7060 ギークス 2019-08-09 15:30:00
2020年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月9日
上 場 会 社 名 ギークス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7060 URL https://geechs.com
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 曽根原稔人
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理本部長(氏名) 佐久間大輔 (TEL) 03-6690-6928
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 1,214 - 274 - 276 - 178 -
2019年3月期第1四半期 - - - - - - - -
(注) 包括利益 2020年3月期第1四半期 173百万円( -%) 2019年3月期第1四半期 -百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 34.91 33.73
2019年3月期第1四半期 - -
(注) 2019年3月期第1四半期については、四半期連結財務諸表を作成していないため、2019年3月期第1四半期の数値
及び2020年3月期第1四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 4,186 3,127 74.7
2019年3月期 4,515 2,737 60.6
(参考) 自己資本 2020年3月期第1四半期 3,126百万円 2019年3月期 2,737百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,550 16.4 650 17.5 645 21.2 403 △2.1 39.00
(注)1. 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2.当社は、2019年9月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行う予定であります。連結業績予想
の「1株当たり当期純利益」については、当該株式分割後の発行済株式数(自己株式を除く)により算定して
おります。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 5,172,420株 2019年3月期 5,050,920株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 20,000株 2019年3月期 20,000株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 5,124,382株 2019年3月期1Q 4,291,222株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の
前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………9
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループはグランドビジョンに「21世紀で最も感動を与えた会社になる」を掲げ、ITフリーランスのデータ
ベース、グローバルで活躍するITエンジニア育成など人材インフラを活かし、インターネットの普及によりめまぐ
るしく変化する人々の生活や企業の行動を積極的に捉え、変化対応力を強みに、提供サービスの創造・進化を通じ
て常に成長し続けることで、永続的な企業価値向上を目指しております。当社グループは子会社2社を含む全5事
業で構成されており、各事業セグメントは「IT人材事業」、「IT人材育成事業」、「ゲーム事業」、「動画事業」、
「インターネット事業」の5つに分類されております。
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)における日本経済は、企業業績や雇用情勢の改
善などを背景に緩やかな回復基調がみられました。一方で先行きにつきましては、世界的な貿易摩擦や金融資本市
場の変動、消費税率の引き上げの心理的影響等により不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,214,915千円、営業利益は274,126千円、経常利益
は276,875千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は178,881千円となりました。
セグメント別の業績は次の通りであります。
<IT人材事業>
IT人材事業におきましては、多様な業種の企業においてIT人材への需要が高まる中、政府が主導する「働き方改
革」を背景として新たな個人の働き方が広がりを見せ、ITフリーランスは増加傾向にあり、事業環境は好調が続い
ております。
両者のマッチング機会を最大化すべく、積極的な広告展開による新規受注の獲得や、既存のITフリーランスとの
繋がりをより強固にするイベント等の取り組みによって、成約件数を伸長させてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は312,274千円、セグメント利益は158,097
千円となりました。
<IT人材育成事業>
IT人材育成事業におきましては、合宿型でプログラミングと英語を学ぶことができる「エンジニア留学」が大き
な特徴となっております。エンジニア留学の認知拡大を目指すとともに、他企業からの学校受託運営等にも注力し
ております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は48,235千円、セグメント損失は11,016千
円となりました
<ゲーム事業>
ゲーム事業におきましては、国内市場のスマートフォンゲームにおいてユーザー獲得競争は激しさを増し、ゲー
ムタイトル毎の収益性の格差が拡大する状況となっております。このような環境下、株式会社バンダイナムコオン
ラインから受託開発した「アイドリッシュセブン」及び株式会社バンダイナムコエンターテインメントと共同開発
した「ツキノパラダイス。(ツキパラ。)」等の受託運営を行っております。また、当第1四半期連結累計期間に
おいて受託開発を行った他社IPによるゲームの新規リリース(注)も行っております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は806,221千円、セグメント利益は214,962
千円となりました。
(注)パブリッシャーとの契約によりタイトル非公開
2
<動画事業>
動画事業におきましては、主にパチンコ・パチスロなどの遊技機系とスマートフォンゲーム・アプリのPV(プロ
モーションビデオ)をはじめ、企業のサービス・商品、採用ホームページ用の映像・動画制作を行っております。
また、新しい取り組みとして、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)やプロジェクションマッピング、
3Dホログラムなどの様々な新技術を活用した動画コンテンツの制作を行っております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は29,806千円、セグメント利益は2,660千円
となりました。
<インターネット事業>
インターネット事業におきましては、ゴルフ業界向けのインターネットサービスを積極的に進めており、主にゴ
ルファー向けの情報サイト「Gridge」の運営を主軸とし、メーカー各社向けに商品記事制作や動画・リアルイベン
ト等を連動させた販売促進・PR活動の支援を行っております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は23,155千円、セグメント損失は10,309千
円となりました。
(2)財政状態に関する説明
(流動資産)
当第1四半期連結会計期間末の流動資産の残高は前連結会計年度末と比較して251,663千円減少し、3,839,740千
円となりました。これは主に仕掛品が229,290千円減少したことによるものであります。
(固定資産)
当第1四半期連結会計期間末の固定資産の残高は前連結会計年度末と比較して77,276千円減少し、346,447千円と
なりました。これは主に繰延税金資産が71,986千円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当第1四半期連結会計期間末の流動負債の残高は前連結会計年度末と比較して556,319千円減少し、986,087千円
