7048 M-ベルトラ 2020-01-22 17:00:00
業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                             2020年1月22日
各 位
                               会社名      ベ ル ト ラ 株 式 会 社
                            代 表 者 名 代表取締役社長兼CEO           二 木        渉
                                      (コード番号:7048 東証マザーズ)
                            問 合 せ 先 取締役Headquarters
                                    Division Director     皆嶋      純平
                                                  ( TEL. 03-6262-5481)

              業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ

  当社は、2019年8月13日に公表いたしました2019年12月期(2019年1月1日~2019年12月
31日)の通期業績予想を下記のとおり修正するとともに、2019年12月期において、特別損失
を計上する見込みとなりましたので、お知らせいたします。

                                  記

1. 通期業績予想の修正について
(1)2019年12月期通期連結業績予想数値(2019年1月1日~2019年12月31日)
                                                       親会社株主に
                                                                  1株当たり
                  営業収益        営業利益         経常利益        帰 属 す る
                                                                  当期純利益
                                                       当期純利益
                    百万円          百万円         百万円          百万円       円 銭
前回発表予想(A)           4,371          800        729           502     17.61
今回修正予想(B)           4,350          840        763           511     17.89
増減額(B-A)             △21              40          34          9
増減率(%)              △0.5           5.0        4.7           1.8
(ご参考)前期実績
(2018年12月期)         3,371          417        319           311     11.68


(2)修正の理由
   当社グループの主力である海外旅行部門において、現時点で概ね当初計画をやや上回
 る堅調な推移を示しておりますが、韓国の事業においては、現状の訪日旅行者の減少を見
 据え、  本年度は当初予定の広告宣伝費を大幅に削減し、2019年7月に設立したVELTRA KOREA
 Inc.の海外旅行市場の強化および組織体制作りを優先的に行うこととした結果、     営業費用
 の発生が抑制され、営業利益及び経常利益につきましては、前回予想を上回る見通しとな
 りました。
   また、次の「2.特別損失の計上について」に記載のとおり無形固定資産の減損損失の
 特別損失の発生は見込まれますが、  税効果会計における繰延税金資産の計上の見直しもあ
 り、法人税等調整額△83百万円(△は益)を追加計上することとなった結果、親会社株主
 に帰属する当期純利益につきましては、概ね前回予想どおりの見通しとなりました。
2. 特別損失の計上について
(1)無形固定資産の減損損失(連結及び個別)
   当社は、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づいて回収可能性を検討し、将来の収
 益見込み等を勘案した結果、 ソフトウエア仮勘定に計上されている開発中の一部のソフト
 ウエア資産について「減損損失」として連結決算において118百万円、個別決算において
 121百万円を計上する予定であります。
   これらは次世代の基幹システムとして開発をしておりましたが、引続き成長が見込まれ
 る旅行関連市場の動向や、グローバルでの競争環境に対応するため、さらに柔軟かつスケ
 ーラビリティの高いシステムが必要と判断し、 開発の見直しをすすめていることに伴うも
 のであります。

(2)子会社株式の評価損(個別)
  2019年12月13日付「子会社(リンクティビティ株式会社)設立に関するお知らせ」にて
 開示したとおり、新たに日本にてリンクティビティティ株式会社を設立し、企業間取引向
 けのビジネスに係る資産をLINKTIVITY PTE.LTD.(以下、「シンガポール法人」という)か
 らリンクティビティ株式会社へ譲渡する予定であります。これに伴い、日本のリンクティ
 ビティ株式会社においては国内の商品ラインナップの充実などにより、          今後も引続き企業
 間の取引向けのビジネスが拡大していくことが見込まれております。
  一方で、   上記記載の再編に伴いシンガポール法人からの投資回収が困難であると判断し
 たため、シンガポール法人の株式について、2019年12月期の個別決算において、関係会社
 株式評価損として88百万円の特別損失を計上する予定であります。
  なお、当該連結子会社株式の評価損につきましては、個別財務諸表のみで計上されるた
 め、連結財務諸表への影響はありません。



 (注)上記の業績予想は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、
    実際の業績は様々な要因によって、実際の業績とは異なる結果となる可能性があり
    ます。

                                               以   上