7043 M-アルー 2021-11-11 16:30:00
2021年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月11日
上 場 会 社 名 アルー株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7043 URL http://www.alue.co.jp
代 表 者(役職名)代表取締役社長 (氏名)落合 文四郎
(役職名)取締役執行役員
問合せ先責任者 (氏名)稲村 大悟 (TEL)03(6268)9791
コーポレート部長
四半期報告書提出予定日 2021年11月11日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 1,643 40.5 131 ― 132 ― 83 ―
2020年12月期第3四半期 1,169 △36.6 △342 ― △346 ― △271 ―
(注)包括利益 2021年12月期第3四半期 86 百万円 ( ―%) 2020年12月期第3四半期 △275 百万円 ( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 33.13 32.66
2020年12月期第3四半期 △107.63 ―
(注)1.前第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期当期純利益はそれぞれ損
失であるため、対前年同四半期増減率を記載しておりません。
2.前第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在する
ものの、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第3四半期 1,865 934 50.1
2020年12月期 1,945 844 43.4
(参考) 自己資本 2021年12月期第3四半期 934 百万円 2020年12月期 844 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年12月期 ― 0.00 ―
2021年12月期(予想) 7.00 7.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,270 24.8 230 ― 220 ― 150 ― 59.44
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲
: 無
の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 2,554,400株 2020年12月期 2,554,400株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 28,544株 2020年12月期 30,800株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 2,524,747株 2020年12月期3Q 2,520,692株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、蔓延する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の
世界的な拡大が依然として続く中、国内では、感染症拡大防止への継続的な取り組みや、ワクチンの接種促進がな
され、感染者数が減少傾向にあり、経済活動は段階的に再開されてきております。
一方、感染症の影響のほか、半導体不足、原油価格の高騰などにより未だ経済の先行きが不透明な状況は継続し
ております。当社グループの属する人材育成業界においては、多くの企業において在宅・テレワークが導入され、
またその環境が定着してきたことで、オンラインでの研修実施やeラーニングの利用が学びのスタンダードへとシフ
トしてきております。
そのような中、当社グループでは、当第3四半期連結累計期間において、通常より行っている国内大手法人顧客
向けの研修の実施に注力しながら、オンライン化されたグローバル人材育成の研修の実施等の研修テーマの拡充やe
ラーニングコンテンツの拡大に継続的に取り組んでまいりました。
以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上高は、1,643,951千円(前年同期比40.5%増)
と前年同期に比べ474,019千円の増加となりました。これは、前年同期において新型コロナウイルス感染症の拡大に
よる研修のキャンセルや延期が影響し売上高が例年より大きく低下した一方、当第3四半期連結累計期間において
は、顧客企業側でテレワークやオンライン研修の実施により人材育成への投資意欲が戻りつつあり、研修の実施が
例年の基準に回復しつつあることによるものです。
利益面におきましては、前述の通り売上規模が例年の数値へ回復しつつある一方、オンライン研修やeラーニング
の実施割合が大きく伸長したことにより、納品に係る外注費や印刷費、渡航費用などが継続的に削減され売上原価
率が下がったことで売上総利益が大きく回復いたしました。
また、販売費及び一般管理費におきましても、継続的なテレワークの実施推進や営業活動のオンライン化等によ
り、旅費交通費や消耗品費等が低減されたことで、例年に比べ販売費及び一般管理費の支出が抑制されました。
上記の要因により、営業利益は131,398千円と前年同期に比べ473,677千円改善し、経常利益は132,356千円と前年
同期に比べ478,428千円改善することとなりました。
以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は83,651千円と前年同期に比べ354,949千円増加となり大幅に利
益が改善することとなりました。
なお、新型コロナウイルスに関連する感染症の事業への影響につきましては今後も注視してまいります。
当社グループは単一の報告セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております 。
2
(2)財政状態に関する説明
財政状態については、当第3四半期連結会計期間末では以下の通りとなりました。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間 増減
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
流動資産 1,694,793 1,607,787 △87,005
固定資産 250,790 257,625 6,834
資産合計 1,945,584 1,865,413 △80,170
流動負債 432,119 466,282 34,163
固定負債 669,119 464,938 △204,181
負債合計 1,101,239 931,221 △170,017
純資産合計 844,345 934,192 89,847
負債純資産合計 1,945,584 1,865,413 △80,170
主な変動理由は以下の通りです。
流動資産
当第3四半期連結会計期間末における流動資産残高は、1,607,787千円となり、前連結会計年度末に比べて87,005
千円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が51,964千円減少したものによるものです。
固定資産
