7047 M-ポート 2021-05-13 19:30:00
2021年3月期通期決算説明資料 [pdf]

2021年3月期 通期
決算説明資料


ポート株式会社 証券コード:7047




              ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED   2021.5.13   1
目次




     01 2021年3月期 通期 決算概要                      P.3~14

     02 2022年3月期 通期 業績予想                      P.15~23

     03 2022年3月期 領域別目標                        P.24~42

     04 業績外トピックス                              P.43~45

     05 質問受付・投資家向け説明会のご案内                     P.46~48




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              01

2021年3月期 通期 決算概要




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 トピックス          2021年3月期 通期 各領域オーバービュー

            売上高    4,704百万円       調整後EBITDA        929百万円          EBITDA   188百万円
         第2四半期以降、順調に売上高を伸ばしており、下期においてはコロナ禍でありながらも約24%の成長率を実現。
                   新型コロナウイルスの終息とともに大きく飛躍する土台ができつつある。


                            通期実績                                      ビジネスレビュー
               売上高 1,471百万円(前年同期比▲7%)
               ※第4四半期は前年同四半期比+5%を実現                    新型コロナウイルスの影響により上期は減収となったが、採用ニー
                                                       ズの回復、オンライン就活への移行等により、第3四半期より前
   就職領域        【KPI】                                   年同水準に回復し、第4四半期の売上高は前年同四半期比
               21卒会員数 42.6万人                           +5%の成長トレンドへ。
               マーケットシェア率 71% ※1

               売上高 688百万円 (2020年8月~2021年3月)
               ※第4四半期は前年同四半期比+25%成長
                                                       コロナ禍にあたって外出自粛などの影響により住環境への投資意
               ※2020年8月より連結のため、通期業績では約10億円の
               水準に成長                                   識が上がったため、リフォームの需要が増加。また対面型の営業
 リフォーム領域                                               自粛等によるネット申込も増加し、好調に業績推移。積極的な
               【KPI】                                   広告投資により、広告宣伝費率は上がっているが、運用ナレッジ
               送客数 +28%                                が溜まったため、さらに効率的なユーザー獲得ができる状態へ。
               成約契約数 +19%


               売上高 1,743百万円(前年同期比+6%)
                                                       コロナ禍による消費減退の影響を受けつつも、第3四半期に続
カードローン領域       【KPI】
                                                       き戦略的な広告投資により、予算獲得に成功し、第4四半期
                                                       の売上高は、前年同四半期比+28%の成長となった。
               送客数 +33%(第4四半期実績)


※1:大学進学者数 約60万人(厚生労働省 大学進学者数等の将来推計について)

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 業績ハイライト                  2021年3月期 通期 業績予想対比

■業績予想(3/11)に対して、売上高は102%、EBITDAは188%の達成となった。
(2020年9月18日発表の業績予想に対しては、売上高は104~114%達成)
■営業利益以下の利益指標は、第3四半期以降の積極的な投資により減益ではあるが、業績予想のレンジ内に着地。
                                               2021年3月期
                              2021年3月期
         単位:百万円                                  業績予想                  達成率    評価
                                通期実績
                                              (3/11上方修正)


           売上高                 4,704             4,600                 102%   ◎
                                                       900         185%
                                                                              ◎
                                              【上限】
     調整後EBITDA                  929
                                              【下限】     500         ~103%
                                                       100
                                                                              ◎
                                              【上限】
        EBITDA※                 188                                ~188%
                                              【下限】       0
                                              【上限】   0
         営業利益                   ▲66                                     -     〇
                                              【下限】▲130

                                              【上限】    0
         経常利益                   ▲62                                     -     〇
                                              【下限】 ▲100

                                              【上限】       0
        当期純利益                   ▲52                                     -     〇
                                              【下限】     ▲75
※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
※調整後EBITDA=EBITDA+アカウント投資+コンテンツ投資+システム投資                                           単位:百万円

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                                                                                        5
 業績ハイライト               2021年3月期 通期 前年比

■コロナ禍においても第2四半期以降回復し、売上高は前年同期比+14%(下期では+24%)となった。
■正常収益の評価指標である調整後EBITDAでは前年のEBITDAを上回っている。


                                2021年3月期               2020年3月期
          単位:百万円                                                   増減率
                                  通期実績                   通期実績



            売上高                  4,704                  4,103      +14%

       調整後EBITDA                  929                       -       -

         EBITDA※                  188                    792       ▲76%

          営業利益                    ▲66                    699        -

          経常利益                    ▲62                    708        -

         当期純利益                    ▲52                    382        -

※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
※調整後EBITDA=EBITDA+アカウント投資+コンテンツ投資+システム投資
※第2四半期より連結財務諸表を作成しておりますが、参考として、当通期連結期間と前年同期間における当社個別業績との比較を記載。            単位:百万円

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                                                                               6
 業績ハイライト               2021年3月期 第4四半期会計期間

■第4四半期は売上高+23%、四半期過去最高売上高を更新。
■また、大規模な投資の実行により、EBITDA以下は計画的な減益となった。


                                2021年3月期              2020年3月期
            単位:百万円               第4四半期                 第4四半期       増減率
                               連結会計期間実績               会計期間実績


             売上高                 1,621                 1,318       +23%

        調整後EBITDA                  290                     -        -

           EBITDA※                ▲102                   280        -

            営業利益                  ▲186                   259        -

            経常利益                  ▲200                   277        -

          当期純利益                   ▲145                    90        -

※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
※調整後EBITDA=EBITDA+アカウント投資+コンテンツ投資+システム投資
※第2四半期より連結財務諸表を作成しておりますが、参考として、当通期連結期間と前年同期間における当社個別業績との比較を記載。            単位:百万円

