7068 M-FフォースG 2020-03-30 11:30:00
営業外費用の計上及び連結決算開始に伴う連結業績予想の公表並びに個別業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                        2020 年3月 30 日
各    位
                                 会社名     株式会社フィードフォース
                                 代表者名    代表取締役社長          塚田 耕司
                                         (コード番号:7068 東証マザーズ)
                                 問合せ先    取締役経営管理本部長       西山 真吾
                                                 (TEL.03-5846-7016)


         営業外費用の計上及び連結決算開始に伴う連結業績予想の公表並びに
                個別業績予想の修正に関するお知らせ


 当社は、2020 年5月期第3四半期において、営業外費用を計上しました。また、2020 年5月期第3四
半期より連結決算に移行しましたので、新たに 2020 年5月期の通期連結業績予想を公表するとともに、
最近の業績動向を踏まえ、2019 年7月 12 日に公表した通期個別業績予想を修正しましたので、併せて下
記のとおりお知らせいたします。

                                 記

1. 営業外費用の計上について
 当社は、2020 年1月 10 日付「資金の借入に関するお知らせ」のとおり、アナグラム株式会社(以下、
「アナグラム」 )の株式取得等のため 1,850 百万円の借入を行いました。この借入に際して、その取扱い
に係る手数料を損益計算書の営業外費用(支払手数料)として 38 百万円を計上しました。

2. 連結決算開始について
 当社は、2020 年1月 10 日付「子会社の異動を伴う株式取得(アナグラム株式会社の連結子会社化)に
関するお知らせ」のとおり、2020 年1月にアナグラムの 50.1%の株式を取得し子会社化いたしました。こ
れに伴い、2020 年5月期第3四半期より連結決算へ移行しましたので、新たに通期連結業績予想を公表
いたします。

3.2020 年5月期連結業績予想(2019 年6月1日~2020 年5月 31 日)
                                                 親会社株主に       1株当たり
           売上高      EBITDA    営業利益    経常利益
                                               帰属する当期純利益      当期純利益
            百万円       百万円      百万円      百万円           百万円        円銭
    通期
            1,470       420     350      300            130     23.49
(注)1.2019 年5月期は連結決算を行っておりませんので、対前年増減率は記載しておりません。
   2.EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却額
   3.1株当たり当期純利益は予定期中平均発行済株式数により算出しております。

4.連結決算の概要
 上記の連結業績予想は、   「5.個別業績予想の修正(2019 年6月1日~2020 年5月 31 日)」に記載の個
別業績予想の数値に、2020 年5月期第3四半期より当社の連結子会社となるアナグラムの 2020 年1月か
ら 2020 年5月までの5カ月分の業績予想を織り込んだ数値となります。
 また、2020 年5月期第3四半期連結会計期間に計上したアナグラムの株式取得に伴うアドバイザリー
費用等に加え、同社の連結子会社化により生じるのれん及び無形固定資産の計上に伴うのれん償却額及び
減価償却費等の予想も織り込んでおります。
 なお、親会社株主に帰属する当期純利益及び1株当たり当期純利益の予想については、当社はアナグラ
ム株式の 50.1%を取得しているため、非支配株主持分による影響があります。
5. 個別業績予想の修正(2019 年6月1日~2020 年5月 31 日)
                                                             1株当たり
              売上高         営業利益        経常利益        当期純利益
                                                             当期純利益

                 百万円        百万円         百万円          百万円         円銭
前回予想(A)
                    989       235         232          161      29.09

今回修正(B)             930       150         100           90      16.26

増減額(B-A)          △59        △85        △132          △71            -

増減率(%)           △6.0%     △36.2%      △56.9%       △44.1%           -
(ご参考)
前期実績
(2019 年5月期)         700          45          34         43      8.77
(注)1株当たり当期純利益は予定期中平均発行済株式数により算出しております。

6. 個別業績予想の修正理由について
  2020 年5月期第3四半期におきまして、各サービスにおける進捗状況やアナグラムの株式取得に伴う
費用増加に加え、昨今の経済状況を踏まえて通期の進捗を見据えた結果、2020 年5月期通期の個別業績
予想を、売上高 930 百万円(前回予想比 6.0%減)、営業利益 150 百万円(前回予想比 36.2%減)
                                                      、経常利益
100 百万円(前回予想比 56.9%減)
                    、当期純利益 90 百万円(前回予想比 44.1%減)に修正いたします。各予
想金額の修正理由の詳細については、以下のとおりです。

(売上高)
 プロフェッショナルサービス事業においては、売上高 460 百万円(前回予想比 1.5%減)に修正いたしま
す。2020 年5月期第1四半期において「DF PLUS」での主要顧客の解約の影響があり 2020 年5月期第3四
半期累計期間において当初計画から 24 百万円程度下回っているものの、         「Feedmatic」では 30 百万円程度
計画を上回っていることから、プロフェッショナルサービス事業セグメント全体としては概ね計画通りの
進捗となっております。しかしながら、昨今の経済状況を踏まえ広告主の出稿額の減少を想定しておりま
す。
 SaaS 事業においては、売上高 470 百万円(前回予想比 9.8%減)に修正いたします。2020 年5月期第3
四半期の時点においては、     「dfplus.io」及び「ソーシャル PLUS」は概ね計画通りの進捗であったものの、
「EC Booster」では期中における顧客獲得数や利用後の継続率が当初の想定を下回って推移したことによ
り、2020 年5月期第3四半期累計期間において当初計画から 18 百万円程度下回っており、また昨今の経
済状況を踏まえて営業活動での停滞が継続する可能性があることから今後の契約獲得数の減少を想定して
おります。

(営業利益)
 費用面においては、2020 年5月期第4四半期にかけて採用による人件費の増加を見込むほか、アナグ
ラムの連結子会社化に伴う監査報酬やセキュリティ強化のための外部ツール導入等管理費用が増加する見
込みとなることから当初の想定よりも費用増加を想定しております。
 この結果、営業利益予想は、売上高で 59 百万円の減少、営業費用で 26 百万円の増加を見込むことによ
り、前回予想を下回る見込みとなりました。

(経常利益)
 2020 年5月期第3四半期において、アナグラムの株式取得のため、金融機関からの借入れによる 1,850
百万円の資金調達を行いましたが、当該借入れに係る手数料を営業外費用として 38 百万円計上したほか、
支払利息の増加を想定しております。
 この結果、経常利益の予想は、営業利益の減少予想に加え、営業外費用で 51 百万円の増加等を見込む
ことにより、前回予想を下回る見込みとなりました。

(当期純利益)
 SaaS 事業の各サービスの機能開発等における人件費等をソフトウェアとして税務上課税所得に加算計
上してきており、一定の将来減算一時差異が存在します。今後も安定的に課税所得の計上を見込んでいる
ことから、合理的な見積可能期間における将来減算一時差異のスケジューリングに基づく繰延税金資産の
回収可能性を加味しております。

※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報及び合理的であると判断する一
 定の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる場合があ
 ります。


                                             以上