2021年3月期第2四半期
決算説明資料
株式会社リグア
東証マザーズ（7090）
2020年11月10日
1. 会社概要と目指す姿
2. 決算概要 2021年3月期第2四半期
3. 見通し 2021年3月期
4. Appendix
会社紹介
接骨院などのヘルスケア産業の経営支援に貢献する、問題解決型コンサルティングカンパニー。
※社名の由来は、LIFE GUARD≒健康を支援する＜造語＞
リ グア
経営理念
『良心の相互創生』
全従業員・家族の幸せを追求するとともに、
豊かな良心を育み、社会の発展進歩に貢献する。
グループビジョン
『健康寿命を延ばし、生きることを楽しむ社会へ』
接骨院などのヘルスケア産業の経営・運営を
支援することで人々の健康意識を高め、
健康で豊かな暮らしができる社会の実現を目指す。
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事業内容
接骨院ソリューション事業 売上構成
金融サービス
⚫ 問題解決ツールの提供
33%
（ソフトウェア、機材・消耗品等）
⚫ 接骨院へのコンサルティング
26%
内側：2020年3月期
（売上向上、組織マネジメント、経営管理、教育研修等） 売上高
外側：2021年3月期2Q
⚫ 療養費の請求代行
（レセプト請求業務の代行等）
74%
接骨院ソリューション
67%
金融サービス事業 利益構成
金融サービス
⚫ 保険代理店、IFA*（金融商品仲介業） 20%
10%
⚫ 会社経営者・オーナーの資産形成サポート
内側：2020年3月期
営業利益 外側：2021年3月期2Q
*IFA：各証券会社の営業方針に縛られることなく、
独立・中立的な立場から資産運用のアドバイスを行う専門家
90% 接骨院ソリューション
80%
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ビジネスモデル
接骨院の問題を解決するコンサルティングと、課題を解決する各種ツールの提供。
生命保険・損害保険・証券の様々な金融サービスをワンストップで展開。
接骨院ソリューション事業
経営
人材
効率化
OEM 運営
商品開発
データ蓄積
仕入先 ※接骨院の直接運営は行っていない 接骨院
※2020年9月25日完全子会社化
金融サービス事業
検討・相談
証券 提案・申込
損害 生命 業務委託契約
保険 保険
アフターフォロー
取扱保険・証券会社28社
法人・個人
(2020年9月末現在)
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未開拓接骨院のマーケット獲得余地
当社と取引実績のある接骨院数は、マーケット全体の約6％。
残り(94％)は当社との取引がない未開拓マーケット。
当社取引実績 2,845院※1
当社取引実績
2,845院 アプローチ
約 5.7%
全国の接骨院数 50,077院※2
※1 : 2020年9月末時点の累計実績
※2 :厚生労働省「平成30年衛生行政報告例（就業医療関係者）の概況」
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顧客との永続的な関係性
新規顧客を獲得することで、市場シェアの拡大を推進。
顧客との良好な取引関係を継続することが、永続的な企業価値向上につながる。
既存顧客からの主な売上高 新規顧客獲得のための
ドアノックツール
既存顧客に対して セミナー等を通じて顧客と
問題解決のためのサービスを提供 当社の接点を獲得
⚫ 患者集客ツール
ストック売上高の積み上がり 顧客ニーズの深堀り
⚫ ECマーケット
⚫ データ保守 ⚫ 教育・研修 ⚫ Webコンサル
⚫ システム利用料金 ⚫ コンサルティング ⚫ レセONE
⚫ 次年度手数料 / 保険 ⚫ 機材販売 ⚫ 各種保険 ⚫ 接骨院ソリューション
⚫ 信託報酬 / IFA ⚫ 売買手数料 / IFA ⚫ NISA / IFA ⚫ 金融サービス
現在 既存顧客（LTV＝Life Time Value） 新規顧客
将来 LTVの拡大 市場シェア拡大
0% 既存・新規顧客別 当社の売上高比率イメージ 100%
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取引接骨院増加への施策 / レセONEプラス
「レセONEプラス」は従来の「レセONE」機能に顧客管理CRM機能を追加した、全てのデータを統合管理する
システムツール。接骨院の煩雑な業務をシンプルにすることを実現。
接骨院経営者の様々な悩み
レセONE 累計導入院数の推移
療養費 スタッフ教育 （院）
顧客分析 請求 400
310
300
回数券
売上計画
？ フリーパス 200
69
100
POS
分院
レセプト 0
KPI設定
管理 2019/3期 2020/3期
※:レセONEは2019年2月販売開始
レセONEプラス導入 サービス詳細
レセONE レセONEプラス
2019年2月販売開始 2020年6月販売開始
業務をより良くシンプルに
レセコン機能 レセコン機能プラス
• 受付業務 • POSレジ機能
• レセプト印刷 • 顧客管理（CRM）機能
