7084 M-キッズスマイル 2021-05-26 08:32:00
(訂正)「2021年3月期 決算説明資料」の一部訂正について [pdf]

                                                     2021 年5月 26 日
各   位
                                     会社名 株式会社 Kids Smile Holdings
                                     代表者名 代表取締役社長 中西 正文
                                         (コード:7084 東証マザーズ)
                                        問合せ先 専務取締役 田上 節朗
                                                  (TEL.03-6421-7015)


           (訂正)「2021 年 3 月期 決算説明資料」の一部訂正について


 2021 年5月 25 日に開示いたしました「2021 年3月期決算説明資料」において、記載内
容の一部に下記のとおり誤りがありましたので訂正いたします。なお、訂正後の資料を当
該お知らせに添付しております。


                               記


1. 訂正の内容
        ≪訂正前≫
        ・37 ページ
         2022 年3月期予想   営業外損益 820 百万円
         2022 年3月期予想   経常利益    500 百万円


        ≪訂正後≫
        ・37 ページ
         2022 年3月期予想   営業外損益       1,410 百万円
         2022 年3月期予想   経常利益        820 百万円
訂正箇所は赤丸で囲った数字になります。


≪訂正前≫




≪訂正後≫




2.訂正の理由
    転記誤りにより、記載数値に誤りがあり訂正するものです。
                                  以   上
2021年3月期 決算説明資料
2021年5月25日
株式会社Kids Smile Holdings
証券コード 7084




                「教育を通じて社会に貢献する」
                          「教育を通じて社会に貢献する」
2021年3月期 連結決算概要 P2
2022年3月期 業績予想           P10
当社グループの中長期戦略            P13
3ヵ年方針と数値目標              P34




      「教育を通じて社会に貢献する」         1
2021年3月期 連結決算概要




     「教育を通じて社会に貢献する」   2
   2021年3月期決算ハイライト
   新型コロナウィルスの影響から通期の業績予想を厳しく見込んでおりましたが、様々な施策
   の効果により、当初の業績予想を上回ることができました。このような環境の中、継続的に
   新規案件への投資をおこなった結果、前期と比較して、EBITDAは増加いたしました。

            2020年3月期 2021年3月期   2021年3月期     前期比
                                                           主な増減要因
 (単位:百万円)     通期業績    業績予想※1      通期業績       増減額


   売上高         7,275    8,852      9,113          1,837 認可保育所が11施設増加

                                                         認可保育所増加に伴う
 EBITDA※2        251        -        324            73
                                                         減価償却費の増加

                                                         園の継続的な新設及び
  営業利益         ▲323     ▲682       ▲382           ▲58
                                                         新型コロナ感染症の影響
                                                       認可保育所新設時の補助
  経常利益         1,885      651        983          ▲901 金が23億円から14億円
                                                       へ約9億円減少
親会社株主に帰属                                                 当期減損損失として特別損
 する当期純利益
                1,175     387        547          ▲627
                                                         失を1.3億円計上

※1:2020年8月14日発表の2021年3月期業績予想
※2:EBITDA=営業利益+減価償却費
                                「教育を通じて社会に貢献する」                     3
     業績推移
     施設数の増加に比例して、売上も増加しております。
     既存施設の収益力の向上に伴い、EBITDAも増加傾向で推移しております。
     (2018年3月期までは単体、2019年3月期以降は連結の数値を記載)

                 売上高                          EBITDA                          経常利益※

10,000                                                              2,000          1,965 1,885
                                  500
                          9,113
                                                                    認可保育所の施設整備補助
                                                                    金(営業外収益)による
                       7,275
                                                              324   一時的収入の影響大


                  5,326                                                                      983
                                                    255 251
5,000                             250                               1,000         898

             3,078                            162
                                        128
         1,815                                                              386



