7047 M-ポート 2020-08-12 15:30:00
2021年3月期第1四半期 決算説明資料 [pdf]

2021年3月期 第1四半期
決算説明資料


ポート株式会社 証券コード:7047




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目次




     1   2021年3月期      第1四半期決算概要


     2   収益構造と今後の業績について


     3   業績予想及び中期経営計画の発表


     4   Appendix(会社説明)




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エグゼクティブサマリー   2021年3月期 第1四半期 決算発表



        新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、
        前年同四半期比、減収減益となった。
        売上高 760百万円(前年同四半期比▲14%)
        EBITDA 4百万円(前年同四半期比▲97%)




        採用活動の遅延やカードローン需要の減少により、
        キャリア領域、カードローン領域共にマイナスの影響を受けたが、
        第1四半期が下限であり、第2四半期以降、売り上げ回復の兆しが
        見えており、第3四半期には通常収益に戻ると見込んでいる。




        9月18日に業績予想及び中期経営計画の発表を予定しており、
        あわせて、これまで培ってきた当社データマーケティングを駆使した成
        長戦略を発表予定。成長速度をさらに加速させる。




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2021年3月期 第1四半期 決算概要




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業績ハイライト          2021年3月期 第1四半期

新型コロナウイルスによる経済活動への影響を受けて、減収減益となった。
しかし、採用活動の遅延やカードローン需要減少の影響を受けても、売上減少は14%に留まり、EBITDAで黒字を維持。




                         2021年3月期              2020年3月期
        単位:百万円                                            増減率
                      第1四半期会計期間実績           第1四半期会計期間実績



        売上高               760                     888     ▲14%

       EBITDA※               4                    170     ▲97%

       営業利益               ▲20                     153      -

       経常利益               ▲14                     151      -

      当期純利益               ▲34                     103      -

   ※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費


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                                                                 5
領域別売上高
各領域、新型コロナウイルスによる経済活動の影響を受けているものの、第1四半期が下限と想定している。
※ファイナンス領域は当期よりカードローン領域として開示


                         キャリア                                                       カードローン

            2020年3月期              2021年3月期                            2020年3月期                2021年3月期
             第1四半期                 第1四半期                               第1四半期                   第1四半期

                466                 397                                    369                     299
   800                ▲14%              672
                                                                600                 ▲19%                 534
                                                                500
   600             536        533                                                             395
          466                                                         369
                                                                400                337
             397                                                         299
   400                                                          300
                                                                200
   200
                                                                100

     0                                                            0
           1Q         2Q          3Q       4Q                              1Q        2Q            3Q     4Q

                           キャリア                                                           カードローン

                2020年3月期     2021年3月期                                           2020年3月期     2021年3月期
 単位:百万円
                                                             単位:百万円



 採用活動遅延や各種就職イベントの中止の影響による、送                                   消費の減退により資金需要が低下したことにより、前年
 客数の減少や、会員と顧客のマッチングの後ろ倒しにより、                                  同四半期比で売上が減少。
 売上が減少。

                                                           ※2021年3月期より、ファイナンスのうち、カードローンに係る収益を表示


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キャリア領域 収益拡大における重要なポイント

      キャリア領域の売上高は会員数×会員一人当たり売上高で構成される。



   会員一人あたり
     売上高
                        会員数                     売上高




   会員一人あたり   ・レコメンド機能の改善等で、会員のアクティブ率を高める。
    アクション数   ・案件バリエーションを増やし、会員の選択肢を拡大する。




             ・送客数を向上させる、顧客の満足度を高める。
     単価      ・質の高い送客(着席率やマッチング率が高い等)を実現し、顧客のKPIを達成する。




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  キャリア領域 KPI推移
  会員数は順調に推移。会員一人あたりの売上高に関しては、採用活動の遅延やイベント自粛により会員一人あたりの
  アクション数が低下したことで減少。また、母数となる会員数の増加も影響。


                    会員数                                                 会員一人あたり売上高

    300
                    +3%                                     1.2                 ▲26%
    250
                                                              1
    200
                                                            0.8

