7060 ギークス 2020-05-21 15:30:00
2020年3月期決算説明資料 [pdf]
決算説明資料
2020年3月期
ギークス株式会社
東 証 一 部: 7 0 6 0
新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し
上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。
当社グループでは、社員と社員の家族、そしてお客様をはじめとする全てのステークホルダーの
感染拡大防止を最優先に取り組んでおります。また、社会やお客様からの要請にできる限りお応
えするとともに、安心・安全なサービス提供を継続すべく事業活動を行っております。
現在、大半のITフリーランスの方がリモートワークに切り替え、開発は継続されています。
当社が行う各種セミナー・登録のご面談・フォローもすべてオンラインで実施しております。
当社グループの従業員への対応
✓ 毎日の検温・手洗い・うがい・マスクの着用・手指のこまめな消毒等を徹底する等、政府の指
針に沿った感染対策の強化と、従業員の健康維持をサポートするための明確なアドバイスと情
報共有を行っております。
✓ 全従業員に対して、在宅勤務を推奨しています。
✓ 止むを得ず出勤する際には、フレックス制度を活用した時差出勤、並びに可能な限り公共交通
機関を使用しない通勤方法を推奨しております。
✓ お客様やITフリーランスの皆様との打ち合わせ・採用面接・社内会議などは、電話・オンライ
ン会議などで実施しております。
✓ 海外(フィリピン・セブ)子会社の従業員においては、政府からロックダウンによる行動規制
が発令されていることから、完全在宅勤務を実施しております。
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決算概要
03
業績サマリー
2020年3月期
[ 今期実績 ] [ 前年対比 ] [ 計画対比 ]
売上高 3,544 百万円 + 16.2 %( + 493 百万円 ) ▲ 5 百万円
営業利益 684 百万円 (19.3%) + 23.7 %( + 131 百万円 ) + 34 百万円
経常利益 675 百万円 (19.1%) + 26.9 %( + 143 百万円 ) + 30 百万円
純利益 390 百万円 (11.0%) ー 5.1 %( ▲ 20 百万円 ) ▲ 12 百万円
トピックス
• 通期において、グループの売上高・営業利益ともに過去最高を更新
• 2020年4月、東証マザーズから東京証券取引所第一部に市場変更
• SDGsの達成に向けて、サスティナブルポリシーの策定
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前年対比
• 2019年3月期の純利益には、関係会社株式売却益の特別利益約1.5億円を含む
• 2020年3月期末に減損損失として、海外子会社の固定資産の34百万円を特別損失計上
(百万円) 2019年3月期 2020年3月期 前年対比
売上高 3,050 3,544 + 16.2 %
営業利益 552 684 + 23.7 %
経常利益 532 675 + 26.9 %
純利益 411 390 ー 5.1 %
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IT人材事業
• 売上高は228百万円増の約20.8%の成長率となり、過去最高を更新
• セグメント利益率が約54.1%に改善し、セグメント利益額が7億円を超える
売上高 セグメント利益 利益率 (百万円)
1400 1,329 100.0% 売上高
90.0%
1200
1,101
1000 921
80.0%
1,329(百万円)
70.0%
54.2% 54.1% 60.0% YonY + 20.8 %
800 51.4%
50.0%
600 719 40.0% 営業利益
566
400 499 30.0%
719(百万円)
20.0%
200
10.0%
0 0.0% YonY + 27.1 %
2018/3期 2019/3期 2020/3期
※売上は業務委託取扱高(顧客からの業務委託総額)より、ITフリーランスへの業務委託費を支払った差分を計上。
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IT人材事業
• 年間業務委託取扱高は80億円を超えて過去最高を更新
• 稼働人月数が純増することで、毎四半期の取扱高も過去最高を更新中
(百万円)
取扱高 売上高
8,370
2,183
7,187
1,948
5,859
2,130
1,552
1,875
1,511
2,058
1,734
1,433
1,999
1,630
1,363
921 1,101 1,329
2018/3期 2019/3期 2020/3期
※売上には一部ビジネスマッチングによるものも含まれます。
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受注人月数推移
• 第4四半期の受注人月数は3,004人月と過去最高を更新