    0                              0                                    0




                                                                                                 (百万円)
※経常利益については、施設整備費補助金(営業外収益)の影響により、変動しております。
                                                「教育を通じて社会に貢献する」                                   4
   運営施設の状況
   2021年3月期において東京都に認可保育所を11施設開設し、2021年3月末時点で
   の運営施設数は合計で62施設となりました
                            キッズガーデン足立島根                  キッズスマイル葛飾東水元
                            キッズガーデン足立興野
                            キッズガーデン足立青井
   施設数(2021年3月31日時点)
民間教育サービス施設             5
認可保育所                  57
                              キッズガーデン上池袋
東京都                    50                               足立区

神奈川県                   5                                      葛飾区
                                                 豊島区
愛知県                    2       国分寺市

        計              62                                           キッズスマイル江東有明
                                                         江東区        キッズスマイル江東東砂
                             キッズガーデン国立駅前        目黒区                 キッズスマイル江東北砂
                                                  品川区



                            キッズガーデン目黒三丁目
                                                         キッズガーデン五反田駅前



                                      「教育を通じて社会に貢献する」                       5
運営施設数及び在籍児童数の推移
運営施設数の増加に伴って在籍児童数も増加してまいりました。

(施設数)                                                                          (児童数)
80                                                                             4,500
                                                                      4,026
                                                             3,668      6

60                                                             5
                                                    2,705                      3,000
                                                      5
                        2016年6月
40                     KID’S PREP          1,982
                     PROGRAM提供開始             4
     2014年4月                                                           66
     認可保育所                                                    57               1,500
      事業参入                       1,252
                                                     46
20                                 4
                         731                32
                506       3
                 3
        258                       19
         3      10       13
 0       3                                                                     0
     2015/3    2016/3   2017/3   2018/3    2019/3   2020/3   2021/3   2021/4

                        認可保育所          民間教育サービス           在籍園児数


                                          「教育を通じて社会に貢献する」                              6
    認可保育所新設園の運営状況
    開設時に入所した園児の年齢が上がる事により、充足率も向上して、黒字化して参ります。
    2021年3月期に新規開設した認可保育所も来期以降の順次黒字化を想定しております。

                                             黒字化した園の割合※


           【9割超が黒字化】
              既存園開設後         9割超が黒字化           9割超が黒字化
               25か月~



           【7割超が黒字化】         7割超が黒字化           7割超が黒字化
              既存園開設後                                    10
              13~24か月
                                                             14 施設



              新設園開設後          1                     0
              0~12か月              14 施設                  11 施設


                             2020年3月期           2021年3月期
                               (実績)               (実績)
※本社費を除く各施設ごとの管理上のP/Lにおける損益
                                  「教育を通じて社会に貢献する」                    7
  連結貸借対照表
                                         前期比
            2020年3月期     2021年3月期                        主要な増減要因
 (単位:百万円)                                増減額
                                                     現金及び預金 +6億円
流動資産            2,545       3,679              1,133 未収入金 +4億円
                                                     施設の内装等 +9億円
固定資産            8,979      10,264              1,285 施設の敷金等 +3億円

資産合計            11,525     13,944              2,419 -


流動負債            3,616       4,999              1,383 短期借入金 +10億円

固定負債             3,181      3,654               472 -

負債合計            6,798       8,654              1,855 -


純資産             4,726       5,290               563 利益剰余金 +6億円


負債・純資産合計        11,525     13,944              2,419 -


                             「教育を通じて社会に貢献する」                     8
   連結キャッシュ・フロー計算書
                                            前期比
              2020年3月期      2021年3月期                       主要な増減要因
 (単位:百万円)                                   増減額
現金及び現金同等
物の期首残高
                     696       1,526               829 -

                                                       開設補助金収入は
営業活動による
キャッシュ・フロー
                   2,307        1,601             ▲705 前期23億円に対し
                                                       今期14億円
                                                       施設関連に前年同水準
投資活動による
キャッシュ・フロー
                  ▲2,349      ▲2,327                21 の20億円程度を
                                                       投資

フリー                                                    主に、開設補助金などの
キャッシュフロー
                     ▲42       ▲725               ▲683 一時収入の減少

