2021年9⽉期 第1四半期決算説明資料
株式会社サイバー・バズ
証券コード︓7069
-0-
エグゼクティブサマリー
売上661百万円/営業利益2百万円。
本業のSMM事業は回復トレンドにある。
アカウント運⽤は引き続き好調、アカウント数も、単価も上昇傾向。
新規事業の進捗は予定通り。SaaS型ツールの販売を2021年
2⽉にローンチ。
⾜元のマーケット環境および将来的なM&Aへの活⽤可能性を踏まえた
⾃社株買いの実施。
1
01 2021年9⽉期 第1四半期決算概要
02 事業概況
03 サイバー・バズについて
2
Chapter 01
2021年9⽉期
第1四半期決算概要
01 2021年9⽉期 第1四半期決算概要
業績ハイライト
新型コロナウイルス感染症による顧客の広告費削減の影響により、
YonYで減収・減益
2021年9⽉期 2021年9⽉期 YonY成⻑率
単位︓百万円 進捗率
通期予想 1Q累計実績 （2020年9⽉期1Q実績）
売上⾼ 3,500 661 18.9% -22.8%
（856）
営業利益 260 2 1.0% -98.4%
（164）
経常利益 260 2 1.1% -98.1%
（154）
当期純利益 180 -1 ー ー
（104）
4
01 2021年9⽉期 第1四半期決算概要
コスト分析
2021年9⽉期1Q
前年同期 累計実績
40.9％ 40.7％
売上⾼の減少に伴う
仕⼊⾼の減少
原価
269百万円
2021年9⽉期1Q
前年同期 累計実績
39.9％ 58.9％
累計売上⾼ 売上⾼の減少、採⽤強化による
⼈件費増により販管⽐率上昇
661百万円
コロナ影響による
累計売上⾼圧縮のため、
販管費
営業利益縮⼩も⿊字
389百万円
2020年9⽉期2Q
11.6％
2021年9⽉期1Q
前年同期 累計実績
19.2％ 0.4%
営業利益
5
01 2021年9⽉期 第1四半期決算概要
業績ハイライト
連結売上⾼
過去最⼤の四半期売上を計上した前年同期⽐では22.8%減収
（百万円）
900
750
600
450
300 712 658 822 750 856 755 709 675 661
150
0
2019.9 2019.9 2019.9 2019.9 2020.9 2020.9 2020.9 2020.9 2021.9
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
6
01 2021年9⽉期 第1四半期決算概要
売上の先⾏指標となる受注⾼は回復傾向
（以下イメージ）
2020年4⽉7⽇
緊急事態宣⾔
2020.9 2Q 2020.9 3Q 2020.9 4Q 2021.9 1Q
7
01 2021年9⽉期 第1四半期決算概要
コストの内訳推移
費⽤内訳の推移 ー 販売費及び⼀般管理費（百万円）
400
350
積極的な⼈材採⽤
前期⽐ ＋17百万円
300
226
250
209
200
150 23
17
19
18
100 17
12
10
24 業務委託費
前期⽐ ＋14百万円（内、D2C事業︓11百万円）
50
72 79
⼈件費 地代家賃・共益費
0 広告宣伝費・ポイント引当⾦繰⼊
2020年9⽉期 2021年9⽉期 採⽤研修費 業務委託費 その他
1Q累計実績 1Q累計実績
8
01 2021年9⽉期 第1四半期決算概要
セグメント・サービス別の売上⾼進捗率
2021年9⽉期 2021年9⽉期
単位︓百万円 進捗率
通期予想 1Q累計実績
インフルエンサー
サービス 1,665 301 18.1%
SNSアカウント
運⽤ 523 137 26.3%
SMM事業
（ソーシャルメディア
マーケティング事業）
インターネット
広告代理販売 1,118 206 18.5%
SaaS
（注1） 41 0 0%
D2C事業
（注2）
ー 123 10 8.9%
15.6%
その他 ー 30 4
（注1）2021年2⽉に販売開始。（P.17参照）
（注2）2021年4⽉以降、⾃社D2Cプラットフォームを⽴ち上げ本格展開開始。 （P.19参照）
なお、前期SMM事業に含めていた⾃社メディアの「to buy」はD2C事業に含めている。
9
01 2021年9⽉期 第1四半期決算概要
貸借対照表 増減分析
単位︓百万円 2020年9⽉期 2021年9⽉期1Q 増減要因
流動資産 2,147 2,037 －
現預⾦ 1,638 1,583 －
売掛⾦ 469 378 －
固定資産 228 275 SaaS型ツールの開発コスト
資産合計 2,375 2,312 －
負債 379 311 －
純資産 1,996 2,000 －
資本⾦ 457 457 －
資本剰余⾦ 457 457 －
利益剰余⾦ 1,083 1,081 －
