2020年９月期第3四半期
2021年9月期第3四半期
決算ハイライト
株式会社アンビスホールディングス
2021年８月12日
2020年8月13日
©Amvis Holdings, Inc.
過去最高水準の稼働率を踏まえ、通期業績予想を上方修正
21年9月期通期業績予想の上方修正
（第3四半期累計実績）営業利益 （第3四半期累計実績）当期純利益
25.1億円 18.0億円
（修正後予想対比進捗率：75.0%） （修正後予想対比進捗率：75.5%）
（上方修正後通期予想）営業利益 （上方修正後通期予想）当期純利益
33.5億円 23.9億円
(修正前予想対比：+7.3億円） (修正前予想対比：+5.3億円）
©Amvis Holdings, Inc. 2
決算ハイライト
• 既存施設の稼働率が上半期に続き、安定稼働の目安である80~85%を上回る過去最高水準（87.8％）で推
移し、新規施設の立ち上がりも順調であることを踏まえ、第3四半期累計の業績は修正前予想対比順調に推移
✓ 売上高：107.2億円（修正前予想対比進捗率74.4%）
✓ 営業利益：25.1億円（修正前予想対比進捗率96.0%）
✓ 当期純利益：18.0億円（修正前予想対比進捗率97.3%）
• 第3四半期までの業績の上振れを織り込み、21年9月期通期業績予想を2月1日公表の修正予想から更に上方
修正
✓ 今期開設施設の立ち上がりが順調であること及び稼働率に合わせた人員管理が大きく寄与
• 第3四半期までの新規開設は、計画通り12施設の開設及び1施設の増床を実施し、21年6月末時点において、
41施設（定員1,925名）を運営
✓ 21年9月期：7月に福島県に開設し、施設数は42施設（定員1,977名）で着地予定。第4四半期は、
新規開設を1施設（福島）に限定し、運営体制の強化充実に注力する方針
✓ 22年9月期：既に11施設の開設を公表し、3ヶ年計画で掲げている年間10施設程度の開設目安を達成。
今後も開設確定次第、順次公表予定
• 新型コロナ禍においても、感染者数を最小限に抑え、看護師中心の強固な医療体制を整備することで医療依存度
の高い患者の受け皿として地域完結型医療の実現に向けて微力ながら貢献
✓ 新規開設の難易度が高い地方の開設を積極的に進め、東北地方全県において施設を展開することに成功
注：
当期より控除対象外消費税等の会計処理に係る会計方針を変更したため、次頁以降の20年9月期の財務数値は当該会計方針の変更を遡及適用
詳細は、21年9月期第3四半期決算短信添付資料「２.四半期連結財務諸表及び主な注記（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項（会計方針の変更）」を参照
©Amvis Holdings, Inc. 3
第3四半期実績及び通期予想に対する進捗
• 前年同期末以降、定員数は約1.7倍増加し、売上高も比例して大幅に増加
• また、新型コロナ対策を踏まえた増員体制を敷きつつ、稼働率に合わせた人員管理の結果、確りと利益を確保し、
営業利益及び当期純利益は前年同期比で倍増
第3四半期実績及び通期予想に対する進捗
売上高 営業利益
（百万円 / %）
20.5% 22.4% 20.4% 23.4%
18.2%
14,417 14,967 66.4%増 91.1%増
3,350
10,724 2,514
9,174 2,619
1,876
6,446
1,315
20/9期 21/9期（予想） 20/9期 21/9期 20/9期 21/9期（予想） 20/9期 21/9期
修正前 修正後 3Q 3Q 修正前 修正後 3Q 3Q
親会社株主に帰属する当期純利益 修正後予想対比進捗率
16.0% 16.8%
13.5% 13.5%
12.9%
2,394 108.4%増 71.7% 75.0% 75.5%
1,857 1,807
1,239
867
20/9期 21/9期（予想） 20/9期 21/9期 売上高 営業利益 親会社株主に帰属する
修正前 修正後 3Q 3Q 当期純利益
：売上高比
©Amvis Holdings, Inc. 4
第3四半期業績 － 営業利益推移
• 既存施設は安定稼働の目安（80~85％）を上回る87.8％で推移し、新規施設の稼働率（50％～
55％）(1)も引き続き順調に推移
• 施設数・定員数の増加に伴い、営業利益は比例して増加（20年6月末：26施設、21年6月末：41施設）
営業利益推移（20年9月期第3四半期 – 21年9月期第3四半期）
(百万円）
91.1%増
注：
