 +14 107.7%
当期純利益 142 35 +107 +300.9% 124 +18 114.7%
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業績推移
接骨院ソリューション事業の進捗により、売上高が順調に推移。
利益面での大幅な増加に貢献。
売上高推移 利益推移
(百万円) (百万円) (人)
2,500 250 100
2,167 200
80
2,000 150
1,809
60
100
1,470
1,500
50
40
1,085 0
1,000 20
-50
655
-100 0
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
500
営業利益 -51 53 161 65 224
経常利益 -56 53 161 64 203
当期純利益 -63 34 73 35 142
0
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 期末人員数 39 46 62 82 85
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売上高の増減要因
接骨院ソリューションでの機材・消耗品販売を中心とした売上高増加に
より、教育研修コンサルや保険の減少を吸収。
(百万円)
会員数の 委託IFAの増員
大幅な増加
接骨院の自費サービス
需要増加による販売進捗
法人向け保険の
緊急事態宣言により 税務上取り扱い
延期・中止になった 変更の影響
セミナー等の影響
接骨院ソリューション 金融サービス
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営業利益の増減要因
人件費や上場関連費用等の増加を、増収効果により吸収。
前年と比較して大幅な増益を達成。
(百万円)
人件費
上場関連費用等の増加
サービスの拡充と新規顧客
獲得による売上高の拡大
売上総利益率は-1.2%
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2020年3月期 業績 四半期推移
2020年3月期4Qの売上高・利益は、新型コロナウイルスの影響を最小
限に抑え、2019年3月期4Qと比較し、増収増益を達成。
売上高推移 利益推移
(百万円) (百万円)
800 150
640
100
600 568 577
544
50
406
400
0
200
-50
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/3期 2020/3期
営業利益 68 -19 71 74 97
0
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 経常利益 68 -20 71 74 78
2019/3期 2020/3期 当期純利益 43 -15 48 50 59
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2020年3月期 業績 四半期推移
2019/3期 2020/3期
(百万円) 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
売上高 568 406 544 577 640
売上総利益 344 224 320 333 356
営業利益 68 -19 71 74 97
経常利益 68 -19 71 74 78
当期純利益 43 -15 48 50 59
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接骨院ソリューション事業
機材・消耗品、請求代行等の大幅な増収により、
営業利益は前年と比較し、500%を上回る実績を実現。
売上高分類 営業利益
(百万円) (百万円)
2,000 250
201
200
1,500
150
1,000
100
500
50 39
0 0
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
2019/3期 2020/3期
合計 640 910 1,140 1,235 1,602
請求代行 -
0 -
0 -
0 87 226
教育研修コンサル 383 298 400 288 243
機材・消耗品 158 292 433 525 783
ソフトウェア 99 319 306 333 350
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接骨院ソリューション事業 取引先数の推移
当社グループと取引実績のある接骨院数、患者データ数は着実に増加。
取引実績のある接骨院数・患者データ数
(院) (万人)
3,000 500
413万人
2,500 381万人
400
334万人 2,387院
1,929院
2,000 297万人
1,677院 300
1,500
1,414院
200
1,000
100
500
0 0
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
取引実績のある接骨院数 患者データ数
*患者データ数:Ligoo POS&CRM内に登録されている患者数
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金融サービス事業
IFAは、委託IFA増員により売上高が増加するものの、保険代理店での
法人保険の販売見直しの影響により、セグメントでは減収減益。
売上高分類 営業利益
(百万円) (百万円)
600 30
25
500 25
22
400 20
300 15
200 10
100 5
0 0
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2019/3期 2020/3期
合計 15 175 330 574 565
IFA 1 43 77 111 209
保険代理店 13 131 253 462 356
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金融サービス事業 保険
