2020年８月期 決算補足説明資料
（証券コード：7065）
2020年10月15日
1. 2020年８月期 決算説明
ハイライト
業績関連ハイライト
対前年増収増益 （売上＋9.1％ 経常利益＋37.0％）
対業績予想増収増益（売上＋1.9％ 経常利益＋15.1％）
売上高及び経常利益ともに過去最高記録を達成
１株当たりの配当金を10円（予想）⇒13円へ増配
トピックス
2019年10月 アシストスーツEp＋ROBOを発売
2020年２月 東レ㈱様にてスマートパレット(※)を利用したパレット輸送を拡充
2020年３月 横浜営業所を開設、国内営業所が13拠点に増加
2020年５月 家庭紙向けパレットが国交省の物流ガイドラインにて先進的な
好事例として紹介される
（https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000215.html?_fsi=PTkuMdcs）
2020年７月 グレンカル・シナリー㈱へ出資
※スマートパレットとは当社とNTTが共同開発した電波が最大300ｍ飛ぶ最先端技術のアクティブタグを搭載したパレットです
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新型コロナウイルスの影響について
（単位：百万円）
業績に対してプラスに影響
在庫が滞留したことにより、短期的に保管用パレットのレンタル需要が増加。
手積み手卸しによる荷役は三密のリスクが高く敬遠されたことで、パレット輸送化の
重要性及び必要性が再認識された。
近年非接触に焦点が当たり、パレット輸送や遠隔監視等、当社事業の大部分を
占める無人・非接触ビジネスにチャンスが広がっている。
業績に対してマイナスに影響
対面営業が制限されており、レンタル新規顧客獲得スピードが鈍化。
各種展示会等が軒並み中止となったことで、アシストスーツ事業の拡販が低迷。
ビークルソリューション事業の主要取引先からの受注が減少。2021年8月期におけ
る同事業の通期売上高は対前年割れの予想。
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売上高推移
過去最高の売上高を
（百万円）
14,000 ＋9.1％
12,000
達成
10,000
対前年
8,000
＋9.1％の増収
6,000 12,500 12,732
11,671
対業績予想
＋1.9％の増収
4,000
2,000
0
実績 業績予想 実績
19.8期 20.8期
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売上高詳細
19.8期 業績予想 20.8期 対前年 対前年 対業績予想 対業績予想
（単位：百万円） 増減額 増減率 増減額 増減率
レンタル 7,889 8,678 8,557 667 8.5％ △120 △1.4％
物
販売 2,498 2,532 2,794 296 11.9％ 263 10.4％
流
アシストスーツ 141 223 150 9 6.9％ △72 △32.5％
事
物流IoT 329 310 342 14 4.3％ 32 10.4％
業
合 計 10,857 11,743 11,845 988 9.1％ 102 0.9％
コ
ネ ICT 321 266 349 28 8.9％ 84 31.7％
ク
テ ビークル
ィ
ッ ソリューション 494 502 537 44 9.0％ 35 7.1％
ド
事
業 合 計 815 768 887 72 8.9％ 119 15.6％
全社合計 11,671 12,500 12,732 1,061 9.1％ 232 1.9％
（うち海外） （445） （497） （476） （31） （7.1％） （△20） （△4.2％）
全ての事業で対前年増収を達成
対業績予想ではレンタル事業及びアシストスーツ事業で未達となったものの、
販売、物流IoT、ICT及びビークルソリューション事業で挽回し、全社合計で達成
全社としての売上高は過去最高
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経常利益推移
（百万円）
1,600
1,400 ＋37.0％ 対前年
1,200
＋373百万円
1,000 ＋37.0％の増益
800
1,381
600
1,008
1,200 対業績予想
400
＋181百万円
200
＋15.1％増益
0
実績 業績予想 実績
19.8期 20.8期
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経常利益の増減分析（対前年）
人件費
人員増（＋14名）及びベースアップ
広告宣伝費
国際物流総合展
19.8期：39百万円（2018年9月開催）
20.8期：15百万円（2020年2月開催）
研究開発費
19.8期：サポートジャケット
Ep＋ROBO 103百万円
20.8期：ビークルソリューション
車載器 38百万円
その他販管費
旅費交通費減：36百万円
営業外損益
受取補償金増：46百万円
出資に伴う配当金：29百万円
保険解約金：△70百万円
