7046 M-TDSE 2021-01-29 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年1月29日
上 場 会 社 名 テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7046 URL http://www.tdse.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 東垣 直樹
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員専務 (氏名) 浦川 健 (TEL) 03-6383-3261
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 944 △4.1 4 △89.7 21 △47.9 159 520.6
2020年3月期第3四半期 985 △2.2 40 △74.5 41 △76.0 25 △77.2
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 77.68 ―
2020年3月期第3四半期 12.52 -
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 1,723 1,558 90.5
2020年3月期 1,955 1,300 66.5
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 1,558百万円 2020年3月期 1,300百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 10.00 10.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期(予想) - -
(注) 1. 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2. 現時点では2021年3月期の配当予想額は未定です。
3.2021年3月期の業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
1,365 △0.9 0 △100.0 16 △86.8 156 73.5 76.47
通期
~1,400 ~1.7 ~35 ~△72.3 ~51 ~△59.4 ~181 ~100.3 ~88.32
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 2,200,000株 2020年3月期 2,200,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 150,026株 2020年3月期 150,000株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 2,049,982株 2020年3月期3Q 2,050,000株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 7
― 1 ―
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の第3波もあり、当社が想定していた
以上に回復に時間を要し、縮小した経済活動が早期に戻る可能性は低く、依然として厳しい状況にあります。
情報サービス産業においても、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていますが、AIやデータ解析技術を活
用したサービス開発需要は力強く中長期的な市場拡大は継続すると期待され、当社は実用的なAIシステム導入が加
速していく市場の成長を見据え、『AIを中心とした統合型ソリューション企業』を目指しております。
このような状況のなか、既存顧客の深耕とともに新規顧客開拓を図り受注拡大に努めてまいりました。
また、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社とDX支援サービスにおける協力の開始、株式会社ス
マートウィルとのデジタル接客AIプラットフォーム「AICO」の提供開始、「架空送電線AI診断システム」の新たな
電気事業者向け提供開始など、サブスクリプションサービスの充実を含めた取組を推進しております。
以上のとおり取組んできました結果、当第3四半期累計期間の業績につきましては、売上高は、コロナ禍におい
ても新規先の案件について、特に直近第3四半期は前年同期を上回る水準を獲得した一方で、既存先では一部の顧
客企業の業績の先行き懸念などから案件の先送りや規模の縮小傾向が見られ944,400千円(前年同期比4.1%減)と
なりました。利益面では、急を要しない経費を抑制した一方で、事業強化を目的とした技術社員の増強や非対面で
の営業推進やデジタル技術等を用いてのマーケティングの強化を行った結果、営業利益4,143千円(前年同期比89.7
%減)となりました。なお、経常利益は受取配当金等により21,688千円(前年同期比47.9%減)、四半期純利益は
投資有価証券の売却益の計上等により159,243千円(前年同期比520.6%増)となりました。
なお各四半期(各三ヵ月間)では、以下のとおりとなっており、第2四半期会計期間以降では営業利益、経常利
益、四半期純利益とも利益を確保しております。
第1四半期会計期間 第2四半期会計期間 第3四半期会計期間
売上高 286,874千円 315,294千円 342,230千円
営業利益 △31,316千円 1,868千円 33,592千円
経常利益 △14,545千円 1,931千円 34,303千円
四半期純利益 136,113千円 211千円 22,918千円
(2)財政状態に関する説明
① 資産
当第3四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ232,935千円減少し、1,723,034千円となりました。
(流動資産)
流動資産の残高は、前事業年度末と比べ458,771千円増加し、1,593,631千円となりました。これは主に現金及
び預金が476,784千円増加し、前渡金が10,177千円減少したこと等によるものであります。
(固定資産)
固定資産の残高は、前事業年度末と比べ691,707千円減少し、129,403千円となりました。これは主に第1四半
期会計期間のキーウェアソリューションズ株式会社との資本提携解消に伴い投資有価証券が638,485千円、繰延税
金資産が55,400千円それぞれ減少したこと、ソフトウエア仮勘定が11,183千円増加したこと等によるものであり
ます。
② 負債
当第3四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べ491,042千円減少し、164,206千円となりました。
(流動負債)
流動負債の残高は、前事業年度末と比べ491,042千円減少し、144,206千円となりました。これは主に既存の銀