取締役、監査役及び執⾏役員に
新株予約権 － 5 発⾏したストック・オプション
負債・純資産合計 2,375 2,312 －
10
01 2021年9⽉期 第1四半期決算概要
⾃社株買いについて
⾜元の株価⽔準、資本効率の向上、並びに経営環境の変化に対応した
機動的な資本政策の遂⾏を可能とするため、⾃⼰株式の取得を⾏う
⾃⼰株式 資本効率の改善
取得の⽬的
今後のM&A実施時に活⽤
⾃⼰株式取得の概要
取得予定株式数 60,000株
最⼤取得予定⾦額 192百万円
株式を取得することができる期間 2021年2⽉16⽇から同年2⽉18⽇まで
取得の⽅法 東京証券取引所の⾃⼰株式⽴会外買付取引（ToSTNeT－3）による買付け
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Chapter 02
事業概況
02 事業概況 SMM事業
サービス別売上⾼サマリー
SNSアカウント運⽤が好調に推移したものの、
SMM事業全体の売上⾼は低調に推移
インフルエンサーサービス
売上⾼ 301百万円 YonY 21.4%
2021年度 1Q実績
売上⾼ SNSアカウント運⽤
645百万円 売上⾼ 137百万円 YonY 30.6%
前年 756百万円
インターネット広告代理販売
YonY 14.6%
売上⾼ 206百万円 YonY 22.7%
※前年同四半期⽐較につきましては、前年同四半期の数値を
変更後のサービス区分に組み替えた数値で⽐較しております。
13
02 事業概況 SMM事業
インフルエンサーサービス
⻑期化する新型コロナウイルス感染症
の影響を受け減収
2021年度1Q実績
301
インフルエンサーサービス 2021年9⽉期1Q売上⾼（百万円） 百万円
450
400
前年同期⽐ インフルエンサーサービス
350 21.4％
300
250
200
383
point 1Qの特徴
150
301
クライアント企業の店頭販売の低迷や⼀般消費者の
100 需要が減退することによる広告費の削減により
減収となったものの、受注は徐々に回復傾向にある。
50
0
2020年度1Q 2021年度1Q
14
02 事業概況 SMM事業
SNSアカウント運⽤
⽉額単価の上昇やオプションの増加、 2021年度1Q実績
継続率の上昇により増収
137
SNSアカウント運⽤ 2021年9⽉期1Q売上⾼（百万円） 百万円
160
前年同期⽐
140
30.6％
120
100 point 成⻑の理由
1 案件単価及び案件数ともに増加
80
2 継続率の上昇
137
60
3 宮崎オフィスを⼦会社化し、運⽤体制強化
105
40
20
0
2020年度1Q 2021年度1Q
15
02 事業概況 SMM事業
インターネット広告代理販売
⻑期化する新型コロナウイルス感染症
の影響を受け減収
2021年度1Q実績
206
インターネット広告代理販売 2021年9⽉期1Q売上⾼（百万円） 百万円
300
250 前年同期⽐
22.7％
200
point 1Qの特徴
150
267 主⼒であるInstagramやTwitterのSNS運⽤広告
の不振により減収となった。
100 206
50
0
2020年度1Q 2021年度1Q
16
02 SMM事業概況
SaaS型ツール『Owgi（オウギ）』の販売開始
POINT 1 POINT 2
『Owgi』利⽤のクライアント企業ブランド担当者は、 ブランド単位での契約をベースとしており、
SNSアカウントを⼀元管理、 1クライアントにおいて
効果的な戦略計画が可能に 複数アカウントの契約が⾒込まれる。
ブランドA SNS運⽤ ブランドC SNS運⽤
フォロワー数 フォロワー増減 フォロー数
ブランドE SNS運⽤
フォロー増減 アクション率 反応率
⽀援機能
Account_name ・レポート抽出
・ベンチマークウォッチ
・UGC収集機能
など
クライアント企業
PRブランド
ブランドA ブランドB ブランドC ブランドD ブランドE
※2⽉1⽇より販売開始。 17
02 事業概況 SMM事業
「Ripre」新機能︓UGCを効率的に⽣成・納品する
「UGCファクトリー」設⽴
PRをしたい企業が、Ripre会員にUGC*を⽣成・納品を依頼できる機能を追加。
広告配信や公式アカウントのクリエイティブとして利⽤することが可能。
* UGC:ユーザーによるコンテンツ
Ripre
UGC⽣成納品新機能
商品受取
・モニター募集投稿
・UGCクリエイティブ⽤商品提供
企業 SNS
Ripre 登録会員
⼆次利⽤可能の ・商品撮影
広告配信素材受取 ・UGCクリエイティブ素材提供
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02 事業概況 D2C事業