主な機能 • 施術情報登録 (各種分析、全国対比等)
• 患者情報登録 • その他管理機能
• クラウドデータ・バックアップ
• オフライン稼働
480,000円 880,000円
導入費用
接骨院×IT ～980,000円 ～1,280,000円
0円 6,800円
月額利用料
～3,800円 ～9,800円
※料金は一例（税別）
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予防・健康（予防・健康に資するメニュー）への注力
これまで当社は患者の患治～予防の導線を構築し接骨院をサポート
症状の訴え 患治 根治 予防 離反
(痛みを取る) (痛みの根本施術) (痛みにくい体)
これまでのメニューに健康メニューを追加
患者向けトータルサービスを確立
患者と長期的な健康維持関係を構築
根治
(痛みの根本施術)
症状の訴え 患治 予防
(痛みを取る) (痛みにくい体)
+健康
(痛まない状態の維持)
メニュー開発予定
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今後の戦略
取引接骨院数の拡大を図り、これまでに培った経験を活かし隣接業界への展開に挑戦。
「体」と「お金」の不安を解消し、健康で豊かな暮らしができる社会の実現を目指す。
隣接業界への展開 人員規模拡大
金融
コンサルティング
保険代理店
接骨院
金融商品仲介業
ヘルスケア産業
× 金融業界
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1. 会社概要と目指す姿
2. 決算概要 2021年3月期第2四半期
3. 見通し 2021年3月期
4. Appendix
決算ハイライト / 第2四半期累計
接骨院ソリューション事業を中心に、売上･利益ともに順調な推移。
特に利益面は前年比で大きく進捗。
売上高 EBITDA 営業利益 当期純利益
2021/3
2Q累計 1,233 199 158 102
百万円 百万円 百万円 百万円
前年同期比 +29.8% +124.7% +199.7% +209.1%
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2021年3月期 / 第2四半期の取組み
2021年3月期は第1四半期の大幅な進捗により、第2四半期で中長期的な取り組みを戦略的に推進。
2021年3月期1Q
2020年3月期 緊急事態宣言時 2021年3月期2Q
⚫ 一人の営業人員が多くの ⚫ 大型案件に対して工程
担当先を訪問 数をかけ対応
⚫ 既存顧客のサービス拡充
⚫ 重点的に新規先へアプローチ
⚫ ストックビジネスの推進
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接骨院の患者来院状況
接骨院への患者来院数は、緊急事態宣言下で一時減少したが、現在の患者来院数は大きく回復している。
(人) 1日平均来院数
45
40
1日平均
来院数
2020年 2020年
35 4～6月 7～9月
33.4人 ＋22.5% 40.9人
30 ⚫ 緊急事態宣言が出された2020年4月は接骨院の
来院患者数が減少したが、5月以降は回復
⚫ テレワークの普及等に伴いリモート環境での腰痛等、
25
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (月) 新たな患者の需要が増加
2020/3 2021/3
※当社CRMによる平均値の集計データ
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ヒゴワンの子会社化
接骨院業界を中心にWebコンサルティングを提供し、集客のための効果的な自社HP運用を支援。
株式会社ヒゴワンの概要 接骨院ソリューション事業
経営
名 称 株式会社ヒゴワン
所 在 地 熊本市中央区琴平一丁目 12-7
代 表 者 國武 直樹
事業内容 Webコンサルティング、通信販売、ホームページ制作等 効率化 人材
設 立 2015年1月
⚫ 2020年9月25日を株式譲渡実行日とし、当社が株式会
社ヒゴワンの100％株主となり、完全子会社化 運営・集客
⚫ SEO・Web制作・リスティング広告・SNSグロースハック・
コンサルティング等のWebマーケティングを提供 ⚫ 接骨院の「運営・集客」を強化し、商品ラインナップの強化
⚫ 接骨院との取引実績が豊富にあり、接骨院業界の特性や ⚫ 接骨院に対するワンストップサービスの拡充
ガイドライン等を踏まえたWeb集客に関する高い見識を有
している 顧客との取引関係の長期化
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ヒゴワンの当社での位置づけ
接骨院の売上高を構成している主な要素は以下の通りです。
ヒゴワンによる新規患者数増加のための提供メニュー拡充により、接骨院の売上高増加につなげる。
当社の提供メニュー
新規患者
患者数 再診
• レセONEプラス
継続 • Ligoo POS&CRM
接
骨
院 • EMS-indepth-
の 単価 自費施術
