7065 ユーピーアール 2019-10-18 14:20:00
2019年8月期 決算説明資料 [pdf]

2019年8月期 決算説明資料




           2019年10月18日
目次




     1. 事業説明                                                     P. 2


     2. 2019年8月期 決算説明                                            P. 17

     3. 2020年8月期 決算予想                                            P. 27


     4. 成長戦略                                                     P. 36


     5. 参考資料                                                     P. 43



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1. 事業説明
ユーピーアール株式会社とは

 レンタルパレットを中核に、山口県宇部市で創業
 物流と親和性のあるビジネスを展開
 パレットプールシステム      アシストスーツ                                  海外展開                     スマートパレット
                                                             タイ

                                                                     ベトナム

                                                          マレーシア
                                                                                    クラウド型パレット
                                                                  シンガポール             管理システム


物流事業                                    レンタルパレット
                                                                                         物流IoT
コネクティッド事業
                                                                             位置情報関連ソリューション
                                                                            「なんつい」・「ワールドキーパー」




    遠隔監視ソリューション   カーシェアリング
       「なんモニ」       システム
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なぜパレットをレンタルするのか




               レンタルパレット


       保 管                                                輸 送



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保管で使用するレンタルパレットについて

 保管用パレットレンタルは当社従来からのビジネス
                                       • 季節波動
                                       • 2,500社 1位企業売上5%
                                       • 景気に左右されない
                                   パ
                                   レ
                                   ッ
                                   ト

      工場倉庫
                                   の
                                   必
                                   要
                                   枚                                       レンタル
                                   数




                                                                           自社保有

                                              春              夏     秋   冬



             安定・基盤事業
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輸送で使用するレンタルパレットについて

 国内に5億枚のパレットが存在
 ⇒なぜ、自社パレットでの輸送が難しいのか?
                                                             レンタルパレット
                                                               効率的
                                                               少ない移動距離
  【生産地】                                 【消費地】                          【消費地】
    工場                                  流通拠点                            当社デポ




          生産地まで返却
                                        使い捨てパレット
                                                                     大半を
                                                                     占める

                                               廃棄
                                                            環境問題
           自社パレット                                            など


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物流現場の現状


【現状】
                          ※国交省調べ
           90分~120分                                                     90分~120分

 工場                                                                          卸・流通拠点




【パレット使用】          かなりの                                                             かなりの
                  時間短縮                                                             時間短縮
            20分                                                           20分

 工場                                                                          卸・流通拠点




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物流クライシス

 少子高齢化を背景に深刻なトラックドライバー不足が発生
 物流クライシス解決のため各省庁が対策に取り組む
 道路貨物運送業の就業者数と年齢構成の推移                                                                      各省庁の取組み
                  55歳以上の構成比(左軸)                                    国土交通省 総合物流施策大綱 ※抜粋
                                高齢化が
                  29歳以下の構成比(左軸)                                    1. サプライチェーン全体の効率化・価値創造に資するとともにそれ自体が
                                 進行                                     高い付加価値を生み出す物流への変革
30%
                                                                        ① 連携・協働による物流の効率化
                                                                        ② スマートサプライチェーンの構築に資する環境整備
25%                                                                       パレット化等による機械荷役への転換促進

20%                                                                  2018年1月策定、2019年3月改訂の「総合物流施策推進プログラム」
                                                                     において、直ちに取り組む施策としてパレット活用が明記
15%
                                                                   2. 新技術(IoT、BD、AI等)の活用による“物流革命”
10%                                                                    国土交通省                  総合物流施策大綱
                                                                       国土交通省、                 改正貨物自動車運送事業法
5%     2028年までに約28万人のドライバーが不足する                                        厚生労働省                  (荷主対策と告知制度)
                                    出所)鉄道貨物協会
                                                                       国土交通省、経済産業省、
0%                                                                                            ホワイト物流(働き方改革)
                                                                       農林水産省
      03年   06年   12年   13年   14年   15年    16年     17年
                                                                                              農産品物流対策関係省庁
出所)労働力調査結果(総務省統計局)                                                     農林水産省
                                                                                              連絡会議(一環パレチゼーション)




