7068 M-FフォースG 2019-07-05 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う決算情報等のお知らせ [pdf]

                                                                                        2019 年7月5日
    各       位
                                                会  社  名      株 式 会 社 フ ィ ー ド フ ォ ー ス
                                                代 表 者 名      代 表 取 締 役 社 長 塚 田 耕 司
                                                               (コード番号:7068    東証マザーズ)
                                                問合わせ先        取 締役 経営管 理本部 長 員
                                                                            西 山 真 吾
                                                                           TEL. 03-5846-7016

                    東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ

         当社は、本日、2019 年7月5日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、なお一
        層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
         なお、2019 年5月期(2018 年6月1日から 2019 年5月 31 日)及び 2020 年5月期(2019 年6月1
        日から 2020 年5月 31 日)における当社の業績予想は、次のとおりであり、また最近の決算情報等に
        つきましては別添のとおりであります。

      【個別】                                                                     (単位:百万円、%)
                                                                            2019 年5月期
                       2020 年5月期                   2019 年5月期                           2018 年5月期
            決算期                                                            第3四半期累計期間
                         (予想)                        (見込)                                (実績)
                                                                              (実績)
項 目                          対売上        対前期               対売上      対前期             対売上        対売上
                             高比率        増減率               高比率      増減率             高比率        高比率


売       上       高     989     100.0     42.1      696     100.0     23.8     490    100.0      562       100



営 業 利 益 又 は
                      235      23.8     561.5      35       5.1       -        9        1.9   △25         -
営業損失(△)


経 常 利 益 又 は
                      232      23.5     593.2      33       4.8       -        7        1.5   △28         -
経常損失(△)

当期(四半期)純利
益又は当期純損失              161      16.3     338.1      36       5.3       -        7        1.5   △28         -
(△)
1株当たり当期
(四半期)純利益金
                            29 円 09 銭                   7 円 44 銭             1 円 44 銭         △5 円 84 銭
額又は1株当たり当
期純損失金額(△)


1株当 たり 配当 金                 0 円 00 銭                    0 円 00 銭                -             0 円 00 銭


        (注)1.当社は連結財務諸表を作成しておりません。
           2.2018 年5月期(実績)及び 2019 年5月期第3四半期累計期間(実績)の 1 株当たり当期
             (四半期)純利益金額又は 1 株当たり当期純損失金額(△)は期中平均発行済株式数によ
             り算出しております。
           3.2020 年5月期(予想)の 1 株当たり当期純利益金額は、公募株式数(650,000 株)を含め
             た予想期中平均発行済株式数により算出しております。
           4.2019 年1月 10 日付で普通株式1株につき 200 株の割合で株式分割を行っております。上
             記では 2018 年5月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期(四半
             期)純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)を算出しております。



                                                  - 1 -
【2019 年5月期業績予想の前提条件】
(2018 年5月期業績概要)
 当事業年度におけるわが国の経済は、企業業績及び雇用環境の改善が継続し、緩やかな回復基調で推
移したものの、海外においては、米国の貿易政策等による不確実性の高まりにより、景気の先行きにつ
いては不透明な状況となっております。その一方で、当社の主要な事業領域であるインターネット広告
市場は、利用者の増加や端末の普及に加え、企業等の活動におけるインターネットの利用増加により急
速に拡大を続けてまいりました。
 このような経済状況のもと、当社では、「『働く』を豊かにする。~B2B 領域でイノベーションを起
こし続ける~」をミッションに掲げ、情報流通の最適化と効果的な広告運用サービス等を提供してきま
した。データフィード構築のために当社がこれまでに蓄積した膨大な商品・案件等データとその変換・
更新ノウハウをもとに、企業が持つ情報を最適な形に加工し、さらにはユーザー属性を的確に分析する
ことで、ニーズのあるユーザーに対して適切な情報を、適切なタイミングで適切なデバイスに提供する
ことを実現してまいりました。また、当社は各プラットフォームと良好なリレーションを構築してお
り、その関係を活かし当社の複数のサービスを連携させることで、企業の顧客開拓支援に止まらずユー
ザーとの継続的な関係強化に資する包括的な支援に努めてまいりました。
 なお、当社の事業は、「プロフェッショナルサービス事業」及び「SaaS 事業」の2つのセグメントに
より構成されております。SaaS 事業では、新サービスとして 2016 年 12 月より「dfplus.io」の提供を
開始し、2018 年3月より「EC Booster」の提供を開始するなど、特に最近では SaaS 事業の開発体制の
強化及び新規取引先の開拓に注力してまいりました。