                                                       前期は上場時の新株発
財務活動による
キャッシュ・フロー
                     871       1,339               467 行9億円、今期は短期借
                                                       入金10億円

現金及び現金同等
物の期末残高
                    1,526      2,139               613 -

※フリーキャッシュフロー = 営業活動によるCF + 投資活動によるCF

                                「教育を通じて社会に貢献する」                    9
2022年3月期 業績予想




     「教育を通じて社会に貢献する」   10
 2022年3月期 業績予想
 新型コロナウィルスによる民間教育サービスの休園措置のリスクや大型の新規事業への
 初期投資を勘案しております。

                2021年3月期      2022年3月期       前期比
                                                           前期比
 (単位:百万円)         通期業績          業績予想         増減額

   売上高                9,113     10,450             1,337   +14.7%

  EBITDA               324         245              ▲79    ▲24.2%

  営業利益                ▲382       ▲590              ▲208          -

  経常利益                 983         820             ▲163    ▲16.6%

親会社株主に帰属
 する当期純利益
                       547         500              ▲47     ▲8.8%

            •   新設施設は、2021年4月に認可保育所が9園、民間教育サービス1施設の合計10施設が
                開園済
業績予想の前提     •   今期中に開設予定の大型施設の初期投資費用を見込む
            •   新型コロナウィルス感染症の影響による民間教育サービスの休園措置なども想定

                                 「教育を通じて社会に貢献する」                     11
   2021年4月 開設施設数
   認可保育所9園及び当社初となる学童施設を開設いたしました。
   今期中に当社のフラッグシップとなる大型施設を開設予定です。
        認可保育所

                                                         キッズスマイル葛飾東金町
   施設数(2021年4月1日時点)            キッズスマイル板橋東坂下
民間教育サービス施設            6
                                                              キッズガーデン北小岩
認可保育所                 66
                           キッズガーデン新小金井
東京都                   59
                                                                キッズスマイル江東塩浜
神奈川県                  5                     板橋区
                                                                キッズスマイル江東千石
                                                          葛飾区
愛知県                   2
        計             72       小金井市
                                      杉並区                     江戸川区

                                                        江東区
                                                  港区
                                      世田谷区



 キッズガーデン高円寺北                                 学童施設
 キッズガーデン杉並堀ノ内                                          キッズガーデン
                                                       アフタースクール
                      キッズスマイル世田谷梅丘
                                                       Education Lab 広尾

                                「教育を通じて社会に貢献する」                        12
当社グループの中長期戦略




    「教育を通じて社会に貢献する」   13
企業ビジョン
「教育を通じて社会に貢献する」




             私たちは、幼児期における非認知能力の育成こそが、人が生涯におい
             て幸せに暮らし、心豊かな生活を送るための重要な基盤になると考え
             ております。

             「生活の場としての保育」から「幼児教育の場としての保育」へと変革
             を進め、社会に必要な基盤としての保育施設を安定的に運営するとと
             もに、非認知能力の育成を軸にした幼児教育に取り組んでまいります。

             また、0~9歳における全ての幼児教育サービスを提供する「キッズ
             ガーデン教育圏」を築き広めてまいります。




                  「教育を通じて社会に貢献する」           14
    中・長期戦略の概要
    (キッズガーデン教育圏の実現・確立に向けて)

「教育を通じて社会に貢献する」
 変わらぬ価値                 「キッズガーデン教育圏              キ
   =当社グループの強み                 の確立に向けた戦略」         ッ
◇教育的価値
                        ■既存施設の充実                 ズ
 ∟幼児教育の徹底追及によって、子どもの
                                                 ガ    拡大
  成長を実現する価値の提供           ∟当社グループの強みを生かした
◇体験価値                      「選ばれる」園づくり            ー
 ∟お客様のニーズと真摯に向き合い、期待を   ■民間教育サービスの拡充             デ
  超える価値の提供               ∟補助金に左右されず「質の高い幼        ン   ✓フランチャイズ展開
                          児教育サービスに対する高いニー        教   ✓海外展開
「変化する市場環境」                ズに応える」体制
                         ∟民間教育サービスへの重点投資         育   ✓M&A
 ◇新型コロナウィルスの影響           ∟公的サービスと民間教育サービス        圏
  ∟一時的な出生数の減少             の割合1:1                 の
 ◇待機児童の減少               ■事業領域の拡大                 確
 →選ばれる園づくりの重要性が増大        ∟0歳~9歳までの一貫した幼児教
 ◇幼児教育無償化                                        立
                          育の実現
 →可処分所得の増加による、
  民間教育サービスへの需要拡大
                         ∟業務提携


