7035 anfac 2019-01-11 15:30:00
2019年8月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2019年8月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年1月11日
上 場 会 社 名 and factory株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7035 URL https://andfactory.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)小原 崇幹
問合せ先責任者 (役職名)執行役員 (氏名)戸谷 光久 (TEL) 03(6712)7646
四半期報告書提出予定日 2019年1月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2019年8月期第1四半期の業績(2018年9月1日~2018年11月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年8月期第1四半期 469 ― 42 ― 37 ― 25 ―
2018年8月期第1四半期 ― ― ― ― ― ― ― ―
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年8月期第1四半期 5.40 5.12
2018年8月期第1四半期 ― ―
(注) 1.2018年8月期第1四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、2018年8月期第1四半期の数
値及び対前年同四半期増減率並びに2019年8月期第1四半期の対前年同四半期増減率は記載しておりませ
ん。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、当社株式は2018年9月6日に東京証券取引所マザーズ
市場に上場しており、新規上場日から2019年8月期第1四半期累計期間の末日までの平均株価を期中平均株
価とみなして算定しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年8月期第1四半期 2,255 1,495 66.3
2018年8月期 1,322 453 34.3
(参考) 自己資本 2019年8月期第1四半期 1,495 百万円 2018年8月期 453 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年8月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2019年8月期 ―
2019年8月期(予想) ― ― ― ―
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2019年8月期の業績予想(2018年9月1日~2019年8月31日)
(%表示は、通期は対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,070 60.2 511 40.0 504 39.7 350 34.3 75.22
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注) 詳細は、添付資料P.7「2.四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項(四半期財
務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年8月期1Q 4,719,040株 2018年8月期 4,210,520株
② 期末自己株式数 2019年8月期1Q ―株 2018年8月期 ―株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年8月期1Q 4,652,810株 2018年8月期1Q ―株
(注) 当社は、2018年8月期第1四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、2018年8月期第1四半
期の期中平均株式数を記載しておりません。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料2ページ「(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
and factory株式会社(7035) 2019年8月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………9
1
and factory株式会社(7035) 2019年8月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社の主要な事業領域である電子書籍市場については、インプレス総合研究所の「電子書籍ビジネス調査報告書
2018」によれば、2017年度の電子書籍市場規模は2,241億円で、前年度の1,976億円から13.4%増加し、そのうち82
%にあたる1,845億円をコミックが占めております。2022年度には2017年度の約1.4倍の3,150億円に拡大すると予想
されています。
また当社が注力するIoT事業は、コンピュータなどの情報・通信機器だけではなく、世の中に存在する様々なモノ
に通信機能を持たせ、インターネットへの接続や相互に通信させる分野として注目を集めております。インターネ
ット技術や各種センサー・テクノロジーの進化等を背景に、インターネットにつながるモノ(IoTデバイス)の数は、
2017年の約274億個から2020年にはその約1.5倍の403億個まで増加すると予測されております(総務省「平成30年版
情報通信白書」)。
このような経営環境の中、当社は、Smartphone APP事業において、主に大手出版社と共同開発したスマートフォ
ン向けのマンガアプリの収益拡大に注力してまいりました。 IoT事業においては、スマートホステル『&AND
HOSTEL』の出店に注力するとともに、宿泊管理システム『innto』、客室タブレットサービス『tabii』など宿泊施
設向けのIoTソリューションサービスの提供を展開してまいりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は469,522千円、営業利益は42,395千円、経常利益は37,207千
円、四半期純利益は25,105千円となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
① Smartphone APP事業
当第1四半期累計期間において、株式会社スクウェア・エニックスと共同開発したマンガアプリ「マンガ
UP!」、株式会社白泉社と共同開発したマンガアプリ「マンガPark」は、積極的な広告宣伝の実施、新規連載開始
等によるMAU(注1)の増加、作品追加等でのARPU(注2)の向上によって、サービス提供を開始して以降、好調
に推移しております。また、2018年11月に株式会社集英社と共同開発したマンガアプリ「マンガMee」をリリース
し、当該アプリの開発に係る売上を収受しており、当社の収益に貢献いたしました。
この結果、当第1四半期累計期間におけるSmartphone APP事業の売上高は394,084千円、セグメント利益は
124,469千円となりました。
(注)1.Monthly Active Userの略称であり、1ヶ月に一度でもアプリを利用したユーザーの数を指します。
2.Average Revenue Per Userの略称であり、ユーザー一人当たりの収益単価であります。
② IoT事業
当第1四半期累計期間において、当社が注力するIoT体験型宿泊施設であるスマートホステル「&AND HOSTEL」
の企画、開発が進み、ホステル開発に係るコンサルティングや不動産の仲介等の売上が順調に推移いたしまし
た。宿泊管理システム『innto』について、当第1四半期会計期間末における施設数は147施設と増加し、また、
客室タブレットサービス『tabii』は、変なホテル羽田の導入など、導入施設数が増加いたしました。一方で、
&AND HOSTELの開業準備費用、『innto』『tabii』の展開規模拡大に伴う拡大費用など、積極的な投資を行ってま
いりました。
この結果、当第1四半期累計期間におけるIoT事業の売上高は66,123千円、セグメント損失は23,517千円となり
ました。
③ その他事業
当第1四半期累計期間は、インターネット広告の代理サービス及び記事制作サービスを中心に事業を行った結
果、その他事業の売上高は9,314千円、セグメント利益は5,923千円となりました。
