7079 M-WDBココ 2021-11-05 15:30:00
2022年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年11月5日
上 場 会 社 名 WDBココ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7079 URL https://www.wdbcoco.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 谷口 晴彦
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 藤原 素行 (TEL) 03-5144-2250
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 電話会議、機関投資家、証券アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 1,738 45.7 538 107.6 538 105.6 352 94.3
2021年3月期第2四半期 1,192 5.4 259 △10.6 261 △9.1 181 1.2
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 149.03 146.74
2021年3月期第2四半期 79.31 75.99
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 2,469 1,840 74.5
2021年3月期 2,134 1,570 73.6
(参考) 自己資本 2022年3月期第2四半期 1,840百万円 2021年3月期 1,570百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 35.00 35.00
2022年3月期 - 0.00
2022年3月期(予想) - 36.00 36.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2022年3月期の業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,450 34.2 725 38.2 725 37.5 471 26.2 199.33
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :有
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料6ページ「2.四半期財務諸表および主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項(会計
方針の変更)をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 2,363,000株 2021年3月期 2,363,000株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 77株 2021年3月期 43株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 2,362,949株 2021年3月期2Q 2,284,967株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用
にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」を
ご覧ください。
WDBココ株式会社(7079)
2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………6
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………7
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
1
WDBココ株式会社(7079)
2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社が顧客とする日本国内の製薬業界においては、人口増加や国民皆保険制度等に支えられ大きく成長してま
いりましたが、市場を取り巻く環境は昨今、大きな変化を迎えております。AIやビッグデータといったデジタル
化技術や、遺伝子治療や細胞医療などの医療技術が実用化を迎えるとともに、医療用医薬品の販売情報提供活動
に関するガイドラインの適用といった法令順守体制の整備・強化が求められるようになり、製薬企業が持続的に
成長していくうえで大きな転機を迎えております。さらに、少子高齢化を背景とした社会保障費の抑制機運の高
まりに伴い薬価制度の抜本改革のもとで薬剤費抑制政策が加速するとともに、政府方針で定められた後発医薬品
使用促進が進み、製薬企業の収益構造が大きく変化をしております。
また、既にCROへの委託を活用している製薬企業においては、CROに対する期待も従来のような業務処理を行う
だけの受け身な姿勢ではなく、コスト削減等の顧客ニーズを先回りして把握し、CRO自ら改善や課題解決提案を
行うといったパートナーとしてより主体的な姿に変化をしています。このような事業環境において、当社は、最
新のテクノロジーと優れたビジネスモデルを用いて、顧客に最適な業務プロセスを提案・実施し、製薬企業にと
って不可欠なパートナーとしてサービスの提供を行うよう努めてまいります。
このような状況の中、当社は、「仕事の成果の保証」と「新しい価値の提供」を通じて、お客様の課題を解決
し、医療の未来に貢献することを経営理念とし、「安全性情報管理サービス」を主軸に、「ドキュメントサポー
トサービス」、「開発サポートサービス」、「臨床開発支援サービス」を展開しております。
当第2四半期累計期間の売上高は1,738百万円と前年同期比545百万円(45.7%増)の増収となりました。これ
は、既存案件の売上高が堅調に推移したこと、安全性情報管理、ドキュメントサポート、および臨床開発支援の
各サービスにて、前第3四半期以降に稼働開始した複数の案件が売上に寄与したこと、さらに、安全性情報管理
サービスにおいて第1四半期に開始した短期大型案件の売上を計上したことが要因です。また、営業利益は538
百万円と前年同期比279百万円(107.6%増)の増益、経常利益は538百万円と前年同期比276百万円(105.6%増)
の増益、四半期純利益は352百万円と前年同期比170百万円(94.3%増)の増益となりました。
(2)財政状態に関する説明
(流動資産)
当第2四半期累計期間末における流動資産は2,239百万円と前事業年度末と比べ317百万円(16.6%増)の増加
となりました。これは主に、売掛金及び契約資産324百万円の増加によるものです。
(固定資産)
当第2四半期累計期間末における固定資産は230百万円と前事業年度末と比べ16百万円(7.9%増)の増加とな
りました。これは主に、関西オフィス・神戸オペレーションセンターの移転に伴う敷金18百万円の増加によるも
のです。
(流動負債)
当第2四半期累計期間末における流動負債は531百万円と前事業年度末と比べ58百万円(12.4%増)の増加とな
りました。これは主に、未払金53百万円の減少、未払法人税等93百万円の増加によるものです。
(固定負債)
当第2四半期累計期間末における固定負債は98百万円と前事業年度末と比べ7百万円(7.9%増)の増加となり
ました。これは主に、退職給付引当金4百万円の増加によるものです。
(純資産)
当第2四半期累計期間末における純資産は1,840百万円と前事業年度末と比べ269百万円(17.1%増)の増加と
なりました。これは主に、四半期純利益352百万円の増加、配当の支払による82百万円の減少によるものであり
ます。
