株式会社プロレド・パートナーズ
2019年10月期 第２四半期決算説明資料
東証マザーズ上場（証券コード：7034）
2019.6
FY2019 Financial Result
1. 2019年10月期 第2四半期決算概要 P03
Progress of Priority Strategy
2. 2019年10月期 重点施策進捗状況 P09
Growth Potential and Strategy
3. 中長期成長戦略 P12
Appendix
Appendix P15
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 2
FY2019 Financial Result
1. 2019年10月期 第2四半期決算概要
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 3
業績ハイライト
事業環境 各企業において人件費の高騰や先行き不透明な経済情勢等もあり、引き続き
コンサルティング（主にコストマネジメント）ニーズは高く推移
業績
売上高 13.3億円 前年同期比 + 165.9％
営業利益 6.1億円 前年同期比 + 158.0％
業績のポイント ＜収益面＞
• 売上の増加：顧客紹介およびインバウンドにより案件数増加
• 第2Qに大型プロジェクトが完了し、営業利益を押し上げ
＜費用面＞
• 人件費の増加：コストマネジメントを中心とした既存サービスの拡大及
び新規サービス確立のための積極的な人材投資を実施 。結果、成功報酬
型採用費用及び人件費の増加
• 売上の増加に伴い販売手数料が増加
01：FY2019 Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 4
P/Lサマリー
営業利益率は、大型プロジェクトの完了により計画を若干上回る水準で推移
（単位：百万円）
2017年10月期 2018年4月期 2018年10月期 2019年4月期 対前同期比 2019年10月期
（実績） （実績） （実績） （実績） 増減率（％） （予想）
売上高 1,013 804 1,651 1,334 65.9 2,305
売上原価 297 158 379 271 71.4
原価率 29.3% 19.7% 23.0% 20.3%
売上総利益 716 646 1,272 1,063 64.6
粗利率 70.7% 80.3% 77.0% 79.7%
販売費及び一般管理費 442 258 657 450 74.5
販管費比率 43.6% 32.1% 39.8% 33.8%
営業利益 274 387 614 612 58.0 742
営業利益率 27.0％ 48.2% 37.2 % 45.9% 32.2%
経常利益 279 389 591 595 52.9 742
税引前当期純利益 287 389 591 595 52.9 742
当期純利益 198 253 380 413 62.8 463
01：FY2019 Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 5
売上高 営業利益 四半期推移
売上高、営業利益ともに、第１四半期、第２四半期において前年同期比を大きく上回って
おり、順調に推移
2018年10月期 2019年10月期
6.5 億円 6.8 億円
6.0 億円
3.2億円
2.8 億円 2.8 億円
4.2 億円
3.8 億円
2.0 億円
1.9 億円
2.4 億円
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
-0.4 億円
売上高 営業利益
01：FY2019 Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 6
営業利益増減分析
当初予想を上回る増収効果により、積極的な人材投資および営業強化に係る費用を吸収
営業利益は大幅増益を達成
（単位：百万円）
営業利益増加
＋232百万円
△56
△49
人件費 △20 △7 △14
増加
△43
販売手数料
＋417 地代家賃 旅費交通費 採用費
増加 その他
増加 増加 増加
案件増加による
増収効果
612
387
2018/4 2019/4
01：FY2019 Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 7
B/Sサマリー
売上及び利益計上による現預金、売掛金及び利益剰余金の増加
それ以外に大きな増減はなし
（単位：百万円）
2018年 2019年 2018年 2019年
10月期 4月期 増減額 増減額
10月期 4月期
流動資産 3,272 3,665 393 流動負債 418 447 29
現金・預金 2,722 2,984 261 買掛金 4 6 2
未払金 32 47 15
売掛金 113 244 130
未払費用 109 104 -5
有価証券 399 399 0
未払法人税等 186 197 11
その他 36 37 1 その他 85 90 5
固定資産 152 213 60 固定負債 29 38 9
有形固定資産 32 53 21 資産除去債務 29 38 9
無形固定資産 5 6 1
投資その他資産 115 153 38 純資産合計 2,977 3,393 416
資本金 1,134 1,136 1
資本剰余金 1,124 1,126 1