• トムソンベッド
売 • Inject Energy
上
高
来院頻度 予防・健康メニュー拡充 • サービス開発予定
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業績増減要因 / 第2四半期累計
機材・消耗品の売上高は、第1四半期の緊急事態宣言の影響で減少したが、その他の項目は増加した。
利益面では上場関連費用の増加を増収効果により吸収した。
売上高 営業利益
(百万円) (百万円)
+29.8% +199.7%
接骨院ソリューション 金融サービス
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四半期業績推移
第2四半期は前年同期と比較して売上高が増加したが、利益面では減少となった。
(百万円) 業績推移 (%) (百万円) EBITDA推移
700 35 160
売上高（左軸） EBITDA
640
620 613 のれん償却費
営業利益（左軸） 1
140 138
600 568 577 30 減価償却費
営業利益率（右軸） 544 （顧客関連資産償却費含む） 18
1
120 121
営業利益
500 25 23
450 1
100
409 406 1 96
390 382 19.2 1 90
400 372 378 20 84 21
80 18
331 15
15.2 67
1
300 15 60 12 118 61
14.1 13.1 57 55
11 21
13.9 14 97
12.0 12.8
11.0 40
200 10 34 68 71 74
55 15
118 46
41 1 1 1
20 39
97 6.4 1 16 18
100 5.0 68 71 74 5 19 11 12
46 55 13 16
41 39 2 4 5
19 0 -1
1.0 1.1
4 5 -12
-18
0 0
-12 -20
-18
-3.1
-4.4
-100 -5 -40
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
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2021年3月期第2四半期 / 貸借対照表サマリー
新型コロナウイルス感染症の影響による事業環境の変化に備え、財務基盤の安定性を高めることを目的に
金融機関からの借入を行い、有利子負債が増加。
(百万円) 2020/3期末 2021/3期2Q 差異
流動資産 1,172 2,703 +1,531
現預金 942 2,141 +1,199
売掛金 112 327 +215
その他 118 235 +117
固定資産 436 661 +225
総資産 1,608 3,364 +1,756
負債 786 2,361 +1,575
有利子負債 386 1,893 +1,507
その他 400 468 +68
純資産 822 1,003 +181
負債・純資産合計 1,608 3,364 +1,756
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接骨院ソリューション事業 / 四半期推移
機材・消耗品は第1四半期の緊急事態宣言の影響で減速したが第2四半期は回復。
取引実績のある接骨院数は順調に増加。
接骨院ソリューション事業 業績推移 接骨院ソリューションKPI推移
(百万円) (院) +458院
3,000
（6か月） 2,845
600 2Q
請求代行 取引き実績のある接骨院数
教育研修コンサル +458院
（12か月） 2,649
機材・消耗品
500 2,387 1Q
ソフトウェア 452
441
430
420
56
381 64 1,929
400 62 372
2,000
57
354
61
46 1,677
316 22 65 50 59
311 71
300 275 282 73 1,414
268 72 43 84
260
77
241
125 13
67 8 57
81
128
200 63 81 218 225
137 194 1,000
184
112 164
120 113 146
94 252
89 110
100
125
96 98 94 93
71 65 74 72 76 65 72
60
0
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期2Q
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
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金融サービス事業 / 四半期推移
IFAは四半期ベースで、売上高・各KPIの過去最高値を達成。
(百万円) (百万円) 新規ANP（左軸） (件)
300
金融サービス事業 業績推移 保険部門KPI推移
500 新規契約者数（右軸） 500
379 376
IFA売上高 348 457 357 360
400 335 345 400
323
保険売上高 298
270
241 300 300
308
