7047 M-ポート 2021-08-20 17:00:00
2022年3月期第1四半期決算説明会 Q&A [pdf]

各位
                                             2021年8月20日
                     会  社  名 ポ  ー  ト   株    式    会    社
                     代 表 者 名 代表取締役社長 春 日 博 文
                     (コード番号:7047 東証マザーズ・福証Q-Board)
                     問い合わせ先 取 締 役 副 社 長 丸 山 侑 佑
                                       TEL. 03-5937-6466




      2022年3月期第1四半期決算説明会                Q&A

 当社は、2021年8月12日(木)に2022年3月期第1四半期決算説明会を行いました。ご出
席の皆様から頂いた主なご質問に対する回答をまとめてレポートいたします。なお、理解促
進のために一部内容の加筆修正を行っております。




業績について


#業績
Q.1Qの数字から、下期偏重とはいえ、数字が足りないように思えますが 大丈夫でしょう
か?

第1四半期は、売上、EBITDA、利益ともに計画を上回り、順調なスタートでした。EBITDAは
通年予想進捗率が良好ではないように見える部分はありますが、この点は、第1四半期は投
資期間でもありまして、4月のタイミングで新卒も入りますし、コーポレートの人員も多く
投入しましたので、コストも増加しています。従いまして、第3四半期、第4四半期の売上
成長局面においては、逆に第1四半期に増加したコストは固定的なので、売上収益の成長に
伴って、粗利、EBITDA、営業利益に乗っていきますので、下期偏重とはいえ、数字が足りて
いないという認識はしていません。

Q.1Q計画の数値は、通期計画の上限の数値ですか?もしくは下限の数値でしょうか?

第1四半期計画数値というのは、あくまでイメージとなりますが、上限下限の真ん中あたり
となります。
Q.長引く緊急事態により1Qより2Qの方が影響が大きいのではと思われますが、そのあた
りはどんな感触でしょうか?

前期の中期経営計画策定時には2期目の今期はある程度コロナも収束していく前提ではあり
ましたので、足元の緊急事態宣言延長というのは一定程度の業績影響もありますが、第2四
半期が第1四半期より影響が大きくなるわけではないと見ています。コロナ影響としては、
就職領域において労働集約的な事業、例えばサービス業など影響を受けている業種は採用人
数が少なくなりますので影響があったり、カードローンも消費が減退すると利用も減るの
で、そのリスクはあります。リフォームは依然として住宅に対する投資は活発になります。

Q.1Qの計画比で売上収益がほぼ計画通りだった中で、利益面が超過したのはどういう理由
ですか(粗利の効果なのか、販促関連のコスト投下の遅延なのかなど)。想定通りコスト
投下による投資が出来ていないという事での利益化ということはないのでしょうか。

両方になります。コンテンツ投資については前期非常に大きく行っていて、特に就職領域は
就活会議のプラス寄与もありますが、会員登録が好調になり、新規コンテンツ投資よりも、
会員への転換への投資のため、マッチングシステム投資を行っています。そういったことも
あり第1四半期のコンテンツ投資は当初想定より若干使用していない状況です。現場の状況
を見ながら今後も運用していく考えで、外注費なども状況を見ながら変動させていきます。
粗利についてはカードローン領域の寄与が大きく、この第1四半期カードローン領域の事業
利益が最も大きく出ました。アライアンスメディアの影響と、前期第4四半期の広告宣伝投
資の影響もありまして、送客単価が上昇し、1送客あたりの単価が上がり、全体の粗利が増
えています。

Q.順調に成長されていると思いますが、一株利益の最大化がやはり株価には一番インパク
トがあると思われますが、ここがしっかり数字に現れてくるのはいつ頃になりますか?

今期が勝負だと思っています。中期経営計画実現のため前期投資を積極的に行っています。
今期中期経営計画の2期目でEBITDA5~9億円の計画で、レンジ上限であれば、過去最高EB
ITDA、過去最高益になります。結果必然的に1株当たり利益、EPSも高まります。今期しっ
かり業績を出すことができれば、来期の上昇についても株主に見据えていただける状況にな
ると思っていますので、今期四半期ごとの進捗を見ていただいて通年予想達成の蓋然性を高
め、株価評価につなげていきたいと思います。この第1四半期の決算にも自信を持っていま
すので、決算開示や日ごろのIRもしっかりやっていきたいと思っています。




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Q.時価総額600億に対してストックオプションを用いたモチベーションの向上は理解してお
りますが、達成までの道筋を教えていただきたいです。

業績成長はもちろんですが、IR活動を通じてしっかりと企業価値、株価、時価総額を上げて
いくということにもしっかりと取り組んでいきたいと思っております。その中で時価総額60
0億円を行使条件とする有償ストックオプションを主に経営陣に付与しています。中期経営
計画を達成できると評価している方はまだ相対的に少ないと認識しています。この第1四半
期の業績でも進捗状況は非常に良いとお伝えさせていただいていますが、まだまだ達成でき
るのかと思われる方もいると思っています。この点については前期47億円の売上から、今期
70~75億円の売上、EBITDA5~9億円という成長を今期しっかり実現することによって信頼
を構築していくことができると思っています。業績達成というのが大前提と思っています
し、特に今期どう着地させるかという点に大きなポイントがあると認識しておりますので、
そこに向かって取り組んでいきたいと思っております。

