7066 M-ピアズ 2020-11-11 15:00:00
当社子会社株式会社QualiagramにおけるトレーニングAI「mimik」事業の開始に関するお知らせ [pdf]
2020年11月11日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ピ ア ズ
代 表 者 名 代表取締役社長 桑野 隆司
(コード番号:7066 東証マザーズ)
問 合 せ 先 執行役員管理本部長 栗田 智代
( TEL. 03-6811-2211)
当社子会社株式会社 Qualiagram におけるトレーニング AI「mimik」事業の
開始に関するお知らせ
当社の子会社である株式会社 Qualiagram(本社:東京都港区、代表取締役:吉井 雅己、以下
「Qualiagram」)はこれまで培ってきた「営業・販売・接遇ノウハウ」
「育成・採用・定着ノウハウ」
を最大限に活用し、営業、接客を中心としたプレゼンテーション機会に必要な表現力を高めるトレー
ニングを効率的に行うことができるサービス「mimik」事業(以下、本事業)を新たに開始すること
を本日決定しましたのでお知らせします。
1.目的及び背景
我が国の労働人口は減少の一途をたどっており、人材は不足し続け、人材の育成に当てられる時間
も減っていくことが予想されます。そのような状況下でグローバルだけでなく、我が国においても企
業の教育方針に変化が起こっており、知識や技能以外の表現力や判断力、会話表現や感情といったコ
ミュニケーション能力が大きく問われています。
コミュニケーション能力とは、表情や文脈、状況の掛け合わせで成り立っていますが、ほとんど数
値化(可視化)や体系化ができていないため、教育する側の属人的な感覚による指導となってしまう
ことが多く、効率的かつ効果的な育成ができていない現状にあります。
本事業は、これまで教育する側のスキルや指導に当てられる時間に左右されてしまっていたアウ
トプットトレーニング(プレゼンテーションスキル育成)に AI 技術を活用し、より効果的で効率的
にできるよう体系化されたサービスを提供し、スキル向上と定着を図ります。
また、法人向けの IT サービス定着にあたっては運用や定着支援といったいわゆるカスタマーサク
セス機能が不可欠であるものの、特にベンチャー企業においてはリソース不足により良いプロダク
トを保有しているにもかかわらず高い顧客離脱率に悩まされるケースが多く見られます。この点、今
回の取り組みはピアズが培ってきた[カスタマーサクセス]能力がベンチャー企業の技術力と組み合
わさって高い競争力を有するサービスが生まれる事例と捉えており、今後類似の取り組みを様々な
ベンチャー企業と展開していくことを目指します。
2.新たな事業の内容
「mimik」は、AI 解析技術を活用した、アウトプットトレーニングシステムです。
(サービスサイト https://mimik.jp *2020 年 11 月 16 日公開予定)
<機能の特徴>
1 表現力を解析
表現力の高いメンバーの中にある、 「プレゼンノウハウ(暗黙知)
」を AI にて解析し、
教師データを作成し、E ラーニングとして社内のナレッジを可視化し展開できるようになり
ます。
2 スコアリングによる定量的なフィードバック
教師データを見て学習した成果を、 ロールプレイングとして実際に動画として撮影し、アップ
ロードすることで AI が教師データとのギャップを評価・採点し、フィードバックします。
3 教育研修の資産化
システム内ダッシュボードにて学習ログを蓄積。実践回数やスコアを確認することができま
す。また、教育データを蓄積することで利用企業のノウハウが独自の資産となります。
3.子会社概要
(1)名称 株式会社Qualiagram(クオリアグラム)
(2)所在地 東京都港区西新橋2丁目9番1号 PMO西新橋5階
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 吉井 雅己
(4)事業内容 ➢ 先端科学技術等の分野に関する研究開発
➢ システムの企画、開発、運用、保守、販売、配信、管理及びそれら
の受託
➢ 各種アプリケーションソフトの企画、開発、制作、配信、管理、運
営及び販売
➢ 広告業及び広告代理店業
➢ ウェブサイト、ウェブコンテンツ、その他インターネットを利用し
た各種サービス等の企画、制作 、販売、配信、運営及び管理
➢ OEM、プライベートブランド商品、その他各種商品の企画、製造及び
販売
➢ 各種コンサルティング業務
(5)資本金 5百万円(資本準備金5百万円)
(6)設立年月日 2020年11月12日
(7)大株主及び持株比率 株式会社ピアズ 100%
(8)上場会社と当該会社 資 本 関 係 当社の100%出資の子会社であります。
との間の関係
人 的 関 係 当社の取締役である吉井雅己が当該会社の代表取締役を
兼任します。
取 引 関 係 営業を開始していないため、当社との取引関係はありま
せん。
4.当該事業の開始のために特別に支出する金額及び内容
設備投資一式 約 30 百万円(2021 年9月まで)
5.新たな事業を開始する時期
(1) 子会社取締役決定日 2020 年 11月 11日
(2) 事業開始日 2020 年 11月 12日
6.今後の見通し
本件による 2021 年9月期の当社連結業績への影響は軽微であると見込んでおりますが、中長期的
には当社グループの業績向上に寄与するものと期待しております。また、公表すべき事項が生じた場
合には、速やかにお知らせいたします。
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ピアズ 経営企画部 IR 担当 蔭山 03-6811-2211 / https://peers.jp/ir/contact
以 上
(参考)当期連結業績予想(2020年8月13日公表分)及び前期実績
(単位:百万円)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益
当期連結業績予想
3,680 340 373 259
(2020年9月期)
前期実績
2,772 507 487 318
(2019年9月期)
(注)当社は、2020年9月期より連結財務諸表を作成しているため、2019年9月期の実績について
は個別実績を記載しております。そのため、前期実績における親会社株主に帰属する当期純利益は
当期純利益となります。