  2018 年5月期は、SaaS 事業の各サービスにおいて大きく売り上げが増加したものの、「dfplus.io」
の販売活動やサービス運営体制強化に加え、「EC Booster」開発のための研究開発費を計上したことに
より、売上高 562 百万円(前期比 15.6%増)、営業損失 25 百万円(前期は営業損失 28 百万円)、経常
損失 28 百万円(前期は経常損失 31 百万円)、当期純損失 28 百万円(前期は当期純損失 32 百万円)を
計上しました。
  セグメント別では、プロフェッショナルサービス事業において売上高 400 百万円(前期比 1.8%増。
内訳は、「DF PLUS」177 百万円、「Feedmatic」171 百万円、「Contents Feeder」等 51 百万円)、セ
グメント利益 138 百万円(前期比 10.3%増)を計上し、SaaS 事業において売上高 161 百万円(前期比
74.4%増。内訳は、「dfplus.io」23 百万円、「EC Booster」0百万円、「ソーシャル PLUS」136 百万
円)、セグメント損失 164 百万円(前期はセグメント損失 154 百万円)を計上しました。

(2019 年5月期第3四半期累計期間業績概要)
 2019 年5月期第3四半期累計期間は、両事業セグメントにおいて販売・サポート面及び開発面で人員
を拡充する一方で、特に SaaS 事業の各サービスにおいて順調に新規取引先が増加したことにより、売
上高 490 百万円、営業利益9百万円、経常利益7百万円、当期純利益7百万円を計上しました。
 セグメント別では、プロフェッショナルサービス事業において、「Contents Feeder」の解約が続い
たものの、2018 年 12 月以降「Feedmatic」の売上が拡大したこと等により、売上高 282 百万円(内訳
は、「DF PLUS」129 百万円、「Feedmatic」124 百万円、「Contents Feeder」等 28 百万円)、セグメ
ント利益 66 百万円となりました。SaaS 事業においては、開発及びサポートに係る人員の増強を行った
ものの、各サービスにおいて新規取引先が増加したことにより、売上高 207 百万円(内訳は、
「dfplus.io」42 百万円、「EC Booster」15 百万円、「ソーシャル PLUS」148 百万円)、セグメント損
失 56 百万円となりました。

(2019 年5月期当社全体の見通し)
  2019 年5月期は、プロフェッショナルサービス事業において第 3 四半期以降も新規取引の増加や既存
取引先の広告出稿額が堅調に推移していることに加え、SaaS 事業においても各々のサービスでの新規取
引先が増加していることから 2019 年3月までの月次業績も堅調に推移しており、2019 年4月及び5月
においても受注見込み案件等の売上寄与の確度も高いと判断しており、売上高 696 百万円(前期比
23.8%増)、営業利益 35 百万円、経常利益 33 百万円、当期純利益 36 百万円を見込んでおります。
  セグメント別では、プロフェッショナルサービス事業において売上高 395 百万円(前期比 1.3%
減)、セグメント利益 103 百万円(前期比 25.6%減)を見込んでおり、SaaS 事業において売上高 300
百万円(前期比 86.3%増)、セグメント損失 67 百万円(前期はセグメント損失 164 百万円)を見込ん
でおります。

