7080 M-スポーツフィール 2019-12-26 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2019 年 12 月 26 日
各 位
会 社 名 株式会社スポーツフィールド
代表者名 代 表 取 締 役 篠 﨑 克 志
(コード番号:7080 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 C F O 永 井 淳 平
(TEL.03-5225-1481)
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、 本日、 2019 年 12 月 26 日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。 今後とも、
なお一層のご指導ご鞭撻を溜まりますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2019 年 12 月期(2019 年1月1日から 2019 年 12 月 31 日まで)における当社グループ
の業績予想は、次のとおりであり、また、最近の決算情報等につきましては、別添のとおりであ
ります。
【連結】 (単位:百万円、%)
2019 年 12 月期
2019 年 12 月期 2018 年 12 月期
第3四半期累計期間
決算期 (予想) (実績)
(実績)
項 目 対売上 対前期 対売上 対売上
高比率 増減率 高比率 高比率
売 上 高 1,946 100.0 28.3 1,587 100.0 1,516 100.0
営 業 利 益 206 10.6 65.8 331 20.9 124 8.2
経 常 利 益 204 10.5 79.0 330 20.8 114 7.5
親 会 社 株 主 に 帰 属
127 6.5 74.0 213 13.4 73 4.8
する当期(四半期)純利益
1 株 当 た り 当 期
155 円 04 銭 261 円 59 銭 89 円 22 銭
( 四 半 期 ) 純 利 益
1 株 当 た り 配 当 金 0 円 00 銭 - 0 円 00 銭
(注)1.2018 年 12 月期(実績)及び 2019 年 12 月期第3四半期累計期間(実績)の1株当た
り当期(四半期)純利益は期中平均発行済株式数により算出しております。
2.2019 年 12 月期(予想)の1株当たり当期純利益は、公募株式数(65,600 株)を含め
た予定期中平均発行株式数により算出しております。
3.2019 年 10 月4日付で普通株式1株につき 40 株の株式分割を行っております。上記
では、2018 年 12 月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期
(四半期)純利益を算出しております。
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【2019 年 12 月期業績予想の前提条件】
1.当社グループ全体の見通し
当社グループは、スポーツ人財(現役体育会学生や過去にスポーツ・競技経験のある社
会人経験者、引退したプロ・アマチュアアスリート)に特化した就職・採用支援事業を主
に行っております。
当社の主たる事業である人財採用支援事業を取り巻く需給環境としては、新卒者・既卒
者ともに有効求人倍率の堅調さから、いわゆる売り手市場が続いております。
また、当社が特化して扱うスポーツ人財は、企業が採用選考時に重視する人財の特性・
能力と符合する要素が多いと考えております。また、東京オリンピック・パラリンピック
をはじめ国際的なスポーツの大会が注目を浴び、スポーツに関心を持つ・スポーツの価値
が再認識される機会が今後も増えるなかで、スポーツ人財は採用市場において高い価値を
発揮し続けると考えております。
このような環境下にあるスポーツ人財の就職・転職市場において、キーファクターは求
職者から支持されることでありますが、それを可能にするのは当社自身の採用活動と社員
教育の充実だと認識しております。当社のアナログな就職支援スタイル(対面面談、自ら
が運動部出身である当社社員が担当すること、スポーツ経験をいかにビジネスに応用・活
用するかのアドバイス等)を維持しながら持続的に成長するためにも、採用・教育に積極
投資する必要があります。
なお当社は全国 11 か所の拠点において積極的な採用活動により社員数を増加させてお
り、2019 年 12 月期第3四半期累計期間においては前期末比で 40 名増(前期末比 26%
増)となっております。
その結果、当社グループの 2019 年 12 月期の業績は、顧客企業数及び成約数(イベント
出展社数や内定承諾学生数など)の増加等により、売上高 1,946 百万円(前期比 28.3%
増)
、営業利益 206 百万円(前期比 65.8%増)
、経常利益 204 百万円(前期比 79.0%増)、
親会社株主に帰属する当期純利益 127 百万円(前期比 74.0%増)を見込んでおります。
なお、2019 年 12 月期における本業績予想については、2019 年 12 月期第3四半期累計
期間の実績値等を基にして期初計画値を修正したものであり、2019 年 11 月 11 日に開催し
た臨時取締役会において承認しております。
2019 年 12 月期第3四半期累計期間実績は、後述のとおり主要3事業それぞれが前年同
期に対して増収にて推移したことから売上高 1,587 百万円となっており、人員増に伴う人
件費の増加などを中心とした販売費及び一般管理費の増加を吸収して、営業利益 331 百万
円、経常利益 330 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 213 百万円と各段階損益にお
いても前年同期に対して増益となっております。
なお、当社の第4四半期においては、新卒採用マーケットが比較的閑散期となることか
ら例年営業損益以下で赤字を計上しております。2019 年 12 月期第4四半期においては、
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新卒採用マーケットが早期化していることも手伝い、前年同期比で大きく売上を伸ばす見
通しではありますが、四半期ベースでは営業損益以下で赤字を計上する見通しでありま