利益剰余金 717 1,130 413
資産合計 3,424 3,879 454 負債純資産合計 3,424 3,879 454
01：FY2019 Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 8
Progress of Priority Strategy
2. 2019年10月期 重点施策の進捗状況
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 9
2019年10月期 重点施策の進捗状況
第２四半期までに、新規法人パートナーとの業務提携契約の締結、及び新規サービス領
域であるBPR、マーケティング、営業戦略のプロジェクト取組を実施
第２四半期までに大きく進捗があった施策
BPR
02：Progress of Priority Strategy （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 10
2019年10月期 重点施策の進捗状況－詳細説明
第２四半期時点では各施策で当初想定した成果に向けて順調に進捗
新サービス領域については、3年後までに売上10億円規模を目指す
現在までの取組 今後の取組
人員強化に PE/パートナー ・法人パートナー（金融機関）と
の業務委託契約の締結 ・ターゲットを絞った戦略に基づ
1 よる受注・ への営業経路
→パートナー契約数は前期末比 く営業活動の実施
売上拡大 を拡大 16.9％増加
サービス ・業務改善コンサルティングの ・受注プロジェクトの遂行
2a BPR
領域を拡大 受注（小売業、製造業） ・プロジェクトノウハウの整備
お
・受注プロジェクトの遂行
・事業計画の策定及び計画実行支
マーケティン ・プロジェクトノウハウの整備
2 2b 援コンサルティングの受注及び
3年後までに グ（BtoB) ・プロジェクト標準化への取組
完了（小売業）
売上10億円規 開始
模を目指す
・売上アップ及びプライシング戦
・受注プロジェクトの遂行
2b 営業戦略 略策定コンサルティングの受注
・プロジェクトノウハウの整備
（小売業、製造業）
02：Progress of Priority Strategy （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 11
Growth Potential and Strategy
3. 中長期成長戦略
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 12
中長期戦略：自社サービスの増強およびサービスを活か
したM&Aによる拡大－コア投資方針について
コア投資方針としては、新規領域である①コスト削減定着化における調達・購買業務ア
ウトソーシング(BPO)と②事業成長支援における新規BtoBサービスを有する事業を投資
対象として検討中
M&Aを活用したサービス領域の拡大イメージ
② 事業成長支援 (新規領域)
新規BtoBサービス立上
売上拡大コンサルティング に向けたM&Aの活用
（マーケティング・営業戦略）
サ サービス
ー 領域の拡大
ビ ツール・システムの提供 M&A
ス 活用
ラ
イ
ン サービスラインの拡張 BPO人材、ITリソースの
の (コスト削減から、事業成長支援へ) 拡充に向けたM&Aの活用
拡
張 コスト削減コンサルティング ① コスト削減定着化 (新規領域)
クライアントの
より深い課題への浸透 調達・購買
(一次的改善から、 調達・購買業務
間接材コスト 直接材コスト 業務定着化・ 業務改善
アウトソーシング
マネジメント マネジメント アウトソーシングへ) コンサルティング
(BPO) M&A
(BPR) 活用
クライアントへの浸透の深度
03：Growth Potential and Strategy （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 13
中長期戦略：既存事業の収益性向上と新規事業開発を同時実行
→各項目で施策を遂行
第２四半期までに、各項目の施策を随時遂行
特に、自社サービスの増強およびサービスを活かしたM&Aによる拡大については、明確
に設定されたコア投資方針に則り、投資先を検討中
現状のターゲット顧客の拡大
1 • ビジネスパートナーとの関係強化
• 積極的人員採用
大企業 既存顧客内での収益性向上
（売上5,000億円以上）
3
2 • 業務標準化・効率化
• OJTを中心とした実践的研修実施
中堅企業 大企業顧客層の拡大
（売上100億円～5,000億円）
5 3 • ビジネスパートナーとの契約実施
1 2
• 海外サービス開始
既存ターゲット 6
ボリュームゾーンの開拓
4
• M&A (PEファンド or 共同投資)
中小企業
（売上10億円～100億円）
4 新規サービスによる拡販
5
• サービス領域の拡大
直接材・ 自社サービスの増強およびサービス
コストマネジメント M＆A を活かしたM&Aによる拡大
BPR・売上 6
• M&A (プリンシパル投資) によるサー
ビスライン拡充
03：Growth Potential and Strategy （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 14
Appendix
Appendix
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 15