200 263 200
237
219 211
210 202
100 142 142 100
200 187 105
149
0 0
141 168 125 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
27
82
2019/3期 2020/3期 2021/3期
136 ※ANP：お客様が支払う保険料のうち、年払いや一括払い等支払方法の違いを調整し、
18 35 124 1年あたりの金額に換算した数値。
86 ANPの計算上、一括払い保険料については調整を実施。
110
96 95 36 59
100 90 (億円) IFA部門KPI推移 (口座)
26 預かり資産（左軸）
120 613 640 700
74 口座数（右軸） 568
22 32 160 31
503 110 117 600
100
56 15 128 469 467
123 442
114 116 412 500
84 80 375
14 88
88 82 317 400
77 60 76
68 64 64
59 300
42 58 57
40 50
46 200
43
38
0 20 100
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
0 0
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2019/3期 2020/3期 2021/3期
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急拡大するIFA
国内金融商品仲介業者（IFA）
登録外務員数の推移 上場子会社のIFA組織として、充実したバックアップ体制
(人)
4,000 ご参考（国内証券会社の役員・従業員数） 3,833 のもと、新卒採用も含めた人員拡大を図る。
88,288人 91,260人 3,455
（2004年12月末） （2019年12月末）
3,104 3,123
3,012 3,021
3,000 2,846
2,632
2,422 IFAとして活動する意義
2,134 2,120
2,056
2,000 1,870
1,944
⚫ 特定の金融機関に属さず、独立した立場でのアドバイス
が可能
⚫ IFAは「顧客の代理人」であり、「金融機関の代理人」で
1,144
1,000
はない
419
⚫ 毎月のノルマがない
⚫ 転勤がなく、顧客と長期の関係構築が可能
0
※ 日本証券業協会
※ 個人金融仲介業者を除く
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1. 会社概要と目指す姿
2. 決算概要 2021年3月期第2四半期
3. 見通し 2021年3月期
4. Appendix
2021年3月期通期予想
2020年5月12日開示の通期業績予想に対し、計画を上回るペースで進捗。
当初の計画に変更が生じた場合は、速やかに業績予想の修正を行います。
2020/3期 2021/3期 2020/3期-2021/3期 2021/3期2Q累積
(百万円)
実績 予想 増減率 実績(進捗率)
売上高 2,167 2,462 +13.6％ 1,233 (50.1%)
EBITDA 306 331 +8.2％ 199 (60.1%)
営業利益 224 227 +1.4％ 158 (69.6%)
経常利益 203 220 +8.1％ 155 (70.6%)
当期純利益 142 148 +3.7％ 102 (69.5%)
接骨院ソリューション事業
2021/3期 2Q累計進捗率 • 全国の接骨院（約50,000院）を販売の対象とする
「レセONE」を軸としたソフトウェアの販売強化
• 多様なサービスや商品力を強みに、未開拓マーケットの
売上高 50.1% 新規開拓に注力
金融サービス事業
• 提携先からの顧客の紹介やメディアへの露出等により、
経常利益 70.6% 新たな顧客の増加を図る
• IFA人員の増加により、口座数・預かり資産のさらなる
増加を図る
0% 25% 50% 75% 100%
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中期的な事業戦略
未開拓マーケットの開拓
全国の接骨院（約50,000院）を販売対象とする
『レセONE』の販売に注力
01
接骨院向けサービスメニューの拡充
予防・健康へ注力
接骨院の健康窓口化支援 02
トータルサービス体制構築
事業基盤の拡充
システム開発（設備投資）
採用投資
広告宣伝投資
03
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1. 会社概要と目指す姿
2. 決算概要 2021年3月期第2四半期
3. 見通し 2021年3月期
4. Appendix
会社概要とサービス詳細
Company Profile & service details
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会社概要・沿革
株式会社リグア
社 名
(LIGUA Inc.)