Q.今期の収益見込みを詳しく教えてほしいです。

通期業績予想から変更はありません。第1四半期の売上収益、EBITDAの数値は通期の業績予
想達成に向け、非常に良いスタートが切れたと認識しています。通期業績予想に対して進捗
良好であると判断して、予想を据え置きさせていただいています。



#広告宣伝費
Q.広告宣伝費の低減に意欲を示されていますが、具体的に売上高比率等で目標としている
水準感があれば教えて下さい。

就職領域はコンテンツ投資の結果が出ていて、広告宣伝費率が非常に低いビジネスになって
きています。カードローン領域もリフォーム領域も就職領域の様にしていきたいですが、ユ
ーザーの属性として広告をベースにしてユーザーを獲得することが高いモデルでもありま
す。就職領域において就活生は長い期間をかけて就職先を選定していく、その期間の中で調
査し、当社コンテンツを活用され、会員になっていく。カードローン領域では今すぐ借りた
いというニーズの場合広告の方がユーザーを獲得できる割合が大きかったりしますので、就
職領域と同じ広告宣伝費率になるとまでは言えませんが、目線感としては第1四半期の46%
から広告宣伝費率40%を目指して取り組んでいきたいです。リフォーム領域においても前期
からコンテンツ投資も行い、外壁塗装に関連するコンテンツマーケティングも開始していま
す。また先日のリリースの通り、リアルチャネルを作っていく一環として書籍の出版も行っ
ています。コンテンツを通じてオーガニックに獲得できるベースが上がってくると広告宣伝
費率が下がってきますので、そこを目指していきたいと考えています。




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Q.事業としてはSaaSモデルではなく、都度送客を行う必要があると考えていますが、売上
高が伸びることによる広告宣伝費率は下がると考えておりますが、各々のメディアに対す
るリスティングやSEO対策などの広告宣伝費は持続的に必要となってきますでしょうか?

当社のマッチングビジネスはSaaS型ではありませんが、1件当たりでのフィーになりますの
で、SaaS型に切り替わることは収益にはマイナス要因になると考えています。ビジネス全体
としてSaaS型モデルをやらないということではありません。マッチングビジネスを通じて取
引している顧客にSaaS型サービスを展開していくことは行っていきたいです。マッチングビ
ジネス単体では、マッチング時に都度報酬をもらった方が、事業者の継続につながり、ある
種のリカーリング、収益構造的にはプラスであると思っています。広告宣伝は即時性のニー
ズなど一定程度存在すると思っていまして、調査ニーズがあるものに対してはSEOによるオ
ーガニックは増やしていきますが、即時性ニーズに対応するために広告も使用していきま
す。



会社全体について


#強み
Q.競合各社と比べて御社の強みはズバリ何ですか?中期経営計画達成への手ごたえはあり
ますでしょうか。

バーティカルなマッチングビジネスで、各領域で収益を作ることができています。一つのジ
ャンル、一つの領域での成長ではなく、それぞれの領域で成長を作ることができています。
就職領域、カードローン領域は自社で立ち上げているもので成長しており、リフォーム領域
も第1四半期の数値は十分でない部分もありますが、M&A後のPMIも順調にいっています。そ
れぞれのマッチングビジネスの成長に向けて、それぞれのノウハウを集約することによっ
て、マッチングビジネスの強みが磨きこまれてきています。当社の強みは、ユーザー、事業
者をいかに集めてくるか、いかにマッチングさせていくかというシンプルな点になります。
ユーザーを獲得していく際に、特に就職領域がそうで、広告宣伝費に頼らずオーガニックに
コンテンツ投資を通じて、ユーザーに多くのコンテンツを見ていただいて、当社の会員にな
っていただいている状況があります。その点で、まさにコンテンツマーケティングと呼ばれ
るもの、資産化するコンテンツをしっかりと作り、ストックしてユーザーを積み上げてい
く。ユーザーを集められ続けられるコンテンツを作っていくパワー。またコンテンツマーケ
ティングから積み上げたユーザーを実際にマッチングしていくことが強みだと認識していま
す。




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#投資
Q.システム投資、コンテンツ投資は内製側の投資、つまり社員数を増やしたというイメー
ジでしょうか。それとも協力会社に依頼するような内製以外の投資でしょうか。また、シ
ステム開発、コンテンツ開発以外の投資はありますでしょうか。それはどのような投資に
なりますでしょうか。

比較的外注、協力会社に依頼することは多いです。システム開発もコンテンツ開発もそう
で、もちろんシステム開発を外注に丸投げするというわけではなく、外注とはいえ、社内メ
ンバーとアジャイル的に開発を進めていきます。コンテンツ開発についても原案を作成し、
編集してもらい、監修チェックを入れ作成し、コンテンツリリースという流れになります。
3か年のシステム投資、コンテンツ投資、またアカウント投資もそうですが、社内人件費で
の採用対応だけでなく、外注、パートナーを活用させていただいています。


#M&A
Q.現中期経営計画中に新たな大型M&A実施などで計画未達となる可能性などはありますで
しょうか?