    150
                                                            0.6


    100                                                     0.4


                                                            0.2
     50

                                                              0
     0                                                                  2020年3月期       2021年3月期
              20卒                21卒                                    第1四半期          第1四半期
単位:千人


    マーケティング効率改善により、累計会員数は順調に推移。                                採用活動の遅延やイベント自粛の影響により、
        ※就活会議の会員数影響は現在精査中により含めていない                          会員一人あたりのアクション数が低下したことで会員一人あたり
                                                               売上高は減少。また、会員数の増加も影響。

※2019年6月末時点の20年3月卒業予定の新卒会員数と                             ※2020年3月期累計を1とした場合の一人当たり売上高
 2020年6月末時点の21年3月卒業予定の新卒会員数を比較

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  キャリア領域 KPI推移(新規獲得会員数)
  第1四半期における新規獲得会員数は前年同期比193%(増加率93%)。



                                第1四半期 新規獲得会員数の推移



                                            193%




                                      20卒                   21卒




                               新規の獲得会員数は前年同期比大幅にアップし順調に推移。




※20卒会員は2019年4月~6月の新規会員数、21卒会員は2020年4月~2020年6月までの新規会員数を比較
 前期比193%、増減率+93%

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                                                                       9
カードローン領域 収益拡大における重点ポイント

             カードローンの売上高は送客数×単価で構成される。
   キャリアとは違い会員モデルを採用しておらず、送客数はアクセスもしくはCVRの改善により上昇。



    送客数                     単価                     売上高




               ・陳腐化しづらいコンテンツにより安定的なアクセスを継続獲得。
   アクセス数       ・データ分析の結果からコンテンツのリライトを実施し、継続的にアクセスを拡大。
               ・業務提携やメディア買収、広告宣伝等によるチャネルの増加によりアクセス拡大。




               ・コンテンツと広告の相関性などのテストマーケティングを繰り返し最適化を図る。
     CVR       ・送客結果などのデータ分析から更なる送客効率を最適・最大化。




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カードローン領域 領域別KPI推移
送客件数は前年同四半期比▲7%、単価は▲12%となった。コロナの影響により新規申込数微減。


      250%




      200%




      150%
                                                                               ▲7%

      100%




      50%




       0%
             1Q     2Q      3Q         4Q          1Q        2Q      3Q   4Q      1Q

                     2019年3月期                                 2020年3月期         2021年3月期

                                            送客件数        単価


※単価:2019年3月期第1四半期実績を100%とした推移

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                                                                                          11
売上高広告宣伝費率
前年同四半期比で同水準を維持。今後も現在の事業方針下においては30%を水準としてコントロールしていく。

                                         2020年3月期                                           2021年3月期
                                          第1四半期                                              第1四半期

                                         29.5%                                               32.9%
   1,400                                                                                                                               45.0%
                                                                                                        1,318

                                                                                                                                       40.0%
   1,200                                                                                                        38.5%
                                                                                                                                       35.0%
                                                        977 33.8%                           983 34.2%                          32.9%
   1,000
                                                                                914 30.4%
                  30.0%                         29.9%               888 29.5%                                                          30.0%
                                 28.0%
    800                                                                                                                 760
                          711            715                                                                                           25.0%
           637
    600                                                                                                                                20.0%
                                                                                                            507
                                                                                                                                       15.0%
    400                                                    330                                336
                                                                      262         278                                                  10.0%
                                                                                                                              250
                 191            199            214
    200
                                                                                                                                       5.0%


      0                                                                                                                                0.0%
            1Q             2Q             3Q             4Q          1Q          2Q          3Q            4Q            1Q

単位:百万円                          2019年3月期                                           2020年3月期                         2021年3月期

                                                     売上高         広告宣伝費             広告宣伝費率


                                                        ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                                         12
                                                                                                                                               12
貸借対照表
自己資本比率は、53.8%(2020/3末は53.3%)と引き続き高い水準を維持。
買収額の計上により、のれんが増加。


                                        2021年3月期
             単位:百万円    2020/3末                               増減額
                                         第1四半期

         流動資産合計               3,618               3,467        ▲ 151
         固定資産合計                 338                    392          54