本 社 所 在 地 大阪府大阪市中央区淡路町2丁目6-6 淡路町パークビル2号館 2004年 ⚫ 株式会社リグアを設立
2007年 ⚫ 接骨院向け情報サイト「情報最前線」の運営を開始
設 立 2004年10月 2009年 ⚫ 患者情報管理システム「Ligoo POS&CRM」の運営を開始
⚫ 東京事務所を開設
代 表 者 川瀨 紀彦 2011年 ⚫ 幹部育成研修「GRAND SLAM」の運営を開始
2014年 ⚫ 電気的筋肉刺激装置EMS「-indepth-」の販売を開始
従 業 員 数
85名（2020年3月末）
（グループ合計） ⚫ 株式会社FPデザインを子会社化
株式会社FPデザイン
2015年 ⚫ 東京事務所を東京都港区虎ノ門に移転
子 会 社 株式会社ヘルスケア・フィット 2016年 ⚫ 株式会社FPデザインにおいて、保険代理店および金融商品仲介業を
株式会社ヒゴワン
開始
拠 点 大阪本社、東京事務所、福岡営業所 2018年 ⚫ 株式会社ヘルスケア・フィットを子会社化
⚫ 低周波治療器「Inject Energy」および油圧電動式施術台「トムソン
代表取締役社長 川瀨 紀彦 ベッド」の販売を開始
取締役副社長 藤原 俊也、石本 導彦
2019年 ⚫ レセプト計算システム「レセONE」の運営を開始
専務取締役 梅木 智史
役 員 構 成
取締役 大浦 徹也、島 宏一（社外）、村田 雅幸（社外） 2020年 ⚫ 3月13日東証マザーズ上場
常勤監査役 江澤 紳二郎（社外）
⚫ 株式会社ヒゴワンを子会社化
監査役 粂野 聡史、吉田 憲史（社外）
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当社のサービス領域
接骨院ソリューション事業
事業区分 分類 概要
• 接骨院向け患者情報管理システム
• 日々の施術内容をCRMに入力することで自院の課題を分析
Ligoo POS & CRM
• 複数の接骨院を展開するグループ院においては、本部が全体の運営状況をリアルタイムで
把握することが可能
ソフトウェア
• 健康保険組合等に対して、療養費支給申請書を提出する際に使用するレセプト計算シ
ステム
レセONE
• レセONEに入力した情報をCRMとデータ連携することができる
• CRMと併用することにより、CRMの分析機能に反映できることが特徴
• 外部から身体に電気刺激を与えることにより筋肉を運動させる、電気的筋肉刺激装置
EMS-indepth- • 一般的に鍛えにくいとされるインナーマッスルを運動させることができる
• 全身運動が難しい方でも部分的なトレーニングが可能
• 骨盤や背骨の歪みが原因となる痛みへの対処法とした油圧電動式の施術台（一般医
トムソンベッド 療機器）
• 施術者と利用者の両方に負担が少なく、施術時間も短縮できる
機材・消耗品
• 150Vを超える高電圧を用いて身体の深部を刺激することで、疼痛の軽減や筋肉の萎縮
Inject Energy
の改善等に用いられる低周波治療器（特定保守管理医療機器）
• 経営・運営・教育・組織等の各分野における当社のコンサルティングノウハウを集約した教
その他 材や施術方法等の技術用DVDを販売
• 接骨院向けECサイト「LiGUA Market」等にて、接骨院で使用する消耗品等を販売
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当社のサービス領域
接骨院ソリューション事業
事業区分 分類 概要
• 年単位など一定の契約期間を基本とした継続型のコンサルティング
各種コンサルティング • 業績の向上を目的としたもの、財務状況の改善を目的としたもの、組織体制の整備を目的としたもの等、主に接
骨院での経営面、運営面の課題解決を図る
• 接骨院の幹部又は幹部候補者のカテゴリ別で行う集合型の研修プログラム
教育研修 • 接骨院の業績を向上させることに主眼を置き、各参加者のリーダーシップ力・運営力・問題解決力・数値管理力・
GRAND SLAM
コンサルティング 人材育成力・技術力等の向上を図る
その他 • 人材紹介サービスとして、柔道整復師等を主に接骨院に紹介する有料職業紹介「ジョブトス」等を展開
• 当社連結子会社の株式会社ヘルスケア・フィットは、接骨院等における事務負担の軽減を目的とした療養費請求
請求代行 － 代行サービスを展開
• 資金の早期支払いを希望する接骨院に対しては、提携会社による療養費早期支払いサービスを提供
金融サービス事業
事業区分 分類 概要
