7042 J-アクセスグループ 2020-05-14 16:00:00
2020年9月期業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年5月 14 日
各 位
会 社 名 株式会社アクセスグループ・ホールディングス
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 木 村 勇 也
(コード番号:7042 東証 JASDAQ)
問 合 せ 先 常務取締役 管理本部長 保 谷 尚 寛
TEL. 03-5413-3001
2020 年9月期業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ
当社は、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う緊急事態宣言の影響を踏まえ、2020 年5月 14 日
開催の取締役会において、2019 年 11 月 13 日に公表しました 2020 年9月期の業績予想および期末配当の
予想について、それぞれ未定とすることとしましたので、お知らせいたします。
記
1.2020 年9月期の連結業績予想数値の修正(2019 年 10 月1日~2020 年9月 30 日)
親会社株主に帰属 1 株 当 た り
連結売上高 連結営業利益 連結経常利益
する当期純利益 当 期 純 利 益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
4,410 80 65 31 25.41
今回修正予想(B) 未定 未定 未定 未定 未定
増減額(B-A)※2 ― ― ― ―
増減率(%) ― ― ― ―
(ご参考) 前期実績 4,560 58 38 2 1.82
(2018 年 9 月期)
(修正の理由)
当社においては、新型コロナウイルスにより、プラス・マイナス両面の影響が生じております。
当社は、 社員の体調管理を徹底しながら、 在宅勤務や時差出勤を採り入れて営業活動を継続しておりま
す。これにより、学生への資料発送案件の受託、販促イベント中止の代替として DM やポスティング、デ
ジタル商材等を受託するなど、新たな引き合いが生じています。また、採用や進学の対面型企画について
も、4月上旬までは十分な対策を講じて開催してまいりました。
さらに、マスク・消毒液等といったウイルス対策衛生用品の販売体制を整備し、ライブ配信型セミナー
や VR(※1)キャンパスツアー、DSP(※2)広告の販売も開始するなど、新施策によるニーズへの対応と
営業機会の維持を図っております。「防災・衛生」「オンライン」「非対面」をテーマにした営業活動に
より、 新たなニーズの掘り起こしや販路開拓も実現しており、 この領域での受注や案件の引き合いは高ま
っております。
一方で、3月以降の新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の抑制傾向により、 フォーラム利用
案件や会社説明会関連案件について、一部キャンセルが発生いたしました。また、緊急事態宣言発出を受
け、クライアントにおいても在宅勤務や営業規模の縮小、販促の自粛が生じ、案件の延期や中止が発生し
ております。当社主催の採用・進学の企画についても、4・5月開催予定分を中心に対面型の企画を6月
以降に延期しております。(採用 18 企画、進学 12 企画。進学は一部6・7月分も7月下旬以降に延期)
今後の状況により、商材に対するニーズ自体も変化することが予想されます。当社では、対面型企画が
実施できないケースや現在の状況が長期的に続く事態も視野に入れ、クライアントのニーズに迅速かつ
柔軟に対応できる体制を整えて、売上・利益を最大限確保できるよう取り組んでおります。特に採用・進
学の対面型企画については、すでに4企画をライブ配信型セミナーに切り替えており、これを拡充させて
いく方針です。また、クライアントから個別案件の延期や中止のお申し出があった場合も、代替策のご提
案により、影響範囲を限定的にするよう努めております。
しかし、情勢が刻一刻と変化する中で、状況が平時と大きく異なることから、今後の営業展開を精緻に
見通すことが極めて困難であり、プラス面・マイナス面のいずれについても、通期業績への影響度合いを
合理的に算定できない状況にあります。そのため、現時点では通期業績予想を未定とさせていただくこと
にいたしました。今後、合理的に算定可能となった段階で、速やかに公表させていただきます。
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※1 VR=Virtual Reality(仮想現実)。人口的な環境を作り出し、あたかもそこにいるかのような
感覚を体験できる技術のこと
※2 DSP=Demand Side Platform 広告効果の最大化を支援するプラットフォーム
2.2020 年9月期の配当予想の修正等
年 間 配 当 金
第 1 四半期末 第 2 四半期末 第 3 四半期末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
前回発表予想
― ― ― 10.00 10.00
今回修正予想 ― ― ― 未定 未定
(ご参考) 前期実績 ― ― ― 29.50 29.50
(2019 年 9 月期)
(修正の理由)
当社は、 株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つであると認識しており、長期的な観点か
ら、将来の事業展開、財務体質の強化などバランスを勘案しながら実施する方針です。しかしながら、上
記「2020 年9月期の連結業績予想数値の修正」に記載の通り、今後の営業展開が不透明な状況であるこ
とから、2020 年9月期の期末配当の予想につきましても現時点では未定とし、配当予想の公表が可能と
なった段階で、改めて公表させていただきます。
3.(ご参考)ウイルス対策衛生用品の受注高及び 2020 年9月期通期業績への影響度合いについて
当社グループでは、ノベルティ商品を取り扱う複数の協力会社との連携により、マスク・消毒液等のウ
イルス対策衛生用品の取り扱いを開始しております。さらにフェイスシールドなど取り扱い商品を増や
しており、販売を継続してまいります。
4月末時点で一定規模の受注高となっており、入荷次第、順次納品しております。なお、今後の需要動
向は、状況によって大きく変化することが予想されるため、ウイルス対策衛生用品の 2020 年9月期通期
業績への最終的な影響度合いは未定となっております。
今後、通期業績予想を公表する際には、ウイルス対策衛生用品の業績への影響度合いも精査の上、公表
させていただく方針です。
以上
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