• 第4四半期に単月の受注人月数が節目の1,000人月を超えた
(人月)
11,606
2,955
3,004
2,786 2,861
2,747
2,650
2,459
2,240 2,323
2,181
2,075
1,963
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
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プロジェクト分野の特徴
• 新規の取引先企業を継続的に増やし、年間取引ユニーク企業数は564社
• 幅広い分野の企業と取引を継続し、内訳比率には大きな変動無し
• ITへの投資を増やす企業の増加により、社内システムの開発案件が増加傾向
1.3% 1.4% 4.3%
2.0% 14.3%
2.0% BtoC系 金融・FinTech
3.2%
EC 社内システム
3.9%
広告・マーケ ゲーム
3.9% 12.1%
HR ヘルスケア
2020/3期
4.1% 取引企業数 物流・製造 教育
4.3%
564社 公共・官公庁 IoT・AI
8.2% 通信 建築・不動産
4.6% 自動車 マッチング
4.8% 飲食 旅行
6.8%
5.9% その他
6.6%
6.3%
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登録ITフリーランスの特徴
• 初めてのフリーランス案件を探す新規登録者が増加、若年化傾向
• スキル / 報酬アップを目的とした関東圏内の登録者が増加
• Web系人材が増加、JavaやPHPなどの主要言語を中心にAI系も人気
1.7% 0.2% 2.3% 1.1%
2.7% 3.9% 2.9%
8.0% 7.6%
8.8% 9.6% 41.9%
2020/3期 2020/3期
新規登録者 累計登録者 Web系
約1,000名 約17,000名 スマホアプリ
インフラ系
13.7% クリエイティブ系
OPEN系
PM・アーキテク系
76.2%
制御系
19.4% その他
©︎ 2020 geechs inc. 10
I T 人 材 事 業 のト ピ ッ ク ス
ギークス提携住宅ローンを提供 家具家電サブスクサービスの優待利用
ソニー銀行株式会社と提携。 株式会社クラスと提携。
共同開発したフリーランス専用の住宅 リモートワーク時の快適な作業環境づくり
ローン商品の提供を開始した。 をサポートする。
ITフリーランス専用の商品とし、社会的 当社登録ITフリーランスは、家具家電のサ
信用度に対する不安を払拭するためのラ ブスクリプションサービスを優待価格で利
イフサポート施策。 用できる。
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ゲーム事業
• 1タイトルの新規リリース(2019年5月)と1タイトルの新規運営受託(2020年1月)
• 1タイトルの運営移管(2019年11月)と1タイトルの運営クローズ (2020年2月)
• 新規開発プロジェクト3タイトルスタート、順調に今後のリリースに向け開発中
売上高 セグメント利益 利益率 (百万円)
2000 55.0% 売上高
1,789
1800
1600 1,541 45.0%
1,789(百万円)
1400 1,266
YonY + 16.1 %
35.0%
1200
1000 25.0%
20.2%
18.1%
800
13.4% 営業利益
15.0%
600
400
200 170
5.0% 323(百万円)
311 323
0 -5.0% YonY + 3.8 %
2018/3期 2019/3期 2020/3期
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ゲーム事業
• ストック売上が着実に増加
• フロー売上は新規リリースタイトル1本のため微増
(百万円)
ストック売上 フロー売上 その他売上
2,000
1,789
1,800
1,600 1,541
1,400 1,266 フロー売上
1,200
1,000
800
600
400 ストック売上
200
0
2018/3期 2019/3期 2020/3期
ストック売上 : 運営ゲームの運営受託売上・レベニューシェア売上
フロー売上 : 新規ゲーム開発受託売上・既存運営ゲームの追加機能開発受託売上・その他の開発受託売上
その他売上 : パブリッシングタイトルによる課金収入売上
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開発人数推移
• IT人材事業のITフリーランスネットワークを活用し、柔軟に開発ラインを組成
• モンスターラボゲームスの事業撤退により第4四半期に42名の正社員が当社に転籍
雇用形態別 職種別
正社員 業務委託など (人)
3.5%
28 4.7%
43
32 33 30.7%
17 22
213 31.1%
2020/3期 エンジニア
162
末時点
147 147 159 157 ディレクター
デザイナー
QA / デバッグ
その他
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019年3月期 2020年3月期 29.9%
