7049 M-識学 2021-03-11 15:30:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021年3月11日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 識 学
代表者氏名 代表取締役社長 安藤広大
(コード番号7049 東証マザーズ)
問合わせ先 執行役員経営推進部長 佐々木大祐
( T E L : 0 3 - 6 8 2 1 - 7 5 6 0 )
通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2021年3月11日開催の取締役会において、以下のとおり、最近の業績の動向等を踏まえ、2020
年7月13日の2021年2月期第1四半期決算発表時に開示した2021年2月期(2020年3月1日~
2021年2月28日)の業績予想を修正することを決議しましたので、お知らせいたします。
1.当期の連結業績予想数値の修正(2020年3月1日~2021年2月28日)
親会社株主に
1株当たり
(百万円) 売上高 EBITDA 営業利益 経常利益 帰属する当期
純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 2,500 180 115 111 ▲47 ▲6.45
今回修正予想(B) 2,505 185 125 184 ▲44 ▲5.93
増 減 額(B-A) 5 4 9 73 3
増 減 率( % ) 0.2 2.4 8.5 65.3 ―
(参考)前期連結実績
1,720 322 283 282 178 23.99
(2020年2月期)
2.修正の理由
(1)売上高
①組織コンサルティング事業
組織コンサルティング事業においては、講師数を20名~25名増員し受注件数増加による売上高拡大を行
う事を前提に業績予想を行っておりました。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響については、
2020年8月以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前の状況に概ね戻るという前提に基づき、業績予想
を行っておりました。
当連結会計年度において、引き続き好調に講師の採用及び育成が進行したことによって、2021年2月末時
点で講師数は54名となり前連結会計年度末比23名の増加と当初想定通りに推移いたしました。また、新型コ
ロナウイルス感染症の感染拡大による影響も当初想定通りであり、2020年8月以降は講師数増加に伴い順
調に売上高は推移いたしました。
以上の結果、組織コンサルティング事業の売上高は、当初の業績予想比0.3%増の2,218百万円となる見
込みとなりました。
②スポーツエンタテインメント事業
・スポンサー収入
既存スポンサーの継続及び新規スポンサーの増加を前提とした業績予想を策定しておりました。
一部既存の大口スポンサーから受注額の大幅な減少が発生したものの、新規スポンサー数の増加によりスポ
ンサー数全体は前期よりも増加いたしました。
また、当初予想に含めていなかった企業版ふるさと納税のスキームを活用した「郡山スポーツイノベーション事
業」による郡山市からの事業受託売上の計上によって、既存スポンサーの受注額の大幅な減少を補填する形と
なりました。
さらに、当初公表した予想に含めていなかった2021年2月27日・28日に福島県との共催で開催した「東日
本大震災復興10年イベント福島ファイヤーボンズスペシャルマッチ」のスポンサー収入により、当初予想を上回る
売上高を計上することとなりました。
上記の結果、スポンサー収入については新型コロナウイルス感染症の影響による既存スポンサーの受注減少
の影響はあったものの、地方公共団体との連携強化により構築した収益が収益寄与したことにより当初予想の
売上高を上回る見込みとなりました。
・チケット収入
チケット収入の業績予測にあたっては、Bリーグの試合数、観客動員数について、新型コロ ナウイルス感染症
の影響も加味し、Bリーグの試合は2020年10月~2021年4月にかけて試合が実施され、観客の動員につい
ては、新型コロナウイルス感染症の防止の対策を行うために、過去の動員実績の 50%の観客動員数となる前
提で業績予想を行っておりました。
上記の予想通りにBリーグの試合が開催されるとともに、観客の入場制限も実施されたことから、チケット収入
については、当初の予想通りとなる見込みとなりました。
以上の結果、スポーツエンタテインメント事業の売上高は、当初業績予想比3.64%増の193百万円となる見
込みとなりました。
③受託開発事業
2020年8月31日を効力発生日として子会社化した株式会社MAGES.Labが、業績予想公表時点で受注
していた受託開発案件について売上高として計上されることを前提に業績予想を行っておりました。また、新型コロ
ナウイルスの感染拡大による業績への影響は、軽微であると前提に基づき業績予想を行っておりました。
既存の受託案件における納品時期が2022年2月期へとずれ込んだことも影響し、当初予想から売上高は下
回る結果となりました。
上記の結果、受託開発事業の売上高は、当初予想を8.9%減の92百万円で着地する見込みとなりました。
その結果、売上高は2,505百万円(当初予想比+0.2%)へと業績予想を修正する事といたしました。
(2)営業利益、EBITDA
(1)売上高で記載した通り、売上高が当初の業績予想よりも上回る着地となったことに伴い、営業利益が当初
の業績予想を上回る見込みとなりました
その結果、営業利益は125百万円(当初予想比+8.5%)、EBITDAは185百万円(当初予想比+2.4%)
へと業績予想を修正する事といたしました。
(3)経常利益
経常利益につきましては、営業利益が当初の業績予想を上回る見込みとなったことに加え、2020年11月27日
開示の「営業外収益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ」の通り、株式会社ジオコードの東証
JASDAQスタンダード市場上場に伴う投資有価証券の売却により発生した投資有価証券売却益71百万円を計
上した事により、当初予想を上回る見込みとなりました。
その結果、経常利益は184百万円(当初予想比+65.3%)へと業績予想を修正する事といたしました。
(4)親会社株主に帰属する当期純利益
(3)に記載した経常利益のうち、投資有価証券売却益の大半は非支配株主持分に帰属する損益であるた
め、親会社株主に帰属する当期純利益への影響は限定的なものとなります。
即ち、当社連結子会社である識学1号投資事業有限責任組合における当社グループの持分割合は14.6%と
なっており、投資有価証券売却益が親会社株主に帰属する割合は当該持分割合のみとなります。よって、投資
有価証券売却益が親会社株主に帰属する当期純利益への影響は限定的となっております。
その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は▲44百万円で着地する見込みとなりました。
以上の結果、2021年2月期の通期連結業績予想を修正することとなりました。
(注)上記の業績予想は、本資料の発表時点において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実現を
約束するものではありません。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。