 キッズガーデン教育圏
 ※子どもの成長に重要な0~9歳における全ての幼児教育サービスを提供する当社グループの構想


                               「教育を通じて社会に貢献する」              15
 当社グループの特徴
 当社グループは、認可保育所事業と民間教育サービスを展開しております。
 二つの事業の強みやノウハウを相互に補完・活用する事で成長してまいりました。
    認可保育所                       民間教育サービス




   自治体からの補助金                    補助金に頼らず、
   と指針に基づく運営                  当社の方針に基づく運営

高い公共性により社会の基盤を支え          質の高い幼児教育サービスに対する高
ると共に、当社グループの基盤を長期         いニーズに応えると共に当社グループの
    安定的に支える事業                更なる成長を支える事業


幼児教育におけるハイブリット型(公的サービスと民間教育サービス)の事業展開

                    「教育を通じて社会に貢献する」            16
市場環境の変化




          「教育を通じて社会に貢献する」   17
  市場環境の変化①
  市場環境の変化により、利用者のニーズを的確に捉えたサービスの提供が求めら
  れる時代になります

(人)                       待機児童数                             (万人)
                                                                                 出生数

30,000                  約2.6万人                              120 約104万人
                                                                                             約87万人
                                                             90
20,000

                                              約1.2万人         60
10,000
                                                             30

      0                                                       0
          2015   2016   2017   2018   2019   2020   2021           2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
                                                    (予想)                                         (予想)

  ■待機児童数の減少、コロナの影響による出生数の減少に伴い、一時的に0~2歳児の保育需要が減少
  する見込みで、行政の施設整備策も進み、以前の想定よりも早く保育所の不足感が落ち着くと想定され
  ます。
  ■保育所の定員充足率を維持するため、事業者は利用者の変化するニーズを的確に捉え、選ばれる園に
  なることが求められます。

  ◎当社は「選ばれる園」として、開園当初からお客様に真摯に向き合い、お客様の求めるサービスを追求
  してきた民間教育サービスのノウハウを活かし、『選ばれる園づくり』を目指してまいります。

                                                           「教育を通じて社会に貢献する」         出所:厚生労働省、日本総研        18
市場環境の変化②
認可保育所の利用者にとって、これまでの20年は、希望する園を選ぶことが出来ない
環境でした。利用者が園を選べる環境に変化したことで、当社グループの強みが活きる
時代が到来しました。
    認可保育所
(行政へ利用者が申し込む)

 従来                          今 後
   利用者が希望する園を                      利用者が園を選べる(希望が通りやすい)環境となる
                                   ◇園の特徴によって、利用者が保育園を選ぶ時代
 必ずしも選べる環境ではなかった                   ∟初めて利用者が園を選ぶことが出来る時代の到来
                                   ∟『選ばれる園』づくりの重要性が増す
                   市場環境の変化




                 民間教育サービスのノウハウを駆使し、
                保護者が選びたい園づくりに取り組んできた
                      B園


                   当社グループの強みが
                    活きる時代の到来
                           「教育を通じて社会に貢献する」             19
当社グループの強み




            「教育を通じて社会に貢献する」   20
  当社グループが追求してきた価値
  二つの価値を追求し、お客様に選んで頂ける園づくりに取り組んできた12年
  この想いとノウハウこそが『保育園を選ぶことが出来る時代』で成長し続ける最大の武器
追求してきた二つの価値
◇教育的価値
 ∟幼児教育の徹底追及によって、子どもの成長を実現する価値の提供