• 当社連結子会社の株式会社FPデザインにおいて、生命保険会社20社、及び損害保険会社5社（2020年9月
保険代理店
末）と業務委託契約を締結し、保険代理店として各種保険の募集を行っている
金融サービス
IFA • 当社連結子会社の株式会社FPデザインにおいて、金融商品取引業者（証券会社）3社（2020年9月末）と
（金融商品仲介業） 業務委託契約を締結し、IFAとして金融商品の提案及び仲介を行っている
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中期的な事業戦略
Strategy
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未開拓接骨院のマーケット獲得余地
当社と取引実績のある接骨院数は、マーケット全体の約6％。
残り(94％)は当社との取引がない未開拓マーケット。
当社取引実績 2,845院※1
当社取引実績
2,845院 アプローチ
約 5.7%
全国の接骨院数 50,077院※2
※1 : 2020年9月末時点の累計実績
※2 :厚生労働省「平成30年衛生行政報告例（就業医療関係者）の概況」
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接骨院が健康の窓口となる未来
接骨院は健康の窓口として、健康寿命の延伸に寄与する施設となりうる。
高
病院・介護施設
運動器の障害
医療領域
その他 22% 医
31%
接骨院 全国約50,000院 療
要支援 費
要介護の 筋骨格のプロとして運動器障害の予防
原因 18% に大きく貢献できる可能性
13% 認知症
高齢による衰弱 16%
予防領域
脳血管疾患
健康寿命の延伸
低
出所：厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」
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予防・健康（予防・健康に資するメニュー）への注力
「予防・健康」をキーワードに接骨院の付加価値向上に資するメニューを増加させていく。
Inject Energy
GRAND SLAM トムソンベッド 予防・健康メニューの提供
2011 2018 202x
2009 2014 2019
Ligoo POS & CRM EMS「-indepth-」 レセONE
⚫ 継続的な接骨院の付加価値向上に資する
コンサルティングメニューの拡充
⚫ 予防・健康に資するメニューへの注力
⚫ 接骨院の「健康の窓口化」に資するメニュー
の提供
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予防・健康（予防・健康に資するメニュー）への注力
これまで当社は患者の患治～予防の導線を構築し接骨院をサポート
症状の訴え 患治 根治 予防 離反
(痛みを取る) (痛みの根本施術) (痛みにくい体)
これまでのメニューに健康メニューを追加
患者向けトータルサービスを確立
患者と長期的な健康維持関係を構築
根治
(痛みの根本施術)
症状の訴え 患治 予防
(痛みを取る) (痛みにくい体)
+健康
(痛まない状態の維持)
メニュー開発予定
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事業基盤の拡充・投資計画
2021年3月期2Q
財務状況
現預金 （21.4億円）
有利子負債（18.9億円）
自己資本 （10.0億円）
自己資本比率（29.8％）
【システム投資】 【採用投資】 【広告宣伝投資】
新たな機能の開発により、 組織体制拡大のための 当社の認知度向上や
接骨院の業務効率を向上 幹部採用および 企業価値向上に向けた
・レセONE 新卒採用を中心とした ブランディング戦略
・Ligoo POS&CRM 営業人員への投資
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中長期成長イメージ
顧客層の拡大、新規メニュー(予防・健康領域への注力)拡大を通じて、
継続的な成長に取り組んでまいります。
新規事業
・ 予防・健康メニューの提供
売
上
構 金融サービス事業
成 • 人員強化
の
イ • 接骨院ソリューション事業とのシナジー
メ
ー
ジ
接骨院ソリューション事業
• 取引接骨院のシェア拡大
• 規模の大きな市場への展開
• M&Aによるサービスメニューの拡充
現在 将来
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外部環境と当社の強み