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IT人材育成事業
• IT留学の競合台頭で売上は微増となり、先行投資増加によりセグメント赤字
• 英語教育改革の後押しもあり、社会人・教員の英語留学が増加
売上高 セグメント利益 利益率 (百万円)
250
218
55.0% 売上高
216
200 45.0%
161 218(百万円)
150 35.0%
YonY + 1.0 %
100 21.1% 25.0%
16.2%
50 15.0%
営業利益
34 35
0 5.0%
-4
-50 -5.0%
▲ 4(百万円)
2018/3期 2019/3期 2020/3期
※セグメント間の内部売上高または振替高は含みません。
※2019年12月期の子会社決算を取り込んでいます。
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動画事業
• 売上は計画を超過するも前年対比で微減
• 新規受注拡大に向けた研究開発投資や外注費増もあり、前年対比で営業減益となる
• 遊技機プロモーション関連動画の受注が安定的に貢献、AR関連の売上比率が増加傾向
売上高 セグメント利益 利益率 (百万円)
140
128
55.0% 売上高
124
120
45.0%
100
98 124(百万円)
35.0%
80 27.3% YonY - 2.9 %
25.0%
60
18.4%
40
16.3% 15.0% 営業利益
20
35 5.0%
16 22 22(百万円)
0 -5.0%
2018/3期 2019/3期 2020/3期 YonY - 34.3 %
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インターネット事業
• 運営するゴルフ情報専門サイト『 Gridge 』のMAUが70万を突破
• 初のアマチュア大会『Gridge Cup』が盛況、今後も継続予定
• 記事+動画制作案件の広告受注増加やイベント開催で増収となり赤字幅が縮小
売上高 セグメント利益 (百万円)
売上高
100
81 0.95
80
63 0.85
60
0.75 81(百万円)
40
+ 28.8 %
0.65
20
15 YonY
0.55
0 0.45
-20 0.35
-40
▲ 47 営業利益
0.25
-60 ▲70
0.15
▲86
-80 0.05 ▲ 47(百万円)
-100 -0.05
2018/3期 2019/3期 2020/3期
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営業利益増減要因分析
• 主力のIT人材事業の増収により、全体の営業増益に大きく貢献
• IT人材育成事業の前期黒字から赤字となったことで0.4億円のマイナス効果
1.3億円
営業増益
2.5 2.4
0.7 0.4
0.1 0.2 0.1
2.3
6.8
5.5 IT人材 +1.6 ゲーム +0.1
2019/3期 増収効果等 固定費増 増収効果等 固定費増 IT人材育成 動画 インターネット 本社費用他 2020/3期
営業利益 営業利益
(億円)
©︎ 2020 geechs inc. 18 13
B/S・C/F
• 自己資本比率60.6%→71.4%に上昇、借入金返済で有利子負債も無くなり無借金経営となる
• ゲーム事業の受託開発の分割による前受金入金の影響により営業CFは前年比で減少
• 金融機関とコミットメントライン10億円、当座貸越枠5億円の契約締結予定
バランスシート キャッシュフロー
(百万円) 2019/3期 2020/3期 増減額 (百万円) 2019/3期 2020/3期 増減額
流動資産 4,091 4,281 +189 営業CF 191 39 ▲151
売上債権の増減 ▲183 ▲147 +35
現預金 2,615 2,559 ▲56
投資CF 124 ▲77 ▲201
売掛金 1,132 1,280 +148
固定資産取得 ▲46 ▲14 +31
固定資産 423 419 ▲4 FCF* 315 ▲37 ▲352
有形固定資産 160 127 ▲32 財務CF 1,058 ▲20 ▲1,078
総資産 4,515 4,700 +185 有利子負債の返済等 ▲58 ▲225 ▲166
負債 1,777 1,344 ▲433 株式発行による収入 1,098 226 ▲872
有利子負債 225 0 ▲225
*FCF=営業CF+投資CF
純資産 2,737 3,356 +618
負債純資産合計 4,515 4,700 +185
©︎ 2020 geechs inc. 19 14
従業員数推移
(人)
450 IT人材 IT人材育成 ゲーム 動画 インターネット コーポレート
400
391 16
9
350
8
308
15
300
12
263 12 8
250 13
213
206 8
14
200 147
8
7 120
150
80
100 82
77
63
58
50
63
39 47 49
0
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