                                  ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED               7
                                                                               7
   業績推移
  ■第2四半期以降、順調に売上高を伸ばし、安定的に20%前後の成長率を実現。(下期売上高成長率+24%)
  ■第4四半期においては、特にカードローン領域の成長が全体の売上成長を牽引。


                         売上高                                                        領域別売上高

1,800                                        +23%             1,800

                                                 1,621        1,600
1,600                                                                                                         197
                                 +26%                         1,400
1,400                                         1,318                                                           240
                    +18%             1,241                    1,200
                                                                                                  192
1,200
                         1,081                                1,000                   195
                                   982                                                            274
1,000                 914                                       800                                           685
        888                                                                           173

              760                                                        216
 800                                                            600                               401
                                                                                      357

 600                                                            400      299

                                                                                                              498
                                                                200                   354         373
 400                                                                     244
                                                                  0
 200                                                                     1Q           2Q          3Q          4Q

                                                                               就職   カードローン   リフォーム      その他
   0
          1Q            2Q           3Q          4Q
                                                                                       2021年3月期
                    2020年3月期     2021年3月期
                                                               ※リフォーム領域は、7月末に「外壁塗装の窓口」を買収したため、8月から売上計上。

 ※第2四半期より連結財務諸表を作成しておりますが、参考として、当通期連結期間と前年同期間における当社個別業績との比較を記載。                                                単位:百万円

                                             ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                         8
                                                                                                                    8
中期経営計画 投資進捗

■2021年3月期は合計約740百万円の投資を実行。事業基盤拡大に向け順調に進捗。
■引き続き2022年3月期以降についても、計画通り投資を進め、盤石な基盤づくりを進める。



               投資額
    投資種別                                                主たる内容
             (2021年3月期)

                            •   動画コンテンツを生成(就職領域)
                            •   オンライン学習コンテンツの生成(就職領域)
   コンテンツ投資    154百万円        •   就職診断コンテンツの生成(就職領域)
                            •   オリジナルコンテンツの生成(リフォーム領域)
                            •   アライアンスメディアのコンテンツの拡充(カードローン領域)




                            • 新規企業開拓広告宣伝(就職領域)
   アカウント投資    117百万円        • 新商流のR&D(リフォーム領域)




                            •   レコメンドエンジン開発(就職領域)
                            •   データ解析プラットフォーム開発(就職領域)
    マッチング
   システム投資     468百万円        •   顧客管理システムの開発(リフォーム領域)
                            •   マッチングオペレーションシステムの強化(リフォーム領域)
                            •   マッチング効率の改善(カードローン領域)




                       ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED           9
                                                                9
    主な費用の推移
  ■事業拡大に向けた広告宣伝費と外注費が大規模投資により増加。(※広告宣伝費については後述)



                         営業費用の推移                                                                       売上高対比
 2,000
                                                                               60%               56%
 1,800
                                                                     184
 1,600                                                               46        50%
                                                                          36
 1,400
                                                                     367                       38%
                                                                               40%
 1,200
                                  96                      119
 1,000                                                     70                  30%
                                  19 1            132           15
                                                     46
                          79     214               15     206                                            23%
  800            72
          96              21 6           115      162                911
          11 6    18 6                    13 10                                20%   17% 16%           16%
                         177
  600            168
         133                             182
                                 507                      490                                                                   11%
                                                  429
  400                    335
         262     277                     250                                   10%                                             7%
                                                                                                                          3%
  200                                                                                                           1%2%
         224     225     218     219     207      233     260        260                                               0.1%
                                                                               0%
    0
         1Q      2Q      3Q       4Q     1Q       2Q      3Q         4Q

                 2020年3月期                         2021年3月期

                 人件費             広告宣伝費         外注費
                                                                                               2020年3月期4Q      2021年3月期4Q
                 減価償却費           のれん償却費        その他費用


単位:百万円

                                                          ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                              10
                                                                                                                                      10
        売上高広告宣伝費率の推移
   ■売上高広告宣伝費率は56.2%と前年同四半期比で18.2%上昇。
   ■
   ■リフォーム領域、カードローン領域では、マッチング率向上や予算枠の獲得のための積極的な広告投資を実行。
   ■戦略的に投下した一時的な広告宣伝費を除くと、概ね平常通りの広告宣伝費率となる。
1,800
                                                                                                      56.2%
                                                                                                              60.0%       全社増減
                                                                                                    1,620
1,600                                                                                                                     18.2%
                                                                                                              50.0%
1,400                                                           1,318
                                                                                           1,241                          リフォーム領域
1,200                                                                                     39.7% 39.5%         40.0%
                                                                        38.0%     1,081                                   +13.6%
                               977                      983
1,000                                33.8%
                                                914
                                                              34.2%
                                                                                32.9%                 911             増   カードローン領域
                                        888
              30.0%          29.9%            29.5%
                                                      30.4%                                                   30.0%   加
 800
                    28.0%                                                 760                                         要   +5.5%
                711    715
        637                                                                                                           因
                                                                                                                          その他・全社コスト
 600                                                                                                          20.0%
                                                                  507                         490
                                                                                    429                                   +0.9%
 400                             330                      336
                                         262      278
                                                                            250                               10.0%
         191      199   214
 200
                                                                                                                      減   就職領域
   0                                                                                                          0.0%
                                                                                                                      少
         1Q      2Q     3Q      4Q       1Q      2Q      3Q       4Q       1Q       2Q       3Q       4Q              要   ▲1.8%
                 2019年3月期                        2020年3月期                          2021年3月期
                                                                                                                      因
                                     売上高         広告宣伝費             広告宣伝費率
                                                                                                                                  単位:百万円