External environment & advantage
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外部環境①接骨院経営者に高まるニーズ
接骨院数が増加する一方で、療養費は減少傾向。
１院あたり療養費の減少分を補うための収入が必要。
(所/人) (億円)
80,000 接骨院数、柔道整復師数、柔道整復療養費の推移 5,000
接骨院数（左軸）
4,500
70,000 就業柔道整復師数（左軸）
柔道整復療養費（右軸） 4,000
60,000
3,500
50,000
3,000
40,000 2,500
2,000
30,000
1,500
20,000
1,000
10,000
500
0 0
2000年
2000年 2002年
2002年 2004年
2004年 2006年
2006年 2008年
2008年 2010年
2010年 2012年
2012年 2014年
2014年 2016年
2016年 2018年
2018年
接骨院数（所） 24,500 25,975 27,771 30,787 34,839 37,997 42,431 45,572 48,024 50,077
就業柔道整復師数（人） 30,830 32,483 35,077 38,693 43,946 50,428 58,573 63,873 68,120 73,017
柔道整復療養費（億円） － － 3,370 3,630 3,933 4,068 3,985 3,825 3,636 －
出所：厚生労働省「衛生行政報告例（就業医療関係者）の概況」及び「柔道整復、はり・きゆう、マッサージに係る療養費の推移（推計）」 並びに「医療保険に関する基礎資料」
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外部環境②接骨院経営の実情
「現在」の接骨院経営は、保険収入の減少分を補う自費施術が重要。
将来的には、自費施術の増加に加えて新たな収益が必要と推測。
※自費施術とは、保険適用外であり、利用者の100％自己負担となる施術
接骨院収入の内訳(イメージ)
100%
自費施術 物販等
90%
10～20％
80%
自費施術
70%
60%
50%
保険収入
100％
40% 保険収入
30% 80～90％
保険収入
20%
10%
0% 》
過去 現在 将来
出所：一般社団法人金融財政事情研究会 平成26年接骨院(2)市場規模「自由診療の割合をおおむね収入全体の1~2割と推計する」
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当社の強み①コンサルティングノウハウを活かした営業
これまでに培ってきた接骨院向けコンサルティング支援ノウハウ。
競合他社との差別化ポイント
Ligoo POS&CRM内にある
400万以上の患者データ
CRM内に蓄積されている
患者データを基に分析
接骨院の会計・財務 接骨院の経営・運営
接骨院の会計・財務面 接骨院の経営・運営面
にも着目した目標設定 に対する的確な助言力
独自のコンサルティングノウハウ
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当社の強み②当社の商材ラインナップと他社比較
当社グループは、接骨院の経営に必要な商材・サービスを揃えることで
あらゆる課題解決に貢献、他社との差別化を実現。
接骨院ソリューション事業 金融サービス事業 ※当社調べ
経営関連 経営者関連
（法人） （個人）
患者情報 教育研修 サブスク＆ レセコン
機材等 金融商品 ライフプラン フランチャイズ
管理 コンサル 消耗品 請求団体
接骨院の経営に必要なあらゆる商材・サービスを揃えることでの差別化
A社
B社
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接骨院における悩み
接骨院の悩みは、その成長ステージに応じて変化。
1～3院 4～10院 11院以上
悩みの変化 組織管理体制
(経営企画室不在)
接
骨 資金調達問題
院 悩みの変化 (金融機関対応)
の 教育ができない 教育ができない
悩 (幹部・院長・新人) (幹部・院長・新人)
み
の 採用ができない 採用ができない
変 (新卒・中途) (新卒・中途)
化 競合が多い 競合が多い 競合が多い
(接骨院数増加) (接骨院数増加) (接骨院数増加)
売上の問題 売上の問題 売上の問題
(保険請求減少) (保険請求減少) (保険請求減少)