©︎ 2020 geechs inc. 20 07
業 績 予 想
21
2021年3月期計画
• 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえて、グループ全体の計画を保守的に見込む
• 売上高・営業利益ともに下期偏重型。下期にゲーム事業において新規タイトルを複数リリース予定
2021/3期 2021/3期
(百万円) 2019/3期 2020/3期 対前期比
第2四半期 通期
+655
売上高 3,050 3,544 1,300 4,200 (+18.5%)
▲84
営業利益 552 684 75 600 (-12.3%)
営業利益率 18.1% 19.3% 5.8% 14.3% ▲5 p
▲95
経常利益 532 675 55 580 (-14.1%)
経常利益率 17.4% 19.1% 4.2% 13.8% ▲5.3p
▲50
親会社株主帰属当期純利益 411 390 15 340 (-13.0%)
当期利益率 13.5% 11.0% 1.2% 8.1% ▲2.9p
©︎ 2020 geechs inc. 22 17
事 業 統 合:x – T e c h 事 業
事業統合の想い
動画事業とインターネット事業が統合し、
x-Tech事業として生まれ変わりました。
テクノロジーパートナーへ
これまで培った、xRを活用した映像制作技術や、
ウェブメディア・SNS運用ノウハウを掛け合わせ
価値提供します。
私たちを取り巻くビジネス環境は、予想を超える
速さで変化しています。変化こそ、変革のチャン
ス。我々自身もその中心となり、様々な企業の変
革の伴奏者となります。
最先端の技術や手法を活用し、「テクノロジー×
データ」で、世の中に感動を与えてまいります。
©︎ 2020 geechs inc. 23 18
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による
今後の見通し
IT人材事業
最新の有効求人倍率が全体で1.39倍と低下しているものの、IT人材(技術系のIT・
通信)のみの有効求人倍率で見た場合、依然として高い傾向にあり、2020年3月期の
業績には大きな影響はございませんでした。しかしながら、足元の案件数は減少傾向
にあり、新型コロナウイルス感染症の収束が不透明であることから、エンジニア集客
費用などを抑制しつつ、既存のITフリーランスのサポートを強化して参ります。この
ような状況を踏まえ、2021年3月期の業績予想は当連結会計年度からの売上高成長率
を9.8%とし保守的に計画しております。
IT人材育成事業
本事業は、海外子会社ネクシード(フィリピン・セブ)で展開しており、主に日本
国内からの渡航によって、IT留学・英語留学を希望する個人・法人のお客様からの売
上が大半を占めます。よって、2020年4月以降、日本からの渡航困難な状況とフィリ
ピン政府からロックダウンによる行動規制が発令されていることにより、事業へ大き
な影響が出ております。このような状況を踏まえ、2021年3月期の業績予想は当連結
会計年度からの売上高を対前期比64.1%減として計画しております。
※海外子会社の決算月は12月となります。
©︎ 2020 geechs inc. 24 18
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による
今後の見通し
ゲーム事業
本事業は、顧客を大手ゲーム会社などゲームパブリッシング企業としており、当社
はパートナー企業として、新規ゲームの企画・開発・運営を請負っております。その
ため、売上構成はフロー売上(新規ゲーム開発受託売上・既存運営ゲームの追加機能
開発受託売上、その他開発受託売上)とストック売上(運営ゲームの運営受託売上・
レベニューシェア売上)となっており、現状では大きな影響は出ておりません。しか
しながら、在宅勤務の推奨から必要機材・ライセンスなど追加購入等によりコスト増
加も見込まれます。このような状況を踏まえ、現在開発中のゲームタイトル含めスケ
ジュールに則った計画から、2021年3月期の業績予想は当連結会計年度からの売上高
成長率を33.0%と計画しております。
x–Tech事業
21年3月期よりスポーツメーカーを中心に、xRなどの最新技術を活用したコンサル
ティング・制作・運用を強みとしたデジタルマーケティング事業を展開する計画です。
ビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、DtoC分野
や製品やサービス、ビジネスモデルを変革するDXを支援します。しかしながら、新
型コロナウィルス感染症拡大の影響により大規模イベントの中止や延期、各社の広告
宣伝費抑制など事業への影響が出ております。このような状況を踏まえ、2021年3月
期の業績予想は当連結会計年度(動画事業・インターネット事業合算)からの売上高
成長率を35.5%と計画しています。
©︎ 2020 geechs inc. 25 18
2021/3期セグメント別計画
2021/3期 2021/3期
(百万円) 2020/3期 対前期比
第2四半期 通期
売上高 3,544 1,300 4,200 +18.5%