法人向け保険の税務上取り扱い変更の影響により、新規ANPは減少。
提携先からの顧客紹介により新規契約数は増加。
新規ANP・新契約数推移
(百万円) (件)
1,500
1,438
1,500
2019年2月
1,385
1,146
国税庁が法人向け生命保険の
全額損金算入を認めない方針の公表
1,000 1,000
740
2019年7月
500 500
最高解約返戻率が50%を超える
定期保険等について抜本的な見直し実施
0 0
2019/3期 2020/3期
新規ANP 新規契約数
※ANP:お客様が支払う保険料のうち、年払いや一括払い等支払方法の違いを調整し、1年あたりの金額に換算した数値。
※ANPの計算上、一括払い保険料については調整を行っております。
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金融サービス事業 IFA
当社IFAは、順調に規模の拡大を実現。
口座数・IFA人員推移 預かり資産・日経平均推移
(口座) (人) (億円) (円)
600 568 15 100 26,000
13
80 24,000
442
75.5
400 10
60 22,000
274
7 49.8
40 20,000
200 5
35.1
3 20 18,000
0 0 0 16,000
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
口座数 IFA人員数 預かり資産 日経平均 週足
(期末時点) (2017年4月3日~2020年3月30日)
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2020年3月期 貸借対照表サマリー
2020年3月のIPOにより、財務健全性は大きく改善。
自己資本比率は51.1%
(百万円) 2019/3期 2020/3期 差異
流動資産 572 1,172 600
現預金 288 942 654
売掛金 158 112 -46
その他 126 118 -8
固定資産 336 436 100
総資産 908 1,608 700
負債 748 786 38
有利子負債 383 386 3
その他 366 400 35
純資産 160 822 662
負債・純資産合計 908 1,608 700
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1. 会社概要
2. 決算概要 2020年3月期
3. 今期目標 2021年3月期
4.今後の成長方針
5. Appendix
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2021年3月期 見通し
上場効果による新規案件獲得や人員増加に伴い、業績拡大の見込み。
2019/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期-2021/3期
(百万円)
実績 実績 予想 増減率
売上高 1,809 2,167 2,462 +13.6%
EBITDA 121 306 331 +8.2%
営業利益 65 224 227 +1.4%
経常利益 64 203 220 +8.1%
当期純利益 35 142 148 +3.7%
※新型コロナウイルス感染症による影響として、緊急事態宣言の発令下でもある第1四半期(4月~6月)は訪問営業の
自粛等、当社グループの営業活動に影響するが、第1四半期以降は業務運営が正常化することを前提としております。
接骨院ソリューション事業
• 全国の接骨院(約50,000院)を販売対象とする『レセONE』を軸としたソフトウェアの販売強化
• 多様なサービスや商品力を強みに、未開拓マーケットの新規開拓に注力
金融サービス事業
• 提携先からの顧客紹介やメディア露出等により、新たな顧客の増加を図る
• IFA人員の増加により、口座数・預かり資産のさらなる増加を図る
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1. 会社概要
2. 決算概要 2020年3月期
3. 今期目標 2021年3月期
4. 今後の成長方針
5. Appendix
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中期的な事業展開
取引シェアの拡大
全国の接骨院約5万院を販売対象とする
『レセONE』の販売に注力
01
接骨院向けサービスメニューの拡充
予防・健康へ注力
接骨院の健康窓口化支援 02
トータルサービス体制構築
事業基盤の拡充
システム開発(設備投資)
採用投資
広告宣伝投資
03
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アクションプラン1.取引シェアの拡大
未開拓接骨院マーケットの獲得
当社と取引実績のある接骨院数は、マーケット全体の約5%。
残り(95%)は当社との取引がない未開拓マーケット。
接骨院ソリューション売上げ 2020/3期 16.0億円
当社取引実績 2,387院
当社取引実績
2,387院
約4.8 %
シェア獲得
全国の接骨院数 約 50,000院
全国の接骨院数
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アクションプラン2.接骨院向けサービスメニューの拡充
接骨院が健康の窓口となる未来
接骨院は健康の窓口として、健康寿命の延伸に寄与する施設となりうる。
高
病院・介護施設
医
運動器の障害
その他 22%
医療領域 療
31% 費
接骨院 全国約50,000院
要支援
要介護の 筋骨格のプロとして運動器障害の
原因 18% 予防に大きく貢献できる可能性
13% 認知症
高齢による衰弱 16%
予防領域
脳血管疾患
健康寿命の延伸
低
31 出所:厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」 © LIGUA, Inc. All rights reserved.
