7046 M-TDSE 2020-07-31 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年7月31日
上 場 会 社 名 テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7046 URL http://www.tdse.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 東垣 直樹
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員専務 (氏名) 浦川 健 (TEL) 03-6383-3261
四半期報告書提出予定日 2020年8月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 286 △1.5 △31 ― △14 ― 136 ―
2020年3月期第1四半期 291 ― △21 ― △20 ― △15 ―
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 66.40 ―
2020年3月期第1四半期 △7.76 ―
(注) 1.第1四半期の業績開示については2020年3月期から行っているため、2020年3月期第1四半期の対前年同
四半期増減率を記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 1,725 1,535 89.0
2020年3月期 1,955 1,300 66.5
(参考) 自己資本 2021年3月期第1四半期 1,535百万円 2020年3月期 1,300百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) ― ― ― ―
(注)1. 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
2. 現時点では2021年3月期の配当予想額は未定です。
3.2021年3月期の業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,600 16.2 200 58.5 215 68.5 293 224.5 143.05
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 2,200,000株 2020年3月期 2,200,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 150,026株 2020年3月期 150,000株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 2,049,999株 2020年3月期1Q 2,050,000株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………… 7
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テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言が政府から
発せられ、経済活動の縮小が顕在化してきており、先行き懸念も極めて高くなってきております。
情報サービス産業においても、短期的には新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けると考えられますが、先進
的なAIやIT技術を活用した中長期的な市場拡大は期待されると考えられます。実用的なAIシステム導入が加速して
いく市場の成長を見据え、当社は『AIを中心とした統合型ソリューション企業』を目指しております。
このような状況のなか、当社では蓄積された解析技術を基に、新規顧客開拓を図るとともに既存顧客の深耕によ
る受注拡大に努めてまいりました。
また、コロナ禍に対応して、①対話型AIプラットフォーム「Cognigy」を活用した採用型案内チャットボットの無
償提供、②同様に「Cognigy」を活用した医療機関向けオンライン問診用ボットの提供、③当社が提供する「データ
サイエンティスト育成支援サービス」ラインナップに株式会社アイデミーのe-ラーニング「Aidemy Business
Cloud」を追加、④Google Cloud上にて、「Cognigy」 を用いたPaaS型サービスの提供など、サブスクリプションサ
ービス充実にむけた取組を推進しております。
以上のとおり取組んできました結果、当第1四半期累計期間の業績につきましては、売上高は286,874千円(前年
同期比1.5%減)となりました。利益面では、業務効率化により経費を抑制していった一方で事業強化を目的とした
技術社員の増強により営業損失31,316千円(前年同期は21,846千円の営業損失)となりました。なお、経常損失は
受取配当金等により14,545千円(前年同期は20,835千円の経常損失)、四半期純利益は投資有価証券の売却益の計
上等により136,113千円(前年同期は15,916千円の四半期純損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
① 資産
当第1四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ230,064千円減少し、1,725,905千円となりました。
(流動資産)
流動資産の残高は、前事業年度末と比べ466,911千円増加し、1,601,770千円となりました。これは主に現金及
び預金が513,515千円増加し、売掛金が44,035千円減少したこと等によるものであります。
(固定資産)
固定資産の残高は、前事業年度末と比べ696,975千円減少し、124,135千円となりました。これは主にキーウェ
アソリューションズ株式会社との資本提携解消に伴い投資有価証券が638,485千円減少したこと、繰延税金資産が
53,398千円減少したこと等によるものであります。なお、同社とは業務提携を継続してまいります。
② 負債
当第1四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末に比べ465,041千円減少し、190,208千円となりました。
(流動負債)
流動負債の残高は、前事業年度末と比べ465,041千円減少し、170,208千円となりました。これは主に、既存の
銀行借入の全額を返済し短期借入金が500,000千円減少したこと、未払消費税等が6,333千円、買掛金が3,910千円
それぞれ減少し、未払法人税等が40,437千円増加したこと等によるものであります。
(固定負債)
固定負債の残高は、前事業年度末から変動はなく、資産除去債務の20,000千円となりました。
③ 純資産
当第1四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末に比べ234,977千円増加し、1,535,697千円となりまし