サスティナブルに特化したD2Cプラットフォームを構築
各種SNSでの拡散や啓蒙 消費者へ
サスティナブルに特化した
D2C プラットフォーム
n インフルエンサーネットワーク、
SNSマーケティングのノウハウを⽣かした
各種SNSでの情報発信
n オリジナルブランド開発・販売
n 独⾃基準セレクトの ブランドや商品販売
n サスティナブル活動・⽀援を⾏うローラ⽒が
サスティナブルディレクターとして就任
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Chapter 03
サイバー・バズについて
03 サイバー・バズについて
会社情報
企業名 株式会社サイバー・バズ
所在地 東京都渋⾕区
設⽴⽇ 2006年4⽉
代表取締役社⻑ 髙村 彰典 代表取締役社⻑
代表取締役社⻑ 髙村 彰典 髙村 彰典
取締役 三⽊ 佑太
執⾏役員 ⾦森 紘
執⾏役員 辻 孝明 Profile
執⾏役員 宮本 悠加 1997年 興和株式会社⼊社
経営チーム 株式会社サイバーエージェント⼊社
執⾏役員 栗⼭ 真⼀ 1999年
執⾏役員 荘司 ⾥樹 2005年 株式会社サイバーエージェント執⾏役員就任
執⾏役員 ⼭⽥ 洋輔 (インターネット広告事業本部)
執⾏役員 佐藤 亮平 2005年 株式会社サイバーエージェント取締役就任
常勤監査役 礒村 奈穂 2006年 株式会社サイバー・バズ取締役就任
2010年 株式会社サイバー・バズ代表取締役就任（現任）
経営陣、デジタルガレージ、
株主構成 サイバーエージェント、マイナビ、 インターネット広告の黎明期、株式会社サイバーエージェン
ユナイテッド 他 ト設⽴から10ヵ⽉⽬に⼊社。インターネット広告事業を牽
引、2005年からは経営にも参画。
インフルエンサーマーケティング、
2010年より株式会社サイバー・バズの代表取締役に就任、
SNSアカウント運⽤、
事業内容 2013年に株式を取得。
インターネット広告代理販売、
D2C事業
21
03 サイバー・バズについて
ビジネスモデル
当社グループ
インフルエンサー
からの発信 広告主との直接取引
インフルエンサー
サービス
企業SNSアカウント
からの発信
SNSアカウント運⽤
消
費 代理店を介する取引 広
者 告
主
インターネット広告
インターネット広告 広告代理店
代理販売
⾃社商品
D2C
22
03 サイバー・バズについて
ソーシャルメディアが企業と消費者をつなぐ
コミュニケーションツールとして⼀層重要な存在に
国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模推計・予測（億円）
12,000 11,171
10,072
10,000
8,947
7,833
8,000
6,714
5,519
6,000 5,173
4,186
4,000
2,000
0
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
point 予想の前提
国内ソーシャルメディアマーケティング市場は2025年に2020年の約2倍になる⾒通し
[出典] サイバー・バズ/デジタルインファクト「国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査2020」
https://www.cyberbuzz.co.jp/2020/10/research2020.html
23
03 サイバー・バズについて
成⻑著しいインフルエンサーマーケティング市場
インフルエンサーマーケティング市場規模推計・予測（億円）
800 723
YouTube Instagram 670
Twitter等 その他 605 110
600 100
519
85
138
425 130
70
120
400 50 105
317 185
301 170
90 155
31 35
219 140
70 72
115
200 25
50 80 85
270 290
59 245
170 204
120 125
85
0
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
point 予想の前提
インフルエンサーマーケティング市場は2025年に2020年の約2.3倍になる⾒通し
[出典] サイバー・バズ/デジタルインファクト「国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査2020」
https://www.cyberbuzz.co.jp/2020/10/research2020.html
24
03 サイバー・バズについて
インフルエンサーマーケティングとは?