         繰延資産合計                    4                    4            0

       資産合計                   3,962               3,864        ▲ 98
         流動負債合計               1,189               1,005        ▲ 184
         固定負債合計                 656                    777          121

       負債合計                   1,845               1,782        ▲ 63
       純資産合計                  2,116               2,081        ▲ 35


       のれん                          -                   71           71
       ソフトウェア                    186                   175         ▲ 11



                      ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                      13
                                                                          13
              02

収益構造と今後の業績について




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収益構造と今後の業績について サマリー



           粗利率の高いビジネスモデルであり、大幅な売上減少時の弾力性は弱いが、
   収益構造    損益分岐を超えて回復に入ると収穫逓増に利益成長が期待できる。コロナの
           影響を最も受けた第1四半期においてもEBITDA損益分岐を超えている。


           会員数、顧客数、オペレーションなどの内部KPIは順調に拡大しているため
   売上回復    経済活性に伴う流動性の向上により売上高回復見込み。昨対水準へは
           当期中の回復を見込む。


           就活会議、外壁塗装の窓口の買収により、当期売上高に対して、合計
   M&A効果   700M以上の効果があるものと推察。なお、両案件ともに、収益フェーズで
           あるため、投資赤字は見込んでいない。



           各種対策を講じており、長期化するコロナ環境下に対する事業、組織体制
   感染症対策   の準備は順調である。




             ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED      15
                                                 15
 これまでの業績成長について
 当社は直近3か年、売上高10億円ずつ上昇し、営業利益は2019年3月期から損益分岐点を越え、黒字化。
 メディア投資による安定的な収益基盤と確実な利益成長を実現してきた。




                              売上高                                                                  営業利益
     4,500                                                                   800
                                                           4,103                                                                 699
     4,000
                                                                             600                                        542
     3,500
                                                  3,039
     3,000                                                                   400

     2,500

                                         1,931                               200
     2,000

     1,500
                                                                               0
                                 942
     1,000
                        600                                                         ▲ 74
                                                                           ▲ 200                              ▲ 133
      500      343

         0
                                                                           ▲ 400            ▲ 317 ▲ 325
             FY2015/3 FY2016/3 FY2017/3 FY2018/3 FY2019/3 FY2020/3
                                                                                   FY2015/3 FY2016/3 FY2017/3 FY2018/3 FY2019/3 FY2020/3




単位:百万円


                                                      ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                                       16
                                                                                                                                           16
収益構造について
粗利率の高いビジネスモデルであるため、変動費である原価割合は低く、大幅な売上高の減少に伴う費用面での弾力
性は弱く、営業利益に影響を与えやすい。そのため、予測不可能な事態にも対応できるよう、投資と限界費用のバラン
スを強く意識した経営を実施。
                    <売上高20%減少した場合のイメージ>


                              売上高20%減少
                    営業利益                                原価20%減少(費用に対して4%程度)




                     原価                                   原価



              売上高                                売上高
                    販売費及び                                販売費及び
                    一般管理費                                一般管理費




                通常収益                               売上高減少時



                       ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                         17
                                                                              17
収益構造について(実績)
原価での弾力性が弱いため、第1四半期においては、生産性を高めることで、販売費及び一般管理費(以下、販管
費)を前年同四半期比で抑えることができた。結果、新型コロナウイルスの影響を最も受けた第1四半期においても、
EBITDAで黒字キープに成功。




                    営業利益
                    153


                     原価                                原価
                     167                              221

              売上高                              売上高
              888   販売費及び                             販売費及び
                    一般管理費                      760    一般管理費

                     567                              559
                                                                     EBITDA
                                                                      +4M
                      生産性を高めることで、
                       販管費を抑える

                                                              営業利益
                                                              ▲20
               2020年3月期                          2021年3月期
     単位:百万円
                第1四半期                             第1四半期


                     ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                           18
                                                                              18
今後の収益について
販管費を抑制できたことで、新型コロナウイルスの影響を最も受けた第1四半期においても、EBITDAで損益分岐点を
越えており、第2四半期以降の売上高の回復傾向においては、粗利率の高さを活かし高い利益成長が期待できる。




                                                              損益分岐点を超えると、
                                                      営業利益    売上上昇に伴い、営業利益及び
                                                              EBITDAの増加幅が大きくなる
                           営業利益