◇体験価値
 ∟お客様のニーズと真摯に向き合い、期待を超える価値の提供

     プレスクール一体型保育所
 「キッズガーデンプレップスクール自由が丘」
                          ✓2009年5月に開園
       (開園前の様子)
                          ✓子どもの自主性や集中力を育てる「モンテッソー
                           リ教育」や非認知能力育成の「レッジョ・エミリア・
                           アプローチ」を取り入れたプログラムを実施
                          ✓現在では、ウェイティングが出る都内屈指の人気
                           施設

                         「教育を通じて社会に貢献する」         21
        教育的価値を提供するための非認知能力育成の取り組み
       当社は幼児期において重要な「非認知能力」の育成に先駆けて取り組んでまいりました。
       非認知能力の重要性はOECDレポート※で提起され、政府も「非認知能力」の育成を重視する
       方針を打ち出しております。
                                                                   コロナ禍     アフターコロナ
      2009年              2016年   2017年   2018年   2019年     2020年    2021年   2022年ごろ


              「非認知能力」教育プログラム(KID’S
  当           PREP. PROGRAM)提供開始
  社                                              予測できない未来において
               「非認知能力」導入
          モンテッソーリ教育やレッジョ・エミリア・                   非認知能力の重要性が増大
          アプローチなど「非認知能力」の育成を
          軸に様々な幼児教育を提供する
          プレスクール一体型保育所を開園


  政
  府
                     「非認知能力」重視
                保育所保育指針、幼稚園教育要領など         保育所保育指針・
                に「非認知能力」の育成を推進する方針        幼稚園教育要領の施行
                を記載


※OECDレポート:2004年発表「スターティング・ストロングレポート」
                                         「教育を通じて社会に貢献する」                        22
  オリジナル幼児教育プログラムの開発
  創業当初から幼児教育における「非認知能力」の育成を重視しており、
  オリジナルプログラム“KID’S PREP. PROGRAM”を開発し、全園で提供しております。



      KID’S PREP. PROGRAMとは                    非認知能力とは
KID’S PREP. PROGRAMは、幼児教育のパイオニ     • 正解が一つではない問いに自分なりの答えを出
アである株式会社伸芽会と当社グループ会社キッズス             すことができる
マイルプロジェクトが共同開発を行った、幼児の知力向          • 他人とコミュニケーションを取ることができる
上と発想力育成を重視した「保育園・幼稚園における質          • 自分の気持ちをセルフコントロールできる
の高い幼児教育」を可能にするオリジナルプログラム           • 積極的にものごとに取り組み、達成感を感じるこ
です。
                                     とができる
6歳までに身に付けたい「見る力」「聞く力」「話す力」
「考える力」「行う力」の5つの力をバランスよく育て、小
学校入学後に役立つ基礎力をしっかりと育成するとと
もに、幼児期に必要な「非認知能力」を養うことができ            非認知能力の育成を通して、予測できない
                                      未来を生きる子どもたちを育みます
ます。

                                 「教育を通じて社会に貢献する」             23
当社グループの成長戦略




        「教育を通じて社会に貢献する」   24
   民間教育サービスへの重点投資
   当社グループの原点に立ち返り、民間教育サービスへの投資を強化することにより、『真の
   ハイブリッド経営』_(公的サービス:民間教育サービス=1:1)を実現致します。

        実質可処分所得の推移(2012年=100とした指数)※1                   ■幼児教育無償化に伴う、財源年間
104.0
                                                        約8,800億円※2
                                                       ■幼児教育無償化に伴い、子育て
102.0
                                                        世代の可処分所得が増加する見込み
100.0

 98.0
                                                       ◇増加した可処分所得により、民間
 96.0
        2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019    教育サービスへのニーズは一層高まる




 民間教育サービス:公的サービスの事業割合=1:1の実現を目指します。
※1:大和総研『2012 年~2019 年の実質可処分所得の推移と今後の展望』より
 4人世帯(30代4人世帯子ども2名想定)
※2:内閣府より

