株式会社プロレド・パートナーズ
2021年10月期 第２四半期
決算説明資料
東証一部（証券コード：7034）
2021.6
FY2021 2Q Financial Results
1. 2021年10月期 第２四半期 決算概要 P3
FY2021 Forecast
2. 2021年10月期 業績見通し P13
Growth Strategy Relating to Pro-sign
3. プロサインに関する成長戦略 P18
Update on PE Investing and Stock Buyback
4. ブルパス・キャピタルと自己株式取得の進捗状況 P27
Appendix 1: 2021年10月期 第２四半期決算 補足資料 P32
Appendix 2: 当社のビジネスモデル P36
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FY2021 2Q Financial Results
1. 2021年10月期 第２四半期 決算概要
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1. 2021年10月期 第２四半期 決算概要
業績ハイライト
1. 売上高は順調に推移し、計画通りに着地
2. コスト削減のDXを実現する自社プラットフォーム（「プロサイン」）の開
発投資を本格化した結果、営業利益は計画を下回る
• 顧客からの強い引き合いを踏まえ、期初計画より開発投資を加速
• プロダクト開発やエンジニア採用が順調に進んでおり、下半期にはさら
に投資を積み増す予定
2021年10月期 第２四半期 業績
（連結） （単体）
売上高 20.9 億円 売上高 18.3 億円
営業利益 5.6 億円 営業利益 5.9 億円
投資前
EBITDA1 7.1 億円 投資前
EBITDA1 7.2 億円
1. 投資前EBITDA: 事業開発の途上にある新規事業（プロサイン含む）にかかる損益を控除したもの。単体ベースの金
額は、概ねコスト削減コンサルにかかる利益を表す
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1. 2021年10月期 第２四半期 決算概要
P/Lサマリー（プロレド単体）
2019年10月期 2020年10月期2Q 2020年10月期 2021年10月期2Q 対前同期比
（実績） （実績） （実績） （実績） 増減率（％）
（単位：百万円）
売上高 2,641 1,766 3,270 1,838 +4.1%
売上原価 595 431 924 580 +34.6%
原価率 22.5% 24.4% 28.3% 31.6％
売上総利益 2.046 1,334 2,346 1,258 △5.7%
粗利率 77.5% 75.5% 71.7% 68.4％
販売費及び一般管理費 980 560 1,130 662 +18.2%
販管費比率 37.1% 31.7% 34.6% 36.1%
営業利益 1,065 774 1,216 595 △23.1%
営業利益率 40.3% 43.8% 37.2% 32.4%
投資前EBITDA 1,072 824 1,250 724 △12.1%
投資前EBITDA/売上 40.5％ 46.6％ 38.2％ 39.3％
経常利益 1,046 745 1,189 572 △23.1%
税引前当期純利益 1,046 745 1,189 573 △23.1%
当期 (四半期) 純利益 682 516 869 397 △23.1%
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FY2021 Forecast
2. 2021年10月期 業績見通し
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Growth Strategy Relating to Pro-sign
3. プロサインに関する成長戦略
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3. プロサインに関する成長戦略
日本企業のコスト管理には大きな改善余地あり
日本企業は欧米企業と比べて販管費比率が高い傾向があり、間接材調達のコスト
管理が不十分なことがその一因と考えられる
日米の中堅企業の販管費比率 日本企業のコスト管理上の課題
小売消費財1 産業機械1
1
コスト見える化の遅れ
+8ppt
何にいくらコストをかけているか
34% すぐにわからない、かけるべきコ
+4ppt ストがわかっていない
26% 26%
2
22% 市場価格の未把握
手間のかかる相見積りを取ってい
ない購買品目が多く存在
3
間接材のバラバラ購買
本社での集中購買ができておらず、
実態把握もできていない
n= 27 49 5 33
1) 2020年度の売上高が500百万ドル以上10億ドル未満の上場企業の販管費率の中央値（小売消費財には外食及び観光業は含まない）
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3. プロサインに関する成長戦略
Business Spend Management「プロサイン」
Business Spend
Management(BSM)領域の
SaaSサービス
ーコンセプトー
「企業のコストを
透明化し、適正化と
ガバナンス強化を実現 」
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3. プロサインに関する成長戦略
成長戦略実行のためにマネジメントを大幅強化
CTO 入山徹 CHRO 中西一統 CFO 柴田英治
22 年 間 、 PwC や 光 通 信 P&G、グリー、ファースト ゴールドマン・サックス、ペ
EPARK事業等において基幹 リテイリング他で、22年間、 ルミラ、バークレイズ等にお
系システム開発、WEB系の 国内外での人事領域全般の経 いて19年間プライベート・
新規事業、M＆A、サービス 験を豊富に持つ。当期に当社 エクイティ投資やM&Aのア
開発・運用業務に従事し、前 に参画。人事戦略の立案・実 ドバイザリー業務に携わり、
期末に当社に参画。当社の 行を担い、強化中のエンジニ 当期に当社に参画。M&Aを
DXプラットフォーム構築を ア採用等、当社の成長の礎と 含む成長戦略の立案・実行を
主導 なる人材組織開発を主導 担う
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Update on PE Investing and Stock Buyback
4. ブルパス・キャピタルと自己株式取得の進捗状況
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4. ブルパス・キャピタルと自己株式取得の進捗状況
ブルパス・キャピタルの進捗
2021年3月29日Finalクローズの完了
