7062 M-フレアス 2019-11-01 16:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年 11 月1日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 フ レ ア ス
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 澤登 拓
(コード番号:7062 東証マザーズ)
問合せ先 執行役員 財務経理部長 佐藤 真悟
(Tel.03-6632-9210)
業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2019年5月14日に公表いたしました2020年3月期の第2四半期累計期間(2019年4月1日
~2019年9月30日)及び通期(2019年4月1日~2020年3月31日)の業績予想を下記のとおり修正い
たしましたので、お知らせいたします。
記
Ⅰ.業績予想の修正について
1. 2020年3月期第2四半期(累計)業績予想の修正(2019年4月1日~2019年9月30日)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 1,957 73 79 44 19.14
今回修正予想(B) 1,929 36 41 18 8.09
増減額(B-A) △27 △36 △37 △25 -
増減率(%) △1.4 △50.2 △47.5 △57.7 -
(ご参考)前期実績
1,866 189 193 126 63.28
(2019 年3月期)
(注)1.前期実績の数値につきましては、当社の会計監査人の監査証明を受けておりません。
2.2019年1月8日付で普通株式1株につき20株の株式分割を行っております。上記前期実
績では、2019 年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期純
利益を算出しております。
2.2020年3月期(通期)業績予想の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 4,192 291 333 186 80.36
今回修正予想(B) 3,981 0 41 6 2.87
増減額(B-A) △211 △290 △291 △180 -
増減率(%) △5.0 △99.8 △87.4 △96.4 -
(ご参考)前期実績
3,711 276 313 176 88.16
(2019 年3月期)
(注)1.2019年1月8日付で普通株式1株につき20株の株式分割を行っております。上記前期実
績では、2019 年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利
益を算出しております。
-1-
Ⅱ.修正理由
1.2020 年3月期第2四半期(累計)業績予想の修正理由(2019 年4月1日~2019 年9月 30 日)
2020 年3月期第2四半期累計期間におきましては、マッサージ事業におけるあん摩マッサージ
指圧師及び営業スタッフである相談員の採用活動に注力したものの目標とする人材定着率の向上
を図ることができず、離職者の補充のための採用が中心となりました。そのため、あん摩マッサ
ージ指圧師の目標純増数が期初計画の 54 名に対して 19 名未達となる 35 名(対期初計画 35.2%
減)
、相談員の目標純増数が期初計画の 40 名に対して 34 名未達となる 6 名(対期初計画 85.0%
減)となったことにより、新規に獲得される利用者数及びサービス提供回数が期初計画を下回っ
たため、売上高が想定より減少することが見込まれております。他方、既存利用者による契約解
約率の低下及び鍼灸サービスの拡充等につきましては、売上高の増加要因となることが見込まれ
ております。これらの結果、売上高につきましては上記のとおり修正いたします。
利益面につきましては、あん摩マッサージ指圧師の正社員の人員不足を相対的に高コストの業
務委託により補完したことに伴う売上総利益率の低下、不足人員の早期確保に起因して1人あた
りの採用コストが上昇したことに伴う販売費及び一般管理費の増加等が見込まれるため、営業利
益、経常利益及び四半期純利益が前回公表予想を下回る見込みとなりましたので、上記のとおり
修正いたします。
2.2020 年3月期(通期)業績予想の修正理由(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
2020 年3月期第2四半期累計期間における事業環境及び業績見通しを踏まえた 2020 年3月期の
通期の業績予想の修正理由は、以下のとおりであります。
(1)売上高
ア.マッサージ事業
マッサージ事業におきましては、第2四半期累計期間と同様、下半期においてもあん摩マ
ッサージ指圧師及び営業スタッフである相談員の離職者が一定数生じるものと仮定しており
ます。そのため、修正計画において、サービス提供1回あたりの単価に大きな変動は生じな
いものの、当社の主力サービスである保険適用マッサージサービスにおける新規に獲得され
る利用者数は 6,089 名(対期初計画 15.7%減)となることを見込んでおり、その結果、利用
者数(月ごとに集計される利用者数の年間利用延べ人数)は 118,912 名(対期初計画 2.4%
減)となることを見込んでおります。なお、利用者数の見込み算定にあたって使用した契約
解約率は、期初計画の 4.0%に対して、修正計画では第2四半期累計期間の実績を踏まえて
3.8%と見込んでおります。
これにより、サービス提供回数(鍼灸サービスに係る回数を除く)は、期初計画の 805,842
回と比べ 65,613 回減少し 740,229 回(対期初計画 8.1%減)となることを見込んでおりま
す。一方で、鍼灸サービスにつきましては、同サービスの拡充に伴い 15 百万円の増収(対期
初計画 16.2%増)を見込んでおります。
また、当期7月より保険適用マッサージサービスに係るフランチャイズ事業を本格展開し