アクションプラン2.接骨院向けサービスメニューの拡充
予防・健康(予防・健康に資するメニュー)への注力
「予防・健康」をキーワードに接骨院の付加価値向上に資するメニューを
増加させていく。
Inject Energy
GRAND SLAM トムソンベッド 予防・健康メニューの提供
2011 2018 202x
2009 2014 2019
Ligoo Pos & CRM EMS「-indepth-」 レセONE
(CRM連携)
⚫ 継続的な接骨院の付加価値向上に
資するコンサルティングメニューの拡充
⚫ 予防・健康に資するメニューへの注力
⚫ 接骨院の「健康の窓口化」に資する
メニューの提供
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アクションプラン2.接骨院向けサービスメニューの拡充
接骨院の患者向けトータルサービス体制の構築
これまで当社は、患者の患治~予防の導線を構築し接骨院をサポート。
症状の訴え 患治 根治 予防 離反
(痛みを取る) (痛みの根本施術) (痛みにくい体)
これまでのメニューに健康メニューを追加
患者向けトータルサービスを確立
患者と長期的な健康維持関係を構築
根治
(痛みの根本施術)
症状の訴え 患治 予防
(痛みを取る) (痛みにくい体)
+健康
(痛まない状態の維持)
メニュー開発予定
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アクションプラン3.事業基盤の拡充
事業基盤の拡充 投資計画
2020年3月期
財務状況
現預金 (9.4億円)
有利子負債(3.8億円)
自己資本 (8.2億円)
自己資本比率(51.1%)
【システム投資】 【採用投資】 【広告宣伝投資】
新たな機能の開発により、 組織体制拡大のための 当社の認知度の向上や
接骨院の業務効率を向上 幹部採用および 企業価値向上に向けた
・レセONE 新卒採用を中心とした ブランディング戦略
・Ligoo POS&CRM 営業人員への投資
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売上構成イメージ
ストック収益を積み上げながら、フロー収益を積極的に獲得。
接骨院ソリューション 金融サービス
売
上
構 機材・消耗品 売買手数料
成
の
イ ソフトウェア 保険手数料
メ フロー収益
ー
ジ
教育研修 管理口座
コンサルティング (資産残高手数料)
ストック収益
投資信託
請求代行
信託報酬
時間
35
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中長期成長イメージ
顧客層の拡大、新規メニュー(予防・健康領域への注力)拡大を通じて、
継続的な成長に取り組んでまいります。
新規事業
売
上
構 金融サービス事業
成 • 人員強化
の
イ • 接骨院ソリューション事業とのシナジー
メ
ー
ジ
接骨院ソリューション事業
• 取引接骨院のシェア拡大
• 規模の大きな市場への展開
• M&Aによるサービスメニューの拡充
現在 将来
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1. 会社概要
2. 決算概要 2020年3月期
3. 今期目標 2021年3月期
4. 成長戦略
5. Appendix
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外部環境①接骨院経営者に高まるニーズ
接骨院数が増加する一方で、療養費は減少傾向。
1院あたり療養費の減少分を補うための収入が必要。
接骨院数、柔道整復師数、柔道整復療養費の推移
(所/人) (億円)
80,000 5,000
接骨院数(所)
就業柔道整復師数(人) 4,500
70,000
柔道整復療養費(右軸) 4,000
60,000
3,500
50,000
3,000
40,000 2,500
2,000
30,000
1,500
20,000
1,000
10,000
500
0 0
2000年 2002年 2004年 2006年 2008年 2010年 2012年 2014年 2016年 2018年
2000年 2002年 2004年 2006年 2008年 2010年 2012年 2014年 2016年 2018年
接骨院数(所) 24,500 25,975 27,771 30,787 34,839 37,997 42,431 45,572 48,024 50,077
就業柔道整復師数(人) 30,830 32,483 35,077 38,693 43,946 50,428 58,573 63,873 68,120 73,017
柔道整復療養費(億円) - - 3,370 3,630 3,933 4,068 3,985 3,825 3,636 -
出所:厚生労働省「衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」及び「柔道整復、はり・きゆう、マッサージに係る療養費の推移(推計)」
並びに「医療保険に関する基礎資料」
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外部環境②接骨院経営の実情
「現在」の接骨院経営は、保険収入の減少分を補う自費施術が重要。
将来的には、自費施術の増加に加えて、新たな収益が必要と推測。
※自費施術とは、保険適用外であり、利用者の100%自己負担となる施術
接骨院収入の内訳(イメージ)
100%
自費施術 物販等
90%
10~20%
80%
自費施術
70%
60%
50%
保険収入
100%
40% 保険収入
30% 80~90%
保険収入
20%
10%
0% 》
過去 現在 将来
出所:一般社団法人金融財政事情研究会 平成26年接骨院(2)市場規模「自由診療の割合をおおむね収入全体の1~2割と推計する」
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当社の強み①.コンサルティングノウハウを活かした営業
これまでに培ってきた接骨院向けコンサルティング支援ノウハウ。
競合他社との差別化ポイント
Ligoo POS&CRM内にある
400万以上の患者データ
CRM内に蓄積されている
患者データを基に分析
接骨院の会計・財務 接骨院の経営・運営
接骨院の会計・財務面 接骨院の経営・運営面
にも着目した目標設定 に対する的確な助言力
独自のコンサルティングノウハウ
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(詳細)400万患者データの活用について
蓄積したデータの活用による的確な課題抽出。
Ligoo POS&CRM 個別接骨院
継続率
通院 将来
分析 回数 分析
蓄積
スタッフ
再診率
分析
全国接骨院約1,250院 離反率
400万患者データ etc.