(売上高)
① プロフェッショナルサービス事業


                                - 2 -
      プロフェッショナルサービス事業セグメントは、データフィードを活用したインターネット広告運
    用サービス「Feedmatic」、データフィードの制作・配信の受託サービス「DF PLUS」、サテライトサ
    イトを生成・自動運用する SEO 支援サービス「Contents Feeder」等により構成されております。
      2019 年5月期においては、特に第3四半期以降に「Feedmatic」において既存取引先との取引額が
    増加していることに加え新規取引先も増加している一方で、「Contents Feeder」における解約によ
    る減収の影響があったことにより、セグメント売上高 395 百万円(前期比 1.3%減)を見込んでおり
    ます。見込売上高の内訳は、以下のとおりです。
      「DF PLUS」は 175 百万円(前期比 1.7%減)であり、第 3 四半期累計期間 129 百万円及び3月 14
    百万円の実績を踏まえ、4月 15 百万円及び5月 15 百万円を見込んでおります。
      「Feedmatic」は 184 百万円(前期比 6.8%増)であり、第3四半期累計期間 124 百万円及び3月
    20 百万円の実績を踏まえ、4月 19 百万円及び5月 19 百万円を見込んでおります。
      「Contents Feeder」等は 36 百万円(前期比 28.7%減)であり、第3四半期累計期間 28 百万円及
    び3月2百万円の実績を踏まえ、4月2百万円及び5月2百万円を見込んでおります。

②    SaaS 事業
     SaaS 事業セグメントは、データフィード統合管理サービス「dfplus.io」、EC 事業者向け広告自動
    配信サービス「EC Booster」及びソーシャルネットワーク等のアカウントを利用したソーシャルログ
    イン提供サービス「ソーシャル PLUS」により構成されております。
     2019 年5月期は、それぞれのサービスにおいて新規顧客との取引件数が大幅に増加したことや顧客
    当たり月額料金(月額単価)の増加により、セグメント売上高 300 百万円(前期比 86.3%増)を見込
    んでおります。予想売上高の内訳は、以下のとおりです。
     「dfplus.io」は 64 百万円(前期比 173.2%増)であり、第3四半期累計期間 42 百万円及び3月6
    百万円の実績を踏まえ、4月7百万円及び5月7百万円を見込んでおります。
     「EC Booster」は 26 百万円(前期は 0 百万円)であり、第3四半期累計期間 15 百万円及び3月3
    百万円の実績を踏まえ、4月3百万円及び5月4百万円を見込んでおります。
     「ソーシャル PLUS」は 209 百万円(前期比 52.6%増)であり、第3四半期累計期間 148 百万円及
    び3月 19 百万円の実績を踏まえ、4月 19 百万円及び5月 20 百万円を見込んでおります。

(売上原価)
 当社の売上原価の内訳は、プロフェッショナルサービス事業における広告代理業務、データフィード
を提供するための処理を行う人員や SaaS 事業におけるシステムや UI/UX の開発運用のための人員に計
上される労務費並びにサーバー利用料等の直接経費及び賃料等の間接経費であり、これらの積み上げに
より計画を策定しております。労務費は人員計画に基づき策定しており、開発及び運用人員の増加に伴
い 224 百万円(前期比 19.4%増)を見込んでおります。経費については、サーバー増強等に伴い 64 百
万円(前期比 15.7%増)を見込んでおります。
 以上の結果、売上原価は 289 百万円(前期比 18.5%増)を見込んでおります。

(販売費及び一般管理費、営業利益)
  販売費及び一般管理費の主な内訳は、販売、サポート及び管理活動に係る人件費及び新サービス開発
に係る研究開発費であり、その他の費用も含めた積み上げにより計画を策定しております。人件費は、
人員計画に基づき策定しており、営業及びサポート体制強化による増員を想定し、269 百万円(前期比
25.0%増)を見込んでおります。一方で、経費は、2018 年3月に「EC Booster」のサービス提供が開始
されたことから研究開発費が大幅に減少する見通しであり、101 百万円(前期比 20.5%減)を見込んで
おります。
  以上の結果、販売費及び一般管理費は、371 百万円(前期比 8.0%増)を見込んでおり、営業利益は
35 百万円(前期は営業損失 25 百万円)を見込んでおります。

(営業外損益、経常利益)
 営業外収益は受取利息等を0百万円見込んでおり、営業外費用は支払利息を3百万円見込んでおりま
す。
 以上の結果、経常利益は 33 百万円(前期は経常損失 28 百万円)を見込んでおります。

(特別損益)
 特別利益及び特別損失は見込んでおりません。

(当期純利益)