となりました。これは主に未払法人税等が198,525千円、前受金が344,552千円減少したことによるものでありま
す。
(固定負債)
当第1四半期連結会計期間末の固定負債の残高は前連結会計年度末と比較して162,291千円減少し、73,052千円と
なりました。これは主に長期借入金が167,815千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産の残高は前連結会計年度末と比較して389,670千円増加し、3,127,047千円
となりました。これは主に資本金および資本準備金が107,867千円、利益剰余金が178,881千円増加したことによる
ものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想につきましては、2019年5月14日の「2019年3月期 決算短信」で公表いたしました連
結業績予想からの変更はありません。
3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,615,535 2,558,920
売掛金 1,132,281 1,169,943
商品 219 219
仕掛品 254,185 24,895
貯蔵品 598 511
前渡金 749 521
前払費用 46,878 71,433
その他 40,955 13,294
流動資産合計 4,091,404 3,839,740
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 133,886 129,983
車両運搬具(純額) 3,663 3,389
工具、器具及び備品(純額) 22,622 21,304
有形固定資産合計 160,172 154,677
無形固定資産
ソフトウエア 629 870
無形固定資産合計 629 870
投資その他の資産
敷金及び保証金 188,839 188,802
繰延税金資産 74,082 2,096
投資その他の資産合計 262,921 190,899
固定資産合計 423,723 346,447
資産合計 4,515,127 4,186,187
4
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 657,590 707,916
1年内返済予定の長期借入金 57,403 34,764
未払金 58,777 24,756
未払費用 42,718 44,325
未払法人税等 224,488 25,963
未払消費税等 81,942 35,648
預り金 31,138 37,777
前受金 350,750 6,197
前受収益 37,369 67,138
その他 228 1,599
流動負債合計 1,542,406 986,087
固定負債
長期借入金 167,815 -
繰延税金負債 - 5,467
資産除去債務 67,528 67,584
固定負債合計 235,343 73,052
負債合計 1,777,750 1,059,139
純資産の部
株主資本
資本金 972,152 1,080,020
資本剰余金 922,095 1,029,963
利益剰余金 865,935 1,044,817
自己株式 △21,000 △21,000
株主資本合計 2,739,184 3,133,800
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △2,049 △6,875
その他の包括利益累計額合計 △2,049 △6,875
非支配株主持分 242 123
純資産合計 2,737,377 3,127,047
負債純資産合計 4,515,127 4,186,187
5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年6月30日)
売上高 1,214,915
売上原価 608,981
売上総利益 605,933
販売費及び一般管理費 331,806
営業利益 274,126
営業外収益
受取利息 13
コンテンツ著作権譲渡益 4,500
営業外収益合計 4,513
営業外費用
支払利息 176
為替差損 152
株式交付費 1,435
営業外費用合計 1,764
経常利益 276,875
税金等調整前四半期純利益 276,875
法人税、住民税及び事業税 20,655
法人税等調整額 77,453
法人税等合計 98,109
四半期純利益 178,766
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △114
親会社株主に帰属する四半期純利益 178,881
6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年6月30日)
四半期純利益 178,766
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △4,867
その他の包括利益合計 △4,867
四半期包括利益 173,899
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 174,042
非支配株主に係る四半期包括利益 △143
7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年4月22日付で、有償第三者割当増資(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割
当増資)の払込を受けました。この結果、当第1四半期連結累計期間において資本金が107,867千円、資本準備金
が107,867千円増加し、当第1四半期会計期間末において資本金が1,080,020千円、資本剰余金が1,029,963千円と
なっております。
(セグメント情報等)
当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 連結損益計
インター 合計
IT人材 IT人材育成 ゲーム (注1) 算書
動画事業 ネット (注2)
事業 事業 事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 312,274 43,457 806,221 29,806 23,155 1,214,915 - 1,214,915
セグメント間の内部
- 4,777 - - - 4,777 △ 4,777 -
売上高又は振替高
計 312,274 48,235 806,221 29,806 23,155 1,219,692 △ 4,777 1,214,915
セグメント利益
158,097 △ 11,016 214,962 2,660 △ 10,309 354,394 △ 80,267 274,126
又は損失(△)
(注) 1 セグメント利益又は損失の調整額△80,267千円には各報告セグメントに配分していない全社費用△91,691
千円及びセグメント間消去取引11,423千円が含まれております。
2 セグメント利益又は損失の合計額と調整額の合計は四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っておりま
す。
8
(重要な後発事象)
(株式分割)
当社は、2019年7月25日開催の取締役会決議に基づき、2019年9月1日付で株式分割を行う予定でありま
す。
1 株式分割の目的
株式分割を実施することで、当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げることにより、流動性の向上及
び投資家層の拡大を図ることを目的としております。
2 株式分割の概要
(1)分割の方法
2019年8月31日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主が所有する普通株式
を1株につき2株の割合をもって分割いたします。
(2)分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数 5,172,420株
株式分割により増加する株式数 5,172,420株
株式分割後の発行済株式総数 10,344,840株
株式分割後の発行可能株式総数 34,000,000株
(3)分割の日程
基準日公告日 2019年8月9日
基準日 2019年8月31日
効力発生日 2019年9月1日
3 1株当たり情報に及ぼす影響
当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定した場合における(1株当たり情報)の各数値はそ
れぞれ次のとおりであります。
当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年6月30日)
1株当たり四半期純利益 17円45銭
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 16円86銭
9