                                                         ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                               11
                                                                                                                                      11
貸借対照表
■積極的なM&Aによりのれんは増加しているものの、堅調に事業は進捗しており、計画を上回る結果に。(詳細はP.14)
■ローンを優先した資金調達方針においてM&Aにより有利子負債が増加し、自己資本比率は32.5%となった。
(前四半期末:36.1%、前事業年度末:53.3%)。

                2021年3月期
       単位:百万円    第4四半期         2020/3末比       2020/12末比         2020/3末       2020/12末
                 (2021/3末)

       流動資産合計         3,770            152                158       3,618         3,612

       固定資産合計         2,583         2,245                  73        338          2,510

       繰延資産合計            24             19                ▲1              4          26

 資産合計                 6,378         2,416                 229      3,962          6,149

       流動負債合計         1,957            768                265       1,189         1,692

       固定負債合計         2,342         1,685                 106        656          2,235

 負債合計                 4,299         2,454                 371      1,845          3,928

 純資産合計                2,078           ▲37           ▲142           2,116          2,221


 のれん                  1,913         1,913            ▲238                 -       2,152

                                                                                   単位:百万円

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 財務状態と当社方針

■当社グループでは、各事業のオーガニックな成長のための事業投資は原則EBITDAの範囲内で実施。
■M&A等非連続的な成長投資に関しては、資本コスト及び財務健全性指標に留意しながら、
 これまで負債(銀行借入れ)を中心に資金調達を実行。
■期末時点で、有利子負債に対して十分な流動性(現預金)及び収益性(EBITDA)を保持。
 各種財務健全性指標も良好な水準を維持し、2022年3月期以降の高成長に備えた資本構成を確保。

                                                       2020年3月期末             2021年3月期末      増減

                    有利子負債                                         1,048             2,518        1,470

                    株主資本                                          2,111             2,074         ▲37
      主要BS項目
                    現預金                                           2,764             2,661        ▲102

                    のれん                                                  -          1,913        1,913

                    EBITDA                                                           188         ▲603
        損益項目                                                           792
                    調整後EBITDA ※1                                                     929          136

      キャッシュフロー      営業キャッシュフロー                                         668           129         ▲538

                    自己資本比率                                       53.3%             32.5%     ▲20.8%

                    のれん株主資本倍率 ※2                                       0.0           0.9×          0.9
      各種財務指標
                    調整後インタレストカバレッジレシオ ※3                          60.9×             55.4×        ▲5.5

                    有利子負債 / 調整後EBITDA倍率 ※4                         1.3×              2.7×          1.4

※1   調整後EBITDA=EBITDA+投資コスト
※2   のれん株主資本倍率 = のれん÷株主資本
※3   調整後インタレストカバレッジレシオ=(支払利息+社債利息)÷調整後EBITDA
※4   有利子負債/調整後EBITDA倍率=有利子負債÷調整後EBITDA                                                           単位:百万円

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  のれんに対する当社評価
 ■就職領域、リフォーム領域ともに、足元の業績はM&A時の計画以上に推移しており、市場も中長期的に成長(少なくと
 も維持)すると予測。今後の見通しも順調なため、中長期的な業績貢献が期待できる。


              のれん                                            若年人口は減少傾向にあるものの、大学進学
                                  市場                 〇       率の増加により大学進学者数は向こう20年横
                                                             ばい。加えて採用激化により市場は拡大傾向。
         合計   1,913
                                                             事業利益ベースで計画以上に進捗。会員獲
          2020年6月末買収              業績                 〇       得も計画以上の結果となり、就職領域の業績
                                                             にも大きく貢献。

                       ※1
              597                                            2022年3月期は、市場の回復を鑑みれば、
                                 見通し                 ◎       買収時計画以上の進捗を期待できる。


          2020年7月末買収                                         新築の施工数は減少傾向であるものの、リ
                                                             フォーム需要は堅調。また、リフォーム申込のオン
                                  市場                 ◎       ライン化により、当社に関連する市場は拡大傾
                                                             向。
                       ※2
           1,219                                             売上およびKPIは、買収時計画比で上振れ進
                                  業績                 ◎       捗。市場環境を活かしながら引き続き積極的
                                                             な投資によりさらなる業績成長を目指す。


                                 見通し                 ◎       買収時計画以上の進捗を期待できる。
         ※1:「就活会議株式会社」が運営
単位:百万円   ※2:「株式会社ドアーズ」が運営

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              02

2022年3月期 通期 業績予想




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業績予想の前提:IFRS適用理由とその影響
■国際的な比較可能性の向上および国際市場での資本調達や業務拡大を見据え、IFRS(国際財務報告基準)の
 適用を決定。

         IFRS適用理由                                        業績への主な影響

      国際的な比較可能性の向上                                           のれん償却費

                                               M&Aの結果生じたのれん償却費が償却対象外
➢ IFRSの適用により、資本市場における財務諸表の国
                                                (顧客資産などの無形資産は償却対象)
  際的な比較可能性が向上。
                                                      (IFRS) (JGAAP)
                                                                   (約250百万円)
                                          PL          営業利益=営業利益+のれん償却費
        経営戦略との整合性
                                                      ※のれん償却費はPPA(無形資産評価)が完了
                                                      ※計算式は重要性の高い項目だけ抽出
➢ 連結財政状態計算書上ののれんは、対象事業の事
  業状況、将来の市場環境等を総合的に踏まえ、より
                                                              地代家賃
  厳密な価値評価を毎期実施。
                                                              地代家賃
                                          (JGAAP)
➢ IFRSに基づく財務報告は、M&A戦略を有する当社
  の実態に対して、整合的であると判断。                                    BS             PL

                                                      使用権資産           減価償却費
                                          (IFRS)                        +
                                                      リース負債           金融費用