                                - 3 -
 法人税等は 11 百万円を見込み、繰延税金資産計上による法人税等調整額を△15 百万円見込んでおり
ます。
 以上の結果、当期純利益は 36 百万円(前期は当期純損失 28 百万円)を見込んでおります。

【2020 年5月期業績予想の前提条件】
(当社全体の見通し)
  2020 年5月期は、プロフェッショナル事業において新規取引先の増加等により堅調に推移し、また
SaaS 事業において各々のサービスでの新規取引先増加による増収基調が今後も続くと判断しており、売
上高 989 百万円(前期比 42.1%増)、営業利益 235 百万円(前期比 561.5%増)、経常利益 232 百万円
(前期比 593.2%増)、当期純利益 161 百万円(前期比 338.1%増)を予想しております。
  セグメント別では、プロフェッショナルサービス事業において売上高 467 百万円(前期比 18.1%
増)、セグメント利益 131 百万円(前期比 27.5%増)を予想しており、SaaS 事業において売上高 521
百万円(前期比 73.7%増)、セグメント利益 116 百万円(前期はセグメント損失 64 百万円)を予想し
ております。

(売上高)
① プロフェッショナルサービス事業
 2020 年5月期においては、セグメント売上高 467 百万円(前期比 18.1%増)を予想しております。
各サービスの売上高予想の根拠は以下のとおりです。
 「DF PLUS」は、今後販売体制の強化を行い、また 2018 年 10 月から 2019 年3月までの過去6か月間
における既存顧客の追加配信依頼数や解約依頼数等活動実績を踏まえて、2019 年5月月次見込売上高か
ら、2019 年6月以降毎月概ね 0.2 百万円程度の売上が積み上がることを計画しており、売上高 199 百万
円(前期比 13.8%増)を予想しております。
 「Feedmatic」は、既存案件については顧客の主要業種における 2018 年 4 月から 2019 年3月までの
過去 12 ヶ月間の月次運用金額増減から繁忙期及び閑散期の売上増減を勘案しつつインターネット広告
市場規模の増加傾向を加味し、また新規案件については 2018 年 10 月から 2019 年3月までの受注実績
を踏まえて受注前案件の商談フェーズ毎に受注確度を勘案した上で同程度の受注獲得が今後も継続でき
ることとして、これらにより第2四半期以降において堅調な増収基調が継続できるものと計画してお
り、売上高 238 百万円(前期比 29.5%増)を予想しております。
 「Contents Feeder」等は、新規案件受注のための営業活動を行っていないため、今後一定の解約を
想定することにより、売上高 30 百万円(前期比 18.1%減)を予想しております。

②   SaaS 事業
  2020 年5月期においては、セグメント売上高 521 百万円(前期比 73.8%増)を予想しております。
各サービスの売上高予想の根拠は以下のとおりです。
  「dfplus.io」は、2019 年4月時点での受注状況及び 2018 年6月から 2019 年3月までの9か月間に
おける顧客獲得動向及び解約動向を踏まえた上で、2020 年5月期においては機能強化や今後の営業体制
強化による売上増加基調の更なる拡大を予想しております。具体的には、2019 年6月以降新規受注件数
から解約件数を控除した利用案件数が毎月8件程度増加することにより毎月 0.4 百万円の増加とし、既
存顧客の料金増額は上記期間の実績を踏まえ毎月 0.1 百万円として、2019 年5月月次見込売上高 7.6 百
万円から、毎月 0.5 百万円程度の売上が積み上がることを計画しており、売上高 131 百万円(前期比 66
百万円増)を予想しております。
  「EC Booster」は、2019 年4月時点での受注状況及び 2018 年6月から 2019 年3月までの9か月間に
おける顧客獲得動向及び解約動向を踏まえ、2020 年5月期においては EC カートシステム連携対象の拡
大を見込んで予想しております。具体的には、2019 年6月以降新規受注件数から解約件数を控除した利
用案件数が毎月 35 件程度増加することにより毎月 0.3 百万円程度の増加とし、既存顧客の料金増額は
上記期間の実績を踏まえ 0.3 百万円として、2019 年5月月次見込売上高 4.1 百万円から毎月 0.6 百万円
程度の売上が積み上がることを計画しており、売上高 92 百万円(前期比 66 百万円増)を予想しており
ます。
  「ソーシャル PLUS」は、2019 年4月時点での受注状況及び 2018 年6月から 2019 年3月までの9か
月間における顧客獲得動向及び解約動向を踏まえ、2020 年 5 月期においても新規受注及び既存顧客の料
金増額において同水準の傾向が続くものとして予想しております。具体的には、2019 年6月以降新規受
注件数から解約件数を控除した利用案件数が毎月5件程度増加することにより毎月 0.4 百万円程度の増
加とし、既存顧客の料金増額は実績を踏まえ毎月 0.2 百万円増加として、2019 年5月月次見込売上高
20.7 百万円から毎月 0.6 百万円程度の売上が積み上がることを計画しており、売上高 297 百万円(前期
比 88 百万円増)を予想しております。