大型M&Aも含めて積極的に検討していきたいと思っています。M&A戦略資料を開示させていた
だいてから、半年たちますが、毎月多くのご紹介を受けています。定めた基準がありまし
て、マッチングビジネスについては我々の強みが活かせる5つの基準をクリアしているもの
をM&Aしていくことを想定しています。M&A実施については銀行からの借入を活用して検討し
ていきます。今期70~75億円売上の会社計画は既存事業の成長で実現していく前提で考えて
います。M&Aを実施できれば、そこにM&Aで上乗せしていきたいです。中期経営計画を達成さ
せる際には、既存事業の成長を重視していますが、M&A検討も同等に進め、しっかり業績成
長を高めていきたいと考えています。


#提携
Q.送客力が十分魅力的であれば、むしろ送客先様から御社へ提携等の申入れによる流入が
ある事が理想だとも思うのですが(販促費抑制の観点)、まだ送客力や認知度の問題でこ
ういったスキームが確立できてないという理解でよいのでしょうか。それともそういう展
望や実績も描かれているのでしょうか。

送客力が魅力的であれば、送客して欲しいという企業からインバウンドで入ってきてもらう
のが営業コストも抑えることができるので理想的だと考えています。まだ当社のマーケティ
ング力のブランド認知が不足していると考えているので、強化していきたいです。具体的に
は、就職領域の会員数は70%のシェアになっていますが、70%のシェアというのは大手の求
人サイトを除くと業界でも1,2位の規模に成長しています。年々インバウンドの件数も増
えていますが、もっとインバウンドの件数は増えて良いと思っています。企業向けのPR、Bt
oB向けマーケティングも積極的に取り組み始めています。リフォーム領域は小規模な加盟店
が多く、大半がインバウンドで加盟店となっています。インバウンドだけだと大規模な加盟
店は見込めないので、自社の営業組織で規模の大きな加盟店は獲得していきたいと思いま
す。


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Q.最近はさまざまな施策がIRされていますが、最近のIRにおいてダイレクトに業績につな
がるものはどれでしょうか?また発表されているものの多くが、中期経営計画発表時には
織り込まれていたものになるのでしょうか?

様々な領域で、送客先を拡大していることを今期掲げています。送客先拡大にあたっては自
前で営業組織を拡大して、開拓していくということもありますが、様々な企業様のアセット
を活用させていただくことでも、送客先の拡大を図っていくことができるということで、一
つ一つ提携をさせていただいています。提携のスタンスでもありますが、業務提携を取り組
んで、小さいところから成果を積み上げていくことが重要であると考えています。企業様と
の関係においても、まずはしっかりと成果の出るところから、ご一緒させていただき、成果
を出すことで双方の優先度を上げていく取り組みを行い、大きい提携に発展していくものと
思っています。そういった意味では、まだまだ一つ一つが、今期の当社の売上収益、EBITDA
に大きくダイレクトに数千万円、数億円単位で寄与するということではありませんが、長期
的に見て非常に大きな可能性のあるものだと思っていますし、短期的にもしっかり成果の出
るとことから取り組ませていただいているとご認識ください。そういった意味では、IRで開
示させていただいている一つ一つは着実に業績にヒットするものとお考え下さい。したがっ
て何か構想だけで発表している訳ではなく、具体的な取引をベースにスタートしていますの
で、しっかりと積み上げられていくんじゃないかと考えています。


#季節性
Q.社長の捉えられている3領域の季節性の特徴を、改めてお話いただけますか?

リフォームは雨や雪など塗装がしにくい季節は影響があります。冬雪が降ると、施工できに
くいですし、梅雨時期も影響はあります。就職領域の繁忙期は就活生が動く時なので、第4
四半期の3月就活解禁時が山場になりまして、2,3月大きな時期になります。カードロー
ンは6月、12月、ボーナス時期は下がりますし、3月、9月の新生活スタート時は活況に
なります。そういった意味でも就職領域、カードローン領域は第3四半期、とくに第4四半
期が大きくなります。




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#採用
Q.新卒採用を積極的に行われているとのことですが、人数確保が想定通り出来ているので
しょうか?また、現場での戦力化の状況はどのような状況でしょうか?