1. 新規施設：20/9期第3四半期末にて未開設の施設（後頁同様） / 稼働率：中央値（6月末時点）
©Amvis Holdings, Inc. 5
四半期業績推移 － 主要財務指標
• 施設数・定員数の増加に伴い売上高は順調に推移し、四半期営業利益は初の10億円に到達
• 新型コロナ対策を継続しつつも、適切な人員管理を含めた運営体制の強化により、高水準の利益率を維持
直近1年間四半期業績推移
施設数 / 定員数 売上高
(施設 / 名） (百万円 / ％）
41
35 4,064
33 3,492
29 1,925 3,168
26
1,597 2,728
1,496 2,364
1,270
1,111
20/9期 20/9期 21/9期 21/9期 21/9期 20/9期 20/9期 21/9期 21/9期 21/9期
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
営業利益 親会社株主に帰属する当期純利益
20.6% 22.8% 22.7% 24.6% 17.6% 15.9% 17.1%
13.6%
12.8% 8.0%
1,001
791 693
721 558 555
561
372
303
189
20/9期 20/9期 21/9期 21/9期 21/9期 20/9期 20/9期 21/9期 21/9期 21/9期
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
：売上高比
©Amvis Holdings, Inc. 6
四半期業績推移 － 主要売上原価 / 販管費
• 看護師・介護士に関する人件費率（売上原価）は40%台後半を維持
• 人件費及び採用費は施設数増加に伴い増加傾向だが、売上高比では安定的に推移
直近1年間四半期業績推移
人件費（売上原価） 地代家賃及び減価償却費（売上原価）
(百万円 / ％） 地代家賃 減価償却費
51.2% 46.4% 46.9% 46.2% 45.0%
7.4% 6.5% 7.1% 7.2% 7.2%
1,614 1,827
1,485 250 291
1,210 1,265 225
175 176
20/9期 20/9期 21/9期 21/9期 21/9期 20/9期 20/9期 21/9期 21/9期 21/9期
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
人件費（販管費） 採用費（販管費）
7.6% 7.1%
6.4% 6.2% 6.2% 3.4%
2.1% 2.3%
1.5% 1.7%
203 214 251
180 193
80 72 92
42 53
20/9期 20/9期 21/9期 21/9期 21/9期 20/9期 20/9期 21/9期 21/9期 21/9期
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
：売上高比
©Amvis Holdings, Inc. 7
財政状態概要
• 21年3月の新株式発行により、自己資本比率は50%超に改善し、現金及び預金残高は大幅に増加
• 建物及び構築物残高は引き続き増加傾向にある一方、手許資金の活用により借入金の伸びは限定的
財政状態概要
対20/9末
（百万円 / %） 19/9末 20/9末 21/6末 増減
資産 6,997 16,519 29,377 +77.8%
現金及び預金 452 3,335 10,418 +212.3%
建物及び構築物（純額） 753 3,548 7,976 +124.8%
負債 5,926 11,264 13,862 +23.1%
借入金 2,080 6,250 7,913 +26.6%
純資産 1,070 5,255 15,515 +195.2%
自己資本比率 15.3% 31.8% 52.8% +21.0pt
©Amvis Holdings, Inc. 8
医心館開設計画
• 4月、5月に開設した本郷（共同運営）、金沢文庫（大型施設）は順調に進捗
• 22年9月期は首都圏の開設比率を高め、ドミナント形成を加速する方針
直近のトピック 全国の医心館
浜松、福島 県内初開設
本郷 他の介護事業者との初の共同運営
金沢文庫 定員80名の大型施設（全体で2番目の規模）
21年4月以降の開設計画
21年1月以降の開設計画
総定員数
開設時期 開設場所
（名）
21年4月上旬 本厚木、山形Ⅱ 103
21年4月中旬 金沢文庫、本郷（共同運営） 122(1)
21年5月上旬 蘇我、浜松 103
21年7月上旬 福島 52
21年10月上旬 瑞江、越谷、柏 158