                             - 4 -
(売上原価)
 2020 年5月期においては、売上原価 354 百万円(前期比 22.5%増)を予想しております。主な内訳
及び増減要因は以下のとおりです。
 プロフェッショナルサービス事業「Feedmatic」で営業人員の原価部門への配置転換の影響や外部採
用による人員増加により労務費は 285 百万円(前期比 27.1%増)を予想しており、サーバー費用の増加
等により経費は 69 百万円(前期比 6.5%増)を予想しております。

(販売費及び一般管理費、営業利益)
  2020 年5月期においては、 販売費及び一般管理費 399 百万円(前期比 7.7%増)を予想しておりま
す。主な内訳及び増減要因は以下のとおりです。
  人件費は、プロフェッショナルサービス事業「Feedmatic」で営業人員の原価部門への配置転換によ
る減少要因があるものの、他のサービスにおける営業体制強化に伴う増員により 280 百万円(前期比比
4.1%増)を予想しており、経費は EC Booster でのクレジットカード決済導入に伴う決済手数料の費用
増等により 119 百万円(前期比 17.1%増)を予想しております。
  この結果、営業利益は 235 百万円(前期比 561.5%増)を予想しております。

(営業外損益、経常利益)
 2020 年5月期においては、営業外収益は、0百万円を予想しております。営業外費用は、新株発行費
2百万円と支払利息1百万円で、合計3百万円を予想しております。
 この結果、経常利益は 232 百万円(前期比 593.2%増)を予想しております。

(特別損益)
 特別利益及び特別損失は予想しておりません。

(当期純利益)
 税金費用は、実効税率ベースで算定し 70 百万円を予想しております。
 以上の結果、当期純利益は 161 百万円(前期比 338.1%増)を予想しております。


【業績予想に関するご留意事項】
 本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的
であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、様々な要因によって異なる場合がありま
す。

                                                     以上




                          - 5 -
                2019年5月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                     2019年7月5日
上場会社名        株式会社フィードフォース                                              上場取引所  東
コード番号        7068     URL  https://www.feedforce.jp
代表者          (役職名) 代表取締役社長                         (氏名)塚田 耕司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理本部長                           (氏名)西山 真吾           TEL  03(5846)7016
四半期報告書提出予定日           -                            配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無  
四半期決算説明会開催の有無      :無  
 
                                                                                (百万円未満切捨て)
1.2019年5月期第3四半期の業績(2018年6月1日~2019年2月28日)
   (1)経営成績(累計)                                                      (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                           売上高                   営業利益             経常利益             四半期純利益
                          百万円         %         百万円       %      百万円        %       百万円         %
  2019年5月期第3四半期              490    15.6             9    ―           7     ―            7      ―
  2018年5月期第3四半期               ―       ―              ―    ―          ―      ―           ―       ―
 
                                             潜在株式調整後
                          1株当たり
                                                1株当たり
                         四半期純利益
                                              四半期純利益
                                   円 銭                 円 銭
  2019年5月期第3四半期                     1.44                  ―
  2018年5月期第3四半期                       ―                   ―
(注)1.2019年1月10日付で普通株式1株につき200株の割合で株式分割を行っており、1株当たり四半期純利益は、
        2018年5月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定した期中平均株式数を用いて算定しております。
      2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり、期
        中平均株価が把握できないため記載しておりません。
 