                                                「教育を通じて社会に貢献する」           25
 幼児教育サービスにおける『真のハイブリッド経営』
 (公的サービス:民間教育サービス=1:1)
 認可保育所事業
 ∟環境が変化していく中でも、選ばれ続ける園である為に、幼児教育に力を入れた園づくりを加速
 民間教育サービス
 ∟更なる成長を遂げるために、重点投資で施設数を拡大

            認可保育所                        民間教育サービス
 主要施設                            主要施設
 • 認可保育所                         • プレスクール一体型保育所
   (東京・神奈川・愛知)                   • ハイエンド向け学童施設
                                 • 幼児教室
 収益構造                            • 運動/野外体験教室 等
 • 自治体からの補助金による収入                収益構造
 • 補助金は園児数や園児の年齢等により決定           • 付加価値に応じた価格設定が可能
                                 • 顧客ニーズに対応することで高収益が見込める
 展開地域
 • 補助金制度の充実により質の高い幼児教育の提供        展開地域
   が可能であり、かつ子どもの数も多い東京中心         • 現在の民間教育サービスを展開している東京を起点
                                   として、全国へ展開予定
既存施設の強化                       重点投資
   高い公共性により社会の基盤を支えると共に、          質の高い幼児教育サービスに対する高いニーズに
  当社グループの基盤を長期安定的に支える事業          応えると共に当社グループの更なる成長を支える事業


                            「教育を通じて社会に貢献する」                  26
0~9歳まで一貫したサービスの提供
6歳までを対象とした従来のサービスの展開に加え、9歳まで対象を拡大し、子どもの
成長に沿った一貫したサービスの提供を実現してまいります。

                                             引き続き子どもの成長を
                                             親と共に支える時期。
              就学前の乳幼児期であり、親・保育所が成長を          その後の自立、社会を
              支える時期。非認知能力の育成が基礎となる           生き抜く力の基礎を作る
         0歳                             6歳                 9歳

公的サービス
                     認可保育所                      小学校




               プレスクール一体型保育所・幼児教室

民間教育
サービス                                            学童

                                                     2022年3月期に
                       0歳~9歳までの一貫した幼児教育の実現           サービスを拡大


                 0歳~9歳までの一貫した幼児教育におけるフラッグシップとなる
                         大型施設を今期中に開園予定
                             「教育を通じて社会に貢献する」                     27
    2022年3月期 成長に向けた投資①
    2021年4月にハイエンド向けの学童教室を広尾に開設しました。
    当社初となる6~9歳の子どもを対象とした施設です。

            キッズガーデンアフタースクール Education Lab 広尾


宿題対応も含めた通常のお預かり機能に加え、しっかりとした教育サービスを提供することを
目的に開設した教育型プライベート学童施設。今後も施設数を拡大予定。



    特   徴

•    広尾駅から徒歩1分の好立地
•    小学校の教室約3倍の広さを有する施設
•    行き帰り無料のバス送迎
•    STEAM教育、コーディネーショントレーニングを取り入れた運動、
     小学生向けモンテッソーリ「モンテッソーリ・エレメンタリー教育」など
     最新のプログラムを取り入れた豊富なレッスン



                          「教育を通じて社会に貢献する」      28
2022年3月期 成長に向けた投資②


      キッズガーデンプレップスクールフラッグシップ施設


都内にキッズガーデン教育圏構想のフラッグシップとなる0歳~9歳を対象とし
た、プレスクール一体型保育所と学童施設の複合した大型施設の今期中の開設を
検討しております。




                                   ※写真は、既存プレップスクールのものです。



                 「教育を通じて社会に貢献する」                    29
キッズガーデン教育圏




         「教育を通じて社会に貢献する」   30
キッズガーデン教育圏
未来に輝く子どもたちを育てることを目的とするキッズガーデン教育圏の確立・拡大
に向けて、その基盤整備を進めてまいります。