                                                  約300百万円増加     EBITDA+約100百万円

                                         ※有給休暇引当金、有償ストックオプション等については影響度が低いため省略

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業績予想の前提:公表済み業績計画
      成長戦略並びに中期経営計画においては、売上高100億円、EBITDA20億円を目指す。
 2023年以降も継続してCAGR30%以上の成長を実現するため、2021年3月期から積極的な投資を実施。
       よって、2021年3月期は減益となるものの、2022年より一気に収益拡大フェーズへ。

  なお、投資コストを含まない正常収益の評価指標として今期より調整後EBITDAという新たな指標を設定。
        EBITDA、調整後EBITDAともに2021年3月期を上回る計画を予定している。

                     2020年            2021年         2022年   2023年
   合計                 3月期              3月期           3月期     3月期
                      実績                予想            予想     予想


            上限          ー                           7,500     ー
    連結
                                       4,600
   売上高
            下限        4,103                         7,000   10,000


            上限          ー               900         2,000     ー
   調整後
 連結EBITDA
            下限         792              500         1,500   3,000


            上限          ー               100          900      ー
    連結
  EBITDA
            下限         792               0           500    2,000

                                                                     単位:百万円

                   ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                        17
                                                                         17
 業績予想の前提:上場後の業績予実
■業績予想に関しては、売上高、営業利益ともに、高い達成率を実現してきている。



                                    上場後の業績予実



                  売上高                                                 営業利益


会計年度    実績       期首予想        達成率       評価      会計年度             実績     期首予想      達成率     評価


2021年                4,500                      2021年                        0
                                       ◎                                                 ◎
                【上限】         111~                                     【上限】
        4,704                                                   ▲66               -
 3月期            【下限】 4,100   104%                3月期                  【下限】▲130



2020年                                           2020年
 3月期
        4,103     3,819      107%      ◎         3月期
                                                                699     685      102%    ◎
2019年                                           2019年
 3月期
        3,039     2,825      107%      ◎         3月期
                                                                542     560      96%      △




                                                                                        単位:百万円

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                                                                                              18
    業績予想の前提:新型コロナウイルスの影響と今後の見通し
  ■2021年3月期の特に上期は緊急事態宣言等で影響を受けたものの下期以降の業績への影響は限定的であった。
  ■今後は、昨年上期のような影響は発生せず、順調に業績拡大ができると現時点では見込んでいる。


                                                     2021年3月期                                         今後の見通し                                    評価
                                              ✓ 2021年3月期はたびたびの緊急事態                            ✓ 2022年3月期は前期比で採用支援
                                                宣言等で人材各社のイベントが中止、                               市場は一定回復する見込み。
                                                もしくは規模の縮小が発生。サービス業                            ✓ 依然として歯止めが利かないコロナ禍で
            就職領域                                関連の求人が大幅に減少したことで、
                                                採用支援市場自体大きく落ち込んだ。
                                              ✓ 一方でオンライン就活等新たな就活様
                                                                                                あり、大型イベント自粛などは続いてい
                                                                                                るものの感染予防策を講じた活動も一
                                                                                                定の浸透が見られ、また採用意欲も継
                                                                                                                                                〇
                                                式も浸透し、新規のビジネスチャンスも                              続されることから、オンライン説明会等、
                                                多く誕生した。                                         新たな送客機会が拡大している。



                                              ✓ コロナ禍にあたって外出自粛などの影響                            ✓ 今後も積極的な対面型営業は控え
        リフォーム領域                                 により、住宅環境に対する投資意識が
                                                上がり、外壁塗装などを含む、リフォー
                                                ムを実施した人口が一定数増加。
                                                                                                る傾向が継続すると考えられるため、
                                                                                                インターネットを活用した情報収集、
                                                                                                申込は増加していくことが見込める。
                                                                                                                                                〇
                                              ✓ 上半期は活動自粛に伴う支出減少に                             ✓ 直近の緊急事態宣言下においても消
                                                より、カードローンの新規発行数は減少                             費動向指数は安定しており、少なくとも
      カードローン領域                                  した。
                                              ✓ 一方で、下半期には徐々に消費指数
                                                も回復し、ユーザーのニーズも回復した。
                                                                                               前年比では市場は回復するものと予測。
                                                                                             ✓ 市場環境の状況によってはより拡大も
                                                                                               見込めるものと期待。
                                                                                                                                                〇
参照:矢野経済研究所 新卒採用支援サービス市場規模推移:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2698
  :リフォーム産業新聞:https://www.reform-online.jp/news/reform-shop/18519.php / 国土交通省 建築物リフォーム・リニューアル調査 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00600900
  :日本貸金業協会 月次統計資料:https://www.j-fsa.or.jp/material/index.php /総務省統計局 消費動向指数(CTI)の概要、結果:https://www.stat.go.jp/data/cti/index2.html

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                                                                                                                                                                   19
  2022年3月期 通期業績予想
■2022年3月期の業績の主要指標は中期経営計画から変更なし(2022年3月期第1四半期より、IFRSを適用)。
■売上高は+59.4%の 上限75億円、EBITDAは+378%の上限9億円、当期利益は上限5億円を予定。
■中期経営計画コミットメントの売上高100億円、EBITDA20億円にむけた重要な1年。

                                                                             成長率
12,000                                                           2021年                        2022年
                                                    日本基準                   ※レンジの上    IFRS
                                                                  3月期      の数値で記載              3月期

                               100億円
10,000                                                                                       【上限】7,500
                                                     売上高         4,704     +59.4%   売上高
                                                                                             【下限】7,000

                    75億円
 8,000                                               調整後                             調整後     【上限】2,000
                     ~70億円
                                                    EBITDA        929               EBITDA   【下限】1,500