   (2)財政状態
                               総資産                         純資産                  自己資本比率
                                         百万円                       百万円                          %
  2019年5月期第3四半期                             413                       61                      14.8
  2018年5月期                                  345                       54                      15.7
 
(参考)自己資本         2019年5月期第3四半期                 61百万円      2018年5月期         54百万円
 
2.配当の状況
                                                         年間配当金
 
                      第1四半期末           第2四半期末           第3四半期末           期末              合計
                               円 銭               円 銭           円 銭           円 銭             円 銭
  2018年5月期                        ―               0.00           ―            0.00            0.00
  2019年5月期                        ―               0.00           ―                          
  2019年5月期(予想)                                                                0.00            0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
 
3.2019年5月期の業績予想(2018年6月1日~2019年5月31日)
                                                                          (%表示は、対前期増減率)
 
                                                                                      1株当たり
                      売上高              営業利益              経常利益           当期純利益
                                                                                      当期純利益
                    百万円        %     百万円          %    百万円       %    百万円        %           円 銭
       通期             696    23.8        35       -       33     -       36      -            7.44
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
      2.2019年1月10日付で普通株式1株につき200株の割合で株式分割を行っており、業績予想の1株当たり当期純
        利益は、2019年5月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定した期中平均株式数を用いて算定しておりま
        す。
※  注記事項
  (1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
 
  (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更    :無
    ②  ①以外の会計方針の変更                  :無
    ③  会計上の見積りの変更                    :無
    ④  修正再表示                              :無
 
  (3)発行済株式数(普通株式)
      ①  期末発行済株式数(自己株式を含む)          2019年5月期3Q   4,943,400株   2018年5月期   4,943,400株
      ②  期末自己株式数                    2019年5月期3Q         -株     2018年5月期         -株
    ③  期中平均株式数(四半期累計)   2019年5月期3Q 4,943,400株 2018年5月期3Q 4,943,400株
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
  (将来に関する記述等についてのご注意)
   本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
    する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する旨のものではありません。また、実際の業績等は様々
    な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項
    等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説
    明」をご覧ください。
      
 
                            株式会社フィードフォース(7068) 2019年5月期第3四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………     2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     2
     (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………     3
    2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………     4
     (1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………     4
     (2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………     5
        第3四半期累計期間 ………………………………………………………………………………………………     5
     (3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………     6
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………     6
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………     6
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………     6
       (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………     7
 




                            - 1 -
                                    株式会社フィードフォース(7068) 2019年5月期第3四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
    (1)経営成績に関する説明
         当第3四半期累計期間(2018年6月1日から2019年2月28日)におけるわが国の経済は、企業業績及び雇用環
        境の改善が継続し、緩やかな回復基調で推移したものの、海外においては、米国の貿易政策等による不確実性の
        高まりにより、景気の先行きについては不透明な状況となっております。その一方で、当社の主要な事業領域で
        あるインターネット広告市場は、利用者の増加や端末の普及に加え、企業等の活動におけるインターネットの利
        用増加により急速に拡大を続けてまいりました。
         このような経済状況のもと、当社では、「『働く』を豊かにする。~B2B領域でイノベーションを起こし続け
        る~」をミッションに掲げ、情報流通の最適化と効果的な広告運用サービス等を提供してきました。データフィ
        ード構築のために当社がこれまでに蓄積した膨大な商品・案件等データとその変換・更新ノウハウをもとに、企
        業が持つ情報を最適な形に加工し、さらにはユーザー属性を的確に分析することで、ニーズのあるユーザーに対
        して適切な情報を、適切なタイミングで適切なデバイスに提供することを実現してまいりました。また、当社は
        各プラットフォームと良好なリレーションを構築しており、その関係を活かし当社の複数のサービスを連携させ
        ることで、企業の顧客開拓支援に止まらずユーザーとの継続的な関係強化に資する包括的な支援に努めてまいり
        ました。営業面においては、人員数及び組織的な管理体制の両面で強化を行い、新規取引先の開拓等の事業展開
        に対する販売促進活動に注力してまいりました。
         この結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高490,241千円、営業利益9,302千円、経常利益7,437千
        円、四半期純利益7,133千円となりました。
     