                              輸送用のパレット増                                   市場成長
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全国187か所のデポ網

 レンタルパレット事業を支えるネットワーク
 デポ網:187か所            パレット:約424万枚
デポ・・・物流機器の貸出、返却を行うサービス拠点
     拠点数は2019年8月31日時点                                         札幌営業所


  デポ :187か所
  営業所:12か所
                                                         新潟営業所


                                           大阪営業所
                                                                                    仙台営業所
                                岡山営業所



                                                                                    関東営業所
          福岡デポ
          福岡営業所
                                                                             市原デポ
         南九州営業所                      三木デポ
                                                                     東京本社
                      宇部デポ※                                          東京営業所

                       宇部本社                                  静岡営業所
                       山口営業所                     名古屋営業所
                                                                                    (2019年8月31日時点)
                     ※宇部デポ・・・ウベパレットサービス株式会社(当社の連結子会社)
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多品種・多サイズ

 多種多様な業種・顧客との取引を支える保有ラインナップ
  競合他社と比較し、取扱品番を多く揃え、広く顧客のニーズに応えられる体制を整備

                        日本標準型
                                                                    多品種・多サイズ

  業種           製品・業態       11型              12型              13型             14型   ネスティングラック   カゴ車
         加工食品
         冷凍・冷蔵倉庫
  食 品    製粉
         米
         製糖
 その他製造 日用雑貨
  繊 維    アパレル
         化学品(ドラム缶)
  化 学
         石油化学(紙袋)
  ゴ ム    タイヤ
  ガラス    製壜
  その他    段積み不可な商品
         コンビニ
 流通・小売
         ホームセンター
                             アジア共通サイズ
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販売ラインナップ




  コンベア                プラ台車                         全自動ストレッチ包装機                      ストレッチフィルム




         折りたたみコンテナー               逆ネスティングラック                                ネスティングラック




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アシストスーツ

 荷作業関連人材に対するソリューションとして、アシストスーツ事業の
 本格展開
  サポートジャケットを皮切りに、自社ブランドを拡充
   軽量化とコストダウンを目的としたパワーアシストスーツの開発
  物流業界以外への展開
   介護・医療・農業・建築などへ                                                           モーター付モデル
                                                                            業界最軽量クラス
            エントリーモデル(無動力モデル)
   導入時期     2016年9月                   2018年9月
   重作業
   軽作業        ○                             ○
  女性・高齢者      ○                             ○
           サポートジャケット              サポートジャケット
             Bb+PRO            Bb+FIT(SLIM/WIDE)



   商 品




                      Copyright UPR Corporation. 2019 All Rights Reserved               12
ワールドキーパー

 ワールドキーパーにより、リアルタイムに輸送情報をトレース・管理
  医薬品の適正流通基準(GDP*)に対応した物流IoTソリューションをいち早く提供
                                                      *GDP=Good Distribution Practices


                        WorldKeeper 導入事例
                                                                                     移動先
    専用端末                          インターネット環境で
                                   世界中にアクセス

                                                    輸送中の
                           クラウドサーバ                リアルタイム情報



                                             モバイル
                                              通信
              GPS                                                             製薬会社の本社
    製品に同梱               輸送中のリアルタイム情報
                           位置データ
                        温度・湿度データ




    製薬会社の工場                    製品の輸送                                      各種医療機関

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遠隔監視システム



                                陳列棚・ショーケースも
                                自動温度監視                                    温度変化は
                                                                          グラフで確認
       画像
                画像
                                                                              温度逸脱発生時は
                                                                              担当者にメール通報