新卒採用を積極的に展開していまして、新卒の比率も非常に高い会社であります。就職領域
のマッチング担当に配属するメンバーも多いですし、新規事業や様々なメディアのマーケテ
ィングに配置するケースもあります。現場での戦力化に関しては、第2四半期から貢献する
ようになっています。入社後で説明しますと、4、5月の2ヵ月間、OJT研修を行っていま
す。5月半ばから6月に実際の事業現場でのOJTを行っていまして、2~3ヵ月研修期間を
設けています。これは特定の事業部門だけでの活躍を想定しているのではなく、ローテーシ
ョンしながらの活躍を期待しているところからになります。実際にポートにて採用した新卒
をリフォーム領域に配置するなど活躍する機会を作り、事業の柱を支える様なメンバーにな
っていくよう教育していきたいと思っています。したがって戦力化という意味では第1四半
期は研修、育成し、第2四半期から徐々に売上に貢献し、そして第3四半期には柱になる人
材にしていきたいという形で年々取り組んでいます。説明の中でマッチング担当の増員が完
了したというのは新卒の影響が大きいです。第2四半期、第3四半期でしっかり結果をだし
ていくと就職領域の業績に貢献してきます。



各領域に関する質問


#就職
Q.就職領域では競合会社も多い中で、御社のスキームで送客が実現できる強みがあれば教
えて下さい。またどのような業界への紹介、マッチングが多いのでしょうか。その業界の
シクリカル要素のリスクも踏まえて現状と展望を教えて下さい。

送客ビジネスと紹介ビジネスを行っています。送客ビジネスにおいては人材会社に送客して
います。人材会社への送客という点での競合はグーグルやヤフーのリスティング広告やディ
スプレイ広告が競合になり、メディアでの注目すべき競合はいません。当社が大きくシェア
を持っていて、今後も会員を獲得することができれば送客して成長が実現できます。紹介ビ
ジネスにおいては、事業会社の人事に紹介をしていく形になります。この紹介ビジネスの業
界は、もともと労働集約型の業界の採用ボリュームが多いので、その業界に対する比率が一
定程度ありました。しかしコロナの影響によって採用縮小、採用中止の影響はありました。
このリスクに対して取り組んでいますのは、逆にこの環境下で採用を増やしている会社も多
くありますDX関連や理系のマーケットなど採用ニーズの高まっている職種に積極的に営業を
行いアカウント開拓によって前年比で伸ばしています。今後長期的に見ても良いことで、今
後労働集約型の業界も回復してくれば、そこへの送客も回復してきますので、当社売上進捗
も高く期待することができると考えています。一方理系職種の採用企業は人数規模が大きく
なかったりしますので、1社あたりの人数が短期的に大きくならないので、アカウント投資
を継続的に積極的に行っていくことがリスク回避になると考えています。




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Q.新卒の就活生の送客フィーに関しては、就活生1名がアカウントの違う複数のセミナー
に参加する際、送客したアカウント毎にフィーが発生するのでしょうか?

ご質問の通り、送客したアカウント毎にフィーが発生します。従いまして、いかに1人当た
りの送客件数を増やしていくかが重要になります。会員数が70%のシェアを突破しています
ので、かなりのシェアになります。もちろん70%のシェアを80%、90%と伸ばす余地はあり
ますが、その伸び率は鈍化していきますが、70%のシェアに対して1会員あたり売上収益、
1人の就活生に対して当社経由で多くのエントリーしてもらう機会を作れるかになります。
これまで会員数を意識してきましたが、今後は会員数だけでなく、1人当たりの売上収益、
送客件数を同等に見ていくフェーズに入ってきたと認識しています。

Q.就職領域での進捗が相当悪く感じるのですが いかがですか?就職の売上の山は1Q、4Q
だと思っていたので 今の進捗だと通期達成のためには2Q、3Qに相当挽回しないといけな
いと思われます。 (就活会議も前年買収されているので それを加味すると2年前とあま
り売上が変わってないようにみえるのですが)

第1四半期も重要ですが、第2四半期、第3四半期と売上収益も伸びていきます。6月から
選考本格化しますので、6~11月は人材紹介のピーク期で、第2四半期も重要です。第1四
半期も悪くなかったと見ています。就活会議の売上インパクトはさほど大きくありません
が、就職領域全体への会員数拡大などで大きく貢献しています。当社が立ち上げたメディア
はノウハウ系就活対策のものが多いですが、就活会議は企業の口コミ情報になり、収益全体
への拡大に大きく寄与しています。また、就活会議においても第4四半期が大きくなります
ので、第1四半期の売上規模は小さく見えるところもあります。

Q.就職領域について コロナ禍によりオンラインイベントが増えていると思いますが、これ
は御社にとってプラスになっていますか。 また、リアルとの割合はどのように変化してい
ますか。

間違いなくプラスになります。オンラインイベントが増えると地方の学生が東京のイベント
に参加しやすくなります。参加のハードルが下がりますので、送客数を増やすことにつなが
ります。またオンラインイベントは人材会社にとってもプラスになります。オフラインイベ
ントは会場費がかかりますが、オンラインになり会場費がなくなる分をWEBの広告宣伝費に
充てられ、ポジティブに働くケースが多くなります。




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Q.技術者等の人材ニーズが拡大している中で、元々、技術系職種に特化した人材紹介会社
さんもおられますが、御社のサービスプラットフォームに就活生が登録するメリットはど
ういう点があるのでしょうか。