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経常利益の増減分析（対業績予想）
（百万円）
人件費
業績好調につき従業員の賞与増
その他販管費
広告宣伝費減：△23百万円
コロナ禍により展示会等が中止または延期
交際費・旅費交通費減：△68百万円
営業活動の制限により削減
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損益計算書（PL）
（単位：百万円） 19.8期 業績予想 20.8期
対前年 対前年 対業績予想 対業績予想
増減額 増減率 増減額 増減率
売上高 11,671 12,500 12,732 1,061 9.1％ 232 1.9％
売上原価 7,436 7,941 8,109 672 9.0％ 168 2.1％
売上総利益 4,234 4,558 4,622 388 9.2％ 64 1.4％
売上総利益率 36.3％ 36.5％ 36.3％ － 0.0％ - △0.2％
販売費及び一般管理費 3,477 3,583 3,488 10 0.3％ △95 △2.7％
販管費率 29.8％ 28.7％ 27.4％ － △2.4％ - △1.3％
営業利益 756 975 1,134 377 49.9％ 159 16.4％
営業利益率 6.5％ 7.8％ 8.9％ － 2.4％ - 1.1％
経常利益 1,008 1,200 1,381 373 37.0％ 181 15.1％
経常利益率 8.6％ 9.6％ 10.8％ － 2.2％ - 1.2％
当期純利益 573 775 984 411 71.8％ 209 27.0％
当期純利益率 4.9％ 6.2％ 7.7％ － 2.8％ - 1.5％
設備投資額 4,605 6,067 4,680 74 1.6％ △1,386※2 △22.9％
減価償却費 2,048 2,258 2,288 240 11.8％ 30 1.4％
EBITDA※1 3,004 3,494 3,773 769 25.6％ 279 8.0％
研究開発費 194 160 129 △65 △33.7％ △30 △19.3％
※1：EBITDA＝税引前当期利益＋減価償却費＋支払利息 ※2：自社デポ建設費用が21.8期へずれ込んだため
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貸借対照表（BS）・キャッシュフロー計算書（CF）
（単位：百万円）
19.8期 20.8期
増減額 コメント
流動資産 5,264 6,105 840
現金及び預金 3,023 3,658 634
固定資産 11,618 13,923 2,305
レンタル資産（純額） 8,188 10,627 2,439 レンタルパレット購入による増加
資産合計 16,882 20,029 3,146
負債合計 11,026 13,285 2,259 長期借入金及び買掛金の増加
株主資本 5,811 6,734 923 利益剰余金の増加
純資産 5,856 6,743 887
負債・純資産合計 16,882 20,029 3,146
19.8期 20.8期
増減額 コメント
営業活動によるキャッシュフロー 2,298 3,301 1,002
投資活動によるキャッシュフロー △4,235 △4,245 △9
財務活動によるキャッシュフロー 1,915 1,580 △334
現金及び現金同等物の増減額 △31 634 666
現金及び現金同等物期末残高 3,023 3,658 634
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保有枚数推移
（万枚）
500
レンタル需要の拡大に伴い、 468
保有枚数も順調に増加 455
446 13
450 437 9
9
9
9
9
13 13 13 13
424 424 424 424 424
400
371
350
351 356
332
300 310
250
14.8期 15.8期 16.8期 17.8期 18.8期 19.8期 20.8期_1Q 20.8期_2Q 20.8期_3Q 20.8期
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2. 2021年８月期 業績予想
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売上高推移
（百万円）
14,000
＋6.5％
12,000 対前年
10,000
＋6.5％の増収
8,000
6,000 12,732
13,559 前年に続き
11,671
過去最高売上高
を計画
4,000
2,000
0
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通期業績予想売上高詳細
（単位：百万円）
21.8期
20.8期
業績予想 対前年 対前年
コメント
増減額 増減率
レンタル 8,557 9,365 808 9.4％ 保管用及び輸送用の需要が順調に拡大
物 販売 2,794 2,717 △77 △2.8％ 前年並みの売上を維持
流 新商品（Bp＋PROⅡ）の導入及び販
アシストスーツ 150 280 130 86.4％ 売チャネルの拡大により前年比大幅増