す。
2.業績予想の前提条件
(1)売上高
当社グループは、スポーツ採用支援事業の単一セグメントですが、主に新卒者向けイベン
ト事業、新卒者向け人財紹介事業、既卒者向け人財紹介事業の主要3事業およびその他に分
類されます。
新卒者向けイベント向け事業については、期初計画において前期の実績、企業の採用選考
動向等を踏まえてイベント開催の年間スケジュールを策定しており、イベント開催数、販売
ブース数及び販売単価をイベント毎に積み上げることで算出しておりました。
2019 年 12 月期においては第3四半期までに前年同期を上回る 134 回のイベント開催を行
っており、第4四半期では 29 回の開催を見通していることなどを主要因として、最終的な
着地は 163 回を見込んでおります。これらは当社グループの新卒向け事業における営業人
員の増加(9 月末時点で前期末比 26 名増)のほか、市場ニーズを踏まえて小規模型のイベ
ント開催数を増加させることで、求人企業と体育会学生の両面において販売・集客強化に取
り組んできたことが奏功しております。
以上により、第3四半期までにおける売上は前年同期を上回る 698 百万円となり、当期の
最終的な着地についても 839 百万円(前期比 21.3%増)を見込んでおります。
新卒者向け人財紹介事業については、期初計画において求人企業と体育会学生と選考セ
ットした件数と、体育会学生が取得した内定を承諾する割合を示す内定承諾率(以下、内定
承諾率)から成約人数を算出し、平均成約単価と掛け合わせることで策定しておりました。
2019 年 12 月期においては前述のとおり営業人員の増加や新卒採用活動の早期化の影響
などもあり、第3四半期までに体育会学生の延べ紹介件数が前年同期比1割程度増加した
ほか、学生一人ひとりへのきめ細かい対応と、ニーズにマッチする紹介先企業の開拓等によ
り内定承諾率も上昇したことから、成約人数も前年同期を上回って推移しております。また、
平均成約単価も過去からの定価改定及び改定後の定価で契約いただく新規顧客の開拓など
により、前年同期を上回って推移しております。
以上により、第3四半期までの売上は前年同期を上回る 428 百万円となっており、第4四
半期においても足元の成約単価を維持しながら、成約数についても前年同期を上回る見通
しであることから、当期の最終的な着地についても 519 百万円(前期比 33.9%増)を見込ん
でおります。
既卒者向け人財紹介事業についても、期初計画において新卒者向け人財紹介事業と同様
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の手法で策定しておりました。
2019 年 12 月期においては既卒者向け人財紹介事業の営業人員増加(9月末時点で前期末
比6名増員)及び社員教育の強化に加え、利用登録者増加を目的に SNS を中心とした広告宣
伝費投下を強化しており、第3四半期までの延べ紹介件数、内定承諾率はいずれも前年同期
を上回って推移しております。また、平均成約単価においても新卒者向けと同様に、過去か
らの定価改定及び改定後の定価で契約いただける新規顧客の開拓に注力したことから、前
年同期を上回って推移しております。
以上により、第3四半期までの売上は前年同期を上回る 426 百万円となっており、第4四
半期においても、引き続き前年同期を上回って推移することを見通していることから、当期
の最終的な着地についても売上は、544 百万円(前期比 35.3%増)を見込んでおります。
その他については売上高に占める割合が小さいため、記載を省略しております。
以上の結果、2019 年 12 月期の売上高は、1,946 百万円(前期比 28.3%増)を見込んでお
ります。
(2)売上原価、売上総利益
当社グループの売上原価については、主に会場費、外注費、イベント原価などが該当し
ます。期初計画において、会場費は各会場の見積書を基に算出、外注費はイベント設営費
用として参加企業数1社あたり費用単価を基に算出、イベント原価は会場費と外注費を除
く、飲食費等のイベント関連費であり、過去の実績等を勘案して策定しておりました。
2019 年 12 月期においては第3四半期までに、前年同期を上回る回数のイベントを開催
したことから、売上原価が 69 百万円、売上総利益が 1,518 百万円とそれぞれ前年同期を
上回って推移しております。
第4四半期においても前年同期を上回るイベント開催を見込んでいることから、当期の
最終的な着地についてもそれぞれ売上原価が 90 百万円(前期比 27.6%増) 売上総利益が
、
1,856 百万円(前期比 28.3%増)
、を見込んでおります。
(3)販売費及び一般管理費
当社グループの販売費及び一般管理費については、前期実績を基に個別費用を勘定科目
別に積み上げるとともに、事業拡大に伴う人件費等を人員計画に基づき算出することで期
初計画を策定しておりました。主な費用項目は、給与手当・福利厚生費・採用教育費等の
人件費であります。
2019 年 12 月期においては、営業人員の増強と内部管理体制の強化等のため第3四半期
までに 36 名増(前期末比 22%増)となったことから、第3四半期までの人件費実績は 783
百万円、当期の最終的な着地については 1,079 百万円(前期比 21.9%増)を見込んでおり
ます。
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また、求職者に対する認知向上及びサービスへの登録を目的とした広告宣伝費は第3四
半期までに 124 百万円、業容拡大に伴うオフィス賃料に相当する地代家賃は 81 百万円と
それぞれ前年同期を上回って推移しており、それぞれの最終的な着地の見通しとしては
177 百万円(前期比 42.0%増)
、108 百万円(前期比 27.7%増)をそれぞれ見込んでおり
ます。
その他、第4四半期においては新規株式上場に伴う増資等により租税公課5百万円(前期
比 296.2%増)等を見込むことから、当期の販売費及び一般管理費の最終的な着地として
は 1,650 百万円(前期比 24.8%増)
、営業利益は、206 百万円(前期比 65.8%増)を見込
んでおります。
(4)営業外損益
営業外収益・費用については、期初計画において実額で見込める項目についてのみ計上