           原価                原価                        原価




                    売上高                         売上高
    売上高
          販売費及び            販売費及び                      販売費及び
          一般管理費            一般管理費                      一般管理費




     2021年3月期          回復期                      成長期
      第1四半期       (第2四半期~第3四半期)            (第3四半期~第4四半期)


                     ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                         19
                                                                            19
キャリア領域 業績回復および成長に対するポイント
キャリア領域の売上因子のうち、会員数、顧客数、オペレーションについては、第1四半期においても上昇しているが、流
動性が鈍化しているため、第1四半期においては業績影響は限定的であったものの、流動性の回復に応じた業績成長
に期待のできる環境整備は順調である。


          1    会員数                                       2       顧客数
         1Qの会員数は193%成長している。                            新規顧客契約数は243%成長している。
                193%        ※1                                           ※1
                                                                 243%




                       ※2                                               ※3
          3 オペレーション                                          4   流動性

         就活生と顧客をマッチングするまでの                             採用活動の遅延や取りやめの影響で、
         自社のオペレーションは向上している。                            市場自体の動きが鈍化していた。




※1:2020年6月23日に開示したキャリア領域のKPI指標の数値に基づく
※2:オペレーション:就活生と顧客をマッチングするまでの自社のオペレーション
※3:流動性:採用市場において、就活生の就職活動の動きや企業の採用活動の動きのアクティブ度合いを表す
                            ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                    20
                                                                              20
キャリア領域 ビジネスモデル(4つの因子の関係性)
会員と顧客のマッチング(イベント申込・参加/内定承諾)により売上が発生するモデルであるため、
採用活動の自粛や大量採用企業の採用止めにより、流動性が低いとマッチングが生まれない構造となっている。
会員数も顧客数も増加しているため、マッチングが増加すれば、収益が大きく伸長する。

                                                        各種イベントの自粛や、
                     4       流動性                     大量採用企業の採用止めが影響し、
                                                       市場全体の動きが鈍化。




                                                    フィー
 1     会員                                                 2   顧客
                       3 オペレーション
                             マッチング




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                                                                        21
キャリア領域 回復タイミング
キャリア領域の主力サービスである、人材会社向け送客サービスの売上高は、4~6月は採用イベントの自粛の影響で
大きく減少しているが、オンライン化促進等に伴い送客数が増加し、7月には前年同水準に回復している。
流動性が前年同水準に戻った場合、他の成長因子である会員数、顧客数が上昇している分、売上は前年以上に増加
する可能性がある。


                 キャリア領域 人材会社向け送客 売上高




            4月              5月               6月               7月

                 2020年3月期        2021年3月期         線形 (2021年3月期)




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                                                                   22
 カードローン領域 回復タイミング
カードローン領域では、4月までは新型コロナウイルスの影響を受けていなかったものの、5月は旅行等による消費の抑制によ
り売上高は前年同期比で減少。しかし、6月、7月と前年8割水準まで回復しており、今後も堅調に推移していくと考えられる。




                         カードローン領域 売上高の昨対比


          120%
                  105%

          100%
                                                           83%
                                                  77%
           80%

                                 62%
           60%


           40%


           20%


           0%
                   4月             5月              6月       7月



            ※前年同期実績を100%とした比率



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                                                                 23
直近のM&Aによる当期業績影響見込み
M&Aによって取得した「就活会議」と「外壁塗装の窓口」に関しては、
第2四半期以降の連結決算において、合計700百万円以上のインパクトがあると見込まれる。




   売上高※ 150百万円~                                  売上高※ 550百万円~
       ※2020/7/1~2021/3/31                                    ※2020/8/1~2021/3/31
          ※シナジーを未考慮                                              ※シナジーを未考慮



          シナジー効果                                                シナジー効果

    売上面                                              売上面
    顧客の共有等により会員一人あたり売上の向                             当社マーケティングノウハウの注入によるマッチン
    上。                                               グ数の増加。

    費用面                                              費用面
    マーケティングチームの兼任等、リソースの共有。                          販管費の見直し等によるコストの適正化。




