7047 M-ポート 2019-05-13 17:00:00
2019年3月期決算説明会資料 [pdf]
ポート株式会社 証券コード7047
2019年3月期 決算説明資料
成長可能性に関する説明資料
証券コード:○ ○
平成30年○○月
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OUR MISSION
世界中に、アタリマエとシアワセを。
The Company
Solving Social Issues
with Technologies
世界中に存在する様々なリアル産業の社会課題を、
テクノロジーとマーケティングで解決し、「無くてはならない」を創造する。
2
エグゼクティブサマリー 2019年3月期 決算
業績予想に対して想定通り推移。
売上高3,039百万円(前期比+57%)、営業利益542百万円
4期連続赤字から大幅な黒字転換に成功。
KPIは全指標好調に推移。
キャリア領域の会員数、会員一人当たり売上高も堅調に増加。
ファイナンス領域においても送客数大幅増、単価も上昇。
IPO時の公募増資に加え、借入による資金調達を実施。現預金
は2018年3月期末比+279%、自己資本比率は60%。
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3
2019年3月期
通期決算概要
CONFIDENTIAL
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業績ハイライト 2019年3月期
領域に特化したインターネットメディアを複数展開。前年同期比で57%の増収。大幅に黒字転換。
当期純利益には税効果会計を反映。一部翌年度以降に向けた事業投資の実施により営業利益は減少するも、
業績予想に対してはおおむね想定通りに推移。
2019年3月期 2019年3月期 YonY
単位:百万円 達成率 2018年3月期
実績 業績予想 成長率
売上高 3,039 2,825 108% 1,931 +57%
営業利益 542 560 97% ▲133 ※
経常利益 517 551 94% ▲136 ※
当期純利益 549 468 116% ▲137 ※
※前年度赤字のため集計せず。
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5
売上高年次推移 2019年3月期
5年で売上規模約15倍に拡大。直近2期間は約10億円ずつ増収。
3,500
3,039
3,000
2,500
+約1,100M
1,931
2,000
1,500 +約1,000M
942
1,000
600
500 343
211
0
2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
売上高
単位:百万円
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6
ビジネスモデル
領域に特化したインターネットメディアを複数展開。メディアに訪れたユーザーに対して情報の提供にとどまらず、
実際に悩みを解決するために最適なサービスとマッチングを実現する。
マッチング成立でサービス提供元から成果報酬を得る送客モデルを展開。
STEP1 悩む STEP2 調べる STEP3 行動する
悩み
Ex)履歴書の書き方は? ノウハウ ノウハウ
クライアント企業(広告主)
ノウハウ ノウハウ
貯金ってどれくらいあればいい?
高血圧ってどんな病気?
検索 申込
主な取引先
キャリア領域 ファイナンス領域
情報の提供 成果報酬
人材会社 金融系事業者
POINT1 POINT2
ユーザーが抱える悩みに対するノウハウ記 サイトユーザーに対して記事と関連性の高い
事を領域内で包括的に提供し、領域内 広告を提供することで、申し込み(行動)を
の検索優位性を高める。 促進する。
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7
サービス一覧
各領域に特化型のメディアを保有。メディアによる送客サービスを展開するとともに、各領域にリアルプロダクト・サービスを開発。
各領域のリアルプロダクト
オンライン診療プラットフォーム
検討中
キャリアアドバイス
(新卒マッチングサービス)
オンラインダイエット支援サービス
各領域の特化型メディア(バーティカルメディア)
キャリアノウハウメディア マネーライフノウハウメディア
生活習慣医療メディア
新卒就活生向け
来店型保険ショップ比較メディア
業界研究メディア
キャリア ファイナンス メディカル
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8
成長戦略
バーティカルメディア×リアルプロダクトのモデルを各領域で展開し事業成長を図る。
①領域内(横)展開:ジャンルの拡充
②水平(横)展開 :参入領域の拡充
③垂直(縦)展開 :行動データを活かしたリアルプロダクト等の開発
リ
ア
ル
垂 プ
ロ
直 ダ
ク
展 ト
開
(
縦 バ
展 ー
テ
開 ィ
カ
) ル
メ
領域内展開
デ
ィ
ア キャリア ファイナンス メディカル ・・・
水平展開(横展開)
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9
領域別売上高
全領域YonYで大幅増収。各四半期でも前年同期比で増収。
キャリア ファイナンス その他
2019年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2018年3月期
累計 累計 累計 累計 累計 累計
1,883 / 1,272 1,128 / 654 26 / 5
+48% +73% +411%
700 350 12
645 321 11
297
600 558 300 10
270
471 240
500 250
206 8 7
409
192
400 359 200
168
298 6 5
300 150
227
188 4 3 3
200 100 87
100 50 2
0
0 0
0 0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年3月期 2019年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2018年3月期 2019年3月期
単位:百万円
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10
経常利益年次推移 2019年3月期
前年度第4Qから黒字転換し、2019年3月期は大幅黒字転換に成功。
ストック型ビジネスモデルの特徴を活かし、これまで先行投資をしてきたキャリア領域、ファイナンス領域の