冷凍庫・冷蔵庫の
 自動温度監視                          クラウドサーバ

                                                                         提出する帳票を一発作成

                     タブレットやスマホで
                     一般衛生管理項目入力




    【HACCP対応】 6つの貨物情報を収集可能                                             【GDP】3つのポイント
   温度管理        気圧情報     露出光情報                                  品質の確保・    流通過程の     偽造医薬品
   位置情報      衝撃情報             加速度情報                             温度管理     適正管理        対策

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カーシェアリング

 カーシェアリングシステムの提供拡大
  既存の顧客へのカーシェアリングシステムのレンタル及び販売増
  新規の顧客の開拓
  実証実験・行政案件に積極的に参画することで業界内での知名度向上により更なる顧客
   獲得を目指す
     カーシェアリング市場動向                                              カーシェアリングサービス概要




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 海外事業

  海外現地法人の事業拡大
     各国内の活動だけでなく、国際間の一貫パレチゼーションを推進
         日系企業への荷物保管用レンタルパレットの供給をメイン
         日本とアセアン地域及びアセアン地域内での荷物輸送用パレットの提案を進める

                                                                                             アジア共通サイズ
     他社との差別化を図り、「アジアNo.1」を目指す
                                                                           パレットによる物流効率化を目的としたアジア諸国10か国の国
                                                                                            Z
                                                                           際組織。APSF加盟国 日本・中国・韓国・フィリピン・マレーシ
                                                                           ア・インドネシア・タイ・ベトナム・ミャンマー・インド
                                                                           APSFでは、11型パレットと12型パレットをアジア共通の規格
                                                                           サイズに定めた。
<2018年設立>
UPR VIETNAM Co.,LTD                                                                     国際間の一貫パレチゼーション

<2014年設立>                                                                       海外           国際間輸送           日本
UPR (Thailand) Co.,Ltd.

<2015年設立>                                                                                       Z
UPR Solution(Malaysia) Sdn.Bhd.                                                         工場              工場
                                                                          デポ                                      デポ
<2011年設立>
UPR Singapore Pte.Ltd.

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2. 2019年8月期 決算説明
ハイライト




    業績関連ハイライト
       対前年増収増益
       対業績予想(7/12公表)増収増益
       売上高・経常利益ともに過去最高を更新
       1株当たりの配当金:40円←35円(7/12公表の配当予想)


         トピックス
     6月12日に東証市場第二部に上場
     積極的投資を行い、レンタルパレットの期末保有枚数は424万枚
     家庭紙業界向けパレットプールシステムの本格運用開始
     2018年9月にサポートジャケット「Bb+FIT」の発売を開始し
     シリーズ累計10,000着を突破


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売上高



(百万円)



                   11,671

          10,367
  9,312

                                           過去最高の売上高

                                           対前年+12.6%伸長



  17.8期   18.8期    19.8期



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売上高(セグメント別)



           物流事業      コネクティッド事業
(百万円)
                            11,671

              10,367        1,143

   9,312           857                             対前年伸び率
   697

                                                        全社:+12.6%

                            10,528
                                                        物流事業:+10.7%
                  9,509
   8,614
                                                        コネクティッド事業:+33.4%



  17.8期           18.8期     19.8期



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経常利益



(百万円)


                   1,008



           803

                                          過去最高の経常利益
                                          対前年:
                                           +25.5%、+205百万円
   269




  17.8期   18.8期   19.8期



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経常利益(増減分析)



(百万円)


             111

                   90
                                                                    人件費                 :17名増
                        105
       617                                                          広告費                 :国際物流総合展2018
                              74                                                          アシストスーツ「Bb+FIT」
                                        32
                                                                    研究開発費 :新型アシストスーツ
                                                                            「Ep+ROBO」
                                                                    上場関連費 :取引所・主幹事 手数料
                                               1,008                        上場記念賞与
                                                                            宇部市への寄付
 803