 6,000
         (上方修正)                                                                              【上限】900
          47億円
                                                    EBITDA        188      +378%    EBITDA
                                                                                             【下限】500


 4,000
                                                                                             【上限】700
                                                    営業利益          ▲66               営業利益
                                                                                             【下限】400

 2,000
                                                                                     税引前     【上限】700
                                                    経常利益          ▲62               当期利益     【下限】400

    0
         FY2021/3   FY2022/3   FY2023/3
                                                                                             【上限】500
                                                   当期純利益          ▲52               当期利益
                                                                                             【下限】300
          上方修正       計画通り


                                                                                                単位:百万円

                                          ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                 20
                                                                                                         20
領域別売上高の成長率
■既存事業にて売上高70億円を超える水準までグロース計画。
■新規事業やM&Aは織り込まずに、レンジの目標達成を視野に入れている。

     8,000                                                  70~75億円

     7,000                                                  【上限】825
                                                              1,100
                                                            【下限】700

     6,000                         ▲12~+2%
                47億円                                        【上限】2,500
                                                              2,323
     5,000
                                    +33~43%                 【下限】2,323

                 801
     4,000

                                                            【上限】1,621
                                                              1,454
     3,000       1,743           +110~135%                  【下限】1,446


     2,000
                 688                +71~74%                 【上限】2,572
                                                              2,523
     1,000                                                  【下限】2,516
                1,471
        0
                FY2021/3                                     FY2022/3

                         就職     リフォーム   カードローン    新規・その他



                                                                        単位:百万円

                           ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                   21
                                                                            21
 2022年3月期の事業成長における重要ポイント
■2021年3月期までに、コンテンツ投資、システム投資等を通じてユーザーは計画を上回るレベルで十分な獲得ができている。
■そのため、2022年3月期業績の達成に向けては全領域ともに受け皿となる送客先の獲得が重要指標となる。



                                  戦略のポイント




          User
                                  マッチング数                              Client

      ユーザー数                                                         顧客数


       送客力は十分                                                注力    送客先の獲得
 コンテンツ投資、システム投資を通じてユーザーは                                    送客ボリュームに対して、送客枠が足りていない。
 計画を上回るレベルで十分な獲得ができている。                                     受け皿となる送客先の獲得が重要指標となる。

     主要指標:会員数等
                                                                  主要指標:送客先の獲得



                           ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                             22
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 領域別売上高の成長と重要ポイント
■ 2022年3月期業績の達成に向けては全領域ともに送客先の獲得が重要指標となる。

                                                                          2022年3月期予想(上限)
                                                                           売上高 75億円

                  ✓ 【送客】人材会社のイベントや求人企業の説明会への送客は、送客力は十分であるため、
    +1,101          顧客の送客予算獲得とその消化率が重点ポイント。
     (+74%)       ✓ 【人材紹介等】紹介コンサルティングは人材紹介数を高めるための紹介先の拡充と組織                   詳細はP.25~
                    規模の拡大がポイント。




                   +609             ✓ 送客ボリュームを左右する送客先の加盟店の獲得がポイント。
                  (+60%)
                                                                              詳細はP.31~


                                                            ✓ アライアンスメディアの増加や営業強化による予
                                     +756                     算シェアの拡大がポイント。
                                    (+43%)
                                                                              詳細はP.37~
                                                              +23
                                                             (+2%)          2021年3月期実績
                                                                           売上高 47億円
       就職          リフォーム             カードローン                   その他



                                                                                 単位:百万円
※各領域レンジの上の数値で記載

                           ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                23
                                                                                         23
             03

2022年3月期 領域別目標




 ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED   24
【領域別 業績・戦術・KPI】
    就職領域




                  25
 就職領域 事業実績および2022年3月期予想
■第3四半期から前年同水準まで回復し、第4四半期は前年同四半期比+5%の成長トレンドに移行。
■2022年3月期は獲得した会員や顧客資産を活用し、+71~74%の成長を目指す。(戦術は次ページより詳述)

                          実績                                                    業績予想
            2020年3月期            2021年3月期                    3,000
               累計                  累計
                                                                                            2,516~2,572
             1,587               1,471                      2,500
600
                                            昨年超え
                      ▲7%
                                                  498
500                                         473                                 +71~74%
                                                            2,000
                                 昨年同水準
                    382                                                 1,587
400   359                        371 373                                           1,471
                          354
                                                            1,500

300
            244
                                                            1,000
200


                                                              500
100



  0                                                             0
        1Q            2Q           3Q          4Q                    2020年3月期    2021年3月期     2022年3月期予想

                  2020年3月期      2021年3月期




                                                                                                    単位:百万円

                                           ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                  26
                                                                                                           26
 <就職領域>2022年3月期戦術
 ■人材会社のイベントや求人企業の説明会などへの送客は、ユーザーは十分獲得できているため、送客予算獲得とその消
  化率が重点ポイント。また、求人企業向けのサービスを強化し、対象顧客数・対象市場規模を拡大していく。
 ■求人企業向けの人材紹介に関しては送客数を高めるための紹介先の拡充と組織規模の拡大がポイントとなる。


                                                Key Driver
                 2021年   2022年
売上種別    売上発生      3月期     3月期        成長率                                    戦術詳細
                                                売上高成長に
                   実績      予測
                                               最も影響する指標


                                                               ①送客予算の獲得
                                                               コンテンツ投資やシステム投資等を通じて、送客可能なボ
       就活サービス、                                                 リュームが送客枠を超過する傾向にあり、2022年3月期の重
       就職フェア、会                                ▶顧客の送客予          要ポイントはアカウント投資による送客予算の獲得にある。そ
                         1,388~      +65~
 送客    社説明会などに   839M                         算と消化率            のため、人材会社・求人企業の説明会などの送客先拡充、
                         1,450M      72%
       ユーザーを送客                                +62~69%          地方案件の開拓を通じて、予算を獲得する。
       した時点                                                    さらに、テレマーケティング施策のパフォーマンスアップ、マッチング
                                                               システムの再開発によりマッチング率を高め、予算消化率をあ
                                                               げていく。



