2021年3月期第3四半期
決算説明補足資料
2021年2月12日
株式会社エヌ・シー・エヌ
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目次
1. 2021年3月期第3四半期累計期間 業績ハイライト
2. 第3四半期（10月～12月）の状況
3. 営業活動の進捗状況と第4四半期以降の課題
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1. 2021年3月期第3四半期累計期間
業績ハイライト
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2021年3月期 第3四半期累計期間 業績
21/3期 20/3期 21/3期
（百万円） 進捗率
3Q累計 3Q累計 増減 増減率 通期見通し
売上高 4,916 5,020 △104 △2.1% 6,702 73.3％
売上総利益 1,198 1,167 +31 +2.7% 1,671 71.7％
営業利益 218 177 +40 +23.1% 259 84.2％
経常利益 246 174 +72 +41.4% 294 84.0％
親会社株主に帰属す
る 172 115 +57 +49.4% 204 84.3％
当期純利益
1株当たり
当期純利益(円)※
53.57 35.87 +17.70 +49.3％ 63.73 84.1％
※ 1株当たり当期純利益の算出において分母となる期中平均株式数は、20/3期が3,203千株、21/3期が3,213千株となります。
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セグメント別売上高
住宅分野は前年同期比微増となった一方、大規模木造建築（非住宅）分野は公共
工事等の工期の遅れから△30.5％となった。
木造耐震設計事業 住宅分野
ネットワーク展開
売上高4,676百万円 売上高4,247百万円
前期比△2.3% 前期比+1.8%
ハウスメーカー対応
大規模木造建築
（非住宅）分野
売上高429百万円 ※大規模木造建築（非住宅）分野には
前期比△30.5% (株)木構造デザインを含む
その他 省エネルギー
計算サービス
売上高239百万円 住宅ローン事業
前期比+3.4%
BIM事業
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貸借対照表
• ネットキャッシュ約27億円（預り保証金控除後、有利子負債なし）
• 流動資産構成比率※86.2% ※流動資産構成比率＝流動資産÷総資産
（百万円） 資産の部 負債の部
現金及び預金 3,334 買掛金 1,428
売掛金 839 電子記録債務 892
有償支給未収入金 346 有償支給差額 29
その他 61 その他 355
流動資産合計 4,582 流動負債合計 2,705
有形固定資産 28 預り金保証金 608
無形固定資産 252 その他 66
投資その他の資産 450 固定負債合計 674
固定資産合計 731 資本金 390
資本剰余金 263
利益剰余金 1,256
その他 23
純資産合計 1,933
資産合計 5,314 負債純資産合計 5,314
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2. 第3四半期（10月～12月）の状況
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2021年3月期 第3四半期（10月-12月）業績
売上高は前年同期を若干下回ったものの、売上総利益以下の段階利益は前年同期
を上回った。
21/3期
（百万円） 20/3期3Q
3Q 増減 増減率
売上高 1,705 1,713 △8 △0.5%
売上総利益 431 387 +43 +11.3%
営業利益 87 47 +39 +82.5%
経常利益 96 29 +66 +221.6%
親会社株主に帰属する
当期純利益
67 18 +49 +268.2%
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セグメント別売上高 第3四半期（10月-12月）
住宅分野は前期を6.9%上回ったものの、
大規模木造建築（非住宅）分野は△40.1％となり前期を大きく下回った。
木造耐震設計事業 住宅分野
ネットワーク展開
売上高1,627百万円 売上高1,468百万円
前期比△0.7% 前期比+6.9%
ハウスメーカー対応
大規模木造建築
（非住宅）分野
売上高159百万円 ※大規模木造建築（非住宅）分野には
前期比△40.1% (株)木構造デザインを含む
その他 省エネルギー
計算サービス
売上高77百万円 住宅ローン事業
前期比+3.5%
BIM事業
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セグメント別売上高の四半期推移
セグメント別売上高の四半期推移（百万円） 第3四半期までの状況
コロナの
影響
• 新型コロナウィルス
1,7291,714 1,7261,705 の影響により、住宅
1Q
1,578 64
1,590 分野の売上高が大き
71 1,485 92 78
その他
128
く減少
86 234 266 89 159
118 103 70 • 連結売上高は、第2
142
大規模木造 四半期以降回復し、
（非住宅）分野 前年並みで推移して
2Q いる。
• 特に住宅分野の売上
1,506 1,468 高は前年を上回って
1,374 1,431 1,377 1,398 推移している。
住宅分野 1,273
• 一方、大規模木造分
野は着工延期等の影
3Q 響により前期を大き
く下回っており、連
結売上高を押し下げ
る要因となった。
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
20/3期 21/3期
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出荷棟数の四半期推移
構造計算出荷数（棟） SE構法出荷数（棟）
900
20/3期 3Q累計1,135棟
150.0% 900
20/3期 3Q累計1,188棟
150.0%
800 21/3期
（前期比91.9％）
130.0% 800 21/3期
（前期比97.0％）
前期比 102.3% 前期比 120.0%
95.8%
700 700
110.0%
95.3% 98.4% 96.9%
78.7%
600 600
90.0%
90.0%
500 500
70.0%
400 400
431 407 390 429 422 416 403
397 406
60.0%
381 363
50.0%
300 300
339
30.0%
200 200
30.0%
100 10.0% 100
0 -10.0% 0 0.0%
1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q
構造計算出荷数は、第3四半期で前年 SE構法出荷数は前期を下回って推移し
を上回る出荷数まで回復したが、3Q累 て お り 、 3Q 累 計 で 前 期 比 97.0 ％ と
計では前期比91.9％にとどまる。 なった。
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大規模木造（非住宅）分野におけるコロナの影響
売上高の四半期推移（百万円） 受付数四半期推移（件）