プロレドのコンサルティングの概念
コンサルティングの中でマーケットの大きい領域へサービス提供し、他社との差別化を
促進する
コンサルティングの絞り込み＋成果報酬によるPDCA
クオリティおよび効率化（パターン化）の向上
ク
オ
リ
テ
ィ
の
向
上
…
コンサルティングサービスの広がり
…
コストマネジメント
新規事業
マーケ 営業 組織 人材 グロー デジ
BPR ティング
IT戦略 イノベー
間接材 直接材 戦略 戦略 ション 育成 バル タル
Appendix （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 16
成果報酬の特徴：経済の不確実性が高い環境での強み
成果報酬であれば予算枠がなくても取り組めるため、景気の波に影響を受けづらい
固定報酬 好景気 不景気
景気の波
固定報酬コンサルティング 不景気になると予算
に依頼した場合、景気がい がなくなりコンサル
い時は予算枠があり依頼で を依頼できなくなる
削減
きるが、景気が悪くなると、
予算枠がなくなり、依頼で
きなくなる 固
コンサルティング予算枠 定
成果報酬 好景気 不景気
景気の波
成果報酬コンサルティング 不況時はコスト削減
に依頼した場合は、景気が 要求が高くなるため、
いい時も悪い時も削減した 案件が増加傾向
コストの中から報酬を支払
うため、予算枠が必要な
く、依頼できる 削減したコストの中から報酬が発生
するため、常に一定の収益を維持
Appendix （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 17
主要領域については、コンサルティングフローが確立
コンサルティングフロー
最初に契約し、次にデューデリジェンスを行い、顧客が成果内容に興味があれば、コン
サルティングを実施。コンサルティングを実施し、顧客の成果が確定したタイミングで
当社への報酬が発生
デューデリジェンス
コンサルティング契約締結 コンサルティング 成果・報酬
（成果の可能性診断）
‒成果の可能性検証を行う ‒コンサルティング対象の ‒提案後、顧客から依頼が ‒顧客の成果確定後にコン
にあたって、「コンサル 状況把握のため、必要な あった場合にコンサル サルティング成果を算出
ティング契約」を締結 情報・データを受領し、 ティングを実施 ‒コンサルティングを開始
‒報酬が発生するタイミン 当社にて簡易デューデリ ‒顧客に必要な要素を確認 する際に、あらかじめ顧
グは、顧客からコンサル ジェンスを実施 の上、詳細なデータを収 客と協議した内容に基づ
ティングを要望され、当 ‒分析から成果の見込みが 集し、分析、検証を実施 き報酬を算出
社がコンサルティングに あるかどうか、成果額は ‒最適な提案を複数パター ‒報酬確定後に支払契約内
より顧客の成果を実現し どの程度か算出し、顧客 ン提示し、顧客の選択後 容に基づき請求を実施
た場合に限る に提案 に成果確定までの実行を
サポート
コンサルティング契約の 成果が出たタイミングで
締結 当社への報酬が発生
Appendix （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 18
契約は3年契約で報酬は3年分割のためストック型に近い
報酬体系および例
コンサルティングによって成果のあった3年分の成果のうち、3分の1が報酬となり、3分
の2が顧客のメリットとなる
3年分割の報酬支払の場合は、段階的であるため、4年連続で支出が前年比減となる
例：コストマネジメントにより、年間100万円下がった場合（経費1,000万円→900万円）
クライアント
合計支払い 当社報酬
1,000万円
合計支払い
960万円 支払い
当社報酬 925万円 支払い
60万円 25万円 915万円 支払い
（60%） （25%） （15%） 900万円
経費
1,000万円
コンサル サポート サポート
経費 経費 経費 経費
実施 実施 実施
900万円 900万円 900万円 900万円
プロジェクト前 1年目 2年目 3年目 4年目以降
1回目お支払 2回目お支払 3回目お支払
スキーム採用月
Appendix （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 19
本資料の取り扱いについて
本資料には、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの記述は、当該記述を作成し
た時点における情報に基づいて作成されたものであり、将来の結果を保証するものではなく、リ
スクや不確実性を内包するものです。実際の結果は様々な要因により、将来の見通しと大きく異
なる可能性があることにご留意ください。
本資料には、監査法人による監査を受けていない過去の財務諸表または計算書類に基づかない管
理数値が含まれています。
本資料の日付以降の事象および状況の変動があった場合にも、本資料の記述を更新または改訂す
る予定はありません。
本資料に含まれる当社以外に関する情報は、公開情報等から引用したものであり、かかる情報の
正確性、合理性等について当社は独自の検証を行っておらず、またこれを保証するものではあり
ません。
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 20