         セグメント別の業績は、次のとおりであります。
        (プロフェッショナルサービス事業)
         主としてエンタープライズを中心とした顧客に対して、プラットフォーム等への広告運用受託サービス
        「Feedmatic」、個々のニーズに応じたデータフィードの構築サービス「DF PLUS」、サテライトサイトを生成・
        自動運用するSEO支援サービス「Contents Feeder」を行っております。
         当第3四半期累計期間の業績は、新規顧客の獲得や既存顧客での広告運用額増加等があったものの、
        「feedmatic」での大口顧客の解約や「Contents Feeder」の減収により、売上高282,970千円、セグメント利益
        66,200千円となりました。
         
        (SaaS事業)
          SNS登録情報を利用したWebの会員登録・ログインやダイレクトメッセージ送信による顧客リーチのサポートサ
        ービス「ソーシャルPLUS」、データフィードの作成、管理及び最適化を広告担当者自身で行うことができるデー
        タフィード統合管理サービス「dfplus.io」、並びにECサイトの商品情報を元に自動で最適化した広告を出稿す
        ることができる広告配信サービス「EC Booster」を提供しております。
         当第3四半期累計期間の業績は、「ソーシャルPLUS」、「dfplus.io」及び「EC Booster」において新規顧客
        の獲得が順調に推移したことにより、売上高207,270千円、セグメント損失56,897千円となりました。
 
    (2)財政状態に関する説明
        (資産)
         当第3四半期会計期間末における流動資産は391,246千円となり、前事業年度末に比べ70,794千円増加いたし
        ました。これは主に売掛金が66,814千円増加したことによるものであります。固定資産は22,413千円となり、
        前事業年度末に比べ2,795千円減少いたしました。これは主に有形固定資産が2,041千円減少したことによるも
        のであります。
            この結果、総資産は、413,659千円となり、前事業年度末に比べ67,999千円増加いたしました。
         
        (負債)
         当第3四半期会計期間末における流動負債は279,138千円となり、前事業年度末に比べ87,069千円増加いたし
        ました。これは主に短期借入金が80,000千円増加したことによるものであります。固定負債は73,220千円とな
        り、前事業年度末に比べ26,204千円減少いたしました。これは長期借入金が26,204千円減少したことによるも
        のであります。
         この結果、負債合計は、352,358千円となり、前事業年度末に比べ60,865千円増加いたしました。
         




                                    - 2 -
                               株式会社フィードフォース(7068) 2019年5月期第3四半期決算短信

       (純資産)
        当第3四半期会計期間末における純資産合計は61,301千円となり、前事業年度末に比べ7,133千円増加いたし
       ました。これは当四半期純利益7,133千円計上による繰越利益剰余金の増加によるものです。
        この結果、自己資本比率は14.8%(前事業年度末は15.7%)となりました。
 
    (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
       当社は、今後も既存サービスの機能追加や新サービスの開発等積極的な投資を行っていく方針ですが、特に2019
      年5月期はSaaS事業セグメントの各サービスにおいて着実な売上拡大を見込んでおります。
       このため、2019年5月期の業績は、売上高696百万円、営業利益35百万円、経常利益33百万円、当期純利益36百万
      円を見込んでおります。
 




                               - 3 -
                        株式会社フィードフォース(7068) 2019年5月期第3四半期決算短信

2.四半期財務諸表及び主な注記
    (1)四半期貸借対照表
                                                  (単位:千円)

