7080 M-スポーツフィール 2020-08-12 16:00:00
業績予想の公表に関するお知らせ [pdf]
2020 年8月 12 日
各 位
会 社 名 株式会社スポーツフィールド
代表者名 代表 取締 役 篠﨑 克志
(コード:7080 東証マザーズ)
問合せ先 取締役 CFO 永井 淳平
(TEL.03-5225-1481)
業績予想の公表に関するお知らせ
2020 年 4 月 21 日に公表いたしました「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響(第 5 報)および業績
予想の修正に関するお知らせ」において、未定としておりました 2020 年 12 月期通期業績予想につきまして、
下記のとおり公表いたしますのでお知らせいたします。
記
1. 連結業績予想について
2020 年 12 月期通期連結業績予想数値の公表(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属 1株当たり
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円・銭
前年実績 2019 年 12 月期(A)
1,917 194 192 132 162.73
今回修正予想(B) 1,966 50 50 26 30.23
増減額(B-A) 48 △144 △141 △106 △132.50
増減率(%) 2.5 △74.2 △73.5 △79.9 △81.4
2. 公表の理由
2020 年 12 月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の収束時期の見通しが立たな
い状況においては、今後の当社グループ業績を合理的に算定することは困難であることから未定と発表させて
いただいておりましたが、緊急事態宣言解除を受け、経済活動の再開の動きと新しい生活様式下における就
職・採用支援への移行をふまえ、現時点で入手可能な情報と予測に基づいて通期業績予想を公表するものであ
ります。
なお、下半期(2020 年7月以降)については、新型コロナウイルス感染症の影響が少なくとも 12 月末まで
は続くものと想定しておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大の第2波による再度の緊急事態宣言等、大
規模な社会経済活動の制限が実施されないこと、感染症対策を講じたうえで就職イベント開催が可能であるこ
と、また企業の選考手続きが例年通り可能であることを前提として算定したものであります。万が一、緊急事
態宣言の再出等の事態が生じた場合においては売上及び利益は減少する恐れがあります。
当社グループの主要3事業である新卒者向けイベント事業、新卒者向け人財紹介事業、既卒者向け人財紹介
事業における今期の売上高の見通しは、以下のとおりであります。
新卒者向けイベント事業につきましては、上半期の売上高は、前年同期比減少いたしましたが、下半期にお
いては前年同期比増加を見込んでおります。
3月に開催を予定しておりました参加学生数が 500 名以上の来場型の大規模就職イベント中止、4月に開催
を予定していた来場型の就職イベント全面中止の影響により、上半期売上高は前年同期比減少となりました。
下半期においては、新型コロナウイルス感染予防・拡大防止の対策を講じたうえで来場型の就職イベントを開
催し、加えてオンラインによる就職イベントを併用することで、下半期のイベント開催数は前年同期比増加を
予定しており売上高は前年同期比増加する見込みです。特に、2022 年3月卒向けの就職イベントの拡充を図
り早期化する体育会学生の就職活動と企業の採用活動の双方の支援ニーズに対応いたします。
上記より新卒者向けイベント事業の通期売上高につきましては、779,866 千円(前期比 4.8%減)を見込ん
でおります。
新卒者向け人財紹介事業につきましては、上半期の売上高は、前年同期比増加となりましたが、下半期にお
いても前年同期比増加を見込んでおります。
新型コロナウイルス感染拡大、緊急事態宣言の発令により企業の新卒採用の進捗に遅れがみられたものの、
緊急事態宣言解除後は、企業の採用活動の回復につれて、2021 年3月卒学生の内定承諾が増加、上半期にお
ける売上高は前年同期比増加いたしました。下半期においても、2021 年3月卒学生の企業向け紹介人数が引
続き前年同期比高水準で推移していることから、前年同期比増加を見込んでおります。体育会学生に対する企
業の底堅い採用ニーズを取り込んでまいります。
上記より新卒者向け人財紹介事業の通期売上高につきましては、653,580 千円(前期比 27.9%増)を見込ん
でおります。
既卒者向け人財紹介事業につきましては、上半期の売上高は、前年同期比減少いたしましたが、下半期にお
いても前年同期比減少を見込んでおります。
新型コロナウイルス感染拡大後、求職者との面談をオンラインに切り替えることにより企業向け紹介人数は
前年とほぼ同水準での推移となりましたが、緊急事態宣言発令後、新型コロナ感染拡大による企業の採用活動
へ影響が徐々に顕在化し、上半期売上高は前年同期比減少いたしました。下半期においては、企業向け紹介人
数は、一定水準確保できるものと想定しておりますが、経済の先行き不透明な状況が続くことが見込まれ企業
の採用活動への影響が懸念されることから、売上高は減少するものと想定しております。
上記より既卒者向け人財紹介事業の通期売上高につきましては、481,095 千円(前期比 10.6%減)を見込ん
でおります。
費用につきましては、上半期からの戦略的な人員増等による人件費の増加、オフィス拡張等に伴う経費の増
加、またコロナ禍の事業継続と業務効率化を目的とした IT 関連費用増加、借入れによる支払利息増加を見込
む一方で、下半期においては引き続き効率的な広告宣伝費の投下とその他経費の削減を図り、通期において営
業利益、経常利益ともに黒字を確保する見込みです。
以上の結果、通期連結売上高は 1,966,214 千円(前期比 2.5%増)
、経常利益は 50,872 千円(前期比 73.5%
減)
、親会社株主に帰属する当期純利益は 26,669 千円(前期比 79.9%減)となる見通しです。
以上