し、計画を策定しておりました。第3四半期までは営業外収益となる雑収入、営業外費用
となる支払利息を合計して3百万円程度と、大阪オフィスの固定資産除去損を計上した前
期と比べて営業外損失の金額が少額となっております。
以上の結果、2019 年 12 月期の経常利益は、204 百万円(前期比 79.0%増)を見込んでお
ります。
(5)特別損益
2019 年 12 月期においては、第3四半期までに特別損益が発生した事実がなく、親会社株
主に帰属する四半期純利益は 213 百万円にて推移しております。また第4四半期において
も同様の見通しであることから、親会社株主に帰属する当期純利益の最終的な着地として
は 127 百万円(前期比 74.0%増)を見込んでおります。
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述につきましては、当社が現在入手
している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績につき
ましては、様々な要因によって異なる場合があります。
以上
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2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年12月26日
上 場 会 社 名 株式会社スポーツフィールド 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7080 URL https://www.sports-f.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役 (氏名)篠﨑 克志
問合せ先責任者 (役職名)取締役CFO (氏名)永井 淳平 (TEL) 03(5225)1481
四半期報告書提出予定日 - 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第3四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第3四半期 1,587 - 331 - 330 - 213 -
2018年12月期第3四半期 - - - - - - - -
(注) 包括利益 2019年12月期第3四半期 213 百万円 (-%) 2018年12月期第3四半期 - 百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第3四半期 261.59 -
2018年12月期第3四半期 - -
(注)1.当社は2018年12月期第3四半期において、四半期連結財務諸表を作成していないため、2018年12月期第3四半
期の数値及び2019年12月期第3四半期の対前年同四半期増減率を記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、洗剤株式は存在するものの、当社株式は非上場であ
り、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
3.当社は2019年9月18日開催の取締役会決議により、2019年10月4日付で普通株式1株につき40株の株式分割を
行っておりますが、2019年12月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益を算出
しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年12月期第3四半期 1,096 345 31.5
2018年12月期 735 132 18.0
(参考) 自己資本 2019年12月期第3四半期 345 百万円 2018年12月期 132 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - - - 0.00 0.00
2019年12月期 - - -
2019年12月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,946 28.3 206 65.8 204 79.0 127 74.0 155.04
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2.2019年12月期の1株当たり当期純利益については、公募株式数(65,600株)を含めた予定期中平均発行済株
式数から算出しております。また、当社は2019年9月18日付で普通株式1株につき40株の株式分割を行って
おりますが、2019年12月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株あたり当期純利益を算出してお
ります。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期3Q 816,000株 2018年12月期 816,000株
② 期末自己株式数 2019年12月期3Q - 2018年12月期 -
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期3Q 816,000株 2018年12月期3Q -
(注)1.当社は2018年12月期第3四半期において、四半期連結財務諸表を作成していないため、期中平均株式数を記載
しておりません。
2.当社は2019年10月4日付で普通株式1株につき40株の株式分割を行っております。期末発行済株式数(自己株
式を含む)及び期中平均株式数(四半期累計)は、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し
て算出しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料で記述されている業績予想及び将来予測は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり、
潜在的なリスクや不確実性が含まれております。そのため、様々な要因の変化により、実際の業績は記述されてい
る将来見通しとは大きく異なる結果となる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料2ページ「1.