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当社の強み③接骨院との長期的な関係構築
当社グループは、接骨院の各成長ステージの悩みに対応するメニューを揃えており、それにより
接骨院との長期的な関係を構築。
1～3院 4～10院 11院以上
競合が多い 教育ができない 組織管理体制
(接骨院数増加) (幹部・院長・新人) (経営企画室不在)
主要課題
売上の問題 採用ができない 資金調達問題
(保険請求減少) (新卒・中途) (金融機関対応)
売上アップ
顧客管理力アップ
運営力アップ
階層別教育
資産運用
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予防分野への政策シフト
ヘルスケアにおける日本の政策
医療費
現状の保険医療供給ラインイメージ
(潜在)国内需要を考慮したライン
慢性期医療から
当社の攻める
予防分野への大胆なシフト 慢性期医療
ターゲットポイント
重症化予防サービス、
生活支援サービス等の提供
疾病治療に加え、個々人の
生活環境、習慣等に寄り添う
多様性のあるサービス供給
誕生 個人の一生 死
出所：経済産業省商務情報政策局 平成26年3月 日本の魅力を生かした新たな価値創造産業の創出に向けて
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予防分野の強化
平均寿命と健康寿命の差
0歳 50歳 60歳 70歳 80歳 90歳
平均寿命 81.41 男性
男性 9.2
健康寿命 72.14
歳
女性
平均寿命 87.45
健康寿命 74.79
女性 健康寿命の
12.6
歳 延伸がカギ
要支援・要介護となった原因
運動器の 柔道整復師は筋骨格のプロと
障害※
その他 して運動器障害の予防に大きく
30％ 22％
貢献できる可能性があると期待
認知症
高齢による 18％
衰弱
13％ 脳血管疾患 出所：厚生労働省
16％ 「令和元年簡易生命表」「平成30年健康日本21資料」
※骨折・転倒(12%)、関節疾患(10%) 「平成28年国民生活基礎調査」
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柔道整復術・接骨院の定義
柔道整復術とは
⚫ 日本古来固有の伝統施術の一つで、
殺法(挙法)と活法(骨・関節の蘇生法)は、同根・同義
⚫ 国家資格保有者(柔道整復師)による医業類似行為(施術)
⚫ 骨折、脱臼、打撲及び捻挫等の施術は、医療保険の適用対象
接骨院とは
⚫ 柔道整復師が柔道整復術を行う施術所(接骨院・整骨院・ほねつぎ等)
⚫ 他資格の取得により、他施設との併設も可能(鍼灸接骨院等)
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接骨院等の医業類似行為と整形外科、整体院との違い
接骨院 鍼灸院 マッサージ院 整形外科 整体院
あん摩ﾏｯｻｰｼﾞ
施 術 者 柔道整復師 鍼灸師
指圧師
医師 整体師
資 格 国家資格 国家資格 国家資格 民間資格
あん摩マツサージ指圧師、はり師、
根 拠 法 柔道整復師法 きゆう師等に関する法律
医師法 ―
医業類似行為 医業類似行為
行 為 医療行為 矯正
（施術） （施術）
療 養 費 * 3,437億円 411億円 727億円 － －
*2017年度実績：厚生労働省「医療保険に関する基礎資料」より
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将来見通しに関する注意事項
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」（forward-looking
statements）を含みます。これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、
実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国
内および国際的な経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合でも、当社は本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正
を行う義務を負うものではありません。
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