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and factory株式会社(7035) 2019年8月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期会計期間末における総資産は2,255,126千円となり、前事業年度末に比べ932,457千円増加いたし
ました。これは主に現金及び預金が784,347千円、売掛金が39,236千円増加したこと、また非上場株式の取得に伴
い投資有価証券が67,627千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は760,101千円となり、前事業年度末に比べ109,506千円減少いたし
ました。これは主に未払金が33,638千円、未払法人税等が75,701千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は1,495,025千円となり、前事業年度末に比べ1,041,964千円増加いた
しました。これは主に有償一般募集増資に伴い資本金及び資本準備金がそれぞれ508,346千円増加したこと、四半
期純利益の計上により利益剰余金が25,105千円増加したことによるものであります。
なお、自己資本比率は66.3%(前事業年度末は34.3%)となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
現時点の業績予想につきましては、2018年10月15日に公表した通期業績予想から変更はありません。
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and factory株式会社(7035) 2019年8月期 第1四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2018年8月31日) (2018年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 672,495 1,456,842
売掛金 302,252 341,489
仕掛品 15,987 1,944
前払費用 13,793 18,859
立替金 86,034 93,289
その他 14,330 31,186
貸倒引当金 △567 △572
流動資産合計 1,104,326 1,943,039
固定資産
有形固定資産
建物 62,293 62,293
工具、器具及び備品 27,968 30,819
減価償却累計額 △16,103 △18,649
有形固定資産合計 74,158 74,463
無形固定資産
ソフトウエア 30,810 39,095
ソフトウエア仮勘定 10,370 26,268
無形固定資産合計 41,181 65,364
投資その他の資産
投資有価証券 10,969 78,597
繰延税金資産 35,493 35,493
その他 56,539 58,168
投資その他の資産合計 103,001 172,259
固定資産合計 218,341 312,086
資産合計 1,322,668 2,255,126
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and factory株式会社(7035) 2019年8月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2018年8月31日) (2018年11月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 62,590 97,379
短期借入金 65,000 65,000
1年内返済予定の長期借入金 70,896 70,896
未払金 284,947 251,309
未払法人税等 91,247 15,546
賞与引当金 24,078 11,881
役員賞与引当金 15,621 15,621
その他 38,859 33,824
流動負債合計 653,242 561,459
固定負債
長期借入金 216,366 198,642
固定負債合計 216,366 198,642
負債合計 869,608 760,101
純資産の部
株主資本
資本金 34,420 542,888
資本剰余金 33,420 541,810
利益剰余金 385,220 410,325
株主資本合計 453,060 1,495,025
純資産合計 453,060 1,495,025
負債純資産合計 1,322,668 2,255,126
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(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
当第1四半期累計期間
(自 2018年9月1日
至 2018年11月30日)
売上高 469,522
売上原価 208,297
売上総利益 261,225
販売費及び一般管理費 218,829
営業利益 42,395
営業外収益
受取利息 6
事業譲渡益 2,000
その他 50
営業外収益合計 2,056
営業外費用
支払利息 644
株式交付費 5,238
投資有価証券評価損 1,009
その他 351
営業外費用合計 7,244
経常利益 37,207
税引前四半期純利益 37,207
法人税等 12,102
四半期純利益 25,105
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社株式は、2018年9月6日に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、2018年9月5日を払込期日とする有償
一般募集(ブックビルディング方式による募集)による増資により、発行済株式総数が430,000株、資本金及び資
本準備金がそれぞれ508,346千円増加しております。
この結果、当第1四半期会計期間末において、資本金は542,888千円、資本準備金は541,810千円となっており
ます。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第1四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の
実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第1四半期累計期間(自 2018年9月1日 至 2018年11月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他 合計
Smartphone
IoT事業 計
APP事業
売上高
外部顧客への売上高 394,084 66,123 460,207 9,314 469,522
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 394,084 66,123 460,207 9,314 469,522
セグメント利益 124,469 △23,517 100,952 5,923 106,875
(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主にインターネット広告代理及び記
事制作に係る事業であります。
2 報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異
調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 100,952
「その他」の区分の利益 5,923
全社費用(注) △64,479
四半期損益計算書の営業利益 42,395
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
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(重要な後発事象)
(販売用不動産の取得及び資金の借入)
当社は、2018年12月14日開催の取締役会において、販売用不動産の取得及び取得に伴う資金の借入を決議いたしま
した。なお、販売用不動産の取得及び資金の借入は、2018年12月27日に完了しております。
概要は以下のとおりであります。
1.取得の目的
当該販売用不動産の取得は、当社のスマートホステル「&AND HOSTEL」事業における収益物件として取得するも
のであります。
2.販売用不動産(土地・建物)の内容
①所在地 大阪府大阪市中央区
②構造 鉄骨造陸屋根地下1階付10階建
③用地面積 230.50㎡(69.72坪)
④物件引渡日 2018年12月27日
⑤取得価格 1,269,848千円
⑥資金計画 借入により充当
3.資金の借入の概要
①借入先 株式会社みずほ銀行
②借入金額 1,400,000千円
③借入日 2018年12月27日
④借入利率 1カ月TIBOR+0.5%
⑤借入期間 5年
⑥担保提供の有無 有
4.業績への影響
当該販売用不動産の取得による当期の業績に与える影響は軽微であります。
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