7078 M-INC 2021-02-09 16:00:00
2021年3月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                      2021 年2月9日
各 位
                           会 社 名       I N C L U S I V E 株 式 会 社
                           代表者名        代 表 取 締 役 社 長      藤 田  誠
                                           (コード番号:7078 東証マザーズ)
                           問 合 せ先      管 理 部 長      本 間      紀 章
                                                 (TEL 03-6427-2020)




              2021 年3月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ


当社は、2020 年 11 月 13 日に公表しました業績予想を修正いたしましたので、下記の通りお知らせいた
します。


1.業績予想(連結)
2021 年 3 月期 通期業績予想の修正(2020 年4月 1 日~2021 年3月 31 日)
                                                親会社株主
                                                          1株当たり
                 売上高       営業利益        経常利益     に帰属する
                                                          当期純利益
                                                当期純利益
                   百万円       百万円          百万円      百万円         円 銭

前回発表予想(A)          1,344     △17           △7      △23       △9.70
今回発表予想(B)          1,365           2       11      △11       △4.59
増減額(B-A)             21           19       18        12
増減率(%)             1.6%           -         -        -
(ご参考)前期実績
                   1,504      266         258       167       74.68
(2020 年3月期)


2.業績予想の開示理由
(1) 業績予想修正に至った理由
 2020 年 11 月 13 日に開示した業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響が引続
き残ることから保守的に見積もっておりましたが、2021 年3月期の業績が前回開示の業績予測の想定を
上回る見通しですので、上記の通り通期の業績予測の見直しをいたします。


(2) 業績予想の具体的な背景
 当社グループは、「必要なヒトに、必要なコトを。」を企業ビジョンとして、インターネットを通して事業を展開
する雑誌出版社やテレビ局などのメディア企業や、ネットを通したブランドコミュニケーション強化ニーズを持つ
事業会社に対して、様々なソリューションを提供する事により、事業規模を拡大してまいります。具体的に


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は、情報発信主体であるメディア企業のインターネットサービス事業の支援を行う事や、インターネット上で情
報を発信したいと考える企業を支援する事でビジョンを実現してまいります。中長期的な戦略として、地域の
情報発信者や個人の情報発信支援を強化しており、地域や個人の情報・サービスのデジタル上での支援
展開も推進し、多様なビジネスモデルやソリューションを提供する事で、社会全般に価値を還元していける企
業となる様、事業展開を行っております。
  2021年1月には緊急事態宣言が再発令されるなど、事業環境は未だ不安定な状況が継続しており、
未だ昨年度の水準にまで回復はしておりませんが、昨年後半より広告支出は緩やかに回復基調を維持して
いる状況です。これらの環境を鑑み、メディアマネジメントサービスについては、新規の取り組みの獲得を進め
るとともに、企画力・コンサルティング力の更なる強化を通して既存クライアントメディアの収益力強化を行って
いく事で、顧客あたり売上高の維持を図っていく方針です。広告運用サービスにおいては、メディア各社の収
益力強化ニーズは引続き強いことから、取引先メディア数を拡大させることで、売上高を再度成長基軸へ移
行させております。プロモーション企画・PRサービスについては、特に既存顧客へのコンサルティングを強化する
事で、アップセルの実施を行ってまいります。エンジニアリングサービスについては、比較的広告市場の影響を
受けづらい領域である事から、今期末にかけても引続き新規案件の獲得を進めてまいります。
  コスト構造についても固定費削減の取り組みを継続しております。直近の取り組みとして、今期については
取締役報酬の減額、本社オフィス移転の凍結、地方オフィスの移転・閉鎖を実施し固定費削減の取組みに
既に着手しております。一方で、人材採用や当社認知改善のための広告宣伝の取組みについては、更なる
成長の為に欠かせないことから、これまで以上に積極的に費用を投下していく方針です。
  なお、新型コロナウイルス感染症が再度拡大している影響として、クライアントの新規事業としてのデジタル
サービス展開意思決定の速度が再び遅くなること、広告主のプロモーションの規模が縮小されること、また、イ
ベントを活用した広告企画など密が発生しやすいプロモーション施策の実施が中止される等、影響が再度深
刻となる可能性があります。また、リモートコミュニケーションが取りやすい環境づくりや密の回避を意図した、本
社改装に着手する予定であり、一次的に支出が増加する事を想定しております。以上のことから、2021年
3月期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響が継続する仮定のもと、特に影響を受けると想定されるメ
ディアマネジメントサービスならびにプロモーション企画・PRサービスの領域については、見通しを保守的に見積
るとともに、研修採用、広告宣伝、オフィス改装などの領域について、今期中の支出見積もりを加味した通
期予算を修正し、開示することとなりました。


 以上の結果、2021年3月期通期業績(連結)といたしましては、売上高1,365,342千円、売上原
価698,774千円、販売費及び一般管理費664,446千円、営業利益2,122千円、経常利益11,434
千円、親会社株主に帰属する当期純損失11,100千円を見込んでおります。


3.その他
 上記の業績予想につきましては、本資料の公表時点において入手可能な情報及びその業績に影響を与え
る不確実な要因に係る仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果とな
る可能性があります。


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    以 上




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