個別接骨院のデータを分析・課題抽出
課題解決のための最適なコンサルティング及びソリューションを提供
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当社の強み②.当社の商材ラインナップと他社比較
当社グループは、接骨院の経営に必要な商材・サービスを揃えることで
あらゆる課題解決に貢献、他社との差別化を実現。
接骨院ソリューション事業 金融サービス事業 ※当社調べ
経営関連 経営者関連
(法人) (個人)
患者情報 教育研修 サブスク& レセコン
機材等 金融商品 ライフプラン フランチャイズ
管理 コンサル 消耗品 請求団体
接骨院の経営に必要なあらゆる商材・サービスを揃えることでの差別化
A社
B社
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接骨院における悩み
接骨院の悩みは、その成長ステージに応じて変化。
1~3院 4~10院 11院以上
悩みの変化
組織管理体制
接 (経営企画室不在)
骨 悩みの変化 資金調達問題
院 (金融機関対応)
の 教育ができない 教育ができない
悩 (幹部・院長・新人) (幹部・院長・新人)
み 採用ができない 採用ができない
の (新卒・中途) (新卒・中途)
変 競合が多い 競合が多い 競合が多い
化 (接骨院数増加) (接骨院数増加) (接骨院数増加)
売上の問題 売上の問題 売上の問題
(保険請求減少) (保険請求減少) (保険請求減少)
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当社の強み③.接骨院との長期的な関係構築
当社グループは、接骨院の各成長ステージの悩みに対応するメニューを
揃えており、それにより接骨院との長期的な関係を構築。
1~3院 4~10院 11院以上
主要 競合が多い
(接骨院数増加)
教育ができない
(幹部・院長・新人)
組織管理体制
(経営企画室不在)
課題 売上の問題
(保険請求減少)
採用ができない
(新卒・中途)
資金調達問題
(金融機関対応)
売上アップ
顧客管理力アップ
運営力アップ
階層別教育
資産運用
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予防分野への政策シフト
ヘルスケアにおける日本の政策
医療費
現状の保険医療供給ラインイメージ
(潜在)国内需要を考慮したライン
慢性期医療から
当社の攻める 予防分野への大胆なシフト 慢性期医療
ターゲットポイント
重症化予防サービス、
生活支援サービス等の提供
疾病治療に加え、個々人の
生活環境、習慣等に寄り添う
多様性のあるサービス供給
誕生 個人の一生 死
出所:経済産業省商務情報政策局 平成26年3月 日本の魅力を生かした新たな価値創造産業の創出に向けて
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予防分野の強化
平均寿命と健康寿命の差
0歳 40歳 50歳 60歳 70歳 80歳 90歳
平均寿命 80.98 男性
男性
健康寿命 72.14
8.8
歳 健康寿命の
延伸がカギ
平均寿命 87.14
女性 女性
健康寿命 74.79 12.3
歳
要支援・要介護となった原因
柔道整復師は筋骨格の
プロとして運動器障害の
運動器の
障害※
予防に大きく貢献できる
その他
30% 22% 可能性があると期待
認知症
高齢による 18%
出所:厚生労働省
衰弱 「平成28年簡易生命表」「平成30年健康日本21資料」
13% 脳血管疾患 「平成28年国民生活基礎調査」
16% ※骨折・転倒(12%)、関節疾患(10%)
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柔道整復術・接骨院の定義
柔道整復術とは
⚫ 日本古来固有の伝統施術の一つで、
殺法(挙法)と活法(骨・関節の蘇生法)は、
同根・同義
⚫ 国家資格保有者(柔道整復師)による
医業類似行為(施術)
⚫ 骨折、脱臼、打撲及び捻挫等の施術は、
医療保険の適用対象
接骨院とは
⚫ 柔道整復師が柔道整復術を行う施術所(接骨院・整骨院・ほねつぎ等)
⚫ 他資格の取得により、他施設との併設も可能(鍼灸接骨院等)
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接骨院等の医業類似行為と整形外科、整体院との違い
接骨院 鍼灸院 マッサージ院 整形外科 整体院
あん摩マッサージ
施 術 者 柔道整復師 鍼灸師 医師 整体師
指圧師
資 格 国家資格 国家資格 国家資格 民間資格
あん摩マツサージ指圧師、はり師、
根 拠 法 柔道整復師法 医師法 ―
きゆう師等に関する法律
医業類似行為 医業類似行為
行 為 医療行為 矯正
(施術) (施術)
療 養 費 * 3,437億円 411億円 727億円 - -
*2017年度実績:厚生労働省「医療保険に関する基礎資料」より
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将来見通しに関する注意事項
⚫ 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking
statements)を含みます。これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであ
り、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
⚫ それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な
国内および国際的な経済状況が含まれます。
⚫ 今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合でも、当社は本発表に含まれる「見通し情報」の更新・
修正を行う義務を負うものではありません。
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