IT人材 1,329 710 1,460 +9.8%
IT人材育成 223 50 80 -64.1%
ゲーム 1,789 430 2,380 +33.0%
x-Tech ※ 206 110 280 +35.5%
営業利益 684 75 600 -12.3%
IT人材 719 375 730 +1.4%
IT人材育成 ▲4 ▲35 ▲80 -
ゲーム 323 ▲75 320 -1.1%
x-Tech ※ ▲24 ▲20 0 -
共通費 ▲330 ▲170 ▲370 -
※2020/3期は旧動画事業と旧インターネット事業の合算の数値です。
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中期展望
27
中期展望
• 21世紀は働き方の概念が変わり、フリーランスが当たり前の時代に
• IT人材以外の職種でもフリーランス人口の加速が見込まれる
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成長戦略
2023年には、主軸のIT人材事業において、
取扱高130億円、売上高20億円、セグメント利益10億円以上を目指す。
当社グループの強みであるIT人材領域の事業成長を更に加速させ、
変化対応力を強みに、IT・インターネット分野を軸とした
ポートフォリオ経営を展開する。
※各事業の将来イメージ。中期経営計画を指すものではありません。
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SDGsの達成に向けて
技術リソースのシェアリングを軸に
持続可能な社会の実現を目指して。
サスティナビリティステートメント、
5つのマテリアリティ(重要施策)を発表。
グループ一丸となって取り組みを開始。
詳細は当社コーポレートサイト サスティナビリティページご覧ください。
https://geechs.com/sustainability/
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事業概要
31
IT人材事業
ITフリーランスの働くを支援
1 ITフリーランスに特化した人材エージェント
ITフリーランス、企業の双方から高い認知度を獲得。
テクノロジーへの感度が高いITフリーランス約17,000名が登録。
2 技術リソースのシェアリングプラットフォーム
スキルはシェアする時代。企業のIT人材不足という経営課題に対し、
有効な技術リソースとしてITフリーランス人材の活用を提案。
3 ITフリーランス向け福利厚生を提供
福利厚生プログラム「フリノベ」を通じ、ITフリーランスが利用できる
サービス優待を提供し、仕事以外の周辺環境もサポート。
©︎ 2020 geechs inc. 32
IT人材育成事業
グローバルIT人材を育成
1 キャリアチェンジが実現できるIT留学
「プログラミング」と「英語」を同時に学び、エンジニアへの
キャリアチェンジを支援。グローバルに活躍できるIT人材を育成。
2 学校や企業の研修としての活用実績
企業の新卒・中途社員対象の研修や、学校のプログラミング研修
としてなど、多くの活用実績を誇る。
3 フィリピン・セブ島でオフショア開発
自社のIT留学で育成したIT人材ネットワークを活用し、セブ島で
オフショア開発体制を構築。日本企業の開発案件を受託。
©︎ 2020 geechs inc. 33
ゲーム事業
アソビ創造集団。
1 パートナー戦略に特化
Unity/PHPを中心とした確かな技術力で、受託開発・運営により
収益基盤を安定させ、好調タイトルはR/Sを獲得。
2 セールスランキング 最高3位のゲーム運営
自社開発によるリズムゲームエンジンを活用した女性向けゲーム
での運営実績が豊富。
3 IT人材事業との連携による開発ライン確保
グループ内連携により、自らもITフリーランスを活用しながら、
プロジェクトごとに柔軟に開発ラインを組成。
©︎ 2020 geechs inc. 34
x–Tech事業
ビジネスモデル変革の
テクノロジーパートナー
1 新たな技術「xR」で未来を切り拓く
教育・医療などをはじめ、VR・AR・MRなどの需要が進む領域に対し、
当社開発ノウハウで社会ニーズに応え、業種問わず変革をサポート。
2 スポーツ領域のデジタルマーケティング支援
自社運営のゴルフメディアを通じ、ゴルフ×ITを推進。蓄積したデータ
を軸に、デジタルマーケティングを強化し、スポーツ領域のIT化を支援。
3 豊富な制作実績と運営ノウハウ
映像制作において、500件を超える実績を持ち、xR分野においても、
3Dホログラム・VRコンテンツ・ARアプリなど多数の実績を誇る。
また、自社運営ゴルフメディアは、月間利用者数70万人超に成長し、
SNSフォロワー数は業界トップクラス。
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APPENDIX
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会社概要
社名 ギークス株式会社 (東証一部:7060)
代 表 者 代表取締役社長 曽根原 稔人
設 立 年 月 日 2007年8月23日