 ※それぞれ当該期間の昨年度実績。当社買収後のシナジーは織り込んでいない。

                             ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                         24
                                                                                    24
今期の業績予想について
各領域におけるKPI指標は順調であるため、更なる経済環境の悪化がみられない限り、今期中に業績は回復すると見込ん
でいる。第2四半期において、営業利益黒字化、第3四半期において、前年同水準の売上高、営業利益を想定。さらに、
就活会議、外壁塗装の窓口の売上を積み上げると、第2四半期から前年水準を上回る想定である。

※具体的な数値は業績予想発表の際に提示


                                    売上高
      1,600

      1,400
                                         前年同水準に回復
                     買収メディアの売上
      1,200

      1,000

       800

       600

       400

       200

            0
                1Q             2Q                    3Q    4Q

                                         売上高
   単位:百万円
                              2020年3月期    2021年3月期




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積極的な投資の継続
このような社会・経済情勢であっても、第1四半期において積極的な投資を継続。当期中の利益貢献を見込んでいる。




            新卒の採用
            今期は約50名の新卒社員を採用。春より研修を続けており、順調に成長。
            そのため、年内にも戦力化を見込んでいる。




            M&Aの実施
            『就活会議』、『外壁塗装の窓口』の買収を実施。買収にあたってのキャッシュアウ
            トがあるものの、就活会議では会員数の増加など、当期中に直接的、間接的な
            利益貢献が見込まれる。




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新型コロナウイルスへの対応


       キャリア領域ではオンライン就活に対応
       会社説明会から内定まで完全オンライン化を推進する就活支援プロジェクト「リク
       サポーOnline」の立ち上げや、オンラインでの就活イベント開催、オンラインイベント
       への送客など、新たな就活方法に対応したサービスを提供開始。




       在宅勤務(リモートワーク)を導入
       一部を除く全従業員に対して、リモートワークを導入し、感染状況を踏まえて柔
       軟な勤務体制としている。各種面接・面談や会議等においては、原則オンライ
       ンで実施。




       「新型コロナ メンタルサポートプログラム」導入
       株式会社cotreeが提供するオンラインカウンセリング「新型コロナ メンタルサポー
       トプログラム」を導入。従業員のメンタルサポートを実施。




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              03

業績予想及び中期経営計画の発表




  ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED   28
成長戦略の発表について



 現在の成長率を大幅に上回る
   成長戦略を発表予定

                           ???億
    EBITDA

   約8億

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中期経営計画概要


                       発表日


                  9月18日(金)




      内容                                     配信方法


■2021年3月期業績予想                      ■HPで公開
                                    ※動画も掲載予定
■成長戦略及び中期経営計画




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決算説明に関する質問の受付について


  下記受付フォームより、2021年3月期第1四半期決算に関する質問を受け付けております。
    頂いた質問は、原則として後日当社ホームページにてQ&Aの形で公開いたします。




                        質問受付フォーム


           https://forms.gle/P5uNW6GiqnvJt86w5




                       質問受付締切日


                        8月19日(水)




                   ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED   31
                                                    31
            04

      Appendix

          会社紹介




©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED   32
会社概要


         世界中に、アタリマエとシアワセを。
 社名             ポート株式会社/PORT INC.

 設立             2011年4月18日

 本社所在地          東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー12F

 支社・サテライトオフィス   支社:東京都新宿区西新宿7-21-1 新宿ロイヤルビル6F
 所在地            サテライトオフィス:宮崎県日南市岩崎3丁目9−5

 事業内容           インターネットメディア事業

 従業員数           203名(2020年6月末)

 平均年齢           約28歳(2020年6月末)

 男女比率           6:4

 証券コード          7047(東証マザーズ、福証Q-Board 2018年12月21日上場)



                      ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED   33
                                                       33
ビジネスモデル

悩みごとの解決を目指すユーザー向けにインターネットメディアを開発。
当社のメディア経由で取引先の開催するイベントや商品に申込が発生する(=送客)と、成果報酬が発生するモデル。




        STEP1 悩む                 STEP2 調べる                        STEP3 行動する



                                      当社メディア
                                                                     クライアント企業(広告主)
   Ex)履歴書の書き方は?