技術者のニーズが拡大している中で、未経験だけれども一定程度育成してくれれば採用した
いというニーズが高くなっています。これは採用難からになりますが、この傾向は間違いな
く10年20年続くものと思っています。そういった点で就活生もそうですし、既卒もターゲッ
トにしてエンジニアの育成をしていまして、毎月数十名の方に入校してもらっていますが、
技術職の資格を取得してもらっており、そこからの就職率は非常に高い状況にあります。未
経験者を育成していくところが技術系職種に特化している会社との違いでもあります。また
就活生の70%を会員としていますので、技術系、理系学部含めあらゆる層にリーチできてい
る総合プラットフォーマーという点も違い、強みになります。

Q.就職領域では、既に大手のプラットフォームが存在する中で、相対的に認知度も低い御
社プラットフォームへ登録をしてもらうための付加価値とはどういうものなのでしょう
か。(企業WEBページ+大手プラットフォームからのエントリーが主流だと認識しており、
ここをひっくり返すための付加価値をどう訴求しているのでしょうか)

大手の求人サイトは取引関係にありまして、当社から送客できる先になり、良い関係を築い
ていきたいと思っています。その中で、なぜ当社がユーザーを獲得できているかというと、
就活生にユーザーファーストに、欲しい情報、ノウハウ、口コミといった書店で就活本に書
かれているような内容をコンテンツとしてインターネット上に用意しています。そういった
就活生ファーストの立ち位置は求人サイトには取りにくく、独自の立ち位置を築いていま
す。

Q.0円求人のサービスが始まってしばらく経ちました。オプション部分で収益を上げてい
く方針と以前伺いましたが、現在の状況を教えていただけますか?

0円求人というのは、就活会議上に0円で新卒採用の求人を掲載できるもので、短期間に数
百社集めることができていまして、成果としてプラスになっています。また第2、3四半期
以降就活会議単体での収益寄与も図り、成功報酬のオプション契約も進めていきたいと考え
ています。また0円求人を実施することで、就職領域全体での顧客獲得につながり、全体に
対しても寄与しています。




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Q.就職領域の送客先であるお客様は今後メディア領域に進出しては来ないとのことです
が、御社がそのように考える理由をお教え頂けますと嬉しいです。

メディア領域に進出するということは人材紹介会社が人材紹介会社へ送客することになりま
して、自社のリストを他社に送客するというのはなかなか考えづらいと思っています。従い
まして人材紹介会社がメディアに展開してくることはあまり想定していません。もちろんメ
ディア専業としての新規参入はありえますので、その点はしっかりと対策を打たせていただ
いています。例えば就活ノウハウ、口コミのコンテンツだけでなく、就活イベントを検索で
きるサービスやSPI対策ツールなど就職活動に活用できるツールをどんどん作っています。
これはコンテンツ投資にあたるのですが、そういった取り組みが結果的に参入障壁になると
考えています。

Q.人材系の企業として、よくあるケースは人材の内定後6ヶ月でフィーの発生であると認
識していますが、ポートの場合、人材の送客時点でのフィー発生ですか?フィー発生のタ
イミングを教えていただきたいです。加えて、フィー発生時期が内定後6ヶ月でというこ
とならば、新卒の送客に関しても売り上げなどに偏りが生じますが、いかがでしょうか?

就職領域においては送客ビジネスと紹介ビジネスになります。送客ビジネスにおいては、ユ
ーザーが説明会やイベントに申し込み、エントリーした際にフィーが発生します。紹介ビジ
ネスにおいては、ユーザーと企業のマッチング時点、就活生が企業から内定がだされ、承諾
したタイミングでフィーが発生するモデルとなっており、それぞれフィー発生の時点で当社
は売上計上しております。

Q.就職領域の送客数、紹介数の開示はしないのでしょうか?

具体的な開示は現段階では行っておりませんが、前向きに検討していきたいと思います。




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#リフォーム
Q.リフォーム領域が軟調ですが、第2四半期での手応えは?

リフォーム領域の第1四半期結果は満足しておらず、悔しい結果だと思っています。ただ課
題は非常に明確です。最重要指標である問い合わせ件数は良好な推移となります。課題はい
かに送客先となる加盟店を獲得するかがポイントになります。また季節性にも影響されにく
い大型の加盟店獲得も非常に重要であると認識しています。その点の営業開拓には注力して
いきます。その一環として一人親方労働組合と業務提携させていただきました。今後もそう
いった取り組みは積極的に行っていきます。また提携の効果もあってプラスになってきてい
るので、第2四半期で挽回していきたいと思っています。

Q.リフォームの送客数が不足、というのは具体的にはどのような点が足りていないのでし
ょうか?