300
20/3期 200.0% 300 200.0%
20/3期
21/3期 180.0% 180.0%
21/3期
250
前期比 266 160.0%
250 145.6% 160.0%
前期比
119.5% 234 140.0% 123.0% 140.0%
200 200
120.0% 120.0%
150 100.0% 150 100.0%
159 74.5%
142 80.0% 80.0%
128
100
118 60.0%
100
60.0%
102
59.9% 83 91
50 54.8% 40.0%
50 76 74
40.0%
20.0% 57 20.0%
0 0.0% 0 0.0%
1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q
売上高は、着工延期等により2Q、3Qが前期を大きく下回っているが、構造計算の
先行指数である受付数は2Q以降前期を上回って推移している。
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3. 営業活動の進捗状況と
第4四半期以降の課題
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DXの推進状況
• 登録施工店の増加とコロナ禍での営業活動の活性化
政府の支援策とその対応
• 新設された補助金への対応
• 省エネ性能の説明義務化への対応
関係会社の状況
• MAKE HOUSE／BIMの活用
• MUJI HOUSE／陽の家
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［市場環境］
新設住宅着工戸数
新設住宅着工戸数は2019年7月以降、18か月連続で前期割れ。
新築設住宅着工戸数の前期比推移（％）
（単位：%）
+10.0
+12.0 2019年7月以降
18か月連続前期割れ
+6.0 +4.2
+1.6 +2.1
+1.3 +1.1
+0.3 +0.3 +0.3
+0.0 △2.6
△3.7
△0.7 △0.6
△1.5
△6.0 △5.7
△4.1
△4.9
△7.1 △7.1 △7.4 △7.6 △12.0
△8.3 △7.9 △8.3
△12.0 △8.7 △9.1 △9.0
△10.1 △9.9
△11.3
△12.7 △12.3 △12.4 △12.8
△13.2
△18.0
１０月
１１月
１２月
１０月
１１月
１２月
10月
11月
12月
４月
１月
２月
３月
４月
５月
６月
７月
８月
９月
１月
２月
３月
５月
６月
７月
８月
９月
１月
4月
2月
3月
5月
6月
7月
8月
9月
2018年 2019年 2020年
出所：国土交通省「住宅着工統計」 Copyright© New Constructor’s Network Co., Ltd. All rights reserved. 15
［DX推進の進捗状況］
登録施工店の増加とコロナ禍での営業活動の活性化
• 新規登録活動の強化により、登録施工店は531社まで増加（3Q末時点）。
• 登録施工店向けの勉強会はオンライン開催（ウエビナー形式）とすることで、
開催頻度を増やすとともに、1回あたりの参加者数の大幅な増加を実現。
登録施工店数（社） 登録店勉強会
531
520 519
［開催頻度］ 年間 2回 年間 6 回
［1回あたり出席者数］ 前期比 225 ％
オフィスのレイアウトを
変更し、テレワークブー
スの増設等により、オン
ライン商談など営業活動
19/3期 20/3期 21/3期 のDX促進
3Q
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［政府の支援策とその対応］
新設された補助金への対応
• 新設住宅着工戸数が低調に推移する中、住宅需要を喚起させるための補助金が
創設されている。
• 補助金の対象は、「長期優良住宅」などの高い省エネ性能を有する住宅となっ
ており、当社の事業を後押しする政策となっている。
グリーン住宅ポイント制度 地域型住宅グリーン化事業
一定の省エネ性能を有する住宅 国土交通省の採択を受けた住宅
の新築やリフォーム等に対して、 供給グループ（例えば工務店5
商品や追加工事と交換できるポ 社以上のグループ）が建てる省
イントが発行される制度 エネルギー性能や耐久性能に優
れた木造住宅を対象に補助金が
長期優良住宅の場合 交付される制度
最大で100万Pt※
※特例の場合
どちらも
長期優良住宅 + 省エネ基準
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［政府の支援策とその対応］
省エネ性能の説明義務化への対応
• 住宅の省エネ性能については、2021年4月から説明義務化となる。
• 当社は、省エネルギーレポートによる省エネ性能の見える化を実現し、説明義
務化に対応。
省エネルギーレポート（サンプル）
2021年
4月
戸建住宅における
省エネ性能の説明義務化
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［関係会社の状況］
MAKE HOUSE -BIMの活用-
BIMを活用して建築設計から構造計算、部材加工までのDXを推進中。
建築を情報化し、
効率化をはかる
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［関係会社の状況］
MUJI HOUSE「陽の家」
• 2020年12月3日にオープンした東京有明家センターにおいて、「陽の家」の実
物大モデルハウスを公開。
• 「陽の家」が貸別荘として那須ハイランドにオープン（2020年12月中旬）。
東京有明家センター内モデルハウス 那須ハイランド内の「陽の家」
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Stay Home at 耐震住宅
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業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
（将来に関する記述等についてのご注意）
本資料は、発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不
確実な要因に係る仮定を前提としており、当社としてその実現を約束する趣旨のも
のではありません。
今後、実際の業績は、金融市場の動向、経済の状況、競合の状況や地価の変動の
他、様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
なお、本資料に記載した連結業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報
及び合理的であると判断される一定の前提に基づくものであり、実際の業績は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。また、今後の新型コロナウイルス感
染症の収束時期やその影響の範囲等は大きく変動する可能性があり、当社グループ
の業績に影響を及ぼす事象が生じた場合には速やかに公表いたします。
（本資料中の画像について）
本資料中の画像には、実物の写真のほか完成イメージ図が使用されています。
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