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業績


                                                                                                         (百万円)
                  18.8期                                                        19.8期
                                                       前年同期比                前年同期比             業績予想       対計画
                 通期実績              通期実績
                                                        増減額                  増減率             (7/12公表)    達成率
 売上高               10,367             11,671                  1,304                  12.6%      11,587   100.7%
 売上原価               6,750               7,436                   686                  10.2%
 売上総利益              3,617               4,234                   617                  17.1%
     売上総利益率         34.9%              36.3%                        -                 1.4P
 販売費及び一般管理費         2,980               3,477                   497                  16.7%
     販管費率           28.7%              29.8%                        -                 1.1P
 営業利益                 636                  756                  120                  18.9%        706    107.1%
     営業利益率           6.1%                6.5%                       -                 0.4P       6.1%      0.4P
 経常利益                 803               1,008                   205                  25.5%        943    106.9%
     経常利益率           7.7%                8.6%                       -                 0.9P       8.1%      0.5P
 当期純利益                566                  573                     7                  1.1%        505    113.5%
     当期純利益率          5.5%                4.9%                       -                -0.6P       4.4%      0.5P

 設備投資額              2,290               4,605                 2,315             101.1%
 減価償却費              1,670               2,048                   378                  22.6%
 EBITDA             2,460               2,990                   530                  21.5%
 研究開発費                    89               194                  105             118.0%
※EBITDA=営業利益+減価償却額+受取補償金
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セグメント別売上高


                                                                                                           (百万円)
                                                 19.8期
                      18.8期                                                                 コメント
                                                 構成比              増減率

                                                                              家庭紙業界向けの本格稼働開始
    レンタル               6,867      7,889           67.6%            14.9%      改元による10連休及び消費増税等の影響で保管用が伸長

物
    販売                 2,582      2,498           21.4%             -3.3%     18.8期に受注した大口の販売案件の反動
流
事
業   アシストスーツ               61         141            1.2%         130.4%       新商品サポートジャケット【Bb+FIT】の販売が好調


                  計    9,509     10,528           90.2%            10.7%

コ
ネ   IoT                  557         650            5.6%           16.6%      スポットの機器販売案件を多く受注
ク
テ
ィ
ッ   ビークルソリューション          300         494            4.2%           64.4%      careco様向け車載器好調、20/8期予定のものが一部前倒し

ド
事                 計      857      1,143             9.8%           33.4%
業



          合計          10,367     11,671          100.0%            12.6%

     (うち海外)           (344 )      ( 445)         ( 3.8% ) ( 29.1%)

                               Copyright UPR Corporation. 2019 All Rights Reserved                                 24
BS・CF


                                                                                             (百万円)
                  18.8期末                                                19.8期 実績
                    実績                                        差額                        摘要
流動資産                  5,239                5,264                        25
固定資産                  9,102               11,618                 2,516       レンタル資産取得
資産合計                14,341                16,882                 2,541
流動負債                  4,121                5,201                 1,080
固定負債                  6,100                5,825                   -275
負債合計                10,221                11,026                    805
純資産額                  4,120                5,856                 1,736       自己株式処分
 自己資本額                4,100                5,836                 1,736
 自己資本比率(%)           28.6%                 34.6%                   6.0P
負債純資産合計             14,341                16,882                 2,541
                                                                                             (百万円)
                  18.8期末                                                19.8期 実績
                    実績                                        差額                        摘要
営業活動によるキャッシュフロー       2,166                2,298                    132
投資活動によるキャッシュフロー      -1,401               -4,235                -2,834       レンタル資産取得
財務活動によるキャッシュフロー        -451                1,915                 2,366       自己株式処分 ・ 借入増
現金及び現金同等物の増減額           312                    -31                 -343
現金及び現金同等物期末残高         3,054                3,023                    -31

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3. 2020年8月期 決算予想
セグメント変更




          【旧セグメント:2019年8月期】                                 【新セグメント:2020年8月期】

          レンタル                                                レンタル


     物    販売                                                  販売
     流
     事
     業
          アシストスーツ                                             アシストスーツ