計53施設
21年11月上旬 上尾、青森、東大宮 154
定員2,547名予定
22年2月上旬 大和、平和台 101 （22年4月時点）
22年4月上旬 つくば、上越、南流山 157
注：
1. 本郷の定員数42名のうち、開設後半年は28名定員で運営予定
©Amvis Holdings, Inc. 9
参考資料
©Amvis Holdings, Inc. 10
ホスピス事業のパイオニアから在宅医療・看護のリーディングカンパニーへ
Amvis 2023目標
施設数 / 定員数 売上高
60施設 / 2,892名 244億円
（中長期目標：100施設 / 5,000名） （中長期目標：450億円）
21年9月末（予想）：42施設 / 1,977名 21年9月期（予想）：149億円
20年9月末（実績）：29施設 / 1,270名 20年9月期（実績）： 91億円
営業利益 当期純利益 年平均成長率
51億円 30％台後半
（中長期目標：100億円） （中長期目標：20％台）
21年9月期（予想）：33億円
18年9月期－21年9月期（予想）：100%超
20年9月期（実績）：18億円
注：
1. Amvis 2023目標は2020年11月に公表した数値から変更なし
©Amvis Holdings, Inc. 11
Amvis 2023 － 売上高 / 営業利益
• 売上高 / 営業利益は、過年度同様、順調に推移し、23年9月期まで高成長を維持・加速予定
• 新型コロナ禍においても、中長期目標を早期に実現するべく、運営体制の強化充実に注力
売上高 / 施設数の推移 営業利益 / 営業利益率の推移
(百万円 / %) （第3四半期）
(百万円 / 施設)
100 23.4%
45,000 22.2%
21.0%
20.5% 20.3%
22.4% 10,000
（通期予想）
16.9%
60 13.8%
24,432
42 5,118
19,946
4,054
29 14,967
3,350
20
9,174 ・・・ 1,876
・・・
13
5,369
3,104 10,724 909 2,514
427
（第3四半期） （第3四半期）
18/9期 19/9期 20/9期 21/9期 22/9期 23/9期 中長期 18/9期 19/9期 20/9期 21/9期 22/9期 23/9期 中長期
（修正後予想）（目標） （目標） 目標 （修正後予想）（目標） （目標） 目標
注：
1. 22/9期、23/9期（目標）は2020年11月に公表した数値から変更なし
©Amvis Holdings, Inc. 12
株主還元方針
• 21年9月期の1株当たり配当金は前年度対比3円増配の9円を予想
• 引き続き成長の加速化と株主還元のバランスを考慮し、企業価値の向上を企図
株主還元基本方針 1株当たり配当金の推移
（円）
• 株主に対する利益配分を重要な経営課題として捉え、医
心館事業及びその周辺領域への事業展開と経営基盤の
強化を図るための内部留保資金を確保しつつ、株主還元 9.0
を実施し、企業価値の向上を企図
➢ 株主配当：安定的な株主配当を基本とし、市場 6.0
環境、規制動向、財務健全性等、総合的に勘案し、
年1回の期末配当を実施
3.0 (1)
19/9期 20/9期 21/9期
（予想）
注：
1. 20年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っているため、分割を考慮しない場合の配当金は6.0円
©Amvis Holdings, Inc. 13
ディスクレイマー
本資料には、当社に関連する予想、見通し、目標、計画等の将来に関する記述が含まれています。これらは、当社
が現在入手している情報に基づく、本資料の作成時点における予測等を基礎として記載されています。また、当該
記述のために、一定の前提を使用しています。当該記述または前提は主観的なものであり、将来において不正確で
あることが判明したり、実現しない可能性があります。このような事態の原因となりうる不確実性やリスクは多数ござい
ますが、詳細は、当社の決算短信、有価証券報告書をご参照下さい。なお、本資料における将来情報に関する記
述は、上記のとおり本資料の日付時点のものであり、当社は、それらの情報を最新のものに随時更新するという義務
も方針も有しておりません。
【お問い合わせ先】
株式会社アンビスホールディングス IR課
電話：03－6262－5085 / Email：ir_contact@amvis.co.jp
©Amvis Holdings, Inc. 14