          キッズガーデン教育圏※の確立・拡大
    ※子どもの成長に重要な0~9歳における全ての幼児教育サービスを提供する当社の構想


           『二つの事業の柱による真のハイブリッド経営の実現』
           (公的サービス:民間教育サービス=1:1)
           •   認可保育所における選ばれる園づくり
           •   民間教育サービスへの重点投資
           •   民間教育施設数の拡大

               0~9歳まで一貫したサービスの提供
               •   サービス対象年齢を0歳~6歳から0歳~9歳へ拡大
               •   子どもの成長に重要な時期における、一貫した非認知能力の育成


               事業ネットワークの構築
               •   共に構想を進めるキッズガーデン・ネットワークの構築
               •   フランチャイズ、M&A、業務提携などを活用して連携


           エリアの拡大
           •   国内では全国の大都市圏に展開
           •   海外の大都市を中心とした地域への展開


                            「教育を通じて社会に貢献する」        31
将来の事業展開イメージ
当社の将来的な事業ドメインは、国内外の子ども市場全体と捉えており、業務提携や
M&A、フランチャイズ等の手法も活用して順次拡大します。


                                               国内TAM※約15兆円
       子ども関連サービス                        •   服、雑貨、ベビー用品

                                        •   玩具、レジャー       等
                                 海外

        教育関連サービス                        •   通信教育、教材販売
                                                              2020年9月 業務提携
                                        •   習い事、学習塾       等

                                                              2015年2月 業務提携


           幼児教育
                                        •   認可外保育所
          保育サービス
                                        •   認可保育所

                                        •   幼児教室          等

※Total Addressable Market:獲得可能な最大市場規模
出所:矢野経済研究所


                                        「教育を通じて社会に貢献する」                      32
  当社グループの成長ステージ
  認可保育所を主力として展開してきましたが、今後はキッズガーデン教育圏の
  確立と拡大を視野に民間教育サービスへの投資を拡大してまいります。
   中長期目標
                                              キッズガーデン教育圏の拡大
                                         4    • 海外展開
                                              • フランチャイズ、M&A


                      2021年~
                               3
 社会の保育ニーズに応えるため                     ・ 既存施設の質を高めて、選ばれる園づくり
 認可保育所を展開
                                    ・ 民間教育サービスへの重点投資
             2014年~                 • サービス対象年齢を0~6歳から9歳まで拡大
                      2             • 教育プログラムの開発・強化
事業開始                                  ∟自社コンテンツの販売拡大
2008年~                              ・ 事業拡大のための業務提携
         1
                                        キッズガーデン教育圏の確立



                                   「教育を通じて社会に貢献する」            33
3ヵ年方針と数値目標




     「教育を通じて社会に貢献する」   34
3か年の方針
今期からの3年間において、民間教育サービスへの投資を拡大し、高収益体質の事業構築を進めて
まいります
公的サービスと民間教育サービスの事業規模1:1への転換を目指し、成長基盤を構築いたします。

         • 「選ばれる園」としての地位を確立し、当社ブランドを浸透
 全体目標
         • 0~9歳を一貫して育てるサービスへの拡大


  2022年3月期       2023年3月期             2024年3月期




            選ばれる園としてのサービス進化と充足率向上
            新規施設・新規サービスの立ち上げ
基本施策
            子どもの成長を助ける社内人材の育成
            システム活用による業務効率化


                    「教育を通じて社会に貢献する」              35
運営施設数の開設計画
既存施設の安定的な運営を基盤に、今後は民間教育サービス施設に重点投資し、
収益力を強化してまいります。

 100      民間教育サービス
          認可保育所                                           90園程度
                                        80園程度
  80                      73
                                                   +4~6
                           7     +3~4
          62       +2
  60      5


  40
                          66     +2~3              +2~3
                   +9
          57
  20



  0
(施設数)   2021年3月期        2022年3月期        2023年3月期      2024年3月期
          (実績)            (計画)             (計画)          (計画)

                               「教育を通じて社会に貢献する」                    36
業績目標
営業利益の黒字化を図り、2024年3月期に売上高120億円規模、EBITDA11億円
規模を目指してまいります。

