7086 M-きずなHD 2021-10-15 15:00:00
2022年5月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
2022年5月期 第1四半期
決算説明資料
2021年10月15日
株式会社きずなホールディングス
東京証券取引所 マザーズ市場
証券コード:7086
■ 03-14 2022年5月期 第1四半期 決算概要
□ 16-18 Appendix 会社概要
連結業績ハイライト_22/5期 1Q
単価の回復は限定的だが、前期の積極出店が寄与し件数は堅調。前期比16.5%の増収
増収及び、前期から継続のコスト効率改善等により大幅増益
Topics
2022/5期
前期比 • 今期出店計画10に対し、3ホールの新規出店
1Q実績
出店 累計店舗数は100ホールを突破
• 奈良県への初出店により、展開エリアも拡大
売上収益 2,055 百万円 +16.5%
• 前期積極出店(M&A含む18ホール)が大きく寄与
営業利益 209 百万円 +143.9% 葬儀件数
前期比+15.8%と堅調に推移
四半期利益 107 百万円 +263.3%
• 緊急事態宣言長期化もあり、単価回復は限定的
葬儀単価
前期より概ね横這い推移
葬儀件数 2,321 件 +15.8%
• 増収に伴い大幅増益
コスト
• 前期から継続の内製化進展や広告宣伝効率の向上も
葬儀単価 817 千円 +1.0% 利益
利益押し上げに寄与
3
P/L サマリー_22/5期 1Q
季節性により1Q件数は相対的に少ない傾向(夏季の死亡者数は少なく、冬季が多い)
通期予想に対して、売上収益・利益ともに概ね計画通りの進捗
2021年5月期 2022年5月期 前期比 2022年5月期
1Q実績 1Q実績 増減 増減率 通期予想
売上収益 百万円 1,764 2,055 290 +16.5% 9,200
営業利益 百万円 85 209 123 +143.9% 1,000
営業利益率 4.9% 10.2% +5.3pt - 10.9%
四半期/当期利益 百万円 29 107 77 +263.3% 480
四半期/当期利益率 1.7% 5.2% +3.5pt - 5.2%
葬儀件数 件 2,005 2,321 316 +15.8% 10,200
葬儀単価 千円 809 817 8 +1.0% 840
ホール数 店 83 102 19 +22.9% 109
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葬儀件数 増減要因_21/5期1Q-22/5期1Q
21/5期新店(15ホール)、M&A(3ホール)の通期寄与により件数大幅増加
20/5期以前既存店は+3件と小幅な伸びに留まったが、これは主に首都圏エリアの前年同期件数が好調であったことによる反動
全体の件数は概ね計画通りの進捗
+316件
+15.8%
5
売上収益 増減要因_21/5期1Q-22/5期1Q
葬儀件数同様、前期の新店・M&Aが増収に大きく寄与
(単位:百万円)
+290百万円
+16.5%
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原価率 増減要因_21/5期1Q-22/5期1Q
内製化率の向上や、仕入の見直し等により直接原価率は低下
増収により間接原価率も低下し、売上総利益率は前期比+2.8%
原価・売上総利益の対売上収益比率
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
21/5期 直接原価 労務費 減価償却費 その他 売上総利益
1Q 31.1% 14.4% 13.7% 5.6% 35.2%
22/5期
28.9% 14.5% 13.8% 4.9% 38.0%
1Q
直接原価率 間接原価率 売上総利益率
△2.2% △0.5% +2.8%
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営業利益 増減要因_21/5期1Q-22/5期1Q
増収及び、直接原価率の低下により限界利益は+246百万円、売上総利益は+159百万円の増益
ドミナント効果等により広告宣伝効率は改善(増収の一方で広告宣伝費は微減)
前期比+123百万円の営業増益
(単位:百万円)
+123百万円
+143.9%
売上総利益 販管費・その他
8
葬儀件数・葬儀単価の推移
葬儀件数は増加トレンド継続
葬儀単価はコロナ本格化の20/5期4Qに大きく低下
緊急事態宣言の長期化もあり、当四半期での単価回復には至らず横這い推移
葬儀件数 葬儀単価(通期推移)
(単位:千円)
通期 1Q
1,003 986
9,108 903
818 817
7,908
6,756 18/5期 19/5期 20/5期 21/5期 22/5期
1Q
5,878
葬儀単価(四半期推移)
1,002
939
904
2,321
2,005 831 815 816 817
1,589 1,759 787 809
1,265