た。これは、四半期純利益を計上したこと等により利益剰余金が115,613千円、投資有価証券の売却によりその他有
価証券評価差額金が119,447千円増加したこと等によるものであります。
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テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の状況は依然として深刻であり、国内外の経営環境は厳しさを増し、
情報サービス産業においても、企業のIT投資意欲に影響を受けております。一方で、この折に表面化した社会共通
の課題を解決するには、ITやAIの技術要素の活用が大きく期待されることから、中長期的な投資意欲は依然として
強いものと考えております。
そのような中、当社では新型コロナウイルスの影響によりワークスタイルが多様化した企業や、顧客獲得方法の
変化への対応が求められる企業に対し、AIを活用したサービス開発を進めております。具体的には、対話型AIプラ
ットフォーム「Cognigy」を活用した「医療機関向けオンライン問診用ボット」、「採用会社案内ボット」等の提供
を始めており、今後も、医療、物流、飲食、教育分野などの業務シーンに対応した新たなサービスを展開してまい
ります。また、AI人材育成分野では、リモートワークなど多様な就業環境に対応できるようe-ラーニング方式によ
る学習サービスを取り入れるなど、サービスの充実を図っております。
第2四半期会計期間以降に関しては、新型コロナウイルスの感染拡大および長期化も予想されているなか、顧客
企業の経営状態により一部影響が出る可能性が考えられますが、コロナ禍の現状において、当社では顧客企業との
関係維持に努めるとともに、新規顧客開拓に向けたマーケティング施策の強化を進めております。今後、経済の回
復局面を迎える各領域の需要特性を見据え、戦略の見直しや柔軟な人材配置を進めてまいります。また、データ経
営を目指す企業の潜在的課題を見出すコンサルティングメニューの充実や新たなAI製品の開発を努めてまいりま
す。
業績予想につきましては、少なくとも2021年3月期中はコロナの影響が続くとの想定のもと、2020年6月11日付
「保有株式の売却結果、特別利益計上および業績予想の修正に関するお知らせ」にて公表しました通期の業績予想
に変更はありません。
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テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 907,425 1,420,940
売掛金 168,168 124,133
貯蔵品 425 405
前渡金 32,092 33,019
前払費用 26,748 23,221
その他 ― 50
流動資産合計 1,134,859 1,601,770
固定資産
有形固定資産
建物 35,300 35,300
減価償却累計額 △8,833 △10,095
建物(純額) 26,466 25,204
工具、器具及び備品 1,516 1,516
減価償却累計額 △1,087 △1,140
工具、器具及び備品(純額) 429 375
有形固定資産合計 26,895 25,579
無形固定資産
ソフトウエア 7,422 5,557
無形固定資産合計 7,422 5,557
投資その他の資産
投資有価証券 638,485 ―
長期前払費用 4,041 1,847
繰延税金資産 67,700 14,301
敷金及び保証金 71,737 71,753
その他 4,828 5,094
投資その他の資産合計 786,792 92,997
固定資産合計 821,110 124,135
資産合計 1,955,969 1,725,905
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テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 11,494 7,584
短期借入金 500,000 ―
未払金 9,584 10,945
未払費用 10,928 15,609
未払法人税等 20,341 60,778
未払消費税等 24,679 18,345
前受金 54,410 52,286
預り金 3,811 4,658
流動負債合計 635,249 170,208
固定負債
資産除去債務 20,000 20,000
固定負債合計 20,000 20,000
負債合計 655,249 190,208
純資産の部
株主資本
資本金 833,180 833,180
資本剰余金 279,680 279,680
利益剰余金 359,808 475,421
自己株式 △52,500 △52,583
株主資本合計 1,420,168 1,535,697
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △119,447 ―
評価・換算差額等合計 △119,447 ―
純資産合計 1,300,720 1,535,697
負債純資産合計 1,955,969 1,725,905
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テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 291,188 286,874
売上原価 190,498 214,335
売上総利益 100,689 72,539
販売費及び一般管理費 122,535 103,855
営業損失(△) △21,846 △31,316
営業外収益
受取配当金 ― 16,620
為替差益 13 3
確定拠出年金返還金 806 321
その他 190 90
営業外収益合計 1,010 17,036
営業外費用
支払利息 ― 265
営業外費用合計 ― 265
経常損失(△) △20,835 △14,545
特別利益
投資有価証券売却益 ― 207,375
保険解約返戻金 ― 1,647
特別利益合計 ― 209,022
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) △20,835 194,476
法人税、住民税及び事業税 810 57,632
法人税等調整額 △5,729 731
法人税等合計 △4,919 58,363
四半期純利益又は四半期純損失(△) △15,916 136,113
― 6 ―
テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社(7046) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当社は、ビッグデータ・AIソリューション事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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