                             前事業年度           当第3四半期会計期間
 
                          (2018年5月31日)       (2019年2月28日)
資産の部                                                        
 流動資産                                                       
  現金及び預金                           183,758           185,368
  売掛金                              133,176           199,991
  その他                                4,295             7,326
  貸倒引当金                              △779            △1,440
  流動資産合計                           320,451           391,246
 固定資産                                                       
  有形固定資産                             9,968             7,926
  投資その他の資産                          15,241            14,487
  固定資産合計                            25,209            22,413
    資産合計                           345,660           413,659
負債の部                                                        
  流動負債                                                      
   買掛金                              65,459           100,329
   短期借入金                                ―             80,000
   1年以内返済予定の長期借入金                   41,556            36,593
   未払費用                             20,525            18,529
   未払消費税等                           34,364            21,469
   賞与引当金                            20,539            11,779
   その他                               9,624            10,436
   流動負債合計                          192,068           279,138
  固定負債                                                      
   長期借入金                            99,424            73,220
   固定負債合計                           99,424            73,220
  負債合計                             291,492           352,358
純資産の部                                                       
  株主資本                                                      
   資本金                             100,000           100,000
   資本剰余金                            89,808            89,808
   利益剰余金                          △135,640          △128,506
   株主資本合計                           54,168            61,301
  純資産合計                             54,168            61,301
負債純資産合計                            345,660           413,659
 




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                  株式会社フィードフォース(7068) 2019年5月期第3四半期決算短信

    (2)四半期損益計算書
    (第3四半期累計期間)
                          (単位:千円)

                   当第3四半期累計期間
                   (自 2018年6月1日
                    至 2019年2月28日)
売上高                         490,241
売上原価                        207,841
売上総利益                       282,399
販売費及び一般管理費                  273,096
営業利益                          9,302
営業外収益                              
  受取利息                            1
  受取配当金                           0
  営業外収益合計                         1
営業外費用                              
  支払利息                        1,866
  営業外費用合計                     1,866
経常利益                          7,437
税引前四半期純利益                     7,437
法人税、住民税及び事業税                    303
法人税等合計                          303
四半期純利益                        7,133
 




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    (3)四半期財務諸表に関する注記事項
     (継続企業の前提に関する注記)
      該当事項はありません。
 
     (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
         該当事項はありません。
 
     (セグメント情報等)
      【セグメント情報】
          当第3四半期累計期間(自2018年6月1日 至2019年2月28日)
           報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                              (単位:千円)
                                     報告セグメント                                    四半期
                                                                     調整額       損益計算書
                       プロフェッショナ                                     (注1)        計上額
                                      SaaS事業           計
                       ルサービス事業                                                 (注2)
    売上高                                                                                     

    外部顧客への売上高              282,970        207,270      490,241           ―       490,241
    セグメント間の内部売上高
                               ―              24,460       24,460   △24,460           ―
    又は振替高
             計             282,970        231,730      514,701      △24,460     490,241

    セグメント利益又は損失(△)         66,200        △56,897            9,302        ―         9,302
(注)1.セグメント間取引消去によるものであります。
         2.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期損益計算書の営業利益と一致しております。
 
      




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 (重要な後発事象)
 新株式の発行及び売出し
  当社は、2019年5月31日及び2019年6月18日開催の取締役会において、以下のとおり新株式の発行及び株式売出し
 について決議いたしました。また、2019年6月27日に発行価格及び売出価格を以下のとおり決定しております。な
 お、公募による新株式の発行については、2019年7月4日に払込を受けており、発行済株式総数、資本金及び資本準
 備金の額が増加しております。
   
(1)公募による新株式の発行
募集株式の種類及び数    普通株式    650,000株

発行価格          1株につき1,150円

引受価額          1株につき1,058円

発行価格の総額       747,500千円

引受価額の総額       687,700千円
増加した資本金及び資本   増加した資本金の額          343,850千円
準備金の額         増加した資本準備金の額        343,850千円
払込期日          2019年7月4日
              ①事業拡大に係る人件費及び人材採用費、②クラウド型ストレージ及びサーバ等の費用並
資金の使途         びに情報機器関連購入費、③本社増床に係る設備資金及び賃料、並びに④借入金返済に重
              用する予定です。
   
(2)当社株式の売出し(引受人の買取引受による売出し)
売出株式の種類及び数    普通株式    30,100株

売出価格          1株につき1,150円

引受価額          1株につき1,058円

売出価格の総額       34,615千円

引受価額の総額       31,845千円

株式受渡期日        2019年7月5日
   
(3)当社株式の売出し(オーバーアロットメントによる売出し)
売出株式の種類及び数    普通株式    101,900株

引受価額          1株につき1,058円

引受価格の総額       107,810千円

株式受渡期日        2019年7月5日
   
   




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