社会的に影響⼒を持つ⼈物を介して企業や商品、
サービスの認知度や興味・関⼼を向上させるマーケティング⼿法
従来のマーケティング
企業 新聞・雑誌・テレビ・インターネット
消費者
インフルエンサーマーケティング
SNS
Instagram, Twitter,
Facebook, blog,
YouTube, LINE
企業
インフルエンサー
消費者・フォロワー
25
03 サイバー・バズについて
強み SNS周辺領域を幅広くカバー –充実したサービスラインナップ–
SNS周辺領域を幅広くカバー
インフルエンサー
インフィード広告
マーケティング
SNSアカウント マーケティング
運⽤ ⽀援
SNS関連の要望に
幅広く対応ができる
26
03 サイバー・バズについて
強み クライアントへの安⼼材料 –厳しい会員審査・広告審査–
会員選考基準、広告審査体制（投稿内容の審査）を採⽤
ステルスマーケティング発覚や炎上による
企業へのダメージを避けるため
審査
インフルエンサー
会員選考 広告審査体制
• リクルーティング • 厳格な広告審査基準
• 影響⼒分析 • 外部機関審査
27
03 サイバー・バズについて
EC市場の拡⼤に伴いSNSの活⽤も拡⼤
EC分野の顧客をサポートしシェアを拡⼤する
昨今のコロナ禍の影響もありEC市場が急速に伸びている
ブランディング、認知向上だけでなく、SNS経由の購⼊・購⼊後のリピートまでサポートする
SNS⽀援サービス EC分野
Instagram, YouTube, Twitter, Facebook, LINE
蓄積された 投稿／運⽤ 企画／制作
データベース
コスメ アクセサリー
効果測定 SHOP
運営⽀援
キャンペーン
運⽤ アパレル ⾷品・飲料
28
03 サイバー・バズについて
SNSに特化したECコンサルティング事業を強化
購買過程に対するコンサルティングについて
購⼊後の【リピート】まで範囲を広げてサポート
『SNSアカウント運⽤代⾏』×『SNS運⽤型広告』×『SNSに特化したECコンサルティング、Facebookショップ構築サポート』
数
消
費
者
数 認知 検討 購⼊ リピート
時
運ア LIVE配信
⽤カ
アカウント
インフル SNS ✖ ECコンサルティング
代ウ
フォロワー獲得 運⽤
エンサー SHOP運⽤
⾏ン
（興味喚起）
の活⽤
ト
広 ダイナミック広告
代告
⾏運
デモグラフィック配信 アカウント内データ配信
⽤
29
03 サイバー・バズについて
中⻑期的展望
新規分野
D2C事業 など
アカウント運⽤事業の拡⼤
クロスセル
業種拡⼤・中堅企業への浸透
SNS特化型ECコンサルティング事業、
SNS運⽤担当者向けSaaS型ツールの提供 など
インフルエンサーマーケティングの成⻑
市場全体の成⻑
顧客領域の拡⼤（EC顧客の強化）
タレント起⽤、LIVE配信、WEB座談会、
SNS特化型ECコンサルティング事業など
売
上
⾼
時間
30
将来⾒通しに関する注意事項
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れらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
それらリスクや不確実性には、⼀般的な業界ならびに市場の状況、⾦利、通貨為替変動といった
⼀般的な国内および国際的な経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「⾒通
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