たことに伴い、修正計画においては加盟金収入等の期初計画に含まれていない計画外の売上
高 59 百万円を追加的に見込んでおります。
これらの結果、修正計画におけるマッサージ事業の売上高につきましては、期初計画に対
して 192 百万円減少し 3,684 百万円(対期初計画 5.0%減)となることを見込んでおります。
イ.その他の事業
その他の事業セグメントに含まれる主な事業である訪問看護事業は、期初計画と比べてサ
ービス提供回数の減少が見込まれるため、その他の事業における売上高は 19 百万円減少し
296 百万円(対期初計画 6.1%減)となることを見込んでおります。
以上の結果、修正計画における全社ベースの売上高につきましては、期初計画に対して 211
百万円減少し 3,981 百万円(対期初計画 5.0%減)となることを見込んでおります。
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(2)営業利益
ア.マッサージ事業
①売上原価
上記のとおり、あん摩マッサージ指圧師の目標純増数につきましては、第2四半期累計
期間の影響もあり、通期では期初計画の 90 名に対して 49 名未達となる 41 名(対期初計画
54.4%減)となることを見込んでいるため、修正計画における売上原価に含まれるあん摩
マッサージ指圧師等に係る人件費につきましては、期初計画と比べ 142 百万円減少し 1,604
百万円(対期初計画 8.2%減)となることを見込んでおります。他方、第2四半期累計期間
に引き続き、業務委託費については期初計画に対して 41 百万円増加し 243 百万円(対期初
計画 20.8%増)となることを見込んでおります。その結果、修正計画における売上原価
は、期初計画と比べ 66 百万円減少し 2,049 百万円(対期初計画 3.2%減)となることを見
込んでおります。
②売上総利益
上記のとおり売上原価が期初計画と比べ 66 百万円減少するものの、売上高が 192 百万円
減少することが見込まれているため、修正計画における売上総利益につきましては、期初
計画と比べ 125 百万円減少し 1,635 百万円(対期初計画 7.1%減)となることを見込んでお
ります。
③販売費及び一般管理費
あん摩マッサージ指圧師と同様、営業スタッフである相談員の目標純増数につきまして
も、第2四半期累計期間の影響もあり、通期では期初計画の 40 名に対して 28 名未達とな
る 12 名(対期初計画 70.0%減)となることを見込んでいるため、修正計画における相談員
等に係る人件費につきましては、期初計画と比べ 53 百万円減少し 568 百万円(対期初計画
8.5%減)となることを見込んでおります。他方、フランチャイズ事業を本格展開したこと
に伴い事業担当部門(法人事業開発部)の増員に係る人件費 26 百万円やフランチャイズオ
ーナー(加盟店)の募集に係る広告費 39 百万円等の期初計画に含まれていない計画外のコ
スト 86 百万円が発生することが見込まれております。その結果、修正計画における販売費
及び一般管理費は、期初計画と比べ 57 百万円増加し 927 百万円(対期初計画 6.6%増)と
なることを見込んでおります。
イ.その他の事業
その他の事業セグメントに含まれる主な事業である訪問看護事業の売上高につきまして
は、上記のとおり期初計画に対して 19 百万円減少し 296 百万円(対期初計画 6.1%減)とな
ることが見込まれているため、修正計画における売上原価は8百万円減少し 184 百万円(対
期初計画 4.3%減)となることが見込まれております。また、修正計画における販売費及び一
般管理費につきましては2百万円増加し 91 百万円(対期初計画 2.6%増)となることが見込
まれております。
ウ.その他の要因
上記以外の営業利益の減少要因として、以下のような販売費及び一般管理費の増加が見込
まれております。
・あん摩マッサージ指圧師及び相談員等の採用費の増加(対期初計画 44 百万円増)
・採用活動の専門部署の設置をはじめとする社内管理体制のさらなる強化を目的とした東
京本社における増員に伴う人件費等の増加(対期初計画 16 百万円増)
・フランチャイズ事業の本格展開や事業譲受等に伴う外部専門家への計画外の支払手数料
の発生(対期初計画 20 百万円増)
・これらの経費支出の増加に伴う仮払消費税の増加等による租税公課の増加(対期初計画
21 百万円増)
以上の結果、修正計画における全社ベースの売上原価は 2,234 百万円(対期初計画 3.2%
減)、売上総利益は 1,746 百万円(対期初計画 7.3%減)、販売費及び一般管理費は 1,746 百万円
(対期初計画 9.6%増)となることが見込まれ、営業利益につきましては期初計画と比べ 290 百
万円減少し0百万円(対期初計画 99.8%減)となることを見込んでおります。
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(3)経常利益
営業外収益及び営業外費用につきましては、期初計画と概ね同額を見込んでおりますが、営
業利益が減少するため、経常利益は期初計画に対して 291 百万円減少し 41 百万円(対期初計画
87.4%減)となることを見込んでおります。
(4)当期純利益
営業利益及び経常利益の減少に伴い税引前当期純利益が減少することから、当期純利益につ
きましては、期初計画に対して 180 百万円減少し6百万円(対期初計画 96.4%減)となること
を見込んでおります。
※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び
合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のもの
ではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
以 上
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