                                                              物流IoT
     コ
     ネ
     ク
     テ    IoT                                                 ICT
     ィ
     ッ
     ド
     事
     業
          ビークルソリューション                                         ビークルソリューション


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売上高予想



(百万円)

                     12,500
           11,671

  10,367


                                             全社で125億円の売上高
                                             対前年+7.1%伸長し、
                                              過去最高を更新



  18.8期    19.8期    20.8期(予)



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売上高(新セグメント別)予想



          物流事業   コネクティッド事業
(百万円)

                      12,500
        11,671         767
         815


                                                 対前年伸び率
                                                       全社:+7.1%
        10,857
                      11,742                           物流事業:+8.2%
                                                       コネクティッド事業:▲5.8%



        19.8期       20.8期(予)



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経常利益予想




(百万円)


                    1,200


          1,008

                                           過去最高の経常利益
   803
                                           対前年:
                                            +19.0%、+192百万円



  18.8期   19.8期   20.8期(予)


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経常利益(増減分析)予想



(百万円)




              150
                    74   56
        324



                                                          人件費                 :17名増
                                                          上場関連費 :19.8期、一過性のもの
                                   1,200

1,008




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業績予想



                                                                                                 (百万円)
                                                                                 20.8期 通期予想
                           19.8期実績
                                                                                    増減額         増減率
売上高                                11,671                       12,500                    829         7.1%
売上原価                                 7,436                       7,941                    505         6.8%
売上総利益                                4,234                       4,558                    324         7.7%
    売上総利益率                          36.3%                        36.5%                      -         0.2P
販売費及び一般管理費                           3,477                       3,583                    106         3.0%
    販管費率                            29.8%                        28.7%                      -      -1.1P
営業利益                                    756                         975                   219     28.8%
    営業利益率                             6.5%                        7.8%                      -         1.3P
経常利益                                 1,008                       1,200                    192     19.0%
    経常利益率                             8.6%                        9.6%                      -         1.0P
当期純利益                                   573                         775                   202     35.2%
    当期純利益率                            4.9%                        6.2%                      -         1.3P

設備投資額                                4,605                       6,067                 1,462      31.7%
減価償却費                                2,048                       2,258                    210     10.3%
EBITDA                               2,990                       3,401                    410     13.7%
研究開発費                                   194                         160                   -34     -17.5%
※EBITDA=営業利益+減価償却額+受取補償金
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新セグメント別売上高予想


                                                                                                       (百万円)
                                               20.8期予想
                      19.8期                                                                 コメント
                                                 構成比              増減率

                                                                              引き続き家庭紙業界向けの利用増
    レンタル               7,889      8,678           69.4%            10.0%
                                                                              物流クライシスに対応するため輸送用パレット利用増

    販売                 2,498      2,532           20.3%              1.4%     前年並み
物
流
事
    アシストスーツ              141         223            1.8%           58.3%      新商品サポートジャケット【Ep+ROBO】の売上増加

業
    物流IoT                329         310            2.5%            -5.6%     前期に計上した機器販売案件は織り込まず


                  計   10,857     11,743           93.9%              8.2%

コ
ネ   ICT                  321         266            2.1%          -17.4%      前期に計上した機器販売案件は織り込まず
ク
テ
ィ
ッ   ビークルソリューション          494         502            4.0%             1.8%     19.8期に一部前倒しで納入した反動
ド
事
業
                  計      815         768            6.1%            -5.8%


          合計          11,671     12,500          100.0%              7.1%
     (うち海外)           (445 )      ( 497)         ( 4.0% ) ( 11.8%)
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株主還元



      1株当たり配当金      1株当たり配当金(分割調整後)

(円)
60


      50.0
50
                                                        【基本方針】
                   40.0
40                                                      親会社株主に帰属する当期純利益の10%程度を
                                                        配当総額とする
30
                                                         2019年12月1日付で1株→5株で分割を予定
                                                         2020年8月期は対前期比実質25%の増配を
20                                                        予定