当第3四半期連結会計期間末における固定資産残高は、257,625千円となり、前連結会計年度末に比べて6,834千
円の増加となりました。これは主に、オンライン研修登壇用のブース造作工事等に伴い有形固定資産が10,239千円
増加したことによるもののほか、主に管理職向けの研修に係るコンテンツ資産の増加や制作中のeラーニング用コン
テンツの増加に伴い無形固定資産が14,863千円増加した一方で、当第3四半期連結累計期間において親会社株主に
帰属する四半期純利益の計上により、税務上の繰越欠損金にかかる繰延税金資産等が22,472千円減少したことによ
るものです。
流動負債
当第3四半期連結会計期間末における流動負債残高は、466,282千円となり、前連結会計年度末に比べて34,163千
円の増加となりました。これは主に、当第3四半期連結累計期間において親会社株主に帰属する四半期純利益の計
上により、未払法人税等が30,108千円増加したことによるものです。
固定負債
当第3四半期連結会計期間末における固定負債残高は、464,938千円となり、前連結会計年度末に比べて204,181
千円の減少となりました。これは、長期借入金の返済によるものです。
純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産残高は、934,192千円となり、前連結会計年度末に比べ89,847千円の
増加となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が83,651千円増加した
ことによるものです。
3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
現在、新型コロナウイルスの感染者数は、減少傾向にあるものの、世界的には依然として感染症が蔓延している
状況が継続しており、新型コロナウイルス感染症が収束する時期の見積は不確実性を伴い困難であると考えており
ます。一方で、国内経済や当社グループを取り巻く市場環境は、段階的に通常の経済活動を取り戻してきており、
緩やかではありますが回復に向かっているものと予想されます。
このような状況下において、当社グループは顧客環境や新しい働き方に合わせ、オンライン研修の実施やデジタ
ル教材の開発及び投資を継続して行い、研修テーマの拡充やeラーニングコンテンツの拡大を積極的に図ることで事
業規模の拡大に努めてまいります。
そのため、当社グループが属する人材育成市場の研修のオンライン化の流れはより加速するものと考えており、
2021年中の新型コロナウイルス感染症による当社業績へ及ぼす影響は軽微であると考えております。
また、新型コロナウイルス感染症による影響は2021年度末に向け緩やかに改善されていくものと予測しておりま
ため、業績への影響は2021年2月12日に公表いたしました連結業績予想に変更はありません。
4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,293,798 1,241,834
売掛金 327,145 312,253
仕掛品 334 130
その他 73,515 53,568
流動資産合計 1,694,793 1,607,787
固定資産
有形固定資産
建物附属設備(純額) 16,890 24,760
その他(純額) 5,011 7,380
有形固定資産合計 21,902 32,141
無形固定資産
ソフトウエア 14,743 16,159
のれん 22,893 18,211
その他 32,167 50,297
無形固定資産合計 69,804 84,668
投資その他の資産
差入保証金 57,251 57,862
繰延税金資産 93,782 71,309
その他 8,050 11,644
投資その他の資産合計 159,083 140,816
固定資産合計 250,790 257,625
資産合計 1,945,584 1,865,413
5
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 24,196 31,774
1年内返済予定の長期借入金 287,408 274,478
未払金 48,437 41,012
未払費用 17,146 16,998
未払法人税等 464 30,573
前受金 16,518 16,799
その他 37,947 54,646
流動負債合計 432,119 466,282
固定負債
長期借入金 667,087 462,906
その他 2,032 2,032
固定負債合計 669,119 464,938
負債合計 1,101,239 931,221
純資産の部
株主資本
資本金 365,280 365,280
資本剰余金 345,280 346,081
利益剰余金 147,012 230,664
自己株式 △31,595 △29,309
株主資本合計 825,978 912,717
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 18,366 21,475
その他の包括利益累計額合計 18,366 21,475
純資産合計 844,345 934,192
負債純資産合計 1,945,584 1,865,413
6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 1,169,931 1,643,951
売上原価 586,726 619,734
売上総利益 583,205 1,024,217
販売費及び一般管理費 925,484 892,818
営業利益又は営業損失(△) △342,278 131,398
営業外収益
受取利息 603 35
為替差益 - 3,557
助成金収入 462 1,152
その他 794 338
営業外収益合計 1,861 5,083
営業外費用
支払利息 3,220 4,125
為替差損 2,432 -
営業外費用合計 5,653 4,125
経常利益又は経常損失(△) △346,071 132,356
特別損失
事業整理損 11,970 -
新型コロナウイルス感染症による損失 20,663 -
特別損失合計 32,633 -
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△378,705 132,356
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 3,112 26,231
法人税等調整額 △110,519 22,474
法人税等合計 △107,407 48,705
四半期純利益又は四半期純損失(△) △271,297 83,651
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△271,297 83,651
に帰属する四半期純損失(△)
7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △271,297 83,651
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △3,880 3,108
その他の包括利益合計 △3,880 3,108
四半期包括利益 △275,178 86,759
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △275,178 86,759
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
9