当四半期決算に関する定性情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社スポーツフィールド(7080)2019年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………8
-1-
株式会社スポーツフィールド(7080)2019年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年9月30日)におけるわが国経済は、輸出を中心に弱さが続
いているものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調が続きましたが、通商問題
を巡る緊張の増大が世界経済に与える影響、中国の景気減速や金融資本市場の変動の影響など、先行きは不透明な
状況で推移しました。
また、人材サービス業界においては、2019年8月の有効求人倍率は1.59倍で前月から横ばいとなり、新卒、中途
採用領域ともに売り手市場と言われる中で各企業の採用意欲は強い状態が継続しました。
このような環境の中、当社グループの主力商品である体育会学生が一堂に集まる「スポナビ合同就職セミナー」
を中心とする、新卒者向けイベントサービスは好調に推移しました。また、新卒者向け人財紹介サービス及び既卒
者向け人財紹介サービスについても、学生・求職者と求人企業のマッチング精度向上を目的とした社員教育の継続
的な取り組みや、市場環境の後押しもあり順調に業績を拡大することができました。この結果、当第3四半期連結
累計期間における売上高は1,587,152千円、営業利益は331,345千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は213,455
千円となりました。
当社グループの主たるサービスである、新卒者向けイベント、新卒者向け人財紹介、既卒者向け人財紹介の3つ
については以下のとおりであります。
新卒者向けイベントは、各商品の販売状況が対前年同期比で好調に推移し、当第3四半期連結累計期間における
売上高は、697,895千円となりました。これは主に、主力商品である「スポナビ合同就職セミナー」の販売が好調で
あったこと、企業の魅力をセミナー参加学生全員にアピールできる「スポナビ合同就職セミナープラス」のニーズ
が強まり、販売拡大したことによるものであります。
新卒者向け人財紹介は、当第3四半期連結累計期間における売上高は476,240千円となりました。これは主に、当
社グループにおける営業人員数の増加に伴い求人企業への人財紹介数が増加したことによるものであります。
既卒者向け人財紹介は、当第3四半期連結累計期間における売上高は、442,512千円となりました。これは主に、
当サービスにおける営業人員の採用が順調に進んだこと、求人企業案件数が増加したことによるものであります。
なお、早期退職者発生による返金額は16,485千円となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結累計期間末における総資産は1,096,049千円となり、前連結会計年度末に比べ360,671千円増加
しました。これは主に、現預金の増加や売掛金の増加に伴い流動資産が314,229千円増加したことによるものであり
ます。
(負債)
当第3四半期連結累計期間末における負債は750,387千円となり、前連結会計年度末に比べ147,216千円増加しま
した。これは主に、未払法人税等の増加によって流動負債が133,703千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結累計期間末における純資産は345,661千円となり、前連結会計年度末に比べ213,455千円増加し
ました。これは主に、利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年12月期の業績予想につきましては、本日開示いたしました「東京証券取引所マザーズ市場への上場に伴う
当社決算情報等のお知らせ」をご参照ください。
業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり、潜在的なリスクや不確
実性が含まれております。そのため、様々な要因の変化により、実際の業績は記述されている将来見通しとは大き
く異なる結果となる可能性があります。
-2-
株式会社スポーツフィールド(7080)2019年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 373,236 683,692
売掛金 114,228 135,749
繰延税金資産 19,116 -
その他 33,771 35,140
流動資産合計 540,352 854,581
固定資産
有形固定資産
建物附属設備 109,538 114,726
工具、器具及び備品 13,530 14,593
減価償却累計額 △21,001 △30,312
有形固定資産合計 102,067 99,006
無形固定資産
ソフトウェア 137 1,216
無形固定資産合計 137 1,216
投資その他の資産
敷金及び保証金 81,212 86,011
繰延税金資産 847 43,271
その他 10,760 11,960
投資その他の資産合計 92,819 141,243
固定資産合計 195,025 241,467
資産合計 735,377 1,096,049