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2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、潜在的なリスクや
不確実性を含んでいます。新型コロナウイルス感染症の収束時期については不透明であることから、その影響が通期
に渡り継続したと想定し、その影響を織り込んでおります。2022年3月期の業績予想につきましては、当第2四半期
までの既存案件の売上の堅調な推移及び短期大型案件の売上計上等により売上高、営業利益が計画水準を超えて伸長
する見込みです。
以上のことから、2021年5月14日に公表した通期業績予想を修正いたしました。詳細につきましては、本日(2021
年11月5日)公表いたしました「2022年3月期業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,280,271 1,280,593
売掛金及び契約資産 617,867 942,694
棚卸資産 13,434 2,759
その他 9,817 13,337
流動資産合計 1,921,390 2,239,385
固定資産
有形固定資産 62,832 63,549
無形固定資産 - 3,964
投資その他の資産 150,727 162,908
固定資産合計 213,560 230,422
資産合計 2,134,951 2,469,808
負債の部
流動負債
買掛金 54,311 73,044
未払法人税等 102,157 196,086
賞与引当金 73,440 92,164
受注損失引当金 17,328 5,053
その他 225,421 164,697
流動負債合計 472,658 531,045
固定負債
退職給付引当金 58,389 63,050
資産除去債務 18,495 18,495
その他 14,472 16,983
固定負債合計 91,357 98,529
負債合計 564,016 629,575
純資産の部
株主資本
資本金 269,693 269,693
資本剰余金 269,693 269,693
利益剰余金 1,031,668 1,301,107
自己株式 △119 △260
株主資本合計 1,570,935 1,840,232
純資産合計 1,570,935 1,840,232
負債純資産合計 2,134,951 2,469,808
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2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第2四半期累計期間
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 1,192,921 1,738,326
売上原価 763,036 987,456
売上総利益 429,884 750,869
販売費及び一般管理費 170,385 212,153
営業利益 259,499 538,715
営業外収益
受取利息 4 6
助成金収入 2,500 -
営業外収益合計 2,504 6
営業外費用
支払利息 27 59
その他 0 0
営業外費用合計 28 60
経常利益 261,975 538,661
税引前四半期純利益 261,975 538,661
法人税、住民税及び事業税 69,648 180,002
法人税等調整額 11,097 6,517
法人税等合計 80,745 186,519
四半期純利益 181,230 352,142
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2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 261,975 538,661
減価償却費 5,316 6,726
賞与引当金の増減額(△は減少) 10,151 18,723
退職給付引当金の増減額(△は減少) 6,462 4,661
受注損失引当金の増減額(△は減少) 1,204 △12,275
受取利息 △4 △6
支払利息 27 59
売上債権の増減額(△は増加) △50,198 △324,827
棚卸資産の増減額(△は増加) 3,973 10,675
仕入債務の増減額(△は減少) 2,898 18,733
未払金の増減額(△は減少) △77,511 △57,343
その他 △32,322 △5,765
小計 131,971 198,024
利息の受取額 4 6
利息の支払額 △24 △60
法人税等の支払額 △119,312 △91,892
営業活動によるキャッシュ・フロー 12,640 106,078
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,036 △323
無形固定資産の取得による支出 - △398
敷金及び保証金の差入による支出 - △18,697
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,036 △19,418
財務活動によるキャッシュ・フロー
リース債務の返済による支出 △1,355 △3,551
自己株式の取得による支出 △119 △140
配当金の支払額 △77,578 △82,644
財務活動によるキャッシュ・フロー △79,054 △86,336
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △68,450 322
現金及び現金同等物の期首残高 1,031,131 1,280,271
現金及び現金同等物の四半期末残高 962,680 1,280,593
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WDBココ株式会社(7079)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取り扱いに従って
おり、第1四半期会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期会計
期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
なお、新たな会計方針の適用による利益剰余金の期首残高、及び当第2四半期累計期間の損益に与える影響はあ
りません。
収益認識会計基準を適用したため、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「売掛金」
は、第1四半期会計期間より「売掛金及び契約資産」に含めて表示することとしました。なお、収益認識会計基準
第89-2項に定める経過的な取り扱いに従って、前事業年度について新たな表示方法により組替えを行っておりませ
ん。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号2020年3月31日)第28-15項に定める経過
的な取り扱いに従って、前第2四半期累計期間にかかる顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載してお
りません。
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」
(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定
める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期財務諸表に与える影響はあり
ません。
(セグメント情報等)
当社の事業セグメントは、CRO事業のみの単一セグメントであり、重要性が乏しいため、セグメント情報の
記載を省略しております。
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