                                10.0 10.0
10                        8.0

             0.5
0
       18.8期        19.8期       20.8期(予)



                                Copyright UPR Corporation. 2019 All Rights Reserved   34
レンタルパレット保有枚数推移予想




   (万枚)
   500
                                                                                          475

                                                                                424
   400
                                                                     371
                                 351               356
                  332
          310
   300




   200




   100




    0
          14.8期   15.8期         16.8期             17.8期             18.8期       19.8期   20.8期(予)


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4. 成長戦略
成長戦略


   社会のインフラをシェアするupr:Social Sharing Supporter



           国内における物流クライシス対応ソリューションの推進
       1    パレットプールシステムの推進
            アクティブタグによるパレットの個体管理




           先進サービスの取り組み
       2    アシストスーツ事業において新商品投入による事業拡大




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成長戦略:パレットプールシステムの推進①

 人手(ドライバー)不足、多品種・少量輸送時代のソリューション
                     ユーピーアールのソリューション
     業界共同利用・共同回収                                                 一貫パレチゼーション
   多様な業種の多様なニーズをとりまとめ                                        ドライバー不足・環境に対応

              パレットレンタル                   パレット納品

                           工場 A
                                                                              共同回収
                                                              卸・流通
        upr                                                   拠点 A                       upr
       レンタル                工場 B                                                         レンタル
       デポ A                                                                             デポ B

                                                              卸・流通
                                                              拠点 B
                           工場 C
                                                             卸・拠点
                          各家庭紙
                          メーカー



                                              upr

 webシステム
              出荷データ入力・伝票発行           パレット伝票・出荷データ                          パレット伝票と出荷データ上の番号を照合



    U-smart
                                                               卸・
                           工場                                 流通拠点


                     Copyright UPR Corporation. 2019 All Rights Reserved                         38
成長戦略:パレットプールシステムの推進②

 家庭紙パレット共同利用研究会

 大手製紙会社 A社
                                                             共同回収
 大手製紙会社 B社


 大手製紙会社 C社


 大手製紙会社 D社


 具体的施策
  その他家庭紙メーカー
                                              日本家庭紙工業会:38社

     日雑メーカー


 非パレットユーザー(純増)                    uprのパレット回収が更に浸透すれば
  お菓子、カップ麺、おむつ                       大きな波及効果が期待出来る

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成長戦略:アクティブRFIDタグによるパレットの個体管理

 アクティブRFIDタグでパレットの個体管理
                                                                  スマートパレット
  当社のアクティブタグの差別化ポイント                                            入出庫の時点から自動化
 • 長い通信距離   :半径300m
                                                                                              U-smart
 • 高い読み取り精度 :(ほぼ)100%       当社特許                                                             在庫管理
 • 同時個体認識   :50,000個        技術により                                                            入出庫管理
                             実現
            :10年
                                                                                             タグ管理
 • バッテリー寿命                                                                         クラウド
 • センサーを内蔵により温度管理も可能                                              アクティブタグ                   管理者

                                                                              アクティブタグ   アクティブタグ
低コスト化により、普及の加速・競争力の向上へ                                            工場

                                                                                  倉庫    加工所
 スマートパレット事業の推進
                                                                  工場
  伝票レス・自動化へ
  温度管理など商品情報管理で付加価値アップ                                                           倉庫    加工所

                                                                  工場
 ターゲット                                                                                 卸・流通
                                                                           メーカー
  当社のパレットユーザーへの提供
  • 石油化学・医薬品・食品など                                                 業界共同利用・共同回収
  • パレットプールシステムを導入した家庭紙業界
  自社保有パレットユーザーもターゲット
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成長戦略:アシストスーツ事業において新商品投入による事業拡大

