7084 Ｍ－キッズスマイル 2020-08-14 15:55:00
2021年3月期第1四半期決算補足資料 [pdf]
2021年3月期
第１四半期決算 補足資料
株式会社 Kids Smile Holdings
証券コード 7084
2020年８月14日
2021年3月期
第１四半期決算概要
© 株式会社 Kids Smile Holdings 1
決算ハイライト
2021年３月期 2021年３月期 2020年３月期
１Q実績 業績予想 通期実績
売上高 2,167 8,825 7,275
営業利益 ▲287 ▲682 ▲323
経常利益 816 651 1,885
親会社株主に帰属する
当期純利益
476 387 1,175
（単位：百万円）
➢ 売上高 21.6億円
認可保育所は第１四半期において９園新規開設。認可外保育施設の売上は、コロナウイルス感染
症拡大の影響で約２ヶ月医療関係者等以外は登園自粛を要請したことにより大きく減少。認可保
育所への影響は軽微だが、例年より4月以降の園児数の伸び率が微減。
➢ 営業利益 ▲2.8億円
認可外保育施設の売上減少の一方で、新規開設に伴う固定費の増加・採用関連費の計上、給与等
の経費削減はおこなっていないためマイナス。
➢ 経常利益 8.1億円
新規開設に係る設備投資に対する補助金収入を営業外収益に計上したことによりプラス。
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施設数推移 3,330名
60
2020年４月 2,705名
認可保育所９施設 開設 51
認可外保育施設・幼児教室
認可保育所
在籍園児数
2015/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3
１Q
2021年３月期
2015年３月期 2016年３月期 2017年３月期 2018年３月期 2019年３月期 2020年３月期
（1Q）
認可外保育施設
3 3 3 4 4 5 5
幼児教室
認可保育所 3 10 13 19 32 46 55
在籍園児数 258 506 731 1,252 1,982 2,705 3,330
※ 2020年７月に東京都内に１施設を新規開設し、8月14日現在計61施設運営
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第１四半期に新規開設した運営施設
施設数（2020年6月30日時点）
プレスクール一体型保育所 4
認可保育所 55
東京都 48
神奈川県 5
愛知県 2
幼児教室 1
計 60
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2021年3月期第１四半期業績 （単位：百万円）
四半期連結損益計算書 四半期連結貸借対照表
2021年３月期 2021年3月期
2020年3月期 増減額
第１四半期 第１四半期
売上高 2,167 資産合計 11,525 10,663 ▲862
売上原価 2,012 流動資産 2,545 1,923 ▲622
販売費及び一般管理費 443 固定資産 8,979 8,739 ▲239
営業損失 ▲287 負債合計 6,798 5,444 ▲1,353
営業外収益 1,114 流動負債 3,616 2,026 ▲1,590
営業外費用 10 固定負債 3,181 3,418 236
経常利益 816 純資産合計 4,726 5,218 491
親会社株主に帰属する
476 ➢ 自己資本比率は7.9％上昇（41.0％ → 48.9%）
四半期純利益
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第１四半期業績について
■売上高
認可保育所
➢ 2020年４月に、東京都内に認可保育所を９施設開設
➢ 既存施設の入所率が増加（2020/3時点：74.2％ → 2020/6時点：84.4％）
認可外保育施設
➢ 4、5月は新型コロナウイルス感染症の拡がりにともなう緊急事態宣言、自治体の要請等によ
り医療関係者等以外は登園自粛を依頼したため大幅な減少。６月以降は利用率が回復。前期並
みの利用率に戻るのには少し時間がかかる見通し。
■売上原価
➢ 従業員の給与は、休園や登園自粛期間中も全額支給
➢ 新規開設に伴う設備投資により、前期比で減価償却費が増加
■販売費・一般管理費
➢ 上場企業としての本社体制強化、来期以降の新規事業展開を見据えた新規事業開発人員採用
で、本社人件費が増加
■営業利益
➢ コロナウイルス感染症の影響で認可外保育施設の売上が減少したこと、認可保育所の新規開
設に伴う人件費・地代家賃の増加、新園９園を含む４月採用の保育士等の採用関連費計上、4
月以降の利用率の増加が鈍化したことによりマイナスに
■経常利益
➢ 新規開設に伴う開設時補助金収入を計上
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新型コロナウイルス感染症による業績への影響
認可保育所
毎月月初の在籍園児数に応じて運営補助金等が交付されるため、業績への影響は軽
微。4月以降の利用率の伸びや延長利用は鈍化。
認可外保育施設（プレスクール一体型保育所）