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
20/5期 21/5期 22/5期
18/5期 19/5期 20/5期 21/5期 22/5期
9
葬儀単価 増減要因_20/5期-22/5期1Q
コロナ発生以降、参列者数減少と、それに伴う葬儀の簡素化により葬儀単価が低下
足元でプラン構成は良化のトレンド(低価格帯比率の減少)
一方で、参列者数の回復が鈍いことや料飲の減少により、各価格帯毎の単価も低下しており、結果的に全体単価は横這い
プラン価格帯別の葬儀件数比率 葬儀単価 平均参列者数
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
火葬式・直葬 低価格帯 中価格帯 高価格帯 オリジナルプランその他
20/5期 通期 903千円 31.2人
16.2% 23.4% 23.3% 9.9% 21.9% 5.3%
21/5期 1Q 18.5% 32.8% 16.6% 7.1% 20.9% 4.2% 809千円 22.5人
2Q 17.5% 30.6% 18.2% 5.8% 23.8% 4.1% 831千円 22.5人
3Q 16.9% 31.4% 16.9% 7.3% 22.5% 5.1% 815千円 20.9人
4Q 17.3% 28.9% 19.4% 6.4% 21.0% 7.1% 816千円 22.8人
22/5期 1Q 17.2% 24.1% 20.6% 7.5% 23.1% 7.4% 817千円 21.2人
(※)葬儀件数比率算定にあたり、今回開示分より前期M&A備前屋の件数を算入。
企業結合(21/5期3Q)以降の件数比率について、過去公表の数字と差異が発生しています。 10
オリジナルプラン(オーダーメイド型葬儀プラン)の推移
「ひとりひとりに合った葬儀の実現」という新しい価値の創造を目指し、2016年より当社独自のオーダーメイド型葬儀をスタート
コロナ下においても件数・件数比率ともに増加し、サービス開始からの累計件数は約6,000件に
オリジナルプラン件数/葬儀件数比率
通期件数
1Q件数
葬儀件数に占めるオリジナルプラン比率
23.1%
21.9% 22.1%
16.0%
2,009
1,733
8.4%
1,079
1.6%
492 535
437 419
204
89 105
17/5期 18/5期 19/5期 20/5期 21/5期 22/5期
11
店舗数の推移
積極出店方針を継続。今期10ホールの出店計画に対し、1Qは3ホールのオープン
奈良県に初出店し、直営展開エリアは9道府県に拡大
(※)開示日現在では更に2ホールがオープン済
店舗数推移 店舗数内訳
109 21/5期末 22/5期 1Q
102 エリア
99 +10 店舗数 増減 店舗数
+3
+18 北海道 18 18
81
74 千葉 18 1 19
69 +7
+5 神奈川 1 1
+10
愛知 14 14
京都 6 6
奈良 - 1 1
岡山 3 3
熊本 17 17
宮崎 22 1 23
18/5期 19/5期 20/5期 21/5期 22/5期 22/5期 計 99 3 102
1Q 計画
12
B/S サマリー_22/5期 1Q
新規出店により、有形固定資産・使用権資産及び、リース負債が増加
(単位:百万円)
2021年5月期 2022年5月期
増減
期末 1Q
流動資産 1,347 1,401 54
現金及び現金同等物 1,056 1,091 35
非流動資産 19,536 19,873 337
有形固定資産 4,138 4,219 80
使用権資産 10,911 11,161 250
のれん 3,625 3,625 0
資産合計 20,883 21,275 391
流動負債 2,554 2,588 34
借入金 599 825 225
リース負債 825 846 20
非流動負債 14,382 14,631 249
借入金 3,999 3,999 0
リース負債 10,027 10,267 240
負債合計 16,936 17,220 283
資本 3,947 4,054 107
負債及び資本合計 20,883 21,275 391
(※)当社は、IFRSリース会計基準に基づき、リース取引を使用権資産・リース負債として認識しています。
使用権資産・リース負債のうち大部分は、ホールの賃借によるものです。
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CF サマリー_22/5期 1Q
(単位:百万円)
2021年5月期 2022年5月期
増減
1Q 1Q
営業CF 251 152 △ 98
税引前四半期利益 45 164 119
減価償却費 275 320 45
法人所得税の支払額 △ 61 △ 219 △ 157
その他 △8 △ 113 △ 105
投資CF △ 180 △ 133 46
有形固定資産の取得 △ 150 △ 114 35
その他 △ 30 △ 18 11
財務CF 219 16 △ 203