 「サポートジャケットEp+ROBO」新発売


   モーター付モデル       タイプ              モーター付きアシストスーツ

  業界最軽量クラス                         デイリーレンタル : 1台1,000円/日
              価格/台(税別)             月額定額サービス : 1台18,000円/月
                                   販売価格     : オープン価格

                   重さ              3.4kg(バッテリー込)

                                   • モーターが左右別々に動くことにより、縦・横・斜めの動作をアシスト
                 作業性
                                   • 最大常時10kgf(アシスト時)の補助力

                  サイズ              155cm~190cm(男女兼用)


                                                        装着イメージ




                                                                     ▲製造業   ▲物流業
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成長イメージ

 Social Sharing Supporter
(収益)




                                                                             アシストスーツ・
                                                                            コネクティッド事業


                 現在のステージ



                                                             輸送・PPS




                                   保管


                                                                                    (時間軸)
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5. 参考資料
ユーピーアール株式会社とは




       主力事業はレンタルパレット
   1   多品種・多サイズのパレットと全国187か所のデポ網により差別化




       レンタルパレットを中核に物流クライシスに対応する先進的な
   2   サービスを展開




       社会のインフラをシェアするupr:Social Sharing Supporterとして、
   3   国内物流に留まらず「アジアNo.1」を目指して成長




                 Copyright UPR Corporation. 2019 All Rights Reserved   44
会社概要


   社       名   ユーピーアール株式会社                     【英文名】UPR Corporation

   本       社   山口県宇部市寿町三丁目5番26号

   代   表   者   代表取締役社長 酒田 義矢

   設       立   1979年3月

   資   本   金   96,000千円(2019年8月末)

   従 業 員 数     連結197名 (2019年8月末現在)

   事 業 内 容     物流事業・コネクティッド事業

                                                                                    議決権の所有割合
                                名称                            資本金            事業内容
                                                                                    又は被所有割合
               ウベパレットサービス(株)
                                                            30,000千円         物流事業       100.0%
               <山口県宇部市>
               UPR Singapore Pte.Ltd.                          1,000千
               <シンガポール共和国 シンガポール市>                         シンガポールドル       物流事業       100.0%
   連結子会社       UPR (Thailand) Co.,Ltd.                         10,000千
                                                                             物流事業       49.0%
   (特定子会社)     <タイ王国 バンコク市>                                      タイバーツ
               UPR Solution (Malaysia) Sdn.Bhd.                1,100千
               <マレーシア セランゴール州>                             マレーシアリンギット       物流事業       90.9%

               UPR VIETNAM CO.,LTD
                                    697千米ドル                                  物流事業       100.0%
               <ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市>
               UPR Services Inc.
                                                            200千米ドル          物流事業       100.0%
               <米国 カリフォルニア州>


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 沿革

  時代の流れと顧客ニーズの変化に迅速に対応することで発展
                                                                                                          2014年
                                                                                                      アシストスーツ事業を開始
        売上高(億円)             レンタルパレット売上高                                                           2011年
                                                                                                  アジア進出
                                                                                                                       116
                                                                                          2006年
                                                                               カーシェアリング事業開始
                                                                                                                    103
                                                              2005年 M&A
                                                   ロケーション株式会社(位置情報)                                               93
                                                                       2002年
                                                                  IoTサービス開始

                                              1998年
                                           酒田義矢 社長就任
                                      レンタルパレットにシフト開始


                                      決算期変更により
                                       6か月決算

1979年3月
   設立


 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
*17年度以降は連結売上高                                                                                                          (年度)
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グループ概要

 日本を中心に、東南アジアに展開

                                                                                      2016年設立
                                                                                 UPR Services Inc.
                            2018年設立
                     UPR VIETNAM Co.,LTD


        2014年設立
  UPR (Thailand) Co.,Ltd.
                                               2005年設立
                                            ウベパレットサービス(株)




                             2011年設立
                       UPR Singapore Pte.Ltd.

             2015年設立
  UPR Solution(Malaysia) Sdn.Bhd.




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