本 社 所 在 地 東京都渋谷区道玄坂2-11-1 G-SQUARE 10階
資 本 金 1,086(百万円)〔2020年3月31日現在〕
代表取締役社長 曽根原 稔人 監査役(社外) 佐々木 貴
取締役 佐久間 大輔 監査役(社外) 秦 信行
役 員 構 成 取締役 成末 千尋 監査役(社外) 花木 大悟
取締役(社外) 松島 俊行 執行役員 桜井 敦
執行役員 高原 大輔
・IT人材事業
・IT人材育成事業
事 業 内 容
・ゲーム事業
・x-Tech事業(旧動画事業、旧インターネット事業)
売 上 規 模 3,544(百万円)〔2020年3月期〕
従 業 員 数 391名〔2020年3月31日現在〕
拠 点 東京(本社)、渋谷、大阪、福岡、名古屋〔2020年3月31日現在〕
総 資 産 4,700(百万円)〔2020年3月期〕
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沿革
年 月 内 容
2007年8月 IT人材事業を展開する㈱ベインキャリージャパン(現 ギークス㈱)を設立
10月 グローバルリクルーティング事業を開始
2009年1月 プライバシーマーク認証取得
2012年2月 ㈱ブラフマーズ・ジャパンを吸収合併し、ゲーム事業(現 G2 Studios㈱)を開始
4月 グローバルリクルーティング事業の子会社として㈱ベイングローバル設立
2013年1月 IT人材育成事業を開始(フィリピン セブ州にて海外子会社NexSeed Incを設立)
6月 ISMS認証取得
10月 ギークス㈱に商号変更
2014年1月 映像・動画制作事業(現 x-Tech事業)を開始
10月 IT人材事業 大阪サテライトオフィス(現 大阪支店)開設
2015年1月 インターネット事業(現 x-Tech事業)を開始
12月 IT人材事業 名古屋サテライトオフィス開設
2016年5月 IT人材事業 福岡サテライトオフィス(現 福岡支店)開設
2018年4月 ㈱ベイングローバル売却
5月 ゲーム事業を分社化し、G2 Studios㈱(現 連結子会社)設立
2019年3月 東証マザーズ上場
12月 ベンチャー投資プログラム開始
2020年4月 渋谷サテライトオフィス開設
4月 動画事業とインターネット事業が統合(現 x-Tech事業)
4月 東証一部へ市場変更
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業績ハイライト
決算年月 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
売上高 (千円) 1,892,973 2,581,971 3,050,413 3,544,309
経常利益 (千円) 762 379,270 532,117 675,446
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) ▲21,555 277,809 411,610 390,651
包括利益 (千円) ▲21,771 278,707 410,322 391,102
資本金 (千円) 295,191 320,191 972,152 1,086,015
純資産額 (千円) 715,427 1,044,139 2,737,377 3,356,232
総資産額 (千円) 2,071,946 2,819,849 4,515,127 4,700,309
1株当たり純資産額 (円) 86.97 125.40 272.03 321.99
1株当たり当期純利益 (円) ▲2.62 33.47 47.96 37.78
自己資本比率 (%) 34.5 37.0 60.6 71.4
自己資本利益率 (%) - 31.6 21.8 12.8
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) ▲12,655 457,454 191,429 39,949
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) ▲134,422 ▲31,118 124,085 ▲77,131
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) 87,615 42,768 1,058,611 ▲20,049
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 777,162 1,244,697 2,615,535 2,559,268
従業員数 (名) 206 263 308 391
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見通しに関する注意事項
当資料に記載されている内容は、いくつかの前提に基づいたものであり、将来の計画数値や施策の実現を確約・保証する趣旨のものでは
ありません。実際の業績等は様々な要因による異なる可能性があることをご了承ください。今後、新しい情報・将来の出来事等があった
場合でも、当社は本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正を行う義務を負うものではありません。