• みずほ証券株式会社、株式会社みずほ銀行、株式会社福岡銀行、株式会社
プロレド・パートナーズ、他金融機関3社等より1stクローズで65億円の出
資を受け、ドルフィン1号投資事業有限責任組合を組成
• 最終的に運用総額104億円の出資を受け、Finalクローズ完了
ファンド規模 運用総額104億円
投資対象企業規模 20～100億円程度（企業価値ベース）
プロレド・パートナーズのコンサルティングを活用した
ファンドコンセプト
ハンズオン支援を主軸とするバリューアップ・ファンド
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4. ブルパス・キャピタルと自己株式取得の進捗状況
自己株式取得にかかる資本政策
資本効率の改善及び株主還元を実現すべく、自己株式取得を取締役会にて決議。
今後も自己株式取得を継続
資本政策の方針
✓ 資本効率の改善
✓ マクロ環境の不確実性の高まり －ROEの改善
✓ 投資家心理の悪化 ✓ 株主還元
－株価の乱高下 －自己株式取得を主軸
最高 6,280円 (2020/9/30) ✓ 投資余力
最安 3,250円 (2021/3/4) －将来のM&Aに備えて適切な
水準の余力を確保
自己株式取得の概要
• 取得対象株式の種類 当社普通株式
• 取得し得る株式の総数 ：35 万株（上限）
• 株式の取得価額の総額 ：10 億円（上限）
• 取得期間 ：2021 年 3月 17 日～2021 年 10 月 31 日
• 取得済みの株式の総数：5.6万株（2021年6月9日時点）進捗率16.2％
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Appendix 1: 2021年10月期 第２四半期決算 補足資料
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Appendix 1: 2021年10月期 第２四半期決算 補足資料
B/Sサマリー (連結)－前期比較
四半期純利益により利益剰余金が積み上がり、高い自己資本比率(83%)を維持
（単位：百万円）
2020年 2021年 2020年 2021年
差額 差額
10月期 10月期2Q 10月期 10月期2Q
流動資産 6,674 6,979 +305 流動負債 912 943 +30
現金・預金 5,952 6,234 +282 買掛金 28 20 △8
未払金 147 143 △3
売掛金 629 631 +2
未払費用 212 171 △40
棚卸資産 43 3 △39
未払法人税等 193 201 +8
その他 49 108 +59 その他 330 405 +75
固定資産 848 987 +139 固定負債 343 298 △45
有形固定資産 44 7 △37 長期借入金 50 44 △6
無形固定資産 416 396 △20 社債 240 240 -
(うち、のれん) (369) (353) (△15) 退職給付負債 13 13 0
投資その他資産 386 584 +197 資産除去債務 38 - △38
純資産合計 6,266 6,725 +458
資本金 2,025 2,025 0
資本剰余金 2,015 2,015 0
利益剰余金 2,226 2,599 +372
非支配株主持分 - 84 +84
資産合計 7,522 7,967 +444 負債純資産合計 7,522 7,967 +444
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Appendix 1: 2021年10月期 第２四半期決算 補足資料
B/Sサマリー (プロレド単体)－前期比較
ブルパス・キャピタル設立により子会社株式が増加
本社移転の決定により資産除去債務が固定から流動へ振替
（単位：百万円）
2020年 2021年 2020年 2021年
増減額 増減額
10月期 10期2Q 10月期 10月期2Q
流動資産 6,592 6,540 △52 流動負債 867 764 △103
現金・預金 5,846 5,782 △63 買掛金 24 15 △9
未払金 126 134 +7
売掛金 612 584 △28
未払費用 207 164 △43
短期貸付金 100 100 -
未払法人税等 193 201 +8
その他 33 73 +39 その他 315 249 △65
固定資産 913 1,216 +303 固定負債 329 284 △45
有形固定資産 44 7 △37 長期借入金 50 44 △6
無形固定資産 47 42 △5 社債 240 240 -
投資その他資産 820 1,166 +346 資産除去債務 38 - △38
(うち、子会社株式) (451) (651) (+200) 純資産合計 6,308 6,708 +399
資本金 2,025 2,025 0
資本剰余金 2,015 2,015 0
利益剰余金 2,268 2,666 +397
資産合計 7,506 7,757 +251 負債純資産合計 7,506 7,757 +251
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Appendix 2: 当社のビジネスモデル
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Appendix 2: 当社のビジネスモデル
主要領域でコンサルティングフローが確立
最初に契約し、次にデューデリジェンスを行い、顧客が成果内容に興味があれ
ば、コンサルティングを実施。コンサルティングを実施し、顧客の成果が確定
したタイミングで当社への報酬が発生
デューデリジェンス
コンサルティング契約締結 コンサルティング 成果・報酬
（成果の可能性診断）
‒成果の可能性検証を行う ‒コンサルティング対象の ‒提案後、顧客から依頼が ‒顧客の成果確定後にコン
にあたって、「コンサル 状況把握のため、必要な あった場合にコンサル サルティング成果を算出
ティング契約」を締結 情報・データを受領し、 ティングを実施 ‒コンサルティングを開始
‒報酬が発生するタイミン 当社にて簡易デューデリ ‒顧客に必要な要素を確認 する際に、あらかじめ顧
グは、顧客からコンサル ジェンスを実施 の上、詳細なデータを収 客と協議した内容に基づ
ティングを要望され、当 ‒分析から成果の見込みが 集し、分析、検証を実施 き報酬を算出
社がコンサルティングに あるかどうか、成果額は ‒最適な提案を複数パター ‒報酬確定後に支払契約内
より顧客の成果を実現し どの程度か算出し、顧客 ン提示し、顧客の選択後 容に基づき請求を実施
た場合に限る に提案 に成果確定までの実行を
サポート
コンサルティング契約の 成果が出たタイミングで
締結 当社への報酬が発生
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