コロナウイルス感染症拡大を受けた緊急事態宣言のもとで、自治体からの登園自粛
要請に基づき、医療関係者等以外は登園自粛を要請したため大幅に規模を縮小して
運営。このため 4月～5月は利用者が減少し売上減。
緊急事態宣言解除後は、通常運営を再開し、利用率は徐々に回復しているが、完全
に戻るには一定程度時間を要すると見込まれる。
現在の対応
◆本社 在宅勤務・時差出勤の推進、感染防止対策の上、３密を避けた業務、
オンライン会議等の活用
◆園 感染防止対策を施して運営
イベント見合わせ、オンライン保育コンテンツ配信等の取り組み
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今期・来期以降の計画
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2021年3月期 計画
一定程度コロナウイルスの影響はあるものの、経営は順調に推移して
いる。今後も全施設の収益性基盤の安定化を図り、持続的な成長の基
盤とするとともに、新規事業の次期スタートのための準備を進める
■認可保育所開設計画
2021年3月期に11園の開設
9園は4月1日 開園済み
7月1日に東京都豊島区にキッズガーデン上池袋（開園済み）
12月１日に東京都目黒区にキッズガーデン目黒三丁目（開園予定）
■既存園の定員充足率アップ
開園後、２年目、３年目の受け入れ園児数の増加
■新規事業準備
東京・広尾地区にハイエンド学童保育施設の22年3月期開園へ向け準備中
■従業員定着率の向上と育成強化
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2021年3月期 業績予想
2020/3期 2021/3期予想 2021/3期1Q
売上 7,275 8,852 2,167
営業利益 -323 -682 -287
営業外収益 2,284 1,387 1,114
営業外費用 76 53 10
経常利益 1,885 651 816
純利益 1,175 387 476
（単位：百万円）
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2021年3月期 業績予想について
■売上
期中に11園の開設、既存園の園児数増が売上増に貢献。
新型コロナウイルス感染症の影響がある程度続くことを想定。
認可保育所は、影響は軽微であるものの、例年見られる年度末に向けた利用
者の増加が、今期は増加率が減ることを想定。
認可外保育施設は、売上の回復には時間がかかること、またコロナウイルス
対策による一時的な休園の発生もあり得ることにより売上げが減少すること
を想定。ただし再度の緊急事態宣言による登園自粛は織り込んでおりません。
■営業損益
認可保育所の売上は増加するものの、認可外保育施設の売上減、新規事業開
発準備の投資等のため、営業損益のマイナスが前期より増加。
■営業外収益
新規開設に係る設備投資に対する補助金収入があるものの、2021年3月期の
新規開設11園のうち対象となるのは8園と増床の1園。前期の14園に対して
対象園が9園と大きく減少するために、営業外収益は減少。
■経常利益
前期に比べ、営業損益マイナスの拡大、営業外収益の減少の結果、当期は経
常利益も減少を予想。
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2021年3月期 業績予想について
10,000
2020/3期 2021/3期予想 2021/3期1Q
9,000
8,000
7,000
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
-1,000 売上 営業利益 経常利益 純利益
（単位：百万円）
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2022年3月期の方針について
認可保育所
⇒ 東京都内にて新規開設計画 10園以上を予定
継続的な成長と東京におけるシェア拡大
⇒ 既存園の充足率最大化 収益の改善
認可外保育施設（プレスクール一体型保育所）
⇒ ブランドリーダーとしてさらなる教育プログラムの充実
⇒ 新園開設計画の推進
新規事業展開 （幼児教育・学童）
⇒ 21年4月に東京都広尾地区にハイエンド学童保育施設を
開設予定
ブランドモデルを確立して2023年3月期以降の拡大展開
を準備
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これからの成長ビジョン
認可保育所
✓ 今後数年間の園数拡大から、他事業者との連携強化へと展開
✓ 高品質サービスの提供で、定員充足率の向上
プレスクール一体型保育所（認可外保育施設）
✓ ブランドの基盤として、園数・園児数を着実に拡大
✓ ハイエンドサービス開発強化による差別化推進
✓ 利用しやすい料金のセカンドラインのプレスクールを展開
幼児教室・学童
✓ 幼児教室、ハイエンド学童 都心部でモデル校確立から横展開へ
✓ 乳幼児から小学生につながるサービスの展開とシェア拡大
M&A 海外展開
✓ 積極的なM&A、コロナ後を見据えた海外展開
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