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株式会社スポーツフィールド(7080)2019年12月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 8,420 1,310
1年以内返済予定の長期借入金 95,097 97,500
未払法人税等 28,650 118,990
賞与引当金 26,159 60,876
返金引当金 28,375 34,251
その他 144,495 151,973
流動負債合計 331,199 464,903
固定負債
長期借入金 254,026 262,283
資産除去債務 17,946 23,201
固定負債合計 271,972 285,484
負債合計 603,171 750,387
純資産の部
株主資本
資本金 10,300 10,300
利益剰余金 121,905 335,361
株主資本合計 132,205 345,661
純資産合計 132,205 345,661
負債純資産合計 735,377 1,096,049
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株式会社スポーツフィールド(7080)2019年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
売上高 1,587,152
売上原価 68,612
売上総利益 1,518,539
販売費及び一般管理費 1,187,194
営業利益 331,345
営業外収益
受取利息 4
その他 1,229
営業外収益合計 1,233
営業外費用
支払利息 2,477
その他 68
営業外費用合計 2,545
経常利益 330,033
税金等調整前四半期純利益 330,033
法人税、住民税及び事業税 139,885
法人税等調整額 △23,308
法人税等合計 116,577
四半期純利益 213,455
非支配株主に帰属する四半期純利益 -
親会社株主に帰属する四半期純利益 213,455
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株式会社スポーツフィールド(7080)2019年12月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
四半期純利益 213,455
その他の包括利益
その他の包括利益合計 -
四半期包括利益 213,455
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 213,455
非支配株主に係る四半期包括利益 -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当社グループの事業は、スポーツ人財採用支援事業の単一セグメントであるため、記載を省略しています。
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株式会社スポーツフィールド(7080)2019年12月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
当社は2019年9月18日開催の取締役会において、株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更を行うことを決
議いたしました。
1.株式分割の目的
株式分割を実施し、当社株式の投資単位あたりの金額を引き下げることにより、当社株式の流動性向上と
投資家層の拡大を図ることを目的としております。
2.株式分割の概要
(1) 株式分割の方法
2019年10月3日(木)を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普
通株式1株につき40株の割合をもって分割致します。
(2) 分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数 20,400株
今回の株式分割により増加する株式数 795,600株
株式分割株式分割後の発行済株式総数 816,000株
株式分割株式分割後の発行可能株式総数 3,264,000株
(注) 上記の発行済株式総数及び増加する株式数は、今後新株予約権の行使により株式分割の基準日
までの間に増加する可能性はあります。
(3) 株式分割の日程
基準日公告日 2019年9月18日(水)
基準日 2019年10月3日(木)
効力発生日 2019年10月4日(金)
(4) 1株当たり情報に及ぼす影響
「1株当たり情報」は、当該株式分割が、当連結会計年度の期首に行われたものと仮定して算出して
おりますが、これによる影響については、当該箇所に記載しております。
3.株式分割に伴う定款の一部変更
(1) 定款変更の理由
今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づく取締役会決議により、2019年10月4日を
もって、当社定款第6条の発行可能株式数を変更いたします。
(2) 定款変更の内容
変更内容は以下のとおりであります。
現行定款 変更後定款
(発行可能株式総数) (発行可能株式総数)
第6条 当社の発行可能株式総数は、 第6条 当社の発行可能株式総数は
81,600株とする。 3,264,000株とする。
(3) 定款変更の日程
取締役会決議 2019年9月18日
効力発生日 2019年10月4日
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