行借入の全額を返済し短期借入金が500,000千円減少したこと、未払法人税等が33,248千円増加したこと等による
ものであります。
― 2 ―
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(固定負債)
固定負債の残高は、前事業年度末と比べ増減なく、資産除去債務の20,000千円となりました。
③ 純資産
当第3四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末に比べ258,107千円増加し、1,558,827千円となりまし
た。これは主に四半期純利益を計上したこと等により利益剰余金が138,743千円、投資有価証券の売却によりその他
有価証券評価差額金が119,447千円それぞれ増加したこと等によるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
経済全体では、依然として新型コロナウイルス感染症により多くの企業がマイナスの影響を受けております。一
方で、このコロナ禍において、デジタル技術を取入れてビジネスモデルを変革するDX(デジタルトランスフォーメ
ーション)やAI技術の活用への各企業のニーズは引続き高く、具体的なDXやAIサービスに対する投資が中期的に増
加していくと考えております。
このような状況の中、当社では、コロナ禍に対応してリモートワークを前提とした社員の働き方改革を進める一
方で、非対面での営業推進やデジタル技術等を用いてのマーケティングを中心としたオペレーション強化を図り、
既存顧客との関係維持に努めるとともに、投資意欲が強い業界・企業への新規開拓を効率的に進めました。
その結果、対既存顧客に関しては、新型コロナウイルス感染症の終息の見通しが立たない中、想定より回復に時
間を要しておりますが、一方で新規顧客の獲得に関しては、フロー型ビジネスおよびストック型ビジネスともに一
定の伸びを示しており当第3四半会計期間は前年同期を上回る結果となりました。
業績予想につきましては、少なくとも2021年3月期中は、コロナ禍の影響が続くとの想定のもと、2020年10月30
日「2021年3月期 第2四半期決算短信」にて公表いたしました通期の業績予想に変更はありません。
継続して、具体的なDXやAIサービスに向けた事業の再編成を行うとともに、生産効率が高まるよう組織や人材ポ
ートフォリオの変更を行い、今後の戦略を遂行していくために必要となる専門人材の確保を進めます。同時に、相
互に強みを補完できる企業と共創してサービスの企画や開発を進めてまいります。
上記業績予想は、当社が現在入手できる範囲で得られた情報をもとに作成した暫定的な業績予想であり、実際
の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。
― 3 ―
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 907,425 1,384,209
売掛金 168,168 160,372
仕掛品 ― 2,692
貯蔵品 425 276
前渡金 32,092 21,914
前払費用 26,748 23,892
その他 ― 273
流動資産合計 1,134,859 1,593,631
固定資産
有形固定資産
建物 35,300 35,300
減価償却累計額 △8,833 △12,619
建物(純額) 26,466 22,680
工具、器具及び備品 1,516 1,516
減価償却累計額 △1,087 △1,248
工具、器具及び備品(純額) 429 268
有形固定資産合計 26,895 22,948
無形固定資産
ソフトウエア 7,422 3,248
ソフトウエア仮勘定 ― 11,183
無形固定資産合計 7,422 14,431
投資その他の資産
投資有価証券 638,485 ―
長期前払費用 4,041 2,217
繰延税金資産 67,700 12,300
敷金及び保証金 71,737 71,753
その他 4,828 5,751
投資その他の資産合計 786,792 92,022
固定資産合計 821,110 129,403
資産合計 1,955,969 1,723,034
― 4 ―
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 11,494 4,653
短期借入金 500,000 ―
未払金 9,584 8,067
未払費用 10,928 22,461
未払法人税等 20,341 53,590
未払消費税等 24,679 15,054
前受金 54,410 30,682
預り金 3,811 9,697
流動負債合計 635,249 144,206
固定負債
資産除去債務 20,000 20,000
固定負債合計 20,000 20,000
負債合計 655,249 164,206
純資産の部
株主資本
資本金 833,180 833,180
資本剰余金 279,680 279,680
利益剰余金 359,808 498,551
自己株式 △52,500 △52,583
株主資本合計 1,420,168 1,558,827
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △119,447 ―
評価・換算差額等合計 △119,447 ―
純資産合計 1,300,720 1,558,827
負債純資産合計 1,955,969 1,723,034
― 5 ―
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 985,048 944,400
売上原価 582,145 631,794
売上総利益 402,903 312,606
販売費及び一般管理費 362,784 308,462
営業利益 40,118 4,143
営業外収益
受取利息 5 5
受取配当金 ― 16,620
為替差益 ― 17
確定拠出年金返還金 1,126 961
その他 844 206
営業外収益合計 1,977 17,810
営業外費用
支払利息 463 265
為替差損 3 ―
営業外費用合計 466 265
経常利益 41,629 21,688
特別利益
投資有価証券売却益 ― 207,375
保険解約返戻金 37 1,647
特別利益合計 37 209,022
特別損失
固定資産除却損 ― 417
保険解約損 60 ―
特別損失合計 60 417
税引前四半期純利益 41,605 230,293
法人税、住民税及び事業税 11,734 68,317
法人税等調整額 4,211 2,733
法人税等合計 15,945 71,050
四半期純利益 25,659 159,243
― 6 ―
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当社は、ビッグデータ・AIソリューション事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
― 7 ―