借入金の借入 400 265 △ 135
借入金の返済 △1 △ 41 △ 39
リース負債の返済による支出 △ 178 △ 207 △ 28
現金等の増減額 291 35 △ 255
現金等の期首残高 513 1,056 542
現金等の期末残高 805 1,091 286
14
□ 03-14 2022年5月期 第1四半期 決算概要
■ 16-18 Appendix 会社概要
企業概要
当社は、葬儀葬祭業を営む事業会社3社を保有する純粋持株会社
葬儀施行業とネット集客業の2事業を通じて、全国33都道府県にて葬儀施行可能な体制を整備
2000年の当社前身創業以来、「家族葬のパイオニア」として家族葬市場をリード
きずなホールディングス
(グループ経営戦略の立案・推進・管理)
家族葬のファミーユ 花駒 備前屋
(葬儀施行業・ネット集客業) (葬儀施行業) (葬儀施行業)
展開エリア 直営ホール数
家族葬のファミーユ 北海道 18
千葉 19
葬儀施行業 展開エリア
(直営・委託) 神奈川 1
ネット集客業 展開エリア 愛知 14
熊本 17
宮崎 23
花駒 京都 6
奈良 1
備前屋 岡山 3
計 9道府県 102
※2021年8月末日時点 16
当社のフィロソフィー
事業活動を通じた社会貢献を果たすべく、「理念」「存在価値」「経営方針」を基軸に持続的成長を追求
創業に託した想い = “葬儀再生は、日本再生。”
経営理念 私たちは家族葬を通じて家族や人との絆があらためて結び直され、それが世代を超えてつなが
ることによって、誰もが孤独に陥ることなく、命の重みを深く感じ、1日1日を大切に生きよう
とする人であふれた社会を作りたい
私たちが果たす役割 = “家族の絆、人との絆をつなぐ”
存在価値 私たちの家族葬によって家族や親しかった人が、それぞれに『思い出』を持ち寄り『感謝』の
気持ちを分かち合い、共に生きた『証』を胸に刻むための十分な時間を持つことで家族や人の
“絆”を感じながら生きていく人を増やしたい
私たちの価値基準 = “生活者目線で全てを見直す”
経営方針
経営判断から日々のサービスに至るまで、葬儀社目線を徹底的に否定し、生活者目線を貫く
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当社の革新性
旧来の葬儀の在り方を見直し、「生活者」の立場から必要とされるサービスを追求
従来の葬儀は儀礼儀式のための時間 ⇒ 家族の絆をつなぐための時間へ
葬儀の「価値」
従来の葬儀では、儀礼儀式の進行が重視されるあまり、「気がついたら遺骨になっていた」とい
を変えたい う話がよく聞かれます。当社はそうではなく、故人様の「思い出」を振り返り「感謝」を伝え、
生きた「証」を記憶に残し、心ゆくまで家族がお別れの時間を持てる葬儀に変えていきたい。そ
のプロセスが家族の絆を強くすると考えています。
従来の葬儀は終わるまで料金が分からない ⇒ 透明で事前に選べる価格へ
葬儀の「価格」
慌ただしいなか、葬儀社に言われるままに葬儀をとり行ったものの「終わったあとの請求書を見て
を変えたい 驚いた」という話がよく聞かれます。このような不透明で不誠実な価格体系を、当社では事前に費
用がはっきり分かり、葬儀社の言いなりにならず「家族の意志で自ら選べる」透明性の高い価格体
系を提示してきました。
従来の葬儀は葬儀社主導で画一的 ⇒ 家族主導で「らしさ」を叶える葬儀へ
葬儀の「品質」
これだけ選択肢が豊富な世の中になったのに、葬儀だけはなぜ画一的なのか。価値観も考え方も
を変えたい 故人様への思いも家族ごとに違うのに、決まりきったサービスを押し付けられている状況を変え
るべく、当社ではオーダーメイド型の家族葬をはじめ、多様なスタイルでのサービスを提供し続
けています。
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免責事項
本資料は、情報提供のみを目的として作成されたものであり、当社の有価証券の売買の勧誘を構成するものではありま
せん。本資料に含まれる将来予測に関する記述は、当社の判断及び仮定並びに当社が現在利用可能な情報に基づくもので
す。将来予測に関する記述には、当社の事業計画、市場規模、競合状況、業界に関する情報、成長余力及び財務指標並び
に予測数値が含まれます。将来予測に関する記述は、あくまでも当該記述がされた時点におけるものであり、将来変更さ
れる可能性があります。将来予測に関する記述によって表示又は示唆される将来の業績や実績は、既知又は未知のリスク、
不確実性その他の要因により、実際の業績や実績は当該記述によって表示又は示唆されるものから大きく乖離する可能性
があります。
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財務に関する指標は、算定方法や基準時点の違いその他の理由により、当社に係る同様の指標と比較対照性が無い可能性
があります。
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