送客数は順調ですが、送客先となる加盟店の獲得がまだ足りていない状況になります。

Q.今期のマイナス要因であった「送客先枠の不足」だが、地域ごとに需要と供給のバラつ
きがあるのか。それとも繁忙期など時期的な要因なのか。また、この問題を解決するため
にどのような施策を考えているのでしょうか。

地域ごとにバラつきはありまして、弱い地域、強い地域はあります。地域のバラつきをなく
し、全国のプラットフォームにしていきたいと思います。時期的な面では、季節要因として
全国的に梅雨の長期化の影響はありました。季節要因は毎年起きることになりますので、そ
の解決のためには、加盟店の獲得、施工のコントロールの2点をポイントに取り組んでお
り、第2四半期において対応していきたいと思います。

Q.リフォームは加盟店先の数が足りてないとの事ですが、地域はどこが足りていないので
しょうか?

具体的な地域を回答するのは難しいのですが、シンプルに地方が足りてないというわけでは
ありません。都道府県ベースでまちまちな状況となります。




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Q.リフォームは送客先が課題とのことですが、競合環境も含めてアカウント投資が本質的
な課題解決に繋がる施策になるのでしょうか。送客先側には現状の取引先との関係性等、
御社の営業活動だけで解決できない要因もあるのではないかと思うのですが、アカウント
活動が、送客先の課題解決になる考え方について詳しく教えて下さい。

マーケット全体の環境はポジティブな状況になります。コロナ環境下ということもあり、施
工店も訪問活動をしづらいため、インターネットを活用して集客したいというニーズは高ま
っているので、環境は追い風になります。お問い合わせ(送客数)が増えている中で、自社
の課題として送客先獲得が重要となっています。加えて、加盟店が小規模で営業組織を持っ
ていない例が多いです。施工中は営業できない場合が多い。そういった点を解決するニーズ
もあります。完工スケジュールをサポートできるようにしていきたいと思っています。既に
第2四半期にスタートしていて、これまでも積極的に施工支援していましたが、専属的に完
工サポート、入金までサポートする部隊も作っています。そうすることで加盟店側も送客に
対応することができ、課題解決できるものがあると思っています。

Q.他社の外壁塗装サービスの広告をよく見ますが、広告競争で単価が上がっているのでは
ないでしょうか?それが今回の決算でマイナスインパクトになっているのではないでしょ
うか?

リフォーム、外壁塗装に関してネットでの集客については各社強化していますので、広告競
争は起きていますが、広告単価が上がっておらず、広告効率は非常に良好に推移していま
す。M&A後のPMIにおいても広告単価、1件当たりの広告獲得単価は下がっていますので、今
決算においてマイナスインパクトになっている訳ではありません。競合状況においてもプラ
スの進展となっています。

Q.リフォーム領域で、送客後に施工店と顧客が直接取引するリスクはどのように防止して
いますか?

CtoCではありませんが、それに近しいモデルでもありますので、その点のリスクはヘッジす
る必要があります。M&A後は送客件数の増加、広告獲得単価の減少を注力して行い、その結
果は一定程度現れています。直接取引のリスクにも対処していきたいと考えています。防止
策としては、第2四半期からまさにスタートしていますが、ユーザーに専属スタッフをつけ
て、施工に関する相談や施工会社の選定アドバイスなど第三者的立ち位置で相談サポートを
始めています。この取り組みによってどこに発注したのか、いつ完工するのかを追える取り
組みになります。すべての送客ユーザーに対して担当をつけていけば、自然に直接取引のリ
スクは下げることができます。第3四半期以降、来期以降においては、ユーザー、加盟店側
双方が当社プラットフォームを活用して取引したくなるようなプラットフォームとなるよう
プラットフォーム力を上げていきたいと思います。




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Q.リフォーム領域が今回伸び悩んだと理解しております。リフォーム領域において、送客
先の枠が不足したとのことですが、送客先事業者も規模が小さいという事も踏まえると、
ユーザーが登録して問合せがあってもマッチングできず、そもそも外装塗装窓口のプラッ
トフォームとしての魅力が下がってしまい、今後集客にも悪影響が出るというリスクは想
定されていないのでしょうか。 (問い合わせをしても、応えられないことがユーザー離反
に繋がりませんか?)

ユーザーから問い合わせがあっても応えられないケースというのはゼロではなく発生してし
まうこともあります。どのユーザーが来ても、しっかり数社紹介し、マッチングができる環
境を作らないといけないと思っています。この点では送客先の開拓にも取り組んでいきます
し、それで解決できない場合には様々な形で対処していきたいと思っています。取り組みが
明確にスタート出来たらリリースしていきます。足元では電話にてユーザーとやり取りして
いますので、対応できない場合はユーザーにその旨のご連絡をする対応をしています。

Q.送客先は小口が多く、短期間で大きく伸ばすのは難しいように感じますが、リフォーム
領域は本当にまだまだ伸ばせるとお考えですか?