           2021年3月期   2022年3月期   2023年3月期    2024年3月期
 単位(百万円)      実績         予想         目標          目標

                                   11,000~   12,000~
  売上高         9,113     10,450
                                    12,000    13,000
                                     800~     1,100~
 EBITDA        324        245
                                      900       1,200
                                    ▲100~      300~
 営業利益         ▲382       ▲590
                                      100       400
                                     300~      300~
 営業外損益        1,365      1,410
                                      400       400
                                     300~      600~
 経常利益          983        820
                                      400       700

                        「教育を通じて社会に貢献する」                 37
    成長イメージの更新
   2021年3月期第2四半期決算説明補足資料で公表いたしました『5年後の成長イメージ』
   については、新型コロナウィルスの影響が継続している事も鑑みて、2027年3月期での
   達成を目指します。

                  【2026年3月期の数値イメージ】 ※

    ■ 施設数:130施設程度
    ■ 売上高:170億円~180億円程度
    ■ 営業利益:10億円規模
    ■ EBITDA:20億円規模



                           2027年3月期での達成へ

※2021年3月期第2四半期決算説明補足資料より

                            「教育を通じて社会に貢献する」     38
 中期業績目標 施設数
 2027年3月期130施設を目指し、今後は民間教育サービスの施設数を拡大してまい
 ります。

 140
                                                    130程度
 120


 100                            90程度
                       80程度
 80             73
       62
 60


 40


 20


   0
(施設数) 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期           2027年3月期

                          認可保育所    民間教育サービス


                                  「教育を通じて社会に貢献する」              39
中期業績目標 売上高

                                  売上
                                                     17,000~
20,000
                                                      18,000


15,000                             12,000~
                           11,000~
                                    13,000
                            12,000
                  10,450
10,000   9,113


 5,000




    0
(百万円)    2021/3月期 2022/3月期 2023/3月期 2024/3月期         2027/3月期


                                   「教育を通じて社会に貢献する」              40
中期業績目標                         EBITDA・営業利益


2,500
                                  EBITDA 営業利益
                                                            2,000程度
2,000


1,500                                     1,100~
                               800~        1,200            1,000程度
1,000                           900
                                            300~
  500    324                                 400
                    245
                                   -100
    0
                                   ~100
 -500
           -382                       EBITDA    営業利益
                      -590
-1,000
(百万円)    2021/3月期   2022/3月期   2023/3月期   2024/3月期           2027/3月期




                                          「教育を通じて社会に貢献する」               41
 更なる成長へ
この写真は、当社グループの最初の園となった『キッズガーデンプレップスクール自由が丘』の建物を私が初めて
内覧した2008年秋に撮影したものです。ここに保育園を作り、「幼児教育を通じて世の中の役に立ちたい」との
想いで、2008年12月に会社を設立いたしました。
それから12年の月日と共に、幾多の困難を乗り越え、昨年3月4日に東京証券取引所マザーズ市場へ上場させて
いただきました。
上場後、初めての期初からの決算となった2021年3月期は、新型コロナウィルス感染症の影響もございましたが、
当初発表させて頂いた業績予想を上回る業績となりました。
創業14年目となる2022年3月期は、売上高100億円を超える業績予想とさせて頂きましたが、創業当時の初
心を忘れることなく、『教育を通じて社会に貢献する』の社是の元、社員一丸となって、更なる成長を目指して、邁
進してまいります。
今後も、当社グループへの変わらぬご支援のほど、よろしくお願い致します。
                                              株式会社Kids Smile Holdings
                                              代表取締役社長     中西 正文




                            「教育を通じて社会に貢献する」                        42
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         本資料の取り扱いについて
  本資料に含まれる将来の見通しに関する記述等は、現時点における情報に基づき
 判断したものであり、市場環境や当社の関連する業界動向、その他内部・外部要因等
 により変動する可能性があります。
  実際の業績が本資料に記載されている将来の見通しに関する記述等と異なるリス
 クや不確実性がありますことを、予めご承知おきください。




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