2領域の収益化に成功。投資フェーズから収益化フェーズへ移行。
600
500
400
300
200
100
投資フェーズ 収益化フェーズ
0
2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
-100
-200
-300
-400
単位:百万円
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11
ストック型のビジネスモデルについて
流行に左右されにくいテーマに対してコンテンツ開発をするため、コンテンツが陳腐化せずストック化し、
アクセスを獲得し続けることが可能。
■コンテンツイメージ
<ニュースメディア等> <PORTメディア>
新 TODAY TODAY
アクセスのない
コンテンツ
アクセスのある
コンテンツ
Last Year
古
フロー型ではなくコンテンツがストックされて
資産化するモデル
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ストック型のビジネスモデルについて
初期投資コストはかかるが、コンテンツのストック化後は運用コストのみで収益拡大が可能。
初期投資コスト
・コンテンツ開発費(人件費+専門家監修費)
・広告宣伝費率(大)
収益
・送客数の増加に伴う売上増加
・コンテンツ開発費の減少
・広告宣伝費率の低下
運用コスト
・分析・リライティング費(人件費)
・広告宣伝費率(小)
投資フェーズ 収益化フェーズ
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13
広告宣伝費売上高比率
コンテンツのストック化により、広告宣伝費売上高比率※は通年で40%から31%に減少。
2018年3月期 40% 2019年3月期 31%
単位:百万円
1,200 60%
977
1,000 50%
49%
768
800 40%
711 715
39% 39%
636
35%
600 34% 30%
490 30% 30%
28%
396
400 330 20%
276 268
194 193 199 214
191
200 10%
107
0 0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年3月期 2019年3月期
売上高 広告宣伝費 売上高/広告宣伝費比率 指数 (売上高)
※広告宣伝費売上高比率 = 各四半期会計期間広告宣伝費 ÷ 各四半期会計期間売上高
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14
四半期業績推移 2019年3月期
2019年3月期全ての四半期、YonYで大きく増収増益。
昨年度第4四半期から全四半期黒字達成。
900
977 90%
768
750 711 715 75%
636
600 60%
490
450 396 45%
276
300
21%
22% 30%
13% 13%
150
8%
146 216 15%
0% 58 85 95
0 0%
1Q-86 2Q 3Q -1 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
-103
2018年3月期 2019年3月期
-150 -15%
-26%
-300 -30%
売上高 営業利益 営業利益率
単位:百万円
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収益拡大における重要なポイント
送客件数※ 単価 売上高
※送客件数=CV=コンバージョン
✓ 陳腐化しづらいコンテンツにより安定的なアクセスを継続獲得
アクセス数 ✓ データ分析の結果からコンテンツのリライトを実施し、継続的にアクセスを拡大
✓ ユーザーの会員化を促進し、会員限定コンテンツの充実を図ることでエンゲージメントを高める
✓ コンテンツと広告の相関性などのテストマーケティングを繰り返し最適化を図る
CVR※ ✓ コンバージョン結果などのデータ分析から更なるコンバージョンの最適・最大化
※コンバージョン・レート
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16
領域別KPI推移(キャリア領域)
売上高=会員数×会員一人当たり売上高で構成。会員数の増加が売上高成長に貢献。会員一人当たり売上高も増加。
会員数 会員一人当たり月次平均売上高※
チャネルの増強等によるアクセスの増加や 単価の上昇により増加
CVRの改善により増加
240 1.2
+45% +20%
1.2
220
1.1
200
1.1
180
19卒 1.0
160 18卒
1.0
140
0.9
120 0.9
100 0.8
2018年3月期末 2019年3月期末 2018年3月期 2019年3月期
※1 会員一人当たり月次平均売上高= 【各月の売上高】÷【各月末の会員数】の合計÷12カ月 で算出。会員の有効活用度を測る
指標であり、会員の送客効率(会員転換率)の改善もしくは単価の上昇によって改善する。
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17
領域別KPI推移(ファイナンス領域)
売上高=送客件数×単価で構成。送客件数、単価ともに上昇し売上高成長を牽引。
送客件数 単価
チャネルの増強等によるアクセスの増加により 送客件数の増加と質の向上により
送客件数上昇 単価上昇
1.8 1.15
+57% +10%
1.6
1.1
1.4
1.05
1.2
1 1
0.8 0.95
0.6
0.9
0.4
0.85
0.2
0 0.8
2018年3月期 2019年3月期 2018年3月期 2019年3月期
※2018年3月期を1とした時の数値
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18
貸借対照表 増減分析
IPO時の公募増資、追加の借入により資金は潤沢。自己資本比率は60%を維持。
事業買収に伴いのれんを計上。
単位:百万円 18/3期 19/3期 増減要因 YonY
現金及び預金 631 2,395
受取手形及び売掛金 481 594 IPO時公募増資、および借入の実施により現預金が増加。
流動資産合計 1,180 3,095
有形固定資産合計 23 31
のれん ― 123 新規領域(リーガル領域)における事業買収の実施により、
ソフトウエア 30 48 のれん、ソフトウェアが増加。
無形固定資産合計 30 171
繰延税金資産 ― 118
繰越欠損金に係る繰延税金資産の計上に伴い増加。
投資その他の資産合計 56 176
固定資産合計 111 379
繰延資産合計 ー 7 株式交付費計上により増加
資産合計 1,291 3,482
単位:百万円 18/3期 19/3期 増減要因 YonY