第1四半期の結果は良くないと思っていますが、リフォーム領域はまだまだ伸ばせる余地が
大きくあると見ています。リフォーム領域単独についてもしっかり力を入れていきます。外
壁塗装の市場規模は年間5,000億円ありまして、ネット比率は10%と見て500億円、それに対
して当社の流通総額年40億円でシェア10%程度となりますが、5,000億円市場の中でのネッ
ト化比率は伸びていますので、伸ばす余地は大きくあります。また現状では小さな加盟店が
多いですが、大きな加盟店獲得にも取り組んでいますので、送客先開拓についてリカバリー
できると考えています。

Q.リフォーム領域が伸び悩んでいることについて、季節性の影響を挙げられましたが、巣
籠もりによる昨年の需要が一服してきたという可能性はございますでしょうか?

マーケット全体は大きく、市場規模が縮小している訳ではありません。ただ巣ごもり需要の
一服はEコマースなどを見ても多少ある部分ではありますので注視していきたいと思ってい
ます。しかしながら施工を考えているユーザーはしっかり獲得できている状況ではありま
す。




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Q.リフォーム事業は計画に対して売り上げがだいぶビハインドしているように見えるので
すが 短期的なてこ入れでそんな簡単に挽回できるものなんでしょうか? リフォームはだ
いぶ遅れていますが カードローンはかなり進捗がいいのでリフォームの売り上げ予想を引
き下げてカードローン売り上げ予想を引き上げることで現実的な計画に修正しなおす必要
があるのではないかと考えています。

短期的に取り組める余地は十分にあると考えています。過去の実績のある加盟店へのアプロ
ーチや、足元行っている大きな加盟店獲得への営業活動など短期的に行えるところはありま
す。各領域の成長に取り組んでいきますが、リフォーム領域の挽回を図りながら、就職、カ
ードローン領域は更に伸ばしていく取り組みで、結果的にご質問のような状況になる可能性
もありますが、第2四半期以降リフォーム領域はしっかり挽回していきたいと思っていま
す。

Q.リフォームの送客先の課題でアカウント強化とのことですが、多くが小さな事業者とな
ると、アカウント開拓の手間や効率も大変だと思うのですが、どのような効率策をもって
アカウント営業をされていくのでしょうか。(泥臭く1件ずつ回っていくとしても、小さ
い事業者だと確保できる送客枠も小さく、拡大余地が広がりにくい点への対策)

今までは非常に効率的に行っていました。特定の営業担当を設けずに、営業チームとしてイ
ンバウンドで問い合わせいただいた企業に対応していました。アカウント開拓強化では営業
的に行う必要があります。ここからはインバウンドへの対応だけでなく、アウトバウンドを
一気に高めていく取り組みを行っていきたいと考えています。

Q.インバウンドからアウトバンドへのアカウント活動も変化させていくとのことですが、
サポート体制重視から法人営業部では求められるスキルが異なると思うのですが、今まで
の営業体制の人材スキルセットで対応していけるものなのでしょうか。

インバウンドの対応体制は継続して、新規でアウトバウンドの体制を作っていきます。




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Q.2点質問です。
・リフォーム領域において大規模・中規模の施工店は具体的にどういったところなのでし
ょうか。それは工務店なのか、ホームセンターなのか、具体的にイメージがわかないので
教えて下さい。

 ・リフォーム領域の問題意識として総括すると、御社か、もしくは代理店になるような会
社が、施工店の営業管理や施工管理などのリアルなサポートや、施工店の業務のDX化を行
わなければ大きな成長につながらないのではないでしょうか。またそれが実現できるなら
ば競合他社との大きな差別化が可能になると思うのですが、いかがでしょうか。競合他社
のビジネスモデルは、マッチングさせるだけでリアルなサポートはしていないのでしょう
か。

ホームセンターもそうですし、家電量販店などは大規模な会社になるかと思っています。ま
た各地域に強いリフォーム専業会社さんも多くありますので、そういった企業様との提携を
取り組んでいきます。リアルなサポートはまだそこまで行えておりません。第2四半期から
リアルなサポート専任のチームの立ち上げを行っています。外壁劣化のサポート診断、見積
サポート、施工会社選定のサポートなどをしている中でユーザーの各ポイントでのニーズが
かなり見えてきた部分もありますし、施工管理等のシステム管理も加え、ユーザー、加盟店
双方で結果を出していきたいと思っています。リフォーム領域では加盟店獲得、マッチング
支援の2点が重要ポイントと課題が明確ですので、そのテコ入れをやっていきます。



#カードローン領域
Q. カードローン領域について売上利益ともに前期比2倍以上になっているが、どういった
要因なのでしょうか。

カードローン領域においては、前期第1四半期がコロナ影響で経済活動が止まっていた状況
でしたので、借りるというニーズも止まっていた状況で下がったところもありますし、カー
ドローン事業者もいったん広告抑制の動きがありました。そういった状況下において送客先
の獲得がしづらい環境にありました。また前期第4四半期において広告投資をした効果で大
きな予算を獲得することができています。送客予算を獲得できているところに送客が行え、
売上伸長させることができています。今後も予算枠を維持しながら成長していけるかが大事
で、事業利益とのバランスを取りながら運営していきたいと思います。

Q.カードローン領域増収は前期の広告投資によるものが大きいとのことでしたが、この傾
向は今後も続くものなのでしょうか?