  貯金ってどれくらいあればいい?
                     検索                                    申込
                                                                            主な取引先


                                                                     キャリア領域    カードローン領域
                    情報の提供                                  成果報酬
                                                                     人材会社      金融系事業会社・
                                                                     求人企業        代理店




                          ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                                  34
                                                                                          34
主なインターネットメディアのご紹介

領域特化型のインターネットメディアを展開しており、各領域において専門家の監修するコンテンツを自社内で開発。
キャリア領域、カードローン領域、リフォーム領域の3領域で展開している。



       キャリア                    カードローン                    リフォーム




国内最大級のキャリア情報プラットフォーム   プロの解説とみんなの口コミが集まる
                          カードローン情報サイト                    業界最大級の
                                                        外壁塗装専門サイト




 就活生のための企業口コミサイト          専門家が解説する初心者向け
                            カードローン情報サイト




  就活生と企業のマッチングサービス




                       ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED               35
                                                                    35
インターネットメディアの特徴

情報の発見=閲覧系サイト、行動の促進=予約・購買系サイトという分離型のモデルから、
情報の発見と行動の促進をシームレスに実現できるメディアとして独自のポジションを確立。

                                  アグリ
          ポータル          ニュース                PORT
                 CGM型             ゲーショ                PORT型に対する解説
          型             型                   型
                                  ン型

コンテンツの                                                編集チームを内製化しておりPDCAサイクルを自社内で回せるこ
 内製化
           ×      ×      〇           ×        〇       とから改善スピードの速い垂直統合型組織運営を可能にする。


                                                      専門家による監修体制を導入しているため、情報の信ぴょう性に
 専門性       △      △      〇          △         〇       対する信頼獲得が可能になる。


コンテンツの                                                流行に左右されづらいテーマに対してコンテンツを開発しているた
ライフサイクル
           ×      △      ×          △         〇       め、陳腐化しづらく、開発したコンテンツが長期間収益貢献する。


                                                      対象領域に対して、ビックワードだけではなく、ロングテール型のス
対象ユーザー数    〇      〇      △          △         〇       モールワードを含め、網羅的にカバーしているため、潜在層の獲
                                                      得が可能となり、対象ターゲット範囲が広範囲となる。


                                                      PV等の浅い指標ではなく、コンバージョンによる成果報酬型であ
 広告単価      △      △      〇          〇         〇       ることから1件あたりの単価が高くなり、マーケティングシステムが
                                                      機能することでさらに収益の拡大を見込むことができる。




                             ©PORT INC. ALL RIGHTS RESERVED                             36
                                                                                        36
ストック型の初期投資モデル

初期投資コストによる一時的な赤字モデルではあるが、アクセスおよび送客数の拡大により
黒字化を実現するモデルとして、すでにキャリア領域、カードローン領域ともにグロースに成功。




   初期投資コスト
   ・コンテンツ開発費(人件費+専門家監修費)
   ・広告宣伝費率(大)
                                              収益
                                              ・送客数の増加に伴う売上増加
                                              ・コンテンツ開発費の減少
                                              ・広告宣伝費率の低下




                                       運用コスト
                                       ・分析、リライティング費(人件費)
                                       ・広告宣伝費率(小)

            投資フェーズ                                    収益化フェーズ


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                                                                37
当社の事業戦略

メディアの領域を拡大し(横展開)送客による収益を獲得しつつ、ユーザーの行動データを蓄え、
データを活用しながら各領域に非メディアのリアルプロダクトを開発し、領域内のシェアを拡大する。(縦展開)




 縦
 展
 開
 に
 よ
 る
 領
 域
 シ
 ェ
 ア
 の
 拡
 大




                       横展開による参入領域の拡大

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世界中に、アタリマエとシアワセを。
      世界中に存在する様々なリアル産業の社会課題を、
 テクノロジーとマーケティングで解決し、「無くてはならない」を創造する。




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ディスクレーマー




■将来見通しに関する注意事項
• 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みます。

• これらは現在における見込み、予想およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不
確実性を含んでおります。

• それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な経
済状況が含まれます。

• 今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正を行う義務を
負うものではありません。




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