                                                               ①紹介先の拡充、組織規模の拡大
                                                               成果地点が深いため、最も成果報酬金額の高いサービスモデ
       ユーザーと求人
                                              ▶組織規模            ルである。WEB送客に次ぐ、就職領域の第二の収益基盤と
人材紹介   企業がマッチン
                 641M    1,127M      +75%     マッチング担当          して成長。紹介対象となる会員数は十分であるため、流通量
  等     グした時点
                                              +19名             (人材紹介数)をいかに増やすかがポイントである。そのため
       (内定承諾)
                                                               には、紹介先の拡充とマッチング担当を+19名補強予定。
                                                               (第1四半期で達成予定)




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                                                                                              27
 就職領域 主要指標①送客予算
■順調に増加している会員数に対して相対的に送客予算が不足し、送客余力が残ってしまっている状況である。
■積極的なアカウント開拓により予算を獲得し、収益機会を最大化させる。


           主要指標の分解                                            送客予算 計画

ユーザー指標                   顧客指標
                                             2,000                                       100%
                                                               +62~69%
                                                                                         80%
  会員数                     送客予算               1,500


                                                                                         60%

             マッチング                           1,000

                                                                                         40%


                                              500
  会員一人                                                                                   20%
 当たり売上高                   消化率

                                                0                                        0%
                                                           2021年3月期          2022年3月期
                  送客予算
    売上高 = 会員数 ×          × 消化率                                        予材合計   消化率
                  会員数

※消化率:獲得した企業の予算枠に対して、送客(予算消化)できた割合


                                                                                        単位:百万円

                          ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                       28
                                                                                               28
就職領域 主要指標② 人材紹介数/組織規模
■人材紹介のマッチング担当を19名増員し、流通量を増やすことで、人材紹介数は前年同期比+111%成長を目指す。



              人材紹介数                                                組織規模

                                                             マッチング担当の組織人数
                                              40

                                              35

          +111%                                                  +100%
                                              30
                                                              (19名増員)
                                              25

                                              20

                                              15

                                              10

                                               5

                                               0
   2021年3月期           2022年3月期                              2021年3月末      2022年3月末

     実績                今期目標                                   実績          今期目標

                                                                (第1四半期で達成予定)



                           ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                            29
                                                                                     29
  【参考】就職領域 会員数
  ■キャリアパークと就活会議のユニーク会員数で会員数の実績と目標を算出。
  ■22卒の会員数は+8%の46万人、23卒は+16%の28.8万人を目指していく。

                  会員数(22卒)                                              会員数(23卒)

                                                    30
 47                                                                           28.8万人
                             46万人                   29
 46


 45
                   +8%                              28
                                                                    +16%
                                                    27
 44
                                                    26

 43
        42.6万人                                               24.7万人
                                                    25

 42
                                                    24

 41                                                 23

 40                                                 22
            21卒                22卒                                22卒              23卒

            実績               今期目標                                 実績           今期目標
                                                    単位:万人
単位:万人



  ※21卒:2021年3月末時点の21年3月卒業予定の新卒会員数(実績)               ※22卒:2021年3月末時点の22年3月卒業予定の新卒会員数(実績)
   22卒:2022年3月末時点の22年3月卒業予定の新卒会員数(今期目標)              23卒:2022年3月末時点の23年3月卒業予定の新卒会員数(今期目標)

※2021年3月期第3四半期決算までの開示では、キャリアパークと就活会議の会員データの単純合算で会員数を開示していたが、今回からデータを突合したユニーク数で算出。
                                 ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                             30
                                                                                            30
【領域別 業績・戦術・KPI】
  リフォーム領域




                  31
 リフォーム領域 事業実績および2022年3月期予想
■2020年7月末に買収した「外壁塗装の窓口」は順調に業績推移し、第4四半期は前年同四半期比+25%となった。
(第4四半期の売上が前四半期より減少しているのは、冬場の季節性による影響である。)
■2022年3月期は+110~135%(年間売上対比+43~60%)成長を目指す。(戦術は次ページより詳述)
                   売上高の推移                                                                業績予想
             2020年3月期            2021年3月期
                累計                  累計                          1,800
                                                                                               1,446~1,621
               818                 1,011                        1,600
                                                                                +43~60%
                       +23%                                     1,400
 300                                    274   +25%
             248           247                                  1,200      ※年間の売上高
                                                    240
 250
                     222
       201
                                                                                 1,011
                                  200                           1,000
                                              192
 200
                                                                                         +110~135%
                                                                 800
 150

                                                                 600             688
 100
                                                                                 実績
                                                                 400
  50

                                                                 200
   0
         1Q            2Q           3Q           4Q
                                                                   0
                   2020年3月期      2021年3月期                                      2021年3月期         2022年3月期予想

                      ※2020年8月~                                 ※2021年3月期は2020年8月より連結化しているため、通期業績は約10億円水準。
                                                                 そのため、+43~60%成長が正確な事業成長率である。

※2020年7月末に「外壁塗装の窓口」を買収したため、2020年8月から連結化となるが、参考として買収以前の業績を開示。                                                 単位:百万円

                                              ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                     32
                                                                                                                 32
<リフォーム領域>2022年3月期戦術
■売上高は送客時点と成約時点の2段階に分かれており、業績拡大においては、送客数と成約契約数の増加がポイント。
■M&A後のPMIは順調に進んでいるため、2022年3月期における最重要ポイントは送客先となる加盟店の獲得となる。