短期借入金 ー 379
一年以内返済予定の借入金 140 209
流動負債合計 616 1,209 運転資金として借入を実施。
長期借入金 126 150
固定負債合計 154 181
負債合計 770 1,391
純資産合計 520 2,091
負債・純資産合計 1,291 3,482
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19
2020年3月期
業績予想概要
CONFIDENTIAL
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2020年3月期業績予想 サマリー
来期は通期で売上高26%、営業利益27%の増収増益を予測。
上半期は前年度同期比で増収、減益。下半期に利益の獲得を見込み、通年では増収増益(営業利益ベース)。
2020年3月期予想 2019年3月期実績 YonY
通期
単位:百万円 上半期 下半期 通期合計 上半期 下半期 通期合計
売上高 1,685 2,134 3,819 1,348 1,691 3,039 +26%
営業利益 211 474 685 231 311 542 +27%
経常利益 188 451 639 232 285 517 +24%
当期純利益 159 383 543 193 355 549 △1%※
※当期純利益については△1%の減益を見込んでおりますが、これは繰越欠損金の使用に伴う減少により、法人税負担額が増加するものと見込んでい
るためです。
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21
2020年3月期トピック
既存領域の規模拡大
成長余地は十分に存在しているため、シェア拡大を目指す。人員増な
どの投資も積極的に実施。
新規サービスの収益化
新規領域、新規ジャンルへも積極的に進出し、スピーディな収益貢
献へとつなげる。
事業提携、M&Aの加速
成長を加速させるため、既存領域、新規領域問わず、積極的な
事業提携やM&Aを実施。
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22
領域別売上高見通し_キャリア
2020年3月期(予測) 2019年3月期 2018年3月期 対前期増加率
キャリア 2,258 1,883 1,272 +20%
2,500
2,25
成長ポイント
8
2,000 1,884
【新卒ジャンル】
会員数の増加、送客効率の改善およ
1,500
1,272
び単価の向上による売上高増。
組織拡大による新卒マッチングサービス
の業績拡大。
1,000
【その他ジャンル】
既卒・第二新卒等の新規ジャンルの売
500
上高拡大。
0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期(予測)
単位:百万円
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23
領域別売上高見通し_ファイナンス
2020年3月期(予測) 2019年3月期 2018年3月期 対前期増加率
ファイナンス 1,417 1,128 654 +26%
1,600
1,41
成長ポイント
1,400 7
1,200 1,129
【カードローンジャンル】
1,000 コンテンツ投資、送客率の改善等
による送客数の増加。
800
654
【FXジャンル】
600 コンテンツの追加によるサイトパワー
の増強。送客単価の向上。新規
400
ジャンルにも積極投資。
200
0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期(予測)
単位:百万円
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24
領域別売上高見通し_その他
2020年3月期(予測) 2019年3月期 2018年3月期 対前期増加率
その他 145 26 5 +440%
145
160
140 成長ポイント
120
【メディカル領域】
100 ドクターズダイエットのユーザー数の
増加による売上高増。
80
60
【新規領域の育成】
リーガル領域への参入・拡大。
その他のジャンルも拡充予定。
40
27
20
5
0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期(予測)
単位:百万円
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25
費用内訳の推移(売上原価・販売費及び一般管理費)
各費用の構成はほぼ前期通り展開。広告宣伝費/売上高比率は前期同様約30%付近を予測。
3,500
113
3,000 89
230
2,500 61 404
77
186
その他(原価)
2,000 287 518 外注費
人件費(原価)
357 その他(販管費)
1,500 外注費(原価)
705 人件費(販管費)
595 広告宣伝費
1,000
500
935 1,075
0
2019年3月期 2020年3月期予想
単位:百万円
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26
人員数の見通し
今後も引き続き20%前後の増加率を計画。
200 +18~22%
+19%
150
100
50
0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期(予測)
※従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数は含まない。
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27
ディスクレーマー
■将来見通しに関する注意事項
• 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みます。
• これらは現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不
確実性を含んでおります。
• それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な経
済状況が含まれます。
• 今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正を行う義務を
負うものではありません。
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成長可能性に関する説明資料
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