事
物流IoT 342 380 37 10.9％
業
合 計 11,845 12,743 898 7.6％
コ ICT 349 380 31 8.9％
ネ
ク
テ ビークル
ィ
ソリューション 537 434 △103 △19.2％ 主要取引先からの受注減が影響
ッ
ド
事
業 合 計 887 815 △71 △8.1％
全社合計 12,732 13,559 826 6.5％
（うち海外） （476） （511） （34） （7.3％）
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経常利益推移
（百万円）
4,500 経常利益は対前年減益となるが、更なる成長に向け積極的な投資を継続
4,000
EBITDAは順調に伸長
3,500 3,773 3,904
3,000
3,004
2,500
2,000
1,500 1,381
1,008 1,116
1,000
500
0
経常利益 EBITDA
日用雑貨業界向け新型パレットを導入し、積極的にパレットを購入。
その結果、減価償却費及び保管料が増加。
営業活動をコロナ前の水準に戻す前提で経費を予算化。
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経常利益の増減分析
（百万円）
人件費
人員13名増員予定
その他販管費
広告宣伝費増：＋35百万円
展示会等への出展を再開
交際費・旅費交通費増：＋73百万円
営業活動をコロナ前の水準に戻す
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損益計算書（PL）
（単位：百万円） 20.8期 21.8期 対前年 対前年
コメント
増減額 増減率
売上高 12,732 13,559 826 6.5％
売上原価 8,109 8,809 699 8.6％
売上総利益 4,622 4,750 127 2.8％
売上総利益率 36.3％ 35.0％ － △1.3％ 減価償却費及び保管料増による
販売費及び一般管理費 3,488 3,865 376 10.8％
販管費率 27.4％ 28.5％ － 1.1％ 営業活動をコロナ前の水準に戻す前提で予算化
営業利益 1,134 884 △249 △22.0％
営業利益率 8.9％ 6.5％ － △2.4％
経常利益 1,381 1,116 △264 △19.1％
経常利益率 10.8％ 8.2％ － △2.6％
当期純利益 984 725 △258 △26.3％
当期純利益率 7.7％ 5.4％ － △2.3％
設備投資額 4,680 6,152 1,472 31.5％ 20.8期に計画していた自社デポ建設費用が21.8期にずれ込み
減価償却費 2,288 2,751 462 20.2％ レンタルパレットの償却費増
EBITDA(※) 3,773 3,904 130 3.5％
研究開発費 129 107 △21 △16.6％
※EBITDA＝税引前当期利益＋減価償却費＋支払利息 Copyright UPR Corporation. All Rights Reserved 17
保有枚数推移予想
（万枚）
550
21.8期末には500万枚超
505
500
450 468
424
400
371
350
351 356
332
300 310
250
14.8期 15.8期 16.8期 17.8期 18.8期 19.8期 20.8期 21.8期（予）
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株主還元
13円 13円
【基本方針】
10円 親会社株主に帰属する当期純利益の10％程度
を配当総額とする
8円
対前期減益となっても減配しないことを原則とする
1. 2020年８月期の１株当たり配当金は13円
2. 2021年８月期は減益予想だが、１株当たり配当
金は前期と同じ13円とする予定
実績 予想 実績 予想
19.8期 20.8期 21.8期
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【免責事項】
本資料の作成に当たり、当社は当社が入手可能な情報の正確性や安全性に依拠し、前提としていま
すが、その正確性あるいは安全性について、当社は何ら表明及び保証するものではありません。また、発
表日現在の将来に関する前提や見通し、 計 に基づく予想が含まれている場 合 ありますが、これらの
画 が
将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び 合 的であると判断する一定の前提に基づ
理
いており、当社として、その達成を約束するものではありません。当該予想と実際の業績の間には、経済
状況の変化や他社との競 合 法規制の変更等、今後のさまざまな要因によって大きく差異が発生する
、
可能性があります。なお、当社は新たな情報や将来の事象により、本資料に掲載された将来の見通しを
修正して公表する義務を負うものではありません。
本資料は、投資勧誘目的で作成されたものではありません。
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