予算シェアを獲得できていますので、このトレンドを継続できるように頑張っていきたいと
考えています。一方事業利益との調整でもありますので、事業利益を意識しつつ、トップラ
インを作っていきたいと考えております。増収は継続させながら、事業利益とのバランスも
とっていきます。




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#オンライン診療
Q.現在のオンライン医療の位置づけをご教示頂けますでしょうか。

オンライン診療については研究開発フェーズではありますが、先日開示させていただいた通
り、高血圧のオンライン診療パッケージのBtoBの販促活動で興味を示す企業が多く出てきて
います。健康経営の流れや、大規模企業内の医療施設(窓口)がリモート等で使用しづらい
環境になりますので、オンライン診療でのモニタリングニーズについて企業側が注目しだし
ていますので、活況になるタイミングではとらえていきたいと考えています。

Q.オンライン医療の進捗はどうなっておりますか。

一般社団法人テレメディーズと協業しながら、またBtoBについてはオムロン株式会社と連携
させていただきながら取り組んでいまして、先日も興和株式会社さんへの導入をプレスリリ
ースさせていただいています。また、BtoBtoCの取り組みも検証段階に入っています。


#新規事業
Q.主力事業に加えて、春日社長が現在最もご興味のある新規事業分野をご教示下さい。

様々な領域に興味を持っています。非日常領域の意思決定支援で様々な方の幸せに貢献して
いきたいと考えていまして、就職、リフォーム、カードローンは人生においてそう多く経験
することのない領域になります。そういった領域は他にも様々あります。冠婚葬祭もそうで
すし、不動産もそうですし、生活インフラ、エネルギーなど非日常領域において様々な領域
に興味を持っていて、積極的な横展開につなげていきたいと考えています。




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その他


#IR活動
Q.機関投資家へのIR訪問は順調でしょうか?手応えなど教えていただけると幸いです。

先日開示の通りIRの担当責任者執行役員を招聘していまして、四半期での機関投資家との面
談件数を倍増させる取り組みを行っています。また今期業績の進捗についても丁寧に伝えて
いきたいと思っています。


#チェンジ社との提携
Q.チェンジとの協業の地方自治体が福岡だけだったようですが 今期はどれくらいの数の地
方自治体へ広がりそうでしょうか?

なんとか2桁に持っていきたいと思っています。受注サイクルとして、地方自治体は3月に
予算が決まりますので、チェンジ社との提携が7月で、8月から実際に展開開始しています
が、来期での受注になる可能性はありますが、今期しっかり実績を作り、今期スタートでき
るところは今期入り込めるようにしたいと考えています。地方自治体への取組は、開示でき
る範囲で開示していきたいと思っています。


Q.チェンジとの提携からひと月が経ちました。提携前と提携後で会社として春日社長とし
て変わったことがあれば教えてください。

チェンジ社の福留社長とは、隔週で2時間程度のミーティングを土曜日の朝に行っていて、
いろいろな質問をさせていただいています。福留社長は常に業績を成長させるにあたって、
ゲームチェンジするドライバーはどこかと常に目を見張っているなと感じています。成長さ
せるポイントあるいは課題に対して、積み上げ的な施策もそうですが、そういった施策だけ
だとKPIが10倍とかになるわけではないので、一気にゲームチェンジできるような施策を常
に考えている。そういった思考をまずは学ばせていただいています。今回のIR決算説明会を
リアルタイムで行うことやIRの問い合わせにも私自身で回答させていただき、課題を見つけ
たり、成長させていただく機会にとらえるというスタンスも学ばせていただきました。こう
いった点が大きく変わった点になります。

実業としては、福岡県のWEBインターンシップについて自社の営業活動で受注したものにな
りますが、チェンジ社と、まずこういった先に声かけていこうかと話しながら、コンテン
ツ、パッケージの開発、営業先選定についても現場ベースでチェンジ社と組み始めていま
す。成果が出て受注出来次第、随時IRでもリリースしていきたいと考えています。チェンジ
社との取り組みはまず就職領域において就職会員データを地方自治体、地方企業のマッチン
グ、地方自治体の雇用支援をデジタル化させていくことで、その市場をとっていくことから
スタートしますが、その分野だけでなく、様々な分野で提携していくためにも、確実に成果
の出るところから、積極的に取り組んでいきたいと考えています。




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会社概要

■会社概要
会社名 :ポート株式会社
代表者 :代表取締役社長CEO 春日博文
所在地 :東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー12F
設 立 :2011年4月
資本金 :927百万円(2021年7月末時点)
事業内容:インターネットメディア事業
URL :https://www.theport.jp/




                 ■本件に関するお問い合わせ
                 ポート株式会社:広報IR担当
          コーポレートサイト:https://www.theport.jp/
           E-mail: pr@theport.jp TEL:03-5937-6731

   ※全社原則在宅勤務を実施しており、お電話が通じにくくなる可能性がございます。
         お問い合わせはE-mailまでお願いできますと幸いです。




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