                     売上高
                                     Key Driver
売上種別     売上発生        成長率                                            戦術詳細
                                売上高成長に最も影響する指標
                    (計画)



                                                          ①オペレーション効率の改善
                                                          送客においては、見積依頼のあったユーザーに対してテ
                                                          レマーケティングによるマッチング支援を実施。その業務
       施工ニーズのある                                           におけるシステム投資等を含めた効率化を目指す。
                               売上高=送客数×単価
 送客    ユーザーを送客した   +38~56%
                               ▶送客数 +43~57%
       時点                                                 ②送客先加盟店の獲得
                                                          地方案件含めて送客先となる加盟店の開拓を強化
                                                          することによって、紹介数を高めていく。加盟店獲得の
                                                          ための人員増強も行っていく。



                                                          ①送客先加盟店の獲得
                                                          上記同様、加盟店数を増やしていくことで、ユーザーに
                                                          とっての選択肢を増やし、成約率を向上させ、成約契
       送客したお客様が                売上高=成約契約数×単価               約数を伸ばしていく。
 成約                +50~65%
       成約した時点                  ▶成約契約数 +41~56%
                                                          ②成約業務のDX推進
                                                          施工業者の成約プロセスに一部参入することで業務
                                                          効率を改善し成約率をあげていく。


                             ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                            33
                                                                                       33
リフォーム領域 主要指標①送客数
■送客数は順調に推移し、前年同四半期比+28%増加した。
■コンテンツ投資、オペレーション効率の改善、送客先の拡充により今期は通期で+43~57%の成長を目指していく。

                 送客数 実績                                                 送客数 目標

                                 YonY
                                 +28%
                                                                   +43~57%




 1Q   2Q   3Q     4Q   1Q   2Q   3Q     4Q                   2021年3月期        2022年3月期目標
      2020年3月期              2021年3月期




                                  ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                          34
                                                                                          34
リフォーム領域 主要指標②成約契約数
■送客数の増加に伴い、成約契約数も前年同四半期比+19%増加した。
■今期は施工業者の成約プロセスに一部入ることで成約率を向上させ、通期で+41~56%の成長を目指していく。

            成約契約数 実績                                                 成約契約数 目標

                                   YonY
                                   +19%
                                                                     +41~56%




  1Q   2Q   3Q    4Q   1Q   2Q   3Q    4Q

       2020年3月期             2021年3月期                           2021年3月期        2022年3月期目標




                                   ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                           35
                                                                                            35
リフォーム領域 主要指標③加盟店数の推移
■累計加盟店数は好調に推移し、3月末時点で3,969社にまで増加し、4,000社に迫る勢いである。
■新規加盟店数は、前年同四半期から+15%増加し、順調に加盟店数を開拓できている。(加盟店数業界No.1)
■今期に関しては、引き続き営業組織の強化、商品ラインナップの拡充を進めるとともに、営業開拓に向けた業務提携等を
 積極的に模索する方針。

                                 累計加盟店数の推移

                                                                         YonY +15%
       4,500

                                                                       3,883
                                                                               3,969
       4,000                                                3,795
                                                  3,658
                                         3,435
       3,500                   3,193
                       3,021
               2,918
       3,000

       2,500

       2,000

       1,500

       1,000

        500

          0
                1Q      2Q      3Q        4Q       1Q           2Q      3Q      4Q

                         2020年3月期                                2021年3月期




                               ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                          36
                                                                                       36
【領域別 業績・戦術・KPI】
  カードローン領域




                  37
 カードローン領域 事業実績および2022年3月期予想
■第2四半期以降、前年を超える成長を実現し、第4四半期は前年同四半期比+28%と好調に推移。
■2022年3月期は+33~43%の成長を目指す。(戦術は次ページより詳述)

                          実績                                                     業績予想
            2020年3月期           2021年3月期
               累計                 累計                          3,000

             1,636              1,743                                                        2,323~2,500
800                                                           2,500
                         +6%                                                     +33~43%
                                                 685
700
                                         +28%
                                                              2,000
600                                                                                 1,743
                                           534                           1,636
500
                                                              1,500
                               395 401
400   369                357
                   337
            299
300                                                           1,000


200
                                                               500
100

  0                                                              0
        1Q           2Q          3Q             4Q                    2020年3月期    2021年3月期    2022年3月期予想
                  2020年3月期     2021年3月期




                                                                                                    単位:百万円

                                            ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                 38
                                                                                                           38
<カードローン領域>2022年3月期戦術
■カードローン情報サイト「マネット」からの送客と、消費者金融機関等とのアライアンスメディアからの送客がある。
■「マネット」は、営業強化による予算シェアの拡大、アライアンスメディアは、提携数を増やしていくことがポイントとなる。
■広告運用効率の改善ならびに中期経営計画の重要投資であるマッチングシステムの強化により送客ボリュームを増やす。



            売上高成長率          Key Driver
  売上種別                                                      戦術詳細
             (計画)     売上高成長に最も影響する指標




                                                 ①アライアンス拡大
                                                 消費者金融機関や金融事業者と共同で運営するアラ
                                                 イアンスメディアを増やし、オーガニックな送客数を増やし
                      売上高=送客数×単価
                                                 ていく。
   送客       +33~43%
                      ▶送客数 +26~38%
                                                 ②既存顧客の予算シェア拡大
                                                 顧客の予算シェア獲得の戦略を引き続き行っていく。




                      ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                           39
                                                                               39
カードローン領域 主要指標①送客数
■第4四半期も顧客の予算シェアを順調に獲得でき、送客数は前年同四半期比+33%と成長。
■引き続き顧客の予算シェアを獲得し、アライアンス拡大やマッチング投資により、送客数を増加させていく。



                                  送客数の推移

                                                    YonY +33%




         1Q   2Q      3Q           4Q         1Q            2Q      3Q   4Q

               2020年3月期                                      2021年3月期




                           ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                     40
                                                                              40
【領域別 業績】
新規・その他領域




           41
      新規・その他領域 事業実績および2022年3月期予想
 ■リーガルメディア売却等の影響により、前年同期比▲8%となった。
 ■2022年3月期は、フリーランス支援サービスを主軸に+2%の成長を目指す。(M&Aは業績予想に織り込んでいない)

                              実績                                                         業績予想
               2020年3月期            2021年3月期
                  累計                  累計

                   879                801                         1,000
                                                                                                       700~825
                                                                                 879

350
                          ▲8%                                                                 801
                                                                                                    ▲12~+2%
                                                 310
300


250
             216                    215
                     194 195              192          197          500
200
       159
150


100


 50


  0                                                                   0
         1Q              2Q           3Q           4Q                      2020年3月期         2021年3月期    2022年3月期予想

                    2020年3月期       2021年3月期
                                                                                       ※成長率はレンジの上の数値で記載



                                                                                                              単位:百万円

                                                ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                       42
                                                                                                                     42
            04

   業績外トピックス




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED   43
組織力強化に向けた取り組み事例
              組織力を強化していくため、福利厚生とキャリア形成に関する制度を導入。
                今後もより良い組織にしていけるよう、複数の制度を導入予定。


              福利厚生                                          キャリア形成に関する制度

 結婚、出産、子育てについての制度、健康推進の                          本人のやりたいこと=「wii」を尊重した適材適所の
       観点を重点的に拡充。                                   実現を目指し、様々な制度を導入。

              ➢ 転勤・長期出張「準備金」
 就業環境整備       ➢ 新規入社者転居援助金制度                                     マネージャー(管理職)へのステップ
              ➢ 社員紹介制度(増額)                           SV職制度       アップのための職種。キャリアパスの透
                                                                 明性を高める。
              ➢   子供看護休暇
              ➢   子供の看護リモート
              ➢   慶弔見舞金制度の増額                                     従業員のタレント(=才能・能力)
 育児介護支援                                         タレントマネジメントツール    を把握し、人材の異動や配置転換、
              ➢   結婚祝金(増額)
              ➢   出産祝金                                           抜擢に生かしていく。
              ➢   育児・介護休業からの復職祝金
                                                                 社内のポジションに公募で応募でき
                                                 ジョブポスティング制度     る制度。来年4月の配置から導入
              ➢ シャッフルランチ
コミュニケーション支援                                                      予定。
              (社員の交流会への費用補助)
                                                                 管理職を輩出するための研修プログ
                                                   マネジメント教育
              ➢ 三大疾病見舞金                                          ラムを年2回開催。また、メンバー育
                                                     ブログラム
              ➢ インフルエンザ予防接種補助(家                                  成担当(チーフ)向けの研修など
  健康医療                                             「PORT DOJO」
                族分負担)                                            研修プログラムを充実。
              ➢ オフィスドラッグ


                           ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                           44
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10周年記念イベントを開催
               2021年4月18日に当社は創業から10周年を迎えました。
創業から10年の出来事をまとめた歴史振り返り動画の上映の後、創業からともに歩んできた経営者2人による対談を開催。

                              経営者対談

    代表取締役CEO春日博文×取締役副社長COO丸山侑佑

     10年間の様々な出来事について、当時の状況や想いについ
     て語り、次の10年に向けてのメッセージを社員に伝えました。




                   動画上映
    【PORT10年の歩み】           【私たちの次なる挑戦】                 10周年記念ロゴ
  10年の様々な出来事を振り返る動画     次の10年のビジョンを表した動画




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質問受付・個人投資家説明会




 ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED   46
質問の受付について

   下記受付フォームより、2021年3月期通期決算発表に関する質問を受け付けております。
     頂いた質問は、原則として後日当社ホームページにてQ&Aの形で公開いたします。




                      質問受付フォーム


           https://forms.gle/HBRPMdJ7jVwgf6gp6




                     質問受付締切日


               2021年5月21日(金)




                 ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED   47
                                                  47
個人投資家向け説明会のご案内
           より多くの投資家の皆様に当社に対するご理解を深めていただくため、
         個人投資家向け説明会を開催しております。詳細はHPよりぜひご覧ください。

                https://www.theport.jp/ir/ir-investor.html

  初めて当社の説明会に参加される方向け                                 会社説明会に参加された方向け

初めての方向けに、当社の沿革や事業、ビジネスモデルに                   一度は会社説明会に参加いただいた方向けに、Q&Aの
ついて詳しくご説明させていただきます。直近の決算内容や                  回を実施いたします。参加者の皆様からのご質問に対して、
中期経営計画の進捗についてもお伝えいたします。                      回答していく内容となっております。


 2021/5/27(木)15:00-16:00
                                                2021/5/20(木)19:00-20:00
 2021/6/28(月)17:00-18:00



          特別企画

経済アナリスト馬渕磨理子氏とのタイアップ企画
当社の会社説明を行ったあと、馬渕氏より事業の状況や          cc                      cc
                                                 2021/6/7(月)19:00-20:00
成長戦略について深堀していただきます。
今後も特別企画を予定しております。内容はHPでお知ら
せいたします。


                        ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                     48
                                                                           48
ディスクレーマー




■将来見通しに関する注意事項
• 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みます。

• これらは現在における見込み、予想およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不
確実性を含んでおります。

• それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な経
済状況が含まれます